JP7389269B2 - 光コネクタ及び光コネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタ及び光コネクタの製造方法に関する。
本願は、2020年10月15日に日本に出願された特願2020-173708号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特許文献1には、複数の光ファイバを有する光ファイバケーブルをダクト(管路)に敷設するために、光ファイバケーブルの各光ファイバの端部(先端部)にコネクタ(光コネクタ)を成端した状態で、光ファイバケーブルをダクトに通す方法が開示されている。
日本国特許第6083087号公報
ところで、近年では、ダクトの大きさ(太さ)を変えることなく、より多くの光ファイバをダクトに敷設することが求められている。ここで、ダクトや光ファイバの長手方向から見た光コネクタの大きさは、光ファイバと比べて大きい。このため、光コネクタによるかさ張りが、ダクトに通すことができる光ファイバの数を増加させることの妨げとなる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、より多くの光ファイバをダクトに通すことを可能とする光コネクタ及び光コネクタの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第一態様に係る光コネクタは、接続端面と、前記接続端面まで光ファイバを挿通可能なファイバ孔とを有するフェルールと、前記ファイバ孔の長手方向における前記接続端面側を前方とし、その反対側を後方とするとき、前記フェルールの後方に配されたスプリングと、前記長手方向において前記フェルールとの間に前記スプリングを挟み、前記光ファイバが挿通されるスプリングプッシュと、前記フェルール及び前記スプリングを内部に収容し、前記スプリングプッシュを係止することで、前記フェルールが前記スプリングにより前方に付勢された状態にするハウジングと、を備え、前記スプリングプッシュは、前記光ファイバを挿抜可能に構成されている。
上記の光コネクタにおいて、ハウジングは、その内部にフェルールを収容するように構成される。このため、ハウジングは、ファイバ孔の長手方向から見てフェルールよりも大きい。また、ハウジングに対して係止するスプリングプッシュも、長手方向から見て自ずとフェルールよりも大きくなる。一方、ハウジングは、その内部にスプリングを収容するように構成されているため、スプリングは、ファイバ孔の長手方向から見て、フェルールの大きさよりも小さくすることが可能となる。
そして、上記の光コネクタでは、光ファイバの端部にフェルールを設けた後に、光ファイバをスプリングプッシュに挿通させることができる。また、ハウジングの内部にフェルールを収容することができる。すなわち、光コネクタを構成する部材のうちサイズの大きなハウジング及びスプリングプッシュは、光ファイバの端部にフェルールを設けた後に、これら光ファイバ及びフェルールに対して取り付けることができる。このため、光ファイバの端部に光コネクタを構成する部材のうちサイズの小さいフェルール及びスプリングを設けた状態で、光ファイバをダクトに通した後に、光コネクタを構成する部材のうちサイズの大きなハウジングを光ファイバ及びフェルールに対して取り付けることができる。これにより、光ファイバをダクトに通す段階では、光ファイバの端部における光コネクタの大きさを小さく抑えることができるため、より多くの光ファイバをダクトに通すことが可能となる。
上記光コネクタにおいて、前記フェルールと前記スプリングとの間に配置され、前記スプリングの前端部を保持するピンクランプを、さらに備え、前記光ファイバは、保護部材で保護されており、前記保護部材の一端が、前記ピンクランプに係止していてもよい。
上記光コネクタにおいて、前記スプリングプッシュは、前記スプリングに接する第1部材と、前記第1部材を内部に収容するとともに支持し、前記ハウジングに係止する第2部材と、を有し、前記第2部材は、前記光ファイバを挿抜可能に構成されていてもよい。
上記光コネクタにおいて、前記第2部材は、前記長手方向に直交する方向から前記光ファイバを挿抜可能に構成されてもよい。
上記光コネクタにおいて、前記第2部材は、前記光ファイバを挿通させる筒部を有し、前記筒部の周方向の一部に、前記長手方向における前記筒部の全長にわたって延びるスリットが形成され、前記第1部材は、前記スリットに挿入される位置決め突起を有してもよい。
上記光コネクタにおいて、前記第2部材は、前記長手方向に直交する方向に並ぶ2つの分割構成体によって構成されてもよい。
上記光コネクタでは、前記長手方向に直交する方向において、前記第1部材の最大寸法は、前記フェルールの最大寸法以下であってもよい。
上記光コネクタは、前方から前記ファイバ孔を覆うキャップと、前記長手方向において前記フェルールを貫通するように設けられたガイドピンと、をさらに備え、前記キャップは、前記接続端面から前方に突出する前記ガイドピンの前端部を嵌め入れる嵌合孔を有してもよい。
本発明の第二態様に係る光コネクタの製造方法は、前記光コネクタを製造する方法であって、前記光ファイバの端部から順に、前記フェルール、前記スプリングを配置する第一工程と、前記第一工程の後に、前記光ファイバを前記スプリングプッシュに挿通させる第二工程と、前記第二工程の後に、前記ハウジングの内部に前記フェルール、前記スプリングを収容すると共に、前記スプリングプッシュ及びスプリングプッシュを前記ハウジングに係止させることで前記フェルールが前方に付勢された状態にする第三工程と、を備える。
上記の光コネクタの製造方法では、サイズの小さいフェルール、スプリングを光ファイバに設ける第一工程を実施した後、かつ、サイズの大きいスプリングプッシュを光ファイバに取り付ける第二工程、及び、サイズの大きいハウジングをフェルールに取り付ける第三工程を実施する前に、光ファイバをダクトに通すことができる。これにより、光ファイバをダクトに通す段階では、光ファイバの端部における光コネクタの大きさを小さく抑えることができるため、より多くの光ファイバをダクトに通すことが可能となる。
本発明によれば、より多くの光ファイバをダクトに通すことができる。
第一実施形態に係る光コネクタの斜視図である。 図1のII-II断面矢視図である。 図1の光コネクタの分解斜視図である。 図3の第1部材及び第2部材を拡大して示す斜視図である。 図3及び図4の第1部材を後方側から見た斜視図である。 図3のフェルール、第1部材及び第2部材を前方から見た図である。 図1及び図2の光コネクタの製造方法を示す斜視図である。 図7に続く工程を説明する図である。 図8に続く工程を説明する図である。 図9に続く工程を説明する図である。 第二実施形態に係る光コネクタを構成する第1部材及び第2部材を拡大して示す斜視図である。 図11において第2部材を2つの分割構成体に分割した図である。 図11の第2部材を前方側から見た斜視図である。 図11の第1部材を後方側から見た斜視図である。 第三実施形態に係る光コネクタを示す斜視図である。 図15の光コネクタの分解斜視図である。
<第一実施形態>
以下、本発明の第一実施形態について図1から図10を参照して説明する。
図1から図3に示すように、第一実施形態の光コネクタ1Aは、光ケーブル10と、フェルール20と、ハウジング30と、カップリング40と、キャップCと、2本のガイドピン50と、ピンクランプ60と、スプリング70と、スプリングプッシュ80と、圧着リング90と、を備える。本実施形態の光コネクタ1Aは、いわゆるMPO(Multi-fiber Push On)タイプである。
図2及び図3に示すように、光ケーブル10は、複数本の光ファイバ11と、これら複数本の光ファイバ11を被覆する外皮12と、を有する。複数本の光ファイバ11の長手方向の端部は、フェルール20内に挿通させるために、外皮12の端部から外側に引き出されている。すなわち、ハウジング30内の光ファイバ11の外周には、外皮12が設けられていない。
フェルール20には、2つのガイド孔21と、複数のファイバ孔22と、2つの規制突起23とが形成されている。ガイド孔21及びファイバ孔22はフェルール20の接続端面24に開口している。各ガイド孔21にはガイドピン50が挿通され、各ファイバ孔22には光ケーブル10の光ファイバ11の端部が挿通される。フェルール20が有するファイバ孔22の数は適宜変更可能であり、例えば1つだけでもよい。すなわち、光コネクタ1Aが備える光ファイバ11の数は、1本でもよいし、複数本でもよい。
また、光コネクタ1Aは、ブーツ25を有する。ブーツ25は、フェルール20内に挿入されている。
(方向定義)
本実施形態では、光ファイバ11やガイド孔21、ファイバ孔22の長手方向を軸方向Xと呼ぶ。2つのガイド孔21あるいは2つのガイドピン50が並べられた方向を左右方向Y(横幅方向)と呼ぶ。左右方向Yは軸方向Xに直交している。軸方向X及び左右方向Yの双方に直交する方向を上下方向Z(縦幅方向)と呼ぶ。また、軸方向Xにおける接続端面24側を前方(+X側)又は先端側と呼び、その反対側を後方(-X側)又は基端側と呼ぶ。
フェルール20のガイド孔21及びファイバ孔22は、それぞれフェルール20を軸方向Xに貫通している。また、フェルール20の規制突起23は、左右方向Yにおけるフェルール20の両端から外側に突出している。
フェルール20の接続端面24には、ファイバ孔22に挿入された光ファイバ11の端面が露出する。接続端面24は、例えば上方から下方に向かうに従って後方に向かうように、上下方向Zに対して傾斜していてもよい。このような傾斜を有する接続端面24は、例えばフェルール20を研磨することで形成できる。
本実施形態のフェルール20は、図6に示すように前方から見て、上下方向Z(縦幅方向)の寸法が左右方向Y(横幅方向)の寸法よりも小さい横長の長方形に形成されている。
図2及び図3に示すように、ハウジング30は、軸方向Xに延びる筒状に形成されている。ハウジング30は前方及び後方に向けて開口している。ハウジング30には、後方からフェルール20が挿入される。フェルール20をハウジング30の内部に収容した状態においては、フェルール20の規制突起23がハウジング30の内側に形成された抜け止め部31に対して後方から当接する。すなわち、フェルール20の規制突起23は、フェルール20がハウジング30から前方に脱落することを規制する。ハウジング30の内部に収容されたフェルール20のうち接続端面24を含む前端部分は、ハウジング30の前端の開口部から前方に突出する。
図2に示すように、ハウジング30には、2つの係止孔32が形成されている。係止孔32は、左右方向Yにおけるハウジング30の両端部に形成されている。図2において各係止孔32は左右方向Yにおいてハウジング30の内側から外側に貫通している。なお、各係止孔32は、例えば貫通せずにハウジング30の内側から外側に向かって窪む有底の孔であってもよい。
図1から図3に示すように、カップリング40は、軸方向Xに延びる筒状に形成されており、ハウジング30を外側から囲っている。詳細な説明は省略するが、カップリング40は、光コネクタ1Aを接続対象物(アダプタなど)から引き抜く際に、使用者によって把持されて後方に引かれる部材である。
図2に示すように、軸方向Xにおいてハウジング30とカップリング40との間には、2つの第2スプリング35が設けられている。2つの第2スプリング35は、左右方向Yにおけるハウジング30の両側に配置されている。第2スプリング35は、カップリング40を前方に向けて付勢し、ハウジング30を後方に向けて付勢する。第2スプリング35は、ハウジング30に対して後方に移動したカップリング40を、前方に復元変位させる役割を有する。
図2及び図3に示すように、ピンクランプ60は、フェルール20の後方に配置され、フェルール20から後方に突出するガイドピン50の後端部を保持する。ピンクランプ60は、クランプ本体61と、スプリング保持部62と、を有する。
クランプ本体61は、2本のガイドピン50の後端部をそれぞれ保持する2つのピン保持部63を含む。ピン保持部63に保持された各ガイドピン50は、軸方向Xにおいてクランプ本体61の前方に延びる。各ガイドピン50は、例えば、フェルール20の後方からガイド孔21に挿入され、フェルール20の接続端面24から前方に突出する。2本のガイドピン50を保持するクランプ本体61が後方からフェルール20に接触することで、2本のガイドピン50がフェルール20の前方に抜け出すことを防ぐ。なお、フェルール20の基端部(基端側の端部)とクランプ本体61の位置関係が固定されており、また、ピン保持部63が弾性体であれば、ガイドピン50をフェルール20の先端側(接続端面24側)から挿入してガイドピン50をクランプ本体61(ピン保持部63)に嵌め入れて固定することも可能である。
スプリング保持部62は、クランプ本体61から後方に突出している。スプリング保持部62は、ピンクランプ60の後方に配される筒状のスプリング70の前端部を保持する。具体的には、スプリング保持部62がスプリング70の前端部の内側に嵌め入れられる。これにより、スプリング70の前端部がピンクランプ60に保持される。
また、ピンクランプ60には、軸方向Xに貫通する挿通孔64が形成されている。挿通孔64は、軸方向Xに並ぶクランプ本体61及びスプリング保持部62の両方に形成される。挿通孔64には、フェルール20から後方に延出する光ファイバ11の延出部13が挿通される。
キャップCは、フェルール20の接続端面24に開口するファイバ孔22を前方から覆うことで、接続端面24に露出する光ファイバ11の端面に汚れなどが付着したり、傷が付いたりすることを抑制する。キャップCは、2つの嵌合孔CHを有する。2つの嵌合孔CHには、フェルール20の接続端面24から前方に突出するガイドピン50の前端部が嵌め入れられる。これにより、キャップCをフェルール20の接続端面24に保持することができる。
図1及び図2に示すように、キャップCは、フェルール20に取り付けられた状態で前方から見て、フェルール20の外側に張り出さない大きさ、つまり、軸方向Xから(光コネクタ1Aの正面から)見たとき、接続端面24の外周よりも内側に収まるよう形成されている。本実施形態において、前方から見たキャップCの形状及び大きさは、前方から見たフェルール20の形状及び大きさと同等である。また、本実施形態のキャップCは、フェルール20から前方に離れるにしたがって軸方向Xに直交する断面が小さくなる先細り形状に形成されている。
図2及び図3に示すように、スプリング70は、フェルール20やピンクランプ60の後方に配され、軸方向Xに弾性変形可能である。具体的に、スプリング70は、軸方向Xに弾性的に伸縮する筒状のコイルスプリングである。スプリング70の内側には、ピンクランプ60の後方において光ファイバ11の延出部13が挿通される。スプリング70は、フェルール20やピンクランプ60と共にハウジング30の内部に収容される。
スプリングプッシュ80は、軸方向Xにおいてスプリングプッシュ80とピンクランプ60との間にスプリング70を挟む。図2から図4に示すように、スプリングプッシュ80は、第1部材81と、第2部材82と、有し、光ファイバ11を挿通可能である。
第1部材81は、スプリング70の後方に配され、スプリング70の後端部に接するように設けられる。図示しないが、第1部材81は、スプリング70の後端部に配置された状態で、フェルール20とピンクランプ60とスプリング70と共にハウジング30の内部に収容可能である。第1部材81は、本体部811と、スプリング保持部812と、位置決め突起813と、を有する。
本体部811は、スプリング70に対応する筒状に形成されている。本体部811の内側には、スプリング70の後方において光ファイバ11の延出部13が挿通される。軸方向Xから見た本体部811の大きさは、筒状のスプリング70の外径の大きさに対応している。これにより、第1部材81がスプリング70の後方に配されることで、本体部811はスプリング70の後端を覆うことができる。
スプリング保持部812は、本体部811から前方(先端側)に突出している。スプリング保持部812は、スプリング70の後端部を保持する。具体的には、スプリング保持部812が筒状とされたスプリング70の後端部の内側に嵌め入れられることで、スプリング70の後端部がスプリング保持部812に保持される。これにより、第1部材81がスプリング70の後端部に固定される。スプリング保持部812は、筒状に形成された本体部811の内側の空間を前方側から覆わないように形成されている。スプリング保持部812は、図3及び図4に示すように上下方向Zに分割して形成されているが、例えば本体部811と同様の筒状に形成されてもよい。
図3から図5に示すように位置決め突起813は、本体部811から後方に突出している。位置決め突起813は、本体部811の内側の空間を後方側から覆わないように、本体部811の周方向の一部に形成されている。図5において、位置決め突起813は上下方向Zにおける本体部811の上端に形成されているが、位置決め突起813の位置は、これに限らない。位置決め突起813は、軸方向Xにおいて後述する第2部材82のスリット823に挿入される(図9参照)。
図6に示すように、軸方向X(長手方向)に直交する方向において、第1部材81の最大寸法L1は、フェルール20の最大寸法L2以下である。本実施形態において、第1部材81は軸方向Xから見て円形状に形成されている。このため、第1部材81の最大寸法は軸方向Xから見た円形状の直径寸法となる。一方、フェルール20は軸方向Xから見て左右方向Yを長辺とする長方形状に形成されている。このため、フェルール20の最大寸法は軸方向Xから見て左右方向Y(横幅方向)の寸法となる。
そして、第1部材81の直径寸法(左右方向Yの寸法)は、図6に示すように前方から見て、左右方向Yにおけるフェルール20の寸法(長辺の寸法)以下である。このため、第1部材81は、フェルール20の左右方向Yの両端から外側に張り出さない。一方、第1部材81の直径寸法(上下方向Zの寸法)は、上下方向Zにおけるフェルール20の寸法(短辺の寸法)よりも大きいため、第1部材81はフェルール20の上下方向Zの両端から外側に張り出す。ただし、上下方向Zにおいてフェルール20の両端から外側に張り出す第1部材81の張り出し長さは、上下方向Zにおけるフェルール20の寸法よりも小さい。
図2から図4に示す第2部材82は、第1部材81を後方(基端側)から支持する。また、第2部材82は、ハウジング30に係止される。第2部材82は、筒部821と、2つの係止片822と、を有する。
筒部821は、軸方向Xに延びる筒状に形成され、第1部材81の後方において光ファイバ11の延出部13を挿通させる。筒部821は、フェルール20が光ファイバ11の端部に設けられた状態で、光ファイバ11の延出部13を挿抜可能に構成されている。具体的に、筒部821にはスリット823が形成されている。スリット823は、筒部821の周方向の一部において、軸方向Xにおける筒部821の全長にわたって延びている。すなわち、スリット823は、筒部821の軸方向Xの両端に開口している。これにより、光ファイバ11の延出部13を筒部821のスリット823に通すことで、延出部13を筒部821に対して軸方向Xに直交する方向から挿抜することができる。本実施形態のスリット823は、上下方向Zにおける筒部821の上端に形成されている。
本実施形態において、光ファイバ11の延出部13を挿通させる筒部821の内部空間は、軸方向Xから見て、フェルール20、ピンクランプ60、スプリング70及び第1部材81よりも小さい。このため、筒部821の内部空間には、フェルール20、ピンクランプ60、スプリング70及び第1部材81を通すことができない。
上記した筒部821の前端が、第1部材81の本体部811の後端に接触することにより、筒部821は第1部材81を後方から支持する。また、筒部821が第1部材81を後方から支持した状態では、軸方向Xにおいて第1部材81の位置決め突起813が筒部821のスリット823に挿入される(図9参照)。これにより、第1部材81と第2部材82とが軸方向Xに直交する方向において相対的に位置ずれすることを抑制又は防止できる。また、筒状の第1部材81と第2部材82とが周方向に位置ずれすることも抑制又は防止できる。このように、スリット823の一部が、スリット823の一部に位置決め突起813を挿入することで第1部材81の回転を抑制するための、抑制部として機能する。
本実施形態の筒部821は、軸方向Xに延びる筒状の筒本体824と、筒本体824の前端部において左右方向Yの両側に張り出す張出部825と、を含む。筒本体824は、軸方向Xに延びる筒状に形成されている。筒本体824は、光ケーブル10の外皮12の内側に挿入される。筒本体824の外周面には、複数の突起826が形成されている。複数の突起826は、筒本体824を外皮12の内側に挿入した状態で、外皮12の内周に引っ掛かる。これにより、筒本体824を外皮12の内側に挿入した状態において、筒本体824が外皮12の外側に抜き出ることを抑制することができる。
2つの係止片822は、それぞれ筒部821から前方に延びている。具体的に、2つの係止片822は、筒部821のうち張出部825の左右方向Yの両端部から前方に延びている。各係止片822の前端には係止突起827が形成されている。各係止突起827は、係止片822から左右方向Yにおける第2部材82の外側に突出している。図6に示すように、2つの係止片822は、軸方向Xから見てフェルール20の左右方向Yの両端から外側に張り出すように位置する。
図2に示すように、各係止突起827は、ハウジング30の係止孔32に係止される。具体的には、軸方向Xにおいて第2部材82の筒部821が、筒部821とフェルール20との間にピンクランプ60、スプリング70及び第1部材81を挟む。さらには、第2部材82の係止片822が後方からハウジング30の内部に挿入された状態で、第2部材82の係止突起827がハウジング30の係止孔32に係止される。この状態では、スプリング70が弾性的に圧縮変形(弾性変形)し、このスプリング70の弾性力によってフェルール20が前方に付勢される。
図2及び図3に示すように、圧着リング90は、筒状に形成されている。圧着リング90は、光ケーブル10の外皮12及び外皮12の内側に挿入された第2部材82の筒部821(筒本体824)を外側から圧着して、外皮12と筒本体824とを固定する。圧着リング90には、第2部材82と同様に、圧着リング90の周方向の一部において、軸方向Xにおける圧着リング90の全長にわたって延びるスリット91が形成されている。
次に、本実施形態の光コネクタ1Aを製造する製造方法の一例について主に図7から図10を参照して説明する。
光コネクタ1Aを製造する際には、はじめに第一工程を実施する。第一工程では、図3に示すように光ファイバ11の端部から順に、フェルール20、2本のガイドピン50(図3参照)を保持したピンクランプ60、スプリング70及び第1部材81を配置する。
具体的に、第一工程では、はじめに、光ケーブル10の外皮12から引き出された光ファイバ11の端部を、第1部材81、スプリング70及びピンクランプ60に挿通させた上で、フェルール20のファイバ孔22(図3参照)に挿入する。次いで、フェルール20の後方にピンクランプ60を接触させ、ピンクランプ60に保持された2本のガイドピン50をそれぞれフェルール20の後方からガイド孔21(図3参照)に挿入し、各ガイドピン50の前端部をフェルール20の接続端面24(図3参照)から突出させる。また、スプリング70の両端部をピンクランプ60及び第1部材81のスプリング保持部812に保持させる。さらに、各ガイドピン50の前端部をキャップCの嵌合孔CH(図2参照)に嵌め入れることで、キャップCがフェルール20の接続端面24に開口するファイバ孔22を覆う。これにより、第一工程が完了する。図7は、上記した第一工程後の状態を示している。
上記した第一工程は、フェルール20(特に接続端面24)に対する光ファイバ11の位置決めなど高い精度が要求される作業が多いため、工場で実施されることが好ましい。
第一工程後には、第二工程を実施する。第二工程では、図7及び図8に示すように、フェルール20の後方に延びる光ファイバ11の延出部13を、第1部材81の後方において第2部材82の筒部821に挿通させる。本実施形態では、光ファイバ11の延出部13を筒部821のスリット823に通すことで、延出部13が筒部821の内側に挿通される。
その後、図8及び図9に示すように、第2部材82を前方に移動させて第2部材82により第1部材81を後方から支持する。また、第1部材81の位置決め突起813を第2部材82のスリット823に挿入することで、第1部材81と第2部材82とを相対的に位置決めする。
また、第二工程では、図7から図9に示すように、光ファイバ11の延出部13を第2部材82の後方において圧着リング90に挿通させる。具体的には、第2部材82と同様に、光ファイバ11の延出部13を圧着リング90のスリット91に通すことで、延出部13が圧着リング90の内側に挿通される。
第二工程の後には、第三工程を実施する。第三工程では、図9及び図10に示すように、ハウジング30の後方から内部にフェルール20、ピンクランプ60、スプリング70及び第1部材81を収容すると共に、第2部材82をハウジング30に係止させる。これにより、スプリング70が弾性変形し、フェルール20がスプリング70の弾性力によって前方に付勢された状態となる。
上記した第二工程及び第三工程は、高い精度が要求される作業を含まないため、例えば光ケーブル10(光ファイバ11)をダクトに敷設する現場において実施されてよい。
最後に、第2部材82の筒部821を光ケーブル10の外皮12に挿入し、これら筒部821及び外皮12を外側から圧着して固定する固定工程を実施することで、光コネクタ1Aの製造が完了する。
なお、上記した光コネクタ1Aの製造方法において、固定工程は例えば第二工程と第三工程との間に実施されてもよい。
以上説明したように、第一実施形態の光コネクタ1Aにおいて、ハウジング30は、その内部にフェルール20を収容するように構成される。このため、ハウジング30は、ファイバ孔22の長手方向から見てフェルール20よりも大きい。また、ハウジング30に対して係止するスプリングプッシュ80も、長手方向から見て自ずとフェルール20よりも大きくなる。一方、ハウジング30は、その内部にスプリング70を収容するように構成されているため、スプリング70は、ファイバ孔22の長手方向から見て、フェルール20の大きさよりも小さくすることが可能となる。このような光コネクタ1Aでは、光ファイバ11の端部にフェルール20を設けた後に、光ファイバ11をサイズの大きなスプリングプッシュ80に挿通させることができる。その結果、より多くの光ファイバ11をダクトに通すことが可能となる。
また、スプリングプッシュ80は、スプリング70に接する第1部材81と、第1部材81を内部に収容するとともに支持し、ハウジング30に係止する第2部材82と、を有し、第2部材82は、光ファイバ11を挿抜可能に構成されている。この構成により、ハウジング30及びこれに係止する第2部材82は、軸方向Xから見てフェルール20よりも大きい。例えば図6に示すように、軸方向Xから見て、左右方向Yにおける第2部材82の寸法は、左右方向Yにおけるフェルール20の寸法よりも大きい。一方、スプリング70及びピンクランプ60はハウジング30に収容される。さらに、第1部材81はハウジング30に係止する機能を有していない構成にすることにより、軸方向Xから見てフェルール20の外側に張り出すスプリング70、ピンクランプ60及び第1部材81の大きさを小さくすることができるので、より多くの光ファイバ11をダクトに通すことが可能となる。
そして、第一実施形態の光コネクタ1A及び光コネクタ1Aの製造方法では、光ファイバ11の端部にサイズの小さなフェルール20を設けると共に、フェルール20の後方にサイズの小さなピンクランプ60、スプリング70を設ける第一工程の後に、光ファイバ11の延出部13をサイズの大きなスプリングプッシュ80に挿通させる第二工程を実施することができる。また、第一工程の後に、サイズの大きなハウジング30の内部にフェルール20、ピンクランプ60及びスプリング70を収容させる第三工程を実施することができる。すなわち、光ファイバ11の端部にサイズの小さなフェルール20を設けたり、フェルール20の後方にサイズの小さなピンクランプ60、スプリング70を設けた後に、サイズの大きなスプリングプッシュ80及びハウジング30を光ファイバ11及びフェルール20に対して取り付けることができる。
これにより、光ファイバ11の端部にサイズの小さなフェルール20、ピンクランプ60、スプリング70を設ける第一工程を実施した後、かつ、サイズの大きなスプリングプッシュ80及びハウジング30を設ける第二工程及び第三工程を実施する前に、光ファイバ11(光ケーブル10)をダクトに通すことが可能となる。すなわち、光ファイバ11(光ケーブル10)をダクトに通す段階では、光ファイバ11の端部における光コネクタ1Aの大きさを小さく抑えることができる。したがって、より多くの光ファイバ11(光ケーブル10)をダクトに通すことが可能となる。
また、第一実施形態によれば、スプリングプッシュ80の筒部821は、軸方向Xに直交する方向から光ファイバ11の延出部13を挿抜可能に構成されている。このため、光ファイバ11の端部に設けられたフェルール20やピンクランプ60、スプリング70をスプリングプッシュ80の筒部821の内側に通すことなく、光ファイバ11の延出部13をスプリングプッシュ80の筒部821に挿通させることができる。これにより、光ファイバ11の延出部13を挿通させるスプリングプッシュ80の筒部821の内部空間の大きさが、軸方向Xから見てフェルール20やピンクランプ60、スプリング70よりも小さくても、光ファイバ11の延出部13をスプリングプッシュ80の筒部821に簡単に挿通させることができる。
また、第一実施形態によれば、スプリングプッシュ80の筒部821の周方向の一部には、軸方向Xにおけるスプリングプッシュ80の筒部821の全長にわたって延びるスリット823が形成されている。これにより、光ファイバ11の延出部13をスプリングプッシュ80の筒部821のスリット823に通すことで、光ファイバ11の延出部13をスプリングプッシュ80の筒部821に挿通させることができる。したがって、フェルール20やピンクランプ60、スプリング70をスプリングプッシュ80の筒部821の内側に通すことなく、光ファイバ11の延出部13をスプリングプッシュ80の筒部821に対して確実に挿通させることができる。
また、第一実施形態によれば、スプリングプッシュ80の第1部材81は、筒部821のスリット823に挿入される位置決め突起813を有する。このため、第1部材81の位置決め突起813が第2部材82の筒部821のスリット823に挿入されることで、第1部材81と第2部材82とを相対的に位置決めすることができる。
また、第一実施形態によれば、軸方向X(長手方向)に直交する方向において、スプリングプッシュ80の第1部材81の最大寸法L1は、フェルール20の最大寸法L2以下である。このため、軸方向Xから見てフェルール20の外側に張り出す第1部材81の大きさを特に小さくすることができる。これにより、光ファイバ11をダクトに通す段階では、光ファイバ11の端部における光コネクタ1Aの大きさをさらに小さく抑えることができるため、さらに多くの光ファイバ11をダクトに通すことが可能となる。
また、第一実施形態によれば、スプリングプッシュ80の第1部材81は、スプリング70の後端部を覆う。これにより、フェルール20の後方にスプリング70及び第1部材81を取り付けた状態で光ファイバ11をダクトに通す際に、フェルール20から後方に延びる光ファイバ11の延出部13がスプリング70の後端部によって傷つくことを防止できる。すなわち、光ファイバ11をダクトに通す際に光ファイバ11の保護を図ることができる。
また、第一実施形態によれば、スプリングプッシュ80の第1部材81は、第1部材81のスプリング保持部812がスプリング70の後端部に嵌まることでスプリング70に固定される。これにより、ハウジング30及び第2部材82を取り付ける前の状態、特に光ファイバ11をダクトに通す際に、第1部材81がスプリング70の後端部から不意に外れることを抑制又は防止することができる。
また、第一実施形態によれば、第1部材81のスプリング保持部812は、スプリング70の後端部の内側に嵌め入れられるように構成されている。このため、軸方向Xから見てスプリング70の外側に第1部材81が張り出すことを防止しながら、第1部材81をスプリング70の後端部に固定することができる。
また、第一実施形態によれば、キャップCの嵌合孔CHにガイドピン50の前端部が嵌め入れられることで、キャップCがフェルール20の接続端面24に開口するファイバ孔22を前方から覆った状態にキャップCを保持することができる。これにより、軸方向Xから見てキャップCがフェルール20の外側にはみ出すように形成されなくても、フェルール20のファイバ孔22を前方から覆う位置にキャップCを保持することができる。したがって、ファイバ孔22を通して接続端面24に露出する光ファイバ11の端面をキャップCによって保護しても、光ファイバ11をダクトに通す段階で光ファイバ11の端部における光コネクタ1Aの大きさを小さく抑えて、より多くの光ファイバ11をダクトに通すことができる。
また、第一実施形態によれば、キャップCの嵌合孔CHにガイドピン50の前端部が嵌め入れられることで、フェルール20を、ガイドピン50の前端部に設けたキャップCと、ガイドピン50の後端部に設けたピンクランプ60との間に挟むことができる。これにより、ハウジング30や第2部材82がフェルール20に取り付けられていなくても、フェルール20がガイドピン50及びピンクランプ60に対して前方に抜け出ることを防止できる。したがって、ハウジング30や第2部材82がフェルール20に取り付けられていない状態で光ファイバ11をダクトに通す際にフェルール20が脱落することを防止できる。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態に係る光コネクタ1Bについて、主に図11から図14を参照して説明する。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図11及び図12に示す第二実施形態の光コネクタ1Bは、スプリングプッシュ80Bを除いて、第一実施形態と同様の構成(光ケーブル10、フェルール20、ハウジング30、カップリング40、キャップC、ガイドピン50、ピンクランプ60、スプリング70、圧着リング90(図1から図3等参照))を備える。図11及び図12においては、光コネクタ1Bのうち第一実施形態の光コネクタ1Aと同様の構成が光ファイバ11を除いて省略されている。
スプリングプッシュ80Bは、第一実施形態のスプリングプッシュ80と同様に、第1部材81Bと、第2部材82Bとを有する。
第1部材81Bは、本体部811と、スプリング保持部812と、位置決め突起813Bと、を有する。本体部811及びスプリング保持部812の構成は、第一実施形態と同様である。第1部材81Bの位置決め突起813Bは、図14に示すように本体部811から後方に2つ突出している。2つの位置決め突起813Bは、本体部811のうち左右方向Yの両端部に位置している。なお、2つの位置決め突起813Bは、例えば本体部811のうち上下方向Zの両端部に位置してもよい。
図11及び図13に示すように、第2部材82Bは、筒部821Bと、2つの係止片822と、を有する。筒部821B及び係止片822の構成は、第一実施形態と概ね同じである。ただし、筒部821Bにはスリット823(図4等参照)が形成されていない。また、筒部821Bには、軸方向Xにおいて第1部材81B(特に位置決め突起813B)に対向する面から窪む位置決め凹部828が形成されている。位置決め凹部828の数は、前述した位置決め突起813Bの数(2つ)に対応している。2つの位置決め凹部828は、筒部821Bにおいて左右方向Yに間隔をあけて並んでいる。各位置決め凹部828には、第1部材81Bの位置決め突起813Bが軸方向Xに挿入される。これにより、第1部材81Bと第2部材82Bとが軸方向Xに直交する方向において相対的に位置ずれすることを抑制又は防止できる。また、筒状の第1部材81Bと第2部材82Bとが周方向に位置ずれすることも抑制又は防止することができる。
図12から図14に示すように、本実施形態の第2部材82Bは、2つの分割構成体85によって構成されている。各分割構成体85は半筒状部851を有する。半筒状部851は、軸方向Xに延びる半筒状に形成されている。2つの分割構成体85の半筒状部851が組み合わされることで、筒部821Bが構成される。
各分割構成体85の半筒状部851には、2つの凸部853と、2つの凹部854と、が形成されている。2つの分割構成体85の一方の凸部853が他方の凹部854に嵌め入れられることで、2つの分割構成体85が互いに固定される。
2つの分割構成体85は、軸方向Xに直交する方向に並ぶ。本実施形態では、2つの分割構成体85が第2部材82Bにおいて2つの係止片822が並ぶ方向(すなわち左右方向Y)に並ぶ。このため、各分割構成体85は、半筒状部851に一体に形成された1つの係止片822を有する。
第二実施形態の光コネクタ1Bは、第一実施形態の光コネクタ1Aの製造方法と同様の第一工程、第二工程、第三工程などを実施することで、製造することができる。ただし、本実施形態の第二工程では、図11及び図12に示すように、軸方向Xに直交する方向(図11及び図12では左右方向Y)において光ファイバ11の延出部13を第2部材82Bの2つの分割構成体85の間に配した状態で、2つの分割構成体85を組み合わせることにより、延出部13が第2部材82Bの筒部821Bの内側に挿通される。
第二実施形態の光コネクタ1B及び光コネクタ1Bの製造方法によれば、第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、第二実施形態の光コネクタ1Bによれば、第2部材82B(特に筒部821B)が2つの分割構成体85によって構成されている。このため、軸方向Xに直交する方向において光ファイバ11の延出部13を2つの分割構成体85の間に配した状態で、2つの分割構成体85を組み合わせることにより、延出部13を第2部材82Bの筒部821Bに挿通させることができる。すなわち、2つの分割構成体85を互いに着脱することで、延出部13を筒部821Bに対して軸方向Xに直交する方向から挿抜することができる。したがって、フェルール20やピンクランプ60、スプリング70、第1部材81Bを筒部821Bの内側に通すことなく、光ファイバ11の延出部13を筒部821Bに対して確実に挿通させることができる。
第二実施形態の光コネクタ1Bでは、例えば、第2部材82Bのうち筒部821Bだけが2つの分割構成体85によって構成され、第2部材82Bの2つの係止片822は一方の分割構成体85にのみ含まれてもよい。このように第2部材82Bを構成するためには、例えば筒部821B(特に筒本体824)が上下方向Zに並ぶ2つの半筒状部851によって構成されればよい。
<第三実施形態>
次に、本発明の第三実施形態に係る光コネクタ1Cについて、図15及び図16を参照して説明する。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態の光コネクタ1Cでは、図15に示すように、主にピンクランプ600の形状、外皮(保護部材)120の形成領域、及びスプリングプッシュ80の構成において、第1実施形態と異なる。
ピンクランプ600は、さらに突起部621を有する。突起部621は、スプリング保持部620から後方に突出している。突起部621は、図15に示すように、ストレート部622と、張出部623とを有する。
ストレート部622は、スプリング保持部620から後方に延び、直線形状である。張出部623は、ストレート部622の後方に設けられ、ストレート部622よりも外側に張り出している。
また、ピンクランプ600には、軸方向Xに貫通する挿通孔640が形成されている。挿通孔640は、軸方向Xに並ぶクランプ本体61、スプリング保持部620、突起部621に形成される。挿通孔640には、フェルール20から後方に延出する光ファイバ11の延出部13が挿通される。
図15に示すように、外皮120の一端120aが、突起部621のストレート部622に係止している。これにより、突起部621は、外皮120により覆われている。外皮120は、例えば編組チューブを用いることができる。編組チューブとは、繊維(一般的には樹脂繊維)をメッシュ状に編み込んで作られたチューブである。外皮120として編組チューブを用いることにより、外皮120は、図15に示すように、突起部621の形状に応じて変形可能である。すなわち、突起部621が外皮120の内側に挿入した状態で、張出部623が、外皮120を内側から外側に向かって押し広げている。これにより、張出部623が外皮120に引っかかりやすい。
圧着リング625は、筒状に形成されている。圧着リング625には、圧着リング625の周方向の一部において、軸方向Xにおける圧着リング625の全長にわたって延びる開口626が形成されている。圧着リング625は、光ケーブル10の外皮12及び外皮12の内側に配置されている突起部621を外側から圧着する。これにより、外皮120と突起部621とが固定される。
本実施形態では、スプリングプッシュ80は、第1部材を有していない。また、図15に示すように、第2部材82の内部に段部830が形成されている。スプリング70の後端部が段部830の前面831に接するように、スプリング70は設けられている。前面831の大きさは、スプリング70の外径の大きさに対応している。第2部材82がスプリング70の後方に配置されることで、スプリング70が前方に付勢されている。
また、ブーツ250は、軸方向Xに延びる筒状に形成され、フェルール20内に設けられている。ブーツ250の一端は、フェルール内20内に挿通され、ブーツ250の他端はフェルール20の外側に突出している。ブーツ250内には、光ファイバ11が挿通されている。ブーツ250は、弾性部材により形成されている。ブーツ25は、光ファイバ11に応力が加わらないように光ファイバを保護するための部材である。
次に、本実施形態の光コネクタ1Cを製造する製造方法の一例について説明する。なお、光コネクタ1Cの製造方法は基本的に第1実施形態と同様であるため、異なる点のみ説明する。
第一工程では、図16に示すように、光ファイバ11の端部から順に、フェルール20、2本のガイドピン50を保持したピンクランプ600及びスプリング70を配置する。
第二工程では、スプリングプッシュ80の前面831にスプリング70を当接させる。さらに、外皮120の一端120aを突起部621に被せる。圧着リング625の開口626に外皮120で覆われた突起部621を通す。圧着リング625を圧着することによって外皮120と突起部621とを固定する。
第三工程では、ハウジング30の後方から内部にフェルール20、ピンクランプ600及びスプリング70を収容すると共に、スプリングプッシュ80をハウジング30に係止させる。これにより、スプリング70が弾性変形し、フェルール20がスプリング70の弾性力によって前方に付勢された状態となる。
以上説明したように、本実施形態の光コネクタ1Cにおいては、第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、光ファイバ11は、外皮120(保護部材)で保護されており、外皮120の一端120aが、ピンクランプ600に係止している。これにより、スプリング70が、長手方向において移動したとしても、スプリング70が光ファイバ11に接触することがないため、スプリング70によって光ファイバ11が傷つくことを防止することができる。すなわち、光ファイバをダクトに通す際に光ファイバ11の保護を図ることができる。
また、外皮120の一端120aが、ピンクランプ600の突起部621のストレート部622まで延びているため、突起部621が外皮120の外側に抜き出ることをより抑制することができる。さらに、突起部621が、張出部623を有しているため、より確実に突起部621が外皮120の外側に抜き出ることを抑制することができる。
本実施形態の光コネクタ1Cの製造方法においては、第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、第1実施形態に比べて、第1部材81を備えていないため、第1部材81を配置する工程を省略することが可能となる。これにより、製造時間の短縮を図ることが可能となる。
なお、外皮120として、編組チューブを用いたが、これに限らず、他の素材を用いてもよい。第1実施形態及び第2実施形態の外皮12も、編組チューブを用いてもよい。
また、ピンクランプ600の形状は、第1実施形態の形状と異なるとしたが、第1実施形態の形状と同じであってもよい。この構成の場合、ピンクランプ600の後端であるスプリング保持部620まで外皮120の一端120aが延びていればよい。
また、外皮120の一端120aが、ピンクランプ600の突起部621のストレート部622に係止されている構成としたが、張出部623まで延びている構成であってもよい。この構成の場合、外皮120の長手方向の長さ寸法を短くすることができるとともに、圧着リング625を省略することが可能となる。
また、外皮120と突起部621とを圧着リング625により固定させたが、必ずしも圧着リング625を備えていなくてもよい。ストレート部622の外径よりも小さい内径を有するとともに弾性を有する外皮120を用いて、突起部621を被覆すことにより、外皮120と突起部621とを固定させてもよい。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
本発明の第1から第3実施形態の光コネクタにおいて、第1部材81,81Bのスプリング保持部812は、例えばスプリング70の後端部がスプリング保持部812の内側に嵌め入れられるように構成されてもよい。
本発明の第1及び第2実施形態の光コネクタは、例えばピンクランプ60を備えなくてもよい。この場合、ガイドピン50は例えばフェルール20に固定されてもよい。また、フェルール20がスプリング70の前端部を支持したり保持したりしてよい。
L1…第1部材の最大寸法、L2…フェルールの最大寸法、1A,1B,1C…光コネクタ、11…光ファイバ、13…延出部、20…フェルール、22…ファイバ孔、24…接続端面、30…ハウジング、50…ガイドピン、60,600…ピンクランプ、70…スプリング、80,80B…スプリングプッシュ、81,81B…第1部材、813…位置決め突起、82,82B…第2部材、821,821B…筒部、823…スリット、85…分割構成体、C…キャップ、CH…嵌合孔、X…軸方向(ファイバ孔の長手方向)

Claims (7)

  1. 接続端面と、前記接続端面まで光ファイバを挿通可能なファイバ孔とを有するフェルールと、
    前記ファイバ孔の長手方向における前記接続端面側を前方とし、その反対側を後方とするとき、前記フェルールの後方に配されたスプリングと、
    前記長手方向において前記フェルールとの間に前記スプリングを挟み、前記光ファイバが挿通されるスプリングプッシュと、
    前記フェルール及び前記スプリングを内部に収容し、前記スプリングプッシュを係止することで、前記フェルールが前記スプリングにより前方に付勢された状態にするハウジングと、を備え、
    前記スプリングプッシュは、
    前記スプリングの後端部を保持するスプリング保持部を有する第1部材と、
    前記第1部材を内部に収容するとともに支持し、前記ハウジングに係止する第2部材と、を有し、
    前記第2部材は、前記長手方向に直交する方向から前記光ファイバを挿抜可能に構成されている光コネクタ。
  2. 前記フェルールと前記スプリングとの間に配置され、前記スプリングの前端部を保持するピンクランプを、さらに備え、
    前記光ファイバは、保護部材で保護されており、前記保護部材の一端が、前記ピンクランプに係止している
    請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記第2部材は、前記光ファイバを挿通させる筒部を有し、
    前記筒部の周方向の一部に、前記長手方向における前記筒部の全長にわたって延びるスリットが形成され、
    前記第1部材は、前記スリットに挿入される位置決め突起を有する請求項に記載の光コネクタ。
  4. 前記第2部材は、前記長手方向に直交する方向に並ぶ2つの分割構成体によって構成されている請求項に記載の光コネクタ。
  5. 前記長手方向に直交する方向において、前記第1部材の最大寸法は、前記フェルールの最大寸法以下である請求項からのいずれか一項に記載の光コネクタ。
  6. 前方から前記ファイバ孔を覆うキャップと、
    前記長手方向において前記フェルールを貫通するように設けられたガイドピンと、をさらに備え、
    前記キャップは、前記接続端面から前方に突出する前記ガイドピンの前端部を嵌め入れる嵌合孔を有する請求項1からのいずれか一項に記載の光コネクタ。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の光コネクタを製造する製造方法であって、
    前記光ファイバの端部から順に、前記フェルール、前記スプリングを配置する第一工程と、
    前記第一工程の後に、前記光ファイバを前記スプリングプッシュに挿通させる第二工程と、
    前記第二工程の後に、前記ハウジングの内部に前記フェルール、前記スプリングを収容すると共に、前記スプリングプッシュを前記ハウジングに係止させることで前記フェルールが前方に付勢された状態にする第三工程と、を備える光コネクタの製造方法。
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