JP7144311B2 - 光コネクタ及びハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタ及びハーネスに関する。
特許文献1(特開平5-66321号公報)は、球面状外面100を有するフェルール101と、フェルール101の球面状外面100に摺動自在に係合する球面係合部102を有する金属製のジョイント用スリーブ103と、を備えた光コネクタ104を開示する。この構成によれば、光ファイバコード105のコア106の断線を防止できるとしている。
しかしながら、上記特許文献1の構成では、ジョイント用スリーブ103に外力が作用した場合、ジョイント用スリーブ103がフェルール101から脱落してしまう虞がある。
本開示の目的は、ブーツがハウジングから脱落するのを抑制する技術を提供することにある。
本開示の第1の観点によれば、嵌合対象物に嵌合可能な嵌合部を一端に有するハウジングと、前記ハウジングの他端に取り付けられたブーツと、を備え、前記ハウジングと前記ブーツの何れか一方には、前記嵌合対象物への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出するブーツ突部が形成されており、他方には前記ブーツ突部が収容される貫通孔又は窪みであるブーツ突部収容部が形成されている、光コネクタが提供される。
好ましくは、前記ブーツ突部の外周面と前記ブーツ突部収容部の内周面の間には隙間がある。
好ましくは、前記ブーツ突部の突出方向に沿って見ると、前記ブーツ突部収容部は、所定の方向に沿って細長く延びるように形成されている。
好ましくは、前記ブーツ突部収容部は、前記ブーツ突部収容部の長手方向において前記ブーツ突部収容部を区画する2つの区画面を有する。
好ましくは、前記突出方向に沿って見ると、前記ブーツ突部収容部は、円弧状に延びている。
好ましくは、前記ハウジングと前記ブーツの何れか一方には、前記ブーツ突部が複数で形成されており、他方には、前記複数のブーツ突部に対応するように前記ブーツ突部収容部が複数形成されており、前記突出方向に沿って見ると、前記複数のブーツ突部収容部は、単一の円弧に沿って円弧状に延びている。
好ましくは、前記ブーツは、前記ハウジングに収容される被収容部を有し、前記被収容部は、前記ハウジングの内壁面に対して対向する環状の対向面を有し、前記環状の対向面には、前記ハウジングの前記内壁面に対して環状に接触するリブが形成されている。
好ましくは、前記環状の対向面には、前記リブが少なくとも2つ、前記嵌合方向において離れた位置に形成されている。
本開示の第2の観点によれば、嵌合対象物に嵌合可能な嵌合部を一端に有するハウジングと、光ケーブルの外皮に圧着される圧着部を有する圧着部材と、を備え、前記ハウジングと前記圧着部材の何れか一方には、前記嵌合対象物への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出する圧着突部が形成されており、他方には前記圧着突部が収容される貫通孔又は窪みである圧着突部収容部が形成されている、光コネクタが提供される。
好ましくは、前記圧着突部又は前記圧着突部収容部の少なくとも何れか一方は円柱状に形成されている。
好ましくは、前記圧着部材の前記圧着部の内側に配置され、前記光ケーブルの前記外皮の中に挿入可能な圧着支持部材を更に備える。
上記の光コネクタと、前記光ケーブルと、を備え、前記光コネクタは、フェルールを更に備え、前記光ケーブルは、光ファイバコードと、前記光ファイバコードに縦添えされた抗張力部材と、前記光ファイバコードと前記抗張力部材を覆う前記外皮と、を有し、前記外皮にはスリットが形成されており、前記光ファイバコードは、前記スリットを通じて前記光ケーブルから引き出されており、前記圧着部材の前記圧着部の外側を通って前記フェルールに至る、ハーネスが提供される。
本開示によれば、ブーツがハウジングから脱落するのを抑制することができる。
ハーネスの斜視図である。 ハウジングの一部を取り外した状態のハーネスの斜視図である。 光ケーブルの断面図である。 ハーネスの分解斜視図である。 下ハウジングにブーツを取り付ける前の状態を示す斜視図である。 下ハウジングにブーツを取り付けた後の状態を示す斜視図である。 ブーツの平面図である。 下ハウジングにブーツを取り付けた後の状態を示す平面図である。 圧着部材と圧着支持部材を示す斜視図である。 圧着部材に圧着支持部材を挿入した状態を示す一部切り欠き斜視図である。 ハーネスの一部切り欠き斜視図である。 ハーネスの一部切り欠き斜視図である。 ハーネスの一部切り欠き平面図である。 特許文献1の図2を簡略化した図である。
以下、図1から図13を参照して、本開示の好適な実施形態を説明する。図1及び図2には、ハーネス1の斜視図を示している。
図1及び図2に示すように、ハーネス1は、光ケーブル2と、光ケーブル2の端部に取り付けられた光コネクタ3と、を備えている。
図1に示すように、光コネクタ3は、二点鎖線で示す相手コネクタ4(嵌合対象物)と嵌合可能な嵌合部5を一端に有する樹脂製のハウジング6と、ハウジング6の他端に取り付けられた樹脂製のブーツ7と、を主たる構成として備えている。光ケーブル2は、ブーツ7を介してハウジング6から引き出されている。
相手コネクタ4は、例えば、産業用ロボットや工作機械など、高速伝送が必要とされるFA(Factory Automation)機器に搭載されるコネクタである。FA機器の設置環境によっては配線スペースを十分には確保できない場合があり、その場合、光ケーブル2をきつく曲げなければならない。一方で、光ケーブル2には許容曲げ半径が仕様で規定されており、光ケーブル2の曲げ半径は幾らでも小さくすることができるわけではない。従って、光コネクタ3には、光ケーブル2の曲がり始めることが可能な位置、即ち曲げ開始位置をできるだけ嵌合部5に近づけることが求められている。
ここで、図3を参照して、本実施形態において採用される光ケーブル2を説明する。図3には、光ケーブル2の断面図を示している。本明細書において、光ケーブル2は、少なくとも1つの光ファイバコード8を備えるものとして定義する。本実施形態の光ケーブル2は、多心型光ケーブルとしており、2つの光ファイバコード8と、2つの光ファイバコード8に対して縦添えされた複数の繊維9から成る外テンションメンバ10(抗張力部材)と、2つの光ファイバコード8と上記の外テンションメンバ10を覆う外皮11と、により構成されている。
各繊維9は、例えば、アラミド繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、ガラス繊維、金属繊維などのヤング率の高い材料から成る。
外皮11は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線硬化型樹脂であって、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂を採用し得る。
各光ファイバコード8は、心線12に複数の繊維13から成る内テンションメンバ14が縦添えされ、これらをシース15で覆って構成されている。なお、心線12に複数の繊維13から成る内テンションメンバ14を縦添えすることに代えて、心線12を上記外皮11と同一の素材から成る被覆で覆ってもよい。
内テンションメンバ14及びシース15の素材は、それぞれ、上述した外テンションメンバ10及び外皮11のものを採用し得る。
本実施形態では、光ケーブル2が2つの光ファイバコード8を有するものとしたが、1つのみ、又は、3つ以上の光ファイバコード8を有するものとしてもよい。
次に、図4以降を参照して、光コネクタ3を説明する。図4に示すように、本実施形態の光コネクタ3は、多心型の光ケーブル2に対応して多心型光コネクタとしている。しかし、これに限らず、光コネクタ3は単心型光コネクタであってもよい。
図4に示すように、光コネクタ3は、ハウジング6と、ブーツ7と、2つのフェルール20と、2つの圧縮コイルスプリング21と、圧着部材22と、圧着支持部材23と、により構成されている。
ハウジング6は、嵌合部5を有する下ハウジング24と、上ハウジング25と、により構成されている。下ハウジング24と上ハウジング25が溶着又は接着により互いに結合することで、ハウジング6には内部空間26が形成される。
ここで、「挿抜方向」、「コネクタ高さ方向」、「コネクタ幅方向」を定義する。挿抜方向とコネクタ高さ方向、コネクタ幅方向は互いに直交する方向である。挿抜方向は、図1に示すように、光コネクタ3を相手コネクタ4に対して挿抜する方向である。挿抜方向は、光コネクタ3を相手コネクタ4に嵌合する嵌合方向と、嵌合方向の反対方向であって光コネクタ3を相手コネクタ4から抜去する抜去方向を含む。コネクタ高さ方向は、図4に示すように、下ハウジング24と上ハウジング25が向かい合う方向である。コネクタ高さ方向は、上方と下方を含む。上方は、下ハウジング24から見て上ハウジング25が存在する方向である。下方は、上方の反対方向である。コネクタ幅方向は、挿抜方向及びコネクタ高さ方向に対して直交する方向である。なお、以降の説明において、上方、下方、上面、下面などを使用するが、これらの用語は単に説明の便宜上使用するものであって、実際の使用状態における光コネクタ3の姿勢によって限定して解釈してはならない。
各フェルール20は、金属製であって、各圧縮コイルスプリング21によって常時、嵌合方向に押圧されるようにハウジング6の内部空間26に収容される。上ハウジング25には、各圧縮コイルスプリング21の弾性復元力を受け止めるバネ押さえ27が形成されている。
図5には、下ハウジング24及びブーツ7を拡大して示している。図5に示すように、下ハウジング24は、2つのフェルール貫通孔30が形成された前述の嵌合部5と、2つのスプリング支持部31と、底板32と、2つの側板33と、を有している。
2つのフェルール貫通孔30は、2つのフェルール20がそれぞれ挿入される孔である(図4を併せて参照)。
2つのスプリング支持部31は、2つの圧縮コイルスプリング21をそれぞれ支持する部分であって、半円筒状に形成されている。
底板32は、内部空間26をコネクタ高さ方向において区画するものであって、板厚方向がコネクタ高さ方向と平行な部分である。底板32は、上方を向く底面32Aを有する。底板32から上方に向かって、圧着ガイド突部40(圧着突部)と、2つのブーツガイド突部41(ブーツ突部)と、が突出して形成されている。
圧着ガイド突部40は、底板32のコネクタ幅方向における中央であって、嵌合部5寄りに形成されている。圧着ガイド突部40は、円柱状であって、コネクタ高さ方向に対して平行に延びるように形成されている。圧着ガイド突部40は、外周面40Aを有する。
2つのブーツガイド突部41は、コネクタ幅方向において互いに離れた位置に形成されている。2つのブーツガイド突部41は、圧着ガイド突部40と比較して、嵌合部5から遠くに配置されている。2つのブーツガイド突部41は、円柱状であって、コネクタ高さ方向に対して平行に延びるように形成されている。本実施形態において各ブーツガイド突部41の直径は、圧着ガイド突部40の直径より細い。しかしながら、各ブーツガイド突部41の直径は、圧着ガイド突部40の直径より太くてもよく、等しくてもよい。各ブーツガイド突部41は、外周面41Aを有する。
2つの側板33は、内部空間26を挿抜方向及びコネクタ幅方向で区画するものであって、底板32の外縁から上方に突出して形成されている。2つの側板33は、平面視で、圧着ガイド突部40を中心として円弧を描くように湾曲している。2つの側板33は、コネクタ幅方向において互いに離れて配置されている。2つの側板33の間には、ブーツ7が配置されるブーツ取り付け窪み43が形成されている。圧着ガイド突部40の径方向において、各側板33は、対応する各ブーツガイド突部41の径方向外方に配置されている。圧着ガイド突部40の径方向において、各側板33は、対応する各ブーツガイド突部41と対向している。各側板33は、湾曲内壁面33Aを有する。湾曲内壁面33Aは、平面視で、圧着ガイド突部40を中心に円弧を描くように湾曲する面である。
図5及び図6に示すように、ブーツ7は、ハウジング6の内部空間26に収容される被収容部50と、被収容部50から抜去方向に延びて外部に露出する筒状の蛇腹部51と、により構成されている。
被収容部50は、被収容部本体52と、2つのガイドアーム53と、を有している。
被収容部本体52は、板厚方向が挿抜方向に平行となる板状に形成されている。図6に示すように、被収容部本体52には、光ケーブル2が通されるケーブル孔54が形成されている。ケーブル孔54は、挿抜方向に沿って見ると、コネクタ幅方向において幅広に形成されている。即ち、ケーブル孔54のコネクタ幅方向における寸法は、ケーブル孔54のコネクタ高さ方向における寸法よりも大きい。図5及び図7に示すように、被収容部本体52は、上面52A、下面52B、2つの側面52Cを有している。上面52A、下面52B、2つの側面52Cは、環状に連なっており、図7において二点鎖線で示す光ケーブル2を取り囲む環状の外周面55(対向面)を構成している。上面52Aは、上方を向き、上ハウジング25の内壁面に対向する。下面52Bは、下方を向き、下ハウジング24の底板32の底面32Aに対向する。2つの側面52Cは、図5に示す2つの側板33の湾曲内壁面33Aにそれぞれ対向する。なお、上ハウジング25も、下ハウジング24の2つの側板33の湾曲内壁面33Aに相当する面を有しており、2つの側面52Cは、上ハウジング25のこれらの面に対しても対向することになる。そして、図5に示すように、環状の外周面55には、2つの環状リブ56(リブ)が形成されている。2つの環状リブ56は、環状の外周面55と同様に、光ケーブル2を取り囲むように環状に延びている。2つの環状リブ56は、挿抜方向において互いに離れて形成されている。
2つのガイドアーム53は、被収容部本体52の幅方向における2つの端部から嵌合方向に突出して形成されている。2つのガイドアーム53は、嵌合方向に向かうにつれて互いに離れるように突出している。各ガイドアーム53は、各側板33の湾曲内壁面33Aに沿って円弧状に延びている。図7に示すように、各ガイドアーム53には、ブーツガイド収容部57(ブーツ突部収容部)が形成されている。各ブーツガイド収容部57は、挿抜方向に対して交差する方向に延びる貫通孔である。本実施形態では、各ブーツガイド収容部57は、挿抜方向に対して直交する方向、即ち、コネクタ高さ方向に延びる貫通孔である。図5及び図6に示すように、各ブーツガイド収容部57には、各ブーツガイド突部41が挿入されて収容される。各ブーツガイド収容部57は、各ブーツガイド突部41が各ブーツガイド収容部57の内部において移動可能となるように形成されている。具体的には、各ブーツガイド収容部57は、各ブーツガイド収容部57に各ブーツガイド突部41を挿入すると、図7に示す各ブーツガイド収容部57の内周面57Aと、図5に示す各ブーツガイド突部41の外周面41Aと、の間に隙間ができるように形成されている。
また、図7に示すように、各ブーツガイド収容部57は、所定の方向に沿って細長く延びるように形成されている。図7の例では、各ブーツガイド収容部57は、圧着ガイド突部40を中心とする円弧58に沿って円弧状に延びるように形成されている。図7の平面視において各ブーツガイド収容部57が描く円弧の中心角は、本実施形態において5度としている。しかしながら、各ブーツガイド収容部57が描く円弧の中心角は、5度に限定されない。各ブーツガイド収容部57は、ブーツガイド収容部57の長手方向においてブーツガイド収容部57を区画する2つの区画面57Bを有する。即ち、各ブーツガイド収容部57の内周面57Aは、2つの区画面57Bを含む。2つの区画面57Bは、平面視で見ると、各ブーツガイド収容部57の長手方向において互いに対向している。
図8には、下ハウジング24にブーツ7を取り付けた様子を示している。図8に示すように、下ハウジング24をブーツ7に取り付けるには、下ハウジング24の2つのブーツガイド突部41をブーツ7の被収容部50の2つのブーツガイド収容部57にそれぞれ挿入する。このとき、蛇腹部51は抜去方向を向いている。
この状態で、ブーツ7は、下ハウジング24に対して移動可能となっている。具体的には、ブーツ7の被収容部50は、ブーツガイド突部41が収容されるブーツガイド収容部57が圧着ガイド突部40を中心とする円弧を描いているので、下ハウジング24に対して圧着ガイド突部40を中心として揺動可能となっている。ブーツ7の被収容部50が下ハウジング24に対して揺動可能な角度範囲は、各ブーツガイド収容部57が描く円弧の中心角より若干狭い。本実施形態においてブーツ7の被収容部50が下ハウジング24に対して揺動可能な角度範囲は4度であるが、これに限定されない。
次に、図4、図9及び図10を参照して、圧着部材22及び圧着支持部材23について説明する。図4に示すように、圧着部材22及び圧着支持部材23は、ハウジング6の内部空間26において光ケーブル2の先端部2Aに取り付けられるものである。
図9には、圧着部材22及び圧着支持部材23の斜視図を示している。図10には、圧着部材22が圧着支持部材23を収容した状態の一部切り欠き斜視図を示している。
図9及び図10に示すように、圧着部材22は、金属製であって、圧着部60と揺動支持部61を有している。圧着部60と揺動支持部61は、嵌合方向に向かってこの記載順に配置されている。圧着部60と揺動支持部61は一体的に形成されている。圧着部60は、挿抜方向に筒状に延びる所謂クローズドバレルであって、図3に示す光ケーブル2の外皮11に圧着される部分である。揺動支持部61には、図5に示す下ハウジング24の圧着ガイド突部40が挿入される圧着ガイド収容部62(圧着突部収容部)が形成されている。圧着ガイド収容部62は、コネクタ高さ方向に円筒状に延びる貫通孔である。そして、圧着部60と揺動支持部61の間には圧着部60の周方向に沿って延びるスリット63が形成されている。このスリット63により、圧着部60を光ケーブル2に圧着する際に圧着部60が変形容易となる。
一方で、圧着支持部材23は、金属製であって、光ケーブル2の外皮11内に挿入される挿入部64と、挿入部64よりも大径であって外皮11の嵌合方向における端面が突き当たる突き当て部65と、を有している。挿入部64と突き当て部65は、嵌合方向に向かってこの記載順となるように一体的に形成されている。
ここで、図4に戻り、光ケーブル2の嵌合方向における先端部2Aにおいて、外皮11には挿抜方向に延びる2つの引き出しスリット2Bが形成されている。各引き出しスリット2Bは、外皮11の嵌合方向における先端11Aから抜去方向に向かって所定の長さとなるように形成されている。2つの引き出しスリット2Bは、外皮11のコネクタ高さ方向における中央の位置に形成されており、コネクタ幅方向において対向するように形成されている。
図11から図13には、光ケーブル2の先端部2Aに光コネクタ3を取り付けた様子を示している。ただし、図11及び図12では、2つのフェルール20及び2つの圧縮コイルスプリング21、光ケーブル2の外テンションメンバ10の図示を省略している。また、図11及び図12では、ブーツ7を、コネクタ高さ方向における上半分を切り欠いて図示している。図12では、更に、圧着部材22及び光ケーブル2の外皮11を、コネクタ高さ方向における上半分を切り欠いて図示している。図13は、図12の平面図に相当している。
光ケーブル2の先端部2Aに光コネクタ3を取り付けるには、まず、図4に示すように光ケーブル2の先端部2Aの外皮11を所定長除去し、光ファイバコード8と外テンションメンバ10(図3を併せて参照)を露出させる。また、外皮11には、2つの引き出しスリット2Bを形成しておく。
次に、光ケーブル2の先端部2Aをブーツ7の蛇腹部51と被収容部50のケーブル孔54(図6を併せて参照)に順に通す。
次に、図13に示すように、2つの光ファイバコード8を光ケーブル2の外皮11の2つの引き出しスリット2Bから引き出し、2つの圧縮コイルスプリング21(図4を併せて参照)にそれぞれ通した上で、2つのフェルール20に圧着により取り付ける。なお、各光ファイバコード8の各フェルール20に対する取り付けは公知の方法による。
次に、図13において二点鎖線で示すように、光ケーブル2の外皮11から嵌合方向に向かって露出する外テンションメンバ10を抜去方向に180度折り返して、外テンションメンバ10を外皮11の外側に配置する。
この状態で、圧着支持部材23の挿入部64を光ケーブル2の外皮11内に挿入すると共に、突き当て部65を外皮11の先端11A(図4を併せて参照)に突き当てる。そして、光ケーブル2の先端部2Aを圧着支持部材23と共に圧着部材22の圧着部60に挿入し、圧着支持部材23の突き当て部65を揺動支持部61に突き当てる。この状態で、圧着部60を圧着工具を用いて光ケーブル2の先端部2Aに対して圧着する。このとき、光ケーブル2の外テンションメンバ10と外皮11は、光ケーブル2の径方向において、圧着支持部材23の挿入部64と圧着部材22の圧着部60の間で潰される。これにより、圧着部材22及び圧着支持部材23が光ケーブル2の先端部2Aに対して固定される。
次に、2つのフェルール20を下ハウジング24の2つのフェルール貫通孔30(図5を併せて参照)に挿入すると共に、圧着部材22の揺動支持部61の圧着ガイド収容部62に下ハウジング24の圧着ガイド突部40を挿入し、同時に、ブーツ7の2つのブーツガイド収容部57に下ハウジング24の2つのブーツガイド突部41をそれぞれ挿入する。そして、図11及び図12に示すように、ブーツ7を下ハウジング24の底面32Aに着座させる。
図11及び図12に示すように、光ケーブル2は、圧着ガイド突部40を介して下ハウジング24に支持されている。即ち、光ケーブル2は、圧着ガイド突部40を中心として揺動自在となるようにハウジング6に支持されている。従って、各光ファイバコード8の曲げ開始位置は図13に示すフェルール20の後端20Aとなるので、ハーネス1の配線スペースが狭く光ケーブル2をきつく曲げなければならない状況下でも、光ファイバコード8の屈曲半径を許容屈曲半径内に収め易くなる。
また、このとき、ブーツ7の揺動中心と圧着部材22の揺動中心が一致しているので、ブーツ7と光ケーブル2と圧着部材22を一体的に揺動させることが可能となり、もって、光ファイバコード8の許容屈曲半径に関する上記の効果が一層確実に発揮されるようになる。
最後に、図4に示す上ハウジング25を下ハウジング24に対して溶着又は接着により結合する。これにより、光ケーブル2の先端部2Aに対する光コネクタ3が完了する。
以上に、本開示の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は、以下の特長を有する。
図4に示すように、光コネクタ3は、相手コネクタ4(嵌合対象物)に嵌合可能な嵌合部5を一端に有するハウジング6と、ハウジング6の他端に取り付けられたブーツ7と、を備える。図8に示すように、ハウジング6には、相手コネクタ4への嵌合方向に対して直交する方向に柱状に突出するブーツガイド突部41(ブーツ突部)が形成されている。ブーツ7にはブーツガイド突部41が収容される貫通孔としてのブーツガイド収容部57(ブーツ突部収容部)が形成されている。以上の構成によれば、ブーツ7に外力が作用しても、ブーツ7がハウジング6から脱落し難くなる。
なお、上記実施形態では、ハウジング6にブーツガイド突部41を設け、ブーツ7にブーツガイド収容部57を設けることとした。しかし、これに代えて、ブーツ7に相手コネクタ4への嵌合方向に対して直交する方向に柱状に突出するブーツ突部を設け、このブーツ突部を収容するブーツ突部収容部をハウジング6に形成してもよい。この場合でも、ブーツ7がハウジング6から脱落し難くなる効果が問題なく発揮される。
また、ブーツガイド突部41は、相手コネクタ4への嵌合方向に対して直交する方向に柱状に突出するものとしたが、これに代えて、相手コネクタ4への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出するものとしてもよい。この場合でも、ブーツ7がハウジング6から脱落し難くなる効果が問題なく発揮される。
また、ブーツガイド収容部57は、ブーツガイド突部41が収容される貫通孔としたが、これに代えて、貫通しない窪みとしてもよい。この場合でも、ブーツ7がハウジング6から脱落し難くなる効果が問題なく発揮される。
また、図5に示すブーツガイド突部41の外周面41Aと、図7に示すブーツガイド収容部57の内周面57Aの間には隙間がある。以上の構成によれば、隙間の分だけブーツ7がハウジング6に対して移動可能となるので、光ファイバコード8の曲げ開始位置を嵌合部5に近づけることができ、もって、設置スペースが小さい空間でも問題なく光コネクタ3を使用することができるようになる。
また、図7及び図8に示すように、平面視で見ると(ブーツガイド突部41の突出方向に沿って見ると)、ブーツガイド収容部57は、所定の方向に沿って細長く延びるように形成されている。以上の構成によれば、ブーツ7をハウジング6に対して所定の方向に移動可能とすることができる。
また、図7に示すように、ブーツガイド収容部57は、ブーツガイド収容部57の長手方向においてブーツガイド収容部57を区画する2つの区画面57Bを有する。以上の構成によれば、ブーツ7がハウジング6に対して移動可能な範囲を規制することができる。
また、図7に示すように、平面視で見ると、ブーツガイド収容部57は、円弧状に延びている。以上の構成によれば、ブーツガイド収容部57に沿ってブーツ7をハウジング6に対して揺動可能とすることができる。
また、図7及び図8に示すように、ハウジング6には、ブーツガイド突部41が複数、即ち2つ形成されている。ブーツ7には、2つのブーツガイド突部41に対応するようにブーツガイド収容部57が複数、即ち2つ形成されている。平面視で見ると、2つのブーツガイド収容部57は、単一の円弧58に沿って円弧状に延びている。以上の構成によれば、ブーツガイド収容部57に沿ってブーツ7をハウジング6に対して安定的に揺動可能とすることができる。
また、図7に示すように、ブーツ7は、ハウジング6に収容される被収容部50を有する。被収容部50は、ハウジング6の湾曲内壁面33A(内壁面)及び底面32A(内壁面)に対して対向する環状の外周面55(対向面)を有する。環状の外周面55には、ハウジング6の湾曲内壁面33A及び底面32Aに対して環状に接触する環状リブ56(リブ)が形成されている。以上の構成によれば、ハウジング6の湾曲内壁面33A及び底面32Aとブーツ7の被収容部50の外周面55の間を水や油その他の異物が通ることを抑制することができる。
また、図7に示すように、環状の外周面55には、環状リブ56が2つ、嵌合方向において離れた位置に形成されている。以上の構成によれば、ハウジング6の湾曲内壁面33A及び底面32Aとブーツ7の被収容部50の外周面55の間を水や油その他の異物が通ることを一層確実に抑制することができる。具体的には、環状リブ56を2つ設けることで、被収容部50がハウジング6の内部空間26においてどのような姿勢になったとしても、2つの環状リブ56のうち少なくとも何れか一方がハウジング6に対して環状に接触することが期待できる。即ち、2つの環状リブ56は、密封機能を相補的に発揮することができる。
なお、上記実施形態では、環状の外周面55に環状リブ56を2つ設けるものとしたが、これに代えて、3つ以上の環状リブ56を設けてもよい。
また、図4及び図9に示すように、光コネクタ3は、相手コネクタ4に嵌合可能な嵌合部5を一端に有するハウジング6と、光ケーブル2の外皮11に圧着される圧着部60を有する圧着部材22と、を備える。図9から図12に示すように、ハウジング6には、相手コネクタ4への嵌合方向に対して直交する方向に柱状に突出する圧着ガイド突部40(圧着突部)が形成されている。圧着部材22には、圧着ガイド突部40が収容される貫通孔としての圧着ガイド収容部62(圧着突部収容部)が形成されている。以上の構成によれば、光ケーブル2に外力が作用しても、圧着部材22がハウジング6から脱落し難くなる。
なお、上記実施形態では、ハウジング6に圧着ガイド突部40を形成し、圧着部材22に圧着ガイド収容部62を形成することとしたが、これに代えて、圧着部材22に圧着ガイド突起を形成し、ハウジング6に圧着ガイド収容部を形成してもよい。この場合でも、圧着部材22がハウジング6から脱落し難くなる効果が問題なく発揮される。
また、圧着ガイド突部40は、嵌合方向に対して直交する方向に柱状に突出するものとしたが、嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出していればよい。この場合でも、圧着部材22がハウジング6から脱落し難くなる効果が問題なく発揮される。
また、圧着ガイド収容部62は、圧着ガイド突部40が収容される貫通孔としたが、これに代えて、圧着ガイド突部40が収容される窪みとしてもよい。この場合でも、圧着部材22がハウジング6から脱落し難くなる効果が問題なく発揮される。
また、図13に示すように、圧着ガイド突部40及び圧着ガイド収容部62は円柱状に形成されている。以上の構成によれば、光ケーブル2をハウジング6に対して揺動可能とすることができる。
上記実施形態では、圧着ガイド突部40と圧着ガイド収容部62を何れも円柱状としたが、これに代えて、何れか一方のみ円柱状としてもよい。この場合でも、光ケーブル2をハウジング6に対して揺動可能とする効果が問題なく発揮される。
また、図4及び図13に示すように、光コネクタ3は、更に、圧着部材22の圧着部60の内側に配置され、光ケーブル2の外皮11の中に挿入可能な圧着支持部材23を備える。以上の構成によれば、圧着部材22の圧着部60を光ケーブル2の外皮11に対して一層確実に圧着することができる。
また、図1及び図2に示すように、ハーネス1は、光コネクタ3と、光ケーブル2と、を備える。図4に示すように、光コネクタ3は、フェルール20を更に備える。図3に示すように、光ケーブル2は、光ファイバコード8と、光ファイバコード8に縦添えされた外テンションメンバ10(抗張力部材)と、光ファイバコード8と外テンションメンバ10を覆う外皮11と、を有する。外皮11には引き出しスリット2B(スリット)が形成されている。図13に示すように、光ファイバコード8は、引き出しスリット2Bを通じて光ケーブル2から引き出されており、圧着部材22の圧着部60の外側を通ってフェルール20に至る。以上の構成によれば、光コネクタ3の内部空間26において、光ファイバコード8が圧着ガイド突部40を避けてフェルール20に至る配線が実現される。
1 ハーネス
2 光ケーブル
2A 先端部
2B 引き出しスリット(スリット)
3 光コネクタ
4 相手コネクタ(嵌合対象物)
5 嵌合部
6 ハウジング
7 ブーツ
8 光ファイバコード
9 繊維
10 外テンションメンバ(抗張力部材)
11 外皮
11A 先端
12 心線
13 繊維
14 内テンションメンバ
15 シース
20 フェルール
20A 後端
21 圧縮コイルスプリング
22 圧着部材
23 圧着支持部材
24 下ハウジング
25 上ハウジング
26 内部空間
27 バネ押さえ
30 フェルール貫通孔
31 スプリング支持部
32 底板
32A 底面(内壁面)
33 側板
33A 湾曲内壁面(内壁面)
40 圧着ガイド突部(圧着突部)
40A 外周面
41 ブーツガイド突部(ブーツ突部)
41A 外周面
43 ブーツ取り付け窪み
50 被収容部
51 蛇腹部
52 被収容部本体
52A 上面
52B 下面
52C 側面
53 ガイドアーム
54 ケーブル孔
55 外周面(対向面)
56 環状リブ(リブ)
57 ブーツガイド収容部(ブーツ突部収容部)
57A 内周面
57B 区画面
58 円弧
60 圧着部
61 揺動支持部
62 圧着ガイド収容部(圧着突部収容部)
63 スリット
64 挿入部
65 突き当て部

Claims (10)

  1. 嵌合対象物に嵌合可能な嵌合部を一端に有するハウジングと、
    前記ハウジングの他端に取り付けられたブーツと、
    を備え、
    前記ハウジングと前記ブーツの何れか一方には、前記嵌合対象物への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出するブーツ突部が形成されており、他方には前記ブーツ突部が収容される貫通孔又は窪みであるブーツ突部収容部が形成されており、
    前記ブーツ突部の突出方向に沿って見ると、前記ブーツ突部収容部は、所定の方向に沿って細長く延びるように形成されており、
    前記突出方向に沿って見ると、前記ブーツ突部収容部は、円弧状に延びている、
    光コネクタ。
  2. 請求項1に記載の光コネクタであって、
    前記ブーツ突部の外周面と前記ブーツ突部収容部の内周面の間には隙間がある、
    光コネクタ。
  3. 請求項1に記載の光コネクタであって、
    前記ブーツ突部収容部は、前記ブーツ突部収容部の長手方向において前記ブーツ突部収容部を区画する2つの区画面を有する、
    光コネクタ。
  4. 嵌合対象物に嵌合可能な嵌合部を一端に有するハウジングと、
    前記ハウジングの他端に取り付けられたブーツと、
    を備え、
    前記ハウジングと前記ブーツの何れか一方には、前記嵌合対象物への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出するブーツ突部が形成されており、他方には前記ブーツ突部が収容される貫通孔又は窪みであるブーツ突部収容部が形成されており、
    前記ブーツ突部の突出方向に沿って見ると、前記ブーツ突部収容部は、所定の方向に沿って細長く延びるように形成されており、
    前記ハウジングと前記ブーツの何れか一方には、前記ブーツ突部が複数で形成されており、他方には、前記複数のブーツ突部に対応するように前記ブーツ突部収容部が複数形成されており、
    前記突出方向に沿って見ると、前記複数のブーツ突部収容部は、単一の円弧に沿って円弧状に延びている、
    光コネクタ。
  5. 請求項1又は4に記載の光コネクタであって、
    前記ブーツは、前記ハウジングに収容される被収容部を有し、
    前記被収容部は、前記ハウジングの内壁面に対して対向する環状の対向面を有し、
    前記環状の対向面には、前記ハウジングの前記内壁面に対して環状に接触するリブが形成されている、
    光コネクタ。
  6. 請求項5に記載の光コネクタであって、
    前記環状の対向面には、前記リブが少なくとも2つ、前記嵌合方向において離れた位置に形成されている、
    光コネクタ。
  7. 嵌合対象物に嵌合可能な嵌合部を一端に有するハウジングと、
    光ケーブルの外皮に圧着される圧着部を有する圧着部材と、
    を備え、
    前記ハウジングには、前記嵌合対象物への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出する圧着突部が形成されており、前記圧着部材には前記圧着突部が収容される貫通孔又は窪みである圧着突部収容部が形成されている、
    光コネクタ。
  8. 嵌合対象物に嵌合可能な嵌合部を一端に有するハウジングと、
    光ケーブルの外皮に圧着される圧着部を有する圧着部材と、
    を備え、
    前記ハウジングと前記圧着部材の何れか一方には、前記嵌合対象物への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出する圧着突部が形成されており、他方には前記圧着突部が収容される貫通孔又は窪みである圧着突部収容部が形成されており、
    前記圧着突部又は前記圧着突部収容部の少なくとも何れか一方は円柱状に形成されている、
    光コネクタ。
  9. 請求項7又は8に記載の光コネクタであって、
    前記圧着部材の前記圧着部の内側に配置され、前記光ケーブルの前記外皮の中に挿入可能な圧着支持部材を更に備える、
    光コネクタ。
  10. 嵌合対象物に嵌合可能な嵌合部を一端に有するハウジングと、光ケーブルの外皮に圧着される圧着部を有する圧着部材と、を備え、前記ハウジングと前記圧着部材の何れか一方には、前記嵌合対象物への嵌合方向に対して交差する方向に柱状に突出する圧着突部が形成されており、他方には前記圧着突部が収容される貫通孔又は窪みである圧着突部収容部が形成されている、光コネクタと、
    前記光ケーブルと、
    を備え、
    前記光コネクタは、フェルールを更に備え、
    前記光ケーブルは、光ファイバコードと、前記光ファイバコードに縦添えされた抗張力部材と、前記光ファイバコードと前記抗張力部材を覆う前記外皮と、を有し、
    前記外皮にはスリットが形成されており、
    前記光ファイバコードは、前記スリットを通じて前記光ケーブルから引き出されており、前記圧着部材の前記圧着部の外側を通って前記フェルールに至る、
    ハーネス。
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