JP7389097B2 - 嵩上げ装置および当該嵩上げ装置を備えたパレットトラック - Google Patents

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本発明は、パレットトラック用嵩上げ装置および当該嵩上げ装置を備えたパレットトラックに関する。
一般的なパレットトラックは、特許文献1に開示のように、荷を載置されるフォークを備えており、少しの高さであればフォークを昇降可能なよう構成されている。ところが、荷の形状によっては、さらにフォークの載置面を嵩上げする必要がある。そこで、従来のパレットトラックは、特許文献2に開示のように、嵩上げ部を装着することがあった。
一方、荷の形状によって嵩上げ部を脱着することは手間である。そこで、特許文献3に開示のように、嵩上げ用フォーク(嵩上げ部)を備え、この嵩上げ用フォークを水平位置と直立位置との間で回動可能なパレットトラックがある。しかしながら、この場合、直立位置の嵩上げ用フォークによってユーザのフォーク方向への視界が遮られることがあり問題であった。
特開2014-009043号公報 実全昭61-142671号公報 特開2004-136996号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ユーザの視界を遮らない嵩上げ装置および当該嵩上げ装置を備えたパレットトラックを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る嵩上げ装置は、
荷が載置される載置台と車体とを備えたパレットトラックに設けられる嵩上げ装置であって、
載置台に沿って延び、載置台の上に配置される第1嵩上げ部と、
第1嵩上げ部の後端に設けられ、第1嵩上げ部を車体に上下方向に揺動可能に連結させる第1連結部と、
載置台に沿って延び、第1嵩上げ部の前方かつ載置台の上面に配置される第2嵩上げ部と、
第1嵩上げ部の前端と第2嵩上げ部の後端とを上下方向に揺動可能に連結する第2連結部と、を備え、
嵩上げ不要時において、第1嵩上げ部および第2嵩上げ部は、直立した状態に折り畳まれ車体側に配置される、ことを特徴とする。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
第2連結部が、ヒンジである。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
第1および第2嵩上げ部が、それぞれ、
前後方向に延びる左右一対の枠体と、
左右方向に延び左右一対の枠体に固定された前後一対の枠体と、を有する。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
第2嵩上げ部の左右一対の枠体の間において左右方向に延びる把持部をさらに備える。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
把持部が、金属製であって、第2嵩上げ部のリブとして第2嵩上げ部の剛性を高める。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
第2嵩上げ部の前端に設けられたキャスターをさらに備え、
第2嵩上げ部が、キャスターによって支持されながら折り畳まれる。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
第1端部および第2端部を有し、伸長して付勢力を与える付勢部をさらに備え、
付勢部が、第1端部が第1嵩上げ部または第2嵩上げ部の前後方向端部に連結され、第2端部が第1嵩上げ部または第2嵩上げ部の前後方向中央に連結され、伸長することにより第1および第2嵩上げ部の折り畳みを補助する。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
付勢部の付勢力が、第1および第2嵩上げ部が水平状態のとき第1および第2嵩上げ部の重量によって付勢部の伸長が妨げられるよう調整されている。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
付勢部が、ガススプリングを有し、
ガススプリングの付勢力が付勢部の付勢力である。
上記嵩上げ装置は、好ましくは、
前後方向に延び、前後方向にスライド可能に第2嵩上げ部の後端に設けられたピンをさらに備え、
第1嵩上げ部が、前端に設けられた第1孔部をさらに有し、
ピンが、第1および第2嵩上げ部が水平状態のときスライドさせられ第1孔部を通されることにより、第1および第2嵩上げ部の水平状態を維持させる。
上記課題を解決するために、本発明に係るパレットトラックは、
上記嵩上げ装置を備える、ことを特徴とする。
本発明に係る嵩上げ装置および当該嵩上げ装置を備えたパレットトラックは、ユーザの視界を遮らない。
Aは本発明の一実施形態に係るパレットトラックを示す側面図であり、BはAのB部拡大図である。 Aは図1のパレットトラックの平面図であり、BはAのB部拡大図である。 図1に示された第1および第2嵩上げ部の折り畳み動作を示す側面図である。 Aは図1に示されたパレットトラックの変形例を示す平面図であり、BはAのB部拡大図である。 図4に示された第1孔部および第2孔部を示す斜視図である。 図4に示されたピンを示し、Aは平面図であり、Bは斜視図である。 図4に示されたピンの前後方向のスライドを示す概略平面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係る嵩上げ装置および当該嵩上げ装置を備えたパレットトラックの一実施形態について説明する。図中において、X軸は前後方向を示し、Y軸は左右方向を示し、Z軸は上下方向を示している。また、各軸は、互いに直交している。
<パレットトラック>
まず、パレットトラックPの構成について説明する。図1および図2は、本実施形態に係るパレットトラックPの側面および平面を示している。パレットトラックPは、後輪1と、車体2と、ステアリングハンドル3と、乗車ステップ4と、左右一対のガード5と、左右一対のフォーク6と、左右一対の前輪7と、左右一対の嵩上げ装置8と、を備えている。左右一対のフォーク6が本発明の「載置台」に相当する。
後輪1は、中央の駆動輪と、駆動輪の左右に設けられた従動輪とから構成されている。
車体2は、車体本体20と、バッテリ格納部21とを有する。車体本体20は、後輪1の上に配置されており、バッテリ格納部21は、車体本体20の前方に配置されている。バッテリ格納部21は、その内部にバッテリ(図示略)を格納している。後輪1のうち駆動輪は、バッテリの電力によって駆動する。また、バッテリ格納部21の前面下側には、嵩上げ装置8と連結するための連結部22が左右方向に沿って4つ設けられている。連結部22は、軸部材を通す孔を有する。図を省略するが、車体2は、さらに、バッテリ格納部21を昇降させる昇降手段を有する。
ステアリングハンドル3は、車体本体20の上面に旋回可能に設けられている。乗車ステップ4は、車体本体20の後部に連結されており、ユーザは乗車ステップ4上面に直立して乗車しステアリングハンドル3を操作してパレットトラックPを運転する。左右一対のガード5は、車体本体20の上部に連結されるとともに後方に延び、乗車したユーザを囲む。これにより、左右一対のガード5は、ユーザの落下を防止する。なお、本実施形態では、パレットトラックPは乗車可能であるが、単なる一例であって、本発明に係るパレットトラックPは、乗車不可能でもよい。
左右一対のフォーク6は、前後方向に延びるとともにバッテリ格納部21の下部に固定されている。左右一対の前輪7は、従動輪であって、左右のフォーク6の前部にそれぞれ設けられている。左右のフォーク6は、ユーザによってステアリングハンドル3に設けられた昇降ボタンを操作されると、昇降手段によってバッテリ格納部21とともに昇降させられる。前輪7は、フォーク6が昇降させられると、接地した状態でフォーク6に対する前後方向の位置を移動させられるよう構成されている。
<嵩上げ装置>
次に、本実施形態に係る嵩上げ装置8の構成について説明する。図1および図2に示すように、左右の嵩上げ装置8はそれぞれ、第1嵩上げ部80と、第1連結部81と、第2嵩上げ部82と、第2連結部83と、2つの把持部84と、キャスター85と、付勢部86と、を備えている。なお、図1Aにおいて仮想線(2点鎖線)で示された嵩上げ装置8は、折り畳まれた状態を示している。
第1嵩上げ部80は、フォーク6の上面の後部に配置されており、左右一対の枠体80a、80bと、左右一対の枠体80a、80bに固定された前後一対の枠体80c、80dと、4つの角補強プレート80eと、を有する。枠体80cは、後で説明する付勢部86を連結するために左右方向に分割されている。第1嵩上げ部80は、4つの枠体80a、80b、80c、80dによって4角形状に形成されており、4つの角補強プレート80eは、この四角形の角部に溶接され、各枠体80a、80b、80c、80d同士の接合状態をそれぞれ補強している。枠体80a、80b、80c、80dは、角筒状に形成されており、これにより、軽量化されている。枠体80a、80b、80c、80dは、例えば、円筒状、半円筒状に形成されていてもよい。
第1連結部81は、左右方向に延びるとともに枠体80dの後端に設けられており、軸部材を通す孔を有する。第1軸部81aは、軸部材であって連結部22および第1連結部81の孔を通され、第1連結部81は、第1軸部81aを介してバッテリ格納部21に上下方向に揺動可能に連結されている。
第2嵩上げ部82は、フォーク6の上面の前部に配置されており、左右一対の枠体82a、82bと、左右一対の枠体82a、82bに固定された前後一対の枠体82c、82dと、4つの角補強プレート82eと、を有する。枠体82dは、後で説明する付勢部86を連結するために左右方向に分割されている。第2嵩上げ部82は、4つの枠体82a、82b、82c、82dによって4角形状に形成されており、角補強プレート82eは、この四角形の角部に溶接され、各枠体82a、82b、82c、82d同士の接合状態を補強している。枠体82a、82b、82c、82dは、角筒状に形成されており、これにより、軽量化されている。枠体82a、82b、82c、82dは、例えば、円筒状、半円筒状に形成されていてもよい。第2嵩上げ部82の上面は、第1嵩上げ部80の上面と面一に構成されている。
第1および第2嵩上げ部80、82の高さはそれぞれ、75mmであるが単なる一例であって、第1および第2嵩上げ部80、82の高さは、例えば、50mm~200mmで構成されていてもよい。また、第1および第2嵩上げ部80、82の幅はそれぞれ、300mmであるが単なる一例であって、パレットなどに設けられたフォーク差し込み孔に干渉することがなく、かつ、自重がフォーク6によって支持されるよう構成されていれば、特に限定されない。
2つの第2連結部83は、2つの2軸ヒンジによって構成され、羽根部を枠体80cの前面および枠体82dの後面にそれぞれ固定されており、それによって第1嵩上げ部80および第2嵩上げ部82を上下方向に揺動可能に連結している。本実施形態では、第2連結部83は、2つの2軸ヒンジによって構成されているが単なる一例であって、構成されるヒンジの数を特に限定されない。
2つの把持部84は、金属製であって丸筒状にそれぞれ形成されている。2つの把持部84は、第1および第2嵩上げ部80、82の内側において左右方向に延びるとともに、第1および第2嵩上げ部80、82の左右の枠体80a、80b、82a、82bにそれぞれ固定されている。これにより、把持部84は、第1および第2嵩上げ部80、82のリブとして第1および第2嵩上げ部80、82の剛性を高めている。前側の把持部84が本発明の「把持部」に相当する。把持部84は、例えば、角筒状、半円筒状に形成されていてもよい。なお、把持部84の上面高さは、第1および第2嵩上げ部80、82の上面の高さ以下となるよう構成されている。
キャスター85は、第2嵩上げ部82の前部に固定されている。キャスター85の車輪85aは、第2嵩上げ部82が水平状態のときフォーク6の直上においてフォーク6の上面から間隔をおいた位置で回動可能に配置されている。
付勢部86は、左右一対の第1プレート86aと、左右一対の第2プレート86bと、第2軸部86cと、第3軸部86dと、ガススプリング86eと、を有する。左右一対の第1プレート86aは、前後方向に延びるとともに枠体82dに固定され、左右一対の第2プレート86bは、前後方向に延びるとともに枠体80cに固定されている。第2軸部86cは、枠体80cと枠体82dとの間において第1プレート86a後部に固定され、第3軸部86dは、枠体80cの後方すなわち第1嵩上げ部の前後方向中央において第2プレート86b後部に固定されている。
ガススプリング86eは、一端と他端とを有し、一端は第2軸部86cに揺動可能に連結され、他端は第3軸部86dに揺動可能に連結されている。ガススプリング86eの一端が本発明の「付勢部の第1端部」に相当し、ガススプリング86eの他端が本発明の「付勢部の第2端部」に相当する。付勢部86の上面高さは、第1および第2嵩上げ部80、82が水平状態のとき、第1および第2嵩上げ部80、82の上面高さ以下になるよう構成されている。ガススプリング86eは、第1および第2嵩上げ部80、82が水平状態のとき、収縮状態であり、第1および第2嵩上げ部80、82が折り畳まれ直立状態のとき伸張状態となるよう取り付け位置を調整されている。
ガススプリング86eは、本実施形態では、一端が第1嵩上げ部80の前後方向中央に固定され、他端が第2嵩上げ部82の後端に固定されるよう構成されているが、単なる一例であって、一端が第2嵩上げ部82の前後方向中央に固定され、他端が第1嵩上げ部80の前端に固定されるよう構成されていてもよい。
<折り畳み方法>
次に、嵩上げ不要時における嵩上げ装置8の折り畳み方法について、図3A~図3Dを参照して説明する。なお、嵩上げ装置8は、フォーク6の上昇状態および下降状態のいずれの状態においても折り畳み可能に構成されている。図3Aは、第1および第2嵩上げ部80、82の水平状態を示している。
ユーザは、第1および第2嵩上げ部80、82を折り畳むとき、まず、前後の把持部84をつかみ、図3Bに示すように、上に持ち上げる。このとき、嵩上げ装置8は、ガススプリング86eの付勢力によってユーザが第1および第2嵩上げ部80、82を持ち上げる作業を補助している。キャスター85は、第2嵩上げ部82が持ち上げられることにより、その車輪85aがフォーク6の上面に接地する。
次いで、ユーザは、さらに把持部84を介して、図3Cに示すように、第1および第2嵩上げ部80、82を持ち上げる。このとき、嵩上げ装置8は、キャスター85によって支持されているので、ユーザは、後側の把持部84を離して前側の把持部84のみをつかみ、第2嵩上げ部82の前方から第2嵩上げ部82を後方に押すことによって第1および第2嵩上げ部80、82を持ち上げることもできる。
次いで、ユーザは、前側の把持部84だけをつかんで、図3Dに示すように、第1および第2嵩上げ部80、82を完全に直立させ、第1および第2嵩上げ部80、82を車体2側に配置する。そして、ユーザは、同様の方法で、もう片方の第1および第2嵩上げ部80、82も折り畳み車体2側に配置する。
嵩上げ装置8は、枠体80a~80d、82a~82dを筒状で構成され軽量化されるとともに、第1および第2嵩上げ部80、82の折り畳み作業をガススプリング86eの付勢力によって補助するので、ユーザは、第1および第2嵩上げ部80、82を楽に折り畳むことができる。しかも、嵩上げ装置8は、キャスター85によって、第2嵩上げ部82とフォーク6との摩擦力を軽減するとともに、第1および第2嵩上げ部80、82の重さを支持させる。加えて、嵩上げ装置8は、ガススプリング86eの付勢力によって、第1および第2嵩上げ部80、82の直立状態を維持することができる。
ガススプリング86eの付勢力は、第1および第2嵩上げ部80、82が水平状態のとき第1および第2嵩上げ部80、82の重量によってガススプリング86eの伸長が防止され、かつ、第1および第2嵩上げ部80、82が直立状態のとき、第1および第2嵩上げ部80、82の直立状態を維持することができるよう調整されることが好ましい。なお、第1および第2嵩上げ部80、82の直立状態を固定するために、嵩上げ装置8は、フック状の固定部を第1嵩上げ部80の前端に設けられるとともに、そのフック状の固定部を係止させる係止孔をバッテリ格納部21に設けられ、第1および第2嵩上げ部80、82が直立状態のときこのフックを係止部に係止させることにより、第1および第2嵩上げ部80、82の直立状態を維持させてもよい。
以上、本発明の嵩上げ装置および当該嵩上げ装置を備えたパレットトラックの一実施形態について説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明は、以下の変形例によって実施されてもよい。
・第1および第2嵩上げ部80、82は、筒状に形成されていなくてもよいし、第1および第2嵩上げ部80、82は、中央が埋まっていてもよい。また、第1および第2嵩上げ部80、82はそれぞれ、左右のフォーク6にまたがるように構成されたプラテン状に形成されてもよい。さらに、プラテン状に形成された第1および第2嵩上げ部80、82は、例えば、プラテンを備えたパレットトラックPのプラテン上面に設けられてもよい。
・嵩上げ装置8は、例えば、さらに、1つまたは複数の嵩上げ部を第2嵩上げ部82の前方に有し、ヒンジによってそれぞれを連結してもよい。この場合、嵩上げ装置8は、複数の嵩上げ部を3つ折り、4つ折り、またはそれ以上に折り畳んでもよい。
第2嵩上げ部82は、例えば、左右の側面に取っ手を有してもよい。この場合、ユーザは、左右の取っ手をつかんで、第2嵩上げ部82を引き上げたり、引き上げた第2嵩上げ部82を後方に押すことができる。
・嵩上げ装置8は、第1および第2嵩上げ部80、82の水平状態を確実に固定するために、例えば、第1および第2嵩上げ部80、82に前後方向に延びる第1および第2孔部80f、82fをそれぞれ設けるとともに、第1および第2孔部80f、82fに差し込まれるピン87を有してもよい。この場合、図4および図5に示すように、第1孔部80fが断面円状の孔であって、第2孔部82fが断面半円状の孔であり、かつ、図4および図6に示すように、ピン87が断面半円状部87aおよび断面円状部87bを有するとともに、グリップ87cおよび雄ねじ部87dを有し、グリップ87cに設けられた雌ねじ部(図示略)に雄ねじ部87dを出し入れすることにより、図7に示すように、断面円状部87bを前後方向にスライドし第1孔部80fに抜き差しできるよう構成してもよい。この構成によれば、第1および第2嵩上げ部80、82の水平状態をロックしたり解除したりすることができる。
P パレットトラック
1 後輪
2 車体
20 車体本体
21 バッテリ格納部
22 連結部
3 ステアリングハンドル
4 乗車ステップ
5 ガード
6 フォーク(載置台)
7 前輪
8 嵩上げ装置
80 第1嵩上げ部
80a、80b、80c、80d 枠体
80e 角補強プレート
80f 第1孔部
81 第1連結部
81a 第1軸部
82 第2嵩上げ部
82a、82b、82c、82d 枠体
82e 角補強プレート
82f 第2孔部
83 第2連結部(ヒンジ)
84 把持部
85 キャスター
85a 車輪
86 付勢部
86a 第1プレート
86b 第2プレート
86c 第2軸部
86d 第3軸部
86e ガススプリング
87 ピン

Claims (10)

  1. 荷が載置される載置台と車体とを備えたパレットトラックに設けられる嵩上げ装置であって、
    前記載置台に沿って延び、前記載置台の上に配置される第1嵩上げ部と、
    前記第1嵩上げ部の後端に設けられ、前記第1嵩上げ部を前記車体に上下方向に揺動可能に連結させる第1連結部と、
    前記載置台に沿って延び、前記第1嵩上げ部の前方かつ前記載置台の上面に配置される第2嵩上げ部と、
    前記第1嵩上げ部の前端と前記第2嵩上げ部の後端とを上下方向に揺動可能に連結する第2連結部と
    第1端部および第2端部を有し、伸長して付勢力を与える付勢部と、を備え、
    嵩上げ不要時において、前記第1嵩上げ部および前記第2嵩上げ部は、直立した状態に折り畳まれ前記車体側に配置されるよう構成されており、
    前記付勢部は、前記第1端部が前記第1嵩上げ部または前記第2嵩上げ部の前後方向端部に連結されており、前記第2端部が前記第1嵩上げ部または前記第2嵩上げ部の前後方向中央に連結されており、伸長することにより前記第1および前記第2嵩上げ部の折り畳みを補助することを特徴とする嵩上げ装置。
  2. 前記第2連結部は、ヒンジである
    ことを特徴とする請求項1に記載の嵩上げ装置。
  3. 前記第1および前記第2嵩上げ部は、それぞれ、
    前後方向に延びる左右一対の枠体と、
    左右方向に延び前記左右一対の枠体に固定された前後一対の枠体と、を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の嵩上げ装置。
  4. 前記第2嵩上げ部の前記左右一対の枠体の間において左右方向に延びる把持部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の嵩上げ装置。
  5. 前記把持部は、金属製であって、前記第2嵩上げ部のリブとして前記第2嵩上げ部の剛性を高める
    ことを特徴とする請求項4に記載の嵩上げ装置。
  6. 前記第2嵩上げ部の前端に設けられたキャスターをさらに備え、
    前記第2嵩上げ部は、前記キャスターによって支持されながら折り畳まれる
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の嵩上げ装置。
  7. 前記付勢部の付勢力は、前記第1および前記第2嵩上げ部が水平状態のとき前記第1および前記第2嵩上げ部の重量によって前記付勢部の伸長が妨げられるよう調整されている
    ことを特徴とする請求項に記載の嵩上げ装置。
  8. 前記付勢部は、ガススプリングを有し、
    前記ガススプリングの付勢力が前記付勢部の付勢力である
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の嵩上げ装置。
  9. 前後方向に延び、前後方向にスライド可能に前記第2嵩上げ部の後端に設けられたピンをさらに備え、
    前記第1嵩上げ部は、前端に設けられた第1孔部をさらに有し、
    前記ピンは、前記第1および前記第2嵩上げ部が水平状態のときスライドさせられ前記第1孔部を通されることにより、前記第1および前記第2嵩上げ部の水平状態を維持させる
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の嵩上げ装置。
  10. 請求項1~のいずれか1項に記載の嵩上げ装置を備える
    ことを特徴とするパレットトラック。
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