JP7382199B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯 Download PDF

Info

Publication number
JP7382199B2
JP7382199B2 JP2019185018A JP2019185018A JP7382199B2 JP 7382199 B2 JP7382199 B2 JP 7382199B2 JP 2019185018 A JP2019185018 A JP 2019185018A JP 2019185018 A JP2019185018 A JP 2019185018A JP 7382199 B2 JP7382199 B2 JP 7382199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
distribution pattern
optical axis
reflective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019185018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021061185A (ja
Inventor
佳百合 樹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2019185018A priority Critical patent/JP7382199B2/ja
Publication of JP2021061185A publication Critical patent/JP2021061185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7382199B2 publication Critical patent/JP7382199B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、車両用前照灯に関する。
例えば、自動二輪車や自動三輪車などの鞍乗型車両がある。鞍乗型車両の前側中央部に搭載される車両用前照灯(ヘッドランプ)では、自動四輪車と同様に、上端にカットオフラインを含むロービーム用配光パターンを形成するすれ違い用ビーム(ロービーム)と、ロービーム用配光パターンの上方側にハイビーム用配光パターンを形成する走行用ビーム(ハイビーム)とを、それぞれ車両の前方(車両進行方向)に向けて切り替え自在に照射する。
また、車両用前照灯では、上述したロービームとなる光を出射するロービーム用光源と、ハイビームとなる光を出射するハイビーム用光源とを灯体内に別々に配置し、それぞれの光源から出射された光を共通したリフレクタにより反射しながら、ロービームとハイビームとを車両の前方に向けて照射することが提案されている(例えば、下記特許文献1を参照。)。
一方、車両用前照灯では、リフレクタの反射面を複数の反射領域に分割し、各反射領域で反射される光の反射方向を制御することによって、上述したロービーム用配光パターン及びハイビーム用配光パターンを形成することが提案されている(例えば、下記特許文献2を参照。)。
特開2013-171710号公報 特許第5582865号公報
ところで、上述した車両用前照灯では、ロービーム用光源の点灯からハイビーム用光源の点灯に切り替えた際に、図6に示すように、ロービーム用配光パターンP1’よりも上方側に形成されるハイビーム用配光パターンP2’に、ロービーム用配光パターンP1’のカットオフラインCL’に相当するラインが形成されると共に、ホットゾーン(最も明るい部分)H’の位置も上方側に移動することになる。
ハイビーム用配光パターンでは、ホットゾーンH’が中心に位置すると共に、カットオフラインCL’が形成されないことが要求される。このため、ハイビーム用配光パターンとして良好な配光が得られなくなる。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、良好な配光パターンが得られる車両用前照灯を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 ロービーム用配光パターンを形成する第1の光と、前記ロービーム用配光パターンよりも上方側にハイビーム用配光パターンを形成する第2の光とを、それぞれ車両の前方に向けて切り替え自在に照射する車両用前照灯であって、
前記第1の光を出射する第1の光源と、
前記第2の光を出射する第2の光源と、
前記第1の光及び前記第2の光を前記車両の前方に向けて反射するリフレクタとを備え、
前記第1の光源と前記第2の光源とは、前後方向に並んで配置されると共に、前記第1の光と前記第2の光とを前記リフレクタに向けて出射し、
前記リフレクタは、前記第2の光源よりも後方側に配置された前記第1の光源側に焦点が位置する回転放物系反射面を有し、
前記回転放物系反射面は、複数の反射領域に分割されると共に、各反射領域で反射される前記第1の光及び前記第2の光の反射方向及び光源像を制御することによって、前記ロービーム用配光パターン及び前記ハイビーム用配光パターンを形成しており、
前記複数の反射領域は、前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の一方側に配置された各反射領域に入射した前記第1の光及び前記第2の光を、前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の他方側に向けて反射すると共に、
前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の他方側に配置された各反射領域に入射した前記第1の光及び前記第2の光を、前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の一方側に向けて反射し、
前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の両側に並ぶ前記複数の反射領域のうち、前記光軸に近い側の反射領域により反射された光の光源像よりも、前記光軸から遠い側の反射領域により反射された光の光源像が相対的に小さくなるように、各反射領域で反射される前記第1の光及び前記第2の光の光源像が制御されていることを特徴とする車両用前照灯。
〔2〕 前記リフレクタは、前記第1の光源及び前記第2の光源の下方側に配置され、
前記第1の光源及び前記第2の光源は、前記第1の光及び前記第2の光を下方側に向けて出射することを特徴とする前記〔1〕に記載の車両用前照灯。
〔3〕 前記ロービーム用配光パターンは、上端にカットオフラインを含み、
前記ハイビーム用配光パターンは、前記カットオフラインを含まず、中心にホットゾーンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
〔4〕 鞍乗型車両に搭載される鞍乗型車両用前照灯であることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の車両用前照灯。
以上のように、本発明によれば、良好な配光パターンが得られる車両用前照灯を提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係る車両用前照灯の構成を示す断面図である。 図1に示す車両前照灯の第1の光源の点灯時に、リフレクタの各反射領域で反射される第1の光により形成されるロービーム用配光パターンを示す模式図である。 図1に示す車両前照灯の第2の光源の点灯時に、リフレクタの各反射領域で反射される第2の光により形成されるハイビーム用配光パターンを示す模式図である。 図1に示す車両用灯具において、第1の光によって仮想鉛直スクリーンの面上に形成されたロービーム用配光パターンを示す模式図である。 図1に示す車両用灯具において、第2の光によって仮想鉛直スクリーンの面上に形成されたハイビーム用配光パターンを示す模式図である。 従来の車両前照灯により形成されるロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがあり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本発明の一実施形態として、例えば図1に示す車両用前照灯1について説明する。
なお、図1は、車両用前照灯1Aの構成を示す断面図である。
また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を車両用前照灯1の前後方向(長さ方向)、Y軸方向を車両用前照灯1の左右方向(幅方向)、Z軸方向を車両用前照灯1の上下方向(高さ方向)として、それぞれ示すものとする。
本実施形態の車両用前照灯1は、例えば、自動二輪車や自動三輪車などの鞍乗型車両(図示せず。)の前側中央部に搭載される鞍乗型車両用前照灯(ヘッドランプ)に本発明を適用したものである。
すなわち、この車両用前照灯1は、上端にカットオフラインを含むロービーム用配光パターンを形成するすれ違い用ビーム(ロービーム)と、ロービーム用配光パターンの上方側にハイビーム用配光パターンを形成する走行用ビーム(ハイビーム)とを、それぞれ車両の前方(+X軸方向)に向けて切り替え自在に照射する。
なお、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用前照灯1を正面(車両前方)から見たときのそれぞれの方向を意味するものとする。
本実施形態の車両用前照灯1Aは、図1に示すように、灯体(図示せず。)の内側に、ロービームとなる第1の光L1を出射する第1の光源2と、ハイビームとなる第2の光L2を出射する第2の光源3と、第1の光L1及び第2の光L2を車両の前方に向けて反射するリフレクタ4とを備えている。
なお、灯体は、前面が開口したハウジングと、このハウジングの開口を覆う透明なレンズカバーとにより構成される。また、灯体の形状については、鞍乗型車両のデザイン等に合わせて、適宜変更することが可能である。
第1の光源2及び第2の光源3は、例えば白色光を発する発光ダイオード(LED)からなる。また、LEDには、車両照明用の高出力(高輝度)タイプのもの(例えばSMD LEDなど。)を使用することができる。
第1の光源2と第2の光源3とは、互いに共通する実装基板5の一面(本実施形態では下面)側に実装されている。すなわち、この実装基板5は、第1の光源2と第2の光源3が設けられた一面側を下方に向けた状態で配置されている。
第1の光源2と第2の光源3とは、実装基板5の一面における前後方向に並んで配置されている。また、第1の光源2は、第2の光源3よりも後方側に配置されている。第1の光源2及び第2の光源3は、この実装基板5の一面に対して垂直な下方側に向かって第1の光L1及び第2の光L2を放射状に出射する。
なお、第1の光源2及び第2の光源3を構成するLEDは、1つに限らず複数であってもよい。また、第1の光源2と第2の光源3とは、互いのLEDの数を一致させたり、異ならせたりすることが可能である。また、第1の光源2及び第2の光源3については、第1の光L1及び第2の光L2を放射状に出射するものであればよく、上述したLED以外にも、例えばレーザーダイオード(LD)などの発光素子を用いることができる。
また、実施基板5は、上述したLEDを駆動する駆動回路が設けられた構成であってもよい。一方、LEDが設けられた実施基板5と、駆動回路が設けられた回路基板とを別々に配置し、これら実装基板5と回路基板とをハーネスと呼ばれる配線コードを介して電気的に接続し、LEDが発する熱から駆動回路を保護する構成とであってもよい。
リフレクタ4は、第1の光源2及び第2の光源3の配置に合わせて、実装基板5の一面側(本実施形態では実装基板5を挟んだ第1の光源2及び第2の光源3の下方側)に配置されている。
リフレクタ4は、その前面に回転放物系反射面4aを有している。回転放物系反射面4aは、第1の光源2側に焦点が位置する放物線の一部を回転させることによって得られる凹面状の反射面であり、その前方を除く第1の光源2及び第2の光源3の周囲を囲むように設けられている。
これにより、リフレクタ4は、第1の光源2及び第2の光源3から出射された第1の光L1及び第2の光L2を、それぞれ回転放物系反射面4aにより前方に向けて反射する。なお、本実施形態では、回転放物系反射面4aの焦点が第1の光源2の中心(発光点)と一致する又はその近傍に位置するように、リフレクタ4が配置されている。
回転放物系反射面4aは、複数の反射領域40に分割されると共に、各反射領域40で反射される第1の光L1及び第2の光L2の反射方向を制御することによって、上述したロービーム用配光パターン及びハイビーム用配光パターンを形成している。
なお、回転放物系反射面4aにおいて、複数の反射領域40に分割される各反射領域40の分割ラインについては任意に設定することが可能であり、反射領域40の数や大きさについても任意に調整することが可能である。
本実施形態では、回転放物系反射面4aが左右方向(幅方向)Yに4分割、上下方向(高さ方向)Zに4分割されることによって、計16個の反射領域40に分割された場合を例示している。このうち、左右方向(幅方向)Yに4分割された反射領域群40A~40D毎に、それぞれの反射領域群40A~40Dに入射した第1の光L1及び第2の光L2の反射方向を制御している。
具体的に、回転放物系反射面4aは、複数の反射領域群40A~40Dのうち、第1の光L1及び第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向Yの一方側(+Y側)に並ぶ2つ反射領域群40A,40Bと、第1の光L1及び第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の他方側(-Y側)に並ぶ2つ反射領域群40C,40Dとを有している。
このうち、反射領域群40A,40Bでは、第1の光L1及び第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の一方側に配置された各反射領域40に入射した第1の光L1及び第2の光L2を、第1の光L1及び第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の他方側に向けて反射する。
一方、反射領域群40C,40Dでは、第1の光及び第2の光の光軸を挟んだ幅方向の他方側に配置された各反射領域40に入射した第1の光L1及び第2の光L2を、第1の光L1及び第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の一方側に向けて反射する。
以上のような構成を有する本実施形態の車両用前照灯1では、ロービーム用光源となる第1の光源2から出射された第1の光L1をリフレクタ4の回転放物系反射面4aにより反射することによって、ロービーム用配光パターンを形成するすれ違い用ビーム(ロービーム)が車両の前方に向けて照射される。
一方、本実施形態の車両用前照灯1では、ハイビーム用光源となる第2の光源3から出射された第2の光L2をリフレクタ4の回転放物系反射面4aにより反射することによって、ハイビーム用配光パターンを形成する走行用ビーム(ハイビーム)が車両の前方に向けて照射される。
ここで、回転楕円反射面4aを構成する4つの反射領域群40A~40Dにより反射された第1の光L1により形成されるロービーム用配光パターンP1の光源像を図2に示す。一方、回転楕円反射面4aを構成する4つの反射領域群40A~40Dにより反射された第2の光L2により形成されるハイビーム用配光パターンP1の光源像を図3に示す。
また、本実施形態の車両用前照灯1に正対した仮想鉛直スクリーンに対して、車両用前照灯1の前方に向けて照射される第1の光L1を投影したときのロービーム用配光パターンP1の光源像を図4に示す。
一方、本実施形態の車両用前照灯1に正対した仮想鉛直スクリーンに対して、車両用前照灯1の前方に向けて照射される第2の光L2を投影したときのハイビーム用配光パターンP2の光源像を図5に示す。
回転放物系反射面4aでは、図2及び図4に示すように、4つの反射領域群40A~40D毎に各反射領域40で反射される第1の光L1の反射方向を制御することによって、上端にカットオフラインCLを含むロービーム用配光パターンP1を形成している。
具体的には、4つの反射領域群40A~40Dのうち、第1の光L1の光軸を挟んだ幅方向の一方側に配置された反射領域群40A,40Bに入射した第1の光L1A,L1Bを、第1の光L1の光軸を挟んだ幅方向の他方側に向けて反射することで、この幅方向におけるロービーム用配光パターンP1の他方側の光源像P1A,P1Bを形成している。
一方、第1の光L1の光軸を挟んだ幅方向の他方側に配置された反射領域群40C,40Dに入射した第1の光L1C,L1Dを、第1の光L1の光軸を挟んだ幅方向の他方側に向けて反射することで、この幅方向におけるロービーム用配光パターンP1の一方側の光源像P1C,P1Dを形成している。これにより、ロービーム用配光パターンP1として良好な配光を得ることが可能である。
また、回転放物系反射面4aでは、図3及び図5に示すように、4つの反射領域群40A~40D毎に各反射領域40で反射される第2の光L2の反射方向を制御することによって、上述した図2及び図4に示すロービーム用配光パターンP1の上方側に、ハイビーム用配光パターンP2を形成している。
具体的には、4つの反射領域群40A~40Dのうち、第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の一方側に配置された反射領域群40A,40Bに入射した第2の光L2A,L2Bを、第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の他方側に向けて反射することで、この幅方向におけるハイビーム用配光パターンP2の他方側の光源像P2A,P2Bを形成している。
一方、第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の他方側に配置された反射領域群40C,40Dに入射した第2の光L2C,L2Dを、第2の光L2の光軸を挟んだ幅方向の他方側に向けて反射することで、この幅方向におけるハイビーム用配光パターンP2の一方側の光源像P2C,P2Dを形成している。
このとき、ハイビーム用配光パターンP2の一方側の光源像P2C,P2Dは、上述したロービーム用配光パターンP1の一方側の光源像P1C,P1Dよりも上方側且つ中心側に向かってシフトする。一方、ハイビーム用配光パターンP2の他方側の光源像P2A,P2Bは、上述したロービーム用配光パターンP1の他方側の光源像P1A,P1Bよりも上方側且つ中心側に向かってシフトする。
これにより、ハイビーム用配光パターンP2は、一方側の光源像P2C,P2Dと他方側の光源像P2A,P2Bとが重なり合いながら、上述したロービーム用配光パターンP1のカットオフラインCLを含まず、中心にホットゾーンHが設けられた光源像となる。すなわち、ハイビーム用配光パターンP2として良好な配光を得ることが可能である。
以上のように、本実施形態の車両用前照灯1では、上述した第1の光源2及び第2の光源3から出射された第1の光L1及び第2の光L2を共通したリフレクタ4により反射した場合でも、良好なロービーム用配光パターンL1及びハイビーム用配光パターンL2を得ることが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記車両用前照灯1では、ロービーム用配光パターンP1を形成する第1の光L1と、ハイビーム用配光パターンP2を形成する第2の光L2とを、それぞれ車両の前方に向けて切り替え自在に照射する光源ユニットを備えた構成となっているが、このような構成に必ずしも限定されるものではない。例えば、上述した光源ユニットと共に、ロービーム用配光パターンP1又はハイビーム用配光パターンP2を形成する第3の光を車両の前方に向けて照射する別の光源ユニットを灯体内に配置した構成とすることも可能である。
なお、上記実施形態では、上述した自動二輪車や自動三輪車などの鞍乗型車両の車両用前照灯(ヘッドランプ)に本発明を適用した場合を例示したが、四輪自動車などの車両の前端側の両コーナー部に搭載される車両用前照灯(ヘッドランプ)に本発明を適用することも可能である。
1…車両用前照灯 2…第1の光源 3…第2の光源 4…リフレクタ 4a…回転放物系反射面 5…実装基板 40…反射領域 40A~40D…反射領域群 L1…第1の光 L2…第2の光 P1…ロービーム用配光パターン P2…ハイビーム用配光パターン

Claims (4)

  1. ロービーム用配光パターンを形成する第1の光と、前記ロービーム用配光パターンよりも上方側にハイビーム用配光パターンを形成する第2の光とを、それぞれ車両の前方に向けて切り替え自在に照射する車両用前照灯であって、
    前記第1の光を出射する第1の光源と、
    前記第2の光を出射する第2の光源と、
    前記第1の光及び前記第2の光を前記車両の前方に向けて反射するリフレクタとを備え、
    前記第1の光源と前記第2の光源とは、前後方向に並んで配置されると共に、前記第1の光と前記第2の光とを前記リフレクタに向けて出射し、
    前記リフレクタは、前記第2の光源よりも後方側に配置された前記第1の光源側に焦点が位置する回転放物系反射面を有し、
    前記回転放物系反射面は、複数の反射領域に分割されると共に、各反射領域で反射される前記第1の光及び前記第2の光の反射方向及び光源像を制御することによって、前記ロービーム用配光パターン及び前記ハイビーム用配光パターンを形成しており、
    前記複数の反射領域は、前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の一方側に配置された各反射領域に入射した前記第1の光及び前記第2の光を、前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の他方側に向けて反射すると共に、
    前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の他方側に配置された各反射領域に入射した前記第1の光及び前記第2の光を、前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の一方側に向けて反射し、
    前記第1の光及び前記第2の光の光軸を挟んだ幅方向の両側に並ぶ前記複数の反射領域のうち、前記光軸に近い側の反射領域により反射された光の光源像よりも、前記光軸から遠い側の反射領域により反射された光の光源像が相対的に小さくなるように、各反射領域で反射される前記第1の光及び前記第2の光の光源像が制御されていることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記リフレクタは、前記第1の光源及び前記第2の光源の下方側に配置され、
    前記第1の光源及び前記第2の光源は、前記第1の光及び前記第2の光を下方側に向けて出射することを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記ロービーム用配光パターンは、上端にカットオフラインを含み、
    前記ハイビーム用配光パターンは、前記カットオフラインを含まず、中心にホットゾーンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用前照灯。
  4. 鞍乗型車両に搭載される鞍乗型車両用前照灯であることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の車両用前照灯。
JP2019185018A 2019-10-08 2019-10-08 車両用前照灯 Active JP7382199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019185018A JP7382199B2 (ja) 2019-10-08 2019-10-08 車両用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019185018A JP7382199B2 (ja) 2019-10-08 2019-10-08 車両用前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021061185A JP2021061185A (ja) 2021-04-15
JP7382199B2 true JP7382199B2 (ja) 2023-11-16

Family

ID=75381488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019185018A Active JP7382199B2 (ja) 2019-10-08 2019-10-08 車両用前照灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7382199B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010153269A (ja) 2008-12-26 2010-07-08 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用灯具
JP2013171710A (ja) 2012-02-21 2013-09-02 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯
WO2019069682A1 (ja) 2017-10-06 2019-04-11 株式会社小糸製作所 車両用前照灯

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010153269A (ja) 2008-12-26 2010-07-08 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用灯具
JP2013171710A (ja) 2012-02-21 2013-09-02 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯
WO2019069682A1 (ja) 2017-10-06 2019-04-11 株式会社小糸製作所 車両用前照灯

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021061185A (ja) 2021-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5894433B2 (ja) 車両用灯具
JP5869223B2 (ja) 車両用前照灯
JP4413762B2 (ja) 車両用照明灯具
JP4080780B2 (ja) 光源ユニット
JP4515391B2 (ja) 車両用前照灯
WO2016093154A1 (ja) 車両用照明装置
JP4459702B2 (ja) 車両用照明灯具
JP2017191748A (ja) 車両用灯具、および当該車両用灯具を備えた車両
US20030214815A1 (en) Light source unit for vehicular lamp
JP5919685B2 (ja) 車両用前照灯
JP6085944B2 (ja) 車両用灯具
JP5640306B2 (ja) 灯具ユニット
JP6857490B2 (ja) 車両用前照灯
JP2018098105A (ja) 車両用前照灯
JP6136219B2 (ja) 車両用前照灯
EP2187117B1 (en) Vehicle headlamp
JP7504733B2 (ja) 車両用灯具および車両システム
JP2008084862A (ja) 最適な光分布を有する自動車前照灯
JP7171413B2 (ja) 車両用灯具
JP7308184B2 (ja) 車両用灯具および車両用灯具システム
JP2018083533A (ja) 車両用灯具
JP2018116869A (ja) 灯具
JP4234074B2 (ja) 車両用照明灯具
JP2013246968A (ja) 車両用灯具
JP7382199B2 (ja) 車両用前照灯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7382199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150