JP7375284B2 - 輸送積載物の荷台への固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、輸送積載物の荷台への固定構造に関する。
下記特許文献1には、積載物が締付け時にワイヤロープの張力で変形することなく非梱包で輸送できる固定方法が開示されている。具体的には、積載物の天井位置に、積載物の天井側の対向する両端部をコーナ押えにより挟む動止装置が設置されている。さらに、動止装置のコーナ押えの両外側に備えられた係止部と荷台の両方のフックとを各々張力保持装置を介して張架すると共に、両方の張力保持装置に一端部を荷台のフックに係止させたテンションメータが連結されている。テンションメータを操作することによって発生する張力は、各張力保持装置を介して両方のコーナ押えに均等に付与することができる。また、張力保持装置は、動止装置の係止部と荷台のフックとの間に反張力が発生しても作動せず、係止部とフックとの間に弛みが生じた場合にのみテンションメータの張力を付与するように構成されている。これにより、係止部とフックとの間の張力が調整されている。
特開平8-230555号公報
しかしながら、特許文献1に記載された固定方法により輸送積載物の両端部に亘って動止装置を設置すると共にワイヤロープにより張架することは、輸送積載物が、例えば、上面にガラス窓が配置されたアルミサッシである場合に、アルミサッシとガラス窓が変形し、破損する可能性がある。このため、荷締め部材を直接架け渡すことができない輸送積載物を変形させることなく荷台に固縛する上で改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、荷締め部材を直接架け渡すことができない輸送積載物を変形させることなく荷台に固縛することができる輸送積載物の荷台への固定構造を得ることを目的とする。
第1の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造は、荷台へ積載される輸送積載物の端部に設けられると共に、前記輸送積載物を前記荷台へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備えた被固定部材と、前記被固定部材に固定される積載物固定部と端部が前記荷台へ固定される荷締め部材が張架される張架部とを備えると共に、前記輸送積載物を前記荷台へ固縛する際に前記荷締め部材から受ける荷重に対する剛性を備えた固定具と、を含んで構成されている。
第1の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造によれば、荷台へ積載される輸送積載物の被固定部材には、輸送積載物を荷台へ固縛する際に荷締め部材から受ける荷重に対する剛性を備えた固定具が固定されている。また、被固定部材は、輸送積載物を荷台へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備える。このため、荷締め部材から張架部に荷重が作用した場合に固定具と輸送積載物が変形することを抑制または防止することができる。これにより、輸送積載物が、例えば、直接荷締め部材を架け渡すことができないガラス部分等を含む場合であっても、輸送積載物を変形させることなく荷台に固縛させることができる。
第2の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造は、第1の態様において、前記荷台に積み重ねられた複数の前記輸送積載物のうち最上段の前記輸送積載物の前記被固定部材には前記固定具が固定され、最上段よりも下段側に積み重ねられた前記輸送積載物は前記被固定部材に各々固定されると共に前記輸送積載物を前記荷台へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備えた積載用具を介して積み重ねられている。
第2の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造によれば、荷台へ積載された複数の輸送積載物のうち最上段よりも下段側に積み重ねられた輸送積載物は、被固定部材に各々固定された積載用具を介して積み重ねられている。積載用具は、輸送積載物を荷台へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備えている。また、最上段の輸送積載物の被固定部材には固定具が固定されている。このため、荷締め部材から張架部に荷重が作用した場合に固定具と積み重ねられた輸送積載物が変形することを抑制または防止することができる。これにより、積み重ねられた輸送積載物が、例えば、直接荷締め部材を架け渡すことができないガラス部分等を含む場合であっても、積み重ねられた輸送積載物を変形させることなく荷台に固縛させることができる。
第3の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造は、第2の態様において、前記固定具と前記積載用具は同一の部材が用いられている。
第3の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造によれば、固定具と積載用具は同一の部材が用いられている。このため、輸送積載物を荷台へ固縛する際の部材を共通化して作業効率を向上させることができると共に製造コストの増加を抑制することができる。
以上説明したように、第1の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造は、輸送積載物が、例えば、直接荷締め部材を架け渡すことができないガラス部分等を含む場合であっても、輸送積載物を変形させることなく荷台に固縛させることができるという優れた効果を有する。
第2の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造は、積み重ねられた輸送積載物を変形させることなく荷台に固縛させることができるという優れた効果を有する。
第3の態様に係る輸送積載物の荷台への固定構造は、輸送積載物を荷台へ固縛する際の部材を共通化して作業効率を向上させることができると共に製造コストの増加を抑制することができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る輸送積載物の荷台への固定構造を示す側面図である。 本実施形態に係る輸送積載物の平面図である。 本実施形態に係る固定具の平面図である。 本実施形態に係る固定具の第1変形例を示す側面図である。 本実施形態に係る固定具の第2変形例を示す側面図である。 本実施形態に係る固定具の第3変形例を示す側面図である。
以下、図1~図6を用いて、本発明に係る輸送積載物の荷台への固定構造の一実施形態について説明する。なお、図に適宜示される矢印Lは荷台長さ方向を示し、矢印Wは荷台幅方向を示し、矢印Hは荷台上下方向を示している。
図1に示されるように、荷台12には複数の輸送積載物としての開口フレーム14が積み重ねられている。開口フレーム14の荷台12への固定構造10は、開口フレーム14の端部に設けられた被固定部材としてのボルト締結部材16とボルト締結部材16に固定されると共に荷締め部材としての荷締めベルト18が張架される固定具20とを含んで構成されている。
(開口フレーム14)
開口フレーム14は、荷台12の上面に載置された木製のパレット22の荷台上方側に複数体(本実施形態では、3体)積み重ねられている。図2に示されるように、開口フレーム14は、建物水平方向(荷台幅方向)に間隔を空けて配置されると共に建物上下方向(荷台長さ方向)に延在された一対の縦フレーム30を備えている。また、開口フレーム14は、一対の縦フレーム30の上端部側同士を連結する上側フレーム32と一対の縦フレーム30の下端部側同士を連結する下側フレーム34を備えている。このため、開口フレーム14は、荷台12に積載した状態の平面視で略枠状に形成されている。
図1に示されるように、上側フレーム32は、建物内側(荷台下方側)へ向けて開放された溝形鋼により構成されている。上側フレーム32は、建物下方側の下側フランジ部32Aが、一対の縦フレーム30と溶接等により接合されている。また、図2に示されるように、下側フレーム34は、上側フレーム32と同様に建物内側(荷台下方側)へ向けて開放された溝形鋼(図示省略)により構成されている。下側フレーム34は、建物上方側の上側フランジ部34Aが、一対の縦フレーム30と溶接等により接合されている。
図2に示されるように、開口フレーム14は、一対の縦フレーム30の建物上下方向(荷台長さ方向)の中間部同士を連結する上側連結フレーム36と下側連結フレーム38を備えている。一対の縦フレーム30は、上側フレーム32、上側連結フレーム36、下側連結フレーム38、及び下側フレーム34の順番に沿ってその上端側から下端側までの建物上下方向(荷台長さ方向)の各部分が連結されている。また、下側連結フレーム38と下側フレーム34の間には建物上下方向(荷台長さ方向)に沿って延在された補強フレーム39が架け渡されている。
一対の縦フレーム30、上側連結フレーム36及び下側連結フレーム38により囲まれた部分には開口部40が形成されている。開口部40には、ガラス窓42が嵌め込まれたサッシ44が配置されている。
開口フレーム14の上側フレーム32の建物上方側の上側フランジ部32Bには、複数(本実施形態では2本)のボルト締結部材16が各々接合されている。ボルト締結部材16は、建物下方側(下側フレーム34側)へ向けて開放された溝形鋼により形成され、荷台幅方向両側のフランジ部16A,16Bの端部が上側フランジ部32Bに溶接等により接合されている。また、ボルト締結部材16のウエブ部16Cには、ボルト46を挿通するためのボルト挿通孔16Dが貫通形成されている(図1参照)。ボルト締結部材16は、固定具20を介して開口フレーム14を荷台12へ固縛する際に生じる荷重に対して変形しない程度の剛性を有している。具体的には、当該荷重に対して変形しない程度の剛性を確保できるように材質(例えば、金属等)や寸法(長さ、幅及び肉厚)が設定されている。
開口フレーム14の下側フレーム34の建物下方側の下側フランジ部34Bには、複数(本実施形態では2本)のボルト締結部材16が各々接合されている。ボルト締結部材16は、建物上方側(上側フレーム32側)へ向けて開放された溝形鋼により形成され、荷台幅方向両側のフランジ部16A,16Bの端部が下側フレーム34の建物下方側の下側フランジ部34Bに溶接等により接合されている。また、ボルト締結部材16のウエブ部16Cには、ボルト46を挿通するためのボルト挿通孔(図示省略)が貫通形成されている。
開口フレーム14は、図示しない建物の躯体フレームを構成する天井大梁と床大梁とに固定される(いずれも図示省略)。具体的には、上側フレーム32の上側フランジ部32Bに接合されたボルト締結部材16が天井大梁にボルト締結によって固定される。また、下側フレーム34の下側フランジ部34Bに接合されたボルト締結部材16が床大梁にボルト締結によって固定される。このように天井大梁と床大梁とに接合された開口フレーム14は、サッシ44及び図示しない外壁と共に建物の外側部を構成する。
図1に示されるように、開口フレーム14のボルト締結部材16には、荷台12へ積載される際には固定具20と積載用具50が各々固定されている。具体的には、複数積み重ねられた開口フレーム14のうち最上段の開口フレーム14のボルト締結部材16には固定具20が固定されている。また、最上段よりも下段側に積み重ねられた開口フレーム14のボルト締結部材16には積載用具50が各々固定されている。
固定具20は、荷台幅方向を長手方向として延在された山形鋼により構成されている。また、固定具20は、山形鋼の一方にボルト締結部材16に固定される積載物固定部24が形成され、山形鋼の他方に荷締めベルト18が張架される張架部26が形成されている。固定具20は、荷締めベルト18が張架されることにより生じる荷重に対して変形しない程度の剛性を有している。具体的には、当該荷重に対して変形しない程度の剛性を確保できるように材質(例えば、金属等)や寸法(長さ、幅及び肉厚)が設定されている。
積載物固定部24には、ボルト締結部材16のボルト挿通孔16Dと対応する位置に挿通孔24Aが貫通形成されている。固定具20は、ボルト挿通孔16Dと挿通孔24Aに挿通されたボルト46をナット48に螺入することにより開口フレーム14のボルト締結部材16にボルト締結(固定)されている。
図3に示されるように、張架部26の荷台上方側の面において固定具20短手方向の両端部には、長手方向(荷台幅方向)に沿って延在されると共に荷台上方側へ向けて突出された一対のガイド部材26Aが張架部26と一体で形成されている。このため、両端部が荷台12へ固定される荷締めベルト18を張架部26に張架した際に、荷締めベルト18が荷台長さ方向にずれることを抑制することができる。これにより、固定具20に荷締めベルト18を安定して張架させることができる。
図1に示されるように、積載用具50は、荷台幅方向を長手方向として延在された山形鋼により構成されている。また、積載用具50は、山形鋼の一方にボルト締結部材16に固定される固定部52が形成され、山形鋼の他方には上段側の開口フレーム14を載置するための載置部54が形成されている。積載用具50は、開口フレーム14を荷台12へ固縛する際に生じる荷重に対して変形しない程度の剛性を有している。具体的には、当該荷重に対して変形しない程度の剛性を確保できるように材質(例えば、金属等)や寸法(長さ、幅及び肉厚)が設定されている。
固定部52には、ボルト締結部材16のボルト挿通孔16Dと対応する位置に挿通孔52Aが貫通形成されている。積載用具50は、ボルト挿通孔16Dと挿通孔52Aに挿通されたボルト46をナット48に螺入することにより開口フレーム14のボルト締結部材16にボルト締結(固定)されている。
載置部54の荷台上方側の面において積載用具50短手方向の両端部には、長手方向(荷台幅方向)に延在されると共に荷台上方側へ向けて突出された載置用部材54Aが載置部54と一体で形成されている。このため、上端側の開口フレーム14のボルト締結部材16を載置用部材54Aに載置することができる。これにより、積載用具50に上段側の開口フレーム14を安定して載置させることができる。
本実施形態では、積載用具50は、固定具20と同一の部材が用いられている。このため、積載用具50の固定部52は、固定具20の積載物固定部24と同一とされると共に積載用具50の載置部54は、固定具20の張架部26と同一とされている。これにより、固定具20を最上段よりも下段側に積載された開口フレーム14に固定する際には、荷台長さ方向の向きを逆転させることにより積載用具50として用いることができる。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態に係る開口フレーム14の荷台12への固定構造10によれば、荷台12へ積載される開口フレーム14のボルト締結部材16には、開口フレーム14を荷台12へ固縛する際に荷締めベルト18から受ける荷重に対する剛性を備えた固定具20が固定されている。また、ボルト締結部材16は、開口フレーム14を荷台12へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備えている。このため、開口フレーム14を固縛することにより荷締めベルト18から張架部26に荷重が作用した場合に、ガラス窓42を備えたサッシ44を取り付けた開口フレーム14の変形を抑制または防止することができる。これにより、開口フレーム14を変形させることなく荷台12に固縛させることができる。
さらに、本実施形態に係る開口フレーム14の荷台12への固定構造10によれば、荷台12へ積載された複数の開口フレーム14のうち最上段よりも下段側に積み重ねられた開口フレーム14は、ボルト締結部材16に各々固定された積載用具50を介して積み重ねられている。積載用具50は、開口フレーム14を荷台12へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備えている。また、最上段の開口フレーム14のボルト締結部材16には固定具20が固定されている。このため、荷締めベルト18から張架部26に荷重が作用した場合に固定具20と積み重ねられた開口フレーム14が変形することを抑制または防止することができる。これにより、ガラス窓42を備えたサッシ44を取り付けた開口フレーム14を荷台12へ積載するような場合であっても、積み重ねられた開口フレーム14を変形させることなく荷台12に固縛させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る開口フレーム14の荷台12への固定構造10により、荷締めベルト18を直接架け渡すことができない開口フレーム14を変形させることなく荷台12に固縛することができる。
さらに、本実施形態に係る開口フレーム14の荷台12への固定構造10によれば、固定具20と積載用具50は同一の部材が用いられている。このため、開口フレーム14を荷台12へ固縛する際の部材を共通化して作業効率を向上させることができると共に製造コストの増加を抑制することができる。
また、本実施形態に係る開口フレーム14の上側フレーム32と下側フレーム34とに接合されたボルト締結部材16のボルト挿通孔16Dは、開口フレーム14を荷台12へ積載する際に固定具20を固定するためだけでなく開口フレーム14を建物の躯体フレームへ固定する場合にも用いることができる。このため、建物を建造する際の作業工数と製造コストの増加を抑制することができる。
(変形例)
次に、図4から図6を用いて、本実施形態に係る開口フレーム14の荷台12への固定構造60、70、80の第1変形例から第3変形例について説明する。なお、前述した本実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
(第1変形例)
図4に示されるように、第1変形例に係る浮体式構造体60によれば、山形鋼により構成された固定具62は、張架部64が積載物固定部66の荷台下方側に位置するように構成されている。また、張架部64には、荷台長さ方向(短手方向)の積載物固定部66と反対側の端部にのみガイド部材64Aが張架部64と一体で形成されている。このため、張架部64に張架された荷締めベルト18は、積載物固定部66とガイド部材64Aによりが荷台長さ方向にずれることが抑制される。これにより、固定具62に荷締めベルト18を安定して張架させることができる。また、張架部64には、ガイド部材64Aを片側だけに形成すればよいため、固定具62を製造する際の作業工数の増加を抑制することができる。
(第2変形例)
図5に示されるように、第2変形例に係る浮体式構造体70によれば、固定具72は、荷台上下方向に沿って略平板状に形成された積載物固定部74の荷台上方側に略平板形状の張架部76が溶接等によって接合されることによって一体に形成されている。また、張架部76において、荷台長さ方向(短手方向)の積載物固定部74と反対側の端部にのみガイド部材76Aが張架部76と一体で形成されている。このため、荷締めベルト18が張架部76に張架された際に荷台長さ方向にずれることを積載物固定部74とガイド部材76Aにより抑制することができる。これにより、固定具72に荷締めベルト18を安定して張架させることができる。
(第3変形例)
図6に示されるように、第3変形例に係る浮体式構造体80によれば、固定具82は、積載物固定部84と積載物固定部84の上面に荷台長さ方向に延在された略平板状に形成された上側部材90が溶接等により接合されることにより構成されている。上側部材90には、張架部86と載置部88の両方が設けられている。また、張架部86には一対のガイド部材86Aが形成されると共に載置部88には載置用部材88Aが形成されている。このため、固定具82は、その荷台長さ方向の向きを変更することなく積載用具92としても用いることができる。
第1変形例から第3変形例に係る開口フレーム14の荷台12への固定構造60、70、80によれば、荷締めベルト18から張架部64、76、86に荷重が作用した場合に固定具62、72、82と開口フレーム14が変形することを抑制または防止することができる。これにより、ガラス窓42を備えたサッシ44を取り付けた開口フレーム14を荷台12へ積載する場合であっても、開口フレーム14を変形させることなく荷台12に固縛させることができる。
なお、ここでは、荷台12には、複数の開口フレーム14が積み重ねられているとして説明したが、これに限らず、寸法や形状の異なる積載物が固定具や積載用具を介して積み重ねられてもよい。また、積載物の寸法や形状に応じて固定具や積載用具の寸法や形状が各々設定されてもよい。
さらに、ここでは、被固定部材としてのボルト締結部材16は、開口フレーム14の荷台長さ方向の両端部に設けられているとして説明したが、これに限らず、被固定部材は、輸送積載物の形状等に応じて荷台幅方向の両端部に設けられてもよく、また、片側の端部にだけ設けられてもよい。
また、ここでは、荷締め部材として荷締めベルト18が用いられているとして説明したが、これに限らず、荷締め部材には、例えば、ワイヤロープ等他の部材が用いられてもよい。
10 輸送積載物の荷台への固定構造
12 荷台
14 開口フレーム(輸送積載物)
16 ボルト締結部材(被固定部材)
18 荷締めベルト(荷締め部材)
20 固定具
24 積載物固定部
26 張架部
50 積載用具
60 輸送積載物の荷台への固定構造
62 固定具
64 張架部
66 積載物固定部
70 輸送積載物の荷台への固定構造
72 固定具
74 積載物固定部
76 張架部
80 輸送積載物の荷台への固定構造
82 固定具
84 積載物固定部
86 張架部
92 積載用具

Claims (2)

  1. 荷台へ積載される輸送積載物の端部に設けられると共に、前記輸送積載物を前記荷台へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備えた被固定部材と、
    前記被固定部材に固定される積載物固定部と端部が前記荷台へ固定される荷締め部材が張架される張架部とを備えると共に、前記輸送積載物を前記荷台へ固縛する際に前記荷締め部材から受ける荷重に対する剛性を備えた固定具と、
    を含んで構成され
    前記荷台に積み重ねられた複数の前記輸送積載物のうち最上段の前記輸送積載物の前記被固定部材には前記固定具が固定され、最上段よりも下段側に積み重ねられた前記輸送積載物は前記被固定部材に各々固定されると共に前記輸送積載物を前記荷台へ固縛する際に生じる荷重に対する剛性を備えた積載用具を介して積み重ねられた、
    輸送積載物の荷台への固定構造。
  2. 前記固定具と前記積載用具は同一の部材が用いられている請求項に記載の輸送積載物の荷台への固定構造。
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