JP7315370B2 - コイル状製品用金属製パレット - Google Patents

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Description

本発明は、コイル状製品用金属製パレットに関し、より詳細には、軽合金製のコイル状製品をコンテナ等に搬入して輸送する際に使用されるコイル状製品用金属製パレットに関する。
一般に、帯状の金属部材をコイル状に巻回してなるコイル状製品は、パレット等を利用して車や船などの輸送手段によって目的地へ運ばれる。また、コイル状製品は、結束バンドによってパレットに固定され、フォークリフトやクレーン等の搬送手段を用いて、車両の荷台にそのまま載置されたり、コンテナ等に搬入後に載置 される。
例えば、従来のコイル製品用金属製パレットとしては、平行に配された複数の脚部と、コイル状製品を載置するためのコイル載置部と、を備え、コイル載置部は、コイル状製品の軸方向を水平方向に向けた状態で該製品を支持する一対のコイル支持部を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、アルミニウムなどの軽合金製のコイル状製品は、運搬の際のコイルずれ抑制、コイルを巻きほどく際の巻締まり抑制、平坦性向上を目的として、コイルの巻取張力を巻取開始時から順次低減させることが知られている(例えば、特許文献2参照)。このような軽合金製のコイル状製品では、巻取終了時のコイルの外周面寄り部分では巻取張力が低いことから、車両での運搬の際に外周面寄り部分で巻きズレが発生する可能性がある。
一方、特許文献1の図13には、腕部上に設けられたガイドの溝に、コイル移動抑止部材を嵌めこむことで、コイルの軸方向の移動を阻止することが記載されている。
特開2015-151133号公報 特開2004-298947号公報
ところで、コイル製品を納入したパレットを回収するため、パレットは、段積みされた状態でトラックなどで運ばれており、車載重量の観点から、パレット全体の重量を軽くしたいという要望があった。
ただし、特許文献1のような、コイル移動抑止部材が嵌めこまれる溝を有するガイドは、一対のコイル支持部の外側に設けられているので、コイル移動抑止部材は、一対のコイル支持部を跨ぐ長さを必要とし、該部材自体の重量が嵩むという課題がある。特に、アルミニウムなどの軽合金製のコイル状製品は、鉄製のコイル状製品に比べて比重が小さいことから、コイル径を大きくすることができる。その場合、一対のコイル支持部間の距離が大きくなるため、コイル移動抑制部材の長さはより長くなり、重量アップは避けられない。
また、コイル移動抑制部材は、ガイドの溝に嵌めこまれるだけであるため、コイル状製品がコイル状製品の製造メーカーに回収される際、パレットと一緒に回収されない虞がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、パレット全体の重量アップを抑えつつ、コイル状製品の軸方向の移動を阻止する移動阻止機構を備えるコイル状製品用金属製パレットを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
即ち、本発明は、軽合金製のコイル状製品を載せるコイル状製品用金属製パレットにおいて、
平行に配された複数の脚部と、前記脚部上に設けられたコイル載置部と、を備え、
前記コイル載置部は、
前記脚部上に前記脚部と直交して固定された複数の腕部と、
前記一対の脚部と平行に、前記腕部上に固定された一対のコイル支持部と、
前記一対のコイル支持部間で、少なくとも隣り合う前記腕部同士を連結し、前記脚部の長手方向に沿って延びる複数のガイド部、及び、該複数のガイド部に固定されて、前記一対のコイル支持部間に配置され、前記コイル状製品の軸方向端面と当接可能なストッパー部材をそれぞれ有し、前記コイル状製品の軸方向の移動を阻止する一対の移動阻止機構と、
を備える。
本発明のコイル状製品用金属製パレットによれば、移動阻止機構を構成する複数のガイド部、及び、ストッパー部材は、一対のコイル支持部間に配置されるので、パレット全体の重量アップを抑えつつ、コイル状製品の軸方向の移動を阻止できる。
本発明の第1実施形態に係るコイル状製品用金属製パレットにコイル状製品が梱包された状態を示す斜視図である。 図1に示すコイル状製品用金属製パレットの平面図である。 図2の矢印III方向から見た正面図である。 図2の矢印IV方向から見た側面図である。 図2のV部拡大斜視図である。 図2のVI部拡大斜視図である。 図3のVII部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るコイル状製品用金属製パレットの平面図である。 図8の矢印IX方向から見た矢視図である。 図8の矢印X方向から見た矢視図である。 図8のXI部拡大斜視図である。
以下、本発明の各実施形態に係るコイル状製品用金属製パレットについて図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1~図4に示すように、第1実施形態のコイル状製品用金属製パレット10は、互いに平行に配された2本の第1の脚部11、11と、第1の脚部11、11間に設けられ、結束バンド40が挿通される挿通路12aを有する第2の脚部12と、脚部11、11、12上に設けられたコイル載置部20と、を有する。第2の脚部12は、第1の脚部11、11間の中間位置に、第1の脚部11、11と平行に延在する。第1及び第2の脚部11、11、12は、金属製パレット10を持ち上げるためのフォークリフトの爪部(不図示)が差し込まれる空間を形成するように、いずれも略等しい高さを有し、床面に載置された際にいずれも水平に延びる。
なお、本実施形態では、第1及び第2の脚部11、11、12が延在する方向をX方向とし、第1及び第2の脚部11、11、12と同一平面上で、該X方向に直交する方向をY方向とし、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向とする。
コイル載置部20は、第1の脚部11、11上に第1の脚部11、11と直交して固定され、それぞれ等間隔に配置される複数(本実施形態では、5本)の腕部21a~21eと、2本の第1の脚部11、11の幅方向内側で、該第1の脚部11、11と平行に延び、腕部21a~21eに固定される一対のコイル支持部22、22と、コイル状製品Pの軸方向の移動を阻止する一対の移動阻止機構50、50と、を有する。
第1及び第2の脚部11、11、12、及び複数の腕部21a~21eは、それぞれ断面矩形の長尺状の鋼材(角パイプ)からなり、表面には焼付け塗装が施されている。複数の腕部21a~21eは、溶接によって、第1及び第2の脚部11、11、12に固定されている。
図3に示すように、各コイル支持部22、22は、鋼板を折り曲げることで、断面略台形形状に形成されている。即ち、一対のコイル支持部22は、脚部11の長手方向にそれぞれ延び、上方に向かって互いに離間するように傾斜する傾斜面23をそれぞれ有する。また、一対のコイル支持部22は、鉛直方向に延びる内側面24及び外側面25の各下端部を複数の腕部21a~21eに溶接することで、複数の腕部21a~21eに接合される。各傾斜面23には、硬質ゴム26が貼り付けられている。また、一対のコイル支持部22の内側面24にも、脚部11の長手方向に離間して、複数の硬質ゴム27が貼り付けられている。なお、硬質ゴム26、27は、硬度65以上であることが好ましく、また、硬質ゴムの代わりに、樹脂が適用されてもよい。
これにより、図1に示すように、コイル状製品Pは、コイル支持部22の傾斜面23上に、コイル状製品Pの軸方向を水平方向に向けた状態で配置され、さらに、コイル状製品Pの内部と第2の脚部12の挿通路12aとに掛け渡された結束バンド40を固縛することで、コイル状製品Pは、該パレット10に固定される。
また、図2及び図5に示すように、4本の腕部21a~21eのうち、X方向外側及び中間に位置する3本の腕部21a、21c、21eには、高さ調整部材28がそれぞれ取り付けられ、これら6箇所の高さ調整部材28の上面には、緩衝材である硬質ゴム31を載置するための緩衝材載置部30がそれぞれ設けられている。高さ調整部材28も、表面に焼付け塗装が施された鋼材であり、コイル支持部22、22の外側面25から外側に延出した腕部21a、21c、21eの上面に設けられ、腕部21a、21c、21eの上面、及びコイル支持部22の外側面25と溶接により接合されている。
緩衝材載置部30は、硬質ゴム31を上方に突出させた状態で、硬質ゴム31の側面を囲う鋼製の枠体32を有する。硬質ゴム31は、枠体32内に僅かなクリアランスを持って着脱自在に嵌まり込んで、高さ調整部材28の上面に載置される。この硬質ゴム31も、硬度65以上であることが好ましい。
枠体32は、図2に示すように、上面視で、第1の脚部11の下面と重なる位置に設けられている。このため、上段パレット10の2本の第1の脚部11、11が、下段パレット10の緩衝材載置部30の6箇所の硬質ゴム31によってそれぞれ載置された状態で、複数のパレット10を段積みすることができる。その際、上段パレットの脚部11、11と下段パレットの硬質ゴム31の表面との間には大きな摩擦力が生じ、脚部11、11の表面に焼付き塗装が施されている場合であっても、上段パレットの脚部11、11と下段パレットの硬質ゴム31との間で位置ずれするのを防止することができる。
また、一対の移動阻止機構50、50は、一対のコイル支持部22、22間で、隣り合う腕部21a、21b同士、及び腕部21d、21e同士をそれぞれ連結し、脚部11、11、12の長手方向に沿って延びる複数(本実施形態では、2本)のガイド部51、51、及び、該複数のガイド部51、51に固定されて、一対のコイル支持部22、22間に配置され、コイル状製品Pの軸方向端面と当接可能なストッパー部材60をそれぞれ有する。
図6にも拡大して示すように、各ガイド部51、51には、脚部11、11、12の長手方向に沿って延びるスリット52が上面にそれぞれ形成されている。また、各ガイド部51、51は、断面略U字状に形成され、開口する下端部が、腕部21a、21bの上面、又は、腕部21d、21eの上面に接合されている。また、腕部21a、21b間、又は、腕部21d、21e間の、各ガイド部51、51の開口する下端部も、裏板53を接合することで閉じられており、ガイド通路54を形成している(図7参照)。
なお、各ガイド部51、51は、一対のコイル支持部22、22上に載置されるコイル状製品Pと干渉しないように、Z方向において、コイル支持部22、22の内側面24、24より低く、且つ、Y方向において、第2の脚部12よりもコイル支持部22、22の内側面24、24寄りに配置されている。
また、ストッパー部材60は、ボルト挿通孔61、61が形成される取付面62と、取付面62から起立する起立面63と、を備えて断面L字状に形成され、コイル状製品Pと対向する起立面63の一側面には、硬質ゴム64が貼付される(図2参照)。
さらに、移動阻止機構50は、スリット52内を移動可能で、ストッパー部材60をガイド部51にそれぞれ固定する固定具としてのフランジ付きボルト56及びナット57を備える。
図7に示すように、フランジ付きボルト56のフランジ部56aは、ガイド部51、51のガイド通路54内に配置される。そして、スリット52及びストッパー部材60のボルト挿通孔61を通過するフランジ付きボルト56にナット57を締め付けることで、ストッパー部材60がガイド部51、51に対して固定される。
また、ストッパー部材60は、ナット57を緩めた状態で、スリット52内を移動させることで、脚部11、11、12の長手方向における位置を変更可能である。したがって、本実施形態では、コイル支持部22の傾斜面23上に配置されたコイル状製品Pの軸方向両端面に、一対の移動阻止機構50の各ストッパー部材60の硬質ゴム64を当接させることで、コイル状製品Pの軸方向の移動を阻止できる。
以上説明したように、本実施形態のコイル状製品用金属製パレット10によれば、各移動阻止機構50の複数のガイド部51、51、及び、ストッパー部材60は、一対のコイル支持部22、22間に配置されるので、移動阻止機構50はコンパクトな構成となり、パレット全体の重量アップを抑えつつ、コイル状製品Pの軸方向の移動を阻止できる。
さらに、本実施形態では、複数のガイド部51、51は、脚部11、11、12の長手方向に沿って延びるスリット52をそれぞれ有し、移動阻止機構50は、スリット52内を移動可能で、ストッパー部材60をガイド部51、51にそれぞれ固定する固定具をさらに備え、ストッパー部材60は、脚部11、11、12の長手方向における位置を変更可能となる。これにより、ストッパー部材60は、コイル状製品Pの軸方向長さに応じて、位置調整可能である。また、ストッパー部材60を、コイル状製品Pの製造メーカーに、パレット10と一緒に確実に回収できる。
加えて、移動阻止機構50は、固定具として、スリット52、及びストッパー部材60に形成されたボルト挿通孔61に挿通されるフランジ付きボルト56と、ストッパー部材60のボルト挿通孔61から延出したボルト56に締結されるナット57と、を有するので、ボルト56が回転するのを防止でき、また、ナット57を容易に締め付けることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るコイル状製品用金属製パレット10aについて、図8~図11を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、同一又は相当符号を付して、説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のコイル状製品用金属製パレット10aでは、第1実施形態と同様、第1及び第2の脚部11、11、12を有し、コイル載置部20aも、複数(本実施形態では、6本)の腕部21a~21fと、一対のコイル支持部22と、一対の移動阻止機構50a、50aと、を有する。一方、本実施形態では、ガイド部51a、51aは、一端部が、腕部21a、21fに切り欠いて形成された凹部70内に接合され、他端部が、腕部21b、21eの側面と接合されている。
なお、本実施形態では、緩衝材載置部30は、X方向外側及び中間に位置する4本の腕部21a、21c、21d、21fにおける左右計8箇所に、高さ調整部材28を介して設けられている。
即ち、本実施形態では、ガイド部51a、51a及びガイド部51a、51aの開口部の下端部に接合された裏板53の一端部が凹部70内に溶接により接合されて、ガイド部51a、51aが凹部70内に収容される。また、スリット52のY方向一端側が、腕部21a、21eの側面に開放されている。したがって、各ガイド部51a、51aは、ガイド部51a、51aの上面が、腕部21a~21fの上面の高さ以下となるように、腕部21a、21b、21e、21fに連結される。
したがって、本実施形態の場合には、ストッパー部材60が第1実施形態より低い位置に配置されるので、コイル状製品Pをパレット10に載置する際に、コイル状製品Pがガイド部51a、51aやストッパー部材60と干渉するのを抑えることができる。
特に、ガイド部51a、51aの上面が、腕部21a~21fの上面の高さ以下となることで、一対のガイド部51a、51a間の距離を近づけて配置しても、コイル状製品Pと干渉する虞がなく、ストッパー部材60をより小型化することができる。
さらに、ガイド部51a、51aのスリット52が腕部21a、21f内まで形成されることになり、ストッパー部材60の可動距離を確保しつつ、パレット全体をコンパクトに設計できる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態と同様である。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 軽合金製のコイル状製品を載せるコイル状製品用金属製パレットにおいて、
平行に配された複数の脚部と、前記脚部上に設けられたコイル載置部と、を備え、
前記コイル載置部は、
前記脚部上に前記脚部と直交して固定された複数の腕部と、
前記一対の脚部と平行に、前記腕部上に固定された一対のコイル支持部と、
前記一対のコイル支持部間で、少なくとも隣り合う前記腕部同士を連結し、前記脚部の長手方向に沿って延びる複数のガイド部、及び、該複数のガイド部に固定されて、前記一対のコイル支持部間に配置され、前記コイル状製品の軸方向端面と当接可能なストッパー部材をそれぞれ有し、前記コイル状製品の軸方向の移動を阻止する一対の移動阻止機構と、
を備える、コイル状製品用金属製パレット。
この構成によれば、複数のガイド部、及び、ストッパー部材は、一対のコイル支持部間に配置されるので、移動阻止機構はコンパクトな構成となり、パレットの重量アップを抑えつつ、コイル状製品の軸方向の移動を阻止できる。
(2) 複数のガイド部は、前記脚部の長手方向に沿って延びるスリットをそれぞれ有し、
前記移動阻止機構は、前記スリット内を移動可能で、前記ストッパー部材を前記ガイド部にそれぞれ固定する固定具をさらに備え、
前記ストッパー部材は、前記脚部の長手方向における位置を変更可能である、(1)に記載のコイル状製品用金属製パレット。
この構成によれば、ストッパー部材は、コイル状製品の軸方向長さに応じて、位置調整可能であると共に、ストッパー部材を、コイル状製品の製造メーカーに、パレットと一緒に確実に回収できる。
(3) 前記固定具は、前記スリット、及び前記ストッパー部材に形成されたボルト挿通孔に挿通されるフランジ付きボルトと、前記ストッパー部材のボルト挿通孔から延出した前記ボルトに締結されるナットと、を有する、(2)に記載のコイル状製品用金属製パレット。
この構成によれば、ナットを締め付ける際にボルトが連れ回るのを防止でき、また、ナットを外側から容易に締め付けることができる。
(4) 前記各ガイド部は、前記ガイド部の上面が、前記腕部の上面の高さ以下となるように、前記腕部に連結される、(1)に記載のコイル状製品用金属製パレット。
この構成によれば、コイル状製品をパレットに載置する際に、コイル状製品がガイド部やストッパー部材と干渉するのを抑えることができる。
(5) 前記ガイド部の少なくとも一方の端部は、前記腕部を切り欠いて形成された凹部に接合される、(1)に記載のコイル状製品用金属製パレット。
この構成によれば、ガイド部のスリットが腕部内まで形成されることになり、ストッパー部材の可動距離を確保しつつ、パレット全体をコンパクトに設計できる。
10、10a コイル状製品用金属製パレット
11 第1の脚部(脚部)
12 第2の脚部(脚部)
20、20a コイル載置部
21a、21b、21c、21d、21e、21f 腕部
22 コイル支持部
28 高さ調整部材
30 緩衝材載置部
31 硬質ゴム
32 枠体
40 結束バンド
50、50a 移動阻止機構
51、51a ガイド部
52 スリット
56 フランジ付きボルト(固定具)
57 ナット(固定具)
60 ストッパー部材
61 ボルト挿通孔
70 凹部
P コイル状製品

Claims (7)

  1. 軽合金製のコイル状製品を載せるコイル状製品用金属製パレットにおいて、
    平行に配された複数の脚部と、前記脚部上に設けられたコイル載置部と、を備え、
    前記コイル載置部は、
    前記脚部上に前記脚部と直交して固定された複数の腕部と、
    前記複数の脚部と平行に、前記腕部上に固定された一対のコイル支持部と、
    前記一対のコイル支持部間で、少なくとも隣り合う前記腕部同士を連結し、前記脚部の長手方向に沿って延びる複数のガイド部、及び、該複数のガイド部に固定されて、前記一対のコイル支持部間に配置され、前記コイル状製品の軸方向端面と当接可能なストッパー部材をそれぞれ有し、前記コイル状製品の軸方向の移動を阻止する一対の移動阻止機構と、
    を備える、コイル状製品用金属製パレット。
  2. 前記ガイド部は、少なくとも隣り合う前記腕部に接合された、請求項1に記載のコイル状製品用金属製パレット。
  3. 前記複数のガイド部は、前記腕部の長手方向に沿って並べて配置され、
    前記ストッパー部材は、前記腕部の長手方向に沿って形成され、前記複数のガイド部に固定された、請求項2に記載のコイル状製品用金属製パレット。
  4. 複数のガイド部は、前記脚部の長手方向に沿って延びるスリットをそれぞれ有し、
    前記移動阻止機構は、前記スリット内を移動可能で、前記ストッパー部材を前記ガイド部にそれぞれ固定する固定具をさらに備え、
    前記ストッパー部材は、前記脚部の長手方向における位置を変更可能である、請求項1に記載のコイル状製品用金属製パレット。
  5. 前記固定具は、前記スリット、及び前記ストッパー部材に形成されたボルト挿通孔に挿通されるフランジ付きボルトと、前記ストッパー部材のボルト挿通孔から延出した前記ボルトに締結されるナットと、を有する、請求項4に記載のコイル状製品用金属製パレット。
  6. 前記各ガイド部は、前記ガイド部の上面が、前記腕部の上面の高さ以下となるように、前記腕部に連結される、請求項1に記載のコイル状製品用金属製パレット。
  7. 前記ガイド部の少なくとも一方の端部は、前記腕部を切り欠いて形成された凹部に接合される、請求項1に記載のコイル状製品用金属製パレット。
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