JP5924687B2 - 乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法 - Google Patents

乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5924687B2
JP5924687B2 JP2012226694A JP2012226694A JP5924687B2 JP 5924687 B2 JP5924687 B2 JP 5924687B2 JP 2012226694 A JP2012226694 A JP 2012226694A JP 2012226694 A JP2012226694 A JP 2012226694A JP 5924687 B2 JP5924687 B2 JP 5924687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truss
jig
transportation
passenger conveyor
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012226694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013121881A (ja
JP2013121881A5 (ja
Inventor
圭佑 毛利
圭佑 毛利
嘉寿也 宮崎
嘉寿也 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012226694A priority Critical patent/JP5924687B2/ja
Priority to CN201210445177.3A priority patent/CN103101829B/zh
Publication of JP2013121881A publication Critical patent/JP2013121881A/ja
Publication of JP2013121881A5 publication Critical patent/JP2013121881A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5924687B2 publication Critical patent/JP5924687B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

本発明は、乗客コンベアの荷積みおよび輸送に用いられる乗客コンベアの輸送用治具、およびこの輸送用治具を用いた乗客コンベアの輸送方法に関するものである。
通常、乗客コンベアは、工場で生産された後、据付現場までの輸送が容易になるように、複数に分割され、コンテナやトラック等に積み込まれる。分割数は、乗客コンベアの階高によって異なるが、上部水平部と傾斜部の一部から構成され「くの字」状に屈曲した上部トラス、傾斜部のみの真直ぐな中部トラス(階高によってこの部分の数が多くなったり、なかったりする)、下部水平部と傾斜部の一部から構成され「くの字」状に屈曲した下部トラスの3種類に分けられる。分割されたトラスは、コンテナ、トラック等の荷台に積み込まれ、据付現場まで輸送された後、再び結合され、建物に設置される。
従来、輸送の際に分割されたトラスは、それぞれが単体で平積みされる(例えば、特許文献1参照)か、もしくは上部トラスの場合には支持台の上に置かれていた(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−256491号公報 特開2008−207913号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
上述した従来の荷積みおよび輸送方法では、分割されたトラスが単体で、平積みもしくは支持台の上に置かれる。このため、無駄な空きスペースが存在し、輸送効率が悪いという問題があった。
この問題に対して、トラスの上にトラスを重ねて置く2段積みが有効となる。しかしながら、船やトラックの輸送では、高波や道路の段差、カーブ、ブレーキ等によって上下方向だけではなく、前後左右方向にも大きな加速度が働くことになる。これにより、トラスの変形、破損もしくは荷崩れを起こすおそれがあった。従って、これらのおそれを防ぐためには、上(2段目)に乗せるトラス重量に制限を持たせる必要があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、乗客コンベアを輸送する際の無駄な空きスペースを極力少なくし、輸送効率を向上させるとともに、輸送時の揺れを抑え、乗客コンベアを破損させることなく輸送することができる乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法を得ることを目的とする。
本発明に係る乗客コンベアの輸送用治具は、分割された乗客コンベアのトラス同士を拘束し、分割されたトラスを2段積みして輸送する際に使用される乗客コンベアの輸送用治具であって、1段目のトラスを2箇所以上で拘束するための下部トラス固定具と、2段目のトラスを2箇所以上で拘束するための上部トラス固定具と、上部トラス固定具が一方の面に設けられ、下部トラス固定具が一方の面と反対側の他方の面に設けられた中心梁と、輸送時における中心梁の揺れを抑制するために中心梁の両端に設けられた支持部とを備え、中心梁は、1段目のトラスの左フレーム上梁と右フレーム上梁に掛け渡される長さを有し、下部トラス固定具は、1段目のトラスにおける左フレームおよび右フレームの2箇所で1段目のトラスを拘束し、上部トラス固定具は、2段目のトラスにおける左フレームおよび右フレームの2箇所で2段目のトラスを拘束し、支持部は、中心梁の長手方向の荷重を支えるために設けられているものである。
また、本発明に係る乗客コンベアの輸送方法は、本発明の乗客コンベアの輸送用治具を用いた乗客コンベアの輸送方法であって、1段目のトラスの上に輸送用治具を複数個設置し、それぞれの輸送用治具に設けられた下部トラス固定具により、1段目のトラスを中心梁の他方の面に固定する第1ステップと、1段目のトラスが固定された輸送用治具の上に2段目のトラスを置き、それぞれの輸送用治具に設けられた上部トラス固定具により、2段目のトラスを中心梁の一方の面に固定する第2ステップと、1段目のトラスと2段目のトラスが輸送用治具に固定された状態で、荷台に積み込む第3ステップと、第3ステップによる積み込み完了後に、輸送用治具のそれぞれに設けられた支持部により、輸送用治具のそれぞれを荷台に固定する第4ステップとを含むものである。
本発明によれば、トラスを2段積みした上で、輸送時の揺れを抑えることができる専用の治具を用いて、乗客コンベアの輸送を行うことにより、乗客コンベアを輸送する際の無駄な空きスペースを極力少なくし、輸送効率を向上させるとともに、輸送時の揺れを抑え、乗客コンベアを破損させることなく輸送することができる乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアのトラス全体を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの輸送用治具を示す正面から見た概略図である。 本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの輸送用治具の側面から見た取り付け図である。 本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの輸送方法のその他の例を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る乗客コンベアの輸送用治具を示す正面から見た概略図である。 本発明の実施の形態3に係る乗客コンベアの輸送用治具を用いて、コンテナに乗客コンベアのトラスを積み込んだ状態を示す側面図である。 図6のA−A線に沿う断面図であり、本発明の実施の形態3に係る乗客コンベアの輸送用治具の詳細断面図である。 本発明の実施の形態3に係る乗客コンベアの輸送用治具に用いられ、トラスと中心梁を固定するための固定具の開放状態および固定状態を示す図であり、図7のI部の詳細図である。 本発明の実施の形態3における乗客コンベアのトラスの側面図と荷重方向による強度、およびトラスの断面図と荷重方向による強度を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る乗客コンベアの輸送用治具に用いられる支持装置の伸縮機構を示す側面図および正面図である。 本発明の実施の形態5に係る乗客コンベアの輸送用治具に用いられる支持装置の足とコンテナの固定方法に関する説明図である。 本発明の実施の形態6に係る乗客コンベアの輸送用治具を用いて、コンテナに乗客コンベアのトラスを積み込んだ状態を示す側面図である。 図6のA−A線に沿う断面図であり、本発明の実施の形態7に係る乗客コンベアの輸送用治具および凹型治具28の断面図である。
以下、本発明の乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアのトラス全体を示す側面図である。乗客コンベア1は、工場で製作された後、上部水平部と傾斜部の一部から構成され「くの字」状に屈曲した上部トラス2、傾斜部のみの真直ぐな中部トラス3(階高によってこの部分の数が多くなったり、なかったりする)、下部水平部と傾斜部の一部から構成され「くの字」状に屈曲した下部トラス4の3種類に分割される。
分割されたトラスは、従来技術においては、コンテナ、トラック等に単体で、平積み、もしくは上部トラスの場合には支持台の上に積み込まれ、据付現場まで輸送された後、再び結合され、建物に設置されていた。
このような従来の輸送方法に対して、本発明では、乗客コンベアを輸送する際の無駄な空きスペースを極力少なくして輸送効率を向上させるとともに、輸送時の揺れを抑え、乗客コンベアを破損させることなく輸送することができる輸送専用の治具を用いる。より具体的には、分割したトラスを2段積みして搬送することを可能とする専用治具を用いる。そこで、この専用治具に関し、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの輸送用治具を示す正面から見た概略図である。図2において、輸送用治具10は、中心梁11と、中心梁11の上下に設けられたトラス固定具12L、12R、13L、13R(注;L:左、R:右の意味合い)と、中心梁11の両端に設けられた支持装置14とを備える。
中心梁11としては、例えば、H形鋼のような鋼材を用いる。また、トラス固定具12L、12R、13L、13Rとしては、例えば、クランプのような固定手段を用いる。クランプは、図2に示すように、片側がヒンジにより開閉することができ、ヒンジと反対側のボルトを留めることで、トラスの一部分を固定する構造になっている。
また、支持装置14は、油圧シリンダ14a、固定可能ジョイント14b、ジョイント14c、および支持装置の足14dを備えて構成されている。そして、伸縮可能な油圧シリンダ14aの上部は、固定可能ジョイント14bにより中心梁11と接続されている。一方、伸縮可能な油圧シリンダ14aの下部は、ジョイント14cにより支持装置の足14dと接続されている。
ここで、固定可能ジョイント14bは、自由に角度を変えることができる。このため、2段積みしたトラスをコンテナ等に積み込む際は支持装置14が邪魔にならないような角度に折りたたむことができる。また、輸送時には、支持装置14を左右斜め方向に傾けて固定することで、横揺れに対してもトラスを支えることができる。また、ジョイント14cの角度も自由に傾けることができるため、支持装置の足14dは、常に地面に水平な状態となって、トラスを支えることができる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの輸送用治具の側面から見た取り付け図である。図3においては、1段目の下部トラス4の上に、2段目として上部トラス2が配置されている場合を例示している。
そこで、この図3を例にして、以下に輸送用治具10の取り付け手順を示す。まず、下部トラス4の上に輸送用治具10を複数個設置し、下部トラス固定具13L、13Rを締めることで、輸送用治具10の下面に対して1段目である下部トラス4を固定する。次に、下部トラス4が固定された輸送用治具10の上に、上部トラス2を置き、上部トラス固定具12L、12Rを締めることで、輸送用治具10の上面に対して2段目である上部トラス2を固定する。
そして、1段目の下部トラス4と2段目の上部トラス2とが輸送用治具10によって連結された状態で、コンテナやトラックの荷台等に積み込む。この時、まだ支持装置14は、油圧シリンダ14aも縮んだ状態で小さく折りたたまれている。
次に、1段目の下部トラス4と2段目の上部トラス2とが輸送用治具10によって連結された状態で積み込まれた後は、支持装置14の固定可能ジョイント14b部分を適度な角度に広げることで、ジョイント角度を固定する。その後、支持装置の足14dが、地面に着くまでシリンダ14aを伸ばして固定する。
輸送用治具10に固定されたトラスをコンテナから降ろすときは、上記の手順の逆の手順を行う。
本実施の形態1では、図2、図3で示したように、1つの輸送用治具10が、中心梁11の上部と下部のそれぞれの左右方向にトラス固定具(12L、12R、13L、13R)を備えており、かつ、このような輸送用治具10を、輸送時の前後方向(図3の紙面上での左右方向に相当)に対して2つ配置し、2つのトラスを2段で固定している。この結果、このような輸送用治具10によって2段積みされたトラスが支持されることで、輸送時にどの方向からの揺れが発生したとしても、トラスの荷崩れや破損を防ぐことができる。
さらに、1段目の下部トラス4と2段目の上部トラス2を2段に重ねて配置することで、無駄な空きスペースを少なくすることができる。この結果、輸送効率が向上し、一度により多くの乗客コンベアを輸送する、もしくはコンテナやトラック等の積載スペースが小さくなることによる輸送コストの削減を行うことができる。
さらに、支持装置14は、コンパクトに収納することができ、積込みも容易に行うことができる。このため、輸送時ばかりでなく、積み降ろし作業的にも有効といえる。
以上のように、実施の形態1によれば、トラスを2段積みした上で、輸送時の揺れを抑えることができる専用の治具を用いて、乗客コンベアの輸送を行うことができる。この結果、乗客コンベアを輸送する際の無駄な空きスペースを極力少なくし、輸送効率を向上させるとともに、乗客コンベアを破損させることなく輸送することが可能となる。さらに、積載スペースが小さくなることに伴う輸送コストの削減を図ることもできる。
なお、本実施の形態1では、図2に示したように、1段目のトラスの上梁と2段目のトラスの下梁を拘束するための機能として、片側がヒンジにより開閉することができ、ヒンジと反対側のボルトを留めることでトラスの一部分を固定する構造を備えたトラス固定具12L、12R、13L、13Rについて説明した。しかしながら、本発明におけるトラス固定具は、このような構造に限定されず、下部トラスの上梁と上部トラスの下梁を拘束することができる機能を有するものであれば、他の構造としてもよい。例えば、万力のように挟んで摩擦締結する構造や、ロープで縛る方法でもよい。
また、本実施の形態1では、支持装置14の長さ調整可能な機能として、油圧シリンダ14aを備えている場合について説明した。しかしながら、本発明における支持装置14は、このような構造に限定されず、支持装置14の長さ調整可能な機能を有するものであれば、他の構造としてもよい。例えば、ラックピニオン機構を用いてもよい。
また、本実施の形態1では、図3を用いて、2段積みの構成が、下部トラス4と上部トラス2の組合せになっている場合について説明した。しかしながら、本発明における2段積みの構成は、このような組合せに限定されない。図4は、本発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの輸送方法のその他の例を示す図である。図4に示すように、トラスの組合せは、
(a)中部トラス3と上部トラス2
(b)中部トラス3と中部トラス3
(c)下部トラス4と中部トラス3
の場合でも、同様に実施することができる。すなわち、コンテナやトラック等に積み込める組合せであれば、どのような組合せも可能である。
また、本実施の形態1では、図3に示すように、輸送用治具10が、2個設置されている場合を説明したが、輸送用治具10の数と配置は、これに限定されるものではない。すなわち、トラスの長さやトラスの組合せ(上部トラス2、中部トラス3、下部トラス4)等によって、輸送用治具10の数と配置を適切に選択し、様々なパターンとすることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、中心梁11をコンテナやトラック等に固定するために、先の実施の形態1で説明した支持装置14とは異なる構造を用いる場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態2による乗客コンベアの輸送用治具を示す正面から見た概略図である。図5において、輸送用治具10は、中心梁11と、中心梁11の上下に設けられたトラス固定具12L、12R、13L、13Rと、中心梁11の両端に設けられたフック15と、ロープ16とを備える。
先の実施の形態1における図1の構成と比較すると、本実施の形態2における図5の構成は、支持部として、支持装置14の代わりに、フック15を備えている点が異なっている。そこで、この相違する構成を中心に、以下に説明する。
本実施の形態2における図5の構成を備えた輸送用治具10は、ロープ16を介してフック15と外部固定端17とを接続することで、輸送用治具10の全体を固定している。ここで、外部固定端17は、コンテナやトラック等に固定されたフックである。
以上のように、実施の形態2によれば、支持部としてフックを備えた輸送用治具によっても、トラスを2段積みした上で、輸送時の揺れを抑えて、乗客コンベアの輸送を行うことができる。この結果、先の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
さらに、輸送用治具を支持する構造をフックにすることで、先の実施の形態1で説明した支持装置を不要とすることができ、先の実施の形態1よりも、さらにコンパクトに収納することが可能となり、積み降ろしがさらに容易になる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、先の実施の形態1、2における輸送用治具10とは異なる構造を備えた輸送用治具23を用いて、荷台に相当するコンテナ21に固定する方法について、詳細に説明する。
まず始めに、構造面を説明する。
図6は、本発明の実施の形態3に係る乗客コンベアの輸送用治具を用いて、コンテナに乗客コンベアのトラスを積み込んだ状態を示す側面図である。また、図7は、図6のA−A線に沿う断面図であり、本発明の実施の形態3に係る乗客コンベアの輸送用治具の詳細断面図である。さらに、図8は、本発明の実施の形態3に係る乗客コンベアの輸送用治具に用いられ、トラスと中心梁を固定するための固定具の開放状態および固定状態を示す図であり、図7のI部の詳細図である。
図7において、輸送用治具23は、中心梁24を基部として構成される。中心梁24は、トラス22の左フレーム上梁22a_Lと右フレーム上梁22a_Rに掛け渡される長さを有し、中心梁24の上下面の両端には、トラスが幅方向(中心梁24の長手方向に相当)にずれないためのストッパー25を備える。
また、中心梁24の上下面において、輸送用治具23を配置した時にトラスの上下梁(22a_L、22a_R、22b_L、22b_R)の内側に、トラスと中心梁24を固定するための固定具26をそれぞれ備える。
また、中心梁24の両端には、輸送時に横荷重を支えるための支持装置27を有する。支持装置27は、ねじ構造になっており、支持棒27aに雄ねじ、中心梁側に雌ねじが切られている。また、支持棒27aの端には、コンテナ21の壁との接触面積を増やすための足27bを備える。
次に、本実施の形態3における輸送用治具23を用いた輸送方法について説明する。
まず、コンテナ21に積み込む時は、平面に置かれた下部トラス22aの左フレーム上梁22a_Lと右フレーム上梁22a_Rに掛け渡すようにして、輸送用治具23を2箇所設置する。
2箇所に設置するそれぞれの輸送用治具23は、上部トラス22bの重心位置が2つの輸送用治具23の間になるように配置する。輸送用治具23を配置した後、中心梁24の下面にある固定具26のレバー26aを引いて、図8(a)の開放状態から図8(b)の固定状態にする。この操作により、中心梁24と下部トラスの左フレーム上梁22a_L、中心梁24と右フレーム上梁22a_Rを、両側とも固定する。
同様にして、もう1つの輸送用治具23も固定する。これにより、断面で見ると、上部が開いた箱型形状のトラスの左右のフレームがつながった形状になる。
次に、輸送用治具23の上に、クレーンを使用して上部トラス22bを積み重ねる。さらに、下部トラス22aと同様に、中心梁24の上面にある固定具26のレバー26aを引いて、中心梁24と上部トラスの左フレーム下梁22b_L、中心梁24と上部トラスの右フレーム下梁22b_Rを、両側とも固定する。
このように、上部トラス22bは、2箇所に配置された輸送用治具23を介して下部トラス22aの上に積み重ねられるため、上部トラス22bの鉛直荷重は、そのまま下部トラス22aが支えることになる。
次に、下部トラス22aと上部トラス22bが輸送用治具23によって連結された状態で、コンテナ21に積み込む。
次に、支持装置27の支持棒27aを回し、左右の足27bをコンテナ21の壁(荷台の側壁に相当)に接触させ、固定する。この結果、支持装置27は、輸送時の揺れによって横方向に加速度が働いた場合の荷重を支えることになる。
また、コンテナ21から降ろす時は、上述した手順と逆の手順を行うこととなる。
次に、本実施の形態3における効果について説明する。
図9は、本発明の実施の形態3における乗客コンベアのトラスの側面図と荷重方向による強度、およびトラスの断面図と荷重方向による強度を示す図である。乗客コンベアの特有の構造として、乗客コンベアのトラスを側面から見ると、図9(a)に示すように、筋交いが入った構造になっている。従って、鉛直方向だけでなく、前後方向の荷重に対しても十分な強度を持っている。
しかしながら、乗客コンベアのトラスを断面で見た場合には、図9(b)に示すように、上部の開いた箱型形状の構造になっている。このため、横方向の荷重に対しては弱い。そこで、本実施の形態3では、中心梁24で左右のフレームをつなぎ、支持装置27によって左右方向の荷重を支えることで、横方向の荷重に対しても強い構造としている。この結果、トラスを2段積みした際に、前後左右どの方向からの揺れが発生した場合でも、トラスの変形や荷崩れを防ぐことができる。
以上のように、実施の形態3によれば、輸送用治具を用いてトラスの2段積みが可能となる。この結果、積載スペースを小さくすることができ、輸送コストの削減になる。
さらに、鉛直方向の上部トラスの荷重は、下部トラスが支える構造となる。このため、輸送のための大型のラックは必要なく、小型の輸送用治具となる。
さらに、支持装置がネジ構造になっており、伸縮自在である。このため、積み降ろし作業時には、邪魔にならないように収納しておき、輸送時のみ固定することが可能な輸送用治具となる。
さらに、乗客コンベア特有の構造として、下部トラスと上部トラスの内側は空洞になっている。そこで、トラスと中心梁を固定するための固定具をトラスの上下梁の内側に配置することができ、積み降ろし作業時に固定具が邪魔にならない。
さらに、支持装置の足をコンテナの壁に接触させ固定する構造を備えている。このため、前後左右どの方向にも乗客コンベアがずれることはない。
さらに、中心梁と下部トラスの左フレーム上梁、中心梁と右フレーム上梁、中心梁と上部トラスの左フレーム下梁、中心梁24と右フレーム下梁のそれぞれを固定するが、上梁と下梁は、どちらもL字アングルで構成される。そのため、中心梁の上下面を同じ構造にすることができ、設置する時に上面と下面を気にすることなく、容易に設置することができる。
実施の形態4.
本実施の形態4では、先の実施の形態3とは異なる伸縮機構を備えた支持装置27について、詳細に説明する。
図10は、本発明の実施の形態4に係る乗客コンベアの輸送用治具に用いられる支持装置27の伸縮機構を示す側面図および正面図であり、図6のA−A線に沿う断面詳細図である。図10(a)において、セットカラー27cは、中心梁24の両端に設けられ、支持棒27aの伸縮のストッパーの役割をする。
先の実施の形態3では、支持棒27aに雄ねじが切ってあった。これに対して、本実施の形態4では、支持棒27aには雄ねじが切っていない。なお、その他は、先の実施の形態3と同様の構成を有する。
先の実施の形態3に従い、輸送用治具23によって連結された状態の下部トラス22aと上部トラス22bをコンテナ21に積んだ後、セットカラー27cのレバーを開放状態に回して、左右の足27bがコンテナ21の壁に接触するまで伸ばし、セットカラー27cのレバーを固定状態にする。これにより、支持装置27は、輸送時の揺れによって横方向に加速度が働いた場合の加重を支えることになる。
以上のように、実施の形態4によれば、先の実施の形態3におけるねじ構造の支持棒よりも、より簡単な構成で支持棒を伸縮させることができる。さらに、先の実施の形態3と同様の効果も得られる。
実施の形態5.
本実施の形態5では、先の実施の形態3、4とは異なる構造により、支持装置27の足27bとコンテナ21を固定する方法について、詳細に説明する。
図11は、本発明の実施の形態5に係る乗客コンベアの輸送用治具に用いられる支持装置の足27bとコンテナ21の固定方法に関する説明図であり、上から見た図である。図11において、支持装置27の足27bとコンテナ21には、ボルトを通す穴が設けられている。なお、その他は、実施の形態先の3と同様の構成を有する。
先の実施の形態3に従い、コンテナ21にトラス22を積み込み、支持装置27の支持棒27aを回し、左右の足27bをコンテナ21の壁に接触させた後、支持装置27の足27bとコンテナ21にボルトを通して固定する。
以上のように、実施の形態5によれば、ボルトを用いることにより、先の実施の形態3よりも輸送用治具とコンテナの固定を、より強固にすることができる。この結果、輸送中に前後左右どの方向にも乗客コンベアがずれることはない。さらに、先の実施の形態3と同様の効果も得られる。
実施の形態6.
先の実施の形態3では、下部トラス22aと上部トラス22bを組み合わせて輸送する場合について、説明した。これに対して、本実施の形態6では、2つのトラスのうちの少なくとも一方が中部トラス22cである場合の輸送方法について、説明する。
図12は、本発明の実施の形態6に係る乗客コンベアの輸送用治具を用いて、コンテナに乗客コンベアのトラスを積み込んだ状態を示す側面図であり、より具体的には、中部トラスと上部トラスの組合せを示す図(図12(a))、および中部トラスと中部トラスの組合せを示す図(図12(b))である。
図12(a)において、上部トラス22bは、輸送用治具23を介して中部トラス22cの上に積み重ねられる。また、図12(b)において、中部トラス22cは輸送用治具23を介して中部トラス22cの上に積み重ねられる。なお、その他は、先の実施の形態3と同様の構成を有する。
以上のように、実施の形態6によれば、コンテナ21に積み込むトラスの組合せを増やすことができ、輸送効率を向上させることができる。さらに、先の実施の形態3と同様の効果も得られる。
実施の形態7.
本実施の形態7では、凹型治具28を介在させた固定方法について、説明する。
図13は、図6のA−A線に沿う断面図であり、本発明の実施の形態7に係る乗客コンベアの輸送用治具および凹型治具28の断面図である。図13において、凹型治具28は、H型アングルから構成され、底面梁28aと左梁28bと右梁28cとを有している。
ここで、底面梁28aは、下部トラス22aの幅より長い構造となっている。また、左梁28bは、底面梁28aの左端に固定され、下部トラス22aの高さより長い構造となっている。さらに、右梁28cは、底面梁28aの右端に固定され、下部トラス22aの高さより長い構造となっている。
先の実施の形態3に従い、コンテナ21にトラス22を積み込む前に、本実施の形態7では、コンテナ21もしくはトラックの荷台に凹型治具28を固定しておく。その上からトラス22を積み込み、凹型治具28に輸送用治具23の足27bを固定する。
以上のように、実施の形態7によれば、コンテナの壁が薄い場合でも、凹型治具を介在させることで、輸送用治具とコンテナ21を確実に固定することができる。また、コンテナでなく、トラックの荷台にも固定して積むことができる。さらに、先の実施の形態3と同様の効果も得られる。
1 乗客コンベアのトラス全体、2 上部トラス、3 中部トラス、4 下部トラス、10 輸送用治具。11 中心梁、12L、12R 上部トラス固定具、13L、13R 下部トラス固定具、14 支持装置(支持部)、14a 油圧シリンダ、14b 固定可能ジョイント、14c ジョイント、14d 支持装置の足、15 フック(支持部)、21 コンテナ、22 トラス、22a 下部トラス、22a_L 下部トラスの左フレーム上梁、22a_R 下部トラスの右フレーム上梁、22b 上部トラス、22b_L 上部トラスの左フレーム下梁、22b_R 上部トラスの右フレーム下梁、22c 中部トラス、23 輸送用治具、24 中心梁、25 ストッパー、26 固定具、26a クランプレバー、27 支持装置(支持部)、27a 支持棒、27b 足(支持足)、27c セットカラー、27d ボルト、28 凹型治具、28a 底面梁、28b 左梁、28c 右梁。

Claims (6)

  1. 分割された乗客コンベアのトラス同士を拘束し、分割された前記トラスを2段積みして輸送する際に使用される乗客コンベアの輸送用治具であって、
    1段目のトラスを2箇所以上で拘束するための下部トラス固定具と、
    2段目のトラスを2箇所以上で拘束するための上部トラス固定具と、
    前記上部トラス固定具が一方の面に設けられ、前記下部トラス固定具が前記一方の面と反対側の他方の面に設けられた中心梁と、
    輸送時における前記中心梁の揺れを抑制するために前記中心梁の両端に設けられた支持部と
    を備え
    前記中心梁は、前記1段目のトラスの左フレーム上梁と右フレーム上梁に掛け渡される長さを有し、
    前記下部トラス固定具は、前記1段目のトラスにおける左フレームおよび右フレームの2箇所で前記1段目のトラスを拘束し、
    前記上部トラス固定具は、前記2段目のトラスにおける左フレームおよび右フレームの2箇所で前記2段目のトラスを拘束し、
    前記支持部は、前記中心梁の長手方向の荷重を支えるために設けられている
    ことを特徴とする乗客コンベアの輸送用治具。
  2. 請求項に記載の乗客コンベアの輸送用治具において、
    前記支持部は、
    前記中心梁の両端部に切られた雌ねじと、
    雄ねじが切られており、前記中心梁の前記両端部のそれぞれに設けられた前記ねじと組み合わされることで前記長手方向に伸縮可能な1組の支持棒と、
    前記1組の支持棒のそれぞれの端部に設けられ、前記1組の支持棒を延ばすことで荷台の側壁と接触させ、前記中心梁の長手方向の荷重を支える支持足と
    を有することを特徴とする乗客コンベアの輸送用治具。
  3. 請求項に記載の乗客コンベアの輸送用治具において、
    前記支持部は、
    前記中心梁の両端部に設けられたセットカラーと、
    前記セットカラーを操作することで前記長手方向に伸縮可能な1組の支持棒と、
    前記1組の支持棒のそれぞれの端部に設けられ、前記1組の支持棒を延ばすことで荷台の側壁と接触させ、前記中心梁の長手方向の荷重を支える支持足と
    を有することを特徴とする乗客コンベアの輸送用治具。
  4. 請求項1に記載の乗客コンベアの輸送用治具において、
    前記支持部は、
    伸縮可能な支持梁と、
    前記支持梁の一端に設けられ、前記中心梁に対する角度を自由に変えられるように前記中心梁に接続されるジョイントと、
    前記支持梁の他端に設けられ、輸送時における前記中心梁の揺れを抑制するために前記中心梁を荷台に対して固定する役目を果たす足と
    を含んで構成され
    ていることを特徴とする乗客コンベアの輸送用治具。
  5. 請求項1に記載の乗客コンベアの輸送用治具において、
    前記支持部は、
    前記中心梁に接続され、荷台に設けられた外部固定端と連結部材を介して接続されることで、輸送時における前記中心梁の揺れを抑制するために前記中心梁を荷台に対して固定する役目を果たすフック
    を含んで構成されていることを特徴とする乗客コンベアの輸送用治具。
  6. 請求項に記載の乗客コンベアの輸送用治具を用いた乗客コンベアの輸送方法であって、
    1段目のトラスの左フレーム上梁と右フレーム上梁に前記輸送用治具を複数個掛け渡して設置し、それぞれの輸送用治具に設けられた前記下部トラス固定具により、前記中心梁と前記1段目のトラスの左右フレームを固定する第1ステップと、
    前記1段目のトラスが固定された前記輸送用治具の上に2段目のトラスを置き、それぞれの輸送用治具に設けられた前記上部トラス固定具により、前記中心梁と前記2段目のトラスの左右フレームを固定する第2ステップと、
    前記1段目のトラスと前記2段目のトラスが前記輸送用治具に固定された状態で、荷台に積み込む第3ステップと、
    前記第3ステップによる積み込み完了後に、前記輸送用治具のそれぞれに設けられた前記支持部により、前記輸送用治具のそれぞれを荷台に固定する第4ステップと
    を含むことを特徴とする乗客コンベアの輸送方法。
JP2012226694A 2011-11-09 2012-10-12 乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法 Expired - Fee Related JP5924687B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012226694A JP5924687B2 (ja) 2011-11-09 2012-10-12 乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法
CN201210445177.3A CN103101829B (zh) 2011-11-09 2012-11-08 乘客输送机的输送用夹具及乘客输送机的输送方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011245271 2011-11-09
JP2011245271 2011-11-09
JP2012226694A JP5924687B2 (ja) 2011-11-09 2012-10-12 乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013121881A JP2013121881A (ja) 2013-06-20
JP2013121881A5 JP2013121881A5 (ja) 2014-12-11
JP5924687B2 true JP5924687B2 (ja) 2016-05-25

Family

ID=48774102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012226694A Expired - Fee Related JP5924687B2 (ja) 2011-11-09 2012-10-12 乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5924687B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6818855B1 (ja) * 2019-11-29 2021-01-20 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア用治具および乗客コンベア用治具ユニット
US20230242333A1 (en) * 2020-05-07 2023-08-03 Inventio Ag Transport unit and method for transporting a moving walkway
CN113120735B (zh) * 2021-04-06 2022-10-11 中国建筑第二工程局有限公司 一种高跨度扶梯安装方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62133395A (ja) * 1985-12-05 1987-06-16 原子燃料工業株式会社 原子燃料集合体の輸送方法
JP5371005B2 (ja) * 2009-09-08 2013-12-18 東芝エレベータ株式会社 エスカレーターのコンテナ専用ラック及びそのコンテナ専用ラックの積み込み方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013121881A (ja) 2013-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5154745B2 (ja) 自揚降輸送用コンテナ
US8529175B2 (en) Method for transporting concentrated mass loads by container
US7140821B2 (en) Roll on/roll off ramp-deck transport platform
JP6027050B2 (ja) 吊り足場
US6317981B1 (en) Containers
JP5924687B2 (ja) 乗客コンベアの輸送用治具および乗客コンベアの輸送方法
US20050019127A1 (en) Contrail shipping platform
WO2020243983A1 (zh) 集装箱内货物的侧向顶撑装置、集装箱内货物加固方法
JP7497089B2 (ja) コンクリート型枠装置の構成部材ユニット、コンクリート型枠装置の搬送方法、コンクリート型枠装置の構築方法及びコンクリート型枠装置の解体方法
JP2010042861A (ja) フィルム搬送用架台
JP2013103712A (ja) 線材コイル等積載用可動ラック装置、及びトラック又はトレーラー
JP2011148531A (ja) 貨物車両用荷台ラック
JP4591822B2 (ja) 貨物自動車の荷物庫用運搬装置、並びに荷物庫用運搬装置を備えた貨物自動車
JP2021187581A (ja) 昇降装置及び昇降システム
JP4886054B2 (ja) 段積みラック
JP3689712B2 (ja) 荷物載せ台
JP3173308U (ja) 線材コイル等積載用可動ラック装置、及びトラック又はトレーラー
JPH068075Y2 (ja) エンジン輸送用パレツトにおけるエンジンの安定支承装置
JP5711521B2 (ja) 立軸回転機械の縦置および横置治具
JP2002166879A (ja) スタッキングカバーを備えたコンテナ積載装置
JP5006693B2 (ja) 輸送車両着脱式の自立型荷台
JP2022053954A (ja) 丸太原木固定装置
JP2009073597A (ja) 定型容器の格納棚
JP6815204B2 (ja) ラック制振装置の設置方法
JP2007326712A (ja) トラック用簡易型クレーン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5924687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees