JP2002166879A - スタッキングカバーを備えたコンテナ積載装置 - Google Patents

スタッキングカバーを備えたコンテナ積載装置

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JP2002166879A
JP2002166879A JP2000363794A JP2000363794A JP2002166879A JP 2002166879 A JP2002166879 A JP 2002166879A JP 2000363794 A JP2000363794 A JP 2000363794A JP 2000363794 A JP2000363794 A JP 2000363794A JP 2002166879 A JP2002166879 A JP 2002166879A
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Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Toru Zaitsu
融 財津
Shinichi Nishimura
信一 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船上部積載コンテナにおいては、船舶の揺動
による垂直方向力の増大を抑制して該垂直方向力による
コンテナの圧縮破壊の発生を防止し、船倉部積載コンテ
ナにおいては、船舶の揺動による水平方向力によるコン
テナの水平揺動を抑制してコンテナの荷崩れを防止する
ことにより、コンテナ積載重量を増大し得るとともに積
載作業工程を低減し得るをコンテナ積載装置を提供す
る。 【解決手段】 船体に対をなすセルガイドを立設し、該
セルガイドに沿って複数のコンテナを積載してなるコン
テナ船のコンテナ積載装置において、前記対をなすセル
ガイド間に架設されて両端部が前記セルガイドに嵌合あ
るいは固定され、中間部に前記コンテナが取外し可能な
固定具を介して固定された梁状のスタッキングカバーを
備え、該スタッキングカバーにより前記コンテナの水平
方向移動を抑制可能に構成されてなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ船の船体
に対をなすセルガイドを立設し、該セルガイドに沿って
複数のコンテナを積載し、該セルガイド間にコンテナの
水平方向移動を抑制するスタッキングカバーを架設して
なるコンテナ積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にはコンテナ船の概略側面図が示さ
れている。図において101は船体、102は上甲板、
103は前記上甲板102下部に形成された船倉部、1
04は上甲板102上部の船上部である。該コンテナ船
においては、船倉部103及び船上部104の双方にコ
ンテナ3が船体前後方向及び船体幅方向に複数列に亘り
積載されている。
【0003】図5及び図6は、かかるコンテナ船の船上
部104におけるコンテナ3積載状態の2つの例を示
す。図5の場合はハッチカバー4上に複数段積載された
コンテナ3の側面あるいは前後面とハッチカバー4の上
面との間にロッド、ターンバックル等からなるラッシン
グ要具106を張設し、該ラッシング要具106にてコ
ンテナ3をハッチカバー4に固縛するとともに、各コン
テナ3間は該コンテナ3の4隅に設けたツイストロック
金物等の取外し可能な固定具107により上下及び水平
方向の相対移動を阻止することにより、ラッキング変形
等による荷崩れを防止している。
【0004】図6の場合は船体101に複数立設された
ラッシングブリッジ105の夫々から、ハッチカバー4
上に複数段積載されたコンテナ3にロッド、ターンバッ
クル等からなるラッシング要具106を張設し、該ラッ
シング要具106にてコンテナ3をラッシングブリッジ
105に固縛している。また、各コンテナ3間は該コン
テナ3の4隅に設けたツイストロック金物等の取外し可
能な固定具107により上下及び水平方向の相対移動を
阻止している。この場合は、ラッシングブリッジ105
を用いているので、図5の場合よりも強固にコンテナ3
を固縛できる。
【0005】次に、図8及び図9は、かかるコンテナ船
の船倉部103におけるコンテナ3の積載状態を示す。
図において2bは船倉部103の両側に立設された対を
なすセルガイドである。3d、3cは船倉部側コンテナ
で、例えば20ft(フィート)の短いコンテナ3dが
2列船底から5段程度積載され、その上側の段には例え
ば40ftの長いコンテナ3cが積載されている。2列
に積載された短いコンテナ3dの間は各コンテナ3dの
4隅に設けられたスタッカー金物等の取外し可能又は固
定の固定具12により水平方向の相対移動を阻止してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5、6に示されてい
る船上部104におけるコンテナ3積載手段の従来技術
においては、ローリング等の船体の揺れに対して、図7
(A)のように、該ローリングによる水平力Yによって
上側のコンテナ3が水平方向にラッキング変形し、その
反力によりコンテナ上部隅金物を起点とするラッシング
要具106の張力Fzが大きくなり、これに伴いコンテ
ナ3の水平移動を係止しようとする前記張力Fzの水平
方向分力Fhが増大すると同時に、垂直方向分力Fvも
増大する。前記垂直方向分力Fvはコンテナ3を下方に
圧縮する圧縮力であり、該圧縮力が増大すると、図7
(B)のように、最下段近傍のコンテナ3dが圧縮破壊
を起こす。このためかかる従来技術にあっては、前記の
ようなコンテナ3dの圧縮破壊の発生を防止するため、
コンテナ3の段数を制限しており、コンテナ積載重量増
大が抑制されている。
【0007】また、図8、9に示されている船倉部10
3におけるコンテナ積載手段の従来技術においては、2
列に積載された短いコンテナ3dの間は各コンテナ3d
の4隅に設けられたスタッカー金物等の取外し可能又は
固定の固定具12により水平方向の相対移動を阻止して
いるが、該コンテナ3d間にて船体101側に固定され
ているのは底部のコンテナ3dのみであり、ローリング
による水平力に対して上側のコンテナの揺れが大きくな
る。このため、かかる従来技術にあっては、図9に示す
ように、前記短いコンテナ3dの上側の段に例えば40
ftの長いコンテナ3cを積載して最上部の短いコンテ
ナ3dの揺動を抑制しているが、前記長いコンテナ3c
においても拘束箇所が隅4箇所のみであるため前記揺動
を十分に抑制できずコンテナの荷崩れが発生し易く、こ
のためコンテナの積載段数が制限され、コンテナ積載重
量増大が制限される。等の問題点を有している。
【0008】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、船
上部積載コンテナにおいては、船舶の揺動による垂直方
向力の増大を抑制して該垂直方向力によるコンテナの圧
縮破壊の発生を防止し、船倉部積載コンテナにおいて
は、船舶の揺動による水平方向力によるコンテナの水平
揺動を抑制してコンテナの荷崩れを防止することによ
り、コンテナ積載重量を増大し得るとともに積載作業工
程を低減し得るコンテナ積載装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、船体に対をな
すセルガイドを立設し、該セルガイドに沿って複数のコ
ンテナを積載してなるコンテナ船のコンテナ積載装置で
あって、前記対をなすセルガイド間に架設されて両端部
が前記セルガイドに嵌合あるいは固定され、中間部に前
記コンテナが取外し可能な固定具を介して固定される梁
状のスタッキングカバーを備え、該スタッキングカバー
により前記コンテナの水平方向移動を抑制可能に構成さ
れてなることを特徴とするスタッキングカバーを備えた
コンテナ積載装置を提案する。
【0010】請求項2、3記載の発明は船上部側のスタ
ッキングカバーに係り、請求項2の発明は請求項1にお
いて、前記スタッキングカバーは、対をなす船上部側の
セルガイド間に架設され、その中間部に船上部側コンテ
ナが取外し可能な固定具を介して固定されたことを特徴
とする。請求項2において、好ましくは請求項3のよう
に、前記コンテナが前記対をなす船上部側のセルガイド
間に複数列積載され、前記スタッキングカバーの中間部
に各列のコンテナが固定される。
【0011】かかる発明によれば、ローリング等の船体
の揺れに伴うラッキング変形による荷重は、コンテナに
固定されたスタッキングカバーを経由して両側の船上部
セルガイド構造体に支持されることとなり、コンテナ固
縛による該コンテナの圧縮垂直力の増大及びこれに伴う
コンテナの圧縮破壊の発生を防止できる。これにより、
ハッチカバー上に載置される船上部側のコンテナの積載
段数を増加しても、前記ラッキング変形に伴う荷重によ
るコンテナの圧縮垂直力の増大が抑制されるため、コン
テナ積載重量を増大することができる。また、スタッキ
ングカバーを用いてコンテナを固縛するため、従来技術
のようなラッシング作業が不要となり、コンテナの積載
作業工数が低減できる。加えて、固定具を取外し可能と
し、寸法の異なるコンテナのサイズにあわせて、該固定
具を付け直すことにより、寸法の異なるコンテナの積載
及び固定にも対応可能とする。
【0012】請求項4、5記載の発明は船倉部側のスタ
ッキングカバーに係り、請求項4記載の発明は請求項1
において、前記スタッキングカバーは、対をなす船倉部
側のセルガイド間に架設され、その中間部に船倉部側コ
ンテナが取外し可能な固定具を介して固定されたことを
特徴とする。請求項4において、好ましくは請求項5の
ように、前記コンテナが前記対をなす船倉部側のセルガ
イド間に複数列積載され、前記スタッキングカバーの中
間部に各列のコンテナが夫々固定される。
【0013】かかる発明によれば、ローリング等の船体
の揺れによる、船倉部に積載されたコンテナの水平方向
変形は、該コンテナが取外し可能な固定具を介して固定
されているスタッキングカバーによって拘束されること
により抑制され、該船倉部におけるコンテナの積載段
数、殊に短いコンテナを複数列積載したものにおける積
載段数を増加しても前記水平方向変形による荷崩れの発
生が回避できる。これにより、船倉部におけるコンテナ
の積載段数の増大、及び該コンテナの積載重量の増大が
実現できる。また、固定具を取外し可能とすることによ
り、スタッキングカバー上及び下側のコンテナ積載の列
に拘ることなく、例えば、カバー下側が短いコンテナ2
列積み及び上側が長いコンテナ1列積み、又カバー下側
が長いコンテナ1列積み及び上側が短いコンテナ2列積
みなど、対応可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0015】図1は本発明の第1実施例に係る船上部コ
ンテナ積載装置におけるコンテナを省略した斜視図、図
2は船上部コンテナ積載装置の側面図である。図3は第
2実施例を示し、(A)は船倉部コンテナ積載装置の側
面図、(B)は取外し可能な固定具(スタッカー)の外
観図である。図4は本発明が適用されるコンテナ船の側
面図である。
【0016】本発明が適用されるコンテナ船を示す図4
において、101は船体、102は上甲板、103は前
記上甲板102下部に形成された船倉部、104は上甲
板102上部の船上部である。該コンテナ船において
は、船倉部103及び船上部104の双方にコンテナ3
が船体前後方向及び船体幅方向に複数列に亘り積載され
ている。
【0017】本発明は、前記コンテナ船におけるセルガ
イドを備えた船上部及び船倉部のコンテナ積載手段の改
良に係るものである。その第1実施例に係る船上部コン
テナ積載装置を示す図1、図2において、101は船体
(ボックスガーダ)、104は船上部で、該船上部10
4の上甲板102上には対をなす船上部セルガイド2a
が立設されている。103は船倉部、2bは該船倉部1
03に立設された対をなす船倉部セルガイドである。4
は前記上甲板102上の前記船上部セルガイド2aの間
に設置されたハッチカバーで、該ハッチカバー4上には
コンテナ3が載置されている。107はツイストロック
金物等の取外し可能な固定具で、該コンテナ3の4隅に
設けられて各コンテナ3間における上下及び水平方向の
相対移動を阻止するものである。
【0018】1は本発明の要旨をなす矩形断面の梁状に
形成されたスタッキングカバーで、前記対をなす船上部
セルガイド2a間に架設され、その両端部が該船上部セ
ルガイド2aに該スタッキングカバー1の水平方向への
移動を規制されて嵌合されている(スタッキングカバー
1の両端部を船上部セルガイド2aに固定することもで
きる)。該スタッキングカバー1は、中間部に、前記ハ
ッチカバー4上に2列になって載置されたコンテナ3が
前記ツイストロック金物等の取外し可能な固定具5によ
り上下及び水平方向の相対移動を阻止して夫々固定され
ている。また、前記ハッチカバー4上にある最下段の2
列のコンテナ3は、前記ツイストロック金物及びソケッ
ト金物等よりなる固定具6により上下及び水平方向の相
対移動を阻止して夫々固定されている。
【0019】かかる構成からなる船上部のコンテナ積載
装置において、ローリング等の船体の揺れによって前記
ハッチカバー4上に載置されたコンテナ3のラッキング
変形による荷重は、水平方向力となって、該コンテナ3
に取外し可能な固定具5を介して前記スタッキングカバ
ー1を経由して両側の船上部セルガイド2a部に伝達さ
れて該セルガイド構造体に支持されることとなり、コン
テナ3の圧縮垂直力の増大が回避されあるいは低減され
る。
【0020】従って、かかる実施例によれば、ローリン
グ等の船体の揺れに伴うラッキング変形による荷重は、
コンテナ3に固定されたスタッキングカバー1を経由し
て両側の船上部セルガイド構造体に支持されることとな
り、コンテナ固縛による該コンテナ3の圧縮垂直力の増
大及びこれに伴うコンテナ3圧縮破壊の発生を防止でき
る。これにより、ハッチカバー4上に載置される船上部
104側のコンテナ3の積載段数を増加しても、前記ラ
ッキング変形に伴う荷重によるコンテナ3の圧縮垂直力
の増大が抑制されるため、コンテナ3積載重量の増大が
可能となる。また、前記スタッキングカバー1を用いて
コンテナ3を固縛することができるため、従来技術のよ
うなラッシング作業が不要となり、コンテナ3の積載作
業工数が低減される。加えて、固定具を取外し可能と
し、寸法の異なるコンテナのサイズにあわせて、該固定
具を付け直すことにより、寸法の異なるコンテナの積載
及び固定にも対応可能とする。
【0021】次に、第2実施例に係る船倉部コンテナ積
載装置を示す図3において、2bは船倉部103の両側
に立設された対をなす船倉部セルガイドである。前記船
倉部103内のセルガイド2bの間には、例えば20f
t(フィート)の短いコンテナ3が2列船底から複数段
積載されている。各コンテナ3の両端部は前記セルガイ
ド2bに嵌合され、また各コンテナ3は夫々の4隅に設
けられた図3(B)に示すスタッカー金物等の取外し可
能又は固定の固定具12により水平方向の相対移動を阻
止している。
【0022】11は前記船倉部103内に積載されたコ
ンテナ3の高さ方向中間部に設けられたスタッキングカ
バーで、前記船上部側のスタッキングカバー1と同様な
矩形断面梁状に形成されている。該スタッキングカバー
11は、前記対をなす船倉部103側のセルガイド2b
間に前記船上部側のスタッキングカバー1と同様に、両
端部を嵌合あるいは固定されて架設されており、その中
間部にコンテナ3が前記スタッカー金物等の取外し可能
な固定具12を介して固定されている。
【0023】かかる構成からなる船倉部103のコンテ
ナ積載装置において、ローリング等の船体の揺れによっ
て前記船倉部103に積載されたコンテナ3の水平方向
変形は、該コンテナ3が取外し可能な固定具12を介し
て固定されているスタッキングカバー11によって拘束
されることにより抑制される。従って、船倉部103に
おけるコンテナ3の積載段数、殊にこの実施例のように
短いコンテナ3を2列(1列でも3列以上でもよい)積
載したものにおける積載段数を増加しても前記水平方向
変形による荷崩れの発生が回避できる。これにより、船
倉部103におけるコンテナ3の積載段数の増大、及び
該コンテナ3の積載重量の増大が実現できる。また、固
定具を取外し可能とすることにより、スタッキングカバ
ー上及び下側のコンテナ積載の列に拘ることなく、例え
ば、カバー下側が短いコンテナ2列積み及び上側が長い
コンテナ1列積み、又カバー下側が長いコンテナ1列積
み及び上側が短いコンテナ2列積みなど、対応可能とす
る。
【0024】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、船上部
積載コンテナにおけるラッキング変形による荷重、ある
いは船倉部コンテナにおける水平方向変形を、取外し可
能な固定具からスタッキングカバーを介して両側のセル
ガイド構造体にて支持するため、船上部側のコンテナの
積載段数を増加しても前記ラッキング変形に伴う荷重に
よるコンテナの圧縮垂直力の増大を抑制しコンテナの圧
縮破壊の発生を防止でき、また、船倉部におけるコンテ
ナの積載段数を増加しても前記水平方向変形による荷崩
れの発生を回避でき、これにより、船上部及び船倉部に
おけるコンテナ積載重量を増大することができる。ま
た、スタッキングカバーを用いてコンテナを固縛するた
め、船上部積載コンテナにおいて従来技術のようなラッ
シング作業が不要となり、コンテナの積載作業工数が低
減できる。加えて、固定具を取外し可能とすることによ
り、船上部においては、寸法の異なるコンテナのサイズ
にあわせて、該固定具を付け直すことにより、寸法の異
なるコンテナの積載及び固定にも対応可能であり、船倉
部においては、スタッキングカバー上及び下側のコンテ
ナ積載の列に拘ることなく積み付け対応可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る船上部コンテナ積
載装置におけるコンテナを省略した斜視図である。
【図2】 船上部コンテナ積載装置の側面図である。
【図3】 第2実施例を示し、(A)は船倉部コンテナ
積載装置の側面図、(B)は取外し可能な固定具(スタ
ッカー)の外観図である。
【図4】 本発明が適用されるコンテナ船の側面図であ
る。
【図5】 船上部コンテナ積載装置の従来技術の第1例
を示す斜視図である。
【図6】 船上部コンテナ積載装置の従来技術の第2例
を示す斜視図である
【図7】 船上部コンテナ積載装置のラッキング変形の
作用説明図である。
【図8】 船倉部コンテナ積載装置の従来技術を示す斜
視図である。
【図9】 船倉部コンテナ積載装置の従来技術を示す正
面図である。
【符号の説明】
1、11 スタッキングカバー 2a 船上部セルガイド 2b 船倉部セルガイド 3 コンテナ 4 ハッチカバー 5,6、12 取外し可能又は固定の固定具 101 船体 102 上甲板 103 船倉部 104 船上部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月7日(2001.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体に対をなすセルガイドを立設し、該
    セルガイドに沿って複数のコンテナを積載してなるコン
    テナ船のコンテナ積載装置において、前記対をなすセル
    ガイド間に架設されて両端部が前記セルガイドに嵌合あ
    るいは固定され、中間部に前記コンテナが取外し可能な
    固定具を介して固定される梁状のスタッキングカバーを
    備え、該スタッキングカバーにより前記コンテナの水平
    方向移動を抑制可能に構成されてなることを特徴とする
    スタッキングカバーを備えたコンテナ積載装置。
  2. 【請求項2】 前記スタッキングカバーは、対をなす船
    上部側のセルガイド間に架設され、その中間部に船上部
    側コンテナが取外し可能な固定具を介して固定されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のスタッキングカバーを備
    えたコンテナ積載装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテナが前記対をなす船上部側の
    セルガイド間に複数列積載され、前記スタッキングカバ
    ーの中間部に各列のコンテナが固定されたことを特徴と
    する請求項2記載のスタッキングカバーを備えたコンテ
    ナ積載装置。
  4. 【請求項4】 船体に対をなすセルガイドが立設され、
    該セルガイドに嵌合させて複数のコンテナを積載する船
    倉部側において、前記スタッキングカバーは、対をなす
    船倉部側の該セルガイド間に架設され、その中間部に船
    倉部側コンテナが取外し可能な固定具を介して固定され
    たことを特徴とする請求項1記載のスタッキングカバー
    を備えたコンテナ積載装置。
  5. 【請求項5】 前記コンテナが前記対をなす船倉部側の
    セルガイド間に複数列積載され、前記スタッキングカバ
    ーの中間部に各列のコンテナが夫々固定されたことを特
    徴とする請求項4記載のスタッキングカバーを備えたコ
    ンテナ積載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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