JP7366476B1 - バキュームタンクトレーラ - Google Patents
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Abstract
Description
前記トラクタと前記トレーラとは、前記トラクタに設けられたカプラーの凹部に、前記トレーラに設けられているキングピンが回転可能に嵌め込まれることにより、相対的に回転可能に連結されていてよい。
前記バキュームポンプは、前記トラクタの、前記トレーラの回転移動可能な範囲に重なる位置を避けて配置されていてよい。
前記ホースは、最大に湾曲した状態で湾曲部分の曲率半径が540mm以上であってよい。
前記トレーラ側配管の前記他端部と前記トラクタ側配管の前記他端部とは、高さ方向の位置が異なっていてよい。
前記トレーラ側配管の前記他端部は、前記トラクタ側配管の前記他端部よりも高い位置にあってよい。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態のバキュームタンクトレーラ1の側面図である。図2はバキュームタンクトレーラ1の直進状態の平面図であり、図3はバキュームタンクトレーラ1がカーブを曲がる状態の平面図である。バキュームタンクトレーラ1はトラクタ2とトレーラ3とを有している。トラクタ2に設けられたカプラー4の凹部4a(図2,3参照)に、トレーラ3に設けられているキングピン5が回転可能に嵌め込まれることにより、トラクタ2とトレーラ3とが連結されている。トラクタ2とトレーラ3とは、キングピン5を中心として相対的に回転可能であるため、図2に示すようにトラクタ2がトレーラ3に対して直線的に並んで位置している状態で直進することも、図3に示すようにトラクタ2がトレーラ3に対して回転した状態で曲がることもできる。
図7は、本発明の第2の実施形態のバキュームタンクトレーラ1を示す側面図である。図8は、このバキュームタンクトレーラ1のトレーラ3の回転状態を示す拡大平面図である。本実施形態のバキュームタンクトレーラ1では、ホース10に接続されるトレーラ側配管9の他端部9eは、トラクタ2とトレーラ3との連結部分(キングピン5)の直上よりも、トラクタ2と反対側、すなわちバキュームタンクトレーラ1の後部側に位置している。図8には、トレーラ3がトラクタ2に対して直線的に並んで位置している状態を実線で、トレーラ3がトラクタ2に対して両側方に回転した状態を想像線(2点鎖線)でそれぞれ示している。便宜上、図8ではホース10を省略している。図8を参照して、ホース10の両端がそれぞれ接続されているトレーラ側配管9の他端部9eとトラクタ側配管7の他端部7bとの間の直線距離について検討すると、トレーラ3がトラクタ2に対して両側方に回転した状態における距離L2,L3は、トレーラ3がトラクタ2に対して直線的に並んで位置している状態における距離L1よりも短い。すなわち、トレーラ3がトラクタ2に対して直線的に並んで位置している状態から、トレーラ3がトラクタ2に対して回転すると、トレーラ側配管9の他端部9eとトラクタ側配管7の他端部7bとの間の距離は短くなる。従って、トレーラ3がトラクタ2に対して直線的に並んで位置している状態で、トレーラ側配管9の他端部9eとトラクタ側配管7の他端部7bとを繋ぐように接続されたホース10は、トレーラ3がトラクタ2に対して回転しても、過剰な引っ張り力を受けることはなく、破損したり外れたりする可能性が低い。その他の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図10は、本発明の第3の実施形態のバキュームタンクトレーラ1を示す側面図である。図11は、このバキュームタンクトレーラ1のトレーラ3の回転状態を示す拡大平面図である。本実施形態のバキュームタンクトレーラ1では、ホース10に接続されているトレーラ側配管9の他端部9eが、トラクタ側配管7の他端部7bよりも高い位置であって、タンク8の上部近くに配置されている。この構成では、図11に示すようにトレーラ3がトラクタ2に対して回転してホース10が湾曲すると、湾曲したホース10がタンク8の上方に位置して、タンク8の角部8bに干渉しない。仮に、トレーラ側配管9の他端部9eが低い位置、例えばタンク8の高さ方向の中心以下の位置に配置されていると、トレーラ3がトラクタ2に対して回転してホース10が湾曲する際に、湾曲したホース10がタンク8の角部8bに引っ掛かり、ホース10が破損したり外れたりするおそれがある。しかし、本実施形態では、トレーラ側配管9の他端部9eが高い位置に配置されているため、湾曲したホース10がタンク8の上方に逃げてタンク8の角部8bに引っ掛からず、ホース10が破損したり外れたりすることが抑えられる。その他の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本発明のバキュームタンクトレーラ1は、図1~8,10~11に示す第1~3の実施形態の構成に限定されるものではない。前述したようにトレーラ側配管9の他端部9eがトラクタ2とトレーラ3との連結部分(キングピン5)の直上またはそれよりも後部に位置する限り、ホース10、トラクタ側配管7、トレーラ側配管9の形状や、トラクタ側配管7の他端部7bの位置等は任意に変更可能である。例えば、図12に示すように、ホース10が横向きのU字型であってもよい。この構成によると、ホース10の余剰の長さが大きく、ホース10が過剰な引っ張り力を受けにくい。そして、図12に示す構成では、トラクタ側配管7の一部が屈曲しており、その他端部7bがトレーラ側配管9の他端部9eと同様にキングピン5の直上に位置してトラクタ2側を向いている。この構成によると、トラクタ側配管7の他端部7bおよびトレーラ側配管9の他端部9eとホース10との接続部分がいずれも、トラクタ2とトレーラ3の相対的な回転の中心になるキングピン5に重なる位置にあるため、ホース10が不自然にねじれにくい。なお、図12に示す変形例において、第2の実施形態と同様に、トレーラ側配管9の他端部9eがキングピン5の直上よりもバキュームタンクトレーラ1の後部側に位置している構成にすることもできる。
本発明によると、タンク8とバキュームポンプ6とを搭載したセミトレーラタイプのバキュームタンクトレーラ1が容易に実現する。セミトレーラタイプのバキュームタンクトレーラ1によると、タンク8とバキュームポンプ6とを搭載したトラック型バキューム車に比べて2~3倍程度の積載量を得られるため、1回に搬送可能な流体の量が多い。従って、本発明のセミトレーラタイプのバキュームタンクトレーラ1は、トラック型バキューム車に比べて少ない往復回数で同じ量の流体を搬送することができる。その結果、本発明のセミトレーラタイプのバキュームタンクトレーラ1によると、トラック型バキューム車に比べて少ない車両数および少ない運転手数に抑えたり、運転手の労働時間を短くしたりすることができ、労働力(人手)不足の解消や労働条件改善に寄与する。また、CO2の排出量を少なく抑えることができる。そして、本発明によると、セミトレーラタイプのバキュームタンクトレーラ1を低コストで容易に製造でき、回転継手等の複雑な機構を必要とせず、簡単な構成であって、ホース10を取り外さなくてもトラクタ2がトレーラ3に対して大きく回転でき、ホース10が破損したり外れたりすることが抑えられるという効果が得られる。
2 トラクタ
2a 運転席部分
3 トレーラ
4 カプラー
4a 凹部
5 キングピン
6 バキュームポンプ
7 トラクタ側配管
7a 一端部
7b 他端部
8 タンク
8a 出入口部
8b 角部
9 トレーラ側配管
9a,9b 金属製パイプ部
9c ホース状部
9d 一端部
9e 他端部
10 ホース
A 領域
Claims (6)
- トラクタとトレーラとを有するバキュームタンクトレーラであって、
前記トラクタと前記トレーラとは相対的に回転可能に連結されており、
前記トラクタにはバキュームポンプとトラクタ側配管とが配置されており、前記トラクタ側配管の一端部が前記バキュームポンプに接続されており、
前記トレーラにはタンクとトレーラ側配管とが配置されており、前記トレーラ側配管の一端部が前記タンクに接続されており、
前記トラクタ側配管の他端部と前記トレーラ側配管の他端部とは、可撓性のホースによって接続されており、前記トレーラ側配管の前記他端部は、前記トラクタと前記トレーラとの連結部分の直上に位置するか、または前記連結部分の直上よりも前記バキュームタンクトレーラの後部側に位置していることを特徴とする、バキュームタンクトレーラ。 - 前記トラクタと前記トレーラとは、前記トラクタに設けられたカプラーの凹部に、前記トレーラに設けられているキングピンが回転可能に嵌め込まれることにより、相対的に回転可能に連結されている、請求項1に記載のバキュームタンクトレーラ。
- 前記バキュームポンプは、前記トラクタの、前記トレーラの回転移動可能な範囲に重なる位置を避けて配置されている、請求項1または2に記載のバキュームタンクトレーラ。
- 前記ホースは、最大に湾曲した状態で湾曲部分の曲率半径が540mm以上である、請求項1または2に記載のバキュームタンクトレーラ。
- 前記トレーラ側配管の前記他端部と前記トラクタ側配管の前記他端部とは、高さ方向の位置が異なっている、請求項1または2に記載のバキュームタンクトレーラ。
- 前記トレーラ側配管の前記他端部は、前記トラクタ側配管の前記他端部よりも高い位置にある、請求項5に記載のバキュームタンクトレーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023118432A JP7366476B1 (ja) | 2023-07-20 | 2023-07-20 | バキュームタンクトレーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023118432A JP7366476B1 (ja) | 2023-07-20 | 2023-07-20 | バキュームタンクトレーラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP7366476B1 true JP7366476B1 (ja) | 2023-10-23 |
Family
ID=88418531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023118432A Active JP7366476B1 (ja) | 2023-07-20 | 2023-07-20 | バキュームタンクトレーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7366476B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1925091A (en) | 1931-04-20 | 1933-09-05 | Farrell Mfg Company | Coupling |
JP5261013B2 (ja) | 2008-04-22 | 2013-08-14 | 株式会社五十鈴製作所 | 過熱水蒸気循環システム |
-
2023
- 2023-07-20 JP JP2023118432A patent/JP7366476B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US1925091A (en) | 1931-04-20 | 1933-09-05 | Farrell Mfg Company | Coupling |
JP5261013B2 (ja) | 2008-04-22 | 2013-08-14 | 株式会社五十鈴製作所 | 過熱水蒸気循環システム |
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