JP7365914B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物等の躯体開口部に設置される開閉装置において、開閉体を案内するためのガイドレールを支持する開閉装置に関するものである。
従来、この種の開閉装置には、特許文献1に記載されるように、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体における幅方向の端部側に開口部を嵌め合わせて、該開閉体を開閉方向へ案内するガイドレールと、該ガイドレールを支持した状態で不動部位に固定されたガイドレール支持部材とを備え、前記ガイドレール内の内ガイドレールを、開閉体の幅方向端部の抜け防止部材に掛合したものがある。
特開2019-173450号公報(図2参照)
ところで、上記従来技術によれば、開閉体が強風を受けて中央部を凹ませるようにして横断面略弓状に撓むと、ガイドレール内で開閉体の幅方向の端部が厚さ方向へ大きく移動するため、この移動した部分(例えば抜け防止部材等)が、ガイドレール内の部材に接触して、損傷してしまうおそれがある。
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、前記変形許容部は、開閉体厚さ方向の空隙であることを特徴とする開閉装置。
本発明は、以上説明したように構成されているので、開閉体の幅方向端部側がガイドレール内に接触し、損傷を生じるのを防ぐことができる。
本発明に係る開閉装置の一例を示す正面図である。 図1における(II)-(II)線の沿う断面図である。 同断面において、ガイドレールを第一及び第二支持部材から外した状態を示す。 同断面において、ガイドレール、第一支持部材及び第二支持部材等が変形した状態を示す。 本発明に係る開閉装置の他例を示す要部断面図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられている(図1~図4参照)。
第二の特徴として、前記変形許容部は、前記ガイドレール支持部材を部分的に開閉体厚さ方向へ変形するように設けられている(図2及び図5参照)。
第三の特徴として、前記変形許容部は、開閉体厚さ方向の空隙である(図2及び図5参照)。
ここで、前記空隙には、物体間の隙間や、スリット状やその他の形状の貫通孔等を含む。
第四の特徴として、前記ガイドレール支持部材は、前記ガイドレールにおける開閉体厚さ方向の一方側に接続された第一支持部材と、前記ガイドレールにおける開閉体厚さ方向の他方側に接続された第二支持部材とを備え、前記変形許容部は、前記第一支持部材と前記第二支持部材とを、前記ガイドレールよりも開閉体幅方向外側で、開閉体厚さ方向の空隙を有するように嵌め合わせてなる(図2参照)。
第五の特徴として、前記変形許容部は、前記第一支持部材と前記第二支持部材のうちの一方から開閉体幅方向内側へ突出する凸状部と、該凸状部に対し、開閉体幅方向内側から嵌り合う凹状部とを具備し、これら凸状部と凹状部の間に前記空隙を有する(図2参照)。
第六の特徴として、前記ガイドレールは、開閉体厚さ方向の少なくとも一方側の外面に、開閉体幅方向の内側寄りで前記ガイドレール支持部材に接続される接続片部を有し、前記接続片部は、前記ガイドレールよりも開閉体幅方向外側へ延設され、前記変形許容部に対し、開閉体幅方向及び開閉体厚さ方向に接触又は近接して嵌り合っている(図2参照)。
第七の特徴として、前記ガイドレール内には、開閉体の幅方向端部側の抜け止め部材に掛合する掛合部が設けられ、前記掛合部は、前記変形許容部の変形に伴って前記ガイドレールと一体的に傾動するように設けられている(図2及び図4参照)。
第八の特徴として、前記ガイドレール支持部材は、前記ガイドレールの一部を、中空部を介在して囲むように設けられ、前記中空部には、前記開閉体の閉鎖方向側に開閉体幅方向へわたる光路を形成する光軸センサが設けられている(図1、図2及び図5参照)。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、「開閉体幅方向外側」とは、開閉体幅方向に沿って開閉体の外側へ向かう方向側を意味する。例えば、向かって右側のガイドレールを基準にすると、開閉体幅方向外側は、右方向側になる。
また、「開閉体幅方向内側」とは、開閉体幅方向に沿って開閉体の内側へ向かう方向側を意味する。例えば、向かって右側のガイドレールを基準にすると、開閉体幅方向内側は、左方向側になる。
また、「開閉体厚さ方向外側」とは、開閉体の厚みの中央部から開閉体厚さ方向に沿って離れる方向側を意味する。
また、「開閉体厚さ方向内側」とは、開閉体厚さ方向に沿って開閉体の厚みの中央部へ向かう方向側を意味する。
開閉装置1は、図1及び図2に示すように、空間を仕切るようにして閉動作する開閉体10と、開閉体10における幅方向の端部側を凹状に囲んで開閉方向へ案内するガイドレール20と、ガイドレール20を支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材30と、開閉体10をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部40と、開閉体10よりも下側の障害物を非接触感知する多光軸センサ50とを備え、例えば、ガレージや工場等の比較的幅広い開口を有する躯体に装着されるシャッター装置を構成している。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなるスラット11aを、上下に隣接するスラット11a,11a間で回動するように複数連接することで開閉体本体11を構成し、この開閉体本体11の下端側に、全閉時の当接対象部位Gに当接させるための座板部材12を接続している。
開閉体10の横幅方向の端部には、ガイドレール20からの引抜けを阻む抜け防止部材14が設けられる(図2参照)。
抜け防止部材14は、開閉体本体11の幅方向端部から横幅方向の外側へ突出し、その突端側に開閉体厚さ方向へ拡がった部分を一体に有する。
ガイドレール20は、耐火性の良好な金属材料によって、開閉体10の左右両端側を、それぞれ、開口部20aに挿入して凹状に囲むように構成される(図2参照)。
このガイドレール20は、ガイドレール本体21と、このガイドレール本体21内で抜け防止部材14が抜け出ないように掛合する掛合部22と、ガイドレール本体21の開閉体厚さ方向の一方側と他方側の外面にそれぞれ一体的に固定されるとともに開閉体幅方向の内側寄りでガイドレール支持部材30に接続される接続片部23,24とを有する。
ガイドレール本体21は、開閉体厚さ方向に間隔を置いた前壁部21a及び後壁部21bと、これら前壁部21a及び後壁部21bを、開閉体幅方向外側(図2によれば右側)で接続する底壁部21cとを一体に有し、横断面凹状に形成される。
前壁部21aと後壁部21bは、その何れか一方が屋内側に位置し、他方が屋外側に位置するように設けられる。
そして、このガイドレール本体21は、当接対象部位Gから収納部40内へわたって略鉛直状に連続する。
なお、図中、符号20bは、開口部20aに沿って上下方向へ連続するようにガイドレール20に装着された緩衝材である。
底壁部21cには、多光軸センサ50の光線(光路)を通過させるための貫通孔21c1が設けられる。多光軸センサ50は、底壁部21cの開閉体幅方向外側の面に、ブラケット51等を介して装着される。
掛合部22は、開閉方向へ連続して横断面略凹状に形成され、開閉体10の抜け防止部材14の括れ部分に嵌り合うように、開閉体幅方向内側(図2によれば左側)に内向きの鍔部22a,22aを有する。
この掛合部22は、後述する変形許容部Aの変形に伴ってガイドレール20が傾動する際に、このガイドレール20と一体的に傾動する。
この掛合部22における開閉体幅方向外側の壁部には、多光軸センサ50の光線(光路)を通過させるための貫通孔22bが設けられる。
一方の接続片部23は、ガイドレール20に沿って開閉体開閉方向へ連続する長尺状の部材であり、前壁部21aの外面に重ね合わせられ、溶接等によって一体に接続されている。
この接続片部23の開閉体幅方向内側(図2によれば左側)には、開閉体厚さ方向に沿ってガイドレール20から離れる方向へ突出する鍔部23aを有する。
この鍔部23aは、ガイドレール支持部材30に重ね合わせられ、ボルトやネジ、リベット等の止着具によって止着され固定される。
また、この接続片部23における開閉体幅方向外側の部分は、開閉体厚さ方向内側へ曲げられて、ガイドレール本体21の底壁部21c側の角部分に重ね合わせられている。
他方の接続片部24は、ガイドレール20に沿って開閉体開閉方向へ連続する長尺状の部材であり、後壁部21bの外面に重ね合わせられ、溶接等によって一体に接続されている。
この接続片部24は、開閉体幅方向内側(図2によれば左側)に、開閉体厚さ方向に沿ってガイドレール20から離れる方向へ突出する鍔部24aを有する。
また、接続片部24は、ガイドレール本体21よりも開閉体幅方向外側(図2によれば右側)へ延設され、その延設部分に、後述する変形許容部Aに係合する係合部24bを有する。
係合部24bは、変形許容部Aに対し開閉体幅方向内側から接触又は近接する一片部と、同変形許容部Aに対し開閉体厚さ方向の一方側から接触又は近接する他片部とを有する。この係合部24bは、変形許容部Aに対し略横断面L字状に嵌り合う(図2参照)。
上記構成のガイドレール20をガイドレール支持部材30内に装着する際は、ガイドレール20を開閉体厚さ方向に若干傾けるようにして、係合部24b及び多光軸センサ50等を被止着片部31a,32a間に挿入すればよい(図3参照)。
また、同ガイドレール20は、ガイドレール支持部材30に対し開閉方向の一方側(例えば上方側)から差し込むようにして嵌め合わせることも可能である。
ガイドレール支持部材30は、耐火性の良好な金属材料により構成され、ガイドレール20における開閉体厚さ方向の一方側に接続された第一支持部材31と、同ガイドレール20における開閉体厚さ方向の他方側に接続された第二支持部材32とを備える。
このガイドレール支持部材30は、ガイドレール20の一部を、中空部を介在して囲む横断面凹状に形成され、前記中空部に多光軸センサ50を設けている。このガイドレール支持部材30は、躯体開口部内縁や壁面等の不動部位に、ネジやボルト、リベット、溶接、嵌合等によって不動に固定される。特に、図2に示す一例では、第一支持部材31の後壁部31b側が、不動部位に固定される。
第一支持部材31及び第二支持部材32は、ガイドレール20の開閉体厚さ方向への傾動に伴い、部分的(あるいは局部的)に開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部Aを形成する。
第一支持部材31は、ガイドレール20と一体の鍔部24aが重ね合わせられて止着される被止着片部31aと、接続片部24から開閉体厚さ方向へ離れた位置にて、被止着片部31aから開閉体幅方向外側へ延設された後壁部31bと、この後壁部31bにおける延設方向の端部側から開閉体厚さ方向内側(図2によれば下側)へ延設された底壁部31cと、底壁部31cから開閉体幅方向内側へ突出するとともにガイドレール20よりも開閉体幅方向外側に位置する凸状部31dとを有する。
凸状部31dは、底壁部31cから開閉体幅方向内側へ突出する第一片部31d1と、該第一片部31d1の端部から開閉体厚さ方向外側へ延設された第二片部31d2と、該第二片部31d2の端部から開閉体幅方向外側へ延設された第三片部31d3とを有する横断面凹状に形成される(図2参照)。
また、第二支持部材32は、ガイドレール20側の鍔部23aが重ね合わせられて止着される被止着片部32aと、接続片部23から開閉体厚さ方向へ離れた位置にて、被止着片部32aから開閉体幅方向外側へ延設された前壁部32bと、この前壁部32bにおける延設方向の端部側から開閉体厚さ方向内側(図2によれば上側)へ延設された底壁部32cと、底壁部32cから開閉体幅方向内側へ突出するとともにガイドレール20よりも開閉体幅方向外側に位置する凹状部32dとを有する。
凹状部32dは、底壁部32cから開閉体幅方向内側へ突出する第一片部32d1と、該第一片部32d1の端部から開閉体厚さ方向外側へ延設された第二片部32d2と、該第二片部32d2の端部から開閉体幅方向外側へ延設された第三片部32d3とを有し、開口を開閉体幅方向外側へ向けた横断面凹状に形成される(図2参照)。
第一支持部材31の凸状部31dと、第二支持部材32の凹状部32dとは、ガイドレール20よりも開閉体幅方向外側で、開閉体厚さ方向の空隙sを有するように嵌め合わせられて、変形許容部Aを構成する。
空隙sは、凸状部31dの第三片部31d3と、凹状部32dの第三片部32d3との間に形成される隙間である。
また、収納部40は、図1に示すように、開閉体10を出没させるための開口部を下部に形成した収納ケース41内に、開閉体10を巻き取ったり繰出したりする巻取軸42と、該巻取軸42をチェーン及びスプロケット等の動力伝達機構を介して駆動回転したり制動したりする開閉機43と、図示しない制御回路とを備える。
また、多光軸センサ50は、一方のガイドレール20内で上下方向へ延設された投光ユニット50aと、他方のガイドレール20内で上下方向へ延設された捕捉ユニット50bとを備え、開閉体10の開閉経路中に開閉方向へ間隔を置いて並ぶ多数の光路を形成する。
各光路は、ガイドレール20及び掛合部22等に設けられた貫通孔21c1,22bを通過して開閉体幅方向へわたる。
この多光軸センサ50は、前記多数の光路の少なくとも一部が遮られるのを感知した場合に、その感知信号を収納部40の制御回路(図示せず)に送信し、開閉機43を適宜に制御する。
なお、図示例以外の他例としては、この多光軸センサ50を単光軸のセンサに置換することが可能である。
次に、上記構成の開閉装置1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
図4に示すように、強風等に起因して開閉体10に対し開閉体厚さ方向の押圧力Pが加わると、開閉体10は、横幅方向の端部側を、ガイドレール20の開口縁(緩衝材20b)に当接して、ガイドレール20の開口部20a側を開閉体厚さ方向の一方へ押圧する。
すると、ガイドレール20は、ガイドレール支持部材30を変形させながら、開口部20a側を押圧力Pの方向に沿って回動させるようにして傾動する。
そして、変形許容部Aは、第三片部31d3と第三片部32d3の空隙sを狭めながら変形して、ガイドレール20の前記傾動に追従する。すなわち、空隙sが変形代として機能する。
このように、開閉体10が略弓形に撓むのに追従するようにして、ガイドレール20を傾動させることができる。したがって、強風等に起因して抜け防止部材14に曲げ力及び剪断力等が加わるのを軽減することができ、ひいては、抜け防止部材14が前記曲げ力や前記剪断力等によって破損するのを防ぐことができる。
また、火災時等の高熱に起因して、開閉体10、ガイドレール20又はガイドレール支持部材30等が変形しようとした場合も、空隙sを変形代として機能させることができ、ひいては、意図しない部分の変形により開閉体10による閉鎖性が損なわれたり要部が破損したり等するのを防ぐことができる。したがって、当該開閉装置1は、防火上も有効である。
その上、ガイドレール20をガイドレール支持部材30に取り付ける際の作業性を、空隙sによって、向上することもできる。
<変形例等>
なお、上記実施態様によれば、ガイドレール支持部材30に対し一か所の変形許容部Aを設けたが、他例としては、ガイドレール支持部材30に対し複数の変形許容部を設けることも可能である。
この場合、変形許容部を第一支持部材31側に複数設けた態様や、変形許容部を第二支持部材32側に複数設けた態様、変形許容部を第一支持部材31と第二支持部材32の両側に設けた態様等とすることが可能である。
また、上記実施態様によれば、一例として、抜け防止部材14の損傷を防ぐ効果を説明したが、本願発明は、ガイドレール20内における抜け防止部材14以外の部材(例えば障害物センサ等)の損傷を防ぐことも可能である。
また、上記実施態様によれば、空隙sを第一支持部材31と第二支持部材32の間の隙間としたが、他例としては、ガイドレール支持部材30を単一の部材から形成し、このガイドレール支持部材30に、縦長状等の空隙sを形成した態様とすることも可能である。
具体的に説明すれば、図5に示すように、上記開閉装置1から接続片部23及び第二支持部材32を省き、第一支持部材31を第一支持部材31’に置換することが可能である。
第一支持部材31’は、上記第一支持部材31における開閉体厚さ方向の寸法を拡大して、内部に多光軸センサ50を配設している。
そして、この第一支持部材31’は、凸状部31dを開閉体幅方向において接続片部24の係合部24bに接するとともに、同凸状部31dと係合部24bの間に空隙s’を確保している。
この態様においても、上記開閉装置1と同様に、空隙s’を変形代と機能させ、意図しない部分の変形や破損を防ぐことができる。その上、ガイドレール20をガイドレール支持部材30に取り付ける際の作業性を、空隙s’によって向上することができる。
さらに他例としては、ガイドレール支持部材30を単一の部材から形成し、このガイドレール支持部材30とガイドレール20との間の接続箇所に、変形代としての空隙を有する態様、このガイドレール支持部材30と当該開閉装置1の設置対象である躯体との間の接続箇所に変形代としての空隙を有する態様等とすることも可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1:開閉装置
10:開閉体
20:ガイドレール
22:掛合部
23,24:接続片部
30:ガイドレール支持部材
31,31’:第一支持部材
31d:凸状部
32:第二支持部材
32d:凹状部
40:収納部
50:多光軸センサ(光軸センサ)
A:変形許容部
s,s’:空隙

Claims (7)

  1. 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
    前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ
    前記変形許容部は、開閉体厚さ方向の空隙であることを特徴とする開閉装置。
  2. 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
    前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、
    前記ガイドレール支持部材は、前記ガイドレールにおける開閉体厚さ方向の一方側に接続された第一支持部材と、前記ガイドレールにおける開閉体厚さ方向の他方側に接続された第二支持部材とを備え、
    前記変形許容部は、前記第一支持部材と前記第二支持部材とを、前記ガイドレールよりも開閉体幅方向外側で、開閉体厚さ方向の空隙を有するように嵌め合わせてなることを特徴とする開閉装置。
  3. 前記変形許容部は、前記第一支持部材と前記第二支持部材のうちの一方から開閉体幅方向内側へ突出する凸状部と、該凸状部に対し、開閉体幅方向内側から嵌り合う凹状部とを具備し、これら凸状部と凹状部の間に前記空隙を有することを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
  4. 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
    前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、
    前記ガイドレールは、開閉体厚さ方向の少なくとも一方側の外面に、開閉体幅方向の内側寄りで前記ガイドレール支持部材に接続される接続片部を有し、
    前記接続片部は、前記ガイドレールよりも開閉体幅方向外側へ延設され、前記変形許容部に対し、開閉体幅方向及び開閉体厚さ方向に接触又は近接して嵌り合っていることを特徴とする開閉装置。
  5. 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
    前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、
    前記ガイドレール支持部材は、前記ガイドレールの一部を、中空部を介在して囲むように設けられ、前記中空部には、前記開閉体の閉鎖方向側に開閉体幅方向へわたる光路を形成する光軸センサが設けられていることを特徴とする開閉装置。
  6. 前記変形許容部は、前記ガイドレール支持部材を部分的に開閉体厚さ方向へ変形するように設けられていることを特徴とする請求項1~5何れか1項記載の開閉装置。
  7. 前記ガイドレール内には、開閉体の幅方向端部側の抜け止め部材に掛合する掛合部が設けられ、前記掛合部は、前記変形許容部の変形に伴って前記ガイドレールと一体的に傾動するように設けられていることを特徴とする請求項1~6何れか1項記載の開閉装置。
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