JP5368842B2 - パネルシャッタ - Google Patents

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本発明は、パネルを上下方向に所要数連結して構成されるシャッタカーテンを有するパネルシャッタに関するものであり、特に防火性能を向上させたパネルシャッタに関するものである。
工場等の建築物の出入口等の開口部を開閉する装置としてパネルシャッタが有り、パネルシャッタには開口部の開閉だけでなく、火災発生時には延焼の防止、煙を遮断する機能が求められる。
一般的に、パネルはアルミニウム合金の押出し成形品、引抜き成形品であり、所要数のパネルが上下に屈曲自在に連結されてシャッタカーテンが構成され、又パネルの両端に樹脂製のガイドローラが回転自在に設けられる。又、前記開口部の両側に、上下に延びるガイドレールが設けられ、前記ガイドローラが前記ガイドレールに転動自在に嵌合し、該ガイドレールに前記ガイドローラが案内され、前記ガイドレールに沿ってシャッタカーテンが昇降する様になっている。
シャッタカーテンが開口部を閉鎖している状態では、閉鎖力はシャッタカーテンの自重によって与えられ、又水平方向の規制は前記ガイドローラと前記ガイドレールとの嵌合によって与えられている。
ところが、火災が発生した場合、例えば室内側で火災が発生した場合、パネルは室内側面(以下内面)が加熱され、外面が外部に露出した状態であるので、内面と外面とで温度差が生じ、室内側に突出する様に湾曲し、前記ガイドローラが前記ガイドレールから外れる可能性がある。又、熱により、樹脂製の前記ガイドローラが溶融してしまい、パネルに対する水平方向の規制がなくなる場合がある。
この為、パネルが、建屋の前壁から離反して、シャッタカーテンの両端部或は上部のパネルと前壁との間に隙間が生じ、この隙間から火炎が噴出する可能性がある。
特開2008−261177号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、火災発生時に、パネルが加熱されて湾曲し、ガイドローラがガイドレールから外れた場合でも、又ガイドローラが溶融してパネルの水平方向の規制力が失われた場合でも、シャッタカーテンの両端部で、或はシャッタカーテンの上部で隙間が生じることによってこの隙間から火炎が噴出するのを抑制し、防火性能を高めるものである。
本発明は、パネルが屈曲自在に連結されたシャッタカーテンを有し、該シャッタカーテンがガイドレールに沿って昇降するパネルシャッタに於いて、前記ガイドレール及び前記シャッタカーテンの端部を覆う様にサイドカバーを躯体側に設けたパネルシャッタに係るものである。
又本発明は、上方に延出し、先端部が逆凹状に形成されたハング部材が最上段のパネルに固着され、前記躯体側の、前記シャッタカーテンが閉鎖状態で、前記ハング部材に対応する位置にフック部材が設けられ、前記最上段のパネルが降下することで、前記ハング部材と前記フック部材が係合する様にしたパネルシャッタに係り、又前記フック部材は、前記躯体側に固定されるフック固定板と、該フック固定板を介して前記躯体側に固定されるフックプレートとを有し、前記ハング部材は前記シャッタカーテン幅全長、或は略全長に亘る長さを有し、係合片は所要数、所要の間隔で設けられ、前記フック固定板は上下方向に位置調整可能であり、又前記係合片は水平方向に位置調整可能であるパネルシャッタに係り、又前記フック固定板は熱変形可能な様に製作され、前記係合片は前記シャッタカーテンを支持可能な強度に製作したパネルシャッタに係るものである。
更に又本発明は、前記パネルはアルミニウム合金の中空部材であり、中空部に補強部材を嵌入したパネルシャッタに係るものである。
本発明によれば、パネルが屈曲自在に連結されたシャッタカーテンを有し、該シャッタカーテンがガイドレールに沿って昇降するパネルシャッタに於いて、前記ガイドレール及び前記シャッタカーテンの端部を覆う様にサイドカバーを躯体側に設けたので、前記ガイドレールがシャッタカーテンに対して水平方向の規制力を失った場合、前記サイドカバーがシャッタカーテン、パネルの端部に係合してパネル、シャッタカーテン傾斜を抑止し、躯体との間で隙間が発生することを防止する。又、前記サイドカバーは、ガイドレール及びシャッタカーテンの端部を覆うので意匠性が向上する。
又本発明によれば、上方に延出し、先端部が逆凹状に形成されたハング部材が最上段のパネルに固着され、前記躯体側の、前記シャッタカーテンが閉鎖状態で、前記ハング部材に対応する位置にフック部材が設けられ、前記最上段のパネルが降下することで、前記ハング部材と前記フック部材が係合する様にしたので、前記最上段のパネルの降下を抑制し、シャッタカーテンの上端に隙間が発生することを防止する。
又本発明によれば、前記フック部材は、前記躯体側に固定されるフック固定板と、該フック固定板を介して前記躯体側に固定されるフックプレートとを有し、前記ハング部材は前記シャッタカーテン幅全長、或は略全長に亘る長さを有し、係合片は所要数、所要の間隔で設けられ、前記フック固定板は上下方向に位置調整可能であり、又前記係合片は水平方向に位置調整可能であるので、パネルシャッタの設置条件にあわせて、フック部材の取付け位置が調整でき、フック部材の取付けの汎用性が増すと共に作業性が向上する。
又本発明によれば、前記フック固定板は熱変形可能な様に製作され、前記係合片は前記シャッタカーテンを支持可能な強度に製作したので、前記フック固定板が熱変形しても、フックプレートの取付けには大きく影響を及さず、又フックプレートはシャッタカーテンを支持するのに充分な強度を有すると共に適宜な大きさに分割されているので、熱変形の影響が少ない。
更に又本発明によれば、前記パネルはアルミニウム合金の中空部材であり、中空部に補強部材を嵌入したので、前記パネルの剛性が増大し、前記パネルの熱変形が抑制される。
本発明が実施されるパネルシャッタの一例であるオーバヘッドドアの概略図である。 該オーバヘッドドアの側断面図である。 本発明の要部を示し、オーバヘッドドア上部の部分断面図である。 図3のA−A矢視図である。 オーバヘッドドア上部の部分斜視図である。 該オーバヘッドドアに使用されるフック固定板の説明図である。 該オーバヘッドドアに使用されるフックプレートの説明図である。 該オーバヘッドドアに使用される補強部材を示す、パネルの上部部分図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1、図2に於いて、本発明が実施されるパネルシャッタの一例であるオーバヘッドドアについて概略を説明する。
建屋等の躯体の開口部1の両側柱2に沿って、縦ガイドレール3が設けられ、天井に沿って横ガイドレール4が設けられ、前記縦ガイドレール3と前記横ガイドレール4とは湾曲レール5によって連結されている。前記縦ガイドレール3の上方には水平な巻取りシャフト6等が設けられている。
シャッタカーテン7は所要数のパネル8が屈曲自在に連結されて構成され、各パネル8の両端にはガイドローラ9が支軸(図示せず)を介して回転自在に設けられている。
該ガイドローラ9は、前記縦ガイドレール3、前記湾曲レール5、前記横ガイドレール4に転動自在に嵌合し、前記シャッタカーテン7は前記縦ガイドレール3、前記湾曲レール5、前記横ガイドレール4に沿ってスライド可能となっている。
前記巻取りシャフト6はブラケット11を介し躯体側(図示では側柱2)に回転自在に設けられている。前記巻取りシャフト6の両端部にはドラム12が設けられ、該ドラム12に巻付けられたワイヤ13が前記シャッタカーテン7の下端部に係着されている。又、前記巻取りシャフト6にはバランススプリング14が設けられ、該バランススプリング14は前記ワイヤ13を介して前記シャッタカーテン7を上昇方向に付勢している。
前記開口部1が開かれる場合は、前記巻取りシャフト6を介し前記ドラム12が回転されることで前記ワイヤ13が巻取られ、前記シャッタカーテン7が前記縦ガイドレール3に沿って引上げられ、更に前記横ガイドレール4に格納される様になっている。
又、前記開口部1が閉じられる場合は、前記巻取りシャフト6を介して前記ドラム12が逆方向に回転され、前記ワイヤ13が繰出されて前記シャッタカーテン7が降下され、前記開口部1が閉じられる。
前記バランススプリング14には捩りコイルバネが使用され、該バランススプリング14が所定量回転され初期トルクが付与された状態で取付けられ、前記巻取りシャフト6に巻取り方向の回転力を付勢する様になっている。前記シャッタカーテン7には前記ワイヤ13を介して上昇力が付勢され、前記シャッタカーテン7を開閉する際の動力が軽減されている。
図3〜図5を参照して、本発明について具体的に説明する。
図3〜図5中、15は建屋躯体の前壁を示しており、該前壁15に前記側柱2が取付けられ、該側柱2に前記縦ガイドレール3が取付けられている。該縦ガイドレール3には前記開口部1の中心側に向って開口するレール溝16が形成されており、該レール溝16に前記ガイドローラ9が転動自在に嵌合する。又、該ガイドローラ9は前記パネル8の端面から突出する支軸17に軸受(図示せず)を介して回転自在に設けられている。
前記側柱2には、鉄製或はステンレス鋼製のサイドカバー18が前記縦ガイドレール3に沿って平行に取付けられている。前記サイドカバー18は前記縦ガイドレール3の全長、略全長又は一部に亘って延在し、上端は前記湾曲レール5と前記縦ガイドレール3との接続部近傍に位置している。尚、図示では、前記サイドカバー18は前記縦ガイドレール3と前記側柱2に共締されているが、個別に固定されてもよい。又、前記サイドカバー18は左右の前記縦ガイドレール3にそれぞれ対応して設けられ、左右で対称となっている。
図4に示される様に、該サイドカバー18の断面形状は、前記側柱2に固定されるフランジ部から直角に屈曲されて前記縦ガイドレール3と平行に立上がり、又該縦ガイドレール3の上方で前記パネル8と平行に屈曲され、先端部が前記パネル8とオーバラップする様になっている。又、前記パネル8の端部と前記サイドカバー18の先端部間の間隙は、前記シャッタカーテン7が昇降する場合に接触しない程度に小さい方が好ましい。尚、前記サイドカバー18の先端部と前記パネル8間の隙間が大きい場合、或は前記サイドカバー18の剛性を高めたい場合は、前記先端部を更に前記パネル8側に屈曲させてもよい。
従って、前記サイドカバー18は前記縦ガイドレール3と前記パネル8の端部とを抱込む様に、前記縦ガイドレール3、前記パネル8の端部を覆っている。
又、該パネル8の外面と前記側柱2との間には前記縦ガイドレール3の全長、或は略全長に亘って縦シール19が設けられ、前記シャッタカーテン7の閉鎖状態で前記側柱2と前記シャッタカーテン7との間をシールしている。前記縦シール19は、例えばシリコーンゴム成形品やガラス繊維材等の不燃性の材料から成る。
図3、図5に示される様に、前記シャッタカーテン7の最上段のパネル8aの上端面にはハング部材21が固着され、該ハング部材21は、前記パネル8aの幅全長に亘って延在している。
前記ハング部材21は、鋼板或はステンレス鋼板を屈曲成形したものであり、該ハング部材21の断面形状は、前記パネル8aの上端面から垂直に立上がり、上端部が2度屈曲されて逆凹状の係合溝22が形成されている。
前記前壁15の室内側にはフック部材23が固着されている。該フック部材23は、前記シャッタカーテン7の閉鎖状態で前記ハング部材21に対向する様に位置付けされている。
前記フック部材23は、前記ハング部材21に対向して前記前壁15に固着され、前記ハング部材21の全長に掛渡るフック固定板24と、該フック固定板24に所定間隔で所要数設けられるフックプレート25とを有している。
前記フック固定板24は、図6に示される様に、鋼板或はステンレス鋼板を屈曲成形したものであり、断面がL字形状であり、前記フック固定板24の垂直部分には、前記前壁15に固定する為の取付け孔26が水平方向に所定間隔で穿設されている。又、該取付け孔26は上下方向に長い長孔となっており、前記フック固定板24の取付け位置が上下方向で調整できる様になっている。
前記フックプレート25は、図7に示される様に、鋼板或はステンレス鋼板を屈曲成形したものであり、該フックプレート25の断面はL字形状に成形した後、水平部先端を更に上方に屈曲させて係合片27を形成した鉤形状となっている。
前記フックプレート25は、前記フック固定板24を通して前記前壁15に固定されるか、或は前記フック固定板24に固着されるかの何れかであり、前記フックプレート25の取付けとは独立して前記フック固定板24が前記前壁15側に固定される様になっている。前記フックプレート25の取付け孔28は、水平方向に2箇所設けられ、又水平方向に長い長孔となっている。従って、前記フック固定板24が取付けられた後、前記フックプレート25が取付けられ、更に該フックプレート25は水平方向に位置が調整できる様になっている。
尚、図示では、前記フック部材23を前記前壁15に直接取付けたが、まぐさが設けられている場合は、まぐさに設けてもよい。
次に、前記ハング部材21と前記フック部材23との関係は、前記シャッタカーテン7が閉鎖した状態で、前記係合片27は前記係合溝22に非接触で挿入された状態となる。
又、前記フック固定板24、前記フックプレート25は、火災時の熱膨張を考慮して、前記フック固定板24の板厚は、前記フックプレート25に対して薄くなっており、例えば前記フック固定板24が板厚0.5〜1.0mmとすると、前記フックプレート25は板厚1.2〜2.0mmとなっており、前記フック固定板24は長尺部材であることを考慮し、部材自体で熱変形し易い様になっている。又、熱変形を容易にする為、前記フック固定板24に前記取付け孔26を短いピッチで多数穿設し、該フック固定板24の固定は、前記取付け孔26の内、所要箇所を選択する様にしてもよい。
又、前記フックプレート25は、前記シャッタカーテン7の重量を支持する充分な剛性強度を有する様になっており、又前記フックプレート25自体の熱変形に対しては前記取付け孔28と固定するボルトとの間の余裕分で対応する様になっている。
尚、図3中、29は閉鎖状態で、前記パネル8aと前記前壁15間の隙間をシールする横シールである。該横シール29は、例えばシリコーンゴム成形品やガラス繊維材等の不燃性の材料から成る。
次に、図8に於いて、最上段のパネル8aの補強について説明する。
上記した様に、前記パネル8は加熱されることで、内外面間の膨張差で湾曲する。湾曲することで、前記ガイドローラ9が前記縦ガイドレール3から外れる場合が考えられる。更に、前記パネル8aについては湾曲することで、該パネル8aと前記前壁15間で隙間を生じ、この隙間から火炎が噴出することも考えられる。
従って、前記パネル8aについては、熱変形を生じない様に補強を実施する。
該パネル8aはアルミニウム合金の成形品であり、中空構造となっており、中空内部に鉄製或はステンレス鋼製の補強部材31を嵌入する。該補強部材31は、前記パネル8aの全長に亘る長さを有し、中空形状に沿って屈曲成形したものであり、断面は一部が開放された形状となっている。図示では、矩形の中空部に対して、矩形の1箇所の角部が欠切した開放断面となっている。前記補強部材31は3箇所が屈曲された断面を有するので、大きな剛性を有する。又、前記補強部材31の取付けは、該補強部材31を僅かに大きめに製作し、前記パネル8aに圧入する様にすれば、弾性力により、前記補強部材31は前記パネル8aに保持される。又、他の取付方法として、パネルとのビス又はリベットによる取付け、又は溶接でもよい。
尚、前記補強部材31は前記パネル8aのみではなく、他のパネル8についても嵌入してもよい。又、前記ハング部材21は、前記パネル8aの補強部材としての機能も有する。
以下、作用について説明する。
先ず、前記サイドカバー18の作用について説明する。
該サイドカバー18は、前記縦ガイドレール3、前記シャッタカーテン7、前記パネル8の端部を覆うので、意匠性が向上する。
又、火災が発生し、前記パネル8が加熱され、該パネル8が熱変形で湾曲して前記ガイドローラ9が前記縦ガイドレール3から外れた場合、或は前記ガイドローラ9が溶融した場合、更に該ガイドローラ9が溶融して前記支軸17が前記縦ガイドレール3から外れた場合等、該縦ガイドレール3による前記パネル8に対する水平方向(パネル8の面に対して垂直方向)の規制力が失われた場合、前記シャッタカーテン7、或は個々の前記パネル8は前記前壁15から離反する方向に傾斜する。
この場合、前記サイドカバー18が前記シャッタカーテン7の端部に存在するので、該シャッタカーテン7或は個々のパネル8は、前記サイドカバー18に当接して、それ以上の傾きは生じない。又、前記パネル8の端部と前記サイドカバー18の先端部間の間隙を極力小さくすることで、前記縦ガイドレール3による規制力がなくなった場合でも、前記パネル8は殆ど傾くことがない。
従って、前記シャッタカーテン7と前記前壁15との間で大きく隙間は生じない。更に、前記サイドカバー18は、前記シャッタカーテン7の端部を覆っているので、前記シャッタカーテン7と前記前壁15との間で隙間が生じた場合でも、隙間を通して直接室内と外部とが通じることはない。
前記パネル8aについては湾曲することで、該パネル8aと前記前壁15間で隙間を生じる。前記ハング部材21、前記補強部材31は前記パネル8aの剛性を高めて、熱変形量を抑制し、前記隙間が生じることを防止する。又、前記パネル8aが湾曲すると、前記ハング部材21と前記係合片27が水平方向で係合し、前記パネル8aの湾曲を抑制する。
更に、該パネル8aがアルミニウム合金製であり、加熱の為に一部が溶落する場合もある。前記補強部材31は前記パネル8aの全長に亘り嵌入されており、該補強部材31が溶落部分を封鎖するので、前記パネル8aに孔が明いて、室内と外部が通じることが防止される。
前記シャッタカーテン7が閉鎖状態では、前記パネル8が下段から順次積上げられた状態となっており、上段のパネル8は下段のパネル8に載置する構造となっている。従って、前記下段のパネル8が傾く等して、前記上段のパネル8を支える機能に支障が生じると、前記上段のパネル8は下方に移動する。この為、前記パネル8aが下がって、該パネル8aの上方に隙間を生じることが考えられる。
前記ハング部材21、前記フック部材23は斯かる事態を防止するものである。
前記パネル8aが下がると、前記ハング部材21が前記フックプレート25に係合し、前記パネル8a、即ち前記シャッタカーテン7は前記ハング部材21を介して前記フックプレート25に吊下げられた状態となる。従って、前記パネル8aの上側に間隙、開口が形成されることが防止される。又、前記ハング部材21、前記フック固定板24は前記パネル8aの全長に亘っているので、該パネル8aの上側に隙間が生じる場合でも、この隙間は前記ハング部材21、前記フック固定板24によって封鎖される。
如上の如く、本発明では、シャッタカーテン7が加熱された場合に、シャッタカーテン7と建屋躯体間で隙間が生じることを抑制でき、パネルシャッタの防火性能を高める。
1 開口部
2 側柱
3 縦ガイドレール
7 シャッタカーテン
8 パネル
8a パネル
9 ガイドローラ
15 前壁
16 レール溝
18 サイドカバー
21 ハング部材
22 係合溝
23 フック部材
24 フック固定板
25 フックプレート
31 補強部材

Claims (5)

  1. パネルが屈曲自在に連結されたシャッタカーテンを有し、該シャッタカーテンがガイドレールに沿って昇降するパネルシャッタに於いて、前記ガイドレールに転動自在に嵌合するガイドローラが前記パネルの端面から突出する支軸に回転自在に設けられ、前記ガイドレール及び前記シャッタカーテンの端部を抱込む様に覆うサイドカバーを躯体側に設け、最上段のパネルに上方に延出し先端部が逆凹状に形成されたハング部材を固着し、前記躯体側の前記シャッタカーテンが閉鎖状態で、前記ハング部材に対応する位置にフック部材を設け、前記最上段のパネルが降下することで、前記ハング部材と前記フック部材が係合する様にしたことを特徴とするパネルシャッタ。
  2. 前記フック部材は、前記躯体側に固定されるフック固定板と、該フック固定板を介して前記躯体側に固定されるフックプレートとを有し、前記ハング部材は前記シャッタカーテン幅全長、或は略全長に亘る長さを有し、係合片は所要数、所要の間隔で設けられ、前記フック固定板は上下方向に位置調整可能であり、又前記係合片は水平方向に位置調整可能である請求項のパネルシャッタ。
  3. 前記フック固定板は熱変形可能な様に製作され、前記係合片は前記シャッタカーテンを支持可能な強度に製作した請求項のパネルシャッタ。
  4. 前記パネルはアルミニウム合金の中空部材であり、中空部に補強部材を嵌入した請求項1〜請求項3のうちいずれかのパネルシャッタ。
  5. 前記サイドカバーの断面形状は、前記躯体に固定されるフランジ部から直角に屈曲されて前記ガイドレールと平行に立上がり、該ガイドレールの上方で前記パネルと平行に屈曲され、先端部が前記パネルとオーバラップする様構成された請求項1〜請求項4のうちいずれかのパネルシャッタ。
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