JP7205411B2 - 車両の開閉構造 - Google Patents
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Description
この場合、スラット部材の長手方向にわたってシール部材をスラット部材に密着させることができるほか、さらに、ガイドレールに沿ってシール部材を延在させる場合に、シール部材をスラット部材からガイドレールへ連続的に形成することができる。
この場合、シール部材がスラット部材と摺接することがなく、シール部材とスラット部材との摺接によるスラット部材の摩耗が生じない。また、シール部材は、シャッタードアが開口を完全に閉じる直前と、開口を開き始めるときにのみ突出プレート部に摺接する。したがって、シール部材がスラット部材と摺接する場合と比較してシール部材の耐久性が向上する。
この場合、第3係止片の先端部は、シャッタードアの送り出し側へ向かうにつれて第1係止片との距離が大きくなるように形成されているので、シャッタードアが開口を閉じるとき、突出プレート部は係止部の開口へ入り込み易くなる。
この場合、突出プレート部の先端部は、シャッタードアの引き込み側へ向かうにつれてスラット部材との距離が小さくなるように形成されているので、シャッタードアが開口を閉じるとき、突出プレート部は係止部の開口へ入り込み易くなる。
以下、第1の実施形態に係る車両の開閉構造について図面を参照して説明する。本実施形態は車両としての自動車に適用した例であり、シャッタードアはリヤの開口を開閉する。なお、方向を特定する「前後」、「左右」および「上下」については、自動車の運転手が運転席の運転シートに着座して、自動車の前進側を向いた状態を基準として示す。まず、車両としての自動車について説明する。
(1)シャッタードア25が引き出されて開口19と閉じた状態では、複数のスラット部材26のうちシャッタードア25の最も引き込み側に位置するスラット部材26Bに設けた係止部45が前プレート部41に係止される。係止部45が前プレート部41に係止されることにより、前プレート部41とスラット部材26Bとの間の距離は、シール部材43がスラット部材26Bに対して適切な荷重を加えることができる距離に保たれる。その結果、スラット部材26Bの長手方向にわたってシール部材43をスラット部材26Bに密着することができ、シャッタードア25を採用しても、スラット部材26Bの剛性を高めることなく、シャッタードア25による確実な密閉性を実現できる。また、係止部45によってシール部材43の密閉性が保たれるので、スラット部材26Bの剛性を高めるための手段や部材を必要とせず、車両の開閉構造の軽量化に貢献できる。さらに、スラット部材26Bの剛性を高めることなく、係止部45が前プレート部41に係止によってシール部材43の密閉性が確保される。このため、シャッタードア25に高圧の水圧が作用しても車室や荷室への水の浸入を防止でき、ロバスト性の高い車両の開閉構造とすることができる。
次に、第2の実施形態に係る車両の開閉構造について説明する。本実施形態では、シール部材がリーンフォースメントに備えられず、スラット部材にシール部材が備えられる点で先の実施形態と異なる。本実施形態では、第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を使用する。
〇 上記の実施形態では、シャッタードアの開閉はモータの動力で行われる電動方式で説明したが、手動方式であってもよい。その場合には、複数のスラット部材26のうち、最も送り出し側に位置するスラット部材26(26A)には、オペレータが把持することができる手掛部が設けてもよい。
○ 上記の実施形態では、スラット部材の幅方向において3箇所に係止部を設けるようにしたがこの限りではない。
○ 上記の実施形態では、係止部における第3係止片の先端部を、シャッタードアの送り出し側へ向かうにつれて第1係止片との距離が大きくなるように形成したがこの限りではない。必ずしも係止部における第3係止片の先端部をシャッタードアの送り出し側へ向かうにつれて第1係止片との距離が大きくなるように形成しなくてもよい。
○、上記の実施形態では、突出プレート部の先端部をシャッタードアの引き込み側へ向かうにつれてスラット部材との距離が小さくなるように形成したが、この限りではない。必ずしも突出プレート部の先端部をシャッタードアの引き込み側へ向かうにつれてスラット部材との距離が小さくなるように形成しなくてもよい。
○ 上記の実施形態における係止部と突出プレート部との位置関係は、上記の実施形態に限らず、シャッタードアの最も引き込み側に位置するスラット部材とシール部材との位置関係が適切であればよい。例えば、スラット部材とシール部材との位置関係が実施形態と同じであれば、突出プレート部の先端部がルーフパネルに接近した高い位置に形成されても、係止部の第3係止片が先端部の上側に案内される構成であればよい。
11 車体
19 開口
23 ガイドレール
25、61 シャッタードア
26(26B) スラット部材
27 接続部材
28 スライドシュー
36 ガイド溝
38 リーンフォースメント
41 前プレート部(突出プレート部としての)
42 プレート側ガイド片
43、62 シール部材
45 係止部
46 第1係止片
47 第2係止片
48 第3係止片
49 係止側ガイド片
50 開口
Claims (5)
- 車両に設けられた開口を挟んで延在するように配置された一対のガイドレールと、
複数のスラット部材と、互いに隣り合う前記スラット部材を接続する接続部材と、を有し、前記一対のガイドレールに案内されて前記開口を開閉するシャッタードアと、
前記シャッタードアの上側に位置するように設けられた横架部材と、
前記横架部材と前記スラット部材との間を封止するシール部材と、を備えた車両の開閉構造において、
前記横架部材に設けられ、前記スラット部材に沿うように前記シャッタードアの引き込み側へ向けて延在する突出プレート部と、
前記複数のスラット部材のうち前記シャッタードアの最も引き込み側に位置するスラット部材に該スラット部材の幅方向において間隔を空けて複数設けられ、前記シャッタードアの送り出し側へ向けて開口され、かつ、前記突出プレート部に係止可能なフック状の係止部と、を有し、
前記スラット部材、前記接続部材および前記係止部は樹脂により形成され、
前記スラット部材および前記係止部材は一体形成されていることを特徴とする車両の開閉構造。 - 前記シール部材は、前記突出プレート部の下面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両の開閉構造。
- 前記シール部材は、前記シャッタードアの最も引き込み側に位置するスラット部材の上面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両の開閉構造。
- 前記係止部は、
前記シャッタードアの最も引き込み側に位置するスラット部材から前記シャッタードアの引き込み側に延在する第1係止片と、
前記第1係止片の先端から前記シャッタードアの送り出し側へ向きを変える第2係止片と、
前記第2係止片から前記シャッタードアの送り出し側へ延在する第3係止片と、を有し、
前記第3係止片の先端部は、前記シャッタードアの送り出し側へ向かうにつれて前記第1係止片との距離が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載の車両の開閉構造。 - 前記突出プレート部の先端部は、前記シャッタードアの引き込み側へ向かうにつれて前記スラット部材との距離が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載の車両の開閉構造。
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2019
- 2019-07-29 JP JP2019138889A patent/JP7205411B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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