JP7365540B2 - カバーテープ切断装置、部品供給装置および部品搭載装置 - Google Patents

カバーテープ切断装置、部品供給装置および部品搭載装置 Download PDF

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Description

本発明は、部品を収納する部品収納部を有するキャリアテープから剥離されて排出されるカバーテープを切断するカバーテープ切断装置、このカバーテープ切断装置を備えた部品供給装置および部品搭載装置に関する。
従来、部品搭載装置は、部品供給装置が供給する部品を搭載ヘッドによりピックアップして基板に搭載する構成となっている。部品供給装置としては、部品を収納したキャリアテープを搬送して所定の部品取出し位置に部品を供給するテープフィーダが多用されている。テープフィーダで使用されるキャリアテープは、部品を収納する部品収納部が形成されたベーステープと、ベーステープに貼り付けられて部品を部品収納部内に封入するカバーテープから成り、カバーテープは部品が部品取出し位置に到達する前にベーステープから剥離される。
ベーステープから剥離されたカバーテープは、テープフィーダ内に設けられた回収室に送られて回収され、作業者によって引き出されて廃棄される。作業者がカバーテープを回収するとき、キャリアテープがまだテープフィーダにおいて使用中であれば、カバーテープの一端側はベーステープに貼り付いていることになるため、作業者はカバーテープを切断した後に回収室から引き出す必要がある。下記の特許文献1には、回収室から引き出したカバーテープを、回収室の上部であって、回収室の開口の近傍に設けられたカッターに下方から押し当てて切断することができるテープフィーダが示されている。特許文献2には、回収室に回収されるカバーテープを、固定刃と可動刃の間に挟んで切断するテープフィーダが示されている。
特開2009-212192号公報 特開平6-232593号公報
しかしながら、上記特許文献1に示されたテープフィーダにおいて、カバーテープを切断する場合には、回収室から引き出したカバーテープのうちベーステープに繋がる部分を見つけ出して引っ張り、その部分に張力を与えた状態でカッターに押し当てる作業が必要であり、カバーテープの切断に時間がかかるという問題点があった。また、特許文献2に示されたテープフィーダのように固定刃と可動刃の間に挟んで切断する方式では非常に薄くて剛性の低いフィルム状のカバーテープを切断することは困難であった。
そこで本発明は、カバーテープを手で引っ張ることなく簡単かつ確実に切断することができるカバーテープの切断装置、部品供給装置および部品搭載装置を提供することを目的とする。
本発明のカバーテープ切断装置は、部品を収納する部品収納部を有するキャリアテープから剥離されて排出経路に排出されるカバーテープを切断するカバーテープ切断装置であって、前記排出経路に沿った上流側位置と下流側位置の二箇所で前記カバーテープをその厚さ方向にクランプするクランプ部と、前記クランプ部によってクランプされた前記二箇所の間の前記カバーテープに押し付けられて前記カバーテープを切断するカッターと、前記カッターを操作するカッター操作部と、前記カッターを保持するカッター保持部と、を備え、前記クランプ部は、前記排出経路に排出される前記カバーテープをその厚さ方向に挟む位置に対向して配置された固定側クランパと可動側クランパとを有し、前記可動側クランパは前記排出経路に沿った前記二箇所で前記カバーテープを前記固定側クランパに押さえ付ける2つの押さえ部を有し、前記カッターは前記2つの押さえ部の間で前記固定側クランパに近づく前進方向と前記固定側クランパから遠ざかる後退方向への移動が自在であり、前記固定側クランパには、前記前進方向に移動した前記カッターとの干渉を回避する逃げ部が設けられており、前記可動側クランパは前記カッター操作部の操作に応じて前記カッターとともに前記前進方向に移動して前記固定側クランパとの間で前記カバーテープをクランプし、付勢手段によって前記カッターと共に前記後退方向へ移動して前記カバーテープのクランプを解除するようになっており前記カッター操作部は前記カッター保持部を介して前記カバーテープを切断するための操作を行うようになっており、前記カッターは前記カッター保持部が前記カバーテープを挟んで前記固定側クランパに当接することで前記カバーテープを切断するときの前記前進方向への移動の移動範囲が制限される
本発明の部品供給装置は、部品を収納する部品収納部を有するキャリアテープを搬送して部品を供給する部品供給装置であって、前記キャリアテープを搬送する搬送路と、前記搬送路を搬送される前記キャリアテープからカバーテープを剥離するカバーテープ剥離部と、前記カバーテープ剥離部によって剥離された前記カバーテープが排出される排出路と、前記排出路に排出された前記カバーテープを切断する上記本発明のカバーテープ切断装置とを備えた。
本発明の部品搭載装置は、上記本発明の部品供給装置と、前記部品供給装置により供給される部品をピックアップして基板に装着する搭載ヘッドとを備えた。
本発明によれば、カバーテープを手で引っ張ることなく簡単かつ確実に切断することができる。
本発明の実施の形態1における部品搭載装置の要部側面図 本発明の実施の形態1における部品搭載装置で使用されるキャリアテープをリールとともに示す斜視図 本発明の実施の形態1における部品搭載装置で使用されるキャリアテープの一部の拡大斜視図 本発明の実施の形態1における部品搭載装置が備えるテープフィーダの側面図 本発明の実施の形態1におけるテープフィーダの一部の拡大側面図 本発明の実施の形態1におけるテープフィーダが備えるカバーテープ切断装置の構成図 本発明の実施の形態1におけるテープフィーダが備えるカバーテープ切断装置の分解斜視図 (a)(b)(c)本発明の実施の形態2におけるテープフィーダが備えるカバーテープ切断装置の動作説明図 本発明の実施の形態2におけるテープフィーダが備えるカバーテープ切断装置の構成図 (a)(b)(c)本発明の実施の形態2におけるテープフィーダが備えるカバーテープ切断装置の動作説明図
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における部品搭載装置1を示している。部品搭載装置1は、上流工程側から搬入した基板KBに部品BHを搭載して下流工程側に搬出する一連の動作を繰り返し実行する装置である。実施の形態1では、作業者OPから見た部品搭載装置1の左右方向をX軸方向とし、作業者OPから見た部品搭載装置1の前後方向をY軸方向とする。また、上下方向をZ軸方向とする。
図1において、部品搭載装置1は基台11、基板搬送部12、フィーダ台車13、部品供給ユニットとしてのテープフィーダ14、搭載ヘッド15およびヘッド移動機構16を備えている。基板搬送部12はX軸方向に延びた一対のコンベア機構12aによって基板KBをX軸方向に搬送し、所定の作業位置に位置決めする。フィーダ台車13は作業者OPによって床面上を走行操作されて基台11に連結される。フィーダ台車13は上部にフィーダベース13Bが設けられており、フィーダ台車13の下部には複数のリール21が支持されている。
各リール21にはキャリアテープ22が巻き付けられている。キャリアテープ22は、図2及び図3(図3は図2における領域AR1の拡大図)に示すように、ベーステープ23とカバーテープ24とを有して構成されている。ベーステープ23には、上方に開口した形状の多数の部品収納部22Pがベーステープ23の長手方向に一列かつ等間隔に設けられている。複数の部品収納部22Pのそれぞれには部品BHが収納されている。カバーテープ24はベーステープ23の上面に貼り付けられており、部品収納部22P内に部品BHを封入している。カバーテープ24は剛性の低いフィルム状のテープである。ベーステープ23の部品収納部22Pの列と平行に並ぶ位置には、複数の係合孔22Hが一列かつ等間隔に並んで設けられている。
図2において、リール21の巻芯21Mにはスリット21Sが設けられており、キャリアテープ22は終端部がスリット21Sに差し込まれた状態で巻芯21Mに巻き付けられている。リール21に巻き付けられたキャリアテープ22が全て引き出されると、キャリアテープ22の終端部はスリット21Sから抜け出て、そのキャリアテープ22はリール21から分離する。
図1において、テープフィーダ14はフィーダ台車13のフィーダベース13Bに着脱自在に取り付けられている。フィーダベース13Bには、複数のテープフィーダ14をフィーダベース13Bの幅方向(X軸方向)に並べて取り付けることができる。本実施の形態では、各テープフィーダ14はオートロード型であり、下に説明するように、テープフィーダ14の後側(図1における作業者OPの側)の端部から先頭部が差し込まれたキャリアテープ22を自動で引き込んでロードし、部品取出し位置14Kに部品BHを供給する。
図4において、各テープフィーダ14は、全体としてY軸方向およびZ軸方向に広がった形状を有しており、その内部には、後方から前方へ延びてキャリアテープ22を搬送する搬送路31が設けられている。テープフィーダ14の後端部には、搬送路31に繋がるテープ挿入口32が形成されており、そこからキャリアテープ22の先頭部を挿入することが可能である。
図4において、テープフィーダ14の後部にはフィードスプロケット33が設けられており、テープフィーダ14の前部にはメインスプロケット34とサブスプロケット35が設けられている。サブスプロケット35はメインスプロケット34の後下方に配置されている。各スプロケットはモータ等の駆動手段によって駆動され、外周に設けられた係合ピン(図示せず)をキャリアテープ22の係合孔22Hに係合させて回転することで、キャリアテープ22を搬送する。これによりテープ挿入口32に挿入されたキャリアテープ22はフィードスプロケット33によってサブスプロケット35まで搬送され、サブスプロケット35によってメインスプロケット34に向けて搬送される。
図4において、サブスプロケット35とメインスプロケット34との間の領域にはカバーテープ剥離部36が設けられている。図5(図5は図4における領域AR2の拡大図)に示すように、カバーテープ剥離部36は一対のピンチローラ36Rを備えており、これら一対のピンチローラ36Rによってカバーテープ24を挟み込んで回転することにより、搬送路31を搬送されるキャリアテープ22の進行に合わせてカバーテープ24を剥ぎ取る。このようにカバーテープ24は、サブスプロケット35からメインスプロケット34に至るまでの間において、すなわち、部品収納部22P内の部品BHが部品取出し位置14Kに到達する前に、カバーテープ剥離部36によってベーステープ23から剥離される。メインスプロケット34はカバーテープ24が剥離されて部品収納部22Pが露出したキャリアテープ22(ベーステープ23)を前方に向けて間欠搬送して部品収納部22Pを部品取出し位置14(図1および図4)を停止させる。
テープフィーダ14は、搬送しているキャリアテープ22の終端部を送り終えたら、そのキャリアテープ22の搬送は終了するが、そのキャリアテープ22(先行のキャリアテープ22)の搬送動作が行われている間に補充用のキャリアテープ22(後続のキャリアテープ22)の先頭部をテープ挿入口32に挿入しておくことができる。テープフィーダ14は、先行のキャリアテープ22の終端部がテープフィーダ14の所定の位置を通過したことを図示しないセンサによって検出したら、後続のキャリアテープ22の引込みを開始し、引き続き部品BHの供給を行う。
図1において、搭載ヘッド15は下方に延びた複数のノズル15Nを備えている。各ノズル15Nは搭載ヘッド15に対して昇降動作およびZ軸まわりの回転動作が可能である。また、搭載ヘッド15は、各ノズル15Nの下端に部品BHを吸着する真空吸引力を発生させることができる。ヘッド移動機構16は搭載ヘッド15を水平面内方向に移動させる。
図1において、部品搭載装置1が備える制御装置CTR(図1)は、基板搬送部12による基板KBの搬送および位置決め動作を制御し、各テープフィーダ14による部品取出し位置14Kへの部品BHの供給動作を制御する。また制御装置CTRは、ヘッド移動機構16による搭載ヘッド15の移動を制御し、搭載ヘッド15の動作(ノズル15Nの昇降および回転動作と、ノズル15Nによる部品BHの吸着動作)を制御する。
部品搭載装置1により基板KBに部品BHを搭載する場合には、先ず、基板搬送部12が上流工程側から送られてきた基板KBを搬入して位置決めする。基板KBを位置決めしたら各テープフィーダ14が部品取出し位置14Kに部品BHを供給し、ヘッド移動機構16は搭載ヘッド15をテープフィーダ14の上方領域と基板KBの上方領域との間で搭載ヘッド15を往復させる。この往復移動において、搭載ヘッド15はテープフィーダ14が供給する部品BHをノズル15Nによりピックアップして基板KBの所定位置に搭載する。
このように本実施の形態1において、搭載ヘッド15は、部品供給ユニットであるテープフィーダ14が供給する部品BHを取り出して基板KBに搭載する部品搭載部となっている。搭載ヘッド15が基板KBに搭載すべき全ての部品BHを搭載したら基板搬送部12が作動し、基板KBを部品搭載装置1の外部に搬出する。
上記のように部品搭載装置1が動作する間、各テープフィーダ14は、カバーテープ剥離部36において剥離したカバーテープ24を、カバーテープ剥離部36から後方に延びて設けられた排出路37(図5)内に排出する。排出路37はテープフィーダ14の後部に設けられた回収室38に繋がっており、カバーテープ剥離部36によって排出路37に排出されたカバーテープ24は回収室38に送り込まれて回収される。
図4において、テープフィーダ14の後部には扉39が設けられている。扉39は上下軸まわりに回動自在であり、回収室38の後部の開口を開閉する。このため作業者OPは扉39を開けることで、回収室38に送り込まれたカバーテープ24を取り出して廃棄することができる。
図4および図5において、テープフィーダ14の内部のカバーテープ剥離部36のやや後方の位置には、カバーテープ切断装置40が設けられている。カバーテープ切断装置40は、カバーテープ剥離部36で剥離されて排出路37内に排出されたカバーテープ24を切断する装置である。作業者OPは、回収室38からカバーテープ24を引き出す前にカバーテープ24を切断してカバーテープ24をキャリアテープ22(ベーステープ23)から分離しておくことで、回収室38からのカバーテープ24の回収を容易にすることができる。本実施の形態ではこのカバーテープ切断装置40の構成に特徴があり、以下にその説明を行う。
図5、図6および図7において、カバーテープ切断装置40は、ガイド部材41、クランプ部42、カッターユニット43およびカッター操作部44を備えている。ガイド部材41は、テープフィーダ14の上部の一部分を構成する部材から成っており、下方に向けて開放されたガイド空間41Sと、上下方向に貫通して延びてガイド空間41Sに連通するガイド部側ロッド挿通孔41Hを備えている。
図6および図7において、クランプ部42は、排出路37に排出されるカバーテープ24をその厚さ方向(ここでは上下方向)に挟む位置に対向して配置された2つのクランプ部材(固定側クランパ51と可動側クランパ52)を備えている。固定側クランパ51は、カバーテープ24の排出経路である排出路37の下方に位置しており、可動側クランパ52は、排出路37の上方に位置している。固定側クランパ51の横方向(Y軸方向)に延びた上面51S(図7)は、カバーテープ24の排出路37の一部を形成している。
図6および図7において、可動側クランパ52は、横方向(Y軸方向)に延びた横長部52Yと、横長部52Yの両端それぞれから下方に延びた2つの押さえ部52Tを有している。2つの押さえ部52Tは、それぞれの下端面52Sによって、カバーテープ24の排出経路(排出路37)に沿った上流側位置PJと下流側位置PKの二箇所(図7)でカバーテープ24を固定側クランパ51に押さえつける部分である。横長部52Yの中央部には、上下方向に貫通して延びた可動部材側ロッド挿通孔52Hが設けられている。
可動側クランパ52は、ガイド部材41によってガイドされて、ガイド部材41が有するガイド空間41S内を、固定側クランパ51に近づく前進方向および固定側クランパ51から遠ざかる後退方向への移動ができるようになっている。このように本実施の形態において、ガイド部材41は、可動側クランパ52を挟んで固定側クランパ51と対向する位置に位置し、可動側クランパ52の固定側クランパ51に対する移動(前進方向への移動および後退方向への移動)をガイドするものとなっている。
図6および図7において、カッターユニット43は、カッターベース61とカッター62を備えている。カッターベース61はY軸方向に延びた形状の部材から成り、可動側クランパ52が備える2つの押さえ部52Tの間に設けられている。カッター62は基部がカッターベース61に取り付けられており、刃先62Kを下方に向けている。このように本実施の形態において、カッターベース61は、カッター62を保持するカッター保持部となっている。カッターユニット43(すなわちカッター62)は、可動側クランパ52が備える2つの押さえ部52Tの間で、固定側クランパ51に近づく前進方向への移動と、固定側クランパ51から遠ざかる後退方向への移動とが可能である。
カッター操作部44は、カッター62をカバーテープ24に押し付ける操作を行うための部材であり、ここではロッド状の部材から成っている。カッター操作部44は、一端(下端)側がカッターベース61に連結されており、可動側クランパ52(可動部材側ロッド挿通孔52H)およびガイド部材41(ガイド部側ロッド挿通孔41H)を上方に貫通して延びて、他端(上端)側はガイド部材41よりも上方に突出している。
図6および図7において、ガイド部材41と可動側クランパ52の間には、可動側クランパ52をガイド部材41に引き寄せる第1の引寄せ力を発揮する第1の引寄せ手段(付勢手段)としての第1の磁石M1および第2の磁石M2が設けられている。また、可動側クランパ52とカッター62(カッターユニット43)の間には、カッター62を可動側クランパ52に引き寄せる第2の引寄せ力を発揮する第2の引寄せ手段(付勢手段)としての第3の磁石M3および第4の磁石M4が設けられている。
図6および図7において、第1の磁石M1はガイド部材41内に設けられており、下面を外部に露出させている。第2の磁石M2は可動側クランパ52内の第1の磁石M1と対向する位置に設けられている。第2の磁石M2は、第1の磁石M1と引き合う極性の側を、可動側クランパ52の横長部52Yの上面から露出させている。このため第1の磁石M1と第2の磁石M2との間の吸引力(第1の引寄せ力)によって、可動側クランパ52はガイド部材41に引き寄せられ、カッター操作部44が操作されていない状態(非操作状態)では、横長部52Yの上面がガイド部材41に下方から接触するようになっている(図6)。
図6および図7において、第3の磁石M3は可動側クランパ52内に設けられており、下面を外部に露出させている。第4の磁石M4はカッターベース61内の第3の磁石M3と対向する位置に設けられている。第4の磁石M4は、第3の磁石M3と引き合う極性の側を上面から露出させている。このため第3の磁石M3と第4の磁石M4との間の吸引力(第2の引寄せ力)によって、カッター6262(カッターユニット43)は可動側クランパ52に引き寄せられ、カッター操作部44が操作されていない状態では、上面が可動側クランパ52の横長部52Yの下面に接触するようになっている(図6)。
第1の磁石M1、第2の磁石M2、第3の磁石M3および第4の磁石M4それぞれの磁気特性は、第3の磁石M3と第4の磁石M4との間の吸引力(すなわち第2の引寄せ力)が、第1の磁石M1と第2の磁石M2との間の吸引力(すなわち第1の引寄せ力)よりも大きくなるように設定されている。このため、カッター操作部44が操作されていない非操作状態からカッター操作部44を下方に押圧する操作をした場合には、カッターユニット43が可動側クランパ52から下方に離間する前に、可動側クランパ52がガイド部材41から下方に離間する。従って、非操作状態のカッター操作部44が操作されてカッター62が前進方向に移動すると、先ず、可動側クランパ52が第1の引き寄せ手段による第1の引寄せ力に抗して移動し、カバーテープ24を固定側クランパ51に押し付け、次いで、カッター62が第2の引き寄せ手段による第2の引寄せ力に抗して移動し、カバーテープ24を切断するように動作する。
より詳細に説明すると、カッター操作部44が作業者OPによって操作されていない状態から、作業者OPがカッター操作部44の上端部を指Fgで下方に押圧すると(図8(a)中に示す矢印P)、先ず、可動側クランパ52が第1の磁石M1と第2の磁石M2との間の磁力による吸引力(第1の引寄せ力)に抗して前進方向(下方)に移動する(図8(b)中に示す矢印Z1)。これにより、可動側クランパ52は2つの押さえ部52Tそれぞれの下端面52Sによって、カバーテープ24を、排出路37に沿った上流側位置PJと下流側位置PKの二箇所において、カバーテープ24の厚さ方向(上下方向)にクランプする(図8(b))。
クランプ部42がカバーテープ24をクランプしたら、次いで、カッター62が第3の磁石M3と第4の磁石M4との間の磁力による吸引力(第2の引寄せ力)に抗して前進方向に移動する(図8(c)中に示す矢印Z2)。これにより、カッター62は上流側位置PJと下流側位置PKとの間のカバーテープ24に上方から押し付けられ、カバーテープ24を切断する(図8(c))。カバーテープ24が切断されると、回収室38内のカバーテープ24はベーステープ23と分離する。このため作業者OPは、テープフィーダ14の後部の扉39を開けて回収室38内のカバーテープ24を廃棄するとき、回収室38から取り出したカバーテープ24をそのまま廃棄することができる。
作業者OPは、カッター操作部44を下方に押圧したら、カッター操作部44から指Fgを放す。作業者OPがカッター操作部44から指Fgを放すと、カッターユニット43は、第2の引寄せ手段である第3の磁石M3と第4の磁石M4の間の吸引力(第2の引寄せ力)によって後退方向に移動し、可動側クランパ52は、第1の引寄せ手段である第1の磁石M1と第2の磁石M2の間の吸引力(第1の引寄せ力)によって後退方向に移動する。このため可動側クランパ52とカッターユニット43は、カッター操作部44が作業者OPによって押圧される前の元の状態(非操作状態)に復帰する(図8(a))。
カッター62がカバーテープ24に押し付けられるとき、カッターベース61は固定側クランパ51との間にカバーテープ24を挟むようにして固定側クランパ51の上面51Sに当接する(図8(c))。これによりカッター62はそれ以上に前進方向に移動できない。このとき固定側クランパ51はカッター62の前進方向への移動を制限するストッパとして機能する。すなわち、本実施の形態において、カッター62は、カッター保持部としてのカッターベース61がカバーテープ24を挟んで固定側クランパ51に当接することでカバーテープ24を切断するときの前進方向への移動の移動範囲が制限されるようになっている。
図8(c)に示すように、カバーテープ24がカッター62によって切断されるとき、カッター62の刃先62Kは固定側クランパ51の上面51Sよりも下方に位置するが、図5、図6および図7に示すように、固定側クランパ51には、前進方向に移動したカッター62との干渉を回避する逃げ部としての逃げ溝51Mが設けられているので、カッター62の刃先62Kは固定側クランパ51に接触しない。すなわち、本実施の形態では、クランプ部42によってクランプすることで相対的な変位を規制した二箇所(上流側位置PJと下流側位置PK)の間のカバーテープ24にカッター62を押し付けることでカバーテープ24に張力を生じさせ、その生じさせた張力を利用してカバーテープ24を切断する構成をとっている。
このような構成では、カッター62の刃先62Kはカバーテープ24以外とは接触せず、カッター62が受ける力は、カバーテープ24に作用する張力による反力のみとなる。このため、カッター62の刃先62Kを固定側クランパ51に押し付けることでカバーテープ24を切断する構成をとる場合と比較して、カッター62の刃先62Kが受ける負荷は極めて小さく、劣化しにくい。よって、カッター62は高寿命となって交換作業の頻度は少なくて済み、作業者OPの作業負担とコストを大幅に軽減することができる。
また、張力を与えた状態のカバーテープ24にカッター62を押し付けてカバーテープ24を切断することから、カバーテープ24のように厚さの小さいテープ部材を簡単かつ確実に切断することができる。鋏のように2つの刃面を相対移動させて切断する形式のものでは、カバーテープ24に必ずしも張力を与えないでもよいが、カバーテープ24の厚さは小さいので2つの刃の間の隙間を極めて小さい寸法としなければならず、そのような鋏を安価に製造するのは困難である。
第1の実施の形態では、第1の磁石M1と第2の磁石M2によって可動側クランパ52をガイド部材41に引き寄せる第1の引寄せ力を発生させ、第3の磁石M3と第4の磁石M4によってカッターユニット43を可動側クランパ52に引き寄せる第2に引寄せ力を発生させているが、各磁石(第1の磁石M1、第2の磁石M2、第3の磁石M3および第4の磁石M4)は一例であり、第1の引寄せ力と第2の引寄せ力を生じさせることができるのであれば、本実施の形態1以外のレイアウトや数の磁石を使用してもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2を説明する。図9は実施の形態2におけるカバーテープ切断装置40Aの構成を示している。実施の形態1におけるカバーテープ切断装置40と同じ構成要素については、実施の形態1で用いたものと同じ符号を付している。実施の形態2では、カバーテープ切断装置40A以外の構成は全て実施の形態1のものと同一である。
実施の形態2におけるカバーテープ切断装置40Aが実施の形態1におけるカバーテープ切断装置40と異なるところは、可動側クランパ52をガイド部材41に引き寄せる第1の引寄せ力を発揮する第1の引寄せ手段と、カッター62を(直接的にはカッターベース61を)可動側クランパ52に引き寄せる第2の引寄せ力を発揮する第2の引寄せ手段との構成である。実施の形態2では、第1の引寄せ手段および第2の引寄せ手段がそれぞれ、弾性体としての引っ張りばね(第1のばねS1および第2のばねS2)から構成されている。
具体的には、図9に示すように、第1の引寄せ手段(付勢手段)としての第1のばねS1は、一端(上端)側がガイド部材41に連結されており、他端(下端)側が可動側クランパ52に連結されている。このためカッター操作部44が操作されていない状態では、可動側クランパ52は引っ張りばねである第1のばねS1によって、ガイド部材41に(上方に)引き寄せられた状態となっている。また、第2の引寄せ手段(付勢手段)としての第2ばねS2は、一端(上端)側が可動側クランパ52に連結されており、他端(下端)側がカッターベース61に連結されている。このためカッター操作部44が操作されていない状態では、カッター62(カッターユニット43)は引っ張りばねである第2のばねS2によって、可動側クランパ52に(上方に)引き寄せられた状態となっている。
第1のばねS1と第2のばねS2それぞれのばね特性は、第2のばねS2の復元力(すなわち第2の引寄せ力)が、第1のばねS1の復元力(すなわち第1の引寄せ力)よりも大きくなるように設定されている。このため、カッター操作部44が操作されていない非操作状態からカッター操作部44を下方に押圧する操作をした場合には、カッターユニット43が可動側クランパ52から下方に離間する前に、可動側クランパ52がガイド部材41から下方に離間する。従って、非操作状態のカッター操作部44が操作されてカッター62が前進方向に移動すると、先ず、可動側クランパ52が第1の引き寄せ手段の第1の引寄せ力(第1のばねS1の復元力)に抗して移動してカバーテープ24を固定側クランパ51に押し付け、次いでカッター62が第2の引き寄せ手段の第2の引寄せ力(第2のばねS2の復元力)に抗して移動してカバーテープ24を切断するように動作する。
より詳細に説明すると、カッター操作部44が作業者OPによって操作されていない状態から、作業者OPがカッター操作部44の上端部を指Fgで下方に押圧すると(図10(a)中に示す矢印P)、先ず、可動側クランパ52が第1のばねS1の復元力(第1の引寄せ力)に抗して前進方向に移動する(図10(b)中に示す矢印Z1)。これにより、可動側クランパ52は2つの押さえ部52Tそれぞれの下端面52S(図9)によって、カバーテープ24を、排出路37に沿った上流側位置PJと下流側位置PKの二箇所において、カバーテープ24の厚さ方向にクランプする(図10(b))。
クランプ部42がカバーテープ24をクランプしたら、次いで、カッター62が第2のばねS2の復元力(第2の引寄せ力)に抗して前進方向に移動する(図10(c)中に示す矢印Z2)。これにより、カッター62は上流側位置PJと下流側位置PKとの間のカバーテープ24に上方から押し付けられ、カバーテープ24を切断する(図10(c))。カバーテープ24が切断されると、回収室38内のカバーテープ24はベーステープ23と分離する。このため作業者OPは、テープフィーダ14の後部の扉39を開けて回収室38のカバーテープ24を廃棄するとき、回収室38から取り出したカバーテープ24をそのまま廃棄することができる。
作業者OPは、カッター操作部44を下方に押圧したら、カッター操作部44から指Fgを放す。作業者OPがカッター操作部44から指Fgを放すと、カッターユニット43は、第2の引寄せ手段である第2のばねS2の復元力(第2の引寄せ力)によって後退方向に移動し、可動側クランパ52は、第1の引寄せ手段である第1のばねS1の復元力(第1の引寄せ力)によって後退方向に移動する。このため可動側クランパ52とカッターユニット43は、カッター操作部44が作業者OPによって押圧される前の元の状態(非操作状態)に復帰する(図10(a))。
なお、実施の形態2においても、実施の形態1の場合と同様に、カッター62がカバーテープ24に押し付けられるとき、カッターベース61は間にカバーテープ24を挟むようにして固定側クランパ51の上面51Sに当接する(図10(c))。また、実施の形態1の場合と同様に、固定側クランパ51には、前進方向に移動したカッター62との干渉を回避する逃げ部としての逃げ溝51Mが設けられているため、カッター62の刃先62Kは固定側クランパ51に接触しない。
以上説明したように、実施の形態1および実施の形態2における部品搭載装置1のテープフィーダ14が備えるカバーテープ切断装置40,40Aでは、排出路37に排出されたキャリアテープ22は、その排出路37に沿った上流側位置PJと下流側位置PKの二箇所においてクランプ部42によってクランプされ、そのクランプされた二箇所の間にカッター62の刃先62Kが押し付けられて切断されるようになっている。カバーテープ24はクランプ部42によって二箇所がクランプされて張力が与えられた状態でカッター62が押し付けられるので、切断の際に作業者OPがテープフィーダ14の回収室38から引き出して引っ張る必要がない。よって、カバーテープ24をテープフィーダ14の回収室38から引き出すことなく、またカバーテープ24を手で引っ張ることなく簡単に切断することができる。
また、張力を与えた状態のカバーテープ24にカッター62を押し付けて切断するため、カバーテープ24のように厚さの小さいテープ部材を簡単かつ確実に切断することができる。また、カッター62はカバーテープ24と接触するのみであり、カバーテープ24に作用する張力による反力を受けるだけであるので劣化しにくく、高寿命である。
また、本実施の形態における部品搭載装置1のテープフィーダ14が備えるカバーテープ切断装置40,40Aでは、カッター操作部44がカッター62に連結されており、更に、カッター62と可動側クランパ52の間および可動側クランパ52とガイド部材41との間が磁力または弾性体の復元力による引寄せ力によって連結された構成となっており、作業者OPがカッター操作部44を押圧する一の操作(ワンアクション)をするだけで、カバーテープ24のクランプと切断とを行うことができ、作業者OPによるカバーテープ24の切断作業が容易になる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されず、種々の変形等が可能である。例えば、上述の実施の形態1では、第1の引寄せ手段と第2の引寄せ手段がともに磁石から成り、実施の形態2では、第1の引寄せ手段と第2の引寄せ手段がともにばねからなっていたが、第1の引寄せ手段と第2の引寄せ手段の一方が磁石から成り、他方がばねから成っていてもよい。また、第1の引寄せ手段が、可動側クランパ52をガイド部材41の側に引き寄せるものであり、第2の引寄せ手段が、カッター62を可動側クランパ52材の側に引き寄せるものであれば、第1の引寄せ手段と第2の引寄せ手段は、磁石やばねでなくても構わない。
また、上述の実施の形態1,2では、固定側クランパ51と可動側クランパ52は上下に対向するように配置されていたが、これは一例であり、必ずしも上下に対向して配置されていなくてもよい。また、固定側クランパ51と可動側クランパ52の上下位置が反対であり、カッター62が下方から上方へ向けて前進方向に移動することでカバーテープ24を切断する構成となっていてもよい。
また、上述の実施の形態1,2では、カッター62をカバーテープ24に押し付けるカッター操作部44は作業者OPが指で押圧して直動操作するようになっていたが、これは一例であり、他の方法によって操作するようにしてもよい。例えば、シリンダのピストンロッドをカッター操作部44としてもよいし、別途設けたリンク機構やワイヤ等を介してカッター操作部44を操作するようにしてもよい。或いは、モータ等の電動アクチュエータを用いて電気力によりカッター操作部44を操作するようにしてもよい。また、カッター操作部44を操作する主体は作業者OPのほか、別途設けたロボット等であってもよい。
また、上述の実施の形態1,2では、テープフィーダ14はオートロード型であるとしていたが、必ずしもオートロード型である必要はなく、マニュアルロード型(作業者OPが手作業でキャリアテープ22をテープフィーダ14にロードさせるタイプ)であっても構わない。
カバーテープを手で引っ張ることなく簡単かつ確実に切断することができるカバーテープの切断装置、部品供給装置および部品搭載装置を提供する。
1 部品搭載装置
14 テープフィーダ(部品供給装置)
15 搭載ヘッド
22 キャリアテープ
22P 部品収納部
24 カバーテープ
31 搬送路
36 カバーテープ剥離部
37 排出路(排出経路)
40,40A カバーテープ切断装置
41 ガイド部(ガイド部材)
42 クランプ部
44 カッター操作部
51 固定側クランパ
51M 逃げ溝(逃げ部)
52 可動側クランパ
52T 押さえ部
61 カッターベース(カッター保持部)
62 カッター
PJ 上流側位置
PK 下流側位置
M1 第1の磁石(第1の引寄せ手段)
M2 第2の磁石(第1の引寄せ手段)
M3 第3の磁石(第2の引寄せ手段)
M4 第4の磁石(第2の引寄せ手段)
S1 第1のばね(弾性体)
S2 第2のばね(弾性体)
BH 部品
KB 基板

Claims (7)

  1. 部品を収納する部品収納部を有するキャリアテープから剥離されて排出経路に排出されるカバーテープを切断するカバーテープ切断装置であって、
    前記排出経路に沿った上流側位置と下流側位置の二箇所で前記カバーテープをその厚さ方向にクランプするクランプ部と、
    前記クランプ部によってクランプされた前記二箇所の間の前記カバーテープに押し付けられて前記カバーテープを切断するカッターと、
    前記カッターを操作するカッター操作部と、
    前記カッターを保持するカッター保持部と、
    を備え、
    前記クランプ部は、前記排出経路に排出される前記カバーテープをその厚さ方向に挟む位置に対向して配置された固定側クランパと可動側クランパとを有し、
    前記可動側クランパは前記排出経路に沿った前記二箇所で前記カバーテープを前記固定側クランパに押さえ付ける2つの押さえ部を有し、前記カッターは前記2つの押さえ部の間で前記固定側クランパに近づく前進方向と前記固定側クランパから遠ざかる後退方向への移動が自在であり、前記固定側クランパには、前記前進方向に移動した前記カッターとの干渉を回避する逃げ部が設けられており、
    前記可動側クランパは前記カッター操作部の操作に応じて前記カッターとともに前記前進方向に移動して前記固定側クランパとの間で前記カバーテープをクランプし、付勢手段によって前記カッターと共に前記後退方向へ移動して前記カバーテープのクランプを解除するようになっており
    前記カッター操作部は前記カッター保持部を介して前記カバーテープを切断するための操作を行うようになっており、
    前記カッターは前記カッター保持部が前記カバーテープを挟んで前記固定側クランパに当接することで前記カバーテープを切断するときの前記前進方向への移動の移動範囲が制限される、カバーテープ切断装置。
  2. 前記可動側クランパは前記カッター操作部の操作に応じて前記カッターとともに前記前進方向に移動して前記固定側クランパとの間で前記カバーテープをクランプし、前記カッターとともに前記後退方向に移動して前記カバーテープのクランプを解除する請求項に記載のカバーテープ切断装置。
  3. 前記可動側クランパを挟んで前記固定側クランパと対向する位置に位置し、前記可動側クランパの前記前進方向への移動および前記後退方向への移動をガイドするガイド部材を備え、前記カッター操作部は一端側が前記カッターに連結され、前記可動側クランパおよび前記ガイド部材を貫通して延びて他端側が前記ガイド部材から突出したロッド状の部材から成る請求項に記載のカバーテープ切断装置。
  4. 前記付勢手段は、前記可動側クランパを前記ガイド部材に引き寄せる第1の引寄せ手段と、前記カッターを前記可動側クランパに引き寄せる第2の引寄せ手段と、を含む請求項に記載のカバーテープ切断装置。
  5. 前記付勢手段は、磁力または弾性体による復元力によって前記カッターを前記後退方向へ移動させる、請求項1に記載のカバーテープ切断装置。
  6. 部品を収納する部品収納部を有するキャリアテープを搬送して部品を供給する部品供給装置であって、
    前記キャリアテープを搬送する搬送路と、
    前記搬送路を搬送される前記キャリアテープからカバーテープを剥離するカバーテープ剥離部と、
    前記カバーテープ剥離部によって剥離された前記カバーテープが排出される排出路と、
    前記排出路に排出された前記カバーテープを切断する請求項1~5のいずれかに記載のカバーテープ切断装置とを備えた部品供給装置。
  7. 請求項に記載の部品供給装置と、
    前記部品供給装置により供給される部品をピックアップして基板に装着する搭載ヘッドとを備えた部品搭載装置。
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