JP7365254B2 - 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム - Google Patents

車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7365254B2
JP7365254B2 JP2020016158A JP2020016158A JP7365254B2 JP 7365254 B2 JP7365254 B2 JP 7365254B2 JP 2020016158 A JP2020016158 A JP 2020016158A JP 2020016158 A JP2020016158 A JP 2020016158A JP 7365254 B2 JP7365254 B2 JP 7365254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
road surface
axle
minimum value
lift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020016158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021124814A (ja
Inventor
博之 中山
伸行 尾張
直哉 山西
友佑 伊吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Priority to JP2020016158A priority Critical patent/JP7365254B2/ja
Publication of JP2021124814A publication Critical patent/JP2021124814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7365254B2 publication Critical patent/JP7365254B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本開示は、車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムに関する。
有料道路における料金収受システムでは、通行料金の決定方法として、車両の車種に基づいて通行料金を決定する方法が知られている。車種の判別は、車軸数、車長、車高、ナンバープレートの情報、牽引の有無など様々な車両情報を用いて行われる。
例えば、特許文献1には、車両情報として、走行する車両の車軸数を決定する方法が開示されている。
国際公開第2019/064682号
特許文献1では、リフトアクスル機構を有する車両の車軸数を検出するために、タイヤの撮影画像から各タイヤの最下点を算出し、最後方の後輪タイヤの最下点を基準に車両の中間タイヤのリフトアップを判定している。
このため、タイヤ状態、周囲環境、撮影位置等によっては、タイヤの最下点を特定できず、接地するタイヤの車軸数を誤って検出することがある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、接地するタイヤの車軸数を誤って検出しにくい車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示は、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信する受信部と、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定する領域特定部と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両より前記レーザスキャンセンサ側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置までの前記幅方向の距離である路面距離を特定する路面距離特定部と、前記各領域において、前記路面距離の最小値を特定する最小値特定部と、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうち、リフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するリフトアップ軸特定部と、を備える車軸数検出装置である。
本開示は、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信する受信部と、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定する領域特定部と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面への前記レーザ光の入射角の最大値である先端入射角を特定する先端入射角特定部と、前記各領域において、前記先端入射角の最小値を特定する最小値特定部と、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するリフトアップ軸特定部と、を備える車軸数検出装置である。
本開示は、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両より前記レーザスキャンセンサ側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置までの前記幅方向の距離である路面距離を特定するステップと、前記各領域において、前記路面距離の最小値を特定するステップと、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、を含む車軸数検出方法である。
本開示は、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置への前記レーザ光の入射角の最大値である先端入射角を特定するステップと、前記各領域において、前記先端入射角の最小値を特定するステップと、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、を含む車軸数検出方法である。
本開示は、車軸数検出装置のコンピュータに、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両より前記レーザスキャンセンサ側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置までの前記幅方向の距離である路面距離を特定するステップと、前記各領域において、前記路面距離の最小値を特定するステップと、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、を実行させるプログラムである。
本開示は、車軸数検出装置のコンピュータに、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置への前記レーザ光の入射角の最大値である先端入射角を特定するステップと、前記各領域において、前記先端入射角の最小値を特定するステップと、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、を実行させるプログラムである。
本開示の車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムによれば、接地するタイヤの車軸数を誤って検出しにくい。
本開示の第一実施形態に係る料金収受システムの概略斜視図である。 本開示の第一実施形態に係るレーザスキャンセンサの走査を示す側面図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出装置のブロック図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第一実施形態に係るリフトアクスル機構を有する車両の側面図である。 図5のVI部の拡大図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出方法のフローチャートである。 本開示の第二実施形態に係る車軸数検出装置のブロック図である。 本開示の第二実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第二実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第二実施形態に係る車軸数検出装置の機能を説明する図である。 本開示の第二実施形態に係る車軸数検出方法のフローチャートである。 本開示の第三実施形態に係る反射帯の斜視図である。 本開示の各実施形態に係る車軸数検出装置が備えるコンピュータのハードウェア構成の例である。
以下、本開示の各実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る車軸数検出装置について、図面を参照しながら説明する。
(料金収受システムの全体構成)
本実施形態の料金収受システム1は、有料道路である高速道路の入口料金所(料金形式によっては出口料金所)に設けられ、高速道路の利用者から、当該利用者が乗車する車両AAに関連した額の料金の収受を行うためのシステムである。
車両AAは、複数のタイヤTRを備える。
例えば、車両AAは、牽引しているトレーラを含む牽引車であってもよい。
車両AAは、入口料金所を介して一般道路側から高速道路側へと通じる車線LNを走行している。車線LNの両側には、アイランドISが敷設されており、料金収受システム1を構成する各種装置の少なくとも一部が設置されている。
以下、車線LNが延びる方向(図1における±X方向)を「車線方向」と記載し、また、車線LNの車線方向における高速道路側(図1における+X方向側)を「下流」と記載する。また、車線LNの車線方向における一般道路側(図1における-X方向側)を「上流」と記載する。
さらに、車線LNの幅方向を車線幅方向(図1における±Y方向)と称し、車両AAの車高方向を上下方向(図1における±Z方向)と称する。
本実施形態では、料金収受システム1では、無線通信システムによる課金処理が行われる。
料金収受システム1は、入口料金所を通過しようとする車両AAとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行い、車両AAの車種に関連した課金処理を行う装置である。
例えば、料金収受システム1は、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)を構築するシステムの一部であってもよい。
図1に示すように、料金収受システム1は、車両検知器2と、通信アンテナ3と、車種判別装置4と、を備える。
例えば、料金収受システム1は、一連の課金処理を司る図示しない課金処理部をさらに備え、取得した情報や決定した課金額の情報等を、通信回線を介して、遠隔地に設置された図示しない中央決済処理装置(上位装置)に出力してもよい。
(通信アンテナの構成)
通信アンテナ3は、車線LNの上方に設置されている。
通信アンテナ3は、車両AAの車載器αとの間で無線による通信処理を行う。具体的には、通信アンテナ3は、所定周波数(例えば、5.8GHz程度)の電磁波を送受可能に形成されており、当該電磁波を介することで到来した車両AAが搭載する車載器αとの無線通信を行う。
例えば、通信アンテナ3は、進入検知位置XAよりも下流に設けられてもよい。
(車種判別装置の構成)
車種判別装置4は、アイランドIS上に設置されている。
例えば、車種判別装置4は、料金収受システム1の各種センサにより検出される車線LNに進入した車両AAの車長、車高、軸数、軸重、ナンバープレート情報等を取得してもよい。
車種判別装置4は、各種センサを通じて得られる種々の情報(車長、車高、軸数、ナンバープレート情報等)に基づいて、車線LNに進入した車両AAの車種区分を特定する。
例えば、車種区分は、“軽自動車/二輪車”、“普通車”、“中型車”、“大型車”及び“特大車”の5分類とされる。
例えば、料金収受システム1は、車種判別装置4が特定した車種区分から、車両AAの車種区分に応じた料金を課金してもよい。
(車両検知器の構成)
車両検知器2は、車線方向(±X方向)に関し、進入検知位置XAにおいて、車両AAを検知可能なように構成されている。
車両検知器2は、レーザスキャンセンサ21と、処理部23と、を備える。
例えば、車両検知器2は、撮影装置22をさらに備えてもよい。
(撮影装置の構成)
撮影装置22は、路側から撮影し、撮影画像IMを取得する。
本実施形態では、撮影装置22は、タイヤTRを含む車両AAの側面を撮影する。
例えば、撮影装置22は、アイランドISから車線LNに向けて光軸が車線幅方向と平行になるように設置されてもよい。
また、撮影装置22は、光軸が進入検知位置XAとなるように設置されてもよい。
また、撮影装置22は、アイランドIS上に設置されてもよい。
また、撮影装置22は、エリアスキャンカメラあってもよいし、ラインスキャンカメラであってもよい。
(レーザスキャンセンサの構成)
図2に示すように、レーザスキャンセンサ21は、路側から路面SLに向かい照射するレーザ光BMを車線幅方向に沿って繰り返し走査する。
車両AAは、レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える。
本実施形態では、レーザスキャンセンサ21は、車線方向について、進入検知位置XAに配置される。
また、レーザスキャンセンサ21は、進入検知位置XAにおける車線幅方向と平行な垂直面内(±X方向に垂直な面内)で、走査角度θを変えながらレーザ光BMを走査する。
例えば、レーザスキャンセンサ21が、レーザ光BMを、回転中心CRを中心に回転走査する場合、走査角度θは、回転中心CRからレーザ光BMを照射する方向が、-Z方向に対してなす角度であってもよい。その際、距離Lは、回転中心CRからレーザ光の反射位置までの距離であってもよい。
また、レーザスキャンセンサ21は、一回の走査毎に、走査角度θとレーザ光BMの反射光を受光するまでの時間とに基づいて、各走査角度θにおける回転中心CRからレーザ光BMの反射位置までの距離Lを計測し、その結果を検出信号として出力してもよい。
また、レーザスキャンセンサ21は、路側としてアイランドIS上方から、路面SL及び車両AAに向かいレーザ光BMを照射してもよい。
その際、レーザスキャンセンサ21は、支柱等の構造物STにより、アイランドIS上方に支持されてもよい。
また、レーザスキャンセンサ21は、車線幅方向と平行な垂直面内(±X方向に垂直な面内)で、車両AAの車高方向全体に亘って、レーザ光BMを走査してもよい。
(処理部の構成)
処理部23は、車両検知器2における各種データの処理及び通信等を行う。
図3に示すように、処理部23は、検知部24を備える。
例えば、処理部23は、車軸数検出装置25を備えてもよい。
また、処理部23は、アイランドIS上に設置されてもよい。
また、処理部23は、レーザスキャンセンサ21の下流に設けられてもよい。
検知部24は、レーザスキャンセンサ21から検出信号を受信する。
検知部24は、レーザスキャンセンサ21の検出信号に基づいて、車両AAが進入検知位置XAに存在するか否かを検知する。
例えば、検知部24は、レーザスキャンセンサ21から、検出した路面SLの各位置として、走査角度θと、各走査角度θにおける距離Lとを受信する。また、検知部24は、進入検知位置XAに車両AAが存在しないときに計測した各走査角度θにおけるレーザスキャンセンサ21から反射位置(路面SL等)までの基準距離を予め記憶しておく。そして、検知部24は、レーザスキャンセンサ21が各基準距離よりも短い距離Lを計測した場合、進入検知位置XAに車両AAが存在する旨を検知してもよい。
例えば、検知部24は、車両AAが進入検知位置XAに存在する旨を検知したら、車両AAを検知した旨を車種判別装置4に通知してもよい。
例えば、検知部24は、車両AAの存在を検知し始めた時刻から連続して、車両AAの存在の検知が終わる時刻までの間を、一台の車両として検知してもよい。
(車軸数検出装置の構成)
車軸数検出装置25は、軸数(車軸数)を検出するための各種データの処理及び通信等を行う。
車軸数検出装置25は、受信部251と、領域特定部252と、路面距離特定部253と、最小値特定部254と、リフトアップ軸特定部255と、を機能的に備える。
例えば、車軸数検出装置25は、軸数特定部256をさらに機能的に備えてもよい。
また、車軸数検出装置26は、検出した車両AAの軸数を車種判別装置4に通知してもよい。
受信部251は、レーザスキャンセンサ21の検出信号を受信する。
例えば、受信部251は、レーザスキャンセンサ21から、走査角度θと、各走査角度θにおける距離Lをしてもよい。
また、受信部251は、撮影装置22から、撮影画像IMを受信してもよい。
領域特定部252は、車線方向について、レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定する。
例えば、領域特定部252は、検知部24が、車両AAを一台の車両として検知している間に特定される(通過する)複数の領域RGを車両AAに関連させてもよい。
これにより、例えば、車両AAが4つの車軸を有するならば、車両AAについて、4つの領域RGが特定される。
例えば、図4に示すように、撮影画像IMから車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定してもよい。
その際、車両AAの各タイヤTRの輪郭が撮影画像IMから特定可能な場合、撮影画像IMのうち、各タイヤTRの輪郭が占める車線方向の領域を、領域RGとして特定する。
車両AAの各タイヤTRの輪郭が撮影画像IMから特定しにくい場合、撮影画像IMのうち、車両AAの各ホイールAH等の輪郭を特定し、各ホイールAH等が占める車線方向の領域の両側に、タイヤ厚さをそれぞれ加えた領域を、領域RGとして特定してもよい。この場合、加えるタイヤ厚さは、進入が想定される車両AAの最大タイヤ厚さであってもよいし、撮影画像IMから特定できたタイヤ厚さであってもよい。
路面距離特定部253は、レーザスキャンセンサの21の繰り返し走査の各走査において、レーザスキャンセンサ21から受信した検出信号に基づき、路面距離Dを特定する。
ここで、路面距離Dは、車両AAよりレーザスキャンセンサ21側の所定位置から、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面SLの位置までの車線幅方向の距離とする。
例えば、路面の高さをZ=0、レーザスキャンセンサ21側の所定位置をY=Y1、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面SLの位置をY=Y2とする。この場合、図4に示すように、車両AAよりレーザスキャンセンサ21側の所定位置の空間座標は、(X,Y,Z)=(XA,Y1,0)となり、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面の位置の空間座標は、(X,Y,Z)=(XA、Y2,0)となる。
したがって、路面距離Dは、車線幅方向の距離(=±Y方向の距離)なので、路面距離D=Y2-Y1となる。
レーザスキャンセンサ21側の所定位置は、どのような位置であってもよい。
例えば、Y1は、レーザスキャンセンサ21自身の位置に相当してもよいし、レーザ光BMの走査の回転中心の位置に相当してもよい。
例えば、Y1は、アイランドISと路面SLとの境界の位置に相当してもよいし、アイランドISと車両AAとの間の路面SLの位置に相当してもよい。
最小値特定部254は、各領域RGにおいて、路面距離Dの最小値Dminを特定する。
例えば、最小値特定部254は、各領域RGにおいて、繰り返し走査の各走査で特定される複数の路面距離Dの中から、最も小さい路面距離Dを、最小値Dminとして特定してもよい。
タイヤTRの形状により、各領域RGにおけるレーザ光BMの複数の走査のうち、タイヤTRの最下点を通る走査では、路面距離Dが最も小さくなる。このため、最小値特定部254が特定する最小値Dminは、タイヤTRの最下点が進入検知位置XAを通過する瞬間における路面距離Dに相当する。
これにより、図4に示すように、最小値特定部254は、各タイヤTRの最下点における路面距離Dを最小値Dminとして特定できる。
リフトアップ軸特定部255は、最小値Dminの相違に基づいて、車両AAの車軸ASのうち、リフトアップしている車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定する。
具体的には、以下の原理に基づき、リフトアップ軸LUSを特定する。
例えば、図5及び図6に示すように、車両AAがリフトアクスル機構を有する車両であって、車両AAの4つの車軸ASのうち、前方から1軸目、2軸目及び4軸目がリフトアップしておらず、前方から3軸目がリフトアップしているとする。
リフトアップしていない車軸ASが進入検知位置XAを通過するとき、図7に示すように、-Y側から照射しているレーザ光BMを照射可能な路面SLは、タイヤTRより-Y側の路面SLとなっている。
このため、図8に示すように、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面は、タイヤTRより-Y側の路面SLの各点となる。
これに対し、リフトアップしている車軸ASが進入検知位置XAを通過するとき、図9に示すように、-Y側から照射しているレーザ光BMを照射可能な路面SLは、タイヤTRより-Y側の路面SLに加え、リフトアップの高さに関連して、タイヤTR直下の路面SLとなる。
さらに、場合によっては、タイヤTRより+Y側の路面SLも、レーザ光BMを照射可能な路面SLとなることもある。
このため、図10に示すように、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面は、タイヤTRより-Y側の路面SLの各点に、少なくともタイヤTR直下を含む路面SLの各点を加えた点となる。
したがって、リフトアップしている車軸ASに関連する領域RGにおける最小値Dminは、リフトアップしていない車軸ASに関連する領域RGにおける最小値Dminより大きい。
このように、リフトアップ軸特定部255は、最小値Dminの相違に基づき、リフトアップ軸LUSを特定できる。
例えば、最小値Dminの相違として、リフトアップ軸特定部255は、1軸目及び2軸目の最小値Dminの代表値又は平均値と、3軸目以後の各最小値Dminとを比較して、各車軸ASがリフトアップしているか否かを判定し、リフトアップ軸LUSを特定してもよい。
図5及び図6に示す車両AAの場合、1軸目及び2軸目の最小値Dminの代表値又は平均値と、3軸目以後の各最小値Dminとを比較すれば、どの車軸ASがリフトアップしているか否かを判定できる。
すなわち、リフトアップ軸特定部255は、車両AAの前から3軸目をリフトアップ軸LUSと特定し、車両AAの前から1軸目、2軸目及び4軸目をリフトアップしていないと特定できる。
例えば、最小値Dminの相違として、リフトアップ軸特定部255は、4軸目の最小値Dminと、3軸目の最小値Dminとを比較して、各車軸ASがリフトアップしているか否かを判定し、リフトアップ軸LUSを特定してもよい。
例えば、最小値Dminの相違として、リフトアップ軸特定部255は、車両AAについて、各領域RGの最小値Dminどうしを比較して、大きな最小値Dminを有する領域RGと、小さな最小値Dminを有する領域RGとに分類してもよい。その際、リフトアップ軸特定部255は、大きな最小値Dminを有する領域RGに関連する車軸ASをリフトアップ軸として特定する。
その際、リフトアップ軸特定部255は、領域RGのうち、車両AAの全ての領域RGの中からリフトアップ軸LUSを特定してもよいし、車両AAの3軸目以後に相当する領域RGの中からリフトアップ軸LUSを特定してもよい。
もし、最小値Dminに相違がない車両AAについて、リフトアップ軸特定部255は、リフトアップ軸LUSはないと判定してもよい。
例えば、大きな最小値Dminを有する領域RGと、小さな最小値Dminを有する領域RGとに分類できない車両AAについて、リフトアップ軸特定部255は、リフトアップ軸LUSはないと判定してもよい。
軸数特定部256は、接地するタイヤTRの車軸数として、車両AAのリフトアップされていない車軸ASの数を特定する。
ここで、接地するタイヤTRの車軸数とは、車両AAが有する車軸ASのうち、接地しているタイヤTRを含む車軸ASの数である。
例えば、軸数特定部256は、以下のように接地するタイヤTRの車軸数を特定してもよい。
軸数特定部256は、車両AAが有する車軸ASの数として、車両AAの存在を検知し始めた時刻から連続して、車両AAの存在の検知が終わる時刻までの間に検出された車両AAの車軸ASの数を計数する。
その際、軸数特定部256は、車両AAが有する車軸ASの数を、レーザスキャンセンサ21の検出信号から特定してもよいし、撮影画像IMから特定してもよい。
続いて、軸数特定部256は、車両AAが有する車軸ASの数から、リフトアップ軸特定部255で特定されたリフトアップ軸LUSの数を引いた数を、接地するタイヤTRの車軸数として特定する。
例えば、軸数特定部256は、車両AAの軸数として、特定した接地するタイヤTRの車軸数を通知する。
(動作)
車軸数検出装置25の動作について説明する。
車軸数検出装置25の動作は、本実施形態の車軸数検出方法に相当する。
まず、図11に示すように、受信部251は、路側から路面に向かい照射するレーザ光BMを車線幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信する(ST01:受信ステップ)。
ST01の実施に続いて、領域特定部252は、車線方向について、レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定する(ST02:領域特定ステップ)。
ST02の実施に続いて、路面距離特定部253は、レーザスキャンセンサの21の繰り返し走査の各走査において、検出信号に基づき、車両AAよりレーザスキャンセンサ21側の所定位置から、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面SLの位置までの車線幅方向の距離である路面距離Dを特定する(ST03:路面距離特定ステップ)。
ST03の実施に続いて、最小値特定部254は、各領域RGにおいて、路面距離Dの最小値Dminを特定する(ST04:最小値特定ステップ)。
ST04の実施に続いて、リフトアップ軸特定部255は、最小値Dminの相違に基づいて、車両AAの車軸ASのうちリフトアップしている車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定する(ST05:リフトアップ軸特定ステップ)。
ST05の実施に続いて、軸数特定部256は、接地するタイヤTRの車軸数として、車両AAのリフトアップされていない車軸ASの数を特定する(ST06:軸数特定ステップ)。
なお、上記ステップは適宜順番を入れ替えることが可能である。例えば、ST01とST02との順序は逆でもよい。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、車軸数検出装置25は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25は、接地するタイヤの車軸数を誤って検出しにくい。
リフトアクスル機能を有する車両は、車軸をリフトアップできる機能を有する。
このため、タイヤ位置から全ての車軸数を正しく検出できても、検出された各タイヤが、接地しているタイヤか、接地していないタイヤ(リフトアクスル機能によりリフトアップされているタイヤ)かまで検出できなければ、接地するタイヤの車軸数が正しく計数されない。
車両のタイヤからの反射光は、新旧といったタイヤ状態、周囲環境、撮影位置等によって、大きく変化する場合がある。このため、特許文献1に開示された方法のように、タイヤの反射光からリフトアップしている車軸を特定する方法だと、リフトアップしている車軸を特定できない場合がある。
これに対し、本実施形態によれば、車軸数検出装置25は、路面SLを検出しているため、タイヤ状態、周囲環境、撮影位置等が影響しにくい。
したがって、車軸数検出装置25は、リフトアップ軸LUSを特定しやすい。
また、本実施形態の一例によれば、車軸数検出装置25は、リフトアップされている可能性が高い3軸目以後に相当する領域からリフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25は、リフトアップ軸LUSを誤認しにくい。
また、本実施形態によれば、各タイヤTRの位置に相当する領域RGが撮影画像IMから特定される。
このため、レーザスキャンセンサ21の検出信号から領域RGが特定しにくい場合であっても、車軸数検出装置25は、各タイヤTRの位置に相当する領域を特定することができる。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る車軸数検出装置26について図面を参照しながら説明する。
第二実施形態の料金収受システム1の一例は、車軸数検出装置26を備える以外、第一実施形態の料金収受システム1は、同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
例えば、本実施形態の料金収受システム1において、処理部23は、車軸数検出装置26を備えてもよい。
(軸数検出装置の構成)
車軸数検出装置26は、軸数(車軸数)を検出するための各種データの処理及び通信等を行う。
図12に示すように、車軸数検出装置26は、受信部261と、領域特定部262と、先端入射角特定部263と、最小値特定部264と、リフトアップ軸特定部265と、を機能的に備える。
例えば、車軸数検出装置26は、軸数特定部266をさらに機能的に備えてもよい。
また、車軸数検出装置26は、検出した車両AAの軸数を車種判別装置4に通知してもよい。
受信部261は、レーザスキャンセンサ21の検出信号を受信する。
領域特定部262は、車線方向について、レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定する。
先端入射角特定部263は、レーザスキャンセンサの21の繰り返し走査の各走査において、レーザスキャンセンサ21から受信した検出信号に基づき、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面SLへのレーザ光BMの入射角θiの最大値である先端入射角θeを特定する。
この場合、図13に示すように、特定される先端入射角θeは、各走査における路面SLを検出可能なレーザ光BMのうち、最も+Y側の路面を検出可能なレーザ光BMの入射角θiとなる。
なお、入射角θiは、路面SLへ照射するレーザ光BMの照射方向が-Z方向に対してなす角度であって、本実施形態では、路面SLを照射しているときの走査角度θに相当する。
最小値特定部264は、各領域RGにおいて、先端入射角θeの最小値θminを特定する。
例えば、最小値特定部264は、各領域RGにおいて、繰り返し走査の各走査で特定される複数の先端入射角θeの中から、最も小さい先端入射角θeを、最小値θminとして特定してもよい。
タイヤTRの形状により、各領域RGにおけるレーザ光BMの複数の走査のうち、タイヤTRの最下点を通る走査では、先端入射角θeが最も小さくなる。このため、最小値特定部264が特定する最小値θminは、タイヤTRの最下点が進入検知位置XAを通過する瞬間における先端入射角θeに相当する。
これにより、最小値特定部264は、各タイヤTRの最下点における先端入射角θeを最小値θminとして特定できる。
リフトアップ軸特定部265は、最小値θminの相違に基づいて、車両AAの車軸ASのうち、リフトアップしている車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定する。
具体的には、以下の原理に基づき、リフトアップ軸LUSを特定する。
リフトアップしていない車軸ASが進入検知位置XAを通過するとき、最小値θminを有するレーザ光BMが照射する路面位置は、図14に示すように、タイヤTRが接地している路面位置の-Y側に隣接する路面位置Yb1となる。
これに対し、リフトアップしている車軸ASが進入検知位置XAを通過するとき、最小値θminを有するレーザ光BMが照射する路面位置は、図15に示すように、図14に示す路面位置Yb1よりも、+Y側の路面位置Yb2となる。
したがって、リフトアップしている車軸ASに関連する領域RGにおける最小値θminは、リフトアップしていない車軸ASに関連する領域RGにおける最小値θminより大きい。
例えば、最小値θminの相違として、リフトアップ軸特定部265は、1軸目及び2軸目の最小値θminの代表値又は平均値と、3軸目以後の各最小値θminとを比較して、各車軸ASがリフトアップしているか否かを判定し、リフトアップ軸LUSを特定してもよい。
例えば、最小値θminの相違として、リフトアップ軸特定部265は、4軸目の最小値θminと、3軸目の最小値θminとを比較して、各車軸ASがリフトアップしているか否かを判定し、リフトアップ軸LUSを特定してもよい。
例えば、最小値θminの相違として、リフトアップ軸特定部265は、車両AAについて、各領域RGの最小値θminどうしを比較して、大きな最小値θminを有する領域RGと、小さな最小値θminを有する領域RGとに分類してもよい。その際、リフトアップ軸特定部265は、大きな最小値θminを有する領域RGに関連する車軸ASをリフトアップ軸として特定する。
その際、リフトアップ軸特定部265は、領域RGのうち、車両AAの全ての領域RGの中からリフトアップ軸LUSを特定してもよいし、車両AAの3軸目以後に相当する領域RGの中からリフトアップ軸LUSを特定してもよい。
もし、最小値θminに相違がない車両AAについて、リフトアップ軸特定部265は、リフトアップ軸はないと判定してもよい。
例えば、大きな最小値θminを有する領域RGと、小さな最小値θminを有する領域RGとに分類できない車両AAについて、リフトアップ軸特定部265は、リフトアップ軸はないと判定してもよい。
軸数特定部266は、接地するタイヤTRの車軸数として、車両AAのリフトアップされていない車軸ASの数を特定する。
例えば、軸数特定部266は、車両AAの軸数として、特定した接地するタイヤTRの車軸数を出力する。
(動作)
車軸数検出装置26の動作について説明する。
車軸数検出装置26の動作は、本実施形態の車軸数検出方法に相当する。
まず、図16に示すように、受信部261は、路側から路面に向かい照射するレーザ光BMを車線幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信する(ST11:受信ステップ)。
ST11の実施に続いて、領域特定部262は、車線方向について、レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定する(ST12:領域特定ステップ)。
ST12の実施に続いて、先端入射角特定部263は、レーザスキャンセンサの21の繰り返し走査の各走査において、検出信号に基づき、レーザスキャンセンサ21で検出可能な路面SLの位置へのレーザ光BMの入射角θiの最大値である先端入射角θeを特定する(ST13:先端角特定ステップ)。
ST13の実施に続いて、最小値特定部264は、各領域RGにおいて、先端入射角θeの最小値θminを特定する(ST14:最小値特定ステップ)。
ST14の実施に続いて、リフトアップ軸特定部265は、最小値θminの相違に基づいて、車両AAの車軸ASのうちリフトアップしている車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定する(ST15:リフトアップ軸特定ステップ)。
ST15の実施に続いて、軸数特定部266は、接地するタイヤTRの車軸数として、車両AAのリフトアップされていない車軸ASの数を特定する(ST16:軸数特定ステップ)。
なお、上記ステップは適宜順番を入れ替えることが可能である。例えば、ST11とST12との順序は逆でもよい。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、車軸数検出装置26は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置26は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
<第三実施形態>
第三実施形態に係る料金収受システム1について図面を参照しながら説明する。
第三実施形態の料金収受システム1は、第一又は第二実施形態の料金収受システム1に反射帯9を加えた構成となっている。
なお、第三実施形態の料金収受システム1は、反射帯9を加えた点以外、第一又は第二実施形態の料金収受システム1と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
(料金収受システム1の構成)
図17に示すように、料金収受システム1は、反射帯9をさらに備える。
反射帯9は、路面SLのうち、レーザ光BMが走査される位置に設けられており、路面SLに比べて、レーザスキャンセンサ21に向かってレーザ光BMを反射しやすい特性を有する。
例えば、反射帯9は、路面SLに塗布されている熔融塗料であってもよい。
例えば、反射帯9は、路面SLに塗布されている白色の塗料であってもよい。
例えば、反射帯9は、路面SLに塗布されている回帰反射体を含む塗料であってもよい。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、反射帯9をレーザ光BMで走査できるため、料金収受システム1は、路面SLの位置を検出しやすい。
したがって、料金収受システム1は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
<変形例>
上述の各実施形態の領域特定部252、262は、撮影画像IMから、車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定しているが、各タイヤ位置に相当する領域RGを特定できるなら、どのように特定してもよい。
変形例として、領域特定部252、262は、レーザスキャンセンサ21から受信した検出信号から、車両AAの三次元形状を合成し、車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定してもよい。その際、車両検知器2は、撮影装置22を備えなくてもよい。
他の変形例として、領域特定部252、262は、通信アンテナ3から取得される車両AAの車両情報や、車種判別装置4が取得する各種センサからの車両AAの車両情報から、車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定してもよい。
上述の各実施形態では、車軸数検出装置25、26は、電子式料金収受システムに設けられているが、どのようなシステムに設けられてもよい。
変形例として、車軸数検出装置25、26は、料金自動収受機を備えるシステムに設けられてもよい。
他の変形例として、車軸数検出装置25、26は、収受員により料金を収受する有人の料金所に設けられてもよい。
上述の各実施形態では、車軸数検出装置25、26は、車両検知器2に設けられているが、どのような態様で設けられてもよい。
変形例として、車軸数検出装置25、26は、車種判別装置4に設けられてもよい。
他の変形例として、車軸数検出装置25、26は、車両検知器2や車種判別装置4とは、個別に設けられた単独の装置であってもよい。
上述の各実施形態では、車軸数検出装置25、26は、アイランドISに敷設されるセパレートレーン方式の料金収受システム1に適用されているが、変形例として、車軸数検出装置25、26は、フリーフロー方式の料金収受システムに適用されてもよい。
なお、上述の各実施形態においては、車軸数検出装置25、26の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の各実施形態において、車軸数検出装置25、26の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
図18に示すように、車軸数検出装置25、26が備えるコンピュータ30は、CPU31と、メモリ32と、記憶/再生装置33と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)34と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)35と、を備える。
メモリ32は、車軸数検出装置25、26で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体である。
記憶/再生装置33は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F34は、車軸数検出装置25、26と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F35は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
<その他の実施形態>
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれる。
<付記>
各実施形態に記載の車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る車軸数検出装置25は、路側から路面SLに向かい照射するレーザ光BMを車線LNの幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信する受信部251と、前記車線LNの延びる方向について、前記レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定する領域特定部252と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両AAより前記レーザスキャンセンサ21側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサ21で検出可能な前記路面SLの位置までの前記幅方向の距離である路面距離Dを特定する路面距離特定部253と、前記各領域RGにおいて、前記路面距離Dの最小値Dminを特定する最小値特定部254と、前記最小値Dminの相違に基づいて、前記車両AAの車軸ASのうち、リフトアップしている前記車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定するリフトアップ軸特定部255と、を備える。
本態様によれば、車軸数検出装置25は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(2)第2の態様に係る車軸数検出装置26は、路側から路面SLに向かい照射するレーザ光BMを車線LNの幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信する受信部261と、前記車線LNの延びる方向について、前記レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定する領域特定部262と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサ21で検出可能な前記路面SLへの前記レーザ光BMの入射角θiの最大値である先端入射角θeを特定する先端入射角特定部263と、前記各領域RGにおいて、前記先端入射角θeの最小値θminを特定する最小値特定部264と、前記最小値θminの相違に基づいて、前記車両AAの車軸ASのうちリフトアップしている前記車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定するリフトアップ軸特定部265と、を備える。
本態様によれば、車軸数検出装置26は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置26は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(3)第3の態様に係る車軸数検出装置25、26は、前記リフトアップ軸特定部255、265が、前記領域RGのうち、前記車両AAの3軸目以後に相当する前記領域RGから前記リフトアップ軸LUSを特定する(1)又は(2)の車軸数検出装置25、26である。
本態様によれば、車軸数検出装置25、26は、リフトアップされている可能性が高い3軸目以後に相当する領域RGからリフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25、26は、リフトアップ軸LUSを誤認しにくい。
(4)第4の態様に係る車軸数検出装置25、26は、前記領域特定部252、262が、前記路側から撮影する撮影装置22から取得する撮影画像IMから、前記領域RGを特定する(1)から(3)のいずれかの車軸数検出装置25、26である。
本態様によれば、各タイヤTRの位置に相当する領域RGが撮影画像IMから特定されるため、レーザスキャンセンサ21の検出信号から特定しにくい場合であっても、車軸数検出装置25、26は、各タイヤTRの位置に相当する領域RGを特定することができる。
(5)第5の態様に係る車軸数検出装置25、26は、前記領域特定部252、262が、前記検出信号から、前記領域RGを特定する(1)から(3)のいずれかの車軸数検出装置25、26である。
本態様によれば、検出信号を利用し、各タイヤ位置に相当する領域RGを特定できるため、車軸数検出装置25、26は、検出信号を有効に利用できる。
(6)第6の態様に係る料金収受システム1は、(1)から(5)のいずれかの車軸数検出装置25、26と、前記レーザスキャンセンサ21と、前記路面SLのうち、前記レーザ光BMが走査される位置に設けられている反射帯9と、を備える。
本態様によれば、反射帯9をレーザ光BMで走査できるため、料金収受システム1は、路面SLの位置を検出しやすい。
したがって、料金収受システム1は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(7)第7の態様に係る車軸数検出方法は、路側から路面SLに向かい照射するレーザ光BMを車線LNの幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信するステップST01と、前記車線LNの延びる方向について、前記レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定するステップST02と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両AAより前記レーザスキャンセンサ21側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサ21で検出可能な前記路面SLの位置までの前記幅方向の距離である路面距離Dを特定するステップST03と、前記各領域RGにおいて、前記路面距離Dの最小値Dminを特定するステップST04と、前記最小値Dminの相違に基づいて、前記車両AAの車軸ASのうちリフトアップしている前記車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定するステップST05と、を含む。
本態様によれば、車軸数検出方法は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出方法は接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(8)第8の態様に係る車軸数検出方法は、路側から路面SLに向かい照射するレーザ光BMを車線LNの幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信するステップST11と、前記車線LNの延びる方向について、前記レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定するステップST12と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサ21で検出可能な前記路面SLの位置への前記レーザ光BMの入射角θiの最大値である先端入射角θeを特定するステップST13と、前記各領域RGにおいて、前記先端入射角θeの最小値θminを特定するステップST14と、前記最小値θminの相違に基づいて、前記車両AAの車軸ASのうちリフトアップしている前記車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定するステップST15と、を含む。
本態様によれば、車軸数検出方法は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出方法は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(9)第9の態様に係るプログラムは、車軸数検出装置25のコンピュータ30に、路側から路面SLに向かい照射するレーザ光BMを車線LNの幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信するステップST01と、前記車線LNの延びる方向について、前記レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定するステップST02と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両AAより前記レーザスキャンセンサ21側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサ21で検出可能な前記路面SLの位置までの前記幅方向の距離である路面距離Dを特定するステップST03と、前記各領域RGにおいて、前記路面距離Dの最小値Dminを特定するステップST04と、前記最小値Dminの相違に基づいて、前記車両AAの車軸ASのうちリフトアップしている前記車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定するステップST05と、を実行させる。
本態様によれば、車軸数検出装置25は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(10)第10の態様に係るプログラムは、車軸数検出装置26のコンピュータ30に、路側から路面SLに向かい照射するレーザ光BMを車線LNの幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサ21の検出信号を受信するステップST11と、前記車線LNの延びる方向について、前記レーザ光BMを受ける側面に複数のタイヤTRを備える車両AAの各タイヤ位置に相当する領域RGを特定するステップST12と、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサ21で検出可能な前記路面SLの位置への前記レーザ光BMの入射角θiの最大値である先端入射角θeを特定するステップST13と、前記各領域RGにおいて、前記先端入射角θeの最小値θminを特定するステップST14と、前記最小値θminの相違に基づいて、前記車両AAの車軸ASのうちリフトアップしている前記車軸ASであるリフトアップ軸LUSを特定するステップST15と、を実行させる。
本態様によれば、車軸数検出装置26は、レーザスキャンセンサ21で検出した路面SLの位置から、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置26は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
1 料金収受システム
2 車両検知器
3 通信アンテナ
4 車種判別装置
9 反射帯
21 レーザスキャンセンサ
22 撮影装置
23 処理部
24 検知部
25 車軸数検出装置
26 車軸数検出装置
30 コンピュータ
31 CPU
32 メモリ
33 記憶/再生装置
34 IO I/F
35 通信I/F
251 受信部
252 領域特定部
253 路面距離特定部
254 最小値特定部
255 リフトアップ軸特定部
256 軸数特定部
261 受信部
262 領域特定部
263 先端入射角特定部
264 最小値特定部
265 リフトアップ軸特定部
266 軸数特定部
AA 車両
AH ホイール
AS 車軸
BM レーザ光
CR 回転中心
D 路面距離
Dmin 最小値
IM 撮影画像
IS アイランド
L 距離
LN 車線
LUS リフトアップ軸
RG 領域
SL 路面
ST 構造物
TR タイヤ
XA 進入検知位置
Yb1 路面位置
Yb2 路面位置
α 車載器
θ 走査角度
θe 先端入射角
θi 入射角
θmin 最小値

Claims (10)

  1. 路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信する受信部と、
    前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定する領域特定部と、
    前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両より前記レーザスキャンセンサ側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置までの前記幅方向の距離である路面距離を特定する路面距離特定部と、
    前記各領域において、前記路面距離の最小値を特定する最小値特定部と、
    前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうち、リフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するリフトアップ軸特定部と、
    を備える車軸数検出装置。
  2. 路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信する受信部と、
    前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定する領域特定部と、
    前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面への前記レーザ光の入射角の最大値である先端入射角を特定する先端入射角特定部と、
    前記各領域において、前記先端入射角の最小値を特定する最小値特定部と、
    前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するリフトアップ軸特定部と、
    を備える車軸数検出装置。
  3. 前記リフトアップ軸特定部が、前記領域のうち、前記車両の3軸目以後に相当する前記領域から前記リフトアップ軸を特定する
    請求項1又は2に記載の車軸数検出装置。
  4. 前記領域特定部が、前記路側から撮影する撮影装置から取得する撮影画像から、前記領域を特定する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車軸数検出装置。
  5. 前記領域特定部が、前記検出信号から、前記領域を特定する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車軸数検出装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の車軸数検出装置と、
    前記レーザスキャンセンサと、
    前記路面のうち、前記レーザ光が走査される位置に設けられている反射帯と、
    を備える料金収受システム。
  7. 車軸数検出装置の受信部が、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、
    前記車軸数検出装置の領域特定部が、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置の路面距離特定部が、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両より前記レーザスキャンセンサ側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置までの前記幅方向の距離である路面距離を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置の最小値特定部が、前記各領域において、前記路面距離の最小値を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置のリフトアップ軸特定部が、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、
    を含む車軸数検出方法。
  8. 車軸数検出装置の受信部が、路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、
    前記車軸数検出装置の領域特定部が、前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置の先端入射角特定部が、前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置への前記レーザ光の入射角の最大値である先端入射角を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置の最小値特定部が、前記各領域において、前記先端入射角の最小値を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置のリフトアップ軸特定部が、前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、
    を含む車軸数検出方法。
  9. 車軸数検出装置のコンピュータに、
    路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、
    前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、
    前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記車両より前記レーザスキャンセンサ側の所定位置から、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置までの前記幅方向の距離である路面距離を特定するステップと、
    前記各領域において、前記路面距離の最小値を特定するステップと、
    前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、
    を実行させるプログラム。
  10. 車軸数検出装置のコンピュータに、
    路側から路面に向かい照射するレーザ光を車線の幅方向に沿って繰り返し走査するレーザスキャンセンサの検出信号を受信するステップと、
    前記車線の延びる方向について、前記レーザ光を受ける側面に複数のタイヤを備える車両の各タイヤ位置に相当する領域を特定するステップと、
    前記繰り返し走査の各走査において、前記検出信号に基づき、前記レーザスキャンセンサで検出可能な前記路面の位置への前記レーザ光の入射角の最大値である先端入射角を特定するステップと、
    前記各領域において、前記先端入射角の最小値を特定するステップと、
    前記最小値の相違に基づいて、前記車両の車軸のうちリフトアップしている前記車軸であるリフトアップ軸を特定するステップと、
    を実行させるプログラム。
JP2020016158A 2020-02-03 2020-02-03 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム Active JP7365254B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016158A JP7365254B2 (ja) 2020-02-03 2020-02-03 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016158A JP7365254B2 (ja) 2020-02-03 2020-02-03 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021124814A JP2021124814A (ja) 2021-08-30
JP7365254B2 true JP7365254B2 (ja) 2023-10-19

Family

ID=77458848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020016158A Active JP7365254B2 (ja) 2020-02-03 2020-02-03 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7365254B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015041366A (ja) 2013-08-23 2015-03-02 株式会社東芝 車軸検知装置
JP2016164756A (ja) 2015-03-06 2016-09-08 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 車種判別装置、車種判別方法及びプログラム
JP2017220076A (ja) 2016-06-09 2017-12-14 株式会社東芝 車種判別装置および車種判別方法
WO2019064682A1 (ja) 2017-09-26 2019-04-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 リフトアップ判定装置、及びリフトアップ判定方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11167694A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Omron Corp 車輪検出装置
JP3815019B2 (ja) * 1998-01-20 2006-08-30 株式会社デンソー 車種判別装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015041366A (ja) 2013-08-23 2015-03-02 株式会社東芝 車軸検知装置
JP2016164756A (ja) 2015-03-06 2016-09-08 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 車種判別装置、車種判別方法及びプログラム
JP2017220076A (ja) 2016-06-09 2017-12-14 株式会社東芝 車種判別装置および車種判別方法
WO2019064682A1 (ja) 2017-09-26 2019-04-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 リフトアップ判定装置、及びリフトアップ判定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021124814A (ja) 2021-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6212468B1 (en) System for optically detecting vehicles traveling along the lanes of a road
KR100459475B1 (ko) 차종 판단 시스템 및 그 방법
US5839085A (en) System and method for detecting vehicle types by utilizing information of vehicle height, and debiting system utilizing this system and method
WO2016143750A1 (ja) 車両諸元計測装置、車種判別装置、車両諸元計測方法及びプログラム
JP6750967B2 (ja) 車種判別装置および車種判別方法
KR101937604B1 (ko) 타이어 패턴 판정 장치, 차종 판별 장치, 타이어 패턴 판정 방법 및 프로그램
JP4544698B2 (ja) 車種判別方法および装置
KR20170109017A (ko) 차종 판별 장치, 차종 판별 방법 및 프로그램
WO2016136660A1 (ja) 車種判別装置、料金収受設備、車種判別方法及びプログラム
WO2018179171A1 (ja) 課金システム、課金方法及びプログラム
JP6554744B2 (ja) 車種判別装置、車種判別方法及びプログラム
JP7365254B2 (ja) 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム
JP7424945B2 (ja) 故障検知装置、料金収受システム、故障検知方法、及びプログラム
JP6945495B2 (ja) 不正通行検出装置、不正通行検出システムおよび不正通行検出方法
JP7362499B2 (ja) 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム
JP6831223B2 (ja) 料金収受システム、料金収受方法及びプログラム
JP6941700B2 (ja) 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム
JP7425645B2 (ja) 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム
WO1997050067A1 (en) A multilane traffic registration system, comprising multiple and gantry-mounted detector means
JP6845684B2 (ja) 車長計測装置および車長計測方法
JP7296898B2 (ja) 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム
JPH1063987A (ja) 車種判別装置
JP7038475B2 (ja) 車両検出装置および車両検出方法
KR102654570B1 (ko) 컴퓨터 비전 기반의 차종 인식을 위한 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독가능 저장 매체
Peng et al. A system for vehicle classification from range imagery

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20220601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7365254

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150