JP7362499B2 - 車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム - Google Patents

車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムに関する。
有料道路における料金収受システムでは、通行料金の決定方法として、車両の車種に基づいて通行料金を決定する方法が知られている。車種の判別は、車軸数、車長、車高、ナンバープレートの情報、牽引の有無など様々な車両情報を用いて行われる。
例えば、特許文献1には、車両情報として、走行する車両の車軸数を決定する方法が開示されている。
国際公開第2019/064682号
特許文献1では、リフトアクスル機構を有する車両の車軸数を検出するために、撮影画像において、タイヤの最下点の直下に位置する路面のたわみを判定し、路面がたわんでいないと判定した場合に、リフトアップされていると判定している。
このため、路面がたわみにくい場合、リフトアップされていない車軸をリフトアップしていると判定し、接地するタイヤの車軸数を誤って検出することがある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、接地するタイヤの車軸数を誤って検出しにくい車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示は、車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得する画像取得部と、前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定する領域特定部と、前記タイヤ領域が円形か否かを判定する円形判定部と、前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するリフトアップ軸特定部と、を備える車軸数検出装置である。
本開示は、車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定するステップと、前記タイヤ領域が円形か否かを判定するステップと、前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、を含む車軸数検出方法である。
本開示は、車軸数検出装置のコンピュータに、車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定するステップと、前記タイヤ領域が円形か否かを判定するステップと、前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、を実行させるプログラムである。
本開示の車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムによれば、接地するタイヤの車軸数を誤って検出しにくい。
本開示の第一実施形態に係る料金収受システムの概略斜視図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出装置のブロック図である。 本開示の第一実施形態に係る画像取得部の機能を説明する図である。 本開示の第一実施形態に係る円形判定部の機能を説明する図である。 本開示の第一実施形態に係るリフトアクスル機構を有する車両の側面図である。 リフトアップしているときの図5のVI部の拡大図である。 リフトアップしていないときの図5のVI部の拡大図である。 本開示の第一実施形態に係る車軸数検出方法のフローチャートである。 本開示の第二実施形態に係る円形判定部の機能を説明する図である。 本開示の第三実施形態に係る円形判定部の機能を説明する図である。 本開示の各実施形態に係る車軸数検出装置が備えるコンピュータのハードウェア構成の例である。
以下、本開示の各実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る車軸数検出装置について、図面を参照しながら説明する。
(料金収受システムの全体構成)
本実施形態の料金収受システム1は、有料道路である高速道路の入口料金所(料金形式によっては出口料金所)に設けられ、高速道路の利用者から、当該利用者が乗車する車両AAに関連した額の料金の収受を行うためのシステムである。
車両AAは、入口料金所を介して一般道路側から高速道路側へと通じる車線LNを走行している。車線LNの両側には、アイランドISが敷設されており、料金収受システム1を構成する各種装置の少なくとも一部が設置されている。
例えば、車両AAは、牽引しているトレーラを含む牽引車であってもよい。
以下、車線LNが延びる方向(図1における±X方向)を「車線方向」と記載し、また、車線LNの車線方向における高速道路側(図1における+X方向側)を「下流」と記載する。また、車線LNの車線方向における一般道路側(図1における-X方向側)を「上流」と記載する。
さらに、車線LNの幅方向を車線幅方向(図1における±Y方向)と称し、車両AAの車高方向を上下方向(図1における±Z方向)と称する。
本実施形態では、料金収受システム1では、無線通信システムによる課金処理が行われる。
料金収受システム1は、入口料金所を通過しようとする車両AAとの間で無線による通信処理(以下、単に「無線通信」と表記)を行い、車両AAの車種に関連した課金処理を行う装置である。
例えば、料金収受システム1は、電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標)、「自動料金収受システム」ともいう)を構築するシステムの一部であってもよい。
図1に示すように、料金収受システム1は、車両検知器2と、通信アンテナ3と、車種判別装置4と、を備える。
例えば、料金収受システム1は、一連の課金処理を司る図示しない課金処理部をさらに備え、取得した情報や決定した課金額の情報等を、通信回線を介して、遠隔地に設置された図示しない中央決済処理装置(上位装置)に出力してもよい。
(通信アンテナの構成)
通信アンテナ3は、車線LNの上方に設置されている。
通信アンテナ3は、車両AAの車載器αとの間で無線による通信処理を行う。具体的には、通信アンテナ3は、所定周波数(例えば、5.8GHz程度)の電磁波を送受可能に形成されており、当該電磁波を介することで到来した車両AAが搭載する車載器αとの無線通信を行う。
例えば、通信アンテナ3は、進入検知位置XAよりも下流に設けられてもよい。
(車種判別装置の構成)
車種判別装置4は、アイランドIS上に設置されている。
例えば、車種判別装置4は、料金収受システム1の各種センサにより検出される車線LNに進入した車両AAの車長、車高、軸数、軸重、ナンバープレート情報等を取得してもよい。
車種判別装置4は、各種センサを通じて得られる種々の情報(車長、車高、軸数、ナンバープレート情報等)に基づいて、車線LNに進入した車両AAの車種区分を特定する。
例えば、車種区分は、“軽自動車/二輪車”、“普通車”、“中型車”、“大型車”及び“特大車”の5分類とされる。
例えば、料金収受システム1は、車種判別装置4が特定した車種区分から、車両AAの車種区分に応じた料金を課金してもよい。
(車両検知器の構成)
車両検知器2は、車線方向(±X方向)に関し、進入検知位置XAにおいて、車両AAを検知可能なように構成されている。
車両検知器2は、撮影装置22と、処理部23と、を備える。
例えば、車両検知器2は、投受光器21をさらに備えてもよい。
(撮影装置の構成)
撮影装置22は、車両AAの少なくともタイヤTRが含まれる側面を撮影し、撮影データDTを取得する。
撮影装置22は、路側から撮影し、撮影データDTを取得する。
例えば、撮影装置22は、アイランドIS上に設置されてもよい。
また、撮影装置22は、視野に進入検知位置XAを通過する車両AAが写り込むように、アイランドISから車線LNに向けて設置されてもよい。
また、撮影装置22は、エリアスキャンカメラであってもよい。
また、撮影装置22は、投受光器21の車線方向下流に隣接して設けられてもよい。
(投受光器の構成)
投受光器21は、進入検知位置XAに配置される。
投受光器21は、投光した光を受光できるか否かにより、光検出信号DSを出力してもよい。
投受光器21は、透過型であってもよいし、反射型であってもよい。
例えば、投受光器21は、進入検知位置XAにおける車線幅方向と平行な垂直面内(±X方向に垂直な面内)で、車両AAの車高方向全体に亘って、投受光してもよい。
例えば、図1に示すように、投受光器21が透過型である場合なら、投受光器21は、車線LNを挟んで、光を投光する投光器21Aと、当該光を受光する受光器21Bとの対を有してもよい。その際、投受光器21は、進入検知位置XAに車両AAが存在しないとき投光器21Aが投光する光を受光し、進入検知位置XAに車両AAが存在するとき投光器21Aが投光する光を受光しない。
したがって、投受光器21が透過型である場合、光検出信号DSは、進入検知位置XAに車両AAが存在するときに受光しない旨を示す。
なお、投受光器21が反射型である場合、光検出信号DSは、進入検知位置XAに車両AAが存在するときに受光した旨を示す。
(処理部の構成)
処理部23は、車両検知器2における各種データの処理及び通信等を行う。
図2に示すように、処理部23は、検知部24と、車軸数検出装置25と、を備える。
例えば、処理部23は、アイランドIS上に設置されてもよい。
また、処理部23は、投受光器21及び撮影装置22の下流に設けられてもよい。
検知部24は、投受光器21から光検出信号DSを取得する。
検知部24は、投受光器21の光検出信号DSに基づいて、車両AAが進入検知位置XAに存在するか否かを検知する。
投受光器21が透過型である場合、検知部24は、光検出信号DSが受光しない旨を示しているとき、車両AAが進入検知位置XAに存在すると検知する。
なお、投受光器21が反射型である場合、検知部24は、光検出信号DSが受光した旨を示しているとき、車両AAが進入検知位置XAに存在すると検知する。
例えば、検知部24は、車両AAが進入検知位置XAに存在することを検知したら、車両AAを検知したことを車種判別装置4に通知してもよい。
また、検知部24は、車両AAの存在を検知し始めた時刻から連続して、車両AAの存在の検知が終わる時刻までの間を、一台の車両として検知してもよい。
(車軸数検出装置の構成)
車軸数検出装置25は、軸数(車軸数)を検出するための各種データの処理及び通信等を行う。
車軸数検出装置25は、画像取得部251と、領域特定部252と、円形判定部253と、リフトアップ軸特定部254と、を機能的に備える。
例えば、車軸数検出装置25は、軸数特定部255をさらに機能的に備えてもよい。
また、車軸数検出装置25は、検出した車両AAの軸数を車種判別装置4に通知してもよい。
画像取得部251は、車両AAの少なくともタイヤTRが含まれる側面を示す画像IMを取得する。
画像取得部251は、撮影装置22から取得した撮影データDTに基づき、画像IMを取得する。
例えば、図3に示すように、画像取得部251は、一定間隔の時刻である時刻T1、T2、T3、T4において、順に撮影された4つの撮影データDTを取得し、時系列順に4つの撮影データDTをつなぎ合わせて、車両AA全体の画像IMを生成してもよい。
なお、図3では、4つの撮影データDTをつなぎ合わせているが、つなぎ合わせる撮影データDTは、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。
図4に示すように、領域特定部252は、画像IMにおいて、タイヤTRが写されている領域であるタイヤ領域RG1を特定する。
例えば、領域特定部252は、検知部24が、車両AAを一台の車両として検知している間に特定される(通過する)複数のタイヤ領域RG1を車両AAに関連させてもよい。
これにより、例えば、車両AAが4つの車軸ASを有するならば、車両AAについて、4つのタイヤ領域RG1が特定される。
例えば、領域特定部252は、画像IMにおいて、色、形状、位置等からタイヤ領域RG1を特定してもよい。
さらに、領域特定部252は、画像IMにおいて、色、形状、位置等から、車両AAのホイールWH又はハブHBが写されている領域であるタイヤ内領域RG2を特定してもよい。
円形判定部253は、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定する。
例えば、図4に示すように、円形判定部253は、タイヤ領域RG1と、タイヤ内領域RG2とを比較して、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定してもよい。
例えば、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定として、円形判定部253は、タイヤ領域RG1の下部RG1Lと、タイヤ内領域RG2の下部RG2Lと、が同心円状の関係にあるか否かを判定してもよい。その際、円形判定部253は、同心円状の関係にあれば円形と判定し、同心円状の関係になければ円形ではない判定する。
その際、下部RG1Lは、タイヤ領域RG1の全体のうち、下部を占める所定範囲であってもよい。なお、図4に示す場合、下部RG1Lは、点線で囲んだ矩形領域のうち、タイヤ領域RG1に属する部分である。
また、下部RG2Lは、タイヤ内領域RG2の全体のうち、下部を占める所定範囲であってもよい。なお、図4に示す場合、下部RG2Lは、点線で囲んだ矩形領域のうち、タイヤ領域内RG2に属する部分である。
例えば、同心円状の関係にあるか否かの判定は、下部RG1L及び下部RG2Lの各領域の下端縁に沿う円(又は円弧)どうしを比較し、同心円状の関係にあるかどうかを判定してもよい。
例えば、同心円状の関係にあるか否かの判定は、下部RG2Lの下端縁に一致する円(又は円弧)を基準として、当該基準円と同心円状の関係にある円(又は円弧)が、下部RG1Lの下端縁に一致するか否かを判定してもよい。
例えば、同心円状の関係にあるか否かの判定は、下部RG2Lの下端縁に一致する円(又は円弧)を基準として、当該基準円と同心円状の関係にある円(又は円弧)が、下部RG1Lの下端縁に一致するか否かを判定してもよい。
なお、同心円状の関係にあるか否かの判定は、タイヤ領域RG1と、タイヤ内領域RG2と、の比較に基づき判定するものであれば、どのような判定であってもよい。
変形例として、タイヤ領域RG1とタイヤ内領域RG2との比較として、円形判定部253は、タイヤ領域RG1とタイヤ内領域RG2との各部における半径差を取得してもよい。
その際、同心円状の関係にあるか否かの判定として、円形判定部253は、タイヤ領域RG1とタイヤ内領域RG2との下部における半径差と、タイヤ領域RG1とタイヤ内領域RG2との下部以外(側部、上部等)の半径差とが一致するか否かを判定し、同心円状の関係にあるか否かを判定してもよい。
リフトアップ軸特定部254は、円形と判定されたタイヤ領域RG1に関連する車軸がリフトアップされていると特定する。
具体的には、以下の原理に基づき、リフトアップ軸LUSを特定する。
例えば、図5に示すように、車両AAがリフトアクスル機構を有する車両であって、車両AAの4つの車軸ASのうち、前方から1軸目、2軸目及び4軸目がリフトアップせず、前方から3軸目がリフトアップ可能であるとする。
図6に示すように、リフトアップにより、前方から3軸目がリフトアップ軸LUSとなっているとき、前方から3軸目の第三車軸AS3(リフトアップ軸LUS)が含むタイヤTRは、路面SLに接しておらず、ホイールWH又はハブHBと同様に、円形となる。
加えて、タイヤTRと、ホイールWH又はハブHBとは、同心円状の関係にある。
図7に示すように、リフトアップしていないとき、第三車軸AS3が含むタイヤTRは、路面SLに接しているため、タイヤTRの下部に荷重が掛かる。
このため、タイヤTRは変形し、円形とならない。
加えて、タイヤTRと、ホイールWH又はハブHBとは、同心円状の関係とはならない。
したがって、リフトアップ軸特定部254は、リフトアップ軸LUSを特定できる。
なお、車両AAについて特定された複数のタイヤ領域RG1のうち、いずれのタイヤ領域RG1も円形ではないと判定されたら、リフトアップ軸特定部254は、車両AAについてリフトアップ軸LUSはない旨を特定してもよい。
軸数特定部255は、接地するタイヤTRの車軸数として、車両AAのリフトアップされていない車軸ASの数を特定する。
ここで、接地するタイヤTRの車軸数とは、車両AAが有する車軸ASのうち、接地しているタイヤTRを含む車軸ASの数である。
例えば、軸数特定部255は、以下のように接地するタイヤTRの車軸数を特定してもよい。
まず、軸数特定部255は、車両AAが有する車軸ASの数として、車両AAに関連する複数のタイヤ領域RG1の数を計数する。
続いて、軸数特定部255は、車両AAが有する車軸ASの数から、リフトアップ軸特定部254で特定されたリフトアップ軸LUSの数を引いた数を、接地するタイヤTRの車軸数として特定する。
例えば、軸数特定部255は、車両AAの軸数として、特定した接地するタイヤTRの車軸数を通知してもよい。
(動作)
車軸数検出装置25の動作について説明する。
車軸数検出装置25の動作は、本実施形態の車軸数検出方法に相当する。
まず、図8に示すように、画像取得部251は、車両AAの少なくともタイヤTRが含まれる側面を示す画像IMを取得する(ST01:画像取得ステップ)。
ST01の実施に続いて、領域特定部252は、画像IMにおいて、タイヤTRが写されている領域であるタイヤ領域RG1を特定する(ST02:領域特定ステップ)。
ST02の実施に続いて、円形判定部253は、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定する(ST03:円形判定ステップ)。
ST03の実施に続いて、リフトアップ軸特定部254は、円形と判定されたタイヤ領域RG1に関連する車軸ASがリフトアップされていると特定する(ST04:リフトアップ軸特定ステップ)。
ST04の実施に続いて、軸数特定部255は、接地するタイヤTRの車軸数として、車両AAのリフトアップされていない車軸ASの数を特定する(ST05:軸数特定ステップ)。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、車軸数検出装置25は、画像解析により、タイヤTRが変形しているか否か判定している。
路面SLとの接地しているタイヤTRは、路面SLとの接地部である下部において、掛かる荷重により変形する。
これに対し、リフトアップされているタイヤTRは、路面SLとの接地していないため変形せず、円形の側面形状を有する。
このため、上述のとおり、タイヤ領域RG1が円形であるか否かを判定することにより、車軸数検出装置25は、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
また、本実施形態の一例によれば、車軸数検出装置25は、タイヤTRが変形しているか否かを、車両AAのホイールWH又はハブHBを基準に判定している。
車両AAのホイールWH又はハブHBは、荷重の有無にかかわらず、円形を維持している。
このため、上述のとおり、車両AAのホイールWH又はハブHBを基準にタイヤTRの変形を判定することで、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
また、本実施形態の一例によれば、円形判定部253は、タイヤ領域RG1の下部RG1Lと、タイヤ内領域RG2の下部RG2Lと、が同心円状の関係にあるか否かを判定している。
車両AAのホイールWH又はハブHBは、荷重が掛かっていない場合、タイヤTRと同心円状の関係にある。
このため、上述のとおり、車両AAのホイールWH又はハブHBを基準に同心円状の関係にあるか否かの判定することで、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る車軸数検出装置25について図面を参照しながら説明する。
第二実施形態の車軸数検出装置25は、円形判定部253における機能の一例が異なる以外、第一実施形態の車軸数検出装置25と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
本実施形態においても、円形判定部253は、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定する。
例えば、図9に示すように、円形判定部253は、タイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状とタイヤ領域RG1の非接地部RG1Bの形状とを比較して、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定してもよい。
その際、下部RG1Lは、タイヤ領域RG1の全体のうち、下部を占める所定範囲であってもよい。なお、図9に示す場合、下部RG1Lは、点線で囲んだ矩形領域のうち、タイヤ領域RG1に属する部分である。
また、非接地部RG1Bは、タイヤ領域RG1の全体のうち、側部を占める所定範囲であってもよい。なp、図9に示す場合、非接地部RG1Bは、点線で囲んだ矩形領域のうち、タイヤ領域RG1に属する部分である。
例えば、円形判定部253は、タイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状とタイヤ領域RG1の非接地部RG1Bの形状が一致するか否かを判定し、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定してもよい。
その際、タイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状とタイヤ領域RG1の非接地部RG1Bの形状が一致すれば、タイヤ領域RG1が円形であると判定する。
本実施形態の一例によれば、車軸数検出装置25は、タイヤTRが変形しているか否かを、車両AAの非接地部RG1Bの形状を基準に判定している。
車両AAの非接地部RG1Bでは、タイヤTRに荷重が掛からないため、タイヤTRは変形しにくい。
このため、上述のとおり、車両AAの非接地部RG1Bの形状を基準とすることで、車軸数検出装置25は、タイヤTRが円形であるかを判定しやすい。
本実施形態の一例では、非接地部RG1Bは、タイヤ領域RG1の全体のうち、側部を占める所定範囲としているが、路面SLに対し、タイヤTRが接地していない領域に関連する所定範囲であればどのような範囲であってもよい。
変形例として、非接地部RG1Bは、タイヤ領域RG1の全体のうち、上部を占める所定範囲であってもよいし、斜め下部(又は斜め上部)を占める所定範囲であってもよい。
<第三実施形態>
第三実施形態に係る車軸数検出装置25について図面を参照しながら説明する。
第三実施形態の車軸数検出装置25は、円形判定部253における機能の一例が異なる以外、第一実施形態の車軸数検出装置25と同様に構成され、同様に機能するので、重複する説明については省略する。
本実施形態においても、円形判定部253は、タイヤ領域RG1が円形か否かを判定する。
例えば、図10に示すように、領域特定部252が車両AAの複数のタイヤ領域RG1を特定し、円形判定部253は、複数のタイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状を比較して、タイヤTRが円形か否かを判定してもよい。
その際、下部RG1Lは、タイヤ領域RG1の全体のうち、下部を占める所定範囲であってもよい。なお、図10に示す場合、下部RG1L(RG11~RG14)は、点線で囲んだ矩形領域のうち、各タイヤ領域RG1に属する部分である。
例えば、領域特定部252は、車両AAの複数の車軸ASのうち、前方に設けられた車軸ASに関連するタイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状を基準に、後方に設けられた車軸に関連するタイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状が一致するか否かを判定してもよい。
前方に設けられた車軸ASを基準とする理由は、通常リフトアップされる車軸ASが、前方に設けられた車軸ASではなく、後方に設けられた車軸ASであるからである。
このような例によれば、図10に示すように前方から3軸目の車軸ASがリフトアップしている場合、前方から3軸目のタイヤTRが円形であると判定される。
例えば、領域特定部252は、車両AAの4つの車軸ASのうち、前方から1軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG11の形状を基準に、前方から3軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG13の形状が一致するか否かを判定してもよい。判定の結果、一致しなければ、前方から3軸目のタイヤTRは円形でないと判定してもよい。
さらに、領域特定部252は、車両AAの4つの車軸ASのうち、前方から1軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG11の形状を基準に、前方から4軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG14の形状が一致するか否かを判定してもよい。判定の結果、一致すれば、前方から4軸目のタイヤTRは円形であると判定してもよい。
例えば、領域特定部252は、車両AAの4つの車軸ASのうち、前方から2軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG12を基準に、前方から3軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG13の形状が一致するか否かを判定してもよい。
さらに、領域特定部252は、車両AAの4つの車軸ASのうち、前方から2軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG12を基準に、前方から4軸目に関連するタイヤ領域RG1の下部RG14の形状が一致するか否かを判定してもよい。
例えば、円形判定部253は、基準を決めず、複数のタイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状を比較して、タイヤTRが円形か否かを判定してもよい。
例えば、円形判定部253は、判定対象であるタイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状が、他の複数のタイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状と異なるか否かを判定し、判定対象であるタイヤ領域RG1が円形か否かを判定してもよい。
本実施形態の一例によれば、車軸数検出装置25は、タイヤTRが変形しているか否かを、他のタイヤTRを基準に判定している。
リフトアップ軸LUSを有する車両AAでは、少なくともいずれかのタイヤTRに荷重が掛かっていないため、変形していないタイヤTRと、変形しているタイヤTRとが存在する。
このため、上述のとおり、複数のタイヤTRの下部の形状を比較することにより、車軸数検出装置25は、タイヤTRが円形であるかを判定しやすい。
<変形例>
上述の各実施形態の例では、撮影装置22がエリアスキャンカメラである場合について説明したが、進入検知位置XAを通過する車両AAを撮影できるならどのような装置であってもよい。
変形例として、撮影装置22は、ラインスキャンカメラであってもよい。
その際、撮影装置22は、進入検知位置XAの下流近傍又は上流近傍を撮影してもよいし、進入検知位置XAを撮影してもよい。
ただし、進入検知位置XAを撮影する場合は、ラインスキャンカメラの設置位置と投受光器21の設置位置とが干渉しないように、接地する必要がある。
例えば、互いに干渉しないように、進入検知位置XAにおいて、一方の路側に反射型の投受光器21を設け、他方の路側にラインスキャンカメラを設けてもよい。
上述の各実施形態の例では、画像取得部251は、順に撮影された複数の撮影データDTを、時系列順につなぎ合わせて画像IMを生成しているが、車両AA全体の画像IMを取得できるなら、どのような態様で画像IMを取得してもよい。
変形例として、撮影装置22がエリアスキャンカメラである場合、撮影装置22は、シリンドリカルレンズ、凹面シリンドリカルミラー等により、車線方向に視野を広げて、車両AA全体を視野に入れて撮像してもよい。これにより、画像取得部251は、撮影データDTをつなぎ合わせることなく、撮影データDTをそのまま、車両AA全体の画像IMとして取得してもよい。
他の変形例として、撮影装置22がラインスキャンカメラである場合、画像取得部251は、撮影装置22から取得した撮影データDTを、車両AAの先頭から最後尾まで時系列順に並べることにより、車両AA全体の画像IMとして取得してもよい。
上述の各実施形態では、車軸数検出装置25は、電子式料金収受システムに設けられているが、どのようなシステムに設けられてもよい。
変形例として、車軸数検出装置25は、料金自動収受機を備えるシステムに設けられてもよい。
他の変形例として、車軸数検出装置25は、収受員により料金を収受する有人の料金所に設けられてもよい。
上述の各実施形態では、車軸数検出装置25は、車両検知器2に設けられているが、どのような態様で設けられてもよい。
変形例として、車軸数検出装置25は、車種判別装置4に設けられてもよい。
他の変形例として、車軸数検出装置25は、車両検知器2や車種判別装置4とは、個別に設けられた単独の装置であってもよい。
上述の各実施形態では、車軸数検出装置25は、アイランドISに敷設されるセパレートレーン方式の料金収受システム1に適用されているが、変形例として、車軸数検出装置25は、フリーフロー方式の料金収受システムに適用されてもよい。
なお、上述の各実施形態においては、車軸数検出装置25の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の各実施形態において、車軸数検出装置25の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
図11に示すように、車軸数検出装置25が備えるコンピュータ30は、CPU31と、メモリ32と、記憶/再生装置33と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)34と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)35と、を備える。
メモリ32は、車軸数検出装置25で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体である。
記憶/再生装置33は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F34は、車軸数検出装置25と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F35は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
<その他の実施形態>
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれる。
<付記>
各実施形態に記載の車軸数検出装置、料金収受システム、車軸数検出方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る車軸数検出装置25は、車両AAの少なくともタイヤTRが含まれる側面を示す画像IMを取得する画像取得部251と、前記画像IMにおいて、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域RG1を特定する領域特定部252と、前記タイヤ領域RG1が円形か否かを判定する円形判定部253と、前記円形と判定された前記タイヤ領域RG1に関連する車軸ASがリフトアップされていると特定するリフトアップ軸特定部254と、を備える。
本態様によれば、車軸数検出装置25は、画像解析により、タイヤTRが変形しているか否か判定している。
路面SLとの接地しているタイヤTRは、路面SLとの接地部である下部において、掛かる荷重により変形する。
これに対し、リフトアップされているタイヤTRは、路面SLとの接地していないため変形せず、円形の側面形状を有する。
このため、上述のとおり、タイヤ領域RG1が円形であるか否かを判定することにより、車軸数検出装置25は、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(2)第2の態様に係る車軸数検出装置25は、前記円形判定部253が、前記タイヤ領域RG1の下部RG1Lと前記車両AAのホイールWH又はハブHBが写されている領域であるタイヤ内領域RG2の下部RG2Lとを比較して、前記タイヤ領域RG1が前記円形か否かを判定する(1)の車軸数検出装置25である。
本態様によれば、車軸数検出装置25は、タイヤTRが変形しているか否かを、車両AAのホイールWH又はハブHBを基準に判定している。
車両AAのホイールWH又はハブHBは、荷重の有無にかかわらず、円形を維持している。
このため、上述のとおり、車両AAのホイールWH又はハブHBを基準にタイヤTRの変形を判定することで、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(3)第3の態様に係る車軸数検出装置25は、前記円形判定部253が、前記タイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状と前記タイヤ領域RG1の非接地部RG1Bの形状とを比較して、前記タイヤ領域RG1が前記円形か否かを判定する(1)の車軸数検出装置25である。
本態様によれば、車軸数検出装置25は、タイヤTRが変形しているか否かを、車両AAの非接地部RG1Bを基準に判定している。
車両AAの非接地部RG1Bでは、タイヤTRに荷重が掛からないため、タイヤTRは変形しにくい。
このため、上述のとおり、車両AAの非接地部RG1Bを基準とすることで、車軸数検出装置25は、タイヤTRが円形であるかを判定しやすい。
(4)第4の態様に係る車軸数検出装置25は、前記領域特定部252が、前記車両AAの複数の前記タイヤ領域RG1を特定し、前記円形判定部253が、複数の前記タイヤ領域RG1の下部RG1Lの形状を比較して、前記タイヤTRが前記円形か否かを判定する(1)の車軸数検出装置25である。
本態様によれば、車軸数検出装置25は、タイヤTRが変形しているか否かを、他のタイヤTRの下部の形状を基準に判定している。
リフトアップしている車両AAでは、少なくともいずれかのタイヤTRに荷重が掛かっていないため、リフトアップしている車両AAには、変形していないタイヤTRと、変形しているタイヤTRとが存在する。
このため、上述のとおり、複数のタイヤTRの下部の形状を比較することにより、車軸数検出装置25は、タイヤTRが円形であるかを判定しやすい。
(5)第5の態様に係る料金収受システム1は、(1)から(4)のいずれかの車軸数検出装置25と、前記画像IMを撮影する撮影装置22と、を備える。
本態様によれば、料金収受システム1は、画像解析により、タイヤTRが変形しているか否か判定している。
路面SLとの接地しているタイヤTRは、路面SLとの接地部である下部において、掛かる荷重により変形する。
これに対し、リフトアップされているタイヤTRは、路面SLとの接地していないため変形せず、円形の側面形状を有する。
このため、上述のとおり、タイヤ領域RG1が円形であるか否かを判定することにより、料金収受システム1は、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、料金収受システム1は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(6)第6の態様に係る車軸数検出方法は、車両AAの少なくともタイヤTRが含まれる側面を示す画像IMを取得するステップST01と、前記画像IMにおいて、前記タイヤTRが写されている領域であるタイヤ領域RG1を特定するステップST02と、前記タイヤ領域RG1が円形か否かを判定するステップST03と、前記円形と判定された前記タイヤ領域RG1に関連する車軸ASがリフトアップされていると特定するステップST04と、を含む。
本態様によれば、車軸数検出方法は、画像解析により、タイヤTRが変形しているか否か判定している。
路面SLとの接地しているタイヤTRは、路面SLとの接地部である下部において、掛かる荷重により変形する。
これに対し、リフトアップされているタイヤTRは、路面SLとの接地していないため変形せず、円形の側面形状を有する。
このため、上述のとおり、タイヤ領域RG1が円形であるか否かを判定することにより、車軸数検出方法は、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出方法は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
(7)第7の態様に係るプログラムは、車軸数検出装置25のコンピュータ30に、車両AAの少なくともタイヤTRが含まれる側面を示す画像IMを取得するステップST01と、前記画像IMにおいて、前記タイヤTRが写されている領域であるタイヤ領域RG1を特定するステップST02と、前記タイヤ領域RG1が円形か否かを判定するステップST03と、前記円形と判定された前記タイヤ領域RG1に関連する車軸ASがリフトアップされていると特定するステップST04と、を実行させる。
本態様によれば、車軸数検出装置25は、画像解析により、タイヤTRが変形しているか否か判定している。
路面SLとの接地しているタイヤTRは、路面SLとの接地部である下部において、掛かる荷重により変形する。
これに対し、リフトアップされているタイヤTRは、路面SLとの接地していないため変形せず、円形の側面形状を有する。
このため、上述のとおり、タイヤ領域RG1が円形であるか否かを判定することにより、車軸数検出装置25は、リフトアップ軸LUSを特定できる。
したがって、車軸数検出装置25は、接地するタイヤTRの車軸数を誤って検出しにくい。
1 料金収受システム
2 車両検知器
3 通信アンテナ
4 車種判別装置
21 投受光器
21A 投光器
21B 受光器
22 撮影装置
23 処理部
24 検知部
25 車軸数検出装置
30 コンピュータ
31 CPU
32 メモリ
33 記憶/再生装置
34 IO I/F
35 通信I/F
251 画像取得部
252 領域特定部
253 円形判定部
254 リフトアップ軸特定部
255 軸数特定部
AA 車両
AS 車軸
AS3 第三車軸
DS 光検出信号
DT 撮影データ
HB ハブ
IM 画像
IS アイランド
LN 車線
LUS リフトアップ軸
RG1 タイヤ領域
RG1B 非接地部
RG1L 下部
RG2 タイヤ内領域
RG2L 下部
RG11 下部
RG12 下部
RG13 下部
RG14 下部
SL 路面
T1 時刻
T2 時刻
T3 時刻
T4 時刻
TR タイヤ
WH ホイール
XA 進入検知位置
α 車載器

Claims (10)

  1. 車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得する画像取得部と、
    前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定する領域特定部と、
    前記タイヤ領域と前記車両のホイール又はハブが写されている領域であるタイヤ内領域とを比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定する円形判定部と、
    前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するリフトアップ軸特定部と、
    を備える車軸数検出装置。
  2. 車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得する画像取得部と、
    前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定する領域特定部と、
    前記タイヤ領域の下部と前記タイヤ領域の側部、上部、斜め下部、又は斜め上部とを比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定する円形判定部と、
    前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するリフトアップ軸特定部と、
    を備える車軸数検出装置。
  3. 車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得する画像取得部と、
    前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定する領域特定部と、
    前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域であって、前記車両の複数の前記タイヤ領域を特定し、
    数の前記タイヤ領域の下部の形状を比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定する円形判定部と、
    前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するリフトアップ軸特定部と、
    を備える車軸数検出装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の車軸数検出装置と、
    前記画像を撮影する撮影装置と、
    を備える料金収受システム。
  5. 車軸数検出装置の画像取得部が、車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、
    前記車軸数検出装置の領域特定部が、前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置の円形判定部が、前記タイヤ領域と前記車両のホイール又はハブが写されている領域であるタイヤ内領域とを比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定するステップと、
    前記車軸数検出装置のリフトアップ軸特定部が、前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、
    を含む車軸数検出方法。
  6. 車軸数検出装置のコンピュータに、
    車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、
    前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定するステップと、
    前記タイヤ領域と前記車両のホイール又はハブが写されている領域であるタイヤ内領域とを比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定するステップと、
    前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、
    を実行させるプログラム。
  7. 車軸数検出装置の画像取得部が、車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、
    前記車軸数検出装置の領域特定部が、前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置の円形判定部が、前記タイヤ領域の下部と前記タイヤ領域の側部、上部、斜め下部、又は斜め上部とを比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定するステップと、
    前記車軸数検出装置のリフトアップ軸特定部が、前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、
    を含む車軸数検出方法。
  8. 車軸数検出装置のコンピュータに、
    車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、
    前記画像において、前記タイヤが写されている領域であるタイヤ領域を特定するステップと、
    前記タイヤ領域の下部と前記タイヤ領域の側部、上部、斜め下部、又は斜め上部とを比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定するステップと、
    前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、
    を実行させるプログラム。
  9. 車軸数検出装置の画像取得部が、車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、
    前記車軸数検出装置の領域特定部が、前記画像において、前記タイヤが写されている前記車両の複数のタイヤ領域を特定するステップと、
    前記車軸数検出装置の円形判定部が、複数の前記タイヤ領域の下部の形状を比較して、前記タイヤ領域が円形か否かを判定するステップと、
    前記車軸数検出装置のリフトアップ軸特定部が、前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、
    を含む車軸数検出方法。
  10. 車軸数検出装置のコンピュータに、
    車両の少なくともタイヤが含まれる側面を示す画像を取得するステップと、
    前記画像において、前記タイヤが写されている前記車両の複数のタイヤ領域を特定するステップと、
    複数の前記タイヤ領域の下部の形状を比較して、前記タイヤが円形か否かを判定するステップと、
    前記円形と判定された前記タイヤ領域に関連する車軸がリフトアップされていると特定するステップと、
    を実行させるプログラム。
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