JP2016164756A - 車種判別装置、車種判別方法及びプログラム - Google Patents

車種判別装置、車種判別方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高い精度で車種の判別を行うことが可能な車種判別装置、車種判別方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】車種判別装置10は、車両の特徴を示す車両特徴情報に基づいて車両特徴区分を特定する車両特徴区分特定部113と、前記車両のタイヤが配置される高さでレーザスキャンを行うレーザスキャン部10Cと前記車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータを取得するスキャンデータ取得部111と、前記車両特徴区分別に割り振られた参照スキャンデータが記憶されている記憶部116と、前記記憶部116に記憶されている前記参照スキャンデータの内、特定された前記車両特徴区分に割り振られた参照スキャンデータと、取得された前記検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて前記車種区分を判別する車種区分判別部114とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車種判別装置、車種判別方法及びプログラムに関する。
有料道路等の料金所には、料金を収受するための料金自動収受機が設置されている。このような料金自動収受機の手前には、車種判別装置が備えられているものがある。この車種判別装置により走行車両の車種を判別し、当該車種に応じた料金の収受を行う。
このような車種判別装置には、例えば特許文献1のように、車両のタイヤ幅や車軸数等を特定するために、車両のタイヤによる踏付け検出する踏板が設けられている場合がある。また、例えば特許文献2のように、車軸数を検出するために、三次元データを撮像するレーザ画像計測装置が設けられている場合がある。
料金所においては、車両の運転席が料金自動収受機に到達した時点で、料金自動収受機により料金が算出されている必要がある。このため、車両の運転席が料金自動収受機に到達した時点で、車種判別装置において車種の判別を行う必要がある。
車種の判別に踏板を用いる場合、車両のタイヤが踏板を踏み付けた回数を車種判別装置が検出することにより、当該車両の車軸数を特定することができる。従って、車種を判別するためには、対象となる車両が踏板を完全に通過する必要がある。このため、従来、料金所において車種を判別するためには、通行する車両の最大車長(例えば、18m)を考慮して、車種判別装置と料金自動収受機との間が少なくとも最大車長以上となるように配置されている。
特開2007−265003号公報 特開2011−108223号公報
しかしながら、料金所の立地条件等の都合上、車種判別装置と料金自動収受機との距離を最大車長以上確保することが困難な場合がある。この場合、車両の全てのタイヤが踏板を通過する前に、車両の運転席が料金自動収受機に到達してしまう場合がある。このため、車軸数が特定できていない状態で車種の判別を行うこととなり、車種の判別の精度が低下する可能性がある。
また、特許文献2のレーザ画像計測装置についても、ビームを高さ方向に走査するため、車両がレーザ画像計測装置を通過しないと当該車両の三次元データを取得して当該車両の車軸数を検出することができない。このため、上記の踏板と同様に、レーザ画像計測装置と料金自動収受機との距離が最大車長以上確保することが困難な場合は、車種の判別の精度が低下する可能性がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、最大車長に基づく設置スペースを確保できない場所であっても設置が可能であり、且つ、高い精度で車種の判別を行うことが可能な車種判別装置、車種判別方法及びプログラムを提供する。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用している。
本発明の一態様によれば、通行する車両(A)の車種区分(D1)を判別する車種判別装置(10)であって、車種判別装置は、前記車両の特徴を示す車両特徴情報(D4)に基づいて、前記車種区分と異なる区分、又は、前記車種区分よりも大きく区分けされた区分である車両特徴区分(D7)を特定する車両特徴区分特定部(113)と、前記車両のタイヤが配置される高さでレーザスキャンを行うレーザスキャン部(10C)と、前記レーザスキャン部から出力される情報であって、前記レーザスキャン部と前記車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータ(D5)を取得するスキャンデータ取得部(111)と、前記車両特徴区分別に割り振られた参照スキャンデータ(D6)が記憶されている記憶部(116)と、前記記憶部に記憶されている前記参照スキャンデータの内、特定された前記車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータと、取得された前記検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて前記車種区分を判別する車種区分判別部(114)と、を備える。
このような構成とすることで、車種判別装置は、スキャンデータ取得部によりレーザスキャン部と車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータを取得する。これにより、料金所のスペースが不足しており、車両の全てのタイヤが踏板を通過する前に車種区分の判別を行う必要がある場合であっても、車種区分の判別を行うことができる。
ここで、車種区分判別部は、車両特徴区分別に割り振られた参照スキャンデータが記憶されている記憶部から、特定された車両特徴区分に割り振られた参照スキャンデータと、取得された検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて車種区分を判別する。このように、複数の参照スキャンデータの内、車両の車両特徴区分に割り振られた参照スキャンデータを比較対象とすることで、参照すべきスキャンデータを特定の車両特徴区分に絞り込むことができ、高い精度で車種区分の判別を行うことが可能となる。
本発明の一態様によれば、前記参照スキャンデータは、更に車軸数グループ別に割り振られ、特定された前記車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータの内、取得された前記検出スキャンデータと整合する前記参照スキャンデータが含まれる車軸数グループを選定することにより、前記車両の車軸数を特定し、該車軸数を前記車両の第一車軸数(D8)として出力する車軸数特定部(115)を更に備える。
このような構成とすることで、車軸数特定部は、特定された車両特徴区分に割り振られた参照スキャンデータの内、取得された検出スキャンデータと整合する参照スキャンデータが含まれる車軸数グループを選定することにより、車両の車軸数を特定し、該車軸数を第一車軸数として出力する。これにより、車両特徴区分と、車軸数グループ別に区分けされた参照スキャンデータとから、第一車軸数に基づいて、高い精度で車両の車軸数を特定することができる。車軸数が特定されることにより、車種判別装置において判別される車種区分の精度を更に高めることが可能となる。
本発明の一態様によれば、前記レーザスキャン部は、前記レーザスキャン部が設置されている位置より前記車両の進行方向手前側の範囲を含む所定の範囲内でレーザスキャン角度を変更可能に設けられている。
このような構成とすることで、レーザスキャン部は、レーザスキャン部が設置されている位置よりも車両の進行方向手前側を含む所定の範囲内でレーザスキャン角度を変更する。これにより、車種判別装置の設置スペースが車両の車長よりも短い場合でも、進行方向手前側を含む所定の範囲内でレーザスキャンを行い、車両の車軸数を特定することが可能となる。
本発明の一態様によれば、前記車種区分判別部は、前記検出スキャンデータと前記参照スキャンデータとの比較を、特定された前記車両特徴区分に応じた所定範囲で行う。
このような構成とすることで、検出スキャンデータと参照スキャンデータとの比較を、特定された車両特徴区分に応じた所定範囲で行う。これにより、車両特徴区分毎に特徴が出やすい範囲のみを比較することができ、より高い精度で車種の判別が可能となる。また、車種区分判別部が比較を行う範囲が狭くなるため、比較を行う時間が短縮され、車種の判別を迅速に行うことが可能となる。
本発明の一態様によれば、車種判別装置は、前記車両による踏み付けを検出する踏板(10B)と、前記踏板の検出結果に基づいて車軸数を特定し、該車軸数を第二車軸数(D11)として出力するとともに、前記スキャンデータ取得部により取得された前記検出スキャンデータを、前記車両特徴区分特定部により特定された前記車両特徴区分、及び、前記第二車軸数に割り振られた前記参照スキャンデータとして、前記記憶部に記憶させる車種区分学習部(117)と、を更に備える。
このような構成とすることで、車種区分学習部は、検出スキャンデータを、車両特徴区分及び第二車軸数に割り振られた参照スキャンデータとして、記憶部に記憶させる。これにより、記憶部には、正確な車両特徴区分及び第二車軸数により区分された参照スキャンデータを、人手を介さずに自動的に蓄積させることができる。このように蓄積された参照スキャンパターンにより、次に車種区分特定部が車種区分の特定を行う際の精度を高めることができる。
本発明の一態様によれば、通行する車両の車種区分を判別する車種判別方法であって、車種判別方法は、前記車両の特徴を示す車両特徴情報に基づいて、前記車種区分と異なる区分、又は、前記車種区分よりも大きく区分けされた区分である車両特徴区分を特定する車両特徴区分特定ステップと、前記車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータを取得するスキャンデータ取得ステップと、記憶部に記憶されている参照スキャンデータの内、特定された前記車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータと、取得された前記検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて前記車種区分を判別する車種区分判別ステップと、を有する。
本発明の一態様によれば、通行する車両の車種区分を判別する車種判別装置のコンピュータを機能させるプログラムであって、プログラムは、前記コンピュータを、前記車両の特徴を示す車両特徴情報に基づいて、前記車種区分と異なる区分、又は、前記車種区分よりも大きく区分けされた区分である車両特徴区分を特定する車両特徴区分特定手段、前記車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータを取得するスキャンデータ取得手段、記憶部に記憶されている参照スキャンデータの内、特定された前記車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータと、取得された前記検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて前記車種区分を判別する車種区分判別手段、として機能させる。
上述の車種特定装置、車種特定方法及びプログラムによれば、最大車長に基づく設置スペースを確保できない場所であっても、高い精度で車種の特定を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る料金収受設備の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る車種判別装置の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る車種判別装置のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る検出スキャンデータの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る参照スキャンデータの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る車種判別の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る車種判別装置のブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る特徴抽出範囲情報の例を示す図であり、(a)は車軸数が「3」の特徴抽出範囲情報の例であり、(b)は車軸数が「5」の特徴抽出範囲情報の例である。 本発明の第3の実施形態に係る車種判別装置のブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る参照スキャンデータの学習の手順を示すフローチャートである。 車種判別装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
<第1の実施形態>
(全体構成)
以下、本発明の第1の実施形態に係る車種判別装置10について図面を参照して説明する。
図1は第1の実施形態に係る料金収受設備1の概略図である。
本実施形態において、料金収受設備1は、図1に示すように有料道路の出口料金所に設置され、有料道路の利用者である車両Aの運転者から利用料金を収受する。
本実施形態における料金収受設備1は、料金自動収受機11と、車種判別装置10と、発進制御機13と、発進検知器14と、を備えている。
料金収受設備1は、車線Lの側部のアイランドI上に設けられ、車線L上に停止した車両Aとの間で料金収受処理を行うための設備である。
以降の説明において、車線Lに沿う方向を進行方向(図1におけるX方向)と称する。また、車線L上で車両が進む方向側(図1における+X方向側)を進行方向奥側と称し、車両が進む方向側とは反対側(図1における−X方向側)を進行方向手前側と称する。
料金自動収受機11は、車両Aの車種区分D1や有料道路の走行距離等に応じた利用料金を算出し、車両Aの運転者から当該利用料金(紙幣、硬貨、クレジットカード等)を収受する。料金自動収受機11は、内部に料金収受処理部を有しており、例えば、車両Aの運転者から投入された紙幣や硬貨の投入金額を算出するとともに、排出すべき釣銭の額を計算し、紙幣や硬貨を専用の排出口から排出する制御を行う。
車種判別装置10は、車線Lにおける料金自動収受機11の進行方向手前側(−X方向側)に設けられ、料金所の車線Lに進入する車両の特性を検出して車種区分D1を判別するための装置群である。ここで、車種区分D1とは、利用料金を決定するための車種の区分であり、本実施形態においては、「軽自動車等」、「普通車」、「中型車」、「大型車」、「特大車」の五車種を有している。また、車両の特性とは、本実施形態においては、車線Lに進入する車両A固有のタイヤ幅、トレッド(左右のタイヤの中心間距離)、ナンバープレート情報、車軸数であって、車両Aの車種区分D1を判別するために必要な情報である。
本実施形態において、車種判別装置10は、車両検知器10Aと、踏板10Bと、レーザ検出器10C(レーザスキャン部)と、ナンバープレート認識装置10Dと、を検出用装置として備えている。車種判別装置10は、これら検出用装置が検出する信号に基づいて、車両Aの車種区分D1を判別する。
発進制御機13は、車線Lに進入した車両Aの利用料金の収受が完了するまで、車両Aを発進させないようにする等の目的で、ゲートの開放及び閉塞を行う。図1に示すように、発進制御機13は、車線Lにおける料金自動収受機11よりも進行方向奥側(+X方向側)に設けられている。発進制御機13は、料金自動収受機11から開動作指示信号が入力された際にゲートを開き、車両Aに対して発進を許可する。同様に、発進制御機13は、料金自動収受機11から閉動作指示信号が入力された際にゲートを閉じる。
発進検知器14は、車線Lにおける発進制御機13よりも進行方向奥側(+X方向側)に設けられ、車両Aが車線Lから退出したかどうかを検出する。発進検知器14の検出信号は、料金自動収受機11に出力される。料金自動収受機11は、発進検知器14からの検出信号の入力を受け付けると、ゲートを閉じるために発進制御機13に閉動作指示信号を出力する。
(車種判別装置の構成)
図2は第1の実施形態に係る車種判別装置10の概略図である。
図2に示すように、車種判別装置10は、車両検知器10Aと、踏板10Bと、レーザ検出器10Cと、ナンバープレート認識装置10Dと、を検出用装置として備えている。また、車種判別装置10は、これら検出用装置が検出する信号に基づいて、車両Aの車種区分D1を判別するための主制御部10Eを備えている。
なお、本実施形態において、主制御部10Eが車種判別装置10(例えば図2に示すように車両検知器10A)に内蔵されている態様で説明するが、この態様に限定されない。例えば、他の実施形態においては、主制御部10Eがネットワーク上に接続された車種判別装置10以外の装置に内蔵されていてもよい。
車両検知器10Aは、高さ方向(Z方向)に配列された不図示の受光センサにより、車両Aの車線Lへの進入に応じた検出信号を主制御部10Eへ出力する。車両検知器10Aは、車線Lに進入した車両Aが受光センサに投光される光を遮ることで、車両A一台ごとの通過を検出可能な検出信号を主制御部10Eへ出力する。具体的には、車両検知器10Aは、車両Aが車線Lに進入したことを検出可能な車両進入情報D9と、車両Aが車両検知器10Aを通過したことを検出可能な車両通過情報D10と、を主制御部10Eへ出力する。
踏板10Bは、車線Lに進入してきた車両Aの車軸数と、タイヤ幅と、トレッドとを特定可能な検出信号を、検出情報D2として主制御部10Eへ出力する。踏板10Bは、車線Lの進行方向において、車両検知器10Aが設置されている位置と同じ位置の車線L路面上に設けられている。踏板10Bは、内部に電気接点を利用した不図示の踏圧センサを有し、当該踏圧センサを通じて車線Lに進入した車両Aによる踏圧の、車線Lの幅方向(図2におけるY方向)における踏圧位置及び踏圧幅に応じた検出信号を主制御部10Eへ出力する。
ナンバープレート認識装置10Dは、車両検知器10Aによる車両Aの進入検知に応じて、車両Aのナンバープレートを含む車両Aの前面画像を撮影し、車両Aのナンバープレート情報D3(車両登録情報及びナンバープレートの大きさ)を取得する。ナンバープレート認識装置10Dは、取得したナンバープレート情報D3を主制御部10Eへ出力する。
レーザ検出器10Cは、アイランドI上における車両検知器10Aよりも進行方向手前側(−X方向側)に設置されている。レーザ検出器10Cは、高さ方向(Z方向)における車両Aのタイヤのみが配置されている高さ(最低地上高よりも低い高さ)でレーザスキャン(レーザ光の照射及び当該レーザ光の車両Aのタイヤによる反射の検出)を行う。また、レーザ検出器10Cは、レーザ検出器10Cが設置されている位置よりも車線Lの進行方向手前側(−X方向側)の範囲を含む所定のスキャン範囲Nで、レーザスキャン角度α(レーザ光の照射角度)を変更しながら、車両Aの車長方向に沿うようにレーザスキャンを行う。
レーザスキャン角度αは「α0」から「αn」の範囲で変更可能である。「α0」は、スキャン範囲Nに対応する車両Aの部位の内、最も進行方向奥側(+X方向側)の部位にレーザ光を照射する場合のレーザスキャン角度αを示す。また、「αn」は、スキャン範囲Nに対応する車両Aの部位の内、最も進行方向手前側(−X方向側)の部位にレーザ光が照射されるレーザスキャン角度αを示す。
なお、スキャン範囲Nは、レーザ検出器10Cを設置する料金自動収受設備1に設けられた各装置の配置と、車両Aの最大車長とに応じて、適宜変更してもよい。
レーザ検出器10Cは、車両検知器10Aにより車両Aの車線Lへの進入が検出されると、レーザスキャン角度αを「α0」に設定して、レーザスキャンを開始する。レーザ検出器10Cは、設定したレーザスキャン角度αと、反射したレーザ光がレーザ検出器10Cに戻るまでの時間とに基づいて、レーザ検出器10Cと車両Aのタイヤとの距離を検出する。当該距離の検出が完了すると、レーザ検出器10Cは、レーザスキャン角度αを進行方向手前側(−X方向側)に向かって所定角度分だけ変更し、再びレーザ光の照射を行う。レーザ検出器10Cは、レーザスキャン角度αが「αn」となるまで、レーザスキャン角度αの変更及びレーザ光の照射を繰り返す。レーザ検出器10Cは、レーザスキャン角度αが「αn」となるまでレーザ光の照射を行うと、一回のレーザスキャンを終了する。なお、レーザ検出器10Cは、一回のレーザスキャンで車両Aの進行方向(X方向)における前端から後端までを照射可能となるように設定されていてもよいし、複数回のレーザスキャンを行うことにより車両Aの進行方向(X方向)における前端から後端までを照射するようにしてもよい。
レーザ検出器10Cは、レーザ光の照射を行ったレーザスキャン角度αと、当該レーザスキャン角度αで照射されたレーザ光により検出された距離とに基づいて、車線Lの進行方向(X方向)におけるレーザ光の照射位置xと、幅方向(Y方向)におけるレーザ光の照射位置yとを算出する。レーザ検出器10Cは、一回のレーザスキャンにおける各照射位置x及び照射位置yを、検出スキャンデータD5として主制御部10Eへ出力する。
(車種判別装置の機能)
図3は第1の実施形態に係る車種判別装置10のブロック図である。
図3に示すように、車種判別装置10の備える車両検知器10A、踏板10B、ナンバープレート認識装置10D及びレーザ検出器10Cから検出された情報が、主制御部10Eに入力されるように構成されている。また、車種判別装置10は、記憶部116を備えている。
主制御部10Eは、スキャンデータ取得部111と、車両特徴情報取得部112と、車両特徴区分特定部113と、車種区分判別部114と、を有している。
スキャンデータ取得部111は、レーザ検出器10Cから出力された検出スキャンデータD5を取得する。
検出スキャンデータD5について、図4を参照して詳細に説明する。
図4は第1の実施形態に係る検出スキャンデータD5の例を示す図である。横軸は車両Aの進行方向(X方向)におけるレーザ光の照射位置xを表し、縦軸は車両Aの幅方向(Y方向)におけるレーザ光の照射位置yを表している。
例えば、図4に示すように、車線Lの進行方向(X方向)におけるレーザ光の照射位置「x0」〜「x1」の範囲は、車両Aのタイヤが配置されていない部位に対応している。このため、照射位置「x0」〜「x1」の範囲では、レーザ光の反射をするものが近くに存在しないので、車線Lの幅方向(Y方向)におけるレーザ光の照射位置yは大きい値(車線Lの幅方向一方側(+Y方向側)の路側から距離が遠いことを示す値)が検出されている。また、車線Lの進行方向におけるレーザ光の照射位置「x1」〜「x2」の範囲は、車両Aのタイヤが配置されている位置に対応している。このため、照射位置「x1」〜「x2」の範囲では、レーザ光の反射をするタイヤが存在するので、車線Lの幅方向におけるレーザ光の照射位置yは小さい値(車線Lの幅方向一方側(+Y方向側)の路側から距離が近いことを示す値)が検出されている。このように、車線Lの進行方向(X方向)におけるレーザ光の照射位置xと、車線Lの幅方向(Y方向)におけるレーザ光の照射位置yとに基づいて、車両Aのタイヤが存在する位置、車軸数及び軸間距離を特定することができる。
なお、図4の例では、検出スキャンデータD5は、レーザ光の照射を行ったレーザスキャン角度αと、当該レーザスキャン角度αで照射されたレーザ光により検出された距離とに基づいて算出された、車線Lの進行方向におけるレーザ光の照射位置x及び車線Lの幅方向におけるレーザ光の照射位置yを示すものであるが、これに限られない。検出スキャンデータD5は、レーザ光の照射を行ったレーザスキャン角度αと、当該レーザスキャン角度αで照射されたレーザ光により検出されたレーザ検出器10C及びレーザ光の照射位置間の絶対距離とを示すものであってもよい。
スキャンデータ取得部111は、取得した検出スキャンデータD5を車種区分判別部114へ出力する。
図3に示すように、車両特徴情報取得部112は、踏板10Bから出力された車両Aの検出情報D2と、ナンバープレート認識装置10Dから出力された車両Aのナンバープレート情報D3とを取得する。また、車両特徴情報取得部112は、踏板10Bより出力された検出情報D2に基づいて、車両Aのタイヤ幅とトレッドとを特定する。
本実施形態における車両特徴情報取得部112はタイヤ幅及びトレッドと、ナンバープレート情報D3とを、車両特徴情報D4として車両特徴区分特定部113へ出力する。
車両特徴情報D4は、料金自動収受機が車両Aの利用料金を確定していなければならないタイミングまでに取得可能な情報であって、車両Aの車両特徴区分D7(後述)を特定するために用いられる情報である。なお、車両特徴情報D4はこれに限られることはない。他の実施形態においては、車両特徴情報取得部112が車両検知器10Aからの検出信号に基づき特定した、車両Aの車高等の情報を含んでいてもよい。
車両特徴区分特定部113は、車両特徴情報取得部112より出力された車両特徴情報D4を取得する。
本実施形態において、車種区分D1を判別するためには車軸数を特定することが必要であり、例えば踏板10Bによって車両Aの車軸数を特定することができる。しかしながら、料金自動収受設備1の立地等によっては、料金自動収受設備1の設置スペースが車両Aの最大車長よりも短い場合、換言すると、踏板10Bが設けられている位置から料金自動収受機11が設けられている位置までの距離が車両Aの車長よりも短い場合がある。この場合、料金自動収受機11が車両Aの利用料金を確定していなければならないタイミング、つまり、車両Aの運転席が設けられている位置が料金自動収受機11の設置されている位置に到達するタイミングまでに、車両Aの全てのタイヤが踏板10Bを通過していない可能性がある。このような車両Aについては、車種判別装置10は、踏板10Bによる車両Aの車軸数の特定が完了していない状態で、車種区分D1を判別しなければならない。この場合、車種判別装置10が特定が完了していない車軸数に基づいて車種区分D1の判別を行うことにより、車種区分D1の判別精度が低下する可能性がある。
このため、本実施形態において、車両特徴区分特定部113は、車軸数以外の車両Aの特徴を示す車両特徴情報D4によって特定可能な車両Aの区分であって、前記車種区分D1と異なる区分、又は、前記車種区分D1よりも大きく区分けされた区分である車両特徴区分D7を特定する。
例えば、本実施形態における車種区分D1は、上述の通り「軽自動車等」、「普通車」、「中型車」、「大型車」、「特大車」の五車種を有している。これに対し、車両特徴区分D7は、車両特徴情報D4に含まれるナンバープレート情報D3に基づいて、車種区分D1とは異なる区分である「普通貨物車」、「普通乗用車」、「小型貨物車」、「小型乗用車」等に区分されてもよい。また、車両特徴情報D4に含まれるタイヤ幅やトレッドにより、更に区分を分けてもよい。
なお、本実施形態においては、車両特徴区分D7は、ナンバープレート情報D3に基づいて、「区分A」、「区分B」、「区分C」等に区分される例について説明する。
車両特徴区分特定部113は、特定した車両特徴区分D7を車種区分判別部114へ出力する。
記憶部116は、予め取得した各車両特徴区分D7の各車軸数グループごとのスキャンデータを、参照スキャンデータD6として複数記憶している。
図5は第1の実施形態に係る参照スキャンデータD6の例を示す図である。
図5に示すように、複数の参照スキャンデータD6は、車両特徴区分D7(縦軸)ごとに割り振られる。また、車両特徴区分D7ごとに割り振られた複数の参照スキャンデータD6は、更に、車軸数により分類される車軸数グループ(横軸)ごとに割り振られる。
例えば、図5に示すように、「区分A」として、車軸数が「2」及び「3」の車軸数グループに対応する参照スキャンデータD6が記憶されている。また、「区分B」として、車軸数が「2」〜「5」の車軸数グループに対応する参照スキャンデータD6が記憶されている。このように、参照スキャンデータD6は、区分D7及び車軸数グループごとに割り振られた状態で、記憶部116に記憶されている。
なお、記憶部116は、各車両特徴区分D7に属する車両の参照スキャンデータD6の他に、各車両特徴区分D7に属する車両が他の車両やボートトレーラー等の被牽引車両を牽引している際の参照スキャンデータD6を予め記憶していてもよい。例えば、「区分A」に割り振られた車両であって、車軸数が「2」である車両が、車軸数が「1」のボートトレーラーを牽引している参照スキャンデータD6を、車軸数が「2+1」の車軸数グループとして割り振るようにしてもよい。
車種区分判別部114は、図3に示すように、車軸数特定部115を有している。
車軸数特定部115は、車両特徴区分特定部113から出力された車両特徴区分D7と、スキャンデータ取得部111から出力された検出スキャンデータD5とを取得する。
車軸数特定部115は、車両特徴区分特定部113から取得した車両特徴区分D7に基づいて、記憶部116に記憶されている複数の参照スキャンデータD6の内、当該車両特徴区分D7に割り振られた参照スキャンデータD6を抽出する。
次に、車軸数特定部115は、スキャンデータ取得部111から取得した車両Aの検出スキャンデータD5と、抽出した参照スキャンデータD6とを照合し、当該検出スキャンデータD5に最も類似した参照スキャンデータD6を選択する。そして、車軸数特定部115は、選択された参照スキャンデータD6が割り振られた車軸数グループに基づいて、車両Aの車軸数を特定する。なお、車軸数特定部115が特定した当該車軸数は、第一車軸数D8として車種区分判別部114へ出力される。
なお、例えば車両Aが被牽引車両としてボートトレーラーを牽引している場合、ボートトレーラーは車両のタイヤに比べて小さなタイヤを有していることがあるため、レーザ検出器10Cが照射するレーザ光は、ボートトレーラーのタイヤが配置された位置ではなく、フレームが配置された位置に照射される可能性がある。この場合、レーザ検出器10Cが取得する検出スキャンデータD5において、ボートトレーラーのタイヤは検出されず、フレームが検出されることとなる。しかしながら、上述のように、記憶部116がボートトレーラーを牽引している場合の参照スキャンデータD6を記憶しているため、車軸数特定部115は、当該車両Aの車軸数及びボートトレーラー(被牽引車両)の車軸数(上述の例では、車軸数が「2+1」の車軸数グループに基づき特定される車軸数)を特定することができる。
車種区分判別部114は、車両特徴区分特定部113から出力された車両特徴区分D7と、車軸数特定部115から出力された第一車軸数D8とに基づき、車両Aの車種区分D1を判別する。
車種区分判別部114は、判別した車種区分D1を料金自動収受機11へ出力する。
次に、車種判別装置10の主制御部10Eにおける車種判別の手順を、図6を参照して説明する。
図6は、第1の実施形態に係る車種判別の手順を示すフローチャートである。
(ステップST101:車両特徴情報の取得)
車両特徴情報取得部112は、踏板10Bから出力された車両Aの検出情報D2と、ナンバープレート認識装置10Dから出力されたナンバープレート情報D3とを取得する(ステップST101)。車両特徴情報取得部112は、検出情報D2から特定されるタイヤ幅、トレッドと、ナンバープレート情報D3とを、車両Aの車両特徴情報D4として生成する。車両特徴情報取得部112は、生成した車両特徴情報D4を、車両特徴区分特定部113へ出力する。
(ステップST102:車両特徴区分の特定)
車両特徴区分特定部113は、取得した車両Aの車両特徴情報D4より、車両Aの車両特徴区分D7を特定する(ステップST102)。例えば、車両特徴区分特定部113は、車両特徴情報D4に含まれるナンバープレート情報D3に基づき、車両Aの車両特徴区分D7が「区分B」であると特定する。
車両特徴区分特定部113は、特定した車両特徴区分D7を車種区分判別部114へ出力する。
(ステップST103:検出スキャンデータの取得)
スキャンデータ取得部111は、レーザ検出器10Cから出力された車両Aの検出スキャンデータD5を取得する(ステップST103)。スキャンデータ取得部111は、取得した検出スキャンデータD5を、車種区分判別部114へ出力する。
(ステップST104:車軸数の特定)
車種区分判別部114の車軸数特定部115は、まず、記憶部116に記憶された複数の参照スキャンデータD6の内、車両特徴区分特定部113より取得した車両Aの車両特徴区分D7と一致する車両特徴区分D7に割り振られた参照スキャンデータD6を抽出する。本実施形態の例では、ステップST102において特定された車両特徴区分D7は「区分B」であるため、車軸数特定部115は、図5に示される例の内、「区分B」に割り振られている参照スキャンデータD6を抽出する。
次に、車軸数特定部115は、スキャンデータ取得部111より出力された車両Aの検出スキャンデータD5と、抽出された「区分B」に割り振られている各参照スキャンデータD6との照合を行う。例えば、車軸数特定部115は、検出スキャンデータD5と参照スキャンデータD6とのそれぞれについて、レーザ光の照射位置yの変化量の大きな部分を特徴点として検出する。車軸数特定部115は、検出スキャンデータD5の特徴点と、参照スキャンデータD6の特徴点とが出現する位置や間隔等(出現パターン)を照合する。車軸数特定部115は、検出スキャンデータD5の特徴点と整合する(特徴点の出現パターンの一致度が高い)参照スキャンデータD6が含まれている車軸数グループを選定する。これにより、車軸数特定部115は、選定した車軸数グループに対応する車軸数を、検出スキャンデータD5から導き出される車両Aの車軸数として特定する(ステップST104)。例えば、車軸数特定部115は、検出スキャンデータD5が、車軸数が「3」である車軸数グループ「3」に割り振られている参照スキャンデータD6と整合することが多いと判断した場合、車軸数グループ「3」を選定する。これにより、車軸数特定部115は、車両Aの車軸数を「3」であると特定する。車軸数特定部115は、このようにして特定した車両Aの車軸数を、第一車軸数D8として車種区分判別部114へ出力する。
(ステップST105:車種区分の判別)
車種区分判別部114は、車両特徴区分特定部113から出力された車両特徴区分D7と、車軸数特定部115から出力された車両Aの第一車軸数D8とに基づき、車両Aの車種区分D1を判別する(ステップST105)。
本実施形態の例では、車種区分判別部114は、ステップST102において特定された車両特徴区分D7の値「区分B」と、ステップST104において出力された第一車軸数D8の値「3」とに基づき、車種区分D1が「中型車」であると判別する。
以上で、車種判別装置10の主制御部10Eによる車種判別が完了する。
(作用効果)
上述した車種判別装置10によれば、車両特徴情報取得部112は、踏板10Bから出力された検出情報D2と、ナンバープレート認識装置10Dから出力されたナンバープレート情報D3とに基づき、車両特徴情報D4を生成する。車両特徴区分特定部113は、当該車両特徴情報D4に含まれる車両Aのタイヤ幅と、トレッドと、ナンバープレート情報D3とから、車両特徴区分D7を特定する。また、車両Aのタイヤが配置されている高さでレーザスキャンを行うレーザ検出器10Cから出力される車両Aの検出スキャンデータD5を、主制御部10Eのスキャンデータ取得部111が取得する。更に、車種区分判別部114は、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6の内、車両特徴区分特定部113により特定された車両特徴区分D7に割り振られた参照スキャンデータD6と、スキャンデータ取得部111が取得した検出スキャンデータD5とを比較した結果に基づいて、車両Aの車種区分D1を判別する。
最大車長に基づく設置スペースを確保できない料金自動収受設備では、踏板による車軸数の検出が完了する前に、車両の運転席が料金自動収受機に到達してしまう可能性がある。この場合、踏板から検出される車軸数のみで車種区分を判別している車種判別装置においては、車種区分の判別の精度が低下する可能性がある。
しかしながら、上述の実施形態においては、車種判別装置10は、車両特徴区分D7と検出スキャンデータD5の双方を使用することにより、車両Aが踏板10Bを通過していない状態であっても、車軸数の特定を行い、第一車軸数D8として出力することが可能である。このため、車種判別装置10が最大車長に基づく設置スペースを確保できない料金自動収受設備1に設置されていても、車種区分D1の判別を行うことができる。
また、記憶部116に記憶されている複数の参照スキャンデータD6の内、車両Aの車両特徴区分D7に割り振られた参照スキャンデータD6を比較対象とすることで、高い精度で車種区分D1の判別を行うことが可能となる。
更に、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6として、被牽引車両を牽引している際の参照スキャンデータD6を予め記憶していることにより、車両Aが他の車両やボートトレーラー等の被牽引車両を牽引している場合であっても、当該車両Aの車軸数及び被牽引車両の車軸数を特定し、当該車両Aの車種区分D1を判別することが可能となる。
上述の実施形態によれば、車種区分判別部114は車軸数特定部115を有している。車軸数特定部115は、車両特徴区分特定部113により特定された車両特徴区分D7と一致する車両特徴区分D7に割り振られた参照スキャンデータD6を抽出する。また、車軸数特定部115は、スキャンデータ検出部101により取得された検出スキャンデータD5と、抽出された参照スキャンデータD6とを照合して、当該検出スキャンデータD5と整合する参照スキャンデータD6が含まれている車軸数グループを選定することにより、車両Aの車軸数を特定し、第一車軸数D8として車種区分判別部114へ出力する。
車両特徴区分D7により参照スキャンデータD6の候補が絞り込まれていることにより、車軸数特定部115は、検出スキャンデータD5と整合する可能性の高い参照スキャンデータD6のみと照合することが可能となる。これにより、車両特徴区分D7の異なる参照スキャンデータD6が検出スキャンデータD5に整合すると誤った判断をしてしまい、その結果、誤った車軸数を特定してしまうことを回避することができる。このため、車軸数特定部115は、車軸数を高い精度で特定することが可能となる。また、車軸数特定部115が照合を行う時間を短縮することができる。
上述の実施形態によれば、レーザ検出器10Cは、レーザ検出器10Cが設置されている位置よりも車線Lの進行方向手前側(−X方向側)の範囲を含む所定のスキャン範囲N内で、レーザスキャン角度α(レーザ光の照射角度)を変更可能に設けられている。
これにより、車両Aが車種判別装置10を通過する前に、車両Aの進行方向手前側(―X方向側)を含む範囲のレーザスキャンを行い、車両Aの車軸数を特定することができる。このため、車種判別装置10が最大車長に基づく設置スペースを確保できない料金自動収受設備1に設置されていても、当該車軸数に基づき出力された第一車軸数D8により、車種区分D1の判別を行うことができる。
<第2の実施形態>
(車種判別装置の構成)
次に、本発明の第2の実施形態に係る車種判別装置20について図面を参照して説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
図7は第2の実施形態に係る車種判別装置20のブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係る車種判別装置20の主制御部20Eは、第1の実施形態に係る車種判別装置10の主制御部10Eの機能構成に加え、更に車種区分学習部117を備えている。
(車種判別装置の機能)
車種区分学習部117は、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6から、各車両特徴区分D7及び車軸グループに割り振られた参照スキャンデータD6の特徴がより強く出現している特徴抽出範囲情報D12を特定する。
図8は第2の実施形態に係る特徴抽出範囲情報D12の例を示す図であり、(a)は車軸数が「3」の特徴抽出範囲情報D12の例であり、(b)は車軸数が「5」の特徴抽出範囲情報D12の例である。
車種区分学習部117は、例えば、車両特徴区分D7が「区分B」に割り振られている参照スキャンデータD6を抽出する。また、車種区分学習部117は、抽出した参照スキャンデータD6の内、例えば車軸数グループが「3」に割り振られている参照スキャンデータD6を更に抽出する。
車種区分学習部117は、抽出した参照スキャンデータD6を照合する。具体的には、抽出した参照スキャンデータD6を重ね合わせることにより、特徴点の整合度が高い範囲と、特徴点の整合度が低い範囲を特定する。例えば、図8(a)に示すように、車両A1の参照スキャンデータD6(実線)と、車両A2の参照スキャンデータD6(点線)とを重ね合わせて照合を行う。
図8(a)の例では、範囲R1において、車両A1の特徴点と、車両A2の特徴点との整合度は低い。しかしながら、範囲R2において、車両A1の特徴点と、車両A2の特徴点の整合度は高い。
なお、図8(a)では、説明を簡明にするために、車両A1及び車両A2の参照スキャンデータD6を照合する例を示しているが、実際には、車種区分学習部117は、抽出した複数の参照スキャンデータD6を全て重ね合わせて照合を行う。このようにして、車両特徴区分D7が「区分B」、且つ、車軸数グループが「3」に割り振られている参照スキャンデータD6の、特徴点の整合度が高い範囲を特定する。
図8(a)の例では、車種区分学習部117は、範囲R2を各車両Aの特徴点の整合度が高い範囲であると特定する。これにより、車両特徴区分D7が「区分B」であり、範囲R2における特徴点の整合度が高い場合は、車軸数グループが「3」に属する車両である可能性が高いと判断できる。つまり、当該車両については、車軸数特定部115がレーザ検出器10Cが取得した検出スキャンデータD5と記憶部116に記憶された参照スキャンデータD6とを比較する際に、少なくとも範囲R2を比較することにより、当該車両の車軸数が「3」であるかそれ以外であるかを判断することができる。
また、車種区分学習部117は、車両特徴区分D7が「区分B」に割り振られている参照スキャンデータD6の内、例えば車軸数グループが「5」に割り振られた参照スキャンデータD6を更に抽出する。
車種区分学習部117は、抽出された参照スキャンデータD6について、上記と同様の照合を行う。例えば、図8(b)に示すように、車両A3の参照スキャンデータD6(実線)と、車両A4の参照スキャンデータD6(点線)とを重ね合わせて照合を行う。
図8(b)の例では、範囲R3において、車両A3の特徴点と、車両A4の特徴点との整合度は低い。しかしながら、範囲R4において、車両A3の特徴点と、車両A4の特徴点との整合度は高い。
なお、図8(b)では、説明を簡明にするために、車両A3及び車両A4の参照スキャンデータD6を照合する例を示しているが、実際には、車種区分学習部117は、抽出した複数の参照スキャンデータD6を全て重ね合わせて照合を行う。このようにして、車両特徴区分D7が「区分B」、且つ、車軸数グループが「5」に割り振られた参照スキャンデータD6の、特徴点の整合度が高い範囲を特定する。
図8(b)の例では、車種区分学習部117は、範囲R4を各車両の特徴点の整合度が高い範囲であると特定する。これにより、車両特徴区分D7が「区分B」であり、範囲R4における特徴点の整合度が高い場合は、車軸数グループが「5」に属する車両である可能性が高いと判断できる。つまり、当該車両については、車軸数特定部115がレーザ検出器10Cが取得した検出スキャンデータD5と記憶部116に記憶された参照スキャンデータD6とを比較する際に、少なくとも範囲R4を比較することにより、当該車両の車軸数が「5」であるかそれ以外であるかを判断することができる。
更に、車種区分学習部117は、車両特徴区分D7が「区分B」に割り振られた他の車軸数グループの参照スキャンデータD6についても、同様に特徴点の整合度が高い範囲を特定する。
車種区分学習部117は、このように特定された各車軸数グループにおける特徴点の整合度が高い範囲に基づいて、特徴抽出範囲情報D12を設定する。
例えば、図8(a)に示される車軸数グループが「3」の範囲R2と、図8(b)に示される車軸数グループが「5」の範囲R4とを比較すると、進行方向におけるレーザ光の照射位置xの内、最も進行方向奥側の照射位置は範囲R2の「x3」であり、最も進行方向手前側の照射位置は範囲R4の「x6」である。この場合、照射位置xが「x3」から「x6」の範囲で検出スキャンデータD5及び参照スキャンデータD6の比較を行えば、車軸数グループが「3」に属するか、「5」に属するかを特定できる。
車種区分学習部117は、このようにして特定された照射位置「x3」から「x6」までの範囲を、車両特徴区分D7が「区分B」に割り振られた車両の特徴抽出範囲情報D12として設定する。
車種区分学習部117は、他の車両特徴区分D7に割り振られた参照スキャンデータD6についても、上記と同様に特徴抽出範囲情報D12を設定する。
このように、車種区分学習部117は、各車両特徴区分D7に対応する特徴抽出範囲情報D12を設定する。また、車種区分学習部117は、設定した特徴抽出範囲情報D12を記憶部116に記憶する。
なお、車種区分学習部117は、特徴抽出範囲情報D12を予め設定し、記憶部116に記憶する。これにより、本実施形態に係る車種判別装置20が車種の判別を行う際に、既に設定された特徴抽出範囲情報D12を利用可能となるため、車種の判別処理を迅速に行うことができる。
本実施形態においては、車種区分学習部117は、車両特徴区分D7ごとに設定された特徴抽出範囲情報D12に基づいて、車軸数特定部115が検出スキャンデータD5及び参照スキャンデータD6の比較を行う所定範囲を設定する。
具体的には、車両検知器10Aにより車両Aが車線Lに進入したことが検知されると、レーザ検出器10Cは当該車両Aのレーザスキャンを行い、検出スキャンデータD5を主制御部20Eに出力する。また、ナンバープレート認識装置10Dはナンバープレート情報D3を取得して主制御部20Eに出力する。更に、踏板10Bが当該車両Aのタイヤによる踏付けを検出すると、検出情報D2を主制御部20Eに出力する。主制御部20Eの車両特徴情報取得部112は、これらナンバープレート情報D3及び検出情報D2に基づく車両特徴情報D4を、車両特徴区分特定部113に出力する。車両特徴区分特定部113は、当該車両特徴情報D4に基づいて車両特徴区分D7を特定し、車種区分学習部117に出力する。
なお、本実施形態において、車両検知器10Aにより車両Aが車線Lに進入したことが検知されると、レーザ検出器10Cが当該車両Aのレーザスキャンを行う例について説明したが、これに限られることはない。他の実施形態においては、レーザ検出器10Cは、車両検知器10Aが車両Aの進入を検知したか否かに関わらず、レーザスキャンを行うようにしてもよい。
車種区分学習部117は、車両特徴区分D7を取得すると、当該車両特徴区分D7に対応する特徴抽出範囲情報D12を記憶部116から取得して、車種区分判別部114の車軸数特定部115へ出力する。
車軸数特定部115は、車両特徴区分D7に応じて設定された特徴抽出範囲情報D12に基づいて比較を行う所定範囲を決定し、検出スキャンデータD5と参照スキャンデータD6との比較を当該所定範囲において行う。
(作用効果)
上述した車種判別装置20によれば、車種区分学習部117は、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6から、各車両特徴区分D7に対応する特徴抽出範囲情報D12として予め設定する。また、車種区分学習部117は、車両特徴区分特定部113より取得した車両特徴区分D7に対応する特徴抽出範囲情報D12を車種区分判別部114の車軸数特定部115へ出力する。車軸数特定部115は、特徴抽出範囲情報D12に基づく所定範囲において、検出スキャンデータD5と参照スキャンデータD6との比較を行う。
車軸数特定部115において検出スキャンデータD5と参照スキャンデータD6との全範囲について比較を行う場合、図8(a)の範囲R1のように特徴点の整合度が低い範囲が含まれていると、範囲R2での特徴点の整合度が高くても、総合的な特徴点の整合度は低いと判断される可能性がある。この結果、実際とは異なる車軸数グループに割り振られた参照スキャンデータD6との特徴点の整合度が高いと判断され、車軸数特定部115において特定される車軸数の精度が低くなる可能性がある。
しかしながら、本実施形態においては、図8(a)の範囲R1のような特徴点の整合度の低い範囲については車軸数特定部115による比較を行わないように、車種区分学習部117が特徴抽出範囲情報D12を設定している。これにより、車軸数特定部115は各車両特徴区分D7毎に特徴が出やすい範囲のみを比較することができ、車軸数特定部115において特定される車軸数の精度をより高くすることができる。この結果、車種区分判別部114における車種区分D1の判別の精度を向上することができる。
また、車軸数特定部115が比較を行う範囲が狭くなるため、比較を行う時間が短縮され、車種区分D1の判別を迅速に行うことが可能となる。
<第2の実施形態の変形例>
上述した第2の実施形態においては、車種区分学習部117は、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6を照合することにより、各車両特徴区分D7に対応する特徴抽出範囲情報D12を設定する例について説明した。しかしながら、車種区分学習部117は、スキャンデータ取得部111から出力された検出スキャンデータD5に基づいて、各車両特徴区分D7に対応する特徴抽出範囲情報D12を設定してもよい。
図7に示すように、スキャンデータ取得部111は、車両Aの検出スキャンデータD5を、車種区分学習部117へも出力する。
車種区分学習部117は、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6の内、車両Aの車両特徴区分D7に対応する参照スキャンデータD6を抽出する。車種区分学習部117は、取得した検出スキャンデータD5と、抽出された参照スキャンデータD6とを照合し、当該車両特徴区分D7に対応する特徴抽出範囲情報D12を更新する。車種区分学習部117は、更新した特徴抽出範囲情報D12を記憶部116に記憶する。
上述の車種判別装置20によれば、車両Aの車種区分の判別を行うごとに特徴抽出範囲情報D12が更新されていくため、車種区分の判別を行うほど、特徴抽出範囲情報D12の精度を高くすることができる。これにより、車軸数特定部115において特定される車軸数の精度をより高くすることができる。この結果、車種区分判別部114における車種区分D1の判別の精度を向上することができる。
<第3の実施形態>
(車種判別装置の構成)
次に、本発明の第3の実施形態に係る車種判別装置30について図面を参照して説明する。なお、第1及び第2の実施形態と共通の構成には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
図9は第3の実施形態に係る車種判別装置30のブロック図である。
本実施形態に係る車種判別装置30の主制御部30Eが備える車種区分学習部137は、スキャンデータ取得部111が取得した検出スキャンデータD5を、参照スキャンデータD6として記憶部116に追加する点において、他の実施形態と異なる。
(車種判別装置の機能)
車種区分学習部137は、車両検知器10Aより出力された車両進入情報D9を取得する。車種区分学習部137は、当該車両進入情報D9を取得した後に踏板10Bから取得した検出情報D2を、車両検知器10Aが検知した車両Aのものであると判断し、当該車両Aの車軸数の計測を開始する。
そして、当該車両Aが車両検知器10Aを通過すると、車両検知器10Aは車両通過情報D10を出力する。車種区分学習部137は、当該車両通過情報D10を取得すると、車両Aが踏板10Bを通過したと判断し、当該車両Aの車軸数の計測を完了する。車種区分学習部137は、踏板10Bから取得した検出情報D2に基づいて、車両Aの実際の車軸数を特定する。
本実施形態において、車種区分学習部137は、このように特定された車両Aの実際の車軸数を、第二車軸数D11として出力する。
更に、車種区分学習部137は、車両特徴区分特定部113から出力された車両Aの車両特徴区分D7と、スキャンデータ取得部111から出力された車両Aの検出スキャンデータD5とを取得する。
車種区分学習部137は、取得した検出スキャンデータD5を、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6のグループの内、取得した車両特徴区分D7と第二車軸数D11とに一致するグループに、新たな参照スキャンデータD6として追加する。このようにして、車種区分学習部137は、車種判別装置30が車種区分D1の判別を行う度に、判別に使用した検出スキャンデータD5を、特定された車両特徴区分D7と、実際の車軸数を示す第二車軸数D11とに対応する参照スキャンデータD6として学習する。
図10は第3の実施形態に係る参照スキャンデータD6の学習の手順を示すフローチャートである。
(ステップST201:車軸数の特定)
まず、車種区分学習部137は、車両検知器10Aより出力された車両進入情報D9を取得する。
車種区分学習部137は、当該車両進入情報D9を取得した後に踏板10Bから取得した検出情報D2を、車両検知器10Aが検知した車両Aのものであると判断し、当該車両Aの車軸数の計測を開始する。
そして、当該車両Aが車両検知器10Aを通過すると、車両検知器10Aは車両通過情報D10を出力する。車種区分学習部137は、当該車両通過情報D10を取得すると、車両Aが踏板10Bを通過したと判断し、当該車両Aの車軸数の計測を完了する。車種区分学習部137は、踏板10Bから取得した検出情報D2に基づいて、車両Aの実際の車軸数を特定する(ステップST201)。
なお、踏板10Bが設けられている位置から料金自動収受機11が設けられている位置までの距離が車両Aの車長よりも短い場合は、当該車両Aに課金する利用料金が確定した時点で、当該車両Aの全てのタイヤが踏板10Bを通過していない状態となる。この場合、車両Aの運転者から利用料金の収受が完了して、車両Aの全てのタイヤが踏板10Bを通過し、車両検知器10Aが当該車両Aを検知しなくなると、車両検知器10Aより車両通過情報D10が出力される。車種区分学習部137は、当該車両通過情報D10を取得するまで、当該車両Aの車軸数の計測を継続している。このため、車種区分学習部137は、車種区分判別部114が車両Aの車種区分D1を判別した後であっても、当該車両Aの実際の車軸数を特定することができる。
車種区分学習部137は、このように特定された車軸数を第二車軸数D11として出力する。
(ステップST202:車両特徴区分の取得)
車種区分学習部137は、車両特徴区分特定部113から出力された車両特徴区分D7を取得する(ステップST202)。
(ステップST203:検出スキャンデータの取得)
車種区分学習部137は、スキャンデータ取得部111から出力された検出スキャンデータD5を取得する(ステップST203)。
(ステップST204:参照スキャンデータの学習)
車種区分学習部137は、取得した検出スキャンデータD5を、新たな参照スキャンデータD6として、記憶部116に記憶する(ステップST204)。
このとき、車種区分学習部137は、記憶部116に記憶されている参照スキャンデータD6の内、ステップST202で取得した車両特徴区分D7に一致するグループであって、ステップST203で出力された第二車軸数D11に一致する車軸数グループに、当該新たな参照スキャンデータD6を追加する。
例えば、車両特徴区分D7が「区分B」であり、第二車軸数D11が「3」である場合は、当該新たな参照スキャンデータD6は、まず「区分B」の参照スキャンデータD6として割り振られる。次に、当該新たな参照スキャンデータD6は、「区分B」の内の軸数グループが「3」の参照スキャンデータD6として割り振られる。
(作用効果)
上述した車種判別装置30によれば、車種区分学習部137は、車種判別装置30が車種区分の判別を行う度に、判別に使用した検出スキャンデータD5を、参照スキャンデータD6として記憶部116に追加する。このため、車種区分学習部137は、様々な車両の参照スキャンデータD6を、人手を介さずに自動的に記憶部116に蓄積することができる。これにより、車種判別装置30は、車種判別を行うごとに判別の精度を向上させることができる。
また、上述の各実施形態における車種判別装置10、20、30のハードウェア構成の例について説明する。以下、第3実施形態の車種判別装置30を例に説明する。
図11は車種判別装置10、20、30のハードウェア構成の一例を示す図である。
図11に示すように、車種判別装置30は、メモリ810と、記憶/再生装置820と、IO I/F(Input Output Interface)830と、センサ I/F(Interface)840と、通信I/F(Interface)850と、CPU(Central Processing Unit)860と、補助記憶装置870とを備えている。
メモリ810は、車種判別装置30のプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等の媒体である。
記憶/再生装置820は、CD−ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生するための装置である。
IO I/F830は、車種判別装置30と料金収受設備1の各装置との間で情報等の入出力を行うためのインターフェースである。
センサ I/F840は、車種判別装置30が備える車両検知器10A、踏板10B、レーザ検出器10C及びナンバープレート認識装置10Dの制御と、情報及び信号の取得とを行うためのインターフェースである。
通信I/F850は、車種判別装置30が料金収受設備1の各装置や、インターネット等の通信回線を介して外部サーバと通信を行うためのインターフェースである。
CPU850は、プログラムを実行し、車種判別装置30が車両Aの車種区分D1を判別するように制御する。
補助記憶装置870は、CPU860で実行するプログラムや、プログラムを実行する際に使用するデータや、生成されたデータを記録するためのものである。補助記憶装置870は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等である。補助記憶装置870は、上述の各実施形態における記憶部116に相当する。
車種判別装置30のプログラムは、CD−ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアに記録されていてもよく、この場合は、記憶/再生装置820から外部メディアへの書き込み(記憶)及び読み出し(再生)を行う。通信I/F850から外部サーバに記憶されているプログラムを読み出してもよい。
外部メディアや外部サーバに記憶されているプログラムを、補助記憶装置870に記憶してもよい。
CPU860は、上記プログラムを実行することにより、車種判別装置30のスキャンデータ取得部111、車両特徴情報取得部112、車両特徴区分特定部113、車種区分判別部114及び車種区分学習部137として機能する。これにより、CPU860が各種処理を行うと、それぞれの処理で生成されたデータは補助記憶装置870に記憶される。
上述した車種判別装置30によれば、車種区分学習部137は、踏板10Bにより出力された検出情報D2に基づき、車両Aの車軸数を特定し、第二車軸数D11として出力する。また、車種区分学習部137は、車両Aの検出スキャンデータD5を、車両特徴区分D7及び第二車軸数D11とで割り振った状態で、新たな参照スキャンデータD6として記憶部116に追加する。これにより、正確な車両特徴区分D7及び車軸数が割り振られた参照スキャンデータD6を記憶部116に蓄積することができる。正確な参照スキャンデータD6が増えることにより、車軸数特定部115において検出スキャンデータD5と照合を行う際の精度を高めることができる。これにより、車種判別装置20は、高い精度で車種判別を行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。
例えば、上述の実施形態において、車種判別装置10が、車両検知器10Aと、踏板10Bと、レーザ検出器10Cと、ナンバープレート認識装置10Dと、を検出用装置として備えている構成について説明した。しかしながら、この構成に限られることはない。車種判別装置10は、車両Aの車高を検出する車高検知器と、車両Aの車長を検出する車長検知器と、を検出用装置として更に備えていてもよい。これらの検出用装置により、車両特徴情報D4として車両Aの車高及び車長を取得することができる。これにより、車両特徴区分特定部113において特定される車両特徴区分D7の精度を向上させることができる。
また、上述の実施形態において、レーザ検出器10Cは、車両検知器10Aにより車両Aの車線Lへの進入が検出されると、レーザスキャンを開始する例について説明した。しかしながら、これに限られることはない。料金自動収受機11に車両検知センサを設け、車両Aの運転席が料金自動収受機11まで到達したことを当該車両検知センサが検出したときに、レーザ検出器10Cがレーザスキャンを開始するようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、レーザ検出器10Cが所定のスキャン範囲N内でレーザ照射角度を変更しながら複数回のレーザ光の照射を行う例について説明した。しかしながら、これに限られることはない。レーザ検出器10Cを車線Lの進行方向手前側に向けた状態で、レーザ検出器10Cを車線Lの進行方向に沿って所定の範囲内で移動可能に設けてもよい。この場合、車両検知器10Aが車線Lに車両Aが進入したことを検出すると、レーザ検出器10Cは、所定の移動範囲内を車線Lの進行方向に沿って移動しつつ、レーザ光の照射を行う。この例のように、レーザ検出器10Cが移動しつつレーザ光の照射及び当該レーザ光の反射光の検出を複数回行うことをレーザスキャンの一態様としてもよい。この場合、レーザ検出器10Cは、レーザ検出器10Cの位置とレーザ光の照射角度とに基づいて、車線Lの進行方向におけるレーザ光の照射位置x及び車線Lの幅方向におけるレーザ光の照射位置yを算出し、当該算出結果を検出スキャンデータD5として主制御部10Eに出力する。主制御部10Eは、上述の実施形態と同様に、これら検出スキャンデータD5に基づいて車両Aの車軸数を特定することが可能である。
更に、レーザ検出器10Cを車線Lに直交する方向又は車線Lの進行方向手前側に向けた状態で、車線Lの進行方向に沿って所定の範囲内に複数設置してもよい。この場合、車両検知器10Aが車線Lに車両Aが進入したことを検出すると、複数のレーザ検出器10Cがそれぞれレーザ光の照射を行う。この場合、各レーザ検出器10Cは、各レーザ検出器10Cの位置とレーザ光の照射角度とに基づいて、車線Lの進行方向におけるレーザ光の照射位置x及び車線Lの幅方向におけるレーザ光の照射位置yを算出し、当該算出結果を主制御部10Eに出力する。主制御部10Eは、各レーザ検出器10Cから取得した算出結果を統合して検出スキャンデータD5を生成する。この例のように、レーザ光の照射及び当該レーザ光の反射光の検出を複数のレーザ検出器10Cにより異なる位置に複数回行い、これら複数のレーザ検出器10Cによる検出結果を統合して車両Aの検出を行うことを、レーザスキャンの一態様としてもよい。主制御部10Eは、上述の実施形態と同様に、当該検出スキャンデータに基づいて車両Aの車軸数を特定することが可能である。
また、上述の実施形態において、車種区分学習部117が記憶部116に記憶された参照スキャンデータD6を車両特徴区分D7及び車軸数グループごとに照合して、自動的に特徴抽出範囲情報D12を生成する例について説明した。しかしながら、これに限られることはない。例えば、参照スキャンデータD6の蓄積数が少ない場合等においては、車種判別装置10の管理者が各車両特徴区分D7ごとに任意で特徴抽出範囲情報D12を設定してもよい。これによっても、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述の実施形態において、車種区分学習部117が特徴抽出範囲情報D12を設定し、記憶部116に記憶する例について説明した。しかしながら、これに限られることはない。記憶部116をネットワークに接続された外部サーバに配置し、複数の料金自動収受設備1で当該特徴抽出範囲情報D12を共有してもよい。これにより、複数の料金自動収受設備1で特徴抽出範囲情報D12を更新できるため、より精度の高い特徴抽出範囲情報D12を生成することが可能となる。これにより、車軸数特定部115による車軸数の特定の精度を高めることができる。この結果、車種区分判別部114における車種区分D1の判別の精度を向上させることができる。
また、上述の実施形態において、車種区分学習部137が検出スキャンデータD5を、新たな参照スキャンデータD6として記憶部116に追加する例について説明した。しかしながら、これに限られることはない。記憶部116をネットワークに接続された外部サーバに配置し、複数の料金自動収受設備1で当該参照スキャンデータD6を共有してもよい。これにより、複数の料金自動収受設備1で参照スキャンデータD6を学習するため、より多くの参照スキャンデータD6を記憶部116に蓄積することができる。これにより、車軸数特定部115による車軸数の特定の精度を高めることができる。この結果、車種区分判別部114における車種区分D1の判別の精度を向上させることができる。
また、上述の実施形態において、車種判別装置10が有料道路の料金所に設けられる例について説明したが、これに限られることはない。上述の実施形態に係る車種判別装置10は、例えば、駐車場の料金所に設置されていてもよい。
1 料金自動収受設備
10、20、30 車種判別装置
10A 車両検知器
10B 踏板
10C レーザ検出器(レーザスキャン部)
10D ナンバープレート認識装置
10E、20E、30E 主制御部
11 料金自動収受機
13 発進制御機
14 発進検知器
111 スキャンデータ取得部
112 車両特徴情報取得部
113 車両特徴区分特定部
114 車種区分判別部
115 車軸数特定部
116 記憶部
117、137 車種区分学習部
A 車両
L 車線
I アイランド

Claims (7)

  1. 通行する車両の車種区分を判別する車種判別装置であって、
    前記車両の特徴を示す車両特徴情報に基づいて、前記車種区分と異なる区分、又は、前記車種区分よりも大きく区分けされた区分である車両特徴区分を特定する車両特徴区分特定部と、
    前記車両のタイヤが配置される高さでレーザスキャンを行うレーザスキャン部と、
    前記レーザスキャン部から出力される情報であって、前記レーザスキャン部と前記車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータを取得するスキャンデータ取得部と、
    前記車両特徴区分別に割り振られた参照スキャンデータが記憶されている記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記参照スキャンデータの内、特定された前記車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータと、取得された前記検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて前記車種区分を判別する車種区分判別部と、
    を備える車種判別装置。
  2. 前記参照スキャンデータは、更に車軸数グループ別に割り振られ、
    特定された前記車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータの内、取得された前記検出スキャンデータと整合する前記参照スキャンデータが含まれる車軸数グループを選定することにより、前記車両の車軸数を特定し、該車軸数を前記車両の第一車軸数として出力する車軸数特定部を更に備える、
    請求項1に記載の車種判別装置。
  3. 前記レーザスキャン部は、前記レーザスキャン部が設置されている位置より前記車両の進行方向手前側の範囲を含む所定の範囲内でレーザスキャン角度を変更可能に設けられている、
    請求項1または2に記載の車種判別装置。
  4. 前記車種区分判別部は、前記検出スキャンデータと前記参照スキャンデータとの比較を、特定された前記車両特徴区分に応じた所定範囲で行う、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車種判別装置。
  5. 前記車両による踏み付けを検出する踏板と、
    前記踏板の検出結果に基づいて車軸数を特定し、該車軸数を第二車軸数として出力するとともに、前記スキャンデータ取得部により取得された前記検出スキャンデータを、前記車両特徴区分特定部により特定された前記車両特徴区分、及び、前記第二車軸数に割り振られた前記参照スキャンデータとして、前記記憶部に記憶させる車種区分学習部と、
    を更に備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の車種判別装置。
  6. 通行する車両の車種区分を判別する車種判別方法であって、
    前記車両の特徴を示す車両特徴情報に基づいて、前記車種区分と異なる区分、又は、前記車種区分よりも大きく区分けされた区分である車両特徴区分を特定する車両特徴区分特定ステップと、
    前記車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータを取得するスキャンデータ取得ステップと、
    記憶部に記憶されている参照スキャンデータの内、前記特定された車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータと、取得された前記検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて前記車種区分を判別する車種区分判別ステップと、
    を有する車種判別方法。
  7. 通行する車両の車種区分を判別する車種判別装置のコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記車両の特徴を示す車両特徴情報に基づいて、前記車種区分と異なる区分、又は、前記車種区分よりも大きく区分けされた区分である車両特徴区分を特定する車両特徴区分特定手段、
    前記車両のタイヤとの位置関係に応じた検出スキャンデータを取得するスキャンデータ取得手段、
    記憶部に記憶されている参照スキャンデータの内、特定された前記車両特徴区分に割り振られた前記参照スキャンデータと、取得された前記検出スキャンデータとを比較した結果に基づいて前記車種区分を判別する車種区分判別手段、
    として機能させるプログラム。
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