JP7365162B2 - 商品サンプル展示装置 - Google Patents

商品サンプル展示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7365162B2
JP7365162B2 JP2019153975A JP2019153975A JP7365162B2 JP 7365162 B2 JP7365162 B2 JP 7365162B2 JP 2019153975 A JP2019153975 A JP 2019153975A JP 2019153975 A JP2019153975 A JP 2019153975A JP 7365162 B2 JP7365162 B2 JP 7365162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product sample
display device
stand
display
locked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019153975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021033703A (ja
Inventor
智浩 舘
大輔 品川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Retail Systems Corp
Original Assignee
Sanden Retail Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Retail Systems Corp filed Critical Sanden Retail Systems Corp
Priority to JP2019153975A priority Critical patent/JP7365162B2/ja
Publication of JP2021033703A publication Critical patent/JP2021033703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7365162B2 publication Critical patent/JP7365162B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

本発明は、商品サンプルを取り付けて展示する、自動販売機の商品サンプル展示装置に関する。
従来より、例えばジュース、ミネラルウォーター、茶、コーヒー等の飲料を販売する自動販売機には、飲料を収容するための円筒状缶、ボトル缶、ペットボトル等の容器を模した商品サンプルを展示する商品サンプル展示装置が設けられている。
例えば特許文献1に記載の商品サンプル展示装置は、飲料を収容するためのペットボトルの前面側半分を模した商品サンプルの底部を展示台に形成された取付孔に挿入し、その取付孔の縁部に係合させることで、商品サンプルを展示台に取り付けている。
特開2001-229444号公報
しかしながら、特許文献1に記載の商品サンプル展示装置のように、単に商品サンプルの底部を取付孔の縁部に係合させるだけでは、展示台に取り付けられた商品サンプルの取付状態を維持することは難しく、自動販売機の外扉を開けた際の風圧や振動等によって、商品サンプルの取付位置がずれたり、商品サンプルが展示台から脱落してしまうおそれがある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、展示台に取り付けられた商品サンプルの取付状態を確実に維持することが可能な商品サンプル展示装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、展示面を有する展示板部と、前記展示板部の前記展示面側とは反対の面側において前記展示板部に対して略垂直方向に延びる底板部とを有する商品サンプルを展示する、自動販売機の商品サンプル展示装置であって、前記商品サンプルの前記底板部を取り付け可能な取付部が形成された略水平方向に延びる取付面を有する展示台と、前記取付部に取り付けられた前記商品サンプルを前記取付部に固定する固定部材と、を備え、前記固定部材は、前記取付部に取り付けられた前記商品サンプルの底板部の上面に当接する当接片と、前記展示台に係止される係止部とを有し、前記展示台に対して上方から着脱可能であり、前記展示台における前記取付部の前後方向の中心よりも後方側のみに接触し、前記係止部は、前記展示台における前記取付部の前後方向の中心よりも後方側であって、前記取付面における前記取付部よりも側方側に設けられた被係止部に係止されることを特徴とする。
本発明によれば、展示台に取り付けられた商品サンプルの取付状態を確実に維持することが可能となる。
第1実施形態における商品サンプル展示装置を設置した自動販売機の正面図である。 第1実施形態における商品サンプル展示装置の斜視図であり、商品サンプルと商品サンプル展示装置とが分離した状態を示す図である。 第1実施形態における商品サンプル展示装置の斜視図であり、固定部材が展示台に係止されていない状態を示す図である。 第1実施形態における商品サンプル展示装置の斜視図であり、商品サンプルが商品サンプル展示装置に取り付けられた状態を示す図である。 図2の商品サンプル展示装置のA-A’断面図である。 図4の商品サンプル展示装置のB-B’断面図である。 第1実施形態における商品サンプル展示装置の側面図であり、商品サンプルと商品サンプル展示装置とが分離した状態を示す図である。 図6の断面図において固定部材を設けない状態を示す図である。 第2実施形態における商品サンプル展示装置の斜視図であり、固定部材が展示台に係止されていない状態を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態(本実施形態)について説明する。
(第1実施形態)
先ず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態における商品サンプル展示装置6を設置した自動販売機1の正面図である。図2乃至図4は、第1実施形態における商品サンプル展示装置6の斜視図である。図2は商品サンプル5Aと商品サンプル展示装置6とが分離した状態を示し、図3は商品サンプル展示装置6において、固定部材62が展示台61に係止されていない状態を示し、図4は2つの商品サンプル5Aが商品サンプル展示装置6に取り付けられた状態を示す。図5は、図2の商品サンプル展示装置6のA-A’断面図である。図6は、図4の商品サンプル展示装置6のB-B’断面図である。図7は、第1実施形態における商品サンプル展示装置6の側面図であり、2つの商品サンプル5Aと商品サンプル展示装置6とが分離した状態を示す。図8は、図6の断面図において固定部材62を設けない状態を示す図である。
以下では、自動販売機1の正面側の方向を「前方」とし、図示しない自動販売機1の正面側とは反対側(背面側)の方向を「後方」とする。また、自動販売機1の水平方向において、「前方」と「後方」を繋ぐ方向を「前後方向」とし、自動販売機1の水平方向において、「前後方向」に垂直な方向を「幅方向」とする。
図1に示すように、自動販売機1の販売機本体2の外扉3には、上下2段の展示室4が設けられている。自動販売機1は、商品として、ジュース、茶、コーヒー、ミネラルウォーター等の飲料を円筒缶、ボトル缶、ペットボトル等の容器に収容してなる飲料商品を販売するものである。展示室4内には、その飲料商品に係る複数の商品サンプル5を展示する商品サンプル展示装置6が設置されている。
具体的に、上段の展示室4内に設置された商品サンプル展示装置6には、商品サンプル5として、ボトル缶の前面側半分を模した2つの商品サンプル5Aと、円筒缶の前面側半分を模した3つの商品サンプル5Bと、ペットボトルの前面側半分を模した3つの商品サンプル5Cとが、自動販売機1の正面から見て左側から順に配列されている。
また、下段の展示室4内に設置された商品サンプル展示装置6には、商品サンプル5として、ペットボトルの前面側半分を模した3つの商品サンプル5Cと、円筒缶の前面側半分を模した3つの商品サンプル5Bと、ボトル缶の前面側半分を模した2つの商品サンプル5Aとが、自動販売機1の正面から見て左側から順に配列されている。
外扉3における各展示室4の前方側には、無色透明の窓7が設けられている。自動販売機1の利用者は、この窓7を透して展示室4内における複数の商品サンプル5を外部から目視することができる。また、外扉3において、窓7の下側には、各商品サンプル5に対応する位置に、商品を選択するための選択ボタン8が設けられている。
展示室4の内部には、光源9(例えば蛍光灯、LED等)が配設されている。光源9は、展示される複数の商品サンプル5に向けて投光する。
外扉3における下段の展示室4よりも下側には、金銭を投入するための金銭投入口10、釣り銭が払い出される払出口11、利用者が購入した商品を取り出すための商品取出口12等が設けられている。
このような自動販売機1が備える商品サンプル展示装置6について説明する。以下の説明では、上段の展示室内4に設置される商品サンプル展示装置6に、ボトル缶の前面側半分を模した2つの商品サンプル5Aを取り付ける例について説明する。しかしながら、商品サンプル展示装置6には、図1に示す商品サンプル5B、5Cも取り付け可能である。
図2に示すように、商品サンプル展示装置6は、展示台61と、展示台61に取り付けられた2つの商品サンプル5Aを展示台61に固定するための固定部材62とを備えている。
展示台61及び固定部材62は、例えば透光性を有するプラスチックにより無色透明に形成されている。なお、商品サンプル展示装置6を形成する材料及び色はこれに限定されず、何れの材料及び色であってもよい。
図2及び図5に示すように、商品サンプル5Aは、縦半分に切断したボトル缶の前面側半分を模した形状を有しており、蓋部51と、首部52と、肩部53と、胴部(展示板部)54と、底部55とから構成される。商品サンプル5Aは、例えばプラスチックによって形成され、実際のボトル缶の前面側半分と同等の大きさ及び色を有している。
商品サンプル5Aにおける胴部54の展示面541には、商品の内容を示す図柄が印刷されているか、または図柄を印刷したラベルが貼付されている(図示せず)。
また、図2及び図5に示すように、商品サンプル5Aの底部55は、挿入部551と、底縁部552とを有する。挿入部551は、半円状の底板部551aと、側部551bとを有する。底板部551a及び底縁部552は、胴部54における展示面541とは反対側の非展示面542側において、胴部54に対して略垂直方向に延びている。
展示台61は、その長手方向(X軸の方向)が自動販売機1の幅方向と略一致し、その短手方向(Y軸の方向)が自動販売機1の前後方向と略一致するように展示室4内に設置される。この展示台61は、複数の商品サンプル5を取り付け可能な略水平方向に延びる取付面611と、展示室4内において取付面611よりも自動販売機1の前方側に位置する台前面612とを有する。
取付面611には、複数の取付孔611aが形成されている。取付孔611aは、商品サンプル5Aの半円状の底板部551aを取り付け可能なように、その底板部551aと同形の半円状に開孔している。
なお、商品サンプル5B、5Cについても商品サンプル5Aの底板部551aと同形の半円状の底板部を有する挿入部を有している(図示せず)。これにより、商品サンプル5B、5Cについても、商品サンプル5Aと同様に、その底板部を取付孔611aに取り付けることができる。
図3に示すように、展示台61の複数の取付孔611aの前後方向(Y軸の方向)における最前部(点Y)と最後部(点Y)との間の距離の中心(点Y)よりも後方側には、取付面611に対して立設する立設部613が設けられている。より具体的に、立設部613は、展示台61の前後方向(Y軸の方向)の後端部、すなわち展示台61における複数の取付孔611aよりも後方側に設けられている。展示台61の立設部613は、取付面611に対して立設する立設片613a及び立設片613bを有し、この立設片613aと立設片613bとによって被係止溝613cを形成している。
固定部材62は、取付孔611aに取り付けられた商品サンプル5Aの底板部551aを取付孔611aに固定するための部材である。図2及び図3に示すように、固定部材62は、固定部621、622が連結部623によって連結された構造を有している。なお、固定部621、622は、同一の構成を有している。そのため、主に固定部621について説明し、固定部622については固定部621の構成に付した符号と同一の符号を付して説明を省略する。
固定部621は、当接片621a及び引掛部621bを有する。当接片621aは、当接部621a-1及び反返り部621a-2を有する。引掛部621bは、係止片621b-1、背部621b-2及び規制爪621b-3を有する。
図2及び図5に示すように、係止片621b-1は、立設部613の被係止溝613cに挿入されることで、被係止溝613cに係止される。被係止溝613cに係止片621b-1が係止された状態で、規制爪621b-3は、立設片613aにおける被係止溝613c側とは反対側に係合する。これにより、固定部621は、立設部613の被係止溝613cに係止された係止片621b-1が被係止溝613cから脱離する方向(Z軸の方向)に移動することを規制爪621b-3によって規制している。
また、図3に示すように、立設片613aにおける被係止溝613cを形成する側の面には、複数の突起部613a-1が形成されている。また、立設片613bにおける被係止溝613cを形成する側の面には、複数の突起部613b-1が形成されている。被係止溝613cに係止された係止片621b-1は、その長手方向(X軸の方向)の両端部が、取付孔611aよりも後方に位置する2つの突起部613a-1に当接される。これにより、被係止溝613cに係止された係止片621b-1は、その長手方向における動きが阻止される。
なお、固定部622の被係止溝613cに係止された係止片621b-1についても、これと同様に、その長手方向(X軸の方向)の両端部が、取付孔611aよりも後方に位置する2つの突起部613a-1に当接されることで、その長手方向における動きが阻止される。
商品サンプル展示装置6では、このように、固定部材62が展示台61に着脱可能である。これにより、商品サンプル展示装置6では、固定部材62が破損した場合に、商品サンプル展示装置6全体でなく、固定部材62のみを新しいものに交換すればよい。その結果、商品サンプル展示装置6では、コストの低減を図ることができる。
また、自動販売機1の展示台61に展示可能な商品サンプルとしては、商品サンプル5A~5Cの他に、商品サンプルを展示台61に固定させるための構造がその商品サンプル自体に設けられているものがある。このような商品サンプルを展示台61に取り付ける場合には、商品サンプル展示装置6において固定部材62は不要である。商品サンプル展示装置6では、固定部材62が展示台61に着脱可能であることにより、展示台61に取り付ける商品サンプルの種類に応じて固定部材62を取り付けるか否かを選択することができる。これにより、商品サンプル展示装置6は、汎用性が高い商品サンプル展示装置を実現することができる。
そして、商品サンプル展示装置6は、展示台61に固定部材62を取り付けるための構造として、取付面611に対して立設する立設部613といった簡易な構造を設けている。このように、商品サンプル展示装置6では、展示台61において固定部材62を取り付けるための複雑な構造を設けないことから、無駄に展示台61の奥行きを伸ばす必要がない。そのため、商品サンプル展示装置6のコンパクト化を図ることができる。そして、商品サンプル展示装置6では、このような簡易な構造の立設部613に対し、その上側から容易に固定部材62を着脱させることができる。
図2及び図5に示すように、固定部621は、係止片621b-1が被係止溝613cに係止された状態で、当接片621aが半円状の取付孔611a内に位置する。また、図5に示すように、当接片621aの当接部621a-1は、取付孔611a内において取付面611よりも低い箇所に位置する。図4に示す商品サンプル5Aを展示台61に取り付けた状態では、図6を用いて後述するように、この当接部621a-1が、取付孔611aに取り付けられた商品サンプル5Aの底板部551aの上面に当接するようになる。
また、図2、図3及び図5に示すように、当接片621aの反返り部621a-2は、当接片621aにおける引掛部621b側とは反対側の端部に形成されている。この反返り部621a-2は、商品サンプル5Aの底板部551aを当接部621a-1の下側にガイドするための形状を有している。具体的に、反返り部621a-2は、図5に示すように、底板部551aを当接部621a-1の下側にガイドする方向(矢印Lの方向)とは逆方向に向けて徐々に高くなるように傾斜している。
図2及び図7に示すように、商品サンプル5Aにおける、ボトル缶を縦半分に切断した際の切口に相当する端部(これを「切口端部」ともいう。)には、突出片56が形成されている。突出片56は、蓋部51、首部52、肩部53、胴部54及び底部55の切口端部において、蓋部51、首部52、肩部53、胴部54及び底部55をそれぞれ構成する面に対し、その面の外側に向けて垂直に延びている。
図2に示すように、展示台61における取付孔611aには、取付面611における長手方向(X軸の方向)と略平行に延びる2つの切欠部611bが形成されている。商品サンプル5Aの突出片56のうち、底縁部552の切口端部から突出する突出片部分56aは取付面611に当接し、挿入部551の側面の切口端部から突出する突出片部分56bは切欠部611bに係合するようになっている。
次に、展示台61に商品サンプル5Aを取り付ける点について述べる。図2及び図5に示すように、商品サンプル5Aの半円状の底板部551aと、展示台61の半円状の取付孔611aとを、互いの形状が合うように対向させる。
そして、図4及び図6に示すように、商品サンプル5Aの挿入部551を取付孔611aに挿入し、固定部621によって商品サンプル5Aの底板部551aを固定する。
商品サンプル5Aの挿入部551を取付孔611aに挿入する際には、図2及び図7に示すように、商品サンプル5Aの挿入部551の側面の切口端部から突出する突出片部分56bを切欠部611bに挿入する。これにより、挿入部551の突出片部分56bが切欠部611bに係合するとともに、底縁部552の突出片部分56aが取付面611に当接する。
固定部621によって商品サンプル5Aの底板部551aを取付孔611aに固定する際には、図6に示すように、商品サンプル5Aの底板部551aの上面(すなわち底板部551aの内面)を当接片621aの反返り部621a-2の下側の斜面に沿わせつつ、図6に示す矢印Lの方向に移動させることで、当接部621a-1を底板部551aの上面に当接させる。これにより、図4及び図6に示すように、商品サンプル5Aの底板部551aが取付孔611aに強固に固定される。
仮に図8に示すように、展示台61に固定部材62を取り付けない状態において、商品サンプル5Aをその展示台61の取付孔611aに取り付けた場合、商品サンプル5Aの底板部551aは、何れの部材によっても固定されない。そのため、展示台61に取り付けられた商品サンプル5Aの取付状態が維持され難くなる。これにより、例えば自動販売機1の外扉3を開けた際の風圧や振動等によって、取付孔611aにおける商品サンプル5Aの取付位置がずれたり、展示台61から商品サンプル5Aが脱落してしまうおそれがある。
これに対し、第1実施形態の商品サンプル展示装置6は、図2及び図3に示すように、展示台61の取付孔611aの前後方向(Y軸の方向)における最前部(点Y)と最後部(点Y)との間の距離の中心(点Y)よりも後方側に係止片621b-1が係止されることによって、固定部材62が強固に取り付けられている。そして、そのように展示台61に強固に取り付けられた固定部材62の当接部621a-1が底板部551aの上面に当接される。これにより、商品サンプル展示装置6は、展示台61に取り付けられた商品サンプル5Aを展示台61に強固に固定することができる。このようにして、商品サンプル展示装置6は、展示台61に取り付けられた商品サンプル5Aの取付状態を確実に維持することができる。
また、第1実施形態の商品サンプル展示装置6は、このように、固定部材62の係止片621b-1が、展示台61の前後方向(Y軸の方向)の後端部に係止されており、展示台61の前後方向(Y軸の方向)の前方側には係止されていない。これにより、商品サンプル展示装置6では、展示台61における固定部材62の係止位置が、展示台61に取り付けられた商品サンプル5Aの前方側ではなく、その商品サンプル5Aよりも後方側であることから、自動販売機1において、商品サンプル5Aの外観性が損なわれることを回避することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図9は、第2実施形態における商品サンプル展示装置700の斜視図であり、固定部材720が展示台710に係止されていない状態を示す図である。
第2実施形態の商品サンプル展示装置700において、第1実施形態の商品サンプル展示装置6と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、商品サンプル展示装置700は、展示台710及び固定部材720を備える。展示台710の前後方向(Y軸の方向)の後端部には、固定部材720を取り付けるための構造として、第1実施形態の立設部613に代えて複数の被係止孔713が設けられている。
この図9に示すように、被係止孔713は、展示台710の取付面711における取付孔611aの前後方向(Y軸の方向)における最前部(点Y)と最後部(点Y)との間の距離の中心(点Y)よりも後方側(取付面711の前後方向(Y軸の方向)の後端部)であって、取付孔611aよりも側方側に設けられている。
固定部材720は、固定部721と固定部722とを連結する連結部723に、係止突部724a、724bが形成された構造を有している。なお、固定部721、722は、同一の構成を有している。そのため、以下では固定部721について説明し、固定部722については固定部721の構成に付した符号と同一の符号を付して説明を省略する。
固定部721は、当接片621a及び引掛部721bを有する。引掛部721bは、連結部端部721b-1と、それに接続された背部721b-2と、規制爪721b-3とを有する。
係止突部724a、724bは、連結部723の長手方向(X軸の方向)における略中央部分に形成されている。そして、この係止突部724a、724bは、連結部723における規制爪721b-3と対向する側に突出するように、連結部723の一部が屈曲することによって形成されている。このような係止突部724a、724bは、その突部先端側から被係止孔713に挿入されることによって、被係止孔713に係止される。
係止突部724a、724bは、被係止孔713に係止された状態において、その先端同士が互いに近接するように撓む。このような係止突部724a、724bと被係止孔713とによって、固定部材720は、展示台710に強固に取り付けられる。
このように、第2実施形態における商品サンプル展示装置700では、展示台710の取付面711における取付孔611aの後方側において、展示台710に固定部材720を取り付けるための構造として、上述の立設部613のような構造を設けていない。商品サンプル展示装置700では、展示台710の展示台710の取付面711の前後方向(Y軸の方向)の中心(点Y)よりも後方側であって取付孔611aよりも側方側に設けられた被係止孔713と、固定部材720の係止突部724a、724bといった簡易な構成によって、展示台710に固定部材720を強固に取り付けることができる。
この商品サンプル展示装置700においても、展示台710において固定部材720を取り付けるための複雑な構造を設けないことから、無駄に展示台710の奥行きを伸ばす必要がない。そのため、商品サンプル展示装置700のコンパクト化を図ることができる。そして、商品サンプル展示装置700においても、このような簡易な構造の被係止孔713に対し、その上側から容易に固定部材720を着脱させることができる。
そして、商品サンプル展示装置700においても、展示台710に強固に取り付けられた固定部材720の当接部621a-1が商品サンプル5Aの底板部551aの上面に当接することで、展示台710に取り付けられた商品サンプル5Aを展示台710に強固に固定することができる。これにより、商品サンプル展示装置700においても、展示台710に取り付けられた商品サンプル5Aの取付状態を確実に維持することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、商品サンプルの底板部の形状、及び、展示台の取付孔の形状は、上述の半円状に限定されず、他の何れの形状であってもよく、例えば略円状、正方形状、長方形状等であってもよい。商品サンプルは、飲料商品の容器の一部を模したものに限定されず、容器の全体を模したものであってもよい。また、商品サンプルの底板部の形状と展示台の取付孔の形状とは同一であっても、異なっていてもよい。
また、展示台における商品サンプルの底板部を取り付け可能な取付部の形状は、上述の取付孔611aのような開孔状のものに限定されず、他の何れの形状であってもよい。例えば商品サンプルの底板部の形状が、商品サンプルの内面側に突出する凸状であり、展示台の取付部の形状が、その商品サンプルの底板部の形状と同じ凸状であってもよい。この場合、商品サンプルの底板部と展示台の取付部とが係合した状態で、固定部材の当接部が商品サンプルの凸状の底板部上に当接される。
また、固定部材は、上述のように、展示台の上側に取り付けるものに限定されず、例えば展示台の取付面の下側に取り付けるものであってもよい。
また、商品サンプル展示装置に展示可能な商品サンプルは、飲料商品の容器の一部又は全体を模したものに限定されず、例えば菓子、健康食品等の食品商品の容器(例えば、箱、カップ等)の一部又は全体を模したものであってもよい。
1 自動販売機、2 販売機本体、3 外扉、4 展示室、5,5A,5B,5C 商品サンプル、6,700 商品サンプル展示装置、7 窓、8 選択ボタン、9 光源、10 金銭投入口、11 払出口、12 商品取出口、51 蓋部、52 首部、53 肩部、54 胴部、55 底部、56 突出片、61,710 展示台、62,720 固定部材、541 展示面、542 非展示面、551 挿入部、551a 底板部、551b 側部、552 底縁部、611,711 取付面、611a 取付孔、612 台前面、613 立設部、613a,613b 立設片、613a-1,613b-1 突起部 621,622,721,722 固定部、621a 当接片、621a-1 当接部、621a-2 反返り部、621b,721b 引掛部、621b-1 係止片、621b-2,721b-2 背部、621b-3,721b-3 規制爪、623,723 連結部、713 被係止孔、721b-1 連結部端部、724a,724b 係止突部

Claims (4)

  1. 展示面を有する展示板部と、前記展示板部の前記展示面側とは反対の面側において前記展示板部に対して略垂直方向に延びる底板部とを有する商品サンプルを展示する、自動販売機の商品サンプル展示装置であって、
    前記商品サンプルの前記底板部を取り付け可能な取付部が形成された略水平方向に延びる取付面を有する展示台と、
    前記取付部に取り付けられた前記商品サンプルを前記取付部に固定する固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材は、前記取付部に取り付けられた前記商品サンプルの底板部の上面に当接する当接片と、前記展示台に係止される係止部とを有し、前記展示台に対して上方から着脱可能であり、前記展示台における前記取付部の前後方向の中心よりも後方側のみに接触し、
    前記係止部は、前記展示台における前記取付部の前後方向の中心よりも後方側であって、前記取付面における前記取付部よりも側方側に設けられた被係止部に係止される
    ことを特徴とする商品サンプル展示装置。
  2. 前記固定部材は、前記展示台の前後方向の後端部に係止される
    ことを特徴とする請求項に記載の商品サンプル展示装置。
  3. 前記固定部材は、前記展示台に係止された前記係止部が前記展示台から脱離する方向に移動することを規制する規制爪を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の商品サンプル展示装置。
  4. 前記係止部が前記展示台に係止される状態において、前記規制爪は、前記展示台における前記係止部が係止される側とは反対側に係合する
    ことを特徴とする請求項に記載の商品サンプル展示装置。
JP2019153975A 2019-08-26 2019-08-26 商品サンプル展示装置 Active JP7365162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019153975A JP7365162B2 (ja) 2019-08-26 2019-08-26 商品サンプル展示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019153975A JP7365162B2 (ja) 2019-08-26 2019-08-26 商品サンプル展示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021033703A JP2021033703A (ja) 2021-03-01
JP7365162B2 true JP7365162B2 (ja) 2023-10-19

Family

ID=74678790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019153975A Active JP7365162B2 (ja) 2019-08-26 2019-08-26 商品サンプル展示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7365162B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3099143U (ja) 2003-07-09 2004-03-25 株式会社ゴーキ 自動販売機のハーフダミー体用アダプター
JP2006163856A (ja) 2004-12-08 2006-06-22 Kyodo Seisaku:Kk 自動販売機用商品見本取付補助具
JP2017073025A (ja) 2015-10-08 2017-04-13 中井銘鈑株式会社 商品見本展示台
WO2019058746A1 (ja) 2017-09-21 2019-03-28 富士電機株式会社 自動販売機の商品見本展示装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3099143U (ja) 2003-07-09 2004-03-25 株式会社ゴーキ 自動販売機のハーフダミー体用アダプター
JP2006163856A (ja) 2004-12-08 2006-06-22 Kyodo Seisaku:Kk 自動販売機用商品見本取付補助具
JP2017073025A (ja) 2015-10-08 2017-04-13 中井銘鈑株式会社 商品見本展示台
WO2019058746A1 (ja) 2017-09-21 2019-03-28 富士電機株式会社 自動販売機の商品見本展示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021033703A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4574947A (en) Dispensing container with display compartment
JP2012113340A (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP4592651B2 (ja) 自動販売機用化粧板
JP7365162B2 (ja) 商品サンプル展示装置
JP2005292939A (ja) 自動販売機
US5322159A (en) Hanging display improvement for nesting containers
CN111448593B (zh) 自动售货机的商品样品展示装置
JP6406964B2 (ja) 陳列台
CN203870721U (zh) 自动售货机
JP5729214B2 (ja) 商品見本展示用アタッチメント、及び自動販売機の商品見本展示装置
JP4410049B2 (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP6146145B2 (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP5954111B2 (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP2006209307A (ja) 自動販売機用商品見本体
JP5056392B2 (ja) 商品展示装置
JP4876994B2 (ja) 商品展示用アタッチメント、及び自動販売機の商品見本展示装置
CN104778786B (zh) 自动售货机的商品样品展示装置
JP2008307278A (ja) 商品陳列ユニット及び商品陳列装置
JP5780031B2 (ja) 商品見本展示用アタッチメント、及び自動販売機の商品見本展示装置
JP2011181059A (ja) 自動販売機の商品見本展示装置
JP4380351B2 (ja) 自動販売機の商品サンプル展示装置
JP2924260B2 (ja) カップ式自動販売機
KR20090012568U (ko) 물품 진열대의 라벨 홀더
JP5780037B2 (ja) 商品見本展示用アタッチメント、及び自動販売機の商品見本展示装置
JP3087247U (ja) 展示見本のラベル保持枠

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220801

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20221019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7365162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150