JP3087247U - 展示見本のラベル保持枠 - Google Patents

展示見本のラベル保持枠

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JP3087247U
JP3087247U JP2002000085U JP2002000085U JP3087247U JP 3087247 U JP3087247 U JP 3087247U JP 2002000085 U JP2002000085 U JP 2002000085U JP 2002000085 U JP2002000085 U JP 2002000085U JP 3087247 U JP3087247 U JP 3087247U
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將彦 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定の商品のみに用途が限定されず、様々なサ
イズを有する商品と略対応するサイズに簡単且つ容易に
組付けることができる展示見本のラベル保持枠を提供す
る。 【解決手段】ラベル保持枠8を構成する上部枠体9に形
成した支持板14の突起20a,20bを、連結板11
の孔部21a,21b,21cに対して差込み固定し、
下部枠体10に形成した支持板17の突起22a,22
bを、連結板11の孔部23a,23b,23cに対し
て差込み固定し、ラベル保持枠8全長を商品と略対応す
るサイズに組付けた後、表示ラベル12を、上部枠体9
のラベル保持部13と表示ラベル12のラベル保持部1
3との間に装填して湾曲した状態に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば飲み物が封入された金属製やガラス製、合成樹脂製の容器 、或いは、タバコや玩具、食品等の商品を販売する自動販売機に於いて、その商 品の選択や宣伝を目的とするために陳列される展示見本のラベル保持枠に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の商品と酷似するラベル(ダミー缶)を保持するホルダーとして は、例えば上蓋部の背面部と下蓋部の背面部とを重ね合わせ、上蓋部の背面部に 形成した突起体を、下蓋部の背面部に形成した嵌合穴に圧入係合して連結固定す る。この後、ダミー缶の内周面を上蓋部及び下蓋部の受け面に合わせて、下蓋部 の背面部外面に重ね合わされたダミー缶の両側縁部を、その背面部に固定される 押え板で挟持する自動販売機用ダミー缶ホルダー(実用新案登録第305633 6号公報)がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のダミー缶ホルダーは、上蓋部の背面部と下蓋部の背面部とを互 に重ね合わせて連結するので、上下背面部及び押さえ板の重ね合わせ位置と、そ の重ね合わせ部分に形成される突起体及び嵌合孔の位置合わせが難しく、組付け 作業に手間及び時間が掛かる。且つ、上下背面部の大きさや形状が異なり、上下 背面部を成形する金型を共通して使用することができないため、一つのダミー缶 ホルダーに要する製作費及び金型費が高くなるという問題点を有している。
【0004】 この考案は上記問題に鑑み、上部枠体の支持板と下部枠体の支持板との対向端 部を連結板で連結固定することにより、特定の商品のみに用途が限定されず、様 々なサイズを有する商品と略対応するサイズに簡単且つ容易に組付けることがで きる展示見本のラベル保持枠の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、商品と酷似する表示ラベルを、該商品と略対応する曲率半径に湾 曲した状態に保持する展示見本のラベル保持枠であって、上記ラベル保持枠を、 上記表示ラベルの上縁部を保持する上部枠体と、該表示ラベルの下縁部を保持す る下部枠体とに分割すると共に、上記上部枠体の後縁部に垂下した支持板と、上 記下部枠体の後縁部に起立した支持板との対向端部を連結板により略鉛直方向に 連結固定した展示見本のラベル保持枠であることを特徴とする。
【0006】 上述の商品は、例えば飲み物が封入された容器、タバコ、玩具、食品等で構成 することができる。また、凹部を、例えば孔部や溝部等で構成し、凸部を、例え ば突起や爪部等で構成することができる。つまり、ラベル保持枠を構成する上部 枠体の支持板と下部枠体の支持板との対向端部を連結板により略鉛直方向に連結 固定して、ラベル保持枠全長を商品と略対応するサイズに組付けた後、表示ラベ ルを、上部枠体と下部枠体との間に装填して湾曲した状態に保持する。
【0007】 実施の形態として、上記支持板と連結板との対向面に、互いに係止される凹部 と凸部とを複数設けることができる。また、上記凹部と凸部とを、上記支持板と 連結板との対向面に沿って左右方向及び上下方向に対して所定間隔に隔てて複数 設けることができる。また、上記凹部と凸部とを、互に係止したとき引抜き不可 に係止固定される形状に形成することができる。また、上記連結板を、上記支持 板と略合致する形状に形成すると共に、該連結板の両側縁部を支持板の両側縁部 に対して係止され方向に折り曲げ形成することができる。
【0008】
【作用及び効果】
この考案によれば、上部枠体の支持板と下部枠体の支持板との対向端部を連結 板で連結固定して、ラベル保持枠全長を商品と略対応するサイズに組付けるので 、従来例のダミー缶ホルダーに比べて構造が極めて簡単であり、凹部と凸部との 係止位置を変更したり、連結板を、上下枠体を商品と略対応するサイズに連結す る長さに形成した連結板に交換するだけで、ラベル保持枠全長を、様々なサイズ を有する商品と略対応するサイズに簡単且つ容易に組付けることができる。
【0009】 且つ、表示ラベルのみを商品と略対応するサイズに交換するので、上下枠体及 び連結板と、成形用の金型とを共通して使用することができ、ラベル保持枠をサ イズ別に製作及び準備する必要がなく、商品の種類及びサイズに対応した表示ラ ベルを複数製作するだけで済むため、一つのラベル保持枠に要する製作費及び金 型費の低減を図ることができる。
【0010】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
【0011】 図面は自動販売機により販売される商品に略対応して、表示ラベルのサイズや 表示内容を変更するときに用いられる展示見本のラベル保持枠を示し、図10に 於いて、この展示見本7は、自動販売機1により販売される大中小の商品(例え ば缶商品)と略酷似する外観及び意匠に形成され、販売機の上部前面に設けられ た展示部2に複数陳列される。
【0012】 上述の展示部2内に形成した展示面3には、図7にも示すように、展示面3に 陳列される展示見本7の陳列数に略対応して、略丸形状の開口部4を所定間隔に 隔てて複数形成している。その展示部2の内部には、光源5(例えば蛍光灯)を 展示面3の開口部4と対向して配設している。且つ、光源5は、展示見本7が立 体的に発光され、シート状の表示ラベル12に印刷した意匠(例えば商標、文字 、模様、図柄等)を明瞭に表示するのに必要な光量を投光する。また、上述の光 源5に代わる照光手段の他の例として、例えば白熱灯、照光ランプ、発光素子又 はその他の投光機能を備えた照明機器等を用いてもよい。
【0013】 上述の缶型商品に代わる他の例として、例えばプラスチック製容器(ペットボ トル)やガラス製容器(瓶)等の商品と酷似する展示見本7を陳列してもよく、 また、展示見本7を、任意の展示部(例えば机、棚、陳列ケース等)に単独で陳 列してもよい。
【0014】 前述の展示見本7は、図2、図3、図4にも示すように、後面側を残して、前 面側及び両側面が開口された略半円筒状を有する小径サイズのラベル保持枠8と 、その前面側内周(又は前面側外周)に保持されるフィルム状又はシート状の表 示ラベル12とで構成される。なお、ラベル保持枠8及び表示ラベル12は、例 えばポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリカー ボネード、アクリル等のプラスチックで形成している。
【0015】 上述のラベル保持枠8は、上下に分割された上部枠体9及び下部枠体10と、 その上部枠体9と下部枠体10とを、商品と略対応するサイズに連結する平面か ら見て略門形状(又は略台形状、略馬蹄形状)に形成した連結板11とで構成さ れ、例えば略160mlサイズ、略190mlサイズ、略250mlサイズ等の内容量 の小さい商品と略対応するサイズに連結固定される。実施例では、ラベル保持枠 8を、プラスチックにより不透明又は半透明(或いは透明)に形成するが、例え ば金属や木等、ガラス、セラミックスの材質で形成してもよい。
【0016】 上述の上部枠体9は、商品の上部(プルトップ側)と略対応する形状に形成さ れ、その上部枠体9上部に、表示ラベル12の上端側縁部を所定の曲率半径に保 持(又は矯正)するラベル保持部13を形成している。且つ、ラベル保持部13 の前側縁部に、上方から見て略半円形状(又は略円弧状)で、表示ラベル12を 所定の曲率半径に湾曲した状態に挿入ガイドする孔部13aを形成している。
【0017】 なお、孔部13aは、表示ラベル12を上下方向に対して差込み及び抜取りが 許容される溝幅で、上面側開口部から下面側開口部に向けて徐々に狭くなる形状 (テーパ形状)に形成され、その内周縁部には、表示ラベル12の上縁部が抜止 め又は係止される段部13b(抜止め部)を円周方向に連続(又は部分的)して 形成している。
【0018】 且つ、ラベル保持部13の下面側後縁部に、商品の後側周面と略対応する形状 で、連結板11の上端側に対して連結固定される上方から見て略円弧状の支持板 14を略垂直方向に形成すると共に、支持板14の内側両縁部に、表示ラベル1 2の両側端部が係止されるガイド部15を、上述の孔部13aの両端部から下方 に向けて、孔部13aの両端部間と略対応する左右間隔に隔てて上下方向に連続 (又は部分的)に形成している。
【0019】 且つ、連結板11の上端側正面に対して重合される支持片14aを、支持板1 4の下端側中央部に垂下形成し、連結板11の上端側正面に形成した左右の孔部 21a,21b,21cに対して係止される突起20a,20bを、孔部21a ,21b又は21b,21cに対して係止される所定の左右間隔及び上下間隔に 隔てて連結板11の下端側正面と対向する支持片14aの背面側に形成している 。
【0020】 前述の下部枠体10は、商品の下部(底部側)と略対応する形状に形成され、 その下部枠体10下部に、表示ラベル12の下縁部を所定の曲率半径に保持(又 は矯正)するラベル保持部16を形成している。且つ、ラベル保持部16の上面 側後縁部に、商品の後側周面と略対応する形状で、連結板11の下端側に対して 連結固定される上方から見て略円弧状の支持板17を略鉛直方向に形成すると共 に、支持板17の内側両縁部に、表示ラベル12の両側端部が係止されるガイド 部18を、上述の孔部13aの両端部間と略対応する左右間隔に隔てて上下方向 に連続(又は部分的)して形成している。
【0021】 且つ、連結板11の下端側正面に対して重合される支持片17aを、支持板1 7の上端側中央部に起立形成し、連結板11の下端側正面に形成した左右の孔部 23a,23b,23cに対して係止される突起22a,22bを、孔部23a ,23b又は23b,23cに対して係止される所定の左右間隔及び上下間隔に 隔てて連結板11の下端側正面と対向する支持片17aの背面側に形成している 。なお、上述の孔部21a〜21c及び23a〜23cを支持板14a,17a に形成し、突起20a,20b及び22a,22bを連結板11に形成してもよ い。また、突起20a,20b及び22a,22bと、孔部21a〜21c及び 23a〜23cとの数を変更してもよい。
【0022】 前述の突起20a,20b及び22a,22bの先端部は、孔部21a〜21 c及び23a〜23cに対して引抜き不可に差込み固定される外径又は段付き形 状(例えば楔形状)に形成している。また、突起20a,20b及び22a,2 2bの差込み側先端部を、孔部21a〜21c及び23a〜23cに対して差込 みが許容される緊縮状態と、引抜き不可に差込み固定される拡張状態とに弾性変 位可能な先割れ状態に形成してもよい。
【0023】 一方、孔部21a〜21c及び23a〜23cの差込み側は、差込み方向に対 して徐々に小径となる形状に形成され、孔部21a〜21c及び23a〜23c の内周面は、突起20a,20b及び22a,22bが引抜き不可に係止される 内径又は段付き形状に形成している。
【0024】 なお、ラベル保持部13に形成した孔部13aと、ラベル保持部16の前側縁 部に形成した略半円形状(又は略円弧状)の溝部16aとは、表示ラベル12の 上下縁部を所定の曲率半径に湾曲した状態(シリンドリカル状)に矯正及び保持 し、溝部16aに沿って円周方向に対して所定間隔に隔てて形成した支持片16 bは、表示ラベル12の下縁部を湾曲した状態に差込みガイド及び保持する。
【0025】 また、表示ラベル12を湾曲した状態に保持する他の方法として、例えば支持 板14,17の内側両縁部に形成した弾性片で表示ラベル12の両側縁部を押圧 したり、支持板14,17の内側両縁部に形成した突起を表示ラベル12の両側 縁部に係止する等して保持してもよい。
【0026】 前述の連結板11は、上述の支持板14,17背面と略合致する形状に形成さ れ、連結板11の両側縁部を支持板14,17の両側縁部に対して係止される方 向に折り曲げ形成している。且つ、支持板14の突起20a,20bが差込み固 定される孔部21a〜21cを、支持板14背面と対向して上端側正面に形成し 、支持板17の突起22a,22bが差込み固定される孔部23a〜23cを、 支持板17背面と対向する下端側正面に形成している。
【0027】 前述の表示ラベル12は、透光性を有するプラスチックにより透明又は半透明 に形成され、商品の外周面と略対応する曲率半径に湾曲可能な材質又は厚みに形 成すると共に、その表示面に、商品と略同一の色彩、模様、文字等の意匠を印刷 又は形成している。且つ、例えば略160mlサイズ、略190mlサイズ、略25 0mlサイズ等の曲率半径の小さい表示ラベル12で構成され、これら複数サイズ の表示ラベル12の中から、販売される商品と略対応するサイズの表示ラベル1 2を選択して使用する。また、内容量の大きい商品と略対応する大径サイズのラ ベル保持枠8には、例えば略280mlサイズ、略340mlサイズ、略500mlサ イズ等の曲率半径の大きい表示ラベル12の中から選択して使用する。
【0028】 前述のラベル保持部16の下面側中央部には、図7にも示すように、光源5か らの光を導光する採光窓25を前述の開口部4と対向して形成している。この採 光窓25は、開口部4よりも小径で、展示見本7の内部空間に対して光源Bの光 が導光される大きさ及び形状に形成している。
【0029】 且つ、採光窓25の下面側周縁部に、開口部4の裏面側周縁部よりも下方に所 定長さ突出される筒状部26を、展示部2の開口部4に対して略垂直に差込み可 能に形成し、筒状部26の対向周縁部に、開口部4の裏面側周縁部に対して係止 される支持部27を、開口部4の対向周縁部に形成した切欠き部4aに対して差 込み可能に形成している。
【0030】 且つ、支持部27の上位側に、開口部4の内周縁部に対して圧接される凸状の 突起28を形成している。突起28は、開口部4の内周縁部に圧接したときに生 じる接触抵抗により、ラベル保持枠8を、表示ラベル3側が前向きとなる状態に 回り止めする。また、突起28を、開口部4の周縁部に形成した凹部や溝部に係 止したり、その内周縁部に食い込ませる等して所望角度又は段階的に回り止めし てもよい。
【0031】 図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、展示見本7を構成するラ ベル保持枠8の組付け方法及び表示ラベル12の保持方法を説明する。
【0032】 先ず、図1、図2、図4に示すように、ラベル保持枠8を、略160mlサイズ の商品と略対応する寸法に組付ける場合、上部枠体9に形成した支持板14の支 持片14a背面と連結板11の上端側正面とを対向して、支持片14aの突起2 0a,20bを、連結板11の孔部21a,21bに対して引抜き不可に差込み 固定する。且つ、下部枠体10に形成した支持板17の支持片17a背面と連結 板11の下端側正面とを対向して、支持片17aの突起22a,22bを、連結 板11の孔部23a,23bに対して引抜き不可に差込み固定する。
【0033】 且つ、上部枠体9の支持板14と下部枠体10の支持板17とを連結板11に より略鉛直方向に連結固定すると共に、連結板11の両側縁部を支持片14,1 7の両側縁部に係止して、支持片14,17を略真っ直ぐに連結した状態に支持 し、上部枠体9と下部枠体10とを、略160mlサイズの表示ラベル12を保持 するサイズに連結固定する。或いは、連結板11を、上部枠体9と下部枠体10 とを所定サイズに連結する長さに形成した連結板11に交換してもよい。
【0034】 この後、略160mlサイズの表示ラベル12を、上部枠体9のラベル保持部1 3に形成した孔部13aから挿入し、表示ラベル12の上縁部をラベル保持部1 3の内周縁部に係止し、下縁部をラベル保持部16の内周縁部に係止して、所定 の曲率半径に湾曲した状態に矯正及び保持する。或いは、表示ラベル12を、上 部枠体9のラベル保持部13と下部枠体10のラベル保持部16との間に対して 正面側から装填及び保持してもよい。
【0035】 また、ラベル保持枠8を、略190mlサイズの商品と略対応する寸法に組付け る場合、図5に示すように、支持片14aの突起20a,20bを、連結板11 の孔部21b,21cに差込み固定し、支持片17aの突起22a,22bを、 連結板11の孔部23b,23cに差込み固定して、上部枠体9と下部枠体10 とを、略190mlサイズの表示ラベル12を保持するサイズに連結固定した後、 上述と同様にして、略190mlサイズの表示ラベル12を、上部枠体9のラベル 保持部13と表示ラベル12のラベル保持部13とで湾曲した状態に保持する。
【0036】 また、ラベル保持枠8を、略250mlサイズの商品と略対応する寸法に組付け る場合、図6に示すように、支持片14aの突起20aを、連結板11の孔部2 1cに差込み固定し、支持片17aの突起22aを、連結板11の孔部23cに 差込み固定して、上部枠体9と下部枠体10とを、略250mlサイズの表示ラベ ル12を保持するサイズに連結固定した後、上述と同様にして、略250mlサイ ズの表示ラベル12を、上部枠体9のラベル保持部13と表示ラベル12のラベ ル保持部13とで湾曲した状態に保持する。
【0037】 上述のように組付けられたラベル保持枠8を、自動販売機1を管理する会社や 展示見本7を取り扱う会社、業者等に納品又は出荷した後、表示ラベル12が装 填及び保持された展示見本7を、図7及び図10に示すように、自動販売機1の 展示部2に対して複数陳列する。また、組付け前のラベル保持枠8を納品又は出 荷してもよい。
【0038】 以上のように、ラベル保持枠8を構成する上部枠体9に形成した支持板14の 突起20a,20bを、連結板11の孔部21a〜21cに差込み固定し、下部 枠体10に形成した支持板17の突起22a,22bを、連結板11の孔部23 a〜23cに差込み固定して組付けるので、従来例のダミー缶ホルダーに比べて 構造が極めて簡単であり、突起20a,20b及び22a,22bと、孔部21 a〜21c及び23a〜23cとの差込み位置を変更したり、連結板11を、上 部枠体9と下部枠体10とを商品と略対応するサイズに連結する長さに形成した 連結板11に交換するだけで、ラベル保持枠8全長を、様々なサイズを有する商 品と略対応するサイズに簡単且つ容易に組付けることができる。
【0039】 且つ、表示ラベル12のみを商品と略対応するサイズに交換するので、上部枠 体9と、下部枠体10と、連結板11と、ラベル保持枠8を成形する金型とを共 通して使用することができ、ラベル保持枠8をサイズ別に複数製作する必要が無 く、保管及び取扱いが容易に行える。且つ、商品の種類及びサイズに対応した表 示ラベル12を複数製作するだけで済み、一つのラベル保持枠8に要する製作費 及び金型費の低減を図ることができる。
【0040】 なお、展示見本7のラベル保持枠8を、例えば略280mlサイズ、略340ml サイズ、略500mlサイズ等の内容量の大きい商品と略対応するサイズに連結固 定する場合、上述と同様にして、大径サイズに形成したラベル保持枠8の上部枠 体9と下部枠体10とを、所定サイズの表示ラベル12を保持するサイズに連結 固定した後、その表示ラベル12を、上部枠体9のラベル保持部13と表示ラベ ル12のラベル保持部13とで湾曲した状態に保持するので、上述の実施形態と 略同等の作用及び効果を奏することができる。
【0041】 図8は、展示見本7のを構成する枠体9,10の他の固定構造を示し、ラベル 保持枠8を前後に傾けて、採光窓25の下面側後縁部に形成した係止爪30を、 展示部2の展示面3に形成した開口部4の後側内周縁部に係止し、下面側前縁部 に形成した係止爪31を、開口部4の前側内周縁部に係止する。係止爪31の両 側部に形成した略円弧状の突起32を、開口部4の内周縁部に係止し、両側縁部 に形成した凸部33を、開口部4の両側縁部に形成した切欠き部4aに係止して 回り止めするので、上述の実施例と略同様に、展示見本7を着脱可能に固定する ことができる。
【0042】 図9は、展示見本7のその他の固定構造を示し、ラベル保持枠8を構成する下 部枠体10のラベル保持部16に形成した筒状部35を、展示面3に形成した開 口部4に差込み、筒状部35の対向縁部に形成した係止部36を、開口部4の対 向縁部に形成した切欠き部4aに挿入し、その係止部36近傍に形成した支持片 37を、開口部4の内周縁部に当接して筒状部35中心に向けて変位又は可撓す る。ラベル保持枠8を水平回動して、係止部36を切欠き部4aの一端に係止し 、支持片37をその復元力により切欠き部4aの他端に係止して回り止めするの で、前述の実施例と略同様に、展示見本7を着脱可能に固定することができる。
【0043】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の凹部は、実施例の孔部21a〜21c及び23a〜23cに対応し 、 以下同様に、 凸部は、突起20a,20b及び22a,22bに対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0044】 上述したラベル保持枠8の構成は、例えばプラスチック製容器(ペットボトル )やガラス製容器(瓶)、タバコ、玩具等の商品と酷似する展示見本7のラベル 保持枠8にも適用することができる。また、展示見本7を、任意の展示部(例え ば机、棚、陳列ケース等)に単独で陳列してもよい。
【0045】 さらに、ラベル保持枠8の他の固定方法として、例えば筒状部26を開口部4 に挿し込んだり、マグネットや面ファスナー、両面粘着テープ、ネジ、ボルト等 の固定手段で固定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 展示見本を構成するラベル保持枠の連結方法
を示す斜視図。
【図2】 ラベル保持枠の上下枠体を連結した状態を示
す正面図
【図3】 ラベル保持枠による表示ラベルの保持状態を
示す横断平面図。
【図4】 160mlサイズに連結したラベル保持枠を示
す縦断側面図。
【図5】 190mlサイズに連結したラベル保持枠を示
す縦断側面図。
【図6】 250mlサイズに連結したラベル保持枠を示
す縦断側面図。
【図7】 ラベル保持枠の固定構造を示す底面側斜視
図。
【図8】 ラベル保持枠の他の固定構造を示す底面側斜
視図。
【図9】 ラベル保持枠のその他の固定構造を示す底面
側斜視図。
【図10】 展示見本を陳列した自動販売機を示す正面
図。
【符号の説明】
7…展示見本 8…ラベル保持枠 9…上部枠体 10…下部枠体 11…連結板 12…表示ラベル 13,16…ラベル保持部 14,17…支持板 14a,17a…支持片 20a,20b…突起 21a〜21c…孔部 22a,22b…突起 23a〜23c…孔部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品と酷似する表示ラベルを、該商品と略
    対応する曲率半径に湾曲した状態に保持する展示見本の
    ラベル保持枠であって、上記ラベル保持枠を、上記表示
    ラベルの上縁部を保持する上部枠体と、該表示ラベルの
    下縁部を保持する下部枠体とに分割すると共に、上記上
    部枠体の後縁部に垂下した支持板と上記下部枠体の後縁
    部に起立した支持板との対向端部を連結板により略鉛直
    方向に連結固定した展示見本のラベル保持枠。
  2. 【請求項2】上記支持板と連結板との対向面に、互いに
    係止される凹部と凸部とを複数設けた請求項1記載の展
    示見本のラベル保持枠。
  3. 【請求項3】上記凹部と凸部とを、上記支持板と連結板
    との対向面に沿って左右方向及び上下方向に対して所定
    間隔に隔てて複数設けた請求項2記載の展示見本のラベ
    ル保持枠。
  4. 【請求項4】上記凹部と凸部とを、互に係止したとき引
    抜き不可に差込み固定される形状に形成した請求項2又
    は3記載の展示見本のラベル保持枠。
  5. 【請求項5】上記連結板を、上記支持板外面と略合致す
    る形状に形成すると共に、該連結板の両側縁部を支持板
    の両側縁部に対して係止され方向に折り曲げ形成した請
    求項1記載の展示見本のラベル保持枠。
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