JP3010780U - 展示用見本 - Google Patents

展示用見本

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JP3010780U
JP3010780U JP1994014661U JP1466194U JP3010780U JP 3010780 U JP3010780 U JP 3010780U JP 1994014661 U JP1994014661 U JP 1994014661U JP 1466194 U JP1466194 U JP 1466194U JP 3010780 U JP3010780 U JP 3010780U
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將彦 中井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】商品と同一又は同等の立体感が得られ、製作コ
ストの低減を図ることのできる展示用見本を提供する。 【構成】缶商品の半円筒周面と対応する形状にフィルム
状の見本体を湾曲した後、展示パネルの垂直展示面に形
成した光導入口を覆い隠すようにして、同光導入口の前
面側に固定した透光板の各差込み溝に見本体の各差込み
片を上側又は前側から差込み固定する。この後、半円筒
形状を有する展示用見本の上端側開口部又は両端側開口
部に見本矯正板を嵌込み固定することで、缶商品の半円
筒周面と対応する同一曲率半径に展示用見本が矯正さ
れ、缶商品と同等の立体感を醸し出すことができ、実物
の缶商品を陳列したときと同等のディスプレー効果が得
られる。且つ、従来例のように円筒形状の展示用見本を
製作するよりも、半円形状の展示用見本を製作する方が
安価であり、製作コストの低減を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、清涼飲料水、炭酸飲料水、ビール、コーヒ、お茶等の飲 み物を販売する自動販売機に於いて、飲み物が充填された缶商品や瓶商品の選択 するために陳列される展示用見本に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のような缶商品を販売する自動販売機の展示用見本としては、例 えば、販売機本体を構成する展示部の中央底面部に配設した展示パネルの水平展 示面に、缶商品の周面形状と対応する大きさ及び形状に形成した円筒形状の展示 用見本を嵌込み固定して陳列する第1従来例の展示用見本(実開平2−6382 号公報)がある。又は、展示部の中央正面部に配設した展示パネルの垂直展示面 に、缶商品の半周面形状と対応する大きさ及び形状に形成した半円筒形状の展示 用見本を嵌込み固定して陳列する第2従来例の展示用見本(実開平2−3527 3号公報)がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のように自動販売機の展示部に陳列された展示用見本と同じ缶商 品を購入する場合、展示部に陳列された各展示用見本の色彩、模様、文字等を購 入者が視認して、その各展示用見本の中から購入する缶商品を選択するので、例 えば、缶商品の半周面形状と対応する大きさ及び形状に形成した半円筒形状の展 示用見本を陳列するだけで目的が達せられるが、第1従来例の展示用見本は、円 筒形状を有する缶商品の周面形状と対応する大きさ及び形状に展示用見本を形成 しなければならず、一つの展示用見本を製作するのに手間及び時間が掛かるだけ でなく、単位個数当たり製作コストが高価となる問題点を有している。
【0004】 一方、第2従来例の展示用見本は、展示パネルと展示用見本との対向面に形成 した嵌込み部分の形状及び構造が複雑であるため、商品交換時に於いて、展示パ ネルと展示用見本とを正確に嵌め合わせることが難しく、展示用見本の取付け作 業及び取外し作業に手間が掛かる。且つ、半円筒形状に展示用見本を一体成形し た場合、成形時に於いて展示用見本に歪みや変形が生じやすく、所定形状に一体 成形することが困難である。また、相互の嵌込み構造が複雑になると、展示用見 本自体の一体成形が技術的に難しくなり、製作コストが高価となる問題点を有し ている。
【0005】 この考案は上記問題に鑑み、展示部を構成する展示パネルに商品の半円筒周面 と対応する形状にフィルム状の見本体を湾曲して取付けることにより、商品と同 等の立体感を醸し出すことができ、展示用見本の取付け作業及び取外し作業が容 易に行えると共に、製作コストの低減を図ることができる展示用見本の提供を目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、上記展示パネルの展示面にフィルム状の見本体を差込 むための各差込み溝を2本平行して形成し、上記商品の半円筒周面と対応する形 状にフィルム状の見本体を湾曲して、該見本体の両側縁部を上記展示パネルに形 成した各差込み溝に差込み固定した展示用見本であることを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の構成と併せて、上記展示パネルの 展示面に差込み固定した見本体の一端側開口部に、上記商品の半円筒周面と対応 する大きさに形成した半円形状の見本矯正体を嵌込み固定した展示用見本である ことを特徴とする。
【0008】 請求項3記載の考案は、上記請求項1記載の構成と併せて、上記展示パネルの 展示面に差込み固定した見本体の両端側開口部に、上記商品の半円筒周面と対応 する大きさに形成した半円形状の各見本矯正体を嵌込み固定した展示用見本であ ることを特徴とする。
【0009】 請求項4記載の考案は、上記請求項2記載又は請求項3記載の構成と併せて、 上記見本矯正板の一側面に上記曲率半径の小さい見本体の一端側開口部と嵌合す る嵌込み部を形成し、該見本矯正板の他側面に上記曲率半径の大きい見本体の一 端側開口部と嵌合する嵌込み部を形成した展示用見本であることを特徴とする。
【0010】 請求項5記載の考案は、上記請求項2記載又は請求項3記載の構成と併せて、 上記見本矯正板の一側面に上記見本体の曲率半径に対応して大きさの異なる複数 の各嵌込み部を形成した展示用見本であることを特徴とする。
【0011】 請求項6記載の考案は、上記請求項2記載又は請求項3記載の構成と併せて、 上記見本矯正板の嵌込み側両端部に上記見本体の開口側周縁部に対して係止され る各矯正片を形成した展示用見本であることを特徴とする。
【0012】 請求項7記載の考案は、上記請求項2記載又は請求項3記載の構成と併せて、 上記見本矯正板を、上記曲率半径の小さい見本体の一端側開口部と嵌合する小径 矯正板を形成すると共に、上記板本体の外周縁部に上記曲率半径の大きい見本体 の一端側開口部と嵌合する大径矯正枠を回動可能に枢着して構成した展示用見本 であることを特徴とする。
【0013】
【作用】
請求項1記載の展示用見本は、例えば、自動販売機により販売される缶や瓶等 の商品の半円筒周面と対応する形状に、同商品と同一の色彩、模様、文字等を施 したフィルム状の見本体を湾曲すると共に、展示パネルの展示面に形成した各差 込み溝に見本体の各差込み片を上側又は前側から差込み固定することで、商品と 同等の立体感を容易に醸し出すことができる。
【0014】 請求項2記載の展示用見本は、上記請求項1記載の作用と併せて、展示パネル の展示面に差込み固定した見本体の一端側開口部に半円形状の見本矯正板を嵌込 み固定することで、見本体が材料弾性により扁平状態に復元するのを阻止でき、 商品の半円筒周面と対応する曲率半径に見本体を矯正して、商品と同等の立体感 を醸し出す。
【0015】 請求項3記載の展示用見本は、上記請求項1記載の作用と併せて、展示パネル の展示面に差込み固定した見本体の両端側開口部に各見本矯正板を嵌込み固定す ることで、見本体が材料弾性により扁平状態に復元するのを阻止でき、商品の半 円筒周面と対応する曲率半径に見本体全体を矯正して、商品と同一又は同等の立 体感を醸し出す。
【0016】 請求項4記載の展示用見本は、上記請求項2記載又は請求項3記載の作用と併 せて、展示パネルの展示面に差込み固定した見本体の一端側開口部に、見本矯正 板の一側面に形成した曲率半径の小さい嵌込み部と、他側面に形成した曲率半径 の大きい嵌込み部とを選択して嵌込み固定することで、例えば、小サイズ又は大 サイズの商品と対応する曲率半径に見本体を矯正して、商品と同一又は同等の立 体感を醸し出す。
【0017】 請求項5記載の展示用見本は、上記請求項2記載又は請求項3記載の作用と併 せて、展示パネルの展示面に差込み固定した見本体の一端側開口部に、見本矯正 板の一側面に形成した複数の各嵌込み部を選択して嵌込み固定することで、例え ば、小サイズ又は大サイズの商品と対応する曲率半径に見本体を矯正して、商品 と同一又は同等の立体感を醸し出す。
【0018】 請求項6記載の展示用見本は、上記請求項2記載又は請求項3記載の作用と併 せて、展示パネルの展示面に差込み固定した見本体の一端側開口部に見本矯正板 を嵌込み、見本本の開口側周縁部に見本矯正板の嵌込み側両端部に形成した各矯 正片を嵌込むことで、見本体の一端側開口部が左右方向に緊張され、商品の半円 筒周面と対応する曲率半径に見本体を矯正して、商品と同一又は同等の立体感を 醸し出す。
【0019】 請求項7記載の展示用見本は、上記請求項2記載又は請求項3記載の作用と併 せて、展示パネルの展示面に差込み固定した見本体の一端側開口部に、見本矯正 板を構成する曲率半径の小さい小径矯正板と、曲率半径の大きい大径矯正枠とを 選択して嵌込み固定することで、例えば、小サイズ又は大サイズの商品と対応す る曲率半径に見本体を矯正して、商品と同一又は同等の立体感を醸し出す。
【0020】
【考案の効果】
この考案によれば、商品の半円筒周面と対応する形状にフィルム状の展示用見 本を湾曲して取付けるので、従来例のように円筒形状の展示用見本を製作するよ りも、半円形状の展示用見本を製作する方が安価であり、製作コストの低減を図 ることができる。且つ、展示パネルの展示面に対して展示用見本を上側又は前側 から差込み固定するので、従来例の嵌込み構造に比べて、本考案の嵌込み構造の 方が極めて簡単であり、商品の変更に対応して展示用見本を取り替えるとき、展 示用見本の取付け作業及び取外し作業が容易に行える。
【0021】 しかも、展示パネルの展示面に差込み固定した展示用見本の一端側開口部又は 両端側開口部に見本矯正板を嵌込み固定することで、展示された展示用見本が材 料弾性により扁平状態に復元するのを阻止でき、商品の半円筒周面と対応する曲 率半径に展示用見本が矯正されるため、商品と同等の立体感を醸し出すことがで き、実物を陳列したときと同等のディスプレー効果が得られる。
【0022】
【実施例】
図面は自動販売機により販売される缶商品の選択を容易にするために陳列され る第1実施例の展示用見本を示し、図1、図2、図3に於いて、この考案の展示 用見本5は、自動販売機1を構成する販売機本体2の展示部3内に、缶商品Kの 半円筒周面と対応する形状にフィルム状の各見本体5a…を湾曲して陳列される 。つまり、販売機本体2の前面側上部に複数個の各展示用見本5…を陳列するた めの展示部3を設け、同展示部3の中央正面部に配設した展示パネル4の垂直展 示面4aに、缶商品Kの半円筒周面と対応する半円筒形状にフィルム状の各見本 体5a…を湾曲して差込み固定した後、同各見本体5a…の上端側開口部に半円 形状の各見本矯正板6…を嵌込み固定して湾曲状態を保持し、同展示部3の前面 側に各展示用見本5…が覆われる大きさに形成した透明樹脂製の防護カバー7を 嵌込み固定して、同展示部3に陳列された複数個の各展示用見本5…を外側から 視認可能に設けている。
【0023】 上述した展示部3は、展示パネル4の垂直展示面4aに缶商品Kと対応する大 きさ及び形状に形成した縦長形状の各光導入口4b…を左右等間隔に隔てて複数 開口し、展示パネル4に形成した各光導入口4b…の前面側に、各光導入口4b …が覆われる大きさ及び形状に形成した透明樹脂製の各透光板8…を接着固定又 はネジ固定し、各透光板8…の両側縁部に沿って後述する展示用見本5の各差込 み片5b,5bを差込むための各差込み溝8a,8aを垂直方向に平行して形成 し、同展示パネル4の裏面側に、例えば、蛍光灯や白熱灯等の光源9を各光導入 口4b…と対向する位置に配設している。
【0024】 或いは、図4に示すように、透光板8の両側縁部に沿って複数の各差込み溝8 a…を上下段又は複数段に分割形成するもよく、第1実施例と同様にして、同透 光板8の各差込み溝8a,8aに対して展示用見本5の各差込み片5b,5bを 上側又は前側から差込み固定する。
【0025】 前述した展示用見本5は、例えば、プラスチック含浸紙、ポリ塩化ビニル、ポ リエチレン、ポリエステル、ポリカーボネード等の透光性を有する材質により形 成し、缶商品Kの半円筒周面と対応する形状に可撓可能な厚みであって、同缶商 品Kを平面展開したときと対応する大きさ及び形状のフィルム状の見本体5aを 形成し、同見本体5aの両側縁部を表面側に折曲げて上述した透光板8の各差込 み溝8a,8aに差込むための各差込み片5b,5bを形成すると共に、同見本 体5aの表面側に缶商品Kと同一の色彩、模様、文字等を印刷している。
【0026】 前述の見本矯正板6は、半円筒形状に湾曲した展示用見本5の上端側開口部と 合致する大きさ及び形状であって、同展示用見本5の上端側開口部と同一曲率半 径に半円形状の板本体6aを形成し、同板本体6aの下面側周縁部に沿って展示 用見本5の上端側内周縁部又は上端側外周縁部に対して係止される半円形状の係 止突起6bを形成し、同板本体6aの直線側端部に上述した透光板8の各差込み 溝8a,8aに対して差込みされる支持板6cを直角に起立形成し、同支持板6 cの両側端部を板本体6aの外周縁部よりも左右方向に若干延長して上述した透 光板8の各差込み溝8a,8aに差込むための各差込み片6d,6dを形成して いる。
【0027】 図示実施例は上記の如く構成するものとして、以下、自動販売機1を構成する 販売機本体2の展示部3内に複数個の各展示用見本5…を陳列ときの取付け方を 説明する。
【0028】 先ず、図1、図2、図3に示すように、缶商品Kの半円筒周面と対応する形状 にフィルム状の見本体5aを湾曲した後、展示パネル4の垂直展示面4aに形成 した光導入口4bを覆い隠すようにして、同光導入口4bの前面側に固定した透 光板8の各差込み溝8a,8aに沿って見本体5aの各差込み片5b,5bを上 側又は前側から差込み固定する。
【0029】 次に、光導入口4bの前面側に固定した透光板8の各差込み溝8a,8aに沿 って見本矯正板6の各差込み片6d,6dを上側から差込み、缶商品Kのサイズ に対応して見本矯正板6の差込み位置を高さ調節する。展示パネル4の垂直展示 面4aに差込み固定した見本体5aの上端側開口部と見本矯正板6の板本体6a とを互いに合致させると共に、同見本体5aの上端側内周縁部又は上端側外周縁 部に見本矯正板6の係止突起6bを嵌込み固定することで、見本体5aの上端側 に嵌込み固定した見本矯正板6が缶商品Kの天板を疑似すると共に、見本体5a が材料弾性により扁平状態に復元しょうとするのを阻止でき、缶商品Kの半円筒 周面と対応する同一曲率半径に見本体5aが矯正されるため、缶商品Kと同等の 立体感を醸し出すことができる。
【0030】 且つ、展示パネル4内に配設した光源9を発光させると共に、同光源9から投 光される光を光導入口4b及び透光板8を介して、展示パネル4の垂直展示面4 a側に差込み固定した展示用見本5内に導光することで、展示パネル4に陳列し た各展示用見本5…が缶商品Kの半円筒周面と同一形状に保持されているため、 各展示用見本5…が立体的に発光し、実物の缶商品Kを照光したときと同等のテ ィスプレー効果が得られる。
【0031】 以上のように、自動販売機1により販売される缶商品Kの半円筒周面と対応す る形状にフィルム状の展示用見本5を湾曲して取付けるので、従来例のように円 筒形状の展示用見本5を製作するよりも、半円形状の展示用見本5を製作する方 が安価であり、製作コストの低減を図ることができる。且つ、展示パネル4の垂 直展示面4aに形成した光導入口4bを覆い隠すようにして展示用見本5を上側 又は前側から差込み固定するので、従来例の嵌込み構造に比べて、本考案の嵌込 み構造の方が極めて簡単であり、缶商品Kの変更に対応して展示用見本5を取り 替えるとき、展示用見本5の取付け作業及び取外し作業が容易に行える。
【0032】 しかも、展示パネル4の垂直展示面4aに取付けた展示用見本5の上端側開口 部に見本矯正板6を嵌込み固定することで、展示用見本5の上端側に嵌込み固定 した見本矯正板6が缶商品Kの天板を疑似すると共に、展示された展示用見本5 が材料弾性により扁平状態に復元するのを阻止でき、缶商品Kの半円筒周面と対 応する同一曲率半径に展示用見本5が矯正されるため、缶商品Kと同等の立体感 を醸し出すことができ、実物の缶商品Kを陳列したときと同等のディスプレー効 果が得られる。
【0033】 図5及び図6は展示パネル4の垂直展示面4aに差込み固定した展示用見本5 の両端側開口部に半円形状の各見本矯正板6,6を嵌込み固定した第2実施例の 展示用見本5を示し、先ず、展示パネル4の垂直展示面4aに固定した透光板8 の各差込み溝8a,8aに底板用の見本矯正板6を上下反転して差込み、同透光 板8の各差込み溝8a,8aにフィルム状の見本体5aを湾曲して差込み、透光 板8の各差込み溝8a,8aに天板用の見本矯正板6を反転せずに差込み、半円 筒形状に湾曲した展示用見本5の両端側開口部と各見本矯正板6,6とを互いに 嵌込み固定することで、展示用見本5の両端部に嵌込み固定した各見本矯正板6 ,6が缶商品Kの底板及び天板を疑似すると共に、展示用見本5の両端側が材料 弾性により扁平状態に復元するのを阻止でき、缶商品Kの半円筒周面と対応する 同一曲率半径に展示用見本5全体が矯正されるため、缶商品Kと同一又は同等の 立体感を醸し出すことができる。
【0034】 図7及び図8は小サイズ又は大サイズの缶商品Kと対応する形状に湾曲した展 示用見本5の上端側開口部に、見本矯正板6の表裏両面に形成した小径又は大径 の各係止突起6e,6fを選択して嵌込み固定した第3実施例の展示用見本5を 示し、例えば、小サイズ(例えば、250mlサイズ)の缶商品Kと対応する大き さの展示用見本5を陳列する場合、展示パネル4の垂直展示面4aに小サイズの 缶商品Kと対応する形状に展示用見本5を湾曲して差込み固定し、同展示用見本 5の上端側開口部に見本矯正板6の一側面に形成した小径側の係止突起6eを嵌 込み固定することで、小サイズを有する缶商品Kの半円筒周面と対応する同一曲 率半径に展示用見本5が矯正される。
【0035】 また、大サイズ(例えば、350mlサイズ)の缶商品Kと対応する大きさの展 示用見本5を陳列する場合、展示パネル4の垂直展示面4aに大サイズの缶商品 Kと対応する形状に展示用見本5を湾曲して差込み固定し、同展示用見本5の上 端側開口部に見本矯正板6の他側面に形成した大径側の係止突起6fを嵌込み固 定することで、第1実施例と同様に、大サイズを有する缶商品Kの半円筒周面と 対応する同一曲率半径に展示用見本5が矯正される。以上のように、半円筒形状 に湾曲した展示用見本5のサイズに対応して見本矯正板6を表裏反転し、同見本 矯正板6の表裏両面に形成した各係止突起6e,6fを選択して嵌込み固定する ので、缶商品Kの底板又は天板を疑似できると共に、サイズの異なる2種類の見 本矯正板6を製作する必要が無く、一つの見本矯正板6を小サイズ用又は大サイ ズ用として兼用することができる、且つ、部品点数が少なくなり、部品の取扱い 及び管理が容易に行えると共に、コストの低減を図ることができる。なお、第2 実施例のように、半円筒形状に湾曲した展示用見本5の両端側開口部に、各見本 矯正板6,6に形成した小径又は大径の各係止突起6e,6fを選択して嵌込み 固定するもよい。
【0036】 図9及び図10は小サイズ又は大サイズの缶商品Kと対応する形状に湾曲した 展示用見本5の上端側開口部に、見本矯正板6の一側面に形成した小径又は大径 の各係止突起6e,6fを選択して嵌込み固定した第4実施例の展示用見本5を 示し、先ず、展示パネル4の垂直展示面4aに小サイズの缶商品Kと対応する大 きさ及び形状に形成した展示用見本5を湾曲して差込み固定し、同展示用見本5 の上端側開口部に見本矯正板6の内周側に形成した小径の係止突起6eを嵌込み 固定することで、小サイズを有する缶商品Kの半円筒周面と対応する同一曲率半 径に展示用見本5が矯正される。
【0037】 また、展示パネル4の垂直展示面4aに大サイズの缶商品Kと対応する大きさ 及び形状に形成した展示用見本5を湾曲して差込み固定し、同展示用見本5の上 端側開口部に見本矯正板6の外周側に形成した大径の係止突起6fを嵌込み固定 することで、第1実施例と同様に、大サイズを有する缶商品Kの半円筒周面と対 応する同一曲率半径に展示用見本5が矯正される。以上のように、半円筒形状に 湾曲した展示用見本5に、見本矯正板6に形成した小径又は大径の各係止突起6 e,6fを選択して嵌込み固定するので、第3実施例のように見本矯正板6を表 裏反転する必要が無く、一つの見本矯正板6を小サイズ用及び大サイズ用として 兼用できると共に、上面側に突起が露出しないため、缶商品Kの底板及び天板を 疑似する目的及び意匠感が損なわれない。なお、第2実施例のように、半円筒形 状に湾曲した展示用見本5の両端側開口部に、各見本矯正板6,6に形成した小 径又は大径の各係止突起6e,6fを選択して嵌込み固定するもよい。
【0038】 図11は半円筒形状に湾曲した展示用見本5の上端側開口部に、見本矯正板6 の一側面に形成した各矯正片6i,6iを嵌込んで矯正した第5実施例の展示用 見本5を示し、先ず、展示パネル4の垂直展示面4aに小サイズ又は大サイズの 缶商品Kと対応する形状に展示用見本5を湾曲して差込み固定し、同展示用見本 5の上端側開口部と見本矯正板6の板本体6aとを互いに合致させると共に、同 展示用見本5の上端側内周縁部に見本矯正板6の下面側両端部に形成した各矯正 片6i,6iを嵌込むことで、展示用見本5の上端側開口部が左右方向に緊張さ れ、缶商品Kの半円筒周面と対応する同一曲率半径に展示用見本5が矯正される ため、第1実施例と同様に、缶商品Kと同等の立体感を醸し出すことができる。 なお、第2実施例のように、半円筒形状に湾曲した展示用見本5の両端側開口部 に、各見本矯正板6,6の一側面に形成した各矯正片6i,6iを嵌込んで矯正 するもよい。
【0039】 図12は缶商品Kと対応する形状に湾曲した展示用見本5の上端側開口部に、 見本矯正板6の一側面に形成した小径又は大径の各係止溝6g,6hを選択して 嵌込み固定した第6実施例の展示用見本5を示し、展示パネル4の垂直展示面4 aに差込み固定した展示用見本5の上端側開口部に、見本矯正板6の内周側に形 成した小径の係止溝6g又は外周側に形成した大径の係止溝6hを嵌込み固定す ることで、缶商品Kの半円筒周面と対応する同一曲率半径に展示用見本5が矯正 され、第4実施例と同様に、一つの見本矯正板6を小サイズ用及び大サイズ用と して兼用できる。
【0040】 図13は缶商品Kと対応する形状に湾曲した展示用見本5の上端側開口部に、 見本矯正板6の表裏両面に形成した小径又は大径の各係止溝6g,6hを選択し て嵌込み固定した第7実施例の展示用見本5を示し、展示パネル4の垂直展示面 4aに差込み固定した展示用見本5の上端側開口部に、見本矯正板6の一側面に 形成した小径の係止溝6g又は他側面に形成した大径の係止溝6hを選択して嵌 込み固定することで、缶商品Kの半円筒周面と対応する同一曲率半径に展示用見 本5が矯正され、第3実施例と同様に、一つの見本矯正板6を小サイズ用及び大 サイズ用として兼用できる。
【0041】 図14は見本矯正板6を構成する板本体6aの外周縁部に、円弧形状に形成し た係止枠6jの両端部を上下回動可能に枢着し、小サイズ又は大サイズの缶商品 Kに対応して板本体6aと係止枠6jとを選択して嵌込み固定した第8実施例の 展示用見本5を示し、展示パネル4の垂直展示面4aに差込み固定した展示用見 本5の上端側開口部に、見本矯正板6の板本体6aに形成した小径の係止突起6 e又は係止枠6jに形成した大径の係止突起6fを選択して嵌込み固定する。或 いは、板本体6aに形成した小径の係止溝6g又は係止枠6jに形成した大径の 係止溝6hを選択して嵌込み固定することで、第3実施例と同様に、一つの見本 矯正板6を小サイズ用及び大サイズ用として兼用できる。
【0042】 なお、第6、第7、第8実施例の見本矯正板6を、展示パネル4の垂直展示面 4aに差込み固定した展示用見本5の両端側開口部に嵌込み固定するもよく、第 2実施例と同様に、缶商品Kの半円筒周面と対応する同一曲率半径に展示用見本 5全体を矯正できる。
【0043】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の商品は、実施例の缶商品Kに対応し、 以下同様に、 嵌込み部は、係止突起6b,6e,6fと、係止溝6g,6hとに対応し、 小径矯正板は、板本体6aに対応し、 大径矯正板は、係止枠6jに対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0044】 上述の各実施例では、透明板8に形成した各差込み溝8a,8aに展示用見本 5の各差込み片5b,5bを差込み固定するが、例えば、展示用パネル4を構成 する光導入口4bの両側縁部に各差込み溝(図示省略)を形成して、缶商品Kと 対応する形状に湾曲した展示用見本5の各差込み片5b,5bを差込み固定する もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の展示部を示す正面図。
【図2】第1実施例の展示用見本の取付け方法を示す斜
視図。
【図3】展示用見本と見本矯正板との嵌合状態を示す縦
断側面図。
【図4】展示用見本の他の取付け状態を示す斜視図。
【図5】第2実施例の展示用見本の取付け方法を示す斜
視図。
【図6】展示用見本と各見本矯正板との嵌合状態を示す
縦断側面図。
【図7】第3実施例の展示用見本と見本矯正板との嵌合
状態を示す縦断側面図。
【図8】展示用見本と見本矯正板との嵌合状態を示す縦
断側面図。
【図9】第4実施例の展示用見本と見本矯正板との嵌合
状態を示す縦断側面図。
【図10】展示用見本と見本矯正板との嵌合状態を示す
縦断側面図。
【図11】第5実施例の展示用見本と見本矯正板との嵌
合状態を示す斜視図。
【図12】第6実施例の展示用見本と見本矯正板との嵌
合状態を示す縦断側面図。
【図13】第7実施例の展示用見本と見本矯正板との嵌
合状態を示す縦断側面図。
【図14】第8実施例の展示用見本と見本矯正板との嵌
合状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】
K…缶商品 1…自動販売機 2…販売機本体 3…展示部 4…展示パネル 4a…垂直展示面 4b…光導入口 5…展示用見本 5b…差込み片 6…見本矯正板 6a…板本体 6b,6e,6f…係止突起 6c…支持板 6d…差込み片 6g,6h…係止溝 6i…矯正片 6j…係止枠 7…保護カバー 8…透光板 8a…差込み溝 9…光源

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】展示部を構成する展示パネルの展示面に、
    商品と対応する形状に形成した複数の各見本体を陳列し
    た展示用見本であって、 上記展示パネルの展示面にフィルム状の見本体を差込む
    ための各差込み溝を2本平行して形成すると共に、 上記商品の半円筒周面と対応する形状にフィルム状の見
    本体を湾曲して、該見本体の両側縁部を上記展示パネル
    に形成した各差込み溝に差込み固定した展示用見本。
  2. 【請求項2】上記展示パネルの展示面に差込み固定した
    見本体の一端側開口部に、上記商品の半円筒周面と対応
    する大きさに形成した半円形状の見本矯正板を嵌込み固
    定した請求項1記載の展示用見本。
  3. 【請求項3】上記展示パネルの展示面に差込み固定した
    見本体の両端側開口部に、上記商品の半円筒周面と対応
    する大きさに形成した半円形状の各見本矯正板を嵌込み
    固定した請求項1記載の展示用見本。
  4. 【請求項4】上記見本矯正板の一側面に上記曲率半径の
    小さい見本体の一端側開口部と嵌合する嵌込み部を形成
    し、該見本矯正板の他側面に上記曲率半径の大きい見本
    体の一端側開口部と嵌合する嵌込み部を形成した請求項
    2記載又は請求項3記載の展示用見本。
  5. 【請求項5】上記見本矯正板の一側面に上記見本体の曲
    率半径に対応して大きさの異なる複数の各嵌込み部を形
    成した請求項2記載又は請求項3記載の展示用見本。
  6. 【請求項6】上記見本矯正板の嵌込み側両端部に上記見
    本体の開口側周縁部に対して係止される各矯正片を形成
    した請求項2記載又は請求項3記載の展示用見本。
  7. 【請求項7】上記見本矯正板を、上記曲率半径の小さい
    見本体の一端側開口部と嵌合する小径矯正板を形成する
    と共に、 上記板本体の外周縁部に上記曲率半径の大きい見本体の
    一端側開口部と嵌合する大径矯正枠を回動可能に枢着し
    て構成した請求項2記載又は請求項3記載の展示用見
    本。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504369A (ja) * 2013-11-27 2017-02-09 ワン ソース インダストリーズ、エルエルシーOne Source Industries, Llc 美容製品のディスプレイ

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US9877568B2 (en) 2013-11-27 2018-01-30 One Source Industries, Llc Beauty product displays
US10271631B2 (en) 2013-11-27 2019-04-30 One Source Industries, Llc Beauty product displays
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