JP7362248B2 - カプセル剤 - Google Patents

カプセル剤 Download PDF

Info

Publication number
JP7362248B2
JP7362248B2 JP2018247735A JP2018247735A JP7362248B2 JP 7362248 B2 JP7362248 B2 JP 7362248B2 JP 2018247735 A JP2018247735 A JP 2018247735A JP 2018247735 A JP2018247735 A JP 2018247735A JP 7362248 B2 JP7362248 B2 JP 7362248B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
mass
gelatin
content
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018247735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020105140A (ja
Inventor
一宏 鳥井
涼太 要田
忠杜 渋谷
美優 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2018247735A priority Critical patent/JP7362248B2/ja
Priority to TW108145625A priority patent/TWI841641B/zh
Priority to PCT/JP2019/049391 priority patent/WO2020137694A1/ja
Publication of JP2020105140A publication Critical patent/JP2020105140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7362248B2 publication Critical patent/JP7362248B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/06Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite
    • A61K47/08Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite containing oxygen, e.g. ethers, acetals, ketones, quinones, aldehydes, peroxides
    • A61K47/14Esters of carboxylic acids, e.g. fatty acid monoglycerides, medium-chain triglycerides, parabens or PEG fatty acid esters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/30Macromolecular organic or inorganic compounds, e.g. inorganic polyphosphates
    • A61K47/42Proteins; Polypeptides; Degradation products thereof; Derivatives thereof, e.g. albumin, gelatin or zein
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/44Oils, fats or waxes according to two or more groups of A61K47/02-A61K47/42; Natural or modified natural oils, fats or waxes, e.g. castor oil, polyethoxylated castor oil, montan wax, lignite, shellac, rosin, beeswax or lanolin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

本発明はカプセル剤に関する。
ゼラチンは、人体に対して毒性がなく安価であり、ゼリー形成能、増粘性等に優れている。このため、ゼラチンはカプセル剤の成分として医薬や食品等の分野におい広く使用されており、なかでも牛由来のゼラチンがカプセル剤の成分として汎用されている。
しかし、ゼラチンをカプセル剤の皮膜として使用する場合、カプセルに充填された内容物との架橋反応等により、皮膜の溶解性が経時的に低下しやすい傾向がある。このような溶解性の低下は皮膜の不溶化をもたらし、例えば、有効成分が適切に放出されない等の不都合をもたらす。このため、皮膜の不溶化は、カプセル剤において品質低下等の深刻な問題につながる。
これまでに、皮膜の不溶化を抑制する手段として、例えば、イノシトールリン酸をゼラチンに配合して皮膜用組成物を作製し、これをカプセル剤の皮膜として使用する方法が知られている(特許文献1)。このような方法が従来知られているものの、皮膜の不溶化を抑制できる新たな手段を更に提供することは重要である。
特開2006-328038号公報
本発明は、ゼラチンを含む皮膜の不溶化を抑制できる新たな手段を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題に鑑み鋭意検討を行ったところ、ハッカ油、パセリ種子油またはメントン油を牛由来ゼラチンと併用した場合よりも、これらの成分を豚由来または魚由来のゼラチンと併用した場合において、ゼラチンの不溶化を効果的に抑制できることを見出した。本発明は該知見に基づき更に検討を重ねた結果完成されたものであり、次に掲げるものである。
項1.ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種を含有する内容物が、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜に内包されていることを特徴とする、カプセル剤。
項2.内容物が更に脂肪酸トリグリセリドを含有し、該内容物中、該脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、ハッカ油を28質量部以下で含有する、項1に記載のカプセル剤。
項3.内容物が更に脂肪酸トリグリセリドを含有し、該内容物中、該脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、パセリ種子油を28質量部以下で含有する、項1または2に記載のカプセル剤。
項4.内容物が更に脂肪酸トリグリセリドを含有し、該内容物中、該脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、メントン油を28質量部以下で含有する、項1~3のいずれかに記載のカプセル剤。
項5.ソフトカプセル剤である、項1~4のいずれかに記載のカプセル剤。
項6.内容物及びこれを内包する皮膜を有するカプセル剤において、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種を含有する内容物と、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜とを組み合わせることを特徴とする、該皮膜の不溶化抑制方法。
本発明のカプセル剤や方法によれば、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜の不溶化を抑制することができる。
本発明は、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種を含有する内容物が、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜に内包されていることを特徴とする、カプセル剤を提供する。
内容物
本発明のカプセル剤において、内容物は、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種を含有する。
ハッカ油は、ハッカの地上部を水蒸気蒸留により精製して得られる精油であり、CAS No.8006-90-4としても知られている。ハッカ油は商業的に入手可能であり、例えば薄荷白油(長岡実業株式会社製)、日本薬局方ハッカ油(小川香料株式会社製)等として市販されている。
内容物中、ハッカ油の含有量は制限されないが、好ましくは0.2~22質量%、より好ましくは0.5~20質量%、更に好ましくは1~10質量%が例示される。
パセリ種子油は、パセリの種子から得られる精油であり、CAS No.8000-68-8としても知られている。パセリ種子油は商業的に入手可能であり、例えば、パセリ種子油(香栄興業株式会社製)等として市販されている。
内容物中、パセリ種子油の含有量は制限されないが、好ましくは0.05~22質量%、より好ましくは0.1~10質量%、更に好ましくは0.15~5質量%が例示される。
メントン油は、ハッカ属に属する植物を水蒸気蒸留して得た精油を脱脳油と粗脳に分離し、ここで分離した脱脳油から得られる。メントン油は商業的に入手可能であり、例えばメントン油(長岡実業株式会社製)等として市販されている。従来知られている通り、メントン油はメントンを主成分として含有し、前記ハッカ油はメントールを主成分として含有する。
内容物中、メントン油の含有量は制限されないが、好ましくは1~22質量%、より好ましくは3~18質量%、更に好ましくは5~15質量%が例示される。
また、本発明を制限するものではないが、本発明の内容物がハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも2種を含有する場合、内容物中、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも2種の含有量は総量で、好ましくは0.2~30質量%、より好ましくは5~25質量%、更に好ましくは10~20質量%が例示される。
本発明の内容物は、この限りにおいて制限されないが、好ましくは更に脂肪酸トリグリセリドを含有する。
脂肪酸トリグリセリドは、1つのグリセロールに3つの脂肪酸がエステル結合した構造を有する化合物である。グリセロールにエステル結合する脂肪酸は、飽和脂肪酸であっても不飽和脂肪酸であってもよく、また、直鎖脂肪酸であっても分岐鎖脂肪酸であってもよい。該脂肪酸の炭素数も制限されないが、好ましくは炭素数8~22、より好ましくは炭素数10~21、更に好ましくは12~20の脂肪酸が例示される。この限りにおいて制限されないが、脂肪酸として、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸等が例示される。1つのグリセロールに結合する3つの脂肪酸は、それぞれ同じであってもよく、2種のみが同じであってもよく、互いに異なってもよい。脂肪酸トリグリセリドは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
脂肪酸トリグリセリドは、例えば、ヒマワリ油、サフラワー油、菜種油、オリーブ油、綿実油、大豆油、ゴマ油、トウモロコシ油、落花生油、ブドウ油、ヤシ油等の植物油、ラード、魚油、牛脂等の動物油等にも多く含有されている。このため、内容物にはこれらの植物油、動物油等を用いてもよい。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の内容物が脂肪酸トリグリセリドを含有する場合、本発明を制限するものではないが、内容物中、該脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、ハッカ油が好ましくは28質量部以下、より好ましくは0.5~27質量部、更に好ましくは0.5~20質量部、特に好ましくは1~12質量部が例示される。
本発明の内容物が脂肪酸トリグリセリドを含有する場合、本発明を制限するものではないが、内容物中、該脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、パセリ種子油が28質量部以下、より好ましくは0.1~27質量部、更に好ましくは0.2~15質量部、特に好ましくは0.2~12質量部が例示される。
本発明の内容物が脂肪酸トリグリセリドを含有する場合、本発明を制限するものではないが、内容物中、該脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、メントン油が28質量部以下、より好ましくは1~27質量部、更に好ましくは1~20質量部、特に好ましくは5~20質量部が例示される。
内容物中、脂肪酸トリグリセリドの含有量は制限されないが、好ましくは60~99.95質量%、より好ましくは70~99.9質量%、更に好ましくは75~99.8質量%が例示される。
この限りにおいて制限されないが、内容物がハッカ油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリドの含有量は制限されないが、好ましくは60~99.9質量%、より好ましくは65~99.5質量%、更に好ましくは70~99質量%が例示される。
この限りにおいて制限されないが、内容物がパセリ種子油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリドの含有量は制限されないが、好ましくは65~99.95質量%、より好ましくは70~99.9質量%、更に好ましくは75~99.8質量%が例示される。
この限りにおいて制限されないが、内容物がメントン油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリドの含有量は制限されないが、好ましくは65~99質量%、より好ましくは70~97質量%、更に好ましくは75~95質量%が例示される。
内容物には、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、薬学的に許容される成分、香粧学的に許容される成分、可食性の成分といった任意の成分を更に含有してもよい。該成分として好ましくは可食可能な成分が挙げられる。
該任意の成分として、水、可塑剤、着色料、アミノ酸、ビタミン類、酵素、甘味料、清涼剤、香料、賦形剤、崩壊剤、流動化剤、界面活性剤、矯味剤、矯臭剤、懸濁剤、湿潤剤、乳化剤、可溶化剤、分散剤、緩衝剤、結合剤、浸透促進剤、安定剤、増量剤、防腐剤、増粘剤、pH調整剤、コーティング剤、吸収促進剤、酸化防止剤、抗炎症剤、蝋、各種有用成分等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよく、その含有量も本発明の効果を損なわない限り適宜決定すればよい。
内容物の形態は制限されず、固形状(粉末状、顆粒状等)、半固形状(ゲル状(ゼリー状)、クリーム状、ペースト状等)、液状等のいずれであってもよい。内容物の形態として、好ましくは半固形状または液状が例示される。
内容物は、従来公知のカプセル剤に内包される内容物の製造手順に従い製造すればよく、例えば、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種、必要に応じて脂肪酸トリグリセリド、更に必要に応じて前記任意の成分を適宜混合等して調製すればよい。
皮膜
また、本発明のカプセル剤において、皮膜は、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する。
豚由来ゼラチンや魚由来ゼラチンは、食品、医薬品、医薬部外品等の分野において従来使用されているゼラチンであればよく、好ましくは可食性のゼラチンが例示される。この限りにおいて制限されないが、該ゼラチンとして、豚や魚の皮、骨、腱、靭帯、鱗等を原料とした、酸及び/またはアルカリ処理ゼラチン、アシル化ゼラチン等の化学修飾ゼラチン、ゼラチンの加水分解物等のゼラチンが例示される。これらのゼラチンは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。豚由来ゼラチンや魚由来ゼラチンは商業的に入手可能であり、例えば株式会社ニッピ、新田ゼラチン株式会社、ゼライス株式会社、Rousselot社、Weishardt社等から市販されている。
豚由来ゼラチンや魚由来ゼラチンは、この限りにおいて制限されないが、該ゼラチンのゼリー強度(ブルーム値)を適宜選択して使用してもよい。本発明を制限するものではないが、ゼラチンのゼリー強度は、好ましくは50~350g、より好ましくは80~300gの範囲が例示される。ゼラチンのゼリー強度はJIS K-6503(2001)に準じて測定され、具体的には、6.67質量%のゼラチン水溶液を、10℃で17時間冷却して調製したゼリーの表面を2分の1インチ(12.7mm)径のプランジャーで4mm押し下げるのに必要な荷重(g)をゼリー強度とする。
皮膜中、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種の含有量は制限されないが、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種が総量で、皮膜中、好ましくは15~85質量%、より好ましくは20~80質量%、更に好ましくは25~75質量%が例示される。
また、本発明を制限するものではないが、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種の総量100質量部に対して、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種が総量で、好ましくは1~50質量部、より好ましくは3~45質量部、更に好ましくは5~35質量部が例示される。
皮膜には、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、薬学的に許容される成分、香粧学的に許容される成分、可食性の成分といった任意の成分を更に含有してもよい。該成分として好ましくは可食可能な成分が挙げられる。
該任意の成分として、水、可塑剤、賦形剤、崩壊剤、流動化剤、界面活性剤、滑沢剤、香料、着色料、甘味料、矯味剤、矯臭剤、懸濁剤、湿潤剤、乳化剤、可溶化剤、分散剤、緩衝剤、結合剤、浸透促進剤、安定剤、増量剤、防腐剤、増粘剤、油性基剤、pH調整剤、コーティング剤、吸収促進剤、酸化防止剤、抗炎症剤、清涼剤、アミノ酸、ビタミン類、酵素、各種有用成分等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよく、その含有量も本発明の効果を損なわない限り適宜決定すればよい。なお、本発明を制限するものではないが、好ましくは、本発明において皮膜は牛由来のゼラチンを含まない。
本発明を制限するものではないが、該任意の成分の一例として可塑剤について説明すると、可塑剤としてグリセリン;プロピレングルコールやポリエチレングリコール等のグリコール類;スクロース、フルクトース、ソルビトール、マンニトール、コーンシロップ等の液状糖類;結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース等の水不溶性セルロース等が例示される。これらはいずれも1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、皮膜中の可塑剤の含有量は制限されないが、好ましくは1~45質量%、より好ましくは5~35質量%、更に好ましくは10~30質量%が例示される。
皮膜は、従来公知のカプセル剤に使用される皮膜の製造手順に従い製造すればよく、例えば、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種と必要に応じて前記任意の成分を適宜混合等して調製すればよい。
カプセル剤
本発明においてカプセル剤は、前述の内容物が、前述の皮膜に内包されている。カプセル剤は、従来公知のカプセル剤の製造手順に従い製造すればよく、例えば、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種、必要に応じて脂肪酸トリグリセリド、更に必要に応じて前記任意の成分を適宜混合等して調製した内容物を、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種と必要に応じて前記任意の成分とを適宜混合等して調製した皮膜(カプセル)に内包することにより製造することができる。本発明のカプセル剤は、皮膜内に内容物を充填したり、皮膜で内容物を被包するなど、従来公知のカプセル剤の製造手順に従って皮膜に内容物を内包することにより製造すればよい。
本発明のカプセル剤は、ソフトカプセル剤であってもハードカプセル剤であってもよい。また、本発明を制限するものではないが、カプセル剤の形状としてオーバール(フットボール)型、オブロング(長楕円)型、ラウンド(球状)型、涙型、三角形等が例示され、その大きさも好ましくは服用可能な限り制限されず、例えばオーバール型の場合は、好ましくは長径6~20mm、短径4~15mm、より好ましくは長径6~15mm、短径4~10mmが挙げられる。
本発明のカプセル剤は経口、非経口のいずれで使用してもよく、好ましくは経口で使用される。カプセル剤の使用態様は制限されず、目的に応じて適宜設定すればよい。該使用態様として経口で使用する場合を例示すると、食品組成物(飲料を含む、保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品、サプリメント等を含む)、健康補助食品、病者用食品を含む)、医薬組成物、医薬部外品組成物、飼料組成物、また、食品組成物、医薬組成物、医薬部外品組成物、飼料等への添加剤等として使用することができる。本発明のカプセル剤は、例えば、速やかに飲み込むものであってもよく、口腔内に一定時間とどめておき、その後飲み込むものであってもよい。
本発明のカプセル剤を適用(摂取、投与等)する対象者も制限されず、ヒト、ヒト以外の哺乳動物が例示される。ヒト以外の哺乳動物としては、モルモット、ウサギ、イヌ、ネコ、サル、チンパンジー等の動物が例示される。
本発明のカプセル剤によれば、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種を用いることにより、豚由来ゼラチンや魚由来ゼラチンを含有する皮膜の不溶化を効果的に抑制することができる。
このことから、本発明はまた、内容物及びこれを内包する皮膜を有するカプセル剤において、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種を含有する内容物と、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜とを組み合わせることを特徴とする、該皮膜の不溶化抑制方法を提供するといえる。該方法において、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種、内容物、皮膜、カプセル剤等については、前述と同様にして説明される。このことから、該方法は、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種を含有する内容物を、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜に内包することにより実施できるといえる。
本発明によれば、このように、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜の不溶化を抑制することができ、ひいてはカプセル剤に含まれる有効成分のより適切な放出を可能にする。
以下、実施例を示して本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
試験例
内容物及び皮膜の調製
次の表1の組成に従って、内容物として、ハッカ油と脂肪酸トリグリセリドとを混合し、透明な液体を得た(実施例1~6、比較例1~3)。ハッカ油に代えてメントン油を使用した以外は前述と同様にして、次の表2の組成に従って透明な液体を得た(実施例7~12、比較例4~6)。ハッカ油に代えてパセリ種子油を使用した以外は前述と同様にして、次の表3の組成に従って透明な液体を得た(実施例13~18、比較例7~9)。ハッカ油に代えてミント香料またはレモン香料を使用した以外は前述と同様にして、次の表4の組成に従って透明な液体を得た(比較例10~15)。得られたいずれの液体にも固形物は目視で認められなかった。
別途、豚由来ゼラチン10g、水20g及びグリセリン4gを混合して、ゼラチンを加熱溶解(80℃)し、次いで冷却(25℃)して、冷却物を、1枚あたり1.5cm×1.5cm(重さ80mg)のシートになるように裁断し、豚由来ゼラチンを含む皮膜片(豚ゼラチン皮膜片)を作製した。豚由来ゼラチンを魚由来ゼラチン、牛由来ゼラチンに代えた以外は同様にして、魚由来ゼラチンを含む皮膜片(魚ゼラチン皮膜片)、牛由来ゼラチンを含む皮膜片(牛ゼラチン皮膜片)を作製した。
なお、ハッカ油は商品名薄荷白油(長岡実業株式会社製)、メントン油は商品名メントン油95%(長岡実業株式会社製)、パセリ種子油は商品名パセリ種子油(香栄興業株式会社製)、ミント香料は商品名スペアミントオイル(高砂香料工業株式会社製)、レモン香料は商品名レモンオイル(小川香料株式会社製)、脂肪酸トリグリセリドは商品名Jひまわり白絞油(株式会社J-オイルミルズ社製)を使用した。なお、ひまわり油は、一般的に、脂肪酸トリグリセリドを約95~100質量%含有し、主な構成脂肪酸としてオレイン酸及びリノール酸を含む脂肪酸トリグリセリドを含有する。
豚由来ゼラチンは商品名KKSC(製造社により記載のゼリー強度(以下同様)250~280g)、魚由来ゼラチンは商品名SCG-230L(ゼリー強度230~270g)、牛由来ゼラチンは商品名♯250(ゼリー強度235~265g)(いずれも新田ゼラチン株式会社製)を使用した。ゼリー強度は、JIS K-6503(2001)に準じて測定された値であり、具体的には、6.67質量%のゼラチン水溶液を、10℃で17時間冷却して調製したゼリーの表面を2分の1インチ(12.7mm)径のプランジャーで4mm押し下げるのに必要な荷重(g)であった。
前記内容物及び皮膜片の作製後、次の不溶化試験を行った。前述のようにして作製したゼラチン皮膜片1枚を、前述のようにして作製した各内容物4mL(50℃)に1週間、静置で完全に浸漬した。次いで、ゼラチン皮膜片を内容物から取り出し、ヘキサンで洗浄後、ゼラチン皮膜片を60℃の水50mLに完全に浸漬し(50mLのビーカー使用)、スターラーを用いて5分間撹拌(回転数670rpm)した。次いで、静止状態で目視観察し、ゼラチン皮膜片の不溶化の評価を次のようにして行った。なお、ヘキサンで洗浄後の(水浸漬前の)ゼラチン皮膜片はいずれも、内容物に浸漬前の形状を維持していた。
<評価>
◎:ゼラチン皮膜片が完全に溶解し、不溶物が全く認められなかった。
○:ゼラチン皮膜片は溶解するが、不溶物が若干(水浸漬直前のゼラチン皮膜の質量と比較して10質量%以下の不溶物)認められた。
△:ゼラチン皮膜片は溶解するが、不溶物が多く(水浸漬直前のゼラチン皮膜の質量と比較して10質量%より多く50質量%以下の不溶物)認められた。
×:ゼラチン皮膜片がほとんど溶解せず、不溶物が非常に多く(水浸漬直前のゼラチン皮膜の質量と比較して50質量%より多くの不溶物)認められた。
結果
結果を表1~4に示す。
Figure 0007362248000001
Figure 0007362248000002
Figure 0007362248000003
Figure 0007362248000004
ハッカ油を用いた表1の比較例1~3に示す通り、皮膜片として牛ゼラチン皮膜片を用いた場合、皮膜片の不溶物が多量に認められた。これに対して、表1の実施例1~6に示す通り、皮膜片として豚ゼラチン皮膜片、魚ゼラチン皮膜片を用いた場合は、皮膜片の不溶物がほとんど認められなかった。これらの結果から、ハッカ油は、豚ゼラチン皮膜や魚ゼラチン皮膜の不溶化抑制に優れていることが分かった。
また、メントン油を用いた表2においても、比較例4~6に示す通り、皮膜片として牛ゼラチン皮膜片を用いた場合、皮膜片の不溶物が多量に認められた。これに対して、実施例7~12に示す通り、皮膜片として豚ゼラチン皮膜片、魚ゼラチン皮膜片を用いた場合は、皮膜片の不溶物がほとんど認められなかった。これらの結果から、メントン油も、豚ゼラチン皮膜や魚ゼラチン皮膜の不溶化抑制に優れていることが分かった。
また、パセリ種子油を用いた表3においても、比較例7~9に示す通り、皮膜片として牛ゼラチン皮膜片を用いた場合、皮膜片の不溶物が多量に認められた。これに対して、実施例13~18に示す通り、皮膜片として豚ゼラチン皮膜片、魚ゼラチン皮膜片を用いた場合は、皮膜片の不溶物がほとんど認められなかった。これらの結果から、パセリ種子油も、豚ゼラチン皮膜や魚ゼラチン皮膜の不溶化抑制に優れていることが分かった。
一方、ミント香料やレモン香料を用いた表4では、豚ゼラチン皮膜片(比較例10及び13)、魚ゼラチン皮膜片(実施例11及び14)、牛ゼラチン皮膜片(比較例12及び15)のいずれであっても皮膜片の不溶物が多量に確認された。
これらのことから、ハッカ油、メントン油、パセリ種子油は、豚由来ゼラチンや魚由来ゼラチンを含む皮膜の不溶化抑制に優れていることが確認された。

Claims (3)

  1. ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種ならびに脂肪酸トリグリセリドを含有する内容物が、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜に内包されていることを特徴とする、カプセル剤、
    ここで、
    該内容物がハッカ油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、ハッカ油は28質量部以下であり、
    該内容物がパセリ種子油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、パセリ種子油は28質量部以下であり、
    該内容物がメントン油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、メントン油は28質量部以下であり、
    且つ、
    該内容物がハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも2種を含有する場合、該内容物中、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも2種の含有量は総量で0.2~30質量%であり、
    該豚由来ゼラチンは豚の皮、骨、腱及び靭帯からなる群より選択される少なくとも1種由来のゼラチンであり、
    該魚由来ゼラチンは魚の鱗由来のゼラチンであり、
    該豚由来ゼラチン及び該魚由来ゼラチンは、ゼラチン10g、水20g及びグリセリン4gを混合してゼラチンを80℃で加熱溶解し、次いで25℃で冷却し、1.5cm×1.5cm(重さ80mg)のゼラチン皮膜片を調製し、次の(1)~(3)の各混合物4mL(50℃)に該皮膜片1枚を1週間、静置で完全に浸漬し、ヘキサンで洗浄後、各皮膜片を60℃の水50mLに完全に浸漬し、5分間撹拌(回転数670rpm)した場合、いずれの混合物に浸漬した場合も、該皮膜片が完全に溶解し不溶物が全く認められないか、不溶物が認められた場合であっても該浸漬直前の皮膜片の質量と比較して10質量%以下の不溶物量である、ゼラチンである、
    (1)ひまわり油としてJひまわり白絞油(株式会社J-オイルミルズ製)80質量%及びハッカ油として薄荷白油(長岡実業株式会社製)20質量%のみからなる混合物、
    (2)ひまわり油としてJひまわり白絞油(株式会社J-オイルミルズ製)80質量%及びメントン油としてメントン油95%(長岡実業株式会社製)20質量%のみからなる混合物、
    (3)ひまわり油としてJひまわり白絞油(株式会社J-オイルミルズ製)80質量%及びパセリ種子油としてパセリ種子油(香栄興業株式会社製)20質量%のみからなる混合物。
  2. ソフトカプセル剤である、請求項1に記載のカプセル剤。
  3. 内容物及びこれを内包する皮膜を有するカプセル剤において、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも1種ならびに脂肪酸トリグリセリドを含有する内容物と、豚由来ゼラチン及び魚由来ゼラチンからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膜とを組み合わせることを特徴とする、該皮膜の不溶化抑制方法、ここで、
    該内容物がハッカ油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、ハッカ油は28質量部以下であり、
    該内容物がパセリ種子油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、パセリ種子油は28質量部以下であり、
    該内容物がメントン油を含有する場合、該内容物中、脂肪酸トリグリセリド100質量部に対して、メントン油は28質量部以下であり、
    且つ、
    該内容物がハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも2種を含有する場合、該内容物中、ハッカ油、パセリ種子油及びメントン油からなる群より選択される少なくとも2種の含有量は総量で0.2~30質量%であり、
    該豚由来ゼラチンは豚の皮、骨、腱及び靭帯からなる群より選択される少なくとも1種由来のゼラチンであり、
    該魚由来ゼラチンは魚の鱗由来のゼラチンであり、
    該豚由来ゼラチン及び該魚由来ゼラチンは、ゼラチン10g、水20g及びグリセリン4gを混合してゼラチンを80℃で加熱溶解し、次いで25℃で冷却し、1.5cm×1.5cm(重さ80mg)のゼラチン皮膜片を調製し、次の(1)~(3)の各混合物4mL(50℃)に該皮膜片1枚を1週間、静置で完全に浸漬し、ヘキサンで洗浄後、各皮膜片を60℃の水50mLに完全に浸漬し、5分間撹拌(回転数670rpm)した場合、いずれの混合物に浸漬した場合も、該皮膜片が完全に溶解し不溶物が全く認められないか、不溶物が認められた場合であっても該浸漬直前の皮膜片の質量と比較して10質量%以下の不溶物量である、ゼラチンである、
    (1)ひまわり油としてJひまわり白絞油(株式会社J-オイルミルズ製)80質量%及びハッカ油として薄荷白油(長岡実業株式会社製)20質量%のみからなる混合物、
    (2)ひまわり油としてJひまわり白絞油(株式会社J-オイルミルズ製)80質量%及びメントン油としてメントン油95%(長岡実業株式会社製)20質量%のみからなる混合物、
    (3)ひまわり油としてJひまわり白絞油(株式会社J-オイルミルズ製)80質量%及びパセリ種子油としてパセリ種子油(香栄興業株式会社製)20質量%のみからなる混合物。
JP2018247735A 2018-12-28 2018-12-28 カプセル剤 Active JP7362248B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018247735A JP7362248B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 カプセル剤
TW108145625A TWI841641B (zh) 2018-12-28 2019-12-13 膠囊劑及皮膜的不溶化抑制方法
PCT/JP2019/049391 WO2020137694A1 (ja) 2018-12-28 2019-12-17 カプセル剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018247735A JP7362248B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 カプセル剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020105140A JP2020105140A (ja) 2020-07-09
JP7362248B2 true JP7362248B2 (ja) 2023-10-17

Family

ID=71129774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018247735A Active JP7362248B2 (ja) 2018-12-28 2018-12-28 カプセル剤

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7362248B2 (ja)
WO (1) WO2020137694A1 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002502806A (ja) 1998-02-06 2002-01-29 バイオコスメティックス・ソシエダッド・リミターダ 口臭治療用組成物
US20040013722A1 (en) 2002-07-18 2004-01-22 Yang Joo Hwan Gelatin soft capsule having the properties of removal of oral smell and cleaning of oral cavity
WO2004071217A1 (en) 2003-02-12 2004-08-26 Mw Encap Limited Encapsulated flavouring for foods
JP2007523904A (ja) 2004-02-17 2007-08-23 シムライズ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンジツト・ゲゼルシヤフト 被覆された、球状のシームレス型充填カプセル
JP2008024696A (ja) 2006-06-19 2008-02-07 Morishita Jintan Kk 口臭除去用多重ソフトカプセル
JP2012213357A (ja) 2011-03-31 2012-11-08 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 経口消臭組成物
WO2013100013A1 (ja) 2011-12-28 2013-07-04 富士カプセル株式会社 軟カプセル皮膜
JP2014141433A (ja) 2013-01-24 2014-08-07 Arimento Kogyo Kk 持続性唾液分泌促進組成物及びそれを内溶液とする軟カプセル剤
JP2015193579A (ja) 2014-03-31 2015-11-05 小林製薬株式会社 ゼラチンカプセル剤およびその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07550B2 (ja) * 1988-09-13 1995-01-11 大正製薬株式会社 精油含有軟カプセル

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002502806A (ja) 1998-02-06 2002-01-29 バイオコスメティックス・ソシエダッド・リミターダ 口臭治療用組成物
US20040013722A1 (en) 2002-07-18 2004-01-22 Yang Joo Hwan Gelatin soft capsule having the properties of removal of oral smell and cleaning of oral cavity
WO2004071217A1 (en) 2003-02-12 2004-08-26 Mw Encap Limited Encapsulated flavouring for foods
JP2007523904A (ja) 2004-02-17 2007-08-23 シムライズ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンジツト・ゲゼルシヤフト 被覆された、球状のシームレス型充填カプセル
JP2008024696A (ja) 2006-06-19 2008-02-07 Morishita Jintan Kk 口臭除去用多重ソフトカプセル
JP2012213357A (ja) 2011-03-31 2012-11-08 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 経口消臭組成物
WO2013100013A1 (ja) 2011-12-28 2013-07-04 富士カプセル株式会社 軟カプセル皮膜
JP2014141433A (ja) 2013-01-24 2014-08-07 Arimento Kogyo Kk 持続性唾液分泌促進組成物及びそれを内溶液とする軟カプセル剤
JP2015193579A (ja) 2014-03-31 2015-11-05 小林製薬株式会社 ゼラチンカプセル剤およびその製造方法

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
DONG, Z. et al.,Morphology and release profile of microcapsules encapsulating peppermint oil by complex coacervation,Journal of Food Engineering,2011年,Vol.104,pp.455-460
谷貞子ほか,魚ゼラチンの物性 -分子量分布とβ鎖の分離-,日本写真学会誌,68巻, Suppliment2号,2005年,p.47-48
鈴木啓仁,ゼラチンの原料と製造およびその特性,日本写真学会誌,2004年,Vol.67, No.4,pp.379-385

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020137694A1 (ja) 2020-07-02
TW202027731A (zh) 2020-08-01
JP2020105140A (ja) 2020-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6444242B1 (en) Microencapsulated oil or fat product
JP2992836B2 (ja) 共役リノール酸の投与による動物の体脂肪を減少させる方法
AU2006231967B2 (en) Oil-in-water emulsions containing lignan-class compounds and compositions containing the same
JP5710689B2 (ja) 機能性家畜生産品およびその製造方法
JP4703388B2 (ja) チオクト酸組成物及びその製造方法
JP7362248B2 (ja) カプセル剤
JP7399617B2 (ja) カプセル剤
TWI841641B (zh) 膠囊劑及皮膜的不溶化抑制方法
US20050232996A1 (en) Matrix comprising a bioactive component containing phospholipid
WO2020262026A1 (ja) ゼラチン含有組成物及びその利用
JP2017214335A (ja) コエンザイムq10組成物及びそれが充填されたソフトカプセル
KR20200130148A (ko) 오메가-7을 함유하는 정제어유 분말 조성물 및 이의 제조방법
WO2020262027A1 (ja) ゼラチン含有組成物及びその利用
JP7170771B2 (ja) 経口組成物
JPH07133491A (ja) 油溶性物質含有固状物
JP7170770B2 (ja) 経口組成物
JP5875446B2 (ja) 酸化抑制組成物及び固形状経口剤若しくは固形状食品
CN109963558A (zh) 内服剂
JP7360103B2 (ja) ヒドロキシチロソール含有軟カプセル剤
JP2021106505A (ja) ゼラチン含有組成物及び糸引き抑制方法
JP6602578B2 (ja) 経口組成物
JP2022151250A (ja) タンパク質含有粉末の水分散性改良剤
WO2023275190A1 (en) Soft gel capsule
JP2024007452A (ja) ソフトカプセル剤
JP2019019117A (ja) 油脂含有組成物及び経口製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7362248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150