JP7361629B2 - 階段構造 - Google Patents
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Description
また、この階段構造では、胴差に連続して床と天井とを繋ぐ間仕切り用の壁が備えられており、階段本体は、階段本体の側部を囲む胴差、及び胴差に連続する壁に固定されて支持されている。
したがって、上記先行技術の階段構造では、階段本体の配置されている空間が、隣接する他の空間と隔離されており、空間を有効的に使用する点で改善の余地があった。
ここで、階段の下階側を支持する間仕切壁は、L字形状に形成されているため、一直線状に形成される場合に比較して、高い剛性を得ることができ、階段の下階側を効率的に支持することができる。
なお、ここでいう「下がり天井壁」とは、壁の下端が床から離れているものである。
図1~図7を用いて、第1実施形態に係る階段構造が適用された階段10について説明する。図1には、第1の実施形態に係る階段構造が適用された階段10が斜視図にて概略的に示されており、図2には、階段10が平面図にて示されている。図3には、階段10の昇り口付近の要部が斜視図にて概略的に示されており、図4には、階段10の中間部の要部が斜視図にて概略的に示されており、図5には、階段10の降り口付近の要部が斜視図にて概略的に示されている。また、図6には、階段10、及び下階の要部が斜視図にて概略的に示されており、図7には、階段10、及び上階の要部が斜視図にて概略的に示されている。なお、図1~7においは、階段10の要部が概略的に示されているため、要部以外の構成は適宜省略されている。
図1、及び図2に示すように、間仕切壁28は、下階14の床から下階14の天井に至る第1壁部材28Aと、第1壁部材28Aに直角に連結される第2壁部材28Bとで平面視でL字形状に形成されている。また、間仕切壁30は、下階の床から下階の天井に至る第1壁部材30Aと、第1壁部材30Aに直角に連結される第2壁部材30Bとで平面視でL字形状に形成されている。
図5に示すように、下がり天井壁32は、矢印R方向に配置される第1天井壁部材32Aと、第1天井壁部材32Aに直角に連結されて矢印F方向側に配置される第2天井壁部材32Bとで平面視でL字形状に形成されている。下がり天井壁32は、下階14の天井側から下階14の床側に向けて垂下されており、その下端は、下階14の天井と下階14の床との中間に位置している。
本実施形態の住宅12では、平面視でコ字形に形成された階段10の昇り口付近が一対の間仕切壁28、30で支持され、階段10の降り口付近が下がり天井壁32で支持されているため、第2踊り場24、及び第3階段部26の下方の階段下空間(左上がりの斜線部分の上方の空間)S1と、階段下空間S1に隣接する下階14の空間(一例として、リビング:右上がりの斜線部分の上方の空間)S2とが一体的に繋がり、下階14において、階段下空間S1をリビングの空間S2と一体的に使用することができる。補足すれば、下階14においては、階段下空間S1の床とリビングの空間S2の床とが連続して繋がるので、階段下空間S1とリビングの空間S2との一体感が得られる。
昇り口付近の天井高さを高くすると、登り口付近の上方における上階16に影響が及び、昇り口付近の上方における上階16の空間が利用し難くなる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の階段10は、平面視形状がL字形状とされており、第1の実施形態の階段10に設けられていた第2踊り場24、及び第3階段部26が設けられておらず、その代わりとして第2階段部22が第1の実施形態よりも長くなっている。
したがって、本実施形態のように階段10の昇降長さが長い場合でも、昇り口付近、及び降り口付近が効率的にされているので、階段10の勾配θを自由に設計することができ、階段10を緩勾配化し易い。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態の階段10では、第2階段部22と第3階段部26との間に、高低差を設けた第2踊り場24が設けられている。第2踊り場24は、下側の下側第2踊り場24Aと、一段上の上側第2踊り場24Bとで構成されている。
本実施形態の下がり天井壁32は、第1天井壁部材32Aと第2天井壁部材32Bとが離間しているが、第1天井壁部材32Aと第2天井壁部材32Bとは、向きを交差(90°)させて配置しているため、平面視で一直線状に形成される場合に比較して、高い剛性を得ることができ、階段10の上側部分を効率的に支持することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。上述した各実施形態の構成は、適宜組み合わせることが可能とされている。
12 住宅
14 下階
16 上階
28 間仕切壁
30 間仕切壁
32 下がり天井壁
θ 勾配(角度)
S4 第1空間
S5 第2空間
S3 空間(一対の間仕切壁の一部に囲まれる空間)
Claims (3)
- 下階に設けられ各々の平面視形状がL字形状を呈して互いに対向する一対の間仕切壁と、
前記下階の上側の上階に設けられ互いに交差する向きに配置された2つの壁面を含んで構成される下がり天井壁と、
下階側が前記一対の間仕切壁で支持されて、上階側が前記下がり天井壁で支持される階段と、
を有する階段構造。 - 前記階段の勾配が25°~40°の範囲内であり、
前記一対の間仕切壁の上階側の第1空間が、隣接する前記上階の第2空間と一体化している、
請求項1に記載の階段構造。 - 前記一対の間仕切壁の一部に囲まれる空間が、住宅設備を設置する住宅設備設置スペースとされている、
請求項1または請求項2に記載の階段構造。
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Publications (2)
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JP2021130965A JP2021130965A (ja) | 2021-09-09 |
JP7361629B2 true JP7361629B2 (ja) | 2023-10-16 |
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ID=77550610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020026630A Active JP7361629B2 (ja) | 2020-02-19 | 2020-02-19 | 階段構造 |
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Citations (4)
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2020
- 2020-02-19 JP JP2020026630A patent/JP7361629B2/ja active Active
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