JP7360149B2 - ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステム - Google Patents

ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステム Download PDF

Info

Publication number
JP7360149B2
JP7360149B2 JP2019164002A JP2019164002A JP7360149B2 JP 7360149 B2 JP7360149 B2 JP 7360149B2 JP 2019164002 A JP2019164002 A JP 2019164002A JP 2019164002 A JP2019164002 A JP 2019164002A JP 7360149 B2 JP7360149 B2 JP 7360149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
protrusion
main body
hole
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019164002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021043283A (ja
Inventor
哲視 星川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Inc
Original Assignee
Trinity Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Inc filed Critical Trinity Inc
Priority to JP2019164002A priority Critical patent/JP7360149B2/ja
Publication of JP2021043283A publication Critical patent/JP2021043283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7360149B2 publication Critical patent/JP7360149B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、モバイル機器のディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステムに関するものである。
iPhone(登録商標)を含む携帯電話等のモバイル機器には、液晶や無機又は有機のEL等から構成されるディスプレイ画面が備わっている。ディスプレイ画面は使用中に傷付ける恐れがあるため、PET等の樹脂フィルムにより画面を保護することが行なわれている。そのような保護フィルムは剥離層を剥がし貼付剤層を露出させてディスプレイ画面に貼り付けるが、貼り付け位置を正確に決められなかったり、気泡が入ったりするという問題がある。また、貼付剤層に指が触れると皮脂で粘着力が落ちるということもある。
上記の問題は、気泡が気になって指が触れたり、ディスプレイ画面に対するずれが気になって位置を正確に決められなかったりというように、相互に関係し合う問題でもあるので、保護フィルムを正確に貼り付けることは必ずしも容易ではない。従って、画面に対して上下又は左右にずれたり傾いてしまったりするという問題を克服することは中々困難である。そのため、フィルムの貼り付けを補助するために様々な提案がなされている。
例えば、特開2014-166727号の発明は、モバイル機器と嵌め合わせて固定することで、保護フィルムをモバイル機器に位置決めして取り付けることができる貼り付け補助具を開示している。
一方で、ディスプレイ画面を確実に保護するという市場からの要請がなされており、従来のPET等の樹脂フィルムでは、その画面の保護として不十分であることから薄いガラスのシートによりそのディスプレイ画面を保護することが求められている。
しかしながら、従来の貼り付け補助具は、柔軟性をする折り曲げ可能なPET等の樹脂フィルムであれば貼り付けることができる。しかしながら、若干の撓みを許容する硬質なガラスのシートでは、その硬質なシートをPET等の樹脂フィルムのように折り曲げることができないことから、従来の貼り付け補助具ではディスプレイ画面に、ずれることなくガラスのシートを貼り付けることができない。
特開2014-166727号
本発明は前記の点に鑑みなされたもので、その課題は、ディスプレイ画面へのフィルム貼り付け装置初心者であっても正確に、ガラスシートをディスプレイ画面に貼れるようにするシート貼り付けシステムを提供することである。
前記の課題を解決するために、第1観点のシート貼り付けシステムは、ディスプレイ画面を有するモバイル機器を固定するための本体部と、ディスプレイ画面に貼り付けて、当該ディスプレイ画面を保護するために当該ディスプレイ画面の形状と同様の形状を呈する保護シート部と、保護シート部を前記ディスプレイ画面に貼り付けるために貼り付ける位置を決める位置決めシートと、を有し、本体部は、上方に屹立する第1突起部と、上方に屹立する第2突起部と、を具備し、位置決めシートは、第1突起部と揺動可能に係合する第1孔部と、第2突起部と嵌合する第2孔部と、を具備し、保護シート部は、位置決めシートの下方に剥離可能に貼り付けつけられ、第1孔部は、前記第1突起部に揺動可能に載置するとともに、第2孔部は、前記第2突起部に嵌合することで、位置決めシートと前記保護シート部は、ともに、側面視において、本体部に対し斜めに傾いて配置されるというものである。
また、第2観点のシート貼り付けシステムは、第1観点において、第1突起部は、上端から下方に行くに従いその径が徐々に拡大する拡径部を有し、拡径部と、第1孔部が係合することで、位置決めシートは、第1突起部と揺動可能に係合するというものである。
また、第3観点のシート貼り付けシステムは、第1観点または第2観点において、第1孔部は、前記位置決めシートの前方に配置され、第2孔部は、位置決めシートの後方に配置され、位置決めシートと保護シート部は、ともに、側面視において、本体部に対し前方を上方にし、後方を下方にするように斜めに傾いて配置されるというものである。
また、第4観点のシート貼り付けシステムは、第1観点から第3観点において、本体部は、モバイル機器を配置する固定部をさらに有し、固定部の内方に突出する接合部をさらに有するというものである。
また、第5観点のシート貼り付けシステムは、第1観点から第4観点において、位置決めシートは、本体部と位置決めシートの位置決めする機能を強化する補助部材をさらに有し、補助部材は、平面視矩形状を呈する補助部材本体部と、補助部材本体部の両脇に配置する湾曲状を呈する補助部材ひげ部と、を有し、補助部材ひげ部は、第2突起部と係止するというものである。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、初心者であっても正確に、ガラスシートをディスプレイ画面に貼れるようにするシート貼り付けシステムを提供することができる。
モバイル機器と、シート貼り付けシステムの斜視図である。 Aは、本体部における前端部からの側面図である。Bは、本体部の平面図である。Cは、本体部における後端部からの側面図である。Dは、本体部右側面図である。 Aは、図2BのIIIA―IIIA線断面図である。Bは、図2BのIIIB―IIIB線断面図である。 Aは、保護シート部と、位置決めシートと剥離シートとの正面図である。Bは、Aの断面図である。 Aは、蓋部と、貼り付けシステムの正面図である。Bは、蓋部と、AのVB-VB線断面図である。 Aは、本体部にモバイル機器を配置した状態においてさらに位置決めシートと剥離シートを配置した状態の平面図である。Bは、Aの状態における前端部からの側面図である。Cは、Bは、Aの状態における後端部からの側面図である。 Aは、位置決めシートの矢印A部分を押圧する状態のVII-VII線断面図である。Bは、位置決めシートの矢印B部分を押圧する状態のVII-VII線断面図である。Cは、Aは、位置決めシートの矢印C部分を押圧する状態のVII-VII線断面図である。 Aは補助部材を配置した保護シート部と、位置決めシートと剥離シートの正面図である。Bは、補助部材を分離した状態の保護シート部と、位置決めシートと剥離シートの正面図である。 Aは、本体部にモバイル機器を配置した状態においてさらに位置決めシートと剥離シートと補助部材を配置した状態の平面図である。本体部にモバイル機器を配置した状態における平面図である。Bは、Aの状態における前端部からの側面図である。Cは、Bは、Aの状態における後端部からの側面図である。
以下、図示の実施形態を参照して本実施例について説明する。本実施例のシート貼り付けシステム10は、ディスプレイ画面500を有するモバイル機器600を固定するための本体部100と、そのディスプレイ画面500を保護するために貼り付ける保護シート部200と、その保護シート部200とディスプレイ画面500との貼り付ける位置を位置決めする位置決めシート300と、を有する。
本体部100は、合成樹脂製であり、また、モバイル機器600のケースと呼ばれるべきものであり、いわゆるブリスターケースが好ましい。また本体部100は、平面視矩形状を呈する。また、本体部100は、上記のとおり合成樹脂製であり、一体成型されている。また、本体部100は、ディスプレイ画面500を有するモバイル機器600を配置し、固定するために、そのモバイル機器600の外形に倣うような凹状を呈する固定部110を有する。固定部110は、モバイル機器600のモバイル機器前端部610とモバイル機器後端部620とモバイル機器両側面図630、630と接するように、壁面部111と、を有し、さらに固定部110は、モバイル機器600のモバイル機器背面部640と接する底面部120を有している。固定部110は、モバイル機器600の平面形状とほぼ同様の平面形状を呈し、その形状は角の丸い長方形状を呈している。
壁面部111は、底面部120の周囲を囲み、立設するように配置され、それらは、上記のとおり、固定部110を構成している。従って、この固定部110上に、モバイル機器600を載置しようとすると、その壁面部111が、そのモバイル機器600によって押し広げられるように若干撓み、そのモバイル機器600が本体部100に固定される。
また、底面部120は、文字通り本体部100の底を構成するものであり、この底面部120における前方Fにさらに深い底面を構成する第2底面部120aを有する。第2底面部120aは、モバイル機器600が有する図示しない外部カメラがモバイル機器600のモバイル機器背面部640から外部に突出している場合に、その外部カメラとの干渉を避けるためのものである。
この第2底面部120aは、底面部120の幅とほぼ同一であり、図示するように、底面部120のほぼ、4分の1を占めている。大部分のモバイル機器600に配置された図示しない外部カメラは、この位置に対応する位置に配置されているからである。
上記のとおり壁面部111は、底面部120の周囲をとり囲み、その底面部120からなだらかに接続され上方Uに屹立するように配置されている。また、壁面部111の上端は、それぞれ前端部121と両側端部122、122と後端部123と接続されている。また上記のとおり、前端部121と両側端部122、122と後端部123は連続するようにそれらは一体に構成されている。
また、固定部110の内方に突出する凸状を呈する接合部111a、111aを有する。モバイル機器600が、モデルチェンジした場合に、その大きさが若干異なることが予想されるが、その場合に、固定部110に、モデルチェンジした図示しないモバイル機器を配置する場合に、そのモバイル機器が、接合部111a、111aに接し、いわばその接合部111a、111aを、そのモバイル機器が押しつぶすように若干変形することで、そのモデルチェンジした図示しないモバイル機器を本体部100に固定することができる。
前端部121は、その両端と比して底面部120からの高さが低い位置に、平面である平面部121aを有し、その前端部121の左右中央に、上方Uに屹立するほぼ円柱状を呈する第1突起部121bを有する。
上記のとおり、第1突起部121bは、ほぼ円柱状を呈するが、その形状を詳述すると、第1突起部121bは、その上方Uから下方Dに行くに従いその径が徐々に拡大する拡径部121cとその下方に、円柱状の第1柱状部121dを有する。
また、後端部123は、両側端部122、122と比して底面部120からの高さが低い位置に、平面である後端平面部123a、123aを有し、その後端平面部123a、123aの間のさらに低い第2後端平面部123aaに上方Uに突出し平面視矩形状を呈する係止部123bを有する。また、その係止部123bの両脇であって、後端平面部123a、123aに、それぞれ上方Uに屹立するほぼ円柱状を呈する第2突起部123c、123cを有する。
また、保護シート部200は、ガラス製の薄板であり、ディスプレイ画面500に貼り付けるためのその形状は、そのディスプレイ画面500と同様の形状を呈する。もっとも、ガラス製といっても若干の柔軟性を有し、割れることなく撓むことを許容するものである。また、保護シート部200の下方は、図示しない公知の粘着層が配置され、ディスプレイ画面500に貼り付けて固定することができる。また、その図示しない公知の粘着層を保護するために、保護シート部200と同様の形状を呈する剥離可能な剥離シート250を有する。剥離シート250には、図示しない使用者が持つもち手となる取っ手部260を有し、この取っ手部260をつまむことにより容易に剥離シート250を保護シート部200から、取り外すことができる。保護シート部200は、ガラスと、シリコン吸着層が塗布されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムと、が一体化されたものが好ましく。また、剥離シート250は、単一のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムが好ましい。剥離シート250は、剥がれやすいよう、薄いものが好ましい。例えば剥離シート250の厚さは、0.05ミリメートル程度が好ましい。また、保護シート部200の厚さは、0.5ミリメートル前後であることが好ましい。
位置決めシート300は、文字通り、保護シート部200を、ディスプレイ画面500に貼り付ける位置を位置決めするためのものである。保護シート部200は、位置決めシート300に剥離可能に貼り付けられ、それらは一体化している。また、位置決めシート300は、保護シート部200より前後方向(前方Fおよび後方R)に長く構成されている。従って、保護シート部200の全部は、位置決めシート300の一部を占めるように重ねて貼り付けられている。従って、位置決めシート300は、本体部100における固定部110より、平面視において、前後方向(前方Fおよび後方R)の長さが大となるように構成されている。位置決めシート300は、合成樹脂製であり、位置決めシート300は、単一のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムが好ましい。位置決めシート300は、側面視斜めの角度に保持するために、厚くて比較的硬いものが好ましい。例えば、位置決めシート300の厚さは、0.2ミリメートル程度が好ましい。
また、位置決めシート300の幅は、保護シート部200の幅と同一である。位置決めシート300の前方Fには、矩形状であって、ディスプレイ画面500よりも幅の狭い第1突出部311を有する。また、位置決めシート300の後方Rには、ディスプレイ画面500の幅と同様であって、中央部が欠けた凹部315を有するほぼ矩形状の第2突出部312を有する。なお、第1突出部311の左右の幅は、平面部121aに配置されるように構成されている。
また、第1突出部311の左右の中央に孔である第1孔部311aを配置している。この第1孔部311aの位置は、本体部100における第1突起部121bと揺動可能に係合するように配置されている。また、第2突出部312に、2箇所の第2孔部312a、312aを有する。この2箇所の第2孔部312a、312aは、それぞれ本体部100における第2突起部123c、123cと嵌合するように配置されている。さらに、後述する補助部材400と取り付けるための第1補助部嵌合孔部320と、第2補助部嵌合孔部330と、第3補助部嵌合孔部340を有する。
また、第1孔部311aにおける孔の径を、第1突起部121bの上端に配置した拡径部121cの径よりも小とするように構成する。これにより、第1孔部311aは、上端に配置した拡径部121cにおけるいずれかの位置に係合し、その下方に配置した柱状の第1柱状部121dに、達することはない。いわば、第1孔部311aを有する第1突出部311は、第1突起部121bによって突き上げられた状態を呈することになる。従ってこの場合、第1孔部311aは、第1柱状部121dと嵌合することはなく、第1孔部311aを有する第1突出部311は、第1突起部121bによって、浮いた状態となり、若干の位置ずれを修正すべく揺動可能に支持されることになる。なお、第1孔部311aの位置は、本体部100における第1突起部121bに、係合する位置に配置されている。
一方で、第2孔部312a、312aにおける孔の径を、第2突起部123c、123cと嵌合するようにその径を構成する。この場合、第2孔部312a、312aにおける孔の径は、第2突起部123c、123cと嵌合するようにその径をほぼ同一にすることで、第2孔部312a、312aを押し込むことにより第2突起部123c、123cの根元まで、第2孔部312a、312aが達し、その際に、その第2孔部312a、312と、第2突起部123c、123cが、ずれる恐れを可及的に防止することができる。なお、第2孔部312a、312aの位置は、本体部100における第2突起部123c、123cと嵌合する位置に配置されている。なお、第1孔部311aは、位置決めシート300の前方Fに配置され、第2孔部312aは、位置決めシート300の後方Rに配置されている。
また、第2孔部312a、312aの間に、後述する補助部材400と嵌合する第1補助部嵌合孔部320と、その第1補助部嵌合孔部320と左右対称に配置する第2補助部嵌合孔部330と、その間であって、第1補助部嵌合孔部320よりの位置に、第3補助部嵌合孔部340を配置している。第3補助部嵌合孔部340を左右中心からずれた位置に配置することによって、補助部材400を取り付けたときに位置決めシート300の表裏を誤ることはない。なお、第1補助部嵌合孔部320、第2補助部嵌合孔部330、第3補助部嵌合孔部340についてはさらに後述する。また、位置決めシート300を折り曲げ可能な折り曲げ部350を有する。この折り曲げ部350は、保護シート部200から外れた位置に配置している。
また、平面視矩形状の蓋となる蓋部360を有する場合がある。蓋部360は、本体部100を覆うように配置することにより、本体部100と、保護シート部200と、位置決めシート300とを1つのパッケージとすることができ、これらを一体として販売することができる。
上記構成のシート貼り付けシステム10における本体部100に、モバイル機器600を配置し、そのディスプレイ画面500に保護シート部200を貼り付ける方法について説明する。なお、保護シート部200に剥離シート250が取り付けられている場合はあらかじめ取っ手部260をもって剥離シート250を剥がす。
本体部100における固定部110に、ディスプレイ画面500を有するモバイル機器600を配置したのちに、そのモバイル機器600に被せるように保護シート部200が所定位置に貼り付けられた位置決めシート300を、本体部100に載置する(図7A参照)。そのときに、第1孔部311aを第1突起部121bに、係合するように配置するとともに、第2孔部312a、312aを第2突起部123c、123に嵌合するように配置する。
これにより、第1突出部311は、第1突起部121bによって突き上げられた状態を呈することになるとともに、第2突起部123c、123cの根元に第2孔部312a、312aが達することで、側面視において、保護シート部200が所定位置に貼り付けられた位置決めシート300が、本体部100に対し、前方Fを上方U方向になるように配置し、後方Rを下方D方向になるように斜めに傾いて配置される。いうなれば、第2孔部312a、312aに近い位置決めシート300に貼り付けられた保護シート部200は、ディスプレイ画面500に対し低い位置すなわち下方D方向に配置されることでディスプレイ画面500にさらに近接し、第1孔部311aに近い位置決めシート300に貼り付けられたその保護シート部200は、若干ディスプレイ画面500に対し高い位置すなわち上方U方向に支持される(図7A参照)。
このとき図示しない使用者は、保護シート部200と、ディスプレイ画面500との貼り付け位置が合致しているかを確認する。この場合において、保護シート部200と位置決めシート300とはその幅が一致している場合において、図示しない使用者は、その幅をディスプレイ画面500の幅と一致するように目視することにより保護シート部200と、ディスプレイ画面500との貼り付け位置が合致しているかを確認する。
なお、第1孔部311aを第1突起部121bに、係合するように配置するとともに、第2孔部312a、312aを第2突起部123c、123に嵌合するように配置することで、保護シート部200は、ディスプレイ画面500に正確に貼り付けられるように、位置決めシート300に貼り付けられている。従って、ほとんどの場合で、保護シート部200と、ディスプレイ画面500との貼り付け位置が合致する。
しかしながら、若干ずれていた場合において、図示しない使用者は、第1孔部311aを第1突起部121bに対して位置決めシート300を揺り動かすいわゆる揺動することでその位置の修正することが可能である。すなわち、第1孔部311aの孔径が、第1突起部121bにおける拡径部121cの径に対して、小となるように構成しているために、拡径部121cに、第1孔部311aが係合するのみであり、拡径部121cによって、第1孔部311aが持ち上げられた状態になることにより、保護シート200の粘着層がディスプレイ画面500から浮き上がった状態で保持されることにより、その保護シート200の粘着層がディスプレイ画面500と粘着されず、その状態において、若干位置決めシート300を揺動することにより、その位置ずれを修正することができる。
上記のとおり、修正が完了した後に、図示しない使用者は、後方R付近の矢印A部分を押圧する(図7A参照)。折り曲げ部350が折り曲がりつつ、若干位置決めシート300における第1突出部311が撓み、その保護シート部200の一部が、ディスプレイ画面500に貼り付けられる。
さらに図示しない使用者は、中央付近の矢印B部分を押圧する(図7B参照)。これにより若干位置決めシート300における第1突出部311が撓み、その保護シート部200の一部が、ディスプレイ画面500に貼り付けられる。
さらに図示しない使用者は、前方F付近の矢印C部分を押圧する(図7C参照)。これにより保護シート部200が、ディスプレイ画面500に貼り付けられる。この際に、保護シート部200と位置決めシート300との粘着力よりも、保護シート部200とディスプレイ画面500との粘着力が勝るように構成されているので、保護シート部200がディスプレイ画面500に貼り付けられることで、保護シート部200と位置決めシート300とが互いに剥離する(図示せず)。
次に補助部材400について説明する。補助部材400は、位置決めシート300に取りつけることによって、本体部100と位置決めシート300の位置決めする機能を強化するものである。補助部材400は、平面視矩形状を呈する補助部材本体部410とその両脇に配置する湾曲状を呈し、いわばカイゼル髭に近似する補助部材ひげ部450、450を有する。また、補助部材本体部410は後方Rに矩形状の一部である辺を構成する後方部分411を有する。
補助部材400における助部材本体部410は、上述の第1補助部嵌合孔部320と、第2補助部嵌合孔部330と第3補助部嵌合孔部340とそれぞれ嵌合する、第1補助突起部420と、第2補助突起部430と第3補助突起部440とを有する。
上記構成の補助部材400を、位置決めシート300に取り付ける。すなわち位置決めシート300における第1補助部嵌合孔部320と、第2補助部嵌合孔部330と、第3補助部嵌合孔部340と、を、それぞれ第1補助突起部420と、第2補助突起部430と、第3補助突起部440と、に嵌合するように配置する。
モバイル機器600を配置した本体部100に、補助部材400を取り付けた位置決めシート300を、配置する。このとき後方部分411は、係止部123bに係止され、補助部材ひげ部450、450は、第2突起部123c、123cを後方Rから、回り込むように接することにより、位置決めシート300を、本体部100に対して、正確に配置することができる。この場合であっても上記と同様に、若干ずれていた場合において、図示しない使用者は、第1孔部311aを第1突起部121bに対して位置決めシート300を揺り動かすいわゆる揺動することでその位置の修正することが可能である。この後の位置決めシート300等の取り扱い方法は、補助部材400を配置していない位置決めシート300と同様である。なお、同様の構成については同様の符号を付し、その説明を省略する。
10 シート貼り付けシステム
100 本体部
110 固定部
111a 接合部
120 底面部
120a 第2底面部
121b 第1突起部
121c 拡径部
121d 第1柱状部
123c 第2突起部
200 保護シート部
300 位置決めシート
311a 第1孔部
312a 第2孔部
350 折り曲げ部
400 補助部材
410 補助部材本体部
450 補助部材ひげ部

Claims (4)

  1. ディスプレイ画面を有するモバイル機器を固定するための本体部と、
    前記ディスプレイ画面に貼り付けて、当該ディスプレイ画面を保護するために当該ディスプレイ画面の形状と同様の形状を呈する保護シート部と、
    前記保護シート部を前記ディスプレイ画面に貼り付けるために貼り付ける位置を決める位置決めシートと、を有し、
    前記本体部は、上方に屹立する第1突起部と、上方に屹立する第2突起部と、を具備し、
    前記位置決めシートは、前記第1突起部と揺動可能に係合する第1孔部と、前記第2突起部と嵌合する第2孔部と、を具備し、
    前記保護シート部は、前記位置決めシートの下方に剥離可能に貼り付けつけられ、
    前記第1孔部は、前記第1突起部に揺動可能に載置するとともに、
    前記第2孔部は、前記第2突起部に嵌合することで、前記位置決めシートと前記保護シート部は、ともに、側面視において、前記本体部に対し斜めに傾いて配置され、
    前記位置決めシートは、前記本体部と当該位置決めシートの位置決めする機能を強化する補助部材をさらに有し、
    前記補助部材は、平面視矩形状を呈する補助部材本体部と、
    前記補助部材本体部の両脇に配置する湾曲状を呈する補助部材ひげ部と、を有し、
    前記補助部材ひげ部は、前記第2突起部と係止するシート貼り付けシステム。
  2. 前記第1突起部は、上端から下方に行くに従いその径が徐々に拡大する拡径部を有し、
    前記拡径部と、前記前記第1孔部が係合することで、前記位置決めシートは、前記第1突起部と揺動可能に係合する請求項1記載のシート貼り付けシステム。
  3. 前記第1孔部は、前記位置決めシートの前方に配置され、
    前記第2孔部は、前記位置決めシートの後方に配置され、
    前記位置決めシートと前記保護シート部は、ともに、側面視において、前記本体部に対し前方を上方にし、後方を下方にするように斜めに傾いて配置される請求項1または2記載のシート貼り付けシステム。
  4. 前記本体部は、前記モバイル機器を配置する固定部をさらに有し、
    前記固定部の内方に突出する接合部をさらに有する請求項1から3いずれかに記載のシート貼り付けシステム。
JP2019164002A 2019-09-09 2019-09-09 ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステム Active JP7360149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019164002A JP7360149B2 (ja) 2019-09-09 2019-09-09 ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019164002A JP7360149B2 (ja) 2019-09-09 2019-09-09 ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021043283A JP2021043283A (ja) 2021-03-18
JP7360149B2 true JP7360149B2 (ja) 2023-10-12

Family

ID=74862266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019164002A Active JP7360149B2 (ja) 2019-09-09 2019-09-09 ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7360149B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6984934B1 (ja) * 2021-07-29 2021-12-22 株式会社Msソリューションズ 携帯端末用保護シート貼付具及び保護シートの貼付方法
JP7352250B1 (ja) 2023-07-10 2023-09-28 株式会社Nakan 保護シート貼付ユニット

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3180690U (ja) 2012-10-19 2012-12-27 スーペリア コミュニケーションズ インク モバイル装置用保護フィルム貼付装置
KR101252750B1 (ko) 2012-08-03 2013-04-09 주식회사 다스텍 휴대전자기기 디스플레이부 보호필름 부착장치, 휴대전자기기 디스플레이부 보호필름 부착용 시트, 및 휴대전자기기 디스플레이부 보호필름 부착방법
US20130237296A1 (en) 2012-03-09 2013-09-12 Jiangmen Vipo Electronic Technology Co., Ltd. Mobile phone film positioner and a mobile phone film with positioning structure
JP2014002246A (ja) 2012-06-18 2014-01-09 Sanko Soken Kk 保護フィルム貼付用治具、フィルム積層体、及び保護フィルム貼付用セット
US20150314523A1 (en) 2013-09-12 2015-11-05 Eshields, Llc Applicator for applying protective coverings to electronic device displays
WO2016166803A1 (ja) 2015-04-13 2016-10-20 トリニティ株式会社 ディスプレイ画面へのフィルム貼り付け装置
US20180281274A1 (en) 2017-03-31 2018-10-04 Chia-Ching Lin Screen film structure and method for attaching screen film onto mobile device
JP3221144U (ja) 2019-02-15 2019-05-09 林家豪 スマートフォンディスプレイ保護フィルム貼付け補助装置
WO2019130576A1 (ja) 2017-12-28 2019-07-04 トリニティ株式会社 保護部材取り付け装置及び保護部材取り付け方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130237296A1 (en) 2012-03-09 2013-09-12 Jiangmen Vipo Electronic Technology Co., Ltd. Mobile phone film positioner and a mobile phone film with positioning structure
JP2014002246A (ja) 2012-06-18 2014-01-09 Sanko Soken Kk 保護フィルム貼付用治具、フィルム積層体、及び保護フィルム貼付用セット
KR101252750B1 (ko) 2012-08-03 2013-04-09 주식회사 다스텍 휴대전자기기 디스플레이부 보호필름 부착장치, 휴대전자기기 디스플레이부 보호필름 부착용 시트, 및 휴대전자기기 디스플레이부 보호필름 부착방법
JP3180690U (ja) 2012-10-19 2012-12-27 スーペリア コミュニケーションズ インク モバイル装置用保護フィルム貼付装置
US20150314523A1 (en) 2013-09-12 2015-11-05 Eshields, Llc Applicator for applying protective coverings to electronic device displays
WO2016166803A1 (ja) 2015-04-13 2016-10-20 トリニティ株式会社 ディスプレイ画面へのフィルム貼り付け装置
US20180281274A1 (en) 2017-03-31 2018-10-04 Chia-Ching Lin Screen film structure and method for attaching screen film onto mobile device
WO2019130576A1 (ja) 2017-12-28 2019-07-04 トリニティ株式会社 保護部材取り付け装置及び保護部材取り付け方法
JP3221144U (ja) 2019-02-15 2019-05-09 林家豪 スマートフォンディスプレイ保護フィルム貼付け補助装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021043283A (ja) 2021-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7360149B2 (ja) ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシート貼り付けシステム
JP4669269B2 (ja) タッチパネル用保護フィルムの貼付け方法
JP3596684B2 (ja) 液体収納容器用プルタブ
JP2006145918A (ja) 保護シートの装着構造体
JP2015215587A (ja) フィルム貼付補助具
JP2008239251A (ja) フラップ付きラップフィルム装置
JP5269438B2 (ja) 大型ペリクルの保護フィルム及び大型ペリクルの収納方法
CN212276717U (zh) 显示装置及弯折垫片模组
JP7015751B2 (ja) 携帯端末用透明フィルム
JP2023007871A (ja) ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステム
JP2015203090A (ja) ディスプレイ用保護フィルム
JP6338873B2 (ja) 保護カバーセット
KR101300105B1 (ko) 절곡부 눈금이 형성된 전지팩 보호용 라벨 및 이를 이용한 전지팩
JP2014069465A (ja) 保護フィルム貼着部材
JP5465386B2 (ja) フラップ付きラップフィルム装置
JP2008233693A (ja) 液晶表示装置の保護シート
JP3955354B2 (ja) 貼付シートの貼付用補助具、それを製造するための型紙、及びそれを用いた貼付シートの貼付方法
KR101313324B1 (ko) 위치 어긋남을 저감한 전지팩 보호용 외장 필름
JP2024017407A (ja) ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシートとその保護シートを貼り付けるためのシート貼りシステム
JP4197244B2 (ja) 空気電池包装体
JP4568047B2 (ja) 電池パック
CN210626698U (zh) 镜头膜组件
US20230372047A1 (en) Cover for occlusal force meter
JP3213030U (ja) ゆで卵用殻むきシート
JP4338467B2 (ja) 大型ペリクル収納容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7360149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150