JP6984934B1 - 携帯端末用保護シート貼付具及び保護シートの貼付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護シートの粘着面に異物が付着することを、より完全に近い状態で排除することにより、保護シートと表示画面の間に異物を挟み込むことを防止できる携帯端末用保護シート貼付具を提供する。【解決手段】携帯端末用保護シート貼付具Aは、基枠嵌合部11及びスマートフォン3を定位置に収容可能な収容部12を有する基枠部1と、基枠嵌合部11に対して嵌合による固定と分離が可能な蓋枠嵌合部21、天面部材22、天面部材22の下方の収容空間221に位置し内天部に沿わせて取り外し可能に固定された保護シート25、天面部材22に設けられ外部からの保護シート25に対する押さえ操作を可能にする貫通穴29、保護シート25の粘着面に粘着されている剥離フィルム26、剥離フィルム26の剥離始点部に繋がる引き手フィルム27及び剥離操作時に引き手フィルム27を通す引き手案内部28を有する蓋枠部2とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末用保護シート貼付具及び保護シートの貼付方法に関するものである。詳しくは、携帯端末の表示画面に保護シートを貼付する作業を行う際に、保護シートの粘着面に異物が付着することを、より完全に近い状態で排除することにより、保護シートと表示画面の間に異物を挟み込むことを防止できる携帯端末用保護シート貼付具及び保護シートの貼付方法に関する。
スマートフォン等の携帯端末においては、表示画面はガラス製のものが一般的であり、過って落下させると表示画面が破損してしまうことがある。これを防止するために、透明かつ強靱な材料で形成された保護シートが商品化されており、これを表示画面に貼付している使用者(ユーザー)も多い。
しかしながら、スマートフォンの場合、表示画面は平滑ではあるが、大きさが8インチ前後であり、この大きさの表示画面に対して位置がずれないように、しかも表示画面との間に空気が入ったり異物が入ったりすることがないように保護シートを貼付することは極めて難しい。このため、従来から、この問題を解消するための様々な手段が提案されており、特許文献1に記載された本願出願人が提案した貼付治具兼用包装部材もその一つである。
特許文献1記載の貼付治具兼用包装部材は、表示画面に貼着層を介し貼り付けてある保護フィルムを収納保持するための収納凹部が形成され、収納凹部内に仮貼着部材を介して保護フィルムを貼り付けた構成等を有する収納基板と、収納凹部に一端が連通され他端がトレイの外側に開放される中空の連通枠を備え、低コストで汎用性が高い上に、保護フィルムの表示画面に対する貼付位置の精度が良好であるというものである。
特開2017−24736号公報
上記特許文献1記載の貼付治具兼用包装部材は、効果の記載にあるように、低コストで汎用性が高く、保護フィルムの表示画面に対する貼付位置の精度を良好にするという点おいては充分に有用であるが、次のような課題があることも分かってきた。
すなわち、トレイを携帯端末に被せて保護フィルムを表示画面に貼付するときには、剥離シートを保護フィルムからあらかじめ剥離しておく必要がある(特許文献1の図6(b)の記載参照)。このため、剥離シートの剥離から保護フィルムを表示画面に貼付するまでには、通常、僅かではあるが時間を要していた。
しかも、この間、保護フィルムの粘着面は外気に開放された空間に露出するため、外気に浮游する埃等の微細な異物が粘着面に付着するのを完全には排除することができず、携帯端末の表示画面に貼付するときに異物を挟み込んでしまうことがあった。
本発明は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、携帯端末の表示画面に保護シートを貼付する作業を行う際に、保護フィルム(以降、保護シートという)の粘着面に異物が付着することを、より完全に近い状態で排除することにより、保護シートと表示画面の間に異物を挟み込むことを防止できる携帯端末用保護シート貼付具及び保護シートの貼付方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために本発明に係る携帯端末用保護シート貼付具は、外周部に設けられた第1の嵌合部及び該第1の嵌合部の内側に設けられ、保護シートを貼付する携帯端末を定位置に収容可能な収容部を有する基枠部と、前記第1の嵌合部に対して嵌合による固定と分離が可能な第2の嵌合部、該第2の嵌合部の開口部と反対側に設けられた天面部材、該天面部材の下方の収容空間に位置するよう内天部に沿わせて粘着面と反対側の面を該内天部に対し取り外し可能に固定された保護シート、前記天面部材に、外部からの前記保護シートに対する直接的な押さえ操作を可能にする貫通穴、前記保護シートの前記粘着面に粘着されている柔軟性を有する剥離フィルム、該剥離フィルムの剥離始点部の近傍に繋がるように設けてある引き手及び前記剥離フィルムの剥離操作時に前記引き手を通して案内可能な引き手案内部とを有する蓋枠部とを備える。
携帯端末用保護シート貼付具は、基枠部の外周部に設けられた第1の嵌合部により、蓋枠部の第2の嵌合部に対して嵌合することによる固定と分離が可能である。また、第1の嵌合部の内側に設けられた収容部に保護シートを貼付する携帯端末を定位置に収容することにより、携帯端末を、保護シートを携帯端末の表示画面の正確な位置に貼付することができる箇所に配置することができる。
また、蓋枠部の第2の嵌合部により、基枠部の第1の嵌合部に対して嵌合することによる固定と分離が可能である。第2の嵌合部の開口部と反対側に設けられた天面部材には、保護シートを天面部材の下方の収容空間に位置するよう内天部に沿わせて粘着面と反対側の面を内天部に対し取り外し可能に固定することができる。これにより、保護シートを携帯端末の表示画面に貼付した状態で、保護シートから天面部材を取り外すことが可能になる。
なお、保護シートは、基枠部の収容部に携帯端末を収容して蓋枠部を嵌合したときに、天面板と携帯端末の表示画面との間に形成される、収容空間を含む包持空間の内部に収まり、略密封される。また、保護シートの下方にこの包持空間が形成されることにより、剥離フィルムの折り返しによる保護シートからの剥離操作が可能になる。
また、天面部材に設けられた貫通穴により、外部からの保護シートに対する直接的な押さえ操作が可能になる。保護シートの粘着面に粘着されている柔軟性を有する剥離フィルムは、粘着面から剥離することが可能であり、剥離されるまでは粘着面の携帯端末の表示画面に対する充分な粘着性を維持することができる。
そして、剥離フィルムの剥離始点部の近傍に繋がるように設けてある引き手により、これを所定の方向へ引くことによって、剥離フィルムを保護シートの粘着面から剥離させることができる。引き手は、剥離フィルムの剥離操作時に引き手案内部に通して案内させることで、円滑な操作を行うことができる。
また、蓋枠部には、第2の嵌合部、天面部材、保護シート、貫通穴、剥離フィルム、引き手及び引き手案内部等の各構成部が一体的に設けてあるので、保護シートの貼付作業を行うに当たり、別に用意した部品を取り付けたり組み立てる必要もないので、作業をスムーズに行うことができる。
(2)本発明に係る携帯端末用保護シート貼付具は、前記基枠部の前記収容部の前記携帯端末を支持する支持面が、前記蓋枠部が前記基枠部に被冠し前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部が嵌合したときに、前記保護シートに対して前記引き手案内部へ向け間隔が狭まるように所定の角度で傾斜している構成とすることもできる。
この場合は、基枠部の収容部の携帯端末を支持する支持面が、蓋枠部が基枠部に被冠し第1の嵌合部と第2の嵌合部が嵌合したときに、保護シートに対して引き手案内部へ向け間隔が狭まるように所定の角度で傾斜していることで、収容部に収容した携帯端末の表示画面を保護シートに対して所定の角度で傾斜させることができる。
これにより、剥離始点部に近い側の保護シートと携帯端末の表示画面の間隔がより広い包持空間をつくることができ、特に剥離フィルムの折り返しにより剥離操作を行う場合、空間に余裕があるために剥離操作をより確実に行うことが可能になる。
(3)本発明に係る携帯端末用保護シート貼付具は、前記基枠部と、前記蓋枠部のうち前記保護シートと前記剥離フィルム及び前記引き手を除く部分とが、透明なプラスチックシートでブリスター様に形成されている構成とすることもできる。
この場合は、基枠部と、蓋枠部のうち保護シートと剥離フィルム及び引き手を除く部分とが、透明なプラスチックシートでブリスター様(又はブリスターパック様:プラスチックシートで立体形状につくられた包装容器様)に形成されていることで、全体に変形性及び撓み性に優れ、基枠部及び蓋枠部の嵌合作業及び分離作業も比較的容易に、かつ確実に行うことができる。
(4)本発明に係る携帯端末用保護シート貼付具は、前記貫通穴が前記引き手案内部近傍に設けられ、かつ前記天面部材に対する前記保護シートの固定位置が、前記剥離フィルムの剥離始点部の近傍に設けられている構成とすることもできる。
この場合は、貫通穴が引き手案内部近傍に設けられ、かつ天面部材に対する保護シートの固定位置が、剥離フィルムの剥離始点部の近傍に設けられていることで、保護シートの固定位置と貫通穴の間隔が比較的広くとられている。
これにより、保護シートを貫通穴の位置で携帯端末の表示画面に押し付けて粘着を始めて、天面部材に対する保護シートが固定されている状態での粘着が終わったときの粘着面積が広くなるので固定力が充分に強い。これにより、蓋枠部の残部を基枠部から外すときに、蓋枠部により保護シートが強く引っ張られても、保護シートが携帯端末の表示画面から剥離するのを抑止できる。
(5)上記の目的を達成するために本発明に係る携帯端末用保護シートの貼付方法は、基枠部に設けられた収容部の定位置に、携帯端末を表示画面が表れるようにして収容する工程と、前記基枠部に蓋枠部を嵌合して被冠し、該蓋枠部に設けてある天面部材の下方の収容空間に位置するよう内天部に沿わせて該内天部に対し取り外し可能に固定され、前記携帯端末に対向する面に剥離フィルムが粘着され、該剥離フィルムの剥離始点部に引き手が繋いである保護シートの前記携帯端末の前記表示画面に対する位置決めをすると共に、前記天面部材と前記表示画面との間に形成される空間を略密封する工程と、前記引き手を前記蓋枠部に設けてある引き手案内部を通して外方向へ引いて、前記保護シートから前記剥離フィルムを剥離する工程と、前記保護シートの所定箇所を外部から直接又は間接的に押さえて、前記剥離フィルムを剥離した粘着面を前記携帯端末の前記表示画面に粘着する工程と、前記基枠部から前記蓋枠部の残部を分離する工程とを備える。
携帯端末用保護シートの貼付方法は、基枠部に設けられた収容部の定位置に、携帯端末を表示画面が表れるようにして収容する工程により、携帯端末を、保護シートを携帯端末の表示画面の正確な位置に貼付することができる箇所に配置することができる。
基枠部に蓋枠部を嵌合して被冠し、蓋枠部に設けてある天面部材の下方の収容空間に位置するよう内天部に沿わせて内天部に対し取り外し可能に固定され、携帯端末に対向する面に剥離フィルムが粘着され、剥離フィルムの剥離始点部に引き手が繋いである保護シートの携帯端末の表示画面に対する位置決めをすると共に、保護シートと表示画面との間に形成される空間を略密封する工程により、粘着面が剥離フィルムで覆われた保護シートは、この空間内に包持され、剥離フィルムが剥離された後も、その粘着面が略外気とつながらないこの空間のみに露出することになる。これにより、外気に浮游する埃等の微細な異物が粘着面に付着することを抑止できる。
また、引き手を蓋枠部に設けてある引き手案内部を通して外方向へ引いて、保護シートから剥離フィルムを剥離する工程により、基枠部に蓋枠部を嵌合した状態の内部の上記空間において、保護シートの粘着面から剥離シートを剥離することできる。また、剥離シートは上記空間から外部へ排出することができるので、保護シートの携帯端末の表示画面に対する貼付作業の邪魔にならない。
保護シートの所定箇所を外部から直接又は間接的に押さえて、剥離フィルムを剥離した粘着面を携帯端末の表示画面に粘着する工程により、保護シートの携帯端末の表示画面に対する粘着を開始することができる。このとき、表示画面は平滑度が高いため、保護シートの粘着面は、最初に粘着したところから粘着面が自動的に密着して拡がっていくので、適宜粘着面の空気抜きを行いながら粘着させることができる。
そして、保護シートが粘着した面積が充分に広くなったところで、基枠部から蓋枠部の残部を分離する工程により、基枠部に表示画面に保護シートを貼付した携帯端末を露出させることができる。後は、適宜収容部から携帯端末を取り出して使用することができる。
本発明は、携帯端末の表示画面に保護シートを貼付する作業を行う際に、保護シートの粘着面に異物が付着することを、より完全に近い状態で排除することにより、保護シートと表示画面の間に異物を挟み込むことを防止できる携帯端末用保護シート貼付具及び保護シートの貼付方法を提供することができる。
本発明に係る携帯端末用保護シート貼付具の一実施の形態を示すと共に、スマートフォンを収容する状態の分解斜視説明図である。 携帯端末用保護シート貼付具の分解断面説明図である。 携帯端末用保護シート貼付具の基枠部にスマートフォンを収容し、基枠部に蓋枠部を被せて嵌合した状態を示す断面説明図である。 携帯端末用保護シート貼付具へのスマートフォンの収容からスマートフォンの表示画面への保護シートの当接までの工程を示す説明図である。 スマートフォンの表示画面への保護シートの粘着始めから粘着終了後の蓋基枠の取り外しまでの工程を示す説明図である。
図1乃至図5を参照して、本発明の実施の形態を更に詳細に説明する。
なお、図1で表している後述する保護シートは、同じく後述する裏側の剥離シートや引き手との重なり位置を表現するため、本来の透明体ではなく、不透明体として表しており、隠れている外形線を破線で表している。
携帯端末用保護シート貼付具Aは、表示画面に保護シートを貼付する対象となる携帯端末であるスマートフォン3を収容する基枠部1と、スマートフォン3を収容した基枠部1に嵌合して被冠し、内部に備えた後述する保護シート25をスマートフォン3の表示画面30に貼付するための操作を行うことができる蓋枠部2とから構成されている。以下、詳しく説明する。
(基枠部1について)
基枠部1の枠本体(基枠部1と同体なので符号省略)は、ブリスター(blister)の技術を採用して、透明なポリエチレンテレフタレート(PET: polyethylene terephthalate)により成形されている。これについては、次述する蓋枠部2の枠本体20も同様である。
なお、材料としては、ポリエチレンテレフタレートに限定されるものではなく、例えばポリ塩化ビニル(PVC: polyvinyl chloride)、或いはポリスチレン(PS: polystyrene)等の採用も可能である。また、不透明や半透明、或いは様々な色に着色された材料を採用してもよい。
基枠部1は、平面視で長方形状の外形を有しており、その外形に沿う部分は下側が所定の幅で開口して中空に形成されており、外形を形成する全周に亘る薄板部分は第1の嵌合部である基枠嵌合部11となっている。また、基枠嵌合部11の上面部は、二つの長辺部(図1で左右側)と一方の短辺部(図1で左奥側)の三辺部の全面が同一平面上にあり、基枠部1は基枠嵌合部11が全周に亘り同じ高さである(図2乃至図5等参照)。
基枠部1の上面側において基枠嵌合部11の内側には、スマートフォン3をガタつくことなく定位置に収容して保持することができる、内形部の形状がスマートフォン3の外形と略同じ長方形状で所定深さの収容部12が形成されている。収容部12を形成している底面120は、平面であると共に、一方の短辺部(図1で左奥側)が低くなるように所定の角度で傾斜させてある(図2乃至図5等参照)。
基枠部1の基枠嵌合部11の四隅には、それぞれ係止凸部13が形成されている。各係止凸部13は、後述する蓋枠部2の蓋枠嵌合部21の四隅に設けてある各係止凹部23に内側から係止するようになっており、これにより基枠部1の蓋枠部2に対する嵌合後の固定が可能になる。
なお、基枠部1の収容部12の他方の短辺部(図1で右手前側)には、スマートフォン3を収容部12から取り出す際に指を入れるための凹部121が設けてある。また、底面120には、スマートフォン3の収容時に、カメラ突出部(図示省略)を逃がすための凹部122が設けてある。
なお、基枠部1は、本実施の形態では、特定のスマートフォンの構造に合わせて成形された形状であるが、これに限定するものではなく、複数種類のスマートフォンで共用できる汎用とした構造を採用してもよい。
(蓋枠部2について)
蓋枠部2は、枠本体20を有している。枠本体20は、平面視で長方形状の外形を有しており、その下側部分は全体が開口して中空に形成されている。そして、外形を形成している薄板部分が、第2の嵌合部である蓋枠嵌合部21となっている。枠本体20の上面側には、開口部(符号省略)の反対側の略全面に天面板22が形成されている。
天面板22には、他方の短辺部(図1で右手前側)に近い側の幅方向中央部に、長手方向と平行に両端部が半円状の長穴である貫通穴29が形成されている。また、天面板22において、一方の短辺部(図1で左奥側)と、二つの長辺部のうち一方の短辺部寄りの約1/2の部分が他より一段低くなってコ字状に形成されている。
なお、天面板22の高い部分と一段低い部分の上面は、それぞれが異なる高さの同一平面上にあり、天面板22の高い部分と一段低い部分の高さは、それぞれの全体が同じ高さである(図2参照)。
天面板22の高い部分のうち、一方の短辺側(図1で左奥側)の幅狭となった縦板部220、220aの内面間の幅は、後述する保護シート25の幅よりやや広く形成されており、内部の収容空間221には保護シート25の1/2程が、天面板22の長手方向と平行に収まるようにしてある(図1乃至図3参照)。
また、枠本体20の蓋枠嵌合部21の四隅には、上記したように基枠部1の各係止凸部13と係止する係止凹部23が形成されており、各係止凹部23は、各係止凸部13に外側から係止するようになっている。これにより基枠部1と蓋枠部2の嵌合後に固定することができ、嵌合を外して分離することもできる。
そして、枠本体20の他方の短辺部(図1で右手前側)には、下部を略全幅で切り欠いて、後述する引き手フィルム27を外部へ引き出すための引き手案内部28が設けられている。なお、引き手フィルム27を外部へ出す際には、後述するように折り畳まれている部分を図2で示しているように延ばすようにする。
天面板22の内天部(裏面)において、貫通穴29とは反対側には、所定の距離をおいて円形の粘着部24が設けてある。粘着部24は、表裏面に粘着層を設けた円形のプラスチックシート(何れも個別の図示は省略)を粘着させた構成である。粘着部24には、ガラス製の保護シート25が一方の短辺側の上面(スマートフォン3の表示画面30に粘着したときに表面側となる)を粘着させて、いわゆる片持ちの状態で取り付けられている。
保護シート25は、所定の厚さの平板状で、スマートフォン3の表示画面30の全体を丁度覆うことができる形状であり、天面板22の下方の収容空間221に位置するようにして内天部に沿わせてある。なお、保護シート25は、上記したように、粘着部24だけで天面板22の内天部に粘着させてあるが、例えば強く剥がすようにすることで、天面板22の粘着部24から分離することが可能である。
また、保護シート25の裏面には、全面に粘着層(図示省略)が設けてあり、この粘着層を介して、保護シート25と同じ大きさの剥離フィルム26が全面に粘着してある。剥離フィルム26の一方(図3で左側)の端部は、やや幅狭となって保護シート25の端辺をやや超える位置まで延出されており、その端部には同幅の引き手フィルム27が折り返すようにして繋いである(図3拡大図参照)。
本実施の形態では、剥離フィルム26と引き手フィルム27は、若干の撓み性を有する同じプラスチックフィルムで連続して形成されている。引き手フィルム27は、保護シート25の他方の端辺の近傍で、更に下側へ折り返して折り目を付けて畳まれている(図2拡大図参照)。
また、保護シート25の貼付作業において蓋枠部2を基枠部1に嵌合したときに、天面板22と、基枠部1の収容部12に傾斜して収容されたスマートフォン3の表示画面30との間には、新たに空間が形成され、この空間が収容空間221を含む略密封された包持空間222となる。包持空間222において、保護シート25と表示画面30の間の空間は、後述するように剥離フィルム26の折り返しによる剥離を行うスペースとなる。
なお、基枠部1及び蓋枠部2は上記したようにブリスター構造であるので、全体に変形性及び撓み性に優れ、基枠部1及び蓋枠部2の嵌合作業及び分離作業も比較的容易に、かつ確実に行うことができる。
(作用)
図1乃至図5、特に各工程の説明においては主に図4、図5を参照して、携帯端末用保護シート貼付具Aを使用した、スマートフォン3の表示画面30に対する保護シート25の貼付方法及びその際の各部の作用について説明する。
(1)基枠部1の収容部12にスマートフォン3を収容する。この際、スマートフォン3は、表示画面30を充分にクリーニングしておき、表示画面30を収容部12から露出させて収容する。これにより、スマートフォン3は、保護シート25の貼付を行うための定位置に固定される(図1、図3参照)。なお、スマートフォン3は、裏面が収容部12の底面120に接触しているので、図3において左側がやや下がるように傾斜している。
(2)基枠部1に蓋枠部2を被冠させるように基枠嵌合部11に蓋枠嵌合部21を嵌合する。このとき、蓋枠部2の引き手フィルム27の折り畳んである部分を延ばして、蓋枠部2の引き手案内部28に通しておくようにする(図4(a)参照)。また、この嵌合は、基枠部1の各係止凸部13と蓋枠部2の各係止凹部23を係止して行うようにし、基枠部1と蓋枠部2を相互に固定する(図3、図4参照)。
なお、基枠部1と、蓋枠部2のうち保護シート25と剥離フィルム26及び引き手フィルム27を除く部分とが、透明なプラスチックシートでブリスター様に形成されていることで、全体に変形性及び撓み性に優れ、基枠部1及び蓋枠部2の嵌合作業及び分離作業も比較的容易に、かつ確実に行うことができる。
(3)上記のように基枠部1に蓋枠部2を嵌合することにより、天面板22と、収容部12に傾斜して収容されたスマートフォン3の表示画面30との間には、新たに包持空間222が形成され、この包持空間222は略密封された状態となる(図3、図4参照)。
つまり、包持空間222には、その容積がごく小さいこともあって、開放された外気とは相違して埃等の微細な異物が浮游している可能性は極めて低い。しかも、剥離シート26が粘着面に粘着させてある保護シート25は、この包持空間222内に包持されている(図3、図4参照)。
(4)引き手フィルム27を矢印方向に引くと、保護シート25に粘着させてある剥離フィルム26が折り返されるように剥離される。このとき、剥離フィルム26は、包持空間222の内部で、例えば表示画面30と強く接触したり擦れたりすることなく、支障なくスムーズに剥離することができる(図4(b)参照)。
そして、そのまま引き手フィルム27を引くと、剥離フィルム26の全体を保護シート25の粘着面から剥離することができ、引き手フィルム27と共に引き手案内部28から外部へ排出する。なお、基枠部1と蓋枠部2が、透明なプラスチックシートで形成されていることで、内部の様子が確認できるので、剥離操作もしやすい。
これにより、剥離フィルム26と引き手フィルム27が、保護シート25のスマートフォン3の表示画面30に対する貼付作業の邪魔にならない。また、このとき、上記したように、保護シート25の剥離フィルムを剥離した粘着面には、埃等の微細な異物が付着する可能性は極めて低く、保護シート25の粘着面に埃等の異物が付着することを、より完全に近い状態で排除することが可能になる。
(5)次に、貫通穴29から指4を入れて、保護シート25を下方へ押して、粘着面の一部をスマートフォン3の表示画面30に粘着させる。これにより、保護シート25の表示画面30に対する粘着を開始することができる。なお、表示画面30は平滑度が高いため、保護シート25の粘着面は、最初に粘着したところから粘着面が自動的に密着して拡がっていくので、適宜粘着面の空気抜きを行いながら粘着させることができる(図4(d)、図4(e)参照)。
(6)保護シート25が表示画面30に対して粘着した面積が充分に広くなったところで、基枠部1から蓋枠部2を分離させる。なお、この粘着が終わったときの粘着面積は広くなっているので固定力が充分に強い。これにより、蓋枠部2の残部(枠本体20)を基枠部1から外すときに、蓋枠部2により保護シート25が強く引っ張られても、保護シート25が表示画面30から剥離するのを抑止できる。
なお、保護シート25が粘着部24から剥離していない場合(図4(d)参照)は、保護シート25を貫通穴28から入れた指4で押さえたままで蓋枠部2を基枠部1から分離するようにするのが、剥離を防止するためにはより好ましい。
また、保護シート25が粘着部24から剥離している場合(図4(e)参照)は、基枠部1の動きは、保護シート25に影響が及ばないので、蓋枠部2を基枠部1から分離するだけでよい。
これにより、基枠部1の収容部12に表示画面30に保護シート25を貼付したスマートフォン3を露出させることができる(図4(f)参照)。
後は、凹部121に指を入れるなどして適宜収容部12からスマートフォン3を取り出して使用することができる。
上記したように、携帯端末用保護シート貼付具Aによれば、スマートフォン3の表示画面30に保護シート25を貼付する作業を行う際に、保護シート25の粘着面に埃等の異物が付着することを、より完全に近い状態で排除することにより、保護シート25と表示画面30の間に異物を挟み込むことを防止できる。
本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
A 携帯端末用保護シート貼付具
1 基枠部
11 基枠嵌合部
12 収容部
120 底面
121 凹部
122 凹部
13 係止凸部
2 蓋枠部
20 枠本体
21 蓋枠嵌合部
22 天面板
220、220a 縦板部
221 収容空間
222 包持空間
23 係止凹部
24 粘着部
25 保護シート
26 剥離フィルム
27 引き手フィルム
28 引き手案内部
29 貫通穴
3 スマートフォン
30 表示画面

Claims (5)

  1. 外周部に設けられた第1の嵌合部及び該第1の嵌合部の内側に設けられ、保護シートを貼付する携帯端末を定位置に収容可能な収容部を有する基枠部と、
    前記第1の嵌合部に対して嵌合による固定と分離が可能な第2の嵌合部、該第2の嵌合部の開口部と反対側に設けられた天面部材、該天面部材の下方の収容空間に位置するよう内天部に沿わせて粘着面と反対側の面を該内天部に対し取り外し可能に固定された保護シート、前記天面部材に設けられ、外部からの前記保護シートに対する直接的な押さえ操作を可能にする貫通穴、前記保護シートの前記粘着面に粘着されている柔軟性を有する剥離フィルム、該剥離フィルムの剥離始点部の近傍に繋がるように設けてある引き手及び前記剥離フィルムの剥離操作時に前記引き手を通して案内可能な引き手案内部とを有する蓋枠部とを備える
    携帯端末用保護シート貼付具。
  2. 前記基枠部の前記収容部の前記携帯端末を支持する支持面が、前記蓋枠部が前記基枠部に被冠し前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部が嵌合したときに、前記保護シートに対して前記引き手案内部へ向け間隔が狭まるように所定の角度で傾斜している
    請求項1記載の携帯端末用保護シート貼付具。
  3. 前記基枠部と、前記蓋枠部のうち前記保護シートと前記剥離フィルム及び前記引き手を除く部分とが、透明なプラスチックシートでブリスター様に形成されている
    請求項1又は2記載の携帯端末用保護シート貼付具。
  4. 前記貫通穴が前記引き手案内部近傍に設けられ、かつ前記天面部材に対する前記保護シートの固定位置が、前記剥離フィルムの剥離始点部の近傍に設けられている
    請求項1、2又は3記載の携帯端末用保護シート貼付具。
  5. 基枠部に設けられた収容部の定位置に、携帯端末を表示画面が表れるようにして収容する工程と、
    前記基枠部に蓋枠部を嵌合して被冠し、該蓋枠部に設けてある天面部材の下方の収容空間に位置するよう内天部に沿わせて該内天部に対し取り外し可能に固定され、前記携帯端末に対向する面に剥離フィルムが粘着され、該剥離フィルムの剥離始点部に引き手が繋いである保護シートの前記携帯端末の前記表示画面に対する位置決めをすると共に、前記天面部材と前記表示画面との間に形成される空間を略密封する工程と、
    前記引き手を前記蓋枠部に設けてある引き手案内部を通して外方向へ引いて、前記保護シートから前記剥離フィルムを剥離する工程と、
    前記保護シートの所定箇所を外部から直接又は間接的に押さえて、前記剥離フィルムを剥離した粘着面を前記携帯端末の前記表示画面に粘着する工程と、
    前記基枠部から前記蓋枠部の残部を分離する工程とを備える
    携帯端末用保護シートの貼付方法。
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