JP2006193204A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の取り出し口とそれを開閉する開閉機構の関係を誤って認識されることのないように、取り出し口と開閉機構が容器の同じ側に位置し、容器の取り出し口の開閉を一操作で行うことができる包装容器を提供する。
【解決手段】包装容器は、壁部に取り出し口を有する容器本体及びこの容器本体の取り出し口を開閉するための開閉機構とからなる。開閉機構は、一方の側が容器本体の壁部にヒンジ部を介して設けられた傾倒板と、該傾倒板の他方の側の左右両端にヒンジ部を介して連設された一対の帯状部と、前記一対の帯状部の間に位置して前記傾倒板の他方の側に連設された、容器本体の取り出し口を閉鎖する閉鎖板と、前記一対の帯状部に連設された滑動板と、この滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、錠剤、顆粒等の内容物の包装容器に関する。
図1に背面側から見た斜視図を示し、図2に正面側から見た斜視図を示すような容器の蓋の開放機構が知られている(特許文献1参照)。この蓋の開放機構は、容器本体11に対してヒンジ部4を介して連接された蓋体12を開閉するための蓋の開放機構である。2本の切込み長孔18が、それぞれ容器本体11の背面側の任意の位置から、ヒンジ部4に達するまで切り込まれている。この2本の切込み長孔18、18は、両切込み長孔18、18間の領域を指で押圧可能な間隔をおいて設けられ、両切込み長孔18、18間に折り曲げ溝7を有する押圧操作部5が形成されている。この押圧操作部5を容器本体11の背面側から指で押圧することにより、押圧操作部5からヒンジ部4を介して蓋体12に伝わった押圧力により、蓋体12が押圧力の作用方向に若干撓み移動し、その状態で押圧操作部5が容器本体の内側へ向けて撓み変形することにより、蓋体12が容器本体11の側に引っ張られ、押圧操作部5の容器本体11の背面部への連接部とヒンジ4の間の間隔が短縮される一方、他方では容器本体11の背面部の押圧操作部5の左右の隣接部分が原型を保持しようとすることによって、蓋体12はヒンジ部4を回動中心部として強制的に開放される。
特許第3137123号公報
この特許文献1に記載の技術を利用してなる錠剤、顆粒等の内容物の包装容器においては、容器本体11の背面部を押して開口するので、利用者は容器本体11の前後の関係を忘れて、容器を傾けて持った状態で押圧操作部5を押し、押圧操作部5の後ろ側に向けて開口した開口部から内容物をこぼしてしまうことがある。また、押圧操作部5を指で押すとき、図3に示すように、うっかり押圧操作部5と蓋体12を把持してしまうことがあり、その場合、蓋体12は開かない。また、ワンタッチオープン故に、かばん等の中に入れて携帯した状態で、押圧操作部5がそれに接触した他の物に押圧されて不用意に開き内容物が飛び出してしまうことがある。特に蓋体12の真下の容器本体11の領域を押すと容器本体11がゆがみ、そのために蓋体12が開き密閉性に欠ける。
本発明の目的は、容器の取り出し口とそれを開閉する開閉機構の関係を誤って認識されることのないように、取り出し口と開閉機構が容器の同じ側に位置し、容器の取り出し口の開閉を一操作で行うことができる包装容器を提供することである。
請求項1に記載の発明は、上記の課題を解決するもので、取り出し口を有する容器本体及びこの容器本体の取り出し口を開閉するための開閉機構とからなる包装容器において、前記開閉機構は、一方の側が容器本体にヒンジ部を介して設けられた傾倒板と、該傾倒板の他方の側の左右両端にヒンジ部を介して連設された一対の帯状部と、前記一対の帯状部の間に位置して前記傾倒板の他方の側に連設された、容器本体の取り出し口を閉鎖する閉鎖板と、前記一対の帯状部に連設された滑動板と、この滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段を備えることを特徴とする包装容器を要旨とするものである。
この発明によれば、滑動板を前方へスライドさせることにより、取り出し口を塞ぐ閉鎖板を、一対の帯状部を撓ませて傾倒板を起こし、傾倒板を閉鎖板と共に取り出し口が露出するまで傾倒させることにより、取り出し口を開放することができ、また内容物の取り出し後に、滑動板を後方へ戻すことにより閉鎖板を取り出し口の上に位置させて取り出し口を塞ぐことができる包装容器を提供することができる。この容器においては、取り出し口と開閉操作部が容器の同じ側に位置するので、内容物をこぼすことなく確実に取り出すことができる。また、また、滑動板をスライドさせて開封させる方式のものであるので、かばん等の中に入れて携帯した状態で、従来のように、開閉機構がそれに接触した他の物に押圧されて不用意に容器から内容物が飛び出してしまうことがない。
本発明において、滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段として、滑動板の少なくとも片側に形成された爪と、この爪に対応して容器本体の壁部に形成されたスリットからなるものを用いることができる。この場合、爪をスリット内で移動させることにより滑動板を前後に前後に移動させることができる。
また、本発明において、滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段として、滑動板の裏面に形成されたピンと、このピンに対応して容器本体の壁部に形成されたスリットからなるものを用いることができる。この場合、ピンをスリット内で移動させることにより滑動板を前後に滑動させることができる。
本発明においては取り出し口は円形、楕円形、卵形等の任意の形状に形成しうることは言うまでもないことである。また内容物が顆粒状物である場合には、取り出し口を多数の小穴群で形成してもよい。
また、本発明においては、一対の帯状部と滑動板の間にヒンジ部を設けるのが望ましい。このヒンジ部が存在することにより、一対の帯状部を介しての傾倒板の起立、傾倒がより容易になる。
傾倒板の背面側には、取り出し口に密嵌合することが可能な、所謂パッキングのはたらきをする環状突起部が設けることが望ましく、この環状突起部によって取り出し口を気密に塞ぐことができる。
また、本発明において、容器本体の壁部を開閉機構を納めるのに十分な深さの凹陥部を有する形状にし、凹陥部内に開閉機構を配置することが望ましい。このように構成することにより、開封機構がその周囲の壁部に対して突出することがなく、滑動板が凹陥部内に納められているので、滑動板が不用意にスライドして取り出し口が開放されてしまうことがない。
本発明において、容器本体として、底部材と蓋部材とからなり、底部材は蓋部材に嵌合されてなるカード状ケースを用いることができる。このカード状ケースにおいては底部材に例えば顆粒状内容物を入れ蓋部材と合わせることにより錠剤、顆粒等の内容物の包装容器を形成することができる。
本発明において、底部材と蓋部材からなるカード状容器において、蓋部材としてトレイ状に成形されたもの、或いは平板に成形されたものを用いることができる。
本発明に係る包装容器は、前記開閉機構は容器本体の壁部と一体に成形されており、容器本体の壁部と傾倒板の間にヒンジ部が成形されている一体型包装容器として形成することができる。この包装容器は、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル樹脂等の樹脂を用いて射出成形することにより形成することができる。
本発明において、底部材と蓋部材からなるカード状の容器において、底部材の内部に包装内容物を蓋部材の取り出し口に対応する領域に誘導するための誘導壁が備えられていることが望ましい。誘導壁が存在することにより、容器内の錠剤、顆粒等の包装内容物を全て容器から取り出すことができる。
本発明において、傾倒板の縦方向長さ:帯状部の縦方向長さの比を1:9乃至3:7の範囲内とすることが望ましい。このような範囲傾倒板の縦方向長さ:帯状部の縦方向長さの比を定めることにより、取り出し口のを完全に露出させることができる包装容器を形成することができる。それに対して傾倒板の縦方向長さ:帯状部の縦方向長さの比を、例えば2:3とすると、傾倒板を最大限起こしても閉鎖板の一部が取り出し口の上方にかかり内容物の取り出しが困難になる。
本発明の包装容器は、前記したように、取り出し口を有する容器本体及びこの容器本体の取り出し口を開閉するための開閉機構とからなる包装容器において、前記開閉機構は、一方の側が容器本体にヒンジ部を介して設けられた傾倒板と、該傾倒板の他方の側の左右両端にヒンジ部を介して連設された一対の帯状部と、前記一対の帯状部の間に位置して前記傾倒板の他方の側に連設された、容器本体の取り出し口を閉鎖する閉鎖板と、前記一対の帯状部に連設された滑動板と、この滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段を備える包装容器であるので、滑動板を前方へスライドさせることにより、一対の帯状部を撓ませ、起こして、傾倒板を閉鎖板と共に、取り出し口が露出するまで傾倒させることにより、取り出し口を開放することができ、また内容物の取り出し後に、滑動板を後方へ戻すことにより閉鎖板を取り出し口の上に位置させて取り出し口を塞ぐことができる包装容器を提供することができる。この容器においては、取り出し口と開閉操作部が容器の同じ側に位置するので、内容物をこぼすことなく確実に取り出すことができる。また、滑動板をスライドさせて開封する方式のものであるので、かばん等の中に入れて携帯した状態で、従来のように、開閉機構がそれに接触した他の物に押圧されて不用意に容器から内容物が飛び出してしまうことがない。
図4乃至図7を用いて、発明を実施するための最良の形態を説明する。
図4は本発明の包装容器の分解斜視図である。図4に示す本発明の包装容器の実施態様は、トレー状の底部材21aと同じくトレー状の蓋部材21bとからなる容器本体21と開閉機構22を備える。容器本体21の壁部は開閉機構22を納めるのに十分な深さと広さを持った凹陥部23を有し、凹陥部23内の壁部に内容物の取り出し口24が設けられている。開閉機構22は、容器本体21に折り曲げ溝からなるヒンジ部25を介して連設されている。開閉機構22は、一方の側が容器本体21にヒンジ25を介して連設された傾倒板26と、傾倒板26の他方の側の左右両端にヒンジ部27を介して連設された一対の帯状部28a、28bと、前記一対の帯状部28a、28bの間に位置して傾倒板26の他方の側に連設された、容器本体21の取り出し口24を閉鎖する閉鎖板29と、前記一対の帯状部28a、28bに連接された滑動板30を備える。滑動板30はその左右にそれぞれ爪31a、31bを備え、爪31a、31bは、容器本体21の壁部に爪31a、31bに対応して設けられたスリット32a、32bに移動可能に嵌め込まれる。ここにおいて、爪31a、31bとスリット32a、32bは、滑動板30を容器本体21に滑動可能に取り付ける手段を構成する。爪32a、32bをスリット32a、32bで移動させることにより滑動板30を前後に滑動させることができる。
尚、爪31a、31bは滑動板30の両側に設けられているが、滑動板30の片側にだけ爪を設けることも可能である。
本発明の包装容器においては、図4に示すように、閉鎖板26に容器本体21の取り出し口24に密嵌合する所謂パッキングの役目をする環状突起部37を設けるのが望ましい。
また、本発明の包装容器においては、取り出し口24は円形のものに限定されることなく、例えば卵形、楕円形等の形状のものであってもよい。また内容物が顆粒状物である場合には、取り出し口を多数の小穴群で形成してもよい。
図5は本発明の包装容器の斜視図である。この包装容器においては、トレー状の底部材21bに錠剤、顆粒等の包装内容物を収容し、図9に示す底部材21bのボス34に図8に示すトレー状の蓋部材21aのピン33を係合させ、且つ図8に示す蓋部材21aの周囲端部に設けられた段下げ部35を図9に示す底部材21bの周囲端部に設けられた段上げ部36を係合させて底部材21bに蓋部材21aを嵌合させて一体化した容器本体21に連設された開閉機構22をヒンジ部24を介して凹陥部23に納まるように折り曲げ、爪31a、31bがそれぞれスリット32a、32bに嵌め込まれている。
尚、図10に示すように、底部材の21bの内部に、包装内容物を蓋部材の21aの取り出し口に対応する領域に誘導するための誘導壁39を備えることが望ましい。誘導壁39が存在することにより、容器内の錠剤、顆粒等の包装内容物を全て容器から取り出すことができる。
図6及び図7は、本発明の包装容器の取り出し口を開放する過程を示す斜視図である。先ず、図5に示す方向Aに滑動板30ををスライドさせると、図6に示すように一対の帯状部28a、28bが撓んで傾倒板26を斜めに立ち上がらせる。
更に滑動板30をスライドさせると、図7に示すように、傾倒板30は閉鎖板29と共に90°以上に傾き、帯状部28a、28bの間の領域を通して容器本体21の取り出し口24が露出せしめられる。そして露出した取り出し口24から錠剤、顆粒等の包装内容物を取り出すことができる。
内容物を取りだした後は、滑動板30を逆方向にスライドさせることにより、図5に示すように取り出し口24の上に閉鎖板29を配置して閉鎖状態にすることができる。
図4乃至図7に示す本発明の包装容器の実施態様においては、滑動板30と一対の帯状部28a、28aの間にヒンジ部は設けられていない。その為、帯状部28a、28bは滑動板30を前進させるにつれて滑動板30に押されて撓んで斜めに立ち上がる。この場合、図11に示すように、滑動板30と帯状部28a28aの間に折り曲げ溝からなるヒンジ部38を設けることが望ましい。このヒンジ部38の存在により、帯状部28a、28bの立ち上がりが容易に行われるようになる。
次に図12を用いて、本発明の別の実施態様を説明する。図12に示す実施態様においては、容器本体21は平板状の蓋部材40aと底部材40bからなり、開閉機構22は蓋部材40aにヒンジ部25を介して設けられている。開閉機構22の構造は図4に示す実施の形態におけるものと同様である。
次に図13を用いて、本発明の更に別の実施態様を説明する。図13に示す実施態様においては、滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段として、滑動板30の裏面に形成されたピン41と、このピン41に対応して容器本体21の壁部に形成されたスリット42からなるものを用いることができる。ここにおいて、ピン41とスリット42は滑動板30を容器本体21に取り付ける手段を構成する。ピン41をスリット42内で移動させることにより滑動板30を前後に滑動させることができる。このとき、ピン41の先端は太くしてスリット42に入れるとはずれなくすると良い。
図12及び図13の実施態様において、図10に示すように容器本体の底部材の内部に誘導壁39を備えることが望ましいことはいうまでもないことである。
本発明に係る包装容器は、前記開閉機構が容器本体の壁部と一体に成形された、且つ容器本体の壁部と傾倒板の間にヒンジ部が成形されている一体型包装容器として形成することが望ましい。この包装容器は、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル樹脂等の樹脂を用いて射出成形することにより形成することができる。
また、本発明の包装容器には、前記の一体成形したものに限定されることなく、開閉機構を容器本体と別体に形成し、容器本体に開閉機構を接着し、一体化した態様のものも含まれることは言うまでもない。
また、前記の本発明の実施態様はカード状の容器本体の壁部に開閉機構を連設したものであるが、本発明の包装容器には、これに限定されることなく、例えば角筒形の容器本体の側壁に開閉機構を設けた態様のものも含まれることは言うまでもない。
前記したように、本発明の包装容器は、壁部に取り出し口24を有する容器本体21及びこの容器本体21の取り出し口24を開閉するための開閉機構22とからなる包装容器において、開閉機構22は、一方の側が容器本体21の壁部にヒンジ部25を介して設けられた傾倒板26と、傾倒板26の他方の側の左右両端にヒンジ部27を介して連設された一対の帯状部28a、28bと、前記一対の帯状部28a、28bの間に位置して傾倒板26の他方の側に連設された、容器本体21の取り出し口24を閉鎖する閉鎖板29と、前記一対の帯状部28a、28bに連設された滑動板30を備える包装容器であるので、滑動板30を前方へスライドさせることにより、一対の帯状部28a、28bを撓ませ、起こして、傾倒板26を閉鎖板29と共に起こし、取り出し口24が露出するまで傾倒させることにより、取り出し口24を開放することができ、また内容物の取り出し後に、滑動板30を後方へ戻すことにより閉鎖板29を取り出し口24の上に位置させて取り出し口24を塞ぐことができる包装容器を提供することができる。この容器においては、取り出し口24と開閉機構22が容器の同じ側に位置するので、内容物をこぼすことなく確実に取り出すことができる。また、滑動板30をスライドさせて取り出し口24を開封する方式のものであるので、かばん等の中に入れて携帯した状態で、従来のように開閉機構がそれに接触した他の物に押圧されて不用意に容器から内容物が飛び出してしまうことがない。
また、容器本体21の壁部を閉鎖機構22部を納めるのに十分な深さの凹陥部23を有する形状にし、凹陥部23内に開閉機構22を配置した構成のものにおいては、開封機構22がその周囲の壁部に対して突出することがなく、滑動板30が不用意にスライドして取り出し口24が開放されてしまうことがない。
図14乃至図19は傾斜板26の縦方向長さと帯状部28a,28bの縦方向長さの和を100とし、それに対して滑動板30の滑動量(滑動板30が移動する距離)が20であるときの、滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。
図14は傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が40対60のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。この場合、閉鎖板29が取り出し口24の上にかかっており、包装内容物の取り出しは、閉鎖板29によって邪魔され、スムーズに行うことはできない。
図15は傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が30対70のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。この場合、閉鎖板29が取り出し口24の上にかかることなく、取り出し口は完全に露出されており、包装内容物の取り出しを閉鎖板29によっで邪魔されることなくスムーズに行うことができる。
図16は傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が25対85のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。この場合、閉鎖板29が取り出し口24の上にかかることなく、取り出し口は完全に露出されており、包装内容物の取り出しを閉鎖板29によっで邪魔されることなくスムーズに行うことができる。
図17は傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が20対80のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。また、図18は傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が15対85のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。図17及び図18の何れの場合においても、閉鎖板29が取り出し口24の上にかかることなく、取り出し口は完全に露出されており、包装内容物の取り出しを閉鎖板29によっで邪魔されることなくスムーズに行うことができる。
図19は傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が10対90のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。この場合傾斜板30及び閉鎖板29は完全に寝てしまい、包装内容物の取り出しを閉鎖板29によっで邪魔されることなくスムーズに行うことができる。
図14乃至図19から明らかなように、傾倒板の縦方向長さ:帯状部の縦方向長さの比を1:9乃至3:7の範囲内とすることが望ましい。このような範囲傾倒板の縦方向長さ:帯状部の縦方向長さの比を定めることにより、取り出し口のを完全に露出させることができる包装容器を形成することができる。
本発明の包装容器は、錠剤、顆粒等の包装容器として用いることができる。
特許文献1に記載の蓋の開放機構を有する容器の背面斜視図である。 特許文献1に記載の蓋の開放機構を有する容器の蓋を開いた状態を示す正面斜視図である。 図1に示す容器の開閉時における押圧操作部の誤った押圧の仕方を示す斜視図である。 本発明の包装容器の分解斜視図である。 本発明の包装容器の斜視図である。 本発明の包装容器の滑動板をスライドさせ帯状部を撓ませ傾倒板をやや起こした状態を示す斜視図である。 本発明の包装容器の傾倒板及び閉鎖板を傾倒させ、取り出し口を露出した状態を示す斜視図である。 本発明の包装容器の実施態様における容器本体の蓋部材のピン部を示す拡大断面図である。 本発明の包装容器の実施態様における容器本体の底部材のボス部を示す拡大断面図である。 底部材と蓋部材からなる容器本体の、内部に誘導壁を備える底部材の斜視図である。 開閉機構の他の実施例を示す斜視図である。 本発明の包装容器の別の実施の形態の斜視図である。 本発明の包装容器の更に別の実施の形態の斜視図である。 傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が40対60のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。 傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が30対70のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。 傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が25対85のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。 傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が20対80のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である、 傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が15対85のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。 傾斜板の縦方向長さと帯状部の縦方向長さの比が10対90のときの滑動板30を移動させて起こした傾斜板30及び閉鎖板29と取り出し口24の位置関係を示す模式図である。
符号の説明
21a 蓋部材
21b 底部材
21 容器本体
22 開閉機構
23 凹陥部
24 取り出し口
25 ヒンジ部
26 傾倒板
27 ヒンジ部
28a 帯状部
28b 帯状部
29 閉鎖板
30 滑動板
31a 爪
31b 爪
32a スリット
32b スリット
33 ピン
34 ボス
35 段下げ部
36 段上げ部
37 環状突起部
38 ヒンジ部
39 誘導壁
40a 蓋部材
40b 底部材
41 ピン
42 スリット
A 矢印
4 ヒンジ部
5 押圧操作部
11 容器本体
12 蓋体
18 切込み長溝

Claims (12)

  1. 取り出し口を有する容器本体及びこの容器本体の取り出し口を開閉するための開閉機構とからなる包装容器において、前記開閉機構は、一方の側が容器本体にヒンジ部を介して設けられた傾倒板と、該傾倒板の他方の側の左右両端にヒンジ部を介して連設された一対の帯状部と、前記一対の帯状部の間に位置して前記傾倒板の他方の側に連設された、容器本体の取り出し口を閉鎖する閉鎖板と、前記一対の帯状部に連設された滑動板と、この滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段を備えることを特徴とする包装容器。
  2. 滑動板を容器本体に滑動可能に取り付ける手段は、滑動板の少なくとも片側に形成された爪と、この爪に対応して容器本体の壁部に形成されたスリットからなり、爪はスリット内に移動可能に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 滑動板を容器本体に滑動可能に取り付けられる手段は、滑動板の裏面に形成されたピンと、このピンに対応して容器本体の壁部に形成されたスリットからなり、ピンはスリット内に移動可能に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  4. 一対の帯状部と滑動板の間にヒンジ部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の包装容器。
  5. 閉鎖板には取り出し口に密嵌合することが可能な環状突起部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の包装容器。
  6. 容器本体の壁部は開閉機構を納めるのに十分な深さの凹陥部を有し、この凹陥部内に開閉機構が納められていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の包装容器。
  7. 容器本体は、底部材と蓋部材とからなり、底部材は蓋部材に嵌合されてなるカード状ケースであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の包装容器。
  8. 蓋部材はトレイ状に成形されたものであることを特徴とする請求項7に記載の包装容器。
  9. 蓋部材は平板に成形されたものであることを特徴とする請求項7に記載の包装容器。
  10. 前記開閉機構は容器本体の壁部と一体に成形されており、容器本体の壁部と傾倒板の間にヒンジ部が成形されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の包装容器。
  11. 底部材の内部に包装内容物を蓋部材の取り出し口に対応する領域に誘導するための誘導壁が備えられていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の包装容器。
  12. 傾倒板の縦方向長さ:帯状部の縦方向長さの比が1:9乃至3:7の範囲内にあることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の包装容器。
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