JP2023007871A - ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】保護シートをディスプレイ画面に貼り付けるときに、埃が侵入することを可及的に防止することができるシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステム。【解決手段】ディスプレイ画面の埃を除去するために、そのディスプレイ画面に一時的に張り付ける埃取りシート部と、ディスプレイ画面に張りつけるために粘着部を具備する保護シートと、粘着部に取り付けられその粘着部を保護する剥離可能な剥離シートと、埃取りシート部と剥離シートに取り付けられている引き出し部とを有し、ディスプレイ画面に埃取りシート部を一時的に張り付けたのちに引き出し部を引っ張ることで、埃取りシート部と剥離シートとを同時に引っ張り、当該ディスプレイ画面に一時的に張り付けた埃取りシート部をそのディスプレイ画面から除去するとともに、剥離シートを粘着部から除去することで、保護シートを、ディスプレイ画面に貼り付けるというものである。【選択図】図1
Description
本発明は、モバイル機器のディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシートと、その保護シートを貼り付けるための貼り付けシステムに関するものである。
iPhone(登録商標)を含む携帯電話等のモバイル機器には、液晶や無機又は有機のEL等から構成されるディスプレイ画面が備わっている。ディスプレイ画面は使用中に傷付ける恐れがあるため、PET等の樹脂フィルムにより画面を保護することが行なわれている。そのような保護フィルムは剥離シートを剥がし粘着部を露出させてディスプレイ画面に貼り付けるが、貼り付け位置を正確に決められなかったり、気泡が入ったりするという問題がある。また、貼付剤層に指が触れると皮脂で粘着力が落ちるということもある。
しかしながら、従来の貼り付け補助具は、柔軟性を有する折り曲げ可能なPET等の樹脂フィルムであれば貼り付けることができる。しかしながら、若干の撓みを許容する硬質なガラスのシートでは、その硬質なシートをPET等の樹脂フィルムのように折り曲げることができないことから、従来の貼り付け補助具ではディスプレイ画面に、ずれることなくガラスのシートを貼り付けることができない。
このような問題を解決するべく、特開2021-43283号公報において、「ディスプレイ画面を有するモバイル機器を固定するための本体部と、ディスプレイ画面に貼り付けて、当該ディスプレイ画面を保護するために当該ディスプレイ画面の形状と同様の形状を呈する保護シート部と、保護シート部を前記ディスプレイ画面に貼り付けるために貼り付ける位置を決める位置決めシートと、を有し、本体部は、上方に屹立する第1突起部と、上方に屹立する第2突起部と、を具備し、位置決めシートは、第1突起部と揺動可能に係合する第1孔部と、第2突起部と嵌合する第2孔部と、を具備し、保護シート部は、位置決めシートの下方に剥離可能に貼り付けつけられ、第1孔部は、前記第1突起部に揺動可能に載置するとともに、第2孔部は、前記第2突起部に嵌合することで、位置決めシートと前記保護シート部は、ともに、側面視において、本体部に対し斜めに傾いて配置されるというシート貼り付けシステム」が開示されている。
上記シート貼り付けシステムは、需要者に好意的に受け入れられているが、保護シートをディスプレイ画面に貼り付けるときに、埃が侵入する場合がある。すなわち、スマートフォン等の電子機器のディスプレイ画面に付着した汚れや埃を、クリーニングクロス等を使用して拭き取った後に保護シートをそのディスプレイ画面に貼り付けるという作業を行うが、そのような作業を行ったとしても、その埃が、保護シートとディスプレイ画面の間に侵入する場合がある。
本発明は前記の点に鑑みなされたもので、その課題は、保護シートをディスプレイ画面に貼り付けるときに、埃が侵入することを可及的に防止することができるシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステムを提供することである。
前記の課題を解決するために、第1観点のシートは、ディスプレイ画面の埃を除去するために、そのディスプレイ画面に一時的に張り付ける埃取りシート部と、ディスプレイ画面に張りつけるために粘着部を具備する保護シートと、粘着部に取り付けられその粘着部を保護する剥離可能な剥離シートと、埃取りシート部と、剥離シートと、に取り付けられている引き出し部と、を有し、ディスプレイ画面に、埃取りシート部を一時的に張り付けたのちに、引き出し部を引っ張ることで、埃取りシート部と、剥離シートとを、同時に引っ張り、当該ディスプレイ画面に一時的に張り付けた埃取りシート部をそのディスプレイ画面から除去するとともに、剥離シートを、粘着部から除去することで、保護シートを、ディスプレイ画面に貼り付けるというものである。
また、第2観点のシートは、第1観点において、埃取りシート部は、取り付け部と、剥離シートは、剥離取り付け部と、を有し、引き出し部は、取り付け部と、剥離取り付け部に取り付けられているというものである。
また、第3観点のシートは、第2観点において、引き出し部は、長手方向に溝部を有するというものである。
また、第4観点のシートは、第2観点または、第3観点において、埃取りシート部は、埃取り剥離シートと、を有し、埃取り剥離シートは、短辺である第1埃取り剥離短辺と、
第1埃取り剥離短辺とほぼ平行であって、その第1埃取り剥離短辺の近傍に、埃取り剥離シートの一部を切り離すための切り取り線と、を有するというものである。
第1埃取り剥離短辺とほぼ平行であって、その第1埃取り剥離短辺の近傍に、埃取り剥離シートの一部を切り離すための切り取り線と、を有するというものである。
また、第5観点のシート貼りシステムは、ディスプレイ画面を有するモバイル機器を配置するための本体部と、第3観点のシートと、を有し、本体部は、第1突起部と、をさらに有し、第1突起部は記溝部に係合するというものである。
また、第6観点のシート貼りシステムは、第5観点において、本体部に、かぶせる蓋部と、を有し、蓋部は、開口部をさらに有するというものである。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、保護シートをディスプレイ画面に貼り付けるときに、埃が侵入することを可及的に防止することができるシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステムを提供することができる。
以下、図示の実施形態を参照して本実施例について説明する。本実施例のシート10は、スマートフォンなどのモバイル機器600におけるディスプレイ画面500を保護するためのものであり、そのディスプレイ画面500の埃を除去したり、埃の侵入を可及的に防ぐために、そのディスプレイ画面500に一時的に張り付ける埃取りシート部20と、ディスプレイ画面500に張りつけてそのディスプレイ画面500を保護するために粘着部30を具備する保護シート40と、その粘着部30に取り付けられその粘着部30を保護する剥離可能な剥離シート60と、を有する。
また、本実施例のシート10は、引き出し部80と、を有する。引き出し部80は、埃取りシート部20と、剥離シート60と、に取り付けられている。なお、埃取りシート部20は紙製のステッカーが好ましい。また、剥離シート60は、PET(ポリエチレンテレフタレート)が好ましい。
埃取りシート部20は、ディスプレイ画面500と同形状を呈することが好ましく、本実施例においては、角丸形状を有するほぼ長方形を呈する。すなわち、埃取りシート部20は、短辺である第1短辺21と、その第1短辺21に対向する位置に第2短辺22を有し、それらに直交する長辺である第1長辺23と、その第1長辺23に対向する位置に第2長辺24を有する角丸形状を有する角丸部26とを複数有するほぼ長方形を呈するものである。
また、第1短辺21は、その第1短辺21から外方に突出し、かつ、長方形状を呈する取り付け部28を有する。また、第2短辺22は、その第2短辺22から外方に突出し、かつ、長方形状を呈する位置決め部29を有する。なお、位置決め部29には孔部29aを有する。これらについては後述する。なお、図3のように取り付け部28は、第1短辺21に沿って折り曲げられている場合がある。
保護シート40は、ガラス製の薄板が好ましく、また、ディスプレイ画面500に貼り付けるために、そのディスプレイ画面500と同形状を呈することが好ましい。本実施例の保護シート40は、角丸形状を有するほぼ長方形を呈する。すなわち、保護シート40は、短辺である第1保護短辺41と、その第1保護短辺41に対向する位置に第2保護短辺42を有し、それらにそれらに直交する長辺である第1保護長辺43と、その第1保護長辺43に対向する位置に第2保護長辺44を有する角丸形状を有する角丸部46とを4か所有するほぼ長方形を呈するものである。
また、上記の通り、保護シート40の裏面51には、ディスプレイ画面500に貼り付けるための粘着部30を有し、その粘着部30を保護するために剥離シート60が剥離可能に取り付けられている。また、剥離シート60は、後述する剥離取り付け部68以外は、ほぼ保護シート40と同形状である。したがって、剥離シート60は、短辺である第1剥離短辺61と、その第1剥離短辺61に対向する位置に第2剥離短辺62を有し、それらに直交する長辺である第1剥離長辺63と、その第1剥離長辺63に対向する位置に第2剥離長辺64を有する角丸形状を有する剥離角丸部66とを4か所有するほぼ長方形を呈するものである。上述の剥離取り付け部68は、矩形状を呈し、第1剥離短辺61から突出するように取り付けられ、それらは一体となっている。なお、図3のように剥離取り付け部68は、第1剥離短辺61に沿って折り曲げられている場合がある。
保護シート40は、ガラス単体が好ましく、また、ガラスと、そのガラスを囲むように配置されたPET(ポリエチレンテレフタレート)のフレームと一体となったものも好ましい。さらに、保護シート40は化学強化ガラスと飛散防止PETフィルムを貼り合わせたものも好ましい。また、粘着部30は、シリコン吸着層が塗布されているものが好ましい。剥離シート60は、剥がれやすいよう、薄いものが好ましい。例えば剥離シート60の厚さは、0.05ミリメートル程度が好ましい。また、保護シート部40の厚さは、0.5ミリメートル前後であることが好ましい。
また、埃取りシート部20の裏面71には、ディスプレイ画面500に一時的に貼り付けるための粘着部72を有し、第2剥離シート90が剥離可能に取り付けられている。
また、埃取りシート部20は、埃取り剥離シート90を有する。埃取り剥離シート90は、埃取りシート部20の裏面71の粘着部72を保護するために剥離可能に付着している。また、埃取り剥離シート90は、ほぼ埃取りシート20と同形状である。したがって、第1埃取り剥離シート90は、短辺である第1埃取り剥離短辺91と、その第1埃取り剥離短辺91に対向する位置に第2埃取り剥離短辺92を有し、それらに直交する長辺である第1埃取り剥離長辺93と、その第1埃取り剥離長辺93に対向する位置に第2埃取り剥離長辺94を有する角丸形状を有する剥離角丸部96とを4か所有するほぼ長方形を呈するものである。
また、埃取り剥離シート90は、短辺である第1埃取り剥離短辺91とほぼ平行であって、その第1埃取り剥離短辺91の近傍に、埃取り剥離シート90の一部を切り離すための切り取り線98を有する。
また、第2埃取り剥離短辺92は、その第2埃取り剥離短辺92から外方に突出し、かつ、長方形状を呈する埃取り剥離位置決め部99を有する。なお、剥離位置決め部99には位置決め孔部99aを有する。これについては後述する。
上述のとおり引き出し部80は、帯状を呈し、埃取りシート部20と、剥離シート60と、に取り付けられている。具体的には、引き出し部80における一端部81は、埃取りシート部20における第1短辺21から外方に突出し、かつ、長方形状を呈する取り付け部28に取り付けられている。
また、引き出し部80における一端部81は、矩形状を呈し、第1剥離短辺61から突出した剥離シート60における剥離取り付け部68に取り付けられている。引き出し部80における他端部82は、埃取りシート部20における第2短辺22から外方に突出する長さを有し、持ち手となっている。また、引き出し部80は長手方向(上述の各長辺部の方向)に平行にその中央部に長孔状の溝部85を有する。溝部85の長手方向(上述の各長辺部の方向)の長さは120ミリメートルが好ましいがこれに限られることはない。なお、引き出し部80は、PET(ポリエチレンテレフタレート)が好ましい。
保護シート40の表面に、位置決めシート50が取り付けられている。位置決めシート50は、文字通り、保護シート部40を、ディスプレイ画面500に貼り付ける位置を位置決めするためのものである。位置決めシート50は、保護シート40に剥離可能に貼り付けられている。また、位置決めシート50は、PET(ポリエチレンテレフタレート)が好ましい。
位置決めシート50は、短辺である第1位置決め短辺51と、その第1位置決め短辺51に対向する位置に第2位置決め短辺52を有し、それらに直交する長辺である第1位置決め長辺53と、その第1位置決め長辺53に対向する位置に第2位置決め長辺54を有する角丸形状を有する位置決め角丸部56とを2か所有するほぼ長方形を呈するものである。
また、位置決めシート50の第1位置決め長辺53は、保護シート40の第1保護長辺43より長く構成されている。従って、保護シート40の全部は、位置決めシート50の一部を占めるように重ねて貼り付けられている。
また、位置決めシート50は、後述する本体部200における固定部210より、平面視において、長手方向の長さが大となるように構成されている。位置決めシート50は、合成樹脂製であり、位置決めシート50は、単一のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムが好ましい。また、位置決めシート50の厚さは、0.2ミリメートル程度が好ましい。
また、位置決めシート50の幅は、保護シート40の幅と同一であることが好ましい。また、第1位置決め短辺51に、左右対称に第1孔部51a、51aを配置し、その内方に第2孔部51bと第3孔部51cと第4孔部51dとを、それぞれ配置する。第1孔部51a、51aは、後述する本体部200における第2突起部223c、223cと嵌合する。また、第2孔部51bと第3孔部51cと第4孔部51dと、は後述する補助部材400と係合するためのものである。このように、本実施例のシート10は、上から位置決めシート50、保護シート40、剥離シート60、引き出し部80、埃取りシート部20、埃取り剥離シート90の順にそれぞれ貼り付けられ一体となっている(図3参照)。また、第2位置決め57に、位置決め孔57aを有する。後述する本体部200における第1突起部221bと係合することで位置ずれを防止するものである。
次に、ディスプレイ画面500を有するモバイル機器600を固定するための本体部200について説明する。本体部200は、合成樹脂製であり、また、モバイル機器600を収納することができるケースと呼ばれるべきものであり、いわゆるブリスターケースが好ましい。また本体部200は、平面視矩形状を呈する。また、本体部200は、上記のとおり合成樹脂製であり、一体成型されている。また、本体部200は、ディスプレイ画面500を有するモバイル機器600を配置し、固定するために、そのモバイル機器600の外形に倣うような凹状を呈する固定部210を有する。固定部210は、モバイル機器600と接するように、壁面部211と、を有し、さらに固定部210は、モバイル機器600のモバイル機器背面部640と接する底面部220を有している。固定部210は、モバイル機器600機器の平面形状とほぼ同様の平面形状を呈し、その形状は角の丸い長方形状を呈している。なお、側面視において、底面部220は、前端部223から後端部221の方向に向かって上昇するように傾斜しても好ましい。
壁面部211は、底面部220の周囲を囲み、立設するように配置され、それらは、上記のとおり、固定部210を構成している。従って、この固定部210上に、モバイル機器600を載置しようとすると、その壁面部211が、そのモバイル機器600によって押し広げられるように若干撓み、そのモバイル機器600が本体部200に固定される。
また、底面部220は、文字通り本体部200の底を構成するものであり、この底面部220にさらに深い底面を構成する第2底面部220aを有する。第2底面部220aは、モバイル機器600が有する図示しない外部カメラがモバイル機器600のモバイル機器背面部640から外部に突出している場合に、その外部カメラとの干渉を避けるためのものである。
この第2底面部220aは、底面部220の幅とほぼ同一であり、図示するように、底面部220のほぼ、4分の1を占めている。大部分のモバイル機器600に配置された図示しない外部カメラは、この位置に対応する位置に配置されている場合があるからである。
上記のとおり壁面部211は、底面部220の周囲をとり囲み、その底面部220からなだらかに接続され上方に屹立するように配置されている。また、壁面部211の上端は、それぞれ後端部221と両側端部222、222と前端部223と接続されている。また上記のとおり、後端部221と両側端部222、222と前端部223は連続するようにそれらは一体に構成されている。
後端部221は、その両端と比して底面部220からの高さが低い位置に、平面である平面部221aを有し、その後端部221の左右中央に、上方Uに屹立するほぼ円柱状を呈する第1突起部221bを有する。また、第1突起部221bの外方に矩形状を呈する第2突起部221cを有する。
上記のとおり、第1突起部221bは、ほぼ円柱状を呈する。また、第1突起部221bは、引き出し部80における長孔状の溝部85と係合する。したがって、第1突起部221bは、引き出し部80を引き出す方向を前端部223から後端部221の方向(上記下記各長辺部の長手方向)に規制することで、傾くことなく引き出し部80を、引き出すことができる。
また、前端部223は、両側端部222、222と比して底面部220からの高さが低い位置に、平面である前端平面部223a、223aを有し、その前端平面部223a、223aの間のさらに低い第2前端平面部223aaに上方Uに突出し平面視矩形状を呈する係止部223bを有する。また、その係止部223bの両脇であって、前端平面部223a、223aに、それぞれ上方Uに屹立するほぼ円柱状を呈する第2突起部223c、223cを有する。
また、平面視矩形状の蓋となる蓋部360を有する場合がある。蓋部360は、本体部200を覆うように配置することにより、埃の侵入を防止するためである。蓋部360は、幅方向に長い横長の開口部370を有する。この開口部370から、後述するように引き出し部80を引き出すことができる。
次に補助部材400について説明する。補助部材400は、位置決めシート50に取りつけることによって、本体部200と位置決めシート50の位置決めする機能を強化するものである。補助部材400は、平面視矩形状を呈する補助部材本体部410とその両脇に配置する湾曲状を呈し、いわばカイゼル髭に近似する補助部材ひげ部450、450を有する。また、補助部材本体部410は端部である端部411を有する。端部411は係止部223bと係合することができる。
補助部材400における助部材本体部410は、上述の第1補助部嵌合孔部320と、第2補助部嵌合孔部330と第3補助部嵌合孔部340とそれぞれ嵌合する、第1補助突起部420と、第2補助突起部430と第3補助突起部440とを有する。
上記構成の補助部材400を、位置決めシート50に取り付ける。すなわち位置決めシート50における第2孔部51bと第3孔部51cと第4孔部51dは、それぞれ第1補助突起部420と、第2補助突起部430と、第3補助突起部440と、に嵌合するように配置する。
なお、本体部200と、シート部10と、を有するシート貼りシステム800とすることができ、これらを一体として販売することができる。また、シート貼りシステム800は、蓋部360と、をさらに有する場合もある。
次に、シート部10の使用方法について説明する。上記構成のシート貼り付けシステム10における本体部200に、モバイル機器600を配置し、そのディスプレイ画面500にシート10における保護シート40を貼り付ける方法について説明する。なお、補助部材400を、位置決めシート50に取りつけることもできる(図7A参照)。
本体部200における固定部210に、ディスプレイ画面500を有するモバイル機器600を配置したのちに、そのモバイル機器600に被せるようにシート部10における位置決めシート50を、本体部200に載置する。そのときに、第1孔部51a、51aを第2突起部223c、223cに嵌合するように配置する(図7B参照)。
次に、埃取りシート部20の粘着部72を保護するために貼り付けられている埃取り剥離シート90を、切り取り線98に沿ってはがし、その埃取り剥離シート90の一部を取り外す。これにより粘着部72の一部が露出する。なお、埃取り剥離シート90は、紙にPP(ポロプロピレン)をコーティングしたものが好ましい。
その後剥離位置決め部99における位置決め孔部99aを、第1突起部221bに係合し、埃取りシート部20の一部をディスプレイ画面500に位置決めするように貼り付ける。なお、第1孔部51a、51aは、第2突起部123c、123cに嵌合するように配置されているので(例えば図7B参照)、埃取りシート部20の一部は、ディスプレイ画面500と位置ずれすることなく貼り付けることができる。
その後、埃取りシート部20の一部を持ち上げて位置決め孔部99aと、第1突起部221bとの係合を解き、残りの埃取り剥離シート90をはがし、埃取り剥離シート90の全部を、本体部200に載置したモバイル機器600におけるディスプレイ画面500に貼り付ける。埃取りシート部20における位置決め部29の孔部29aを、第1突起部221bに係合する。また、同時に位置決め孔57aおよび溝部85も係合する。このようにして埃取りシート部20の全部をディスプレイ画面500に貼り付け、埃取りシート部20の全部を位置ずれすることなくディスプレイ画面500に貼り付けることができる(図8参照)。このとき仮にディスプレイ画面500に埃が付着していたとしても、埃取り剥離シート90にその埃が付着する。
その後シート10における引き出し部80における溝部85に、第1突起部221bを係合させつつ蓋部360を本体部200にかぶせるとともにその蓋部360の開口部370から、その引き出し部80を取り出す。
次に、開口部370から、引き出した引き出し部80を引っ張る。このとき、引き出し部80における溝部85に、第1突起部221bが係合しているので、その溝部85の長手方向(上述の各長辺部の方向)に沿って、引き出し部80を引き出すことができる(図9、10参照)。
引き出し部80を引き出すに従って、その引き出し部80に取り付けられた埃取りシート部20と、剥離シート60と、を引っ張る。このとき、ディスプレイ画面500に一時的に張り付けられた埃取りシート部20が、そのディスプレイ画面500から引きはがされようとする。これにより、ディスプレイ画面500に付着した埃が、埃取りシート部20に張り付き、除去される。
またこれと同時に、剥離シート60が、保護シート40からはがされ、粘着部30が露出しようとする。さらに、引き出し部80を引き出すと、埃取りシート部20がディスプレイ画面500から完全に引きはがされると同時に、保護シート40における粘着部30が完全に露出する。なお、側面視において、底面部220が、前端部223から後端部221の方向に向かって上昇するように傾斜する場合は、引き出し部80が引き出しやすくなる。
位置決めシート50における位置決め孔57aは第1突起部221bと係合し、位置決めシート50を押圧して、保護シート40を、ディスプレイ画面500に貼り付ける(図11参照)。
その後、位置決めシート50を、保護シート40から引きはがせば、保護シート40のみをディスプレイ画面500に貼り付けることができる(図12参照)。このように、埃取りシート部20をディスプレイ画面500から引きはがすと同時に保護シート40をディスプレイ画面500に貼り付けることで、ディスプレイ画面500に付着した埃を除去するとともに埃の付着する前に直ちに保護シート40をディスプレイ画面500に貼り付けるので、ディスプレイ画面500と、保護シート40との間に埃が侵入する可能性を可及的に減少させることができるというものである。また、蓋360を使用した場合であっても、その蓋360の開口部370から、引き出し部80を引き出すことができるので、さらに埃の侵入を避けることができる。
10 シート
20 埃取りシート部
28 取り付け部
30 粘着部
40 保護シート
50 位置決めシート
60 剥離シート
68 剥離取り付け部
80 引き出し部
85 溝部
90 埃取り剥離シート
91 第1埃取り剥離短辺
98 切り取り線
200 本体部
221b 第1突起部
360 蓋部
370 開口部
500 ディスプレイ画面
600 モバイル機器
20 埃取りシート部
28 取り付け部
30 粘着部
40 保護シート
50 位置決めシート
60 剥離シート
68 剥離取り付け部
80 引き出し部
85 溝部
90 埃取り剥離シート
91 第1埃取り剥離短辺
98 切り取り線
200 本体部
221b 第1突起部
360 蓋部
370 開口部
500 ディスプレイ画面
600 モバイル機器
Claims (6)
- ディスプレイ画面の埃を除去するために、そのディスプレイ画面に一時的に張り付ける埃取りシート部と、
ディスプレイ画面に張りつけるために粘着部を具備する保護シートと、
前記粘着部に取り付けられその粘着部を保護する剥離可能な剥離シートと、
前記埃取りシート部と、前記剥離シートと、に取り付けられている引き出し部と、を有し、
前記ディスプレイ画面に、埃取りシート部を一時的に張り付けたのちに、前記引き出し部を引っ張ることで、前記埃取りシート部と、前記剥離シートとを、同時に引っ張り、
当該ディスプレイ画面に一時的に張り付けた埃取りシート部をそのディスプレイ画面から除去するとともに、前記剥離シートを、前記粘着部から除去することで、前記保護シートを、ディスプレイ画面に貼り付けるシート。 - 前記埃取りシート部は、取り付け部と、
前記剥離シートは、剥離取り付け部と、を有し、
前記引き出し部は、前記取り付け部と、前記剥離取り付け部に取り付けられている請求項1記載のディスプレイ画面に貼り付けるシート。 - 前記引き出し部は、長手方向に溝部を有する請求項2記載のディスプレイ画面に貼り付けるシート。
- 前記埃取りシート部は、埃取り剥離シートと、を有し、
前記埃取り剥離シートは、短辺である第1埃取り剥離短辺と、
前記第1埃取り剥離短辺とほぼ平行であって、その第1埃取り剥離短辺の近傍に、前記埃取り剥離シートの一部を切り離すための切り取り線と、を有する請求項2または3記載のディスプレイ画面に貼り付けるシート。 - 前記ディスプレイ画面を有するモバイル機器を配置するための本体部と、
前記請求項3に記載されたシートと、を有し、
前記本体部は、第1突起部と、をさらに有し、
前記第1突起部は、前記溝部に係合するシート貼りシステム。 - 前記本体部に、かぶせる蓋部と、を有し、
前記蓋部は、開口部をさらに有する請求項5記載のシート貼りシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021110984A JP2023007871A (ja) | 2021-07-02 | 2021-07-02 | ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021110984A JP2023007871A (ja) | 2021-07-02 | 2021-07-02 | ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023007871A true JP2023007871A (ja) | 2023-01-19 |
Family
ID=85112186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021110984A Pending JP2023007871A (ja) | 2021-07-02 | 2021-07-02 | ディスプレイ画面に保護シートを貼り付けるためのシートとその保護シートを貼り付けるための貼り付けシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023007871A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7352250B1 (ja) * | 2023-07-10 | 2023-09-28 | 株式会社Nakan | 保護シート貼付ユニット |
JP7565112B1 (ja) | 2022-10-12 | 2024-10-10 | イフテック コーポレーション | スマートフォン保護フィルムの貼り付け補助具 |
-
2021
- 2021-07-02 JP JP2021110984A patent/JP2023007871A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7565112B1 (ja) | 2022-10-12 | 2024-10-10 | イフテック コーポレーション | スマートフォン保護フィルムの貼り付け補助具 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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