JP7354956B2 - 方向識別方法 - Google Patents

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本発明は、方向識別方法に関する。
内部に強磁性を有する複数の導体が互いに対向するように並んでいる素体に磁場を作用させて、複数の導体が並んでいる方向を識別する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平7-115034号公報
強磁性を有する複数の導体が並んでいる方向を識別するために、特許文献1の方法では、磁場発生器が素体の周囲を回転している状態で、磁場発生器によって素体に磁場を加えている。素体の周囲で磁場発生器を回転させているので、素体の周囲の全てにおいて回転のためのスペースが必要である。特許文献1の方法によれば、素体の周囲のスペースが狭い場合には、素体に磁場を作用させて複数の導体が並んでいる方向を識別することは困難である。
素体内で並んでいる導体が強磁性を有していない場合にも、特許文献1の方法によれば、複数の導体が並んでいる方向を識別することは困難である。
本発明の一態様は、素体の周囲のスペースが狭い場合であっても、素体内で複数の導体が並んでいる方向を適切に識別する方向識別方法を提供することを目的とする。
一つの態様に係る方向識別方法は、内部に複数の導体が互いに対向するように並んでいる素体において、複数の導体が並んでいる方向を識別する方法であって、磁場を発生させる磁場発生器と、磁場を検出する磁場検出器とを準備し、素体の一方側に磁場発生器と磁場検出器とが位置する状態で磁場発生器からの磁場を素体に作用させ、磁場検出器によって検出された磁場の磁束密度の大きさに基づいて複数の導体が並んでいる方向を識別する。
上記一つの態様によれば、素体の一方側に磁場発生器と磁場検出器とが位置する状態で磁場発生器からの磁場を素体に作用させる。素体の一方側にのみ磁場発生器と磁場検出器とを位置させればよいので、素体の周囲のスペースが狭い場合であっても、磁場発生器と磁場検出器とが共に位置し得る。たとえば、複数の導体が強磁性を有している場合、素体の内部には複数の導体が互いに対向するように並んでいるので、複数の導体が並んでいる方向に応じて、磁場検出器によって検出される磁場の磁束密度の大きさが変化する。磁場検出器によって検出した磁場の磁束密度の大きさに基づいて複数の導体が並んでいる方向が識別される。
上記一つの態様では、磁場発生器として、永久磁石又は電磁石を含む磁場発生器を準備し、磁場検出器として、ホール効果素子又は磁気抵抗効果素子を含む磁場検出器を準備していてもよい。この場合、磁場の発生と検出とが確実に行われる。
上記一つの態様では、素体の一方側に磁場発生器と磁場検出器とが位置する状態では、磁場検出器を、磁場発生器よりも素体の近くに位置させてもよい。この場合、磁場の磁束密度の大きさが確実に検出される。
上記一つの態様では、磁場検出器を、素体から0mm~1.0mmの距離に位置させてもよい。この場合、磁場の磁束密度の大きさがより確実に検出される。
別の一つの態様に係る方向識別方法は、内部に複数の導体が互いに対向するように並んでいる素体において、複数の導体が並んでいる方向を識別する方法であって、磁場を発生させるコイルを準備し、素体の一方側にコイルが位置し、かつ、コイルに変動磁場を発生させている状態で、当該変動磁場を素体に作用させ、コイルのインピーダンスの変化に基づいて複数の導体が並んでいる方向を識別する。
上記別の一つの態様によれば、素体の一方側にコイルが位置する状態でコイルからの変動磁場を素体に作用させる。素体の一方側にのみコイルを位置させればよいので、素体の周囲のスペースが狭い場合であっても、コイルが位置し得る。素体の内部には複数の導体が互いに対向するように並んでいるので、複数の導体が並んでいる方向に応じて、コイルのインピーダンスが変化する。インピーダンスの変化に基づいて複数の導体が並んでいる方向が識別される。
上記一つの態様では、コイルを、素体から0mm~1.0mmの距離に位置させてもよい。この場合、コイルのインピーダンスの変化が確実に検出される。
上記各態様では、素体が、外部電極が形成されている素体であって、当該素体において、複数の導体が並んでいる方向を識別していてもよい。この場合、外部電極が形成されている素体において、複数の導体が並んでいる方向が識別される。
本発明の一態様によれば、素体の周囲のスペースが狭い場合であっても、素体内で複数の導体が並んでいる方向を適切に識別する方向識別方法が提供される。
図1は、第1実施形態に係る素体の斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る素体の断面構成を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る方向識別装置の構成を示す図である。 図4は、第2実施形態に係る方向識別装置の構成を示す図である。 図5は、第3実施形態に係る包装装置を示す図である。 図6は、第4実施形態に係る振込装置を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1~図3を参照して、第1実施形態に係る方向識別方法を説明する。図1は、第1実施形態に係る素体の斜視図である。図2は、第1実施形態に係る素体の断面構成を示す図である。図3の(a)及び図3の(b)は、第1実施形態に係る方向識別装置の構成を示す図である。
図1に示されるように、本実施形態では、素体10は、直方体形状の積層コンデンサである。直方体形状は、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状を含む。素体10は、一対の主面10a,10bと、一対の側面10c,10dと、一対の端面10e,10fと、を有している。主面10a,10bと、側面10c,10dと、端面10e,10fとは、素体10の外表面を構成している。主面10a,10bは、第一方向D1で互いに対向している。側面10c,10dは、第二方向D2で互いに対向している。端面10e,10fは、第三方向D3で互いに対向している。第一方向D1は、第二方向D2に交差している。第三方向D3は、第一方向D1及び第二方向D2に交差している。本実施形態では、第一方向D1、第二方向D2、及び第三方向D3は、互いに直交している。
素体10は、第一方向D1に複数の誘電体層が積層されて構成されている。各誘電体層は、たとえば、誘電体材料を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成されている。誘電体材料は、たとえば、BaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、(Ba,Ca)TiO系、CaZrO系、又は(Ca,Sr)ZrO系の誘電体セラミックである。実際の素体10では、各誘電体層は、各誘電体層の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
図2に示されるように、素体10は、素体10の内部に複数の導体11を備えている。複数の導体11は、第一方向D1で互いに対向するように並んでいる。本実施形態では、複数の導体11は、複数の内部電極12,13である。内部電極12,13は、強磁性を有し、たとえば、強磁性を有する導電性材料のNiを含んでいる。内部電極12,13は、Ni合金を含んでいてもよい。内部電極12,13は、たとえば、強磁性を有する導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体によって構成されている。内部電極12の極性は、内部電極13の極性と異なっている。内部電極12と内部電極13とは、第一方向D1において異なる位置(層)に配置されている。内部電極12と内部電極13とは、素体10内において、第一方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている。
内部電極12,13は、共に、第一方向D1から見て矩形状を呈している。内部電極12,13は、第二方向D2を短辺方向とし、第三方向D3を長辺方向としている。内部電極12は、端面10eに露出し、端面10fから離間している。内部電極12は、主面10a,10b及び側面10c,10dから離間している。内部電極13は、端面10fに露出し、端面10eから離間している。内部電極13は、主面10a,10b及び側面10c,10dから離間している。図2は、複数の導体11として、2つの内部電極12と、2つの内部電極13とを例示している。
素体10には、外部電極が形成されている。外部電極は、たとえば、第三方向D3での素体10の両端部にそれぞれ配置された一対の外部電極14,15である。外部電極14は、素体10の端面10eを覆うように配置されている。外部電極14は、端面10eに露出した内部電極12と接続されている。外部電極14は、主面10a,10bの一部の面上と、側面10c,10dの一部の面上にも配置されている。外部電極14は、素体10の端面10eと、主面10a,10b及び側面10c,10dの四つの面とによって形成される角部と、角部を互いに結ぶ稜線部とを覆っている。
外部電極15は、素体10の端面10fを覆うように配置されている。外部電極15は、端面10fに露出した内部電極13と接続されている。外部電極15は、主面10a,10bの一部の面上と、側面10c,10dの一部の面上にも配置されている。外部電極15は、素体10の端面10fと、主面10a,10b及び側面10c,10dの四つの面とによって形成される角部と、角部を互いに結ぶ稜線部とを覆っている。
外部電極14,15は、焼付導体層を有している。焼付導体層は、たとえば導電性金属粉末及びガラスフリットを含む導電性ペーストを素体10の外表面に付与し、焼き付けることによって形成される。導電性ペーストは、金属粉末に、たとえば、ガラス成分、有機バインダ、及び有機溶剤を混合した混合物である。外部電極14,15は、焼付導体層上に形成されるめっき層を有している。本実施形態では、Niめっき層及びSnめっき層がこの順に焼付導体層上に形成されている。金属粉末は、Cu粉末である。素体10には、外部電極が形成されていなくてもよい。
素体10に外部電極14,15が形成されている場合であっても、第一方向D1から見た素体10の外観は、第二方向D2から見た素体10の外観と区別し難い。主面10a又は主面10bは、目視によっては、第二方向D2から見た側面10c又は側面10dと区別され難い。本実施形態では、外部電極14,15が形成されていない場合、素体10の第一方向D1の長さは、たとえば、約2.45mmである。素体10の第二方向D2の長さは、たとえば、約2.45mmである。素体10の第三方向D3の長さは、たとえば、約3.09mmである。
図2に示されるように、第一方向D1から見た内部電極12,13の構成は、第二方向D2から見た内部電極12,13の構成と異なっている。内部電極12,13の第一方向D1と第二方向D2とにおける構成の違いを利用することによって、主面10a又は主面10bは、側面10c又は側面10dと区別され得る。本実施形態では、以下の通り、素体10に磁場を作用させることによって、複数の内部電極12,13が並んでいる方向(第一方向D1)を識別する。方向識別の結果から、主面10a又は主面10bを側面10c又は側面10dと区別する。
図3の(a)及び図3の(b)は、本実施形態に係る方向識別装置20の構成を示す図である。方向識別装置20は、磁場発生器21と、磁場検出器22とを備えている。磁場発生器21は、磁場を発生させる装置である。磁場検出器22は、磁場発生器21によって発生した磁場の検出を行う装置である。本実施形態では、素体10は、支持台25上に載置される。
磁場発生器21は、永久磁石又は電磁石を含んでいる。永久磁石は、たとえば、フェライト磁石、ネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石、又は、いわゆるアルニコ磁石である。電磁石は、たとえば、銅製のコイルで巻かれた鉄芯からなる。磁場検出器22は、ホール効果素子又は磁気抵抗効果素子を含んでいる。ホール効果素子は、磁場発生器21からの磁場を検出し、検出した磁場を電気信号として出力する素子である。磁気抵抗効果素子は、電気抵抗の変化を利用して磁場発生器21からの磁場を検出する素子である。本実施形態では、素体10における第一方向D1の方向識別を行う際に、磁場発生器21及び磁場検出器22を準備する。
図3の(a)及び図3の(b)に示されるように、本実施形態では、素体10の一方側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている。素体10の一方側に位置させるとは、素体10の外表面のうち、一の外表面側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させ、当該一の外表面に対向する他の一の外表面側には磁場発生器21及び磁場検出器22のいずれも位置させないことを意味する。
図3の(a)では、素体10の主面10bが支持台25に接するように、素体10を支持台25上に載置している。素体10の主面10a側に、磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている。主面10aに対向する主面10b側には、磁場発生器21及び磁場検出器22のいずれも位置させない。素体10の主面10b側に、磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させてもよい。この場合、主面10a側には、磁場発生器21及び磁場検出器22のいずれも位置させない。複数の導体11は、第一方向D1で互いに対向するように並んでいる。
図3の(b)では、素体10の側面10dが支持台25に接するように、素体10を支持台25上に載置している。素体10の側面10c側に、磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている。側面10cに対向する側面10d側には、磁場発生器21及び磁場検出器22のいずれも位置させない。素体10の側面10d側に、磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させてもよい。この場合、側面10c側には、磁場発生器21及び磁場検出器22のいずれも位置させない。複数の導体11は、第一方向D1で互いに対向するように並んでいる。
方向識別装置20では、素体10の一方側に磁場発生器21と磁場検出器22とが位置する状態では、磁場検出器22を、磁場発生器21よりも素体10の近くに位置させている。本実施形態では、磁場発生器21と、磁場検出器22と、素体10とが、この順で第四方向D4に並んでいる。方向識別装置20は、磁場発生器21と磁場検出器22との間に接合器23を有していてもよい。この場合、磁場発生器21は、接合器23を介して磁場検出器22と一体化される。接合器23は、たとえば、エポキシ樹脂を含む。
図3の(a)及び図3の(b)においては、共に、磁場検出器22を、素体10から0mm~1.0mmの距離W1に位置させている。図3の(a)の例では、距離W1は、第四方向D4における、磁場検出器22の先端22aから素体10の主面10aまでの距離で規定される。図3の(b)の例では、距離W1は、第四方向D4における、磁場検出器22の先端22aから素体10の主面10aまでの距離で規定される。
本実施形態では、図3の(a)の配置及び図3の(b)の配置のそれぞれに対して、素体10の一方側に磁場発生器21と磁場検出器22とが位置する状態で磁場発生器21からの磁場を素体10に作用させている。素体10は、磁場発生器21によって発生した磁場の中に位置している。磁場検出器22は、磁場発生器21によって発生した磁場の磁束密度の大きさを検出する。磁場検出器22によって検出される磁束密度の大きさは、図3の(a)の配置と図3の(b)の配置とで異なる。本実施形態では、図3の(b)の配置が、図3の(a)の配置よりも大きな磁束密度を示す。図3の(b)の配置では、磁場発生器21から発生した磁場の分布が、図3の(a)の配置に比べて、素体10側に引き寄せられている。磁場検出器22は磁場発生器21と素体10との間に配置されているので、図3の(b)の配置では、図3の(a)の配置に比べて、磁場検出器22によって検知される磁束密度が大きい。
方向識別装置20では、第一方向D1が既に識別されている素体10を使って、図3の(a)及び図3の(b)の配置ごとに、磁場の磁束密度の大きさを予め検出しておくことによって、新たな素体10での第一方向D1が簡便に識別される。図3の(a)及び図3の(b)の配置に対する磁場の磁束密度の大小関係が既に分かっているので、新たな素体10に対して磁場の磁束密度の大きさを検出することによって、当該新たな素体10での第一方向D1が簡便に識別される。
図3の(a)及び図3の(b)の配置に対する磁場の磁束密度の大小関係は、素体10の主面10a側及び側面10c側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている場合に限られない。素体10の主面10b側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている場合も、主面10a側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている場合と同様の大きさの磁束密度が検出される。素体10の側面10d側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている場合も、側面10c側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させている場合と同様の大きさの磁束密度が検出される。
本実施形態において、方向識別方法は、内部に複数の導体11が互いに対向するように並んでいる素体10において、複数の導体11が並んでいる方向を識別する方法であって、磁場を発生させる磁場発生器21と、磁場を検出する磁場検出器22とを準備し、素体10の一方側に磁場発生器21と磁場検出器22とが位置する状態で磁場発生器21からの磁場を素体10に作用させ、磁場検出器22によって検出された磁場の磁束密度の大きさに基づいて複数の導体11が並んでいる方向を識別する。
方向識別方法では、素体10の一方側に磁場発生器21と磁場検出器212とが位置する状態で磁場発生器21からの磁場を素体10に作用させる。素体10の一方側にのみ磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させればよいので、素体10の周囲のスペースが狭い場合であっても、磁場発生器21と磁場検出器22とが共に位置し得る。たとえば、複数の導体11が強磁性を有している場合、素体10の内部には複数の導体11が互いに対向するように並んでいるので、複数の導体11が並んでいる方向に応じて、磁場検出器22によって検出される磁場の磁束密度の大きさが変化する。磁場検出器22によって検出した磁場の磁束密度の大きさに基づいて複数の導体11が並んでいる方向が識別される。
方向識別方法では、磁場発生器21として、永久磁石又は電磁石を含む磁場発生器を準備し、磁場検出器22として、ホール効果素子又は磁気抵抗効果素子を含む磁場検出器を準備する。この場合、磁場の発生と検出とが確実に行われる。
方向識別方法では、素体10の一方側に磁場発生器21と磁場検出器22とが位置する状態では、磁場検出器22を、磁場発生器21よりも素体10の近くに位置させる。この場合、磁場の磁束密度の大きさが確実に検出される。
方向識別方法では、磁場検出器22を、素体10から0mm~1.0mmの距離W1に位置させている。この場合、磁場の磁束密度の大きさがより確実に検出される。
方向識別方法では、素体10が、外部電極14,15が形成されている素体10であって、当該素体10において、複数の導体11が並んでいる方向を識別する。この場合、外部電極14,15が形成されている素体10において、複数の導体11が並んでいる方向が識別される。
(第2実施形態)
次に図4を参照して、第2実施形態に係る方向識別方法を説明する。図4は、第2実施形態に係る方向識別装置50の構成を示す図である。図4の(a)及び図4の(b)に示されるように、方向識別装置50は、コイル51を備えている。本実施形態では、素体10の一方側にコイル51を位置させている。コイル51は、磁場の発生と検出とを行う素子である。コイル51は、強磁性体を磁心として含んでいる。方向識別装置50は、コイル51を保持する保持部52と、コイル51を発振させる発振部53とを備えている。本実施形態では、素体10は、支持台55上に載置される。素体10における第一方向D1の方向識別を行う際に、コイル51を準備する。
本実施形態の素体10は、第1実施形態の素体10と同様の構成を有している。すなわち、図2に示されている例と同様に、本実施形態の素体10は、素体10の内部に複数の導体11を備えている。複数の導体11は、第一方向D1で互いに対向するように並んでいる。複数の導体11は、複数の内部電極12,13である。本実施形態では、内部電極12,13は、たとえば、導電性材料のNi、Ag、Pd、Ag-Pd、又はCuを含んでいる。本実施形態の導電性材料は、強磁性を有する材料と、強磁性を有しない材料とを含んでいる。内部電極12の極性は、内部電極13の極性と異なっている。内部電極12と内部電極13とは、第一方向D1において異なる位置(層)に配置されている。内部電極12と内部電極13とは、素体10内において、第一方向D1に間隔を有して対向するように交互に配置されている。
図4の(a)では、素体10の主面10bが支持台55に接するように、素体10を支持台55上に載置し、素体10の主面10a側に、コイル51を位置させている。主面10aに対向する主面10b側には、コイル51を位置させない。素体10の主面10b側に、コイル51を位置させてもよい。この場合、主面10a側には、コイル51を位置させない。
図4の(b)では、素体10の側面10dが支持台55に接するように、素体10を支持台55上に載置し、素体10の側面10c側に、コイル51を位置させている。側面10cに対向する側面10d側には、コイル51を位置させない。素体10の側面10d側に、コイル51を位置させてもよい。この場合、側面10c側には、コイル51を位置させない。本実施形態では、素体10とコイル51とが、第四方向D4で並んでいる。
方向識別装置50では、図4の(a)の配置及び図4の(b)の配置のそれぞれに対して、素体10の一方側にコイル51が位置し、かつ、コイル51に変動磁場を発生させている状態で、コイル51からの変動磁場を素体10に作用させている。作用させる変動磁場は、たとえば、交流磁場である。素体10は、コイル51からの変動磁場の中に位置している。複数の導体11は、複数の内部電極12,13である。内部電極12,13では、たとえば、渦電流が発生するので、渦電流の発生に基づくコイル51のインピーダンスの変化が検出される。方向識別方法では、検出されたインピーダンスの変化に基づいて第一方向D1を識別する。
コイル51によって発生した変動磁場の向きは、素体10が位置する場所において、第四方向D4に交差する第五方向D5に沿っている。本実施形態では、第五方向D5は、第四方向D4に略直交している。図4の(a)の配置では、第一方向D1は、素体10が位置する場所において、第五方向D5に交差している。本実施形態では、第一方向D1は、第五方向D5に略直交している。図4の(b)の配置では、第一方向D1は、素体10が位置する場所において、第五方向D5に沿っている。本実施形態では、第一方向D1は、第五方向D5と略平行である。
図4の(a)の配置では、第一方向D1が第五方向D5と略直交しており、矩形状の内部電極12,13は、第五方向D5で延びている。したがって、内部電極12,13中に誘導電流が流れ易いので、誘導電流に伴う熱損失が発生して、磁場のエネルギーの損失が生じ易い。図4の(b)の配置では、第一方向D1が第五方向D5と略平行であり、矩形状の内部電極12,13は、第五方向D5に略直交する方向で延びている。したがって、内部電極12,13中に誘導電流が流れ難いので、誘導電流に伴う熱損失は発生し難く、磁場のエネルギーの損失も生じ難い。図4の(a)の配置におけるコイル51のインピーダンスの変化は、図4の(b)の配置におけるコイル51のインピーダンスの変化と異なる。
方向識別装置50では、第一方向D1が既に識別されている素体10を使って、図4の(a)及び図4の(b)の配置ごとに、コイル51のインピーダンスの変化を予め検出しておくことによって、新たな素体10での第一方向D1が簡便に識別される。図4の(a)及び図4の(b)の配置に対するインピーダンスの変化の大小関係が既に分かっているので、新たな素体10に対してインピーダンスの変化を検出することによって、当該新たな素体10での第一方向D1が簡便に識別される。
図4の(a)及び図4の(b)の配置に対するコイル51のインピーダンスの変化は、素体10の主面10a側及び側面10c側にコイル51を位置させている場合に限られない。素体10の主面10b側にコイル51を位置させている場合も、主面10a側にコイル51を位置させている場合と同様のインピーダンスの変化が検出される。素体10の側面10d側にコイル51を位置させている場合も、側面10c側にコイル51を位置させている場合と同様のインピーダンスの変化が検出される。
図4の(a)及び図4の(b)においては、共に、コイル51を、素体10から0mm~1.0mmの距離W2に位置させている。図4の(a)の例では、距離W2は、第四方向D4における、コイル51の先端51aから素体10の主面10aまでの距離で規定される。図4の(b)の例では、距離W2は、第四方向D4における、コイル51の先端51aから素体10の側面10cまでの距離で規定される。
本実施形態において、方向識別方法は、内部に複数の導体11が互いに対向するように並んでいる素体10において、複数の導体11が並んでいる方向を識別する方法であって、磁場を発生させるコイル51を準備し、素体10の一方側にコイル51が位置し、かつ、コイル51に変動磁場を発生させている状態で、当該変動磁場を素体10に作用させ、コイル51のインピーダンスの変化に基づいて複数の導体11が並んでいる方向を識別する。
方向識別方法では、素体10の一方側にコイル51が位置する状態でコイル51からの変動磁場を素体10に作用させる。素体10の一方側にのみコイル51を位置させればよいので、素体10の周囲のスペースが狭い場合であっても、コイル51が位置し得る。素体10の内部には複数の導体11が互いに対向するように並んでいるので、複数の導体11が並んでいる方向に応じて、コイル51のインピーダンスが変化する。インピーダンスの変化に基づいて複数の導体11が並んでいる方向が識別される。本実施形態では、複数の導体11が強磁性を有する場合と、複数の導体11が強磁性を有しない場合との双方において、複数の導体11が並んでいる方向が識別される。
方向識別方法では、コイル51を、素体10から0mm~1.0mmの距離W2に位置させている。この場合、コイル51のインピーダンスの変化が確実に検出される。
方向識別方法では、素体10が、外部電極14,15が形成されている素体10であって、当該素体10において、複数の導体11が並んでいる方向を識別する。この場合、外部電極14,15が形成されている素体10において、複数の導体11が並んでいる方向が識別される。
(第3実施形態)
続いて、図5を参照して、第3実施形態に係る包装方法について説明する。図5は、第3実施形態に係る包装装置30を示す図である。包装装置30によって、包装方法が行われる。包装方法では、方向識別方法によって識別された複数の導体11が並んでいる方向(第一方向D1)が所定の方向を向くように、外部電極14,15が形成されている素体10をテーピング包装する。
包装装置30は、キャリアテープ31と、カバーテープ32とを備えている。キャリアテープ31には、素体10を収納するポケット33が設けられている。本実施形態に係る包装方法では、ポケット33に素体10を収納し、収納後、キャリアテープ31にカバーテープ32を貼り付けてポケット33を封止する。これにより、素体10がテーピング包装される。包装方法では、上記方法識別方法によって第一方向D1が識別された素体10をポケット33に収納する。
素体10は、第一方向D1が所定の方向を向くようにポケット33に収納される。本実施形態では、素体10は、主面10a又は主面10bがポケット33の開口部33a側を向くようにポケット33に収納される。素体10の主面10aがポケット33の開口部33a側を向くように格納される場合、主面10bはポケット33の底部33bに接している。図5では、素体10の主面10aがポケット33の開口部33a側を向くように素体10がポケット33に収納される例が示されている。ポケット33の底部33bから開口部33aに向かう方向が、第一方向D1に沿っている。
素体10は、キャリアテープ31に収納された後に、上記方向識別方法によって第一方向D1が識別されてもよい。この場合、ポケット33に収納されている素体10に対して第一方向D1の識別を行う。方向識別の結果、主面10a又は主面10bがポケット33の開口部33a側を向くように素体10が当該ポケット33に収納されていることが判明した場合には、たとえば、当該ポケット33の開口部33aの脇に「1」の数字が記載される。側面10c又は側面10dがポケット33の開口部33a側を向くように素体10がポケット33に収納されていることが判明した場合には、たとえば、当該ポケット33の開口部33aの脇に「2」の数字が記載される。本実施形態では、「1」とラベリングされたポケット33内の素体10のみが実装され、たとえば、金属端子と接続される。
本実施形態において、包装方法では、上記方向識別方法によって識別された上記方向が所定の方向を向くように、外部電極14,15が形成されている素体10をテーピング包装する。この場合、外部電極14,15を形成している素体10が、所定の方向を向いてテーピング包装される。
(第4実施形態)
続いて、図6を参照して、第4実施形態に係る振込方法について説明する。図6は、第4実施形態に係る振込装置40を示す図である。振込装置40によって、振込方法が行われる。振込方法では、方向識別方法によって識別された方向(第一方向D1)が所定の方向を向くように、素体10を格納器41に振り込む。本実施形態に係る振込方法は、外部電極14,15を備えた素体10、又は外部電極14,15を備えていない素体10を格納する。図6の例では、外部電極14,15を備えた素体10が格納器41に振り込まれる。
振込装置40は、格納器41を備えている。格納器41には、素体10を格納するための格納窪み42が複数設けられている。振込装置40は、複数の素体10を格納器41上に載せた状態で格納器41を揺動することによって、素体10を格納窪み42に格納する。振込方法では、方法識別方法によって第一方向D1が識別された素体10を格納窪み42に格納する。
素体10は、第一方向D1が所定の方向を向くように格納窪み42に格納される。本実施形態では、素体10は、素体10の主面10a又は主面10bが格納窪み42の開口部42a側を向くように格納窪み42に格納される。素体10の主面10aが格納窪み42の開口部42a側を向くように格納される場合、主面10bは格納窪み42の底部42bに接している。図6では、素体10の主面10aが格納窪み42の開口部42a側を向くように素体10が格納窪み42に格納される例が示されている。この場合、格納窪み42の底部42bから開口部42aに向かう方向は、第一方向D1に沿っている。
素体10は、格納器41に格納された後に、上記方向識別方法によって第一方向D1が識別されてもよい。この場合、格納窪み42に格納されている素体10に対して第一方向D1の識別を行う。方向識別の結果、主面10a又は主面10bが格納窪み42の開口部42a側を向くように素体10が当該格納窪み42に格納されていることが判明した場合には、たとえば、当該格納窪み42の開口部42aの脇に「1」の数字が記載される。側面10c又は側面10dが格納窪み42の開口部42a側を向くように素体10が格納窪み42に格納されていることが判明した場合には、たとえば、当該格納窪み42の開口部42aの脇に「2」の数字が記載される。本実施形態では、「1」とラベリングされた格納窪み42内の素体10のみが実装される。たとえば、外部電極14,15を備えた素体10が金属端子と接続される。
本実施形態において、振込方法では、上記方向識別方法によって識別された上記方向が所定の方向を向くように、素体10を格納器41に振り込む。この場合、素体10が、所定の方向を向いて格納器41に格納される。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
実施形態では、電子部品に含まれる部品として積層コンデンサを例に説明したが、適用可能な部品は、積層コンデンサに限られない。適用可能な部品は、たとえば、積層インダクタ、積層バリスタ、積層圧電アクチュエータ、積層サーミスタ、もしくは積層複合部品などの積層電子部品、又は、積層電子部品以外の部品である。
素体10の一方側に磁場発生器21と磁場検出器22とを位置させる際に、磁場発生器21を磁場検出器22よりも素体10の近くに位置させてもよい。磁場検出器22を磁場発生器21よりも素体10の近くに位置させる構成では、上述したように、磁場の磁束密度の大きさが確実に検出される。
10…素体、11…導体、21…磁場発生器、22…磁場検出器、41…格納器、51…コイル、D1…方向(第一方向)。

Claims (9)

  1. 内部に複数の導体が互いに対向するように並んでいる素体において、前記複数の導体が並んでいる方向を識別する方法であって、
    磁場を発生させる磁場発生器と、前記磁場を検出する磁場検出器とを準備し、
    前記素体の一方側に前記磁場発生器と前記磁場検出器とが位置する状態で前記磁場発生器からの前記磁場を前記素体に作用させ、前記磁場検出器によって検出された前記磁場の磁束密度の大きさに基づいて前記複数の導体が並んでいる前記方向を識別する、方向識別方法。
  2. 前記磁場発生器として、永久磁石又は電磁石を含む磁場発生器を準備し、
    前記磁場検出器として、ホール効果素子又は磁気抵抗効果素子を含む磁場検出器を準備する、請求項1に記載の方向識別方法。
  3. 前記素体の一方側に前記磁場発生器と前記磁場検出器とが位置する前記状態では、前記磁場検出器を、前記磁場発生器よりも前記素体の近くに位置させる、請求項2に記載の方向識別方法。
  4. 前記磁場検出器を、前記素体から0mm~1.0mmの距離に位置させる、請求項3に記載の方向識別方法。
  5. 内部に複数の導体が互いに対向するように並んでいる素体において、前記複数の導体が並んでいる方向を識別する方法であって、
    磁場を発生させるコイルを準備し、
    前記素体の一方側に前記コイルが位置し、かつ、前記コイルに変動磁場を発生させている状態で、当該変動磁場を前記素体に作用させ、前記コイルのインピーダンスの変化に基づいて前記複数の導体が並んでいる前記方向を識別する、方向識別方法。
  6. 前記コイルを、前記素体から0mm~1.0mmの距離に位置させる、請求項5に記載の方向識別方法。
  7. 前記素体が、外部電極が形成されている素体であって、当該素体において、前記複数の導体が並んでいる前記方向を識別する、請求項1~6のいずれか一項に記載の方向識別方法。
  8. 請求項7に記載の方向識別方法によって識別された前記方向が所定の方向を向くように、前記外部電極が形成されている前記素体をテーピング包装する、包装方法。
  9. 請求項1~7のいずれか一項に記載の方向識別方法によって識別された前記方向が所定の方向を向くように、前記素体を格納器に振り込む、振込方法。
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