JP7353792B2 - シート搬送装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置及びこれを備える画像読取装置に関する。
一般に、原稿トレイに載置された原稿を給送する自動原稿送り装置(以下、ADFとする)と、ADFによって給送されたシートの画像を読み取る読取部と、を備えた画像読取装置が知られている。ADFがシートを搬送する際に、ADF内でシートがジャムした場合、ジャムしたシートを取り除く必要がある。
従来、ジャムしたシートを取り除くために、シートを掴んで引っ張り出せる位置までシートを手動で送り出すジャム解除ダイヤルを備えたADFが提案されている(特許文献1参照)。このADFでは、図14に示すように、シートを搬送する第1~第3搬送ローラ24,25,27の各駆動軸240,250,270にタイミングプーリー244,252,272が固着されている。これらタイミングプーリー244,252,272にタイミングベルト98が巻き掛けられている。
タイミングプーリー252に一体に形成されたギヤ253には、アイドラギヤ99を介して表面読取用プラテンローラ26に駆動を伝達する表面プラテンローラギヤ262が連結されている。タイミングベルト98は、ジャム解除ダイヤル15のプーリ部152によってテンションが付与されている。ジャム解除ダイヤル15を回転させることで、タイミングベルト98を介して、第1~第3搬送ローラ24,25,27及び表面読取用プラテンローラ26を手動で回転させてジャム処理することができる。また、不図示のモータを駆動することによって、第1~第3搬送ローラ24,25,27及び表面読取用プラテンローラ26に加えて、給紙ローラ、レジストローラ及び裏面読取用プラテンローラを駆動することができる。
特開2010-041464号公報
ところで、特許文献1に記載の自動原稿送り装置は、通常のシート搬送時には、モータの駆動により、自動原稿送り装置内の全てのローラを駆動させている。しかしながら、自動原稿送り装置内の複数のローラを複数のモータによりそれぞれ駆動させるように構成した場合、例えば一つのモータによって駆動されるローラと、他のモータによって駆動されるローラとは、互いに駆動が伝達されない。このため、ジャム処理ダイヤルによって駆動可能なローラが少なくなり、ジャム処理性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、ジャム処理性を向上したシート搬送装置及びこれを備えた画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、シート搬送装置において、第1駆動源と、シートを搬送する第1ローラを含み、前記第1駆動源の駆動力によって駆動される第1駆動ユニットと、第2駆動源と、シートを搬送する第2ローラを含み、前記第2駆動源の駆動力によって駆動される第2駆動ユニットと、手動で操作されて回転する操作部と、前記第1ローラ及び前記第2ローラによって搬送されるシートが通過する搬送路を形成する閉じ位置と、前記搬送路が開放される開き位置とに移動可能に設けられたカバー部材と、前記第1駆動ユニットと前記第2駆動ユニットとが連結されない第1状態と、前記第1駆動ユニットと前記第2駆動ユニットとが連結される第2状態と、に切換える切換え部と、を有し、前記第2状態において、前記操作部の回転は前記第1駆動ユニットに伝達されて前記第1ローラが回転し且つ前記操作部の回転は前記第2駆動ユニットに伝達されて前記第2ローラが回転し、前記切換え部は、前記カバー部材の前記閉じ位置から前記開き位置への移動に応じて、前記第1駆動ユニットと前記第2駆動ユニットとの状態を前記第1状態から前記第2状態に切換える
本発明によると、ジャム処理性を向上することができる。
本実施の形態におけるプリンタを示す全体図。 画像読取装置を示す斜視図。 画像読取装置を示す断面図。 カバー部材が開状態の画像読取装置を示す斜視図。 ADFが開いた状態の画像読取装置を示す斜視図。 (a)は非連結状態における駆動伝達構成を示す斜視図で、(b)は第1モータ及び第2モータから入力された回転の伝達の様子を説明するための図。 (a)は連結状態における駆動伝達構成を示す斜視図、(b)はジャム処理ダイヤルから入力された回転の伝達の様子を説明するための図。 (a)は原稿の読取りを行う際の第2プラテンガラス及びシェーディング板の位置を示す側面図、(b)はシェーディング補正を行う際の第2プラテンガラス及びシェーディング板の位置を示す側面図。 第2プラテンガラス及びシェーディング板を移動させるための構成を示す斜視図。 (a)は通常位置に位置するガラスホルダを示す断面図、(b)は通常位置からシェーディング位置に移動する途中のガラスホルダを示す断面図。(c)はシェーディング位置に位置するガラスホルダを示す断面図、(d)はシェーディング位置から通常位置に移動する途中のガラスホルダを示す断面図。 切換え手段を示す斜視図。 カバー部材が閉状態の切換え手段を示す断面図。 カバー部材が開状態の切換え手段を示す断面図。 従来のADFの駆動伝達構成を示す模式図。 本実施の形態の変形例を説明する図。
[全体構成]
本実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ200は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ200は、図1に示すように、プリンタ本体202と、プリンタ本体202の上部に装着される画像読取装置201と、を備えている。
プリンタ本体202は、シートに画像を形成する画像形成部205と、画像形成部205に給送されるシートを収容するカセット203と、を有しており、画像形成部205の上方には、シートが排出される排出トレイ204が設けられている。カセット203に収容されたシートは、不図示の給送ローラ等によって給送される。画像形成部205は、図示しないレーザ書き込み部、電子写真プロセス部、定着部等を内蔵しており、従来周知の電子写真方式によってカセット203から給送されたシートに画像を形成する。
[画像読取装置]
次に、画像読取装置201について詳述する。画像読取装置201は、図2及び図3に示すように、原稿トレイ304に積載された原稿Gを給送し、原稿排出トレイ305に排出する自動原稿送り装置(以下、ADFとする)301を有している。また、画像読取装置201は、シート搬送装置としてのADF301によって搬送される原稿Gを読み取る読取ユニット302を備えている。ADF301は、図5に示すように、後述する原稿台ガラス413が開放可能となるように、ヒンジ306,306によって読取ユニット302に回動可能に支持されている。なお、本実施の形態において、シートとは、画像形成部205によって画像が形成される記録材及び画像読取装置201によって画像が読取られる原稿を含む。原稿は、白紙でも、片面又は両面に画像が形成されていてもよい。
ADF301は、図3に示すように、ピックアップローラ71と、分離ローラ対72と、複数の搬送ローラ対402,403,405,407,409と、レジストレーションローラ対404と、排出ローラ対410と、を有している。また、ADF301は、第1プラテンガラス411に対向して配置される第1プラテンローラ406と、第2プラテンガラス412に対向して配置される第2プラテンローラ408と、読取部としての第2読取部415と、を有している。
読取ユニット302は、第1プラテンガラス411と、原稿Gを支持可能な原稿台ガラス413と、第1読取部414と、を有しており、読取部としての第1読取部414は、副走査方向(矢印T方向)に移動可能に構成されている。第1読取部414及び第2読取部415は、不図示の光源、光電変換素子等を内蔵しており、光電変換素子は、CCDセンサやCMOSセンサ等を適用可能である。光源から発せられた光は、原稿Gにより反射され、原稿Gからの反射光は光電変換素子に入射される。光電変換素子は、原稿Gからの反射光を光電変換することで、原稿Gの画像を画像情報として得ることができる。
第1プラテンガラス411及び第2プラテンガラス412は、光を透過するガラス等の透明部材によって形成されている。また、ADF301によって搬送される原稿を読み取る形態を流し読みといい、原稿台ガラス413に原稿を位置決めし、第1読取部414を副走査方向に移動させながら読み取る形態を固定読みという。
固定読みの場合には、ユーザは、ADF301を開いて、原稿台ガラス413に原稿を載置する。そして、ユーザは、不図示の操作パネルを操作することで、画像読取装置201による固定読みを開始する。固定読みが開始されると、第1読取部414が図3の実線で示す位置と破線で示す位置との間で副走査方向に移動することで、原稿台ガラス413上の原稿の画像が読み取られる。
流し読みの場合には、ユーザは、原稿トレイ304に原稿Gを載置し、操作パネルを操作することで、画像読取装置201による流し読みを開始する。この際、第1読取部414は、図3の実線で示す、第1プラテンガラス411の下方の位置で停止した状態で、画像の読取を行う。原稿トレイ304に載置された原稿Gは、ピックアップローラ71によって上流搬送路R1に給送され、分離ローラ対72によって1枚ずつに分離される。そして、上流搬送路R1を通る原稿Gは、レジストレーションローラ対404によって斜行が補正されつつ、搬送ローラ対405によって下流搬送路R2に配置される第1プラテンガラス411に搬送される。
原稿Gは、第1プラテンローラ406によって案内されながら、第1プラテンガラス411を介して、第1読取部414によって第1面(表面)の画像が読み取られる。第1読取部414によって画像が読み取られた原稿Gは、搬送ローラ対407,409によって排出ローラ対410に搬送され、排出ローラ対410によって機外に排出される。機外に排出された原稿Gは、原稿排出トレイ305に積載される。原稿の第2面(裏面)の画像も読み取る場合には、第1読取部414によって第1面の画像が読み取られた原稿は、第2プラテンローラ408によって案内されながら、第2プラテンガラス412を介して、第2読取部415によって第2面の画像が読み取られる。
ところで、流し読みによって原稿Gの画像を読み取るためには、上述したようにADF301の内部の搬送路を通過する必要がある。搬送路を通過する際に、何らかの原因により原稿Gが滞留、すなわちジャムした場合、ジャムした原稿Gを取り除く作業であるジャム処理を行う必要がある。例えば、図4に示すように、ジャム処理に当たって、ADF301の装置本体としての本体部57に開閉可能に支持されるカバー部材56がユーザによって開かれる。カバー部材56は、図13に示すように開閉軸55を中心に本体部57に対して開閉する。
ここで、本体部57は、図4に示すように、第1搬送ガイド74を有しており、カバー部材56は、第2搬送ガイド75を有している。カバー部材56が本体部57に対して閉じられた閉状態(閉じ位置)の場合には、第2搬送ガイド75が第1搬送ガイド74に対向し、第1搬送ガイド74と共に搬送路としての上流搬送路R1を形成している。そして、カバー部材56が本体部57に対して開かれた開状態(開き位置)の場合には、図4に示すように、上流搬送路R1が開放される。すなわち、カバー部材56は、閉状態と開状態とに変位可能に構成されている。ユーザによってカバー部材56が開状態となり、上流搬送路R1が開放されることで、上流搬送路R1でジャムした原稿Gを取り除くことができる。
また、例えば、図5に示すように、ジャム処理に当たって、ユーザによってADF301が読取ユニット302に対して開かれる。これにより、第1プラテンガラス411又は第1プラテンローラ406の近傍でジャムした原稿Gにアクセスすることができ、原稿Gを取り除くことができる。
しかしながら、上述したカバー部材56又はADF301を開いてもアクセスできない位置で原稿Gがジャムした場合、これらの方法では原稿Gをジャム処理することはできない。特に、原稿Gが名刺のような小サイズの原稿であって、原稿搬送方向における上流搬送路R1の下流に設けられた搬送路としての下流搬送路R2でジャムした場合、原稿Gをジャム処理することが困難である。このため、図4に示すように、本体部57には、ユーザによって手動で操作されて回転する操作部としてのジャム処理ダイヤル48が設けられている。ジャム処理ダイヤル48をユーザが手動で回転することで、その回転が各搬送ローラに伝達される。そして、下流搬送路R2の原稿Gをユーザがアクセスできる位置まで手動で搬送することができる。
ジャム処理ダイヤル48は、図2に示すように、閉状態のカバー部材56によって覆われ、図4に示すように、カバー部材56が開状態となることで露出される。このため、カバー部材56を開かない限りユーザはジャム処理ダイヤル48にアクセスできず、ジャム処理ダイヤル48を誤って操作してしまうことを防止できる。
[駆動伝達構成]
次に、本実施の形態における各ローラへの駆動伝達構成について、図6(a)乃至図7(b)を参照しながら説明する。図6(a)に示すように、ADF301は、第1駆動ユニットDR1と、第2駆動ユニットDR2と、を有している。第1駆動源としての第1モータ40からの駆動によって駆動される第1駆動ユニットDR1は、第1回転軸42と、第2回転軸43と、第1モータ40の駆動を第1回転軸42及び第2回転軸43に伝達するタイミングベルト80と、を有している。
第1回転軸42には、搬送ローラ対405の駆動ローラである第1ローラとしての第1搬送ローラ405aが回転可能に支持され、第2回転軸43には、搬送ローラ対407の駆動ローラである第2搬送ローラ407aが回転可能に支持されている。また、第2回転軸43の一端には、第1ギヤ49が設けられている。なお、図3に示す第1プラテンローラ406、第2プラテンローラ408及び搬送ローラ対409も、不図示の駆動伝達機構によって第1モータ40によって駆動される。第1搬送ローラ405a及び第2搬送ローラ407aは、それぞれ第1モータ40によって駆動され原稿を搬送する第1搬送部を構成する。
第2駆動源としての第2モータ41からの駆動によって駆動される第2駆動ユニットDR2は、回転軸としての第3回転軸44と、第1ギヤ49に噛合可能な第2ギヤ51と、第2ギヤ51に噛合する第3ギヤとしてのギヤプーリ54と、出力軸46と、を有する。第3回転軸44には、排出ローラ対410の駆動ローラである排出ローラ410aが回転可能に支持されている。排出ローラ410aは、第2ローラを構成している。第1搬送ローラ405a、第2搬送ローラ407a及び排出ローラ410aは、それぞれ軸方向に複数設けられている。
第3回転軸44には、ダイヤルプーリ81と、連結プーリ82と、逆転ギヤ83と、が回転可能に支持されている。ダイヤルプーリ81と第3回転軸44との間には、ワンウェイクラッチとしての第1ワンウェイクラッチ84が設けられており、逆転ギヤ83と第3回転軸44との間には、第2ワンウェイクラッチ85が設けられている。なお、第1ワンウェイクラッチ84は、ジャム処理ダイヤル48と第3回転軸44との間に設けられていればよく、第2ワンウェイクラッチ85は、出力軸46と第3回転軸44との間に設けられていればよい。
ダイヤルプーリ81及びジャム処理ダイヤル48と一体に設けられるプーリには、第1伝達部としてのタイミングベルト86が巻き掛けられており、ジャム処理ダイヤル48の回転は、タイミングベルト86を介して、ダイヤルプーリ81に伝達される。連結プーリ82及びギヤプーリ54には、第2伝達部としてのタイミングベルト87が巻き掛けられており、連結プーリ82の回転は、タイミングベルト87を介してギヤプーリ54に伝達される。ギヤプーリ54は、プーリとギヤが同軸上に一体に形成されており、ギヤプーリ54のギヤは、第2ギヤ51に常に噛合している。逆転ギヤ83の回転は、ギヤ列GTによって出力軸46に伝達される。
なお、出力軸46の一端には、出力軸46に対して相対回転可能に支持されるテンションプーリ88が設けられており、テンションプーリ88は、タイミングベルト87にテンションを掛けるように接している。また、タイミングベルト87によってテンションプーリ88は回転するが、テンションプーリ88の回転が出力軸46に伝達されることはない。このように、テンションプーリ88及び出力軸46をタイミングベルト87に対して径方向にオーバーラップするように配置することで、第2駆動ユニットDR2を小型化することができる。
ここで、原稿Gを原稿排出トレイ305に向けて搬送する方向を、原稿搬送方向とし、各ローラ又が原稿搬送方向に原稿Gを搬送する際の回転を正転、原稿搬送方向とは反対方向に原稿Gを搬送する際の回転を逆転とする。正転方向は、第1方向であり、逆転方向は、第1方向とは反対の第2方向である。第1ワンウェイクラッチ84は、第3回転軸44の正転をジャム処理ダイヤル48には伝達せず、第3回転軸44の逆転をジャム処理ダイヤル48に伝達する。また、第1ワンウェイクラッチ84は、ジャム処理ダイヤル48の正転を第3回転軸44に伝達し、ジャム処理ダイヤル48の逆転を第3回転軸44に伝達しない。一方で、第2ワンウェイクラッチ85は、第3回転軸44の正転を出力軸46には伝達せず、第3回転軸44の逆転を出力軸46に伝達する。
ここで、第1ワンウェイクラッチ84,85、逆転ギヤ83及びギヤ列GTを逆転駆動部45とし、ギヤプーリ54及び第2ギヤ51をジャム処理駆動部47(図7(a)参照)とする。
図6(b)は、第1ギヤ49と第2ギヤ51が離間した状態、すなわち第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とを駆動連結しない第1状態としての非連結状態を示す。図7(b)は、第1ギヤ49と第2ギヤ51が噛合した状態、すなわち第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とが駆動連結する第2状態としての連結状態を示す。これら図6(b)及び図7(b)において、正転は実線の矢印で示し、逆転は破線の矢印で示す。
コピージョブ等が実行されると、図6(b)に示すように、非連結状態において第1モータ40及び第2モータ41が正転される。すると、第1搬送ローラ405a、第2搬送ローラ407a及び排出ローラ410aを含む、搬送ローラ対405,407,409、第1プラテンローラ406、第2プラテンローラ408及び排出ローラ対410が正転する。これにより、原稿Gは原稿搬送方向に搬送される。
一方で、連結状態においてジャム処理を行うためにジャム処理ダイヤル48を回転操作して正転させると、図7(b)に示すように、逆転駆動部45の正転がジャム処理駆動部47を介して、第1搬送ローラ405a及び第2搬送ローラ407aに伝達される。このため、第1搬送ローラ405a、第2搬送ローラ407a及び排出ローラ410aを含む、搬送ローラ対405,407,409、第1プラテンローラ406、第2プラテンローラ408及び排出ローラ対410が正転し、原稿は原稿搬送方向に搬送される。
[シェーディング補正]
次に、本実施の形態におけるシェーディング補正について、図8乃至図10(d)を参照しながら説明する。シェーディング補正とは、画像の読み取り精度を一定に維持するために、読取部の光電変換素子の特性やレンズ収差の影響などによって発生した濃度レベルのムラを補正することである。シェーディング補正は、原稿の読取り前に定期的に行われる。
第2プラテンガラス412には、図8(a)に示すように、シェーディング板416が取り付けられており、シェーディング板416は、表面が白色の白基準部材である。第2読取部415(図3参照)は、読取位置RDにおいて第2プラテンガラス412を開始、原稿の画像を読み取る。第2読取部415は、ADF301に固定されており、移動することはない。通常のコピージョブにおいて、シェーディング板416は、読取位置RDからずれた位置に位置しており、原稿の読み取りを阻害することはない。
一方で、シェーディング補正を行う際には、第2プラテンガラス412及びシェーディング板416が矢印B方向に移動し、図8(b)に示すように、シェーディング板416は読取位置RDに重なる位置に位置する。そして、第2読取部415によってシェーディング板416が白基準として読み取られる。すなわち、シェーディング板416は、シェーディング補正時の白基準として機能する。
次に、第2プラテンガラス412及びシェーディング板416が矢印B方向に移動するための構成について説明する。図9に示すように、ADF301の本体部57には、ピン171e,171eが設けられ、ピン171e,171eは、ガラスホルダ171aに形成される長孔部171d,171dにそれぞれ係合している。ガラスホルダ171aは、第2プラテンガラス412を保持しており、第2読取部415からの光を透過できるように、少なくとも第2プラテンガラス412の上方がガラスによって形成されている。
ガラスホルダ171aの原稿搬送方向における下流側には、長孔部171d2が形成されており、長孔部171d2には、出力軸46(図6(a)参照)から駆動が伝達されるカム軸182aが貫通している。カム軸182aの両端には、偏心カムであるカム182が固定されており、カム182は、ガラスホルダ171aの第1当接部171b及び第2当接部171cに当接している。第1当接部171b及び第2当接部171cは、カム182を挟んで互いに対向している。
図10は、図9の矢印E方向から視た図であり、カム182の位相に応じて、(a)~(d)の間で移動するガラスホルダ171aを示す断面図である。図10(a)は、原稿の読取りが行われる通常位置に位置するガラスホルダ171aを示す断面図であり、図10(c)は、シェーディング補正が行われるシェーディング位置に位置するガラスホルダ171aを示す断面図である。図10(b)は、通常位置からシェーディング位置に移動する途中のガラスホルダ171aを示す断面図であり、図10(d)は、シェーディング位置から通常位置に移動する途中のガラスホルダ171aを示す断面図である。
図10(a)に示すように、ガラスホルダ171aが通常位置に位置している場合、第2プラテンガラス412に取り付けられたシェーディング板416は、第2読取部415の読取位置RDからずれた位置に位置している。図10(b)に示すように、出力軸46(図6(a)参照)が逆転し、カム182が矢印A方向に回転すると、カム182の動きに第1当接部171b及び第2当接部171cが倣うことで、ガラスホルダ171aが矢印B方向に移動する。すなわち、カム182は、ガラスホルダ171aと一体に移動するシェーディング板416を矢印B方向に移動させる。
更にカム182が矢印A方向に回転すると、図10(c)に示すように、ガラスホルダ171aが更に矢印B方向に移動し、シェーディング板416が第2読取部415の読取位置RDと重なる位置に位置する。この状態で、第2読取部415によってシェーディング板416が白基準として読み取られる。その後、更にカム182が矢印A方向に回転すると、図10(d)に示すように、ガラスホルダ171aが矢印B方向とは反対の矢印C方向に移動する。更にカム182が矢印A方向に回転すると、図10(a)に示すように、ガラスホルダ171aが更に矢印B方向に移動し、ガラスホルダ171aが通常位置に戻る。
ところで、図6(b)に示すように、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とが非連結状態において、第2モータ41が逆転すると、排出ローラ410a、ジャム処理ダイヤル48及び出力軸46が逆転する。シェーディング補正を行う際には、例えば、第1モータ40が停止した状態で第2モータ41のみを逆転させる。これにより、出力軸46が逆転し、上述したようにガラスホルダ171aごとシェーディング板416を移動させることで、シェーディング補正を行うことができる。そして、第2モータ41を更に逆転させてガラスホルダ171aを通常位置に戻した後、第1モータ40及び第2モータ41を正転させることで、読み取り精度の良いコピージョブを実施することができる。第2モータ41は、例えばステッピングモータから構成される。
[切換え手段]
次に、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2との連結状態及び非連結状態を切換える切換え部90について、図11乃至図13を参照しながら説明する。切換え部90は、図11に示すように、ADF301の本体部57に回動支点C1を中心に回動可能に支持される連動部材50と、本体部57のフック部Fに一端が接続され、連動部材50を付勢する圧縮バネ52と、を有している。連動部材50は、回動支点C1を中心にギヤプーリ54を回転可能に支持しており、またギヤプーリ54に噛合する第2ギヤ51を回転可能かつ揺動可能に支持している。連動部材50及びギヤプーリ54は、共に回動支点C1を中心に回動するので、連動部材50が回動しても、ギヤプーリ54と第2ギヤ51とは常に噛合している。付勢部材としての圧縮バネ52は、第2ギヤ51が第1ギヤ49に近づく方向に、連動部材50を付勢している。
図12に示すように、カバー部材56は、下方に突出し、連動部材50を押圧可能な突起部53を有している。カバー部材56が閉状態の際には、カバー部材56の突起部53は、圧縮バネ52の付勢力に抗して、連動部材50を下方に押圧している。このとき、連動部材50は、第2ギヤ51を第1ギヤ49から離間した状態で保持する離間位置に位置している。このため、カバー部材56が閉状態の際には、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とが駆動連結されない非連結状態となる。
図13に示すように、ユーザによってカバー部材56が開閉軸55を中心に開かれると、突起部53が連動部材50から離間し、連動部材50は、圧縮バネ52の付勢力により、図の反時計回り方向に回動する。そして、連動部材50は、第2ギヤ51を第1ギヤ49と噛合した状態で保持する噛合位置に位置する。このため、カバー部材56が開状態の際には、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とが駆動連結される連結状態となる。
このように、切換え部90は、カバー部材56が閉状態の際には、第1駆動ユニットDR1及び第2駆動ユニットDR2を非連結状態にし、カバー部材56が開状態の際には、連結状態にする。そして、連動部材50は、カバー部材56が開状態から閉状態に変位する際に、噛合位置から離間位置に向けて、カバー部材56の突起部53によって圧縮バネ52の付勢力に抗して押圧される。また、連動部材50は、カバー部材56が閉状態から開状態に変位する際に、圧縮バネ52の付勢力によって噛合位置に移動する。
以上のように、本実施の形態では、それぞれ異なる駆動源を持つ第1駆動ユニットDR1及び第2駆動ユニットDR2を有している。そして、ジャム処理をしない通常状態の場合、カバー部材56は閉状態となっており、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とは駆動連結されない非連結状態となっている。このため、例えばコピージョブにおいて原稿Gを搬送するために第1モータ40及び第2モータ41を正転しても、第1モータ40及び第2モータ41の駆動力が合流することが無く、モータやギヤ等が破損することはない。また、第2モータ41のみを逆転することで、シェーディング補正を行うことができるが、このとき第2モータ41の駆動力は第1駆動ユニットDR1には伝達されず、第2モータ41の負荷を低減することができる。
また、ジャム処理をするためにカバー部材56を開け、カバー部材56が開状態となると、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とが駆動連結される連結状態となる。この状態で、ユーザがジャム処理ダイヤル48を正転させることで、第1駆動ユニットDR1及び第2駆動ユニットDR2に接続される全てのローラを正転させることができる。具体的には、搬送ローラ対405,407,409、第1プラテンローラ406、第2プラテンローラ408及び排出ローラ対410が正転し、原稿Gをユーザがアクセスできる位置まで搬送させてジャム処理することができる。ジャム処理ダイヤル48によってジャム処理する際には、可能な限り多くのローラがジャム処理ダイヤル48と駆動連結している方が優位である。本実施の形態では、本体部57の奥まった位置に位置する下流搬送路R2において原稿Gがジャムしたとしても、原稿Gを問題なく搬送させてジャム処理することができ、ジャム処理性を向上できる。
また、第1モータ40と第2モータ41とに駆動源を分けたので、原稿Gの搬送に必要なトルクを確保することができ、かつそれぞれのモータを小型化することができる。なお、本実施の形態では、カバー部材56に突起部53を設けたが、これに限定されず、連動部材50がカバー部材56の平滑面によって押圧されてもよい。
また、本実施の形態では、ジャム処理ダイヤル48は、タイミングベルト87によって第2駆動ユニットDR2の第3回転軸44に駆動を伝達するように構成されていたが、これに限定されない。例えば、ジャム処理ダイヤル48は、第1駆動ユニットDR1の第1回転軸42又は第2回転軸43に駆動を伝達するように構成してもよい。すなわち、ジャム処理ダイヤル48は、回転操作することで第1駆動ユニットDR1及び第2駆動ユニットDR2の少なくともいずれか一方に駆動力を伝達可能に構成されていればよい。
本実施の形態では、出力軸46から駆動伝達されるカム軸182aにカム182が固定されていたが、これに限定されず、出力軸46にカム182が固定されてもよい。
また、本実施の形態では、第1駆動ユニットDR1において搬送ローラ対405,407,408,409、第1プラテンローラ406及び第2プラテンローラ408が駆動され、第2駆動ユニットDR2において排出ローラ対410が駆動されている。しかしながら、これに限定されず、どのローラがどの駆動ユニットによって駆動されるかは、自由に設定してもよい。
また、既述のいずれの形態においても、電子写真方式のプリンタ200を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用することが可能である。また、本実施の形態の第1駆動ユニットDR1及び第2駆動ユニットDR2は、ADF301に設けられているが、これに限定されず、例えばプリンタ本体202のいずれかの駆動ユニットに本発明を適用してもよい。
また、本実施の形態では、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とを、カバー部材56を開く動作に応じて連結する形態を例示した。しかし以下の変形例のようにカバー部材56とは別の部材を動かすユーザの操作によって、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とを連動するように構成してもよい(図15(a)(b)参照)。
図15(a)(b)において、支点61Aを中心としてレバー61は回転自在である。可動なギヤ51Aは、レバー61に回転自在に支持されている。図15(a)は、ギヤ51Aが第2駆動ユニットDR2のギヤプーリ54および第1駆動ユニットDR1の第1ギヤ49から離れている状態を示している。図15(b)は、ギヤ51Aが第2駆動ユニットDR2のギヤプーリ54と噛み合っていて且つギヤ51Aが第1駆動ユニットDR1の第1ギヤ49と噛み合っている状態を示している。
レバー61には引っ張りバネ63が取り付けられている。引っ張りバネ63はレバー61との取り付け部61Bを下方へ付勢する。図15(a)では、引っ張りバネ63の力による時計回り方向のレバー61の回転がストッパ62によって止められている。ジャムが生じた場合、ユーザはジャム処理ダイヤル48の操作に先立って、レバー61の先端部61Cを操作する。つまりレバー61の先端部61Cを図15(a)の左方へユーザが移動することによって、図15(b)の状態に切換える。
図15(b)では、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とがギヤ51Aによって連結されている。ジャム処理が終わったら、図15(a)の状態に切換えるようにレバー61の先端部61Cをユーザが操作する。図15(a)(b)の変形例で示したように、第1駆動ユニットDR1と第2駆動ユニットDR2とを連結するために移動するギヤ51Aは、非連結状態において、第1駆動ユニットDR1とも第2駆動ユニットDR2とも離れている。
なお、ここではレバー61をユーザが手動で動かす形態を例示したが、レバー61にソレノイドを接続してソレノイドによってレバー61を動かしてもよい。ソレノイドを用いる場合には、例えば以下のように構成すればよい。ジャムが生じたらソレノイドを駆動させて図15(a)の状態から図15(b)の状態にする。そして、ジャム処理後であってシートを給送する前にソレノイドの駆動を解除してバネの力で図15(a)の状態に変更すればよい。既述のいずれの形態においても、ダイヤルの回転が第1駆動ユニットDR1及び第2駆動ユニットDR2に伝達されるので、ジャム処理性を向上することができる。
40:第1駆動源(第1モータ)/41:第2駆動源(第2モータ)/44:回転軸(第3回転軸)/48:操作部(ジャム処理ダイヤル)/49:第1ギヤ/50:連動部材/51:第2ギヤ/52:付勢部材(圧縮バネ)/53:突起部/54:第3ギヤ(ギヤプーリ)/56:カバー部材/84:ワンウェイクラッチ(第1ワンウェイクラッチ)/86:第1伝達部(タイミングベルト)/87:第2伝達部(タイミングベルト)/90:切換え部/182:カム/201:画像読取装置/301:シート搬送装置(ADF)/405a:第1ローラ(第1搬送ローラ)/410a:第2ローラ(排出ローラ)/414,415:読取部(第1読取部、第2読取部)/416:白基準部材(シェーディング板)/C1:回動支点/DR1:第1駆動ユニット/DR2:第2駆動ユニット/R2:搬送路(下流搬送路)

Claims (11)

  1. 第1駆動源と、
    シートを搬送する第1ローラを含み、前記第1駆動源の駆動力によって駆動される第1駆動ユニットと、
    第2駆動源と、
    シートを搬送する第2ローラを含み、前記第2駆動源の駆動力によって駆動される第2駆動ユニットと、
    手動で操作されて回転する操作部と、
    前記第1ローラ及び前記第2ローラによって搬送されるシートが通過する搬送路を形成する閉じ位置と、前記搬送路が開放される開き位置とに移動可能に設けられたカバー部材と、
    前記第1駆動ユニットと前記第2駆動ユニットとが連結されない第1状態と、前記第1駆動ユニットと前記第2駆動ユニットとが連結される第2状態と、に切換える切換え部と、を有し、
    前記第2状態において、前記操作部の回転は前記第1駆動ユニットに伝達されて前記第1ローラが回転し且つ前記操作部の回転は前記第2駆動ユニットに伝達されて前記第2ローラが回転
    前記切換え部は、前記カバー部材の前記閉じ位置から前記開き位置への移動に応じて、前記第1駆動ユニットと前記第2駆動ユニットとの状態を前記第1状態から前記第2状態に切換える、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第1駆動ユニットは、前記第1ローラと共に駆動される第1ギヤを有し、
    前記第2駆動ユニットは、前記第2ローラと共に駆動される第2ギヤを有し、
    前記切換え部は、前記カバー部材に連動すると共に前記第2ギヤを回転可能かつ揺動可能に支持する連動部材を有し、
    前記連動部材は、前記カバー部材が前記閉じ位置に位置した際に前記第2ギヤを前記第1ギヤから離間した状態で保持し、前記カバー部材が前記開き位置に位置した際に前記第2ギヤを前記第1ギヤに噛合した状態で保持する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  3. 前記切換え部は、前記連動部材を前記第2ギヤと前記第1ギヤとが噛合する噛合位置に付勢する付勢部材を有し、
    前記連動部材は、前記カバー部材が前記開き位置から前記閉じ位置へ移動する際に、前記カバー部材によって前記噛合位置から前記付勢部材の付勢力に抗して移動され、前記カバー部材が前記閉じ位置から前記開き位置に移動する際に、前記付勢部材の付勢力によって前記噛合位置へ移動する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  4. 前記カバー部材は、前記連動部材を押圧可能な突起部を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記連動部材は、回動支点を中心に回動可能に支持され、
    前記第2駆動ユニットは、前記第2駆動源の駆動力によって前記回動支点を中心に回転すると共に、前記第2ギヤに噛合可能な第3ギヤを有する、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第2ローラは、シートを機外に排出し、
    前記第2駆動ユニットは、
    前記第2駆動源によって第1方向及び前記第1方向とは反対の第2方向に回転可能かつ前記第2ローラを回転可能に支持する回転軸と、
    前記操作部の回転を前記回転軸に伝達可能な第1伝達部と、
    前記回転軸の回転を前記第3ギヤに伝達可能な第2伝達部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記回転軸が前記第2方向に回転する際に、前記第2ローラはシートを機外に排出し、
    前記第2駆動ユニットは、前記回転軸と前記操作部との間に設けられ、前記回転軸の前記第2方向の回転を前記操作部に伝達し、前記回転軸の前記第1方向の回転を前記操作部に伝達しないワンウェイクラッチを有する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記操作部は、前記閉じ位置に位置する前記カバー部材により覆われ、前記カバー部材が前記開き位置に位置することで露出される、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記切換え部は、移動できるギヤを含み、
    前記第1状態では、前記第1駆動ユニットと前記第2駆動ユニットの少なくともいずれかと前記ギヤとの連結が解除される位置に、前記ギヤは位置し、
    前記第2状態では、前記ギヤが前記第1駆動ユニットと連結され且つ前記ギヤが前記第2駆動ユニットと連結される位置に前記ギヤは位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記第1ローラ及び前記第2ローラによって搬送されるシートの画像を読み取る読取部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  11. 前記読取部のシェーディング補正時の白基準として機能する白基準部材と、
    前記第2駆動ユニットが伝達する前記第2駆動源からの回転によって回転し、前記白基準部材を移動させるカムと、を備える、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
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