JP7352455B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 - Google Patents
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前記単層型の感光層が、
結着樹脂、
電荷発生物質、
正孔輸送物質、
電子輸送物質、
下記式(1)で示されるm-ターフェニル化合物、および
メラミン樹脂を含む粒子、(メタ)アクリル樹脂を含む粒子またはスチレン(メタ)アクリル樹脂粒子、を含有する。
本発明に係る電子写真感光体は、導電性支持体と、結着樹脂、電荷発生物質、正孔輸送物質、電子輸送物質、ターフェニル化合物、およびメラミン樹脂を含む粒子、(メタ)アクリル樹脂を含む粒子またはスチレン(メタ)アクリル樹脂粒子、を含有する単層型の感光層を有する電子写真感光体である。
一般に、メラミン樹脂を含む粒子、(メタ)アクリル樹脂を含む粒子またはスチレン(メタ)アクリル樹脂粒子を含有する表面層は、それら樹脂粒子による潤滑性付与の効果により、耐摩耗性が向上することが知られている。しかしながら、本発明のように単層型の感光層が表面層となる場合、感光層中に樹脂粒子を用いると電気特性を損なう傾向があった。本発明者らは、感光層中の電荷発生物質から発生した電子が、樹脂粒子表面に捕捉されやすいためではないかと推測している。
ここで、図1は、本実施形態に係る電子写真感光体の一例の一部断面を概略的に示している。
電子写真感光体104は、図1(a)に示すように、導電性支持体101上に、単層型の感光層102が直接設けられてもよい。また、図1(b)に示すように、導電性支持体101上に、下引き層103および単層型の感光層102が設けられてもよい。
以下、電子写真感光体104の各構成について説明する。なお、符号は省略して説明する。
導電性支持体としては、例えば、金属(アルミニウム、銅、亜鉛、クロム、ニッケル、モリブデン、バナジウム、インジウム、金、白金等)または合金(ステンレス鋼等)を含む金属板、金属ドラム、および金属ベルト等が挙げられる。また、導電性支持体としては、例えば、導電性化合物(例えば導電性ポリマー、酸化インジウム等)、金属(例えばアルミニウム、パラジウム、金等)または合金を塗布、蒸着またはラミネートした紙、樹脂フィルム、ベルト等も挙げられる。ここで、「導電性」とは体積抵抗率が1×1013Ωcm未満であることをいう。
酸性処理液による処理は、例えば、以下のようにして実施される。先ず、リン酸、クロム酸およびフッ酸を含む酸性処理液を調製する。例えば、リン酸が10質量%以上11質量%以下の範囲、クロム酸が3質量%以上5質量%以下の範囲、フッ酸が0.5質量%以上2.0質量%以下の範囲であって、これらの酸全体の濃度は13.5質量%以上18.0質量%以下の範囲が好ましい。処理温度は例えば42℃以上48℃以下が好ましい。被膜の膜厚は、0.3μm以上15.0μm以下が好ましい。
ベーマイト処理は、例えば90℃以上100℃以下の純水中に5分から60分間浸漬すること、または90℃以上120℃以下の加熱水蒸気に5分から60分間接触させて行う。
下引き層は、例えば、無機粒子と結着樹脂とを含む層である。
上記の体積抵抗率を有する無機粒子としては、例えば、酸化錫粒子、酸化チタン粒子、酸化亜鉛粒子、酸化ジルコニウム粒子等の金属酸化物粒子が好ましく、特に、酸化亜鉛粒子が好ましい。無機粒子は、1種類の無機粒子を用いてもよく、また、2種類以上の無機粒子を用いてもよい。
無機粒子の体積平均粒径は、例えば、50nm以上2000nm以下(好ましくは60nm以上1000nm以下)が好ましい。
添加剤としては、多環縮合系、アゾ系等の電子輸送顔料、ジルコニウムキレート化合物、チタニウムキレート化合物、アルミニウムキレート化合物、チタニウムアルコキシド化合物、有機チタニウム化合物、シランカップリング剤等の公知の材料が挙げられる。シランカップリング剤は前述のように無機粒子の表面処理に用いられるが、添加剤としてさらに下引き層に添加してもよい。
下引き層の表面粗さ(十点平均粗さ)は、モアレ像抑制のために、使用される露光用レーザ波長λの1/4n(nは上層の屈折率)から1/2λまでに調整されていることがよい。
図示は省略するが、下引き層と感光層との間に中間層をさらに設けてもよい。
中間層は、例えば、樹脂を含む層である。中間層に用いる樹脂としては、例えば、アセタール樹脂(例えばポリビニルブチラール等)、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、カゼイン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ゼラチン、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、塩化ビニル-酢酸ビニル-無水マレイン酸樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン-アルキッド樹脂、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂等の高分子化合物が挙げられる。
なお、中間層を下引き層として使用してもよい。
単層型の感光層は、結着樹脂、電荷発生物質、正孔輸送物質、電子輸送物質、ターフェニル化合物、およびメラミン樹脂を含む粒子または(メタ)アクリル樹脂を含む粒子に加え、必要に応じて、その他添加剤を含んで構成される。
結着樹脂としては、特に制限はないが、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、スチレン-ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン-アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル-無水マレイン酸共重合体、シリコーン樹脂、シリコーンアルキッド樹脂、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂、スチレン-アルキッド樹脂、ポリ-N-ビニルカルバゾール、ポリシラン等が挙げられる。これらの結着樹脂は、単独または2種以上混合して用いてもよい。
これらの結着樹脂の中でも、特に、メラミン樹脂を含む粒子または(メタ)アクリル樹脂を含む粒子の感光層中での分散性が向上し、良好な耐摩耗性が得られやすい点で、ポリカーボネート樹脂が好ましい。
電荷発生物質としては、例えば、ビスアゾ化合物、トリスアゾ化合物等のアゾ顔料;ジブロモアントアントロン等の縮環芳香族顔料;ペリレン顔料;ピロロピロール顔料;フタロシアニン顔料;酸化亜鉛;三方晶系セレン等の電子写真感光体に用いられる公知の電荷発生物質が適用される。
中でも、電子写真感光体の高感度化、および感光対中での電荷発生物質の分散の点から、電荷発生物質として、無金属フタロシアニン顔料、チタニルフタロシアニン顔料、ガリウムフタロシアニン顔料からなる群から選択される少なくとも1種が適用されることが好ましい。これらフタロシアニン顔料の中でも、特に、電荷発生物質の分散の点から、無金属フタロシアニン顔料を用いることがより好ましい。
電荷発生物質の含有量としては、例えば、結着樹脂に対して、0.05質量%以上30.00質量%以下がよく、好ましくは1質量%以上15質量%以下であり、より好ましくは2質量%以上10質量%以下である。
正孔輸送物質としては、例えば、トリアリールアミン系化合物、ベンジジン系化合物、アリールアルカン系化合物、アリール置換エチレン系化合物、スチルベン系化合物、アントラセン系化合物、ヒドラゾン系化合物等の電子写真感光体に用いられる公知の正孔輸送物質が適用される。
中でも、ターフェニル部位を有する正孔輸送物質が、本発明の効果がより高まる点で好ましい。とくに、下記式(2)で示される化合物が好ましい。
正孔輸送物質は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。
正孔輸送材料の含有量としては、例えば、結着樹脂に対して、10質量%以上300質量%以下がよく、好ましくは10質量%以上200質量%以下であり、より好ましくは10質量%以上100質量%以下である。
電子輸送物質としては、例えば、ジフェノキノン系化合物、アゾキノン系化合物、アントラキノン系化合物、ナフトキノン系化合物、ニトロアントラキノン系化合物、およびジニトロアントラキノン系化合物等のキノン系化合物、ジイミド系化合物、ヒドラゾン系化合物、マロノニトリル系化合物、チオピラン系化合物、トリニトロチオキサントン系化合物、3,4,5,7-テトラニトロ-9-フルオレノン系化合物、ジニトロアントラセン系化合物、ジニトロアクリジン系化合物、テトラシアノエチレン、2,4,8-トリニトロチオキサントン、ジニトロベンゼン、ジニトロアクリジン、無水コハク酸、無水マレイン酸、およびジブロモ無水マレイン酸等が挙げられる。
これらの電子輸送物質は、一種を単独で使用してもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
電子輸送材料の含有量としては、例えば、結着樹脂に対して、10質量%以上200質量%以下がよく、好ましくは10質量%以上100質量%以下であり、より好ましくは10質量%以上75質量%以下である。
ターフェニル化合物としては、置換もしくは無置換のo-ターフェニル、置換もしくは無置換のm-ターフェニル、置換もしくは無置換のp-ターフェニルが挙げられる。置換ターフェニルの置換基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ニトロ基、シアノ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
本発明の効果の点から、下記式(1)で示されるm-ターフェニル化合物が好ましい。
メラミン樹脂を含む粒子は、メラミン構造を有する樹脂を含有する。中でも、これに限定されないがメラミンホルムアルデヒド樹脂を含む粒子であることが好ましい。メラミン樹脂の重合度や、樹脂が熱可塑性か熱硬化性であるかは、特に限定されない。メラミン樹脂を含む粒子の粒子径は、2.0μm以下であることが好ましい。
本発明に用いることのできる市販のメラミン樹脂を含む粒子としては、例えば、日本触媒株式会社製メラミンホルムアルデヒド樹脂粒子:エポスターSS、エポスターS、エポスターFS、エポスターS6、エポスターS12、日本触媒株式会社製メラミンベンゾグアナミン樹脂粒子:エポスターM30、などが挙げられる。
本発明の単層型の感光層中に含有される、メラミン樹脂を含む粒子の質量をA、ターフェニル化合物の質量をBとしたとき、Aに対するBの比率(B/A)は0.27質量%以上2.70質量%以下であることが本発明の効果がより高まる点で好ましい。
本発明における(メタ)アクリル樹脂を含む粒子は、アクリル酸エステルの重合体またはメタクリル酸エステルの重合体を含有する。(メタ)アクリル樹脂の重合度や、樹脂が熱可塑性か熱硬化性であるかは、特に限定されない。中でも、(メタ)アクリル樹脂を含む粒子が、スチレン(メタ)アクリル樹脂粒子であることが好ましい。(メタ)アクリル樹脂を含む粒子の粒子径は、2.0μm以下であることが好ましい。
本発明の単層型の感光層中に含有される、(メタ)アクリル樹脂を含む粒子の質量をC、ターフェニル化合物の質量をBとしたとき、Cに対するBの比率(B/C)は0.20質量%以上2.00質量%以下であることが本発明の効果がより高まる点で好ましい。
単層型の感光層は、シリコーンオイル、酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤等の周知のその他添加剤を含んでいてもよい。
単層型の感光層は、上記成分を溶剤に加えた感光層形成用塗布液を用いて形成される。
次に、図2に電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成の一例を示す。
まず、以下の結着樹脂と溶剤を混合攪拌し、結着樹脂溶液を得た。
・結着樹脂:ビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂 44.0部
・溶剤:テトラヒドロフラン 350部
この結着樹脂溶液と以下の物質とを混合し、直径1mmφのガラスビーズを用いたサンドミルにて4時間分散して感光層形成用塗布液を得た。
・電荷発生物質:無金属フタロシアニン顔料 2.0部
・正孔輸送物質:下記式(3)で示される化合物 24.0部
・電子輸送物質:下記式(4)で示される化合物 24.0部
・ターフェニル化合物:下記式(5)で示される化合物 3.0部
・樹脂粒子:メラミンホルムアルデヒド樹脂粒子(日本触媒株式会社製、エポスターS、平均粒子径 0.2μm) 3.0部
この感光層形成用塗布液を、浸漬塗布法にて、直径30mm、長さ357.5mmのアルミニウム支持体上に塗布し、温度100℃で40分の乾燥硬化を行い、厚さ30μmの単層型の感光層を形成した。
以上の工程を経て、電子写真感光体(1)を作製した。
電子写真感光体の製造例1において、結着樹脂、電荷発生物質、正孔輸送物質、電子輸送物質、ターフェニル化合物、樹脂粒子の種類および添加量を表1に記載のように変更したこと以外は電子写真感光体の製造例1と同様にして、電子写真感光体2~19を作製した。
1-2:ポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業株式会社製、エスレックBX-1)
2-1:無金属フタロシアニン顔料
3-1:式(3)で示される化合物
3-2:下記式(6)で示される化合物
5-1:式(5)で示される化合物
5-2:下記式(7)で示される化合物
6-2:メラミンホルムアルデヒド樹脂粒子(日本触媒株式会社製、エポスターS6、平均粒子径0.4μm)
6-3:メラミンホルムアルデヒド樹脂粒子(日本触媒株式会社製、エポスターS12、平均粒子径1.2μm)
6-4:スチレンアクリル樹脂粒子(日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社製、MG-451、平均粒子径0.1μm)
6-5:スチレンアクリル樹脂粒子(日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社製、FS-301、平均粒子径1.0μm)
6-6:ポリメタクリル酸メチル粒子(積水化成品工業株式会社製、SSX-102、平均粒子径2.0μm)
電子写真感光体1~19の評価を、以下のようにして行った。
(電気特性評価)
評価装置として、電子写真装置である複写機(商品名:iR-ADV C5051、キヤノン(株)製)の帯電手段を、正の直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を帯電ローラに印加する正帯電方式に変更した改造機を使用した。
電子写真感光体の表面電位の測定は、評価装置から現像用カートリッジを抜き取り、そこに電位プローブ(商品名:model 6000B-8、トレック・ジャパン(株)製)を固定し、表面電位計(商品名:model 344、トレック・ジャパン(株)製)を使用して行った。
測定は、温度25℃、湿度50%RHの環境下で行った。
まず、各電子写真感光体の暗部電位(Vd)が+700[V]になるように、印加電圧の条件を設定した。
次に、露光装置の露光光量条件一定の下、各電子写真感光体の表面の明部電位(Vl)を測定した。明部電位(Vl)が0Vに近いほど電気特性は良好といえる。以下の判定基準に従ってランク付けを行い、ランクDを不良と判断した。評価結果を表2に示す。
ランクA:Vl≦+200V
ランクB:+200V<Vl≦+230V
ランクC:+230V<Vl≦+260V
ランクD:+260V<Vl
評価は、温度25℃、湿度50%RHの環境下で行った。
各電子写真感光体の暗部電位(Vd)が+700[V]、明部電位(Vl)が+300[V]になるように、印加電圧と露光装置の露光光量の条件を設定した。
次に、各電子写真感光体をドラムカートリッジに装着し、このドラムカートリッジを上記評価装置に取り付け、画像印字比率4%の画像をA4サイズの普通紙にて、10000枚の連続画像形成を行った。画像形成終了後の電子写真感光体の膜厚を測定し、画像出力前の電子写真感光体の膜厚との差分を、削れ量[μm]として算出した。摩耗量が少ないほど耐摩耗性は良好である。以下の判定基準に従って摩耗量をランク付けし、ランクCを不良と判断した。評価結果を表2に示す。
ランクA:摩耗量≦1.5μm
ランクB:1.5μm<摩耗量≦2.0μm
ランクC:2.0μm<摩耗量
102 感光層
103 下引き層
104 電子写真感光体
200 電子写真装置
201 電子写真感光体
202 軸
203 帯電手段
204 露光光
205 現像手段
206 転写手段
207 転写材
208 定着手段
209 クリーニング手段
210 前露光光
211 プロセスカートリッジ
212 案内手段
Claims (10)
- 導電性支持体と、該導電性支持体上の単層型の感光層と、を少なくとも有する電子写真感光体であって、
前記単層型の感光層が、
結着樹脂、
電荷発生物質、
正孔輸送物質、
電子輸送物質、
下記式(1)で示されるm-ターフェニル化合物、および
メラミン樹脂を含む粒子、(メタ)アクリル樹脂を含む粒子またはスチレン(メタ)アクリル樹脂粒子、
を含有する、
ことを特徴とする電子写真感光体。 - 前記感光層が、前記メラミン樹脂を含む粒子を含有し、
前記感光層中の前記メラミン樹脂を含む粒子の質量をAとし、前記感光層中の前記ターフェニル化合物の質量をBとしたとき、Aに対するBの比の値(B/A)が、0.27以上2.70以下である、
請求項1に記載の電子写真感光体。 - 前記感光層が、前記(メタ)アクリル樹脂を含む粒子またはスチレン(メタ)アクリル樹脂粒子を含有し、
前記感光層中の前記(メタ)アクリル樹脂を含む粒子またはスチレン(メタ)アクリル樹脂粒子の質量をCとし、前記感光層中の前記ターフェニル化合物の質量をBとしたとき、Cに対するBの比の値(B/C)が、0.20以上2.00以下である、
請求項1に記載の電子写真感光体。 - 前記式(1)中、R1、R2、およびR3が、それぞれ水素原子である、請求項1~3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記正孔輸送物質が、下記式(2)で示される化合物である、請求項1~4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記結着樹脂が、ポリカーボネート樹脂である、請求項1~5のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記電荷発生物質が、無金属フタロシアニン顔料である、請求項1~6のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、およびクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも一つの手段と、を一体に支持し、電子写真装置の本体に着脱自在である、プロセスカートリッジ。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載の電子写真感光体、ならびに、帯電手段、露光手段、現像手段、および転写手段を有する、電子写真装置。
- 前記電子写真装置が、さらにクリーニング手段を有する、請求項9に記載の電子写真装置。
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