JP7350015B2 - プリナブリンの投与による血小板減少症を軽減するための組成物および方法 - Google Patents

プリナブリンの投与による血小板減少症を軽減するための組成物および方法 Download PDF

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Description

本発明は、化学および医薬分野に関する。より詳細には、本発明は、プリナブリンを使用する血小板減少症の軽減または寛解方法に関する。
血小板(thrombocyte)とも呼ばれる血小板(platelet)は、哺乳類血液中に存在し、血液凝固形成および止血に介在する無核細胞フラグメントである。加えて、血小板は、結合組織の修復および再生に重要な役割を果たし、創傷治癒を促進する成長因子を放出する。血小板は、約5~10日の平均寿命を有し、ヒトのこれらの生理学的血中レベルは、通常、150,000~450,000/μLである。循環する血小板の患者のレベルが生理学的範囲より低くなる場合、この状態は血小板減少症として知られている。
血小板減少症は、通常、止血栓の不完全な形成および出血に関連し、出血のリスクは血小板数と反比例する。がん患者において、重度血小板減少症は、化学療法レジメンの修正をしばしば必要とし、それにより、抗がん治療プランの終局の成功を損なう。したがって、血小板減少症の治療に効果的な薬剤開発のニーズがある。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、血小板減少症の軽減方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、対象の血小板産生の増加方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、対象の血小板産生の刺激方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、化学療法または放射線療法を受けている対象の血小板数を正常レベルに維持する方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、対象の血小板減少症の罹患率の低減方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、化学療法の治療を受けている患者の血小板数の増加方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、化学療法の治療を受けている前記対象の血小板減少症の予防方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、ゲムシタビンを投与された対象の血小板数の増加方法に関する。
いくつかの実施形態は、乳がん、卵巣がん、非小細胞肺がん、膵がん、または膀胱がんに罹患している患者を特定することと;約1mg/m~約50mg/mの範囲の用量でプリナブリンを投与することと、を含む、対象のゲムシタビン誘発性血小板減少症の治療方法に関する。
いくつかの実施形態は、約1mg/m~約50mg/mの範囲の用量でプリナブリンを投与することを含む、血小板生存の刺激方法に関する。
いくつかの実施形態は、約1mg~約100mgのプリナブリンを含む医薬組成物に関する。
いくつかの実施形態は、ゲムシタビン、および約1mg~約100mgのプリナブリンを含む滅菌容器であって、ゲムシタビンおよびプリナブリンを2つの個別の滅菌容器において提供する、滅菌容器に関する。
ゲムシタビン誘発性血液学的影響に対するプリナブリンおよびペグフィルグラスチムの効果を示す。 6mgのペグフィルグラスチムを投与された群および20mg/mのプリナブリンを投与された群について、1日目~15日目の血小板数変化を示す。 サイクル1~4におけるベースラインから30%超血小板減少した患者のパーセンテージを示す。 5、10または20mg/mのプリナブリンで治療された群およびペグフィルグラスチムで治療された群について各グレードの血小板減少症患者のパーセンテージを示す。 20mg/mのプリナブリンで治療された群およびペグフィルグラスチムで治療された群について各グレードの血小板減少症患者のパーセンテージを示す。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、血小板減少症の罹患率の低減方法に関する。
いくつかの実施形態では、血小板減少症は、1つ以上の化学療法薬の投与または放射線療法の実施によって誘発される。
いくつかの実施形態では、血小板減少症は、1つ以上の化学療法薬の投与によって誘発される。
いくつかの実施形態では、血小板減少症は、ゲムシタビンまたはゲムシタビンを含む化学療法組成物の投与によって誘発される。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、化学療法の治療を受けている患者の血小板数の増加方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、化学療法の治療を受けている前記対象の血小板減少症の予防方法に関する。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、ゲムシタビンを投与された対象の血小板数の増加方法に関する。
いくつかの実施形態は、乳がん、卵巣がん、非小細胞肺がん、膵がん、または膀胱がんに罹患している患者を特定することと;約1mg/m~約50mg/mの範囲の用量でプリナブリンを投与することと、を含む、対象のゲムシタビン誘発性血小板減少症の治療方法に関する。
血小板減少症は、米国国立がん研究所共通用語基準(NCI-CTC)に従って分類することができる。患者の正常血小板数は、150×10~400×10/mLの範囲である。いくつかの実施形態では、血小板数が<150×10/mLである場合、血小板減少症と診断される。いくつかの実施形態では、血小板減少症は4つのグレードに分類されている:グレード1:75,000~149,000/mL、グレード2:50,000~74,000/mL、グレード3:25,000~49,000/mL;およびグレード4:<25,000/mL。
いくつかの実施形態では、血小板減少症は、軽度(血小板数Z100および<150×10/L)、中度(血小板数≧50かつ<100×10/L)、および重度(血小板数<50×10/L)。
いくつかの実施形態では、患者は、進行性または転移性乳がん、早期乳がん、非小細胞肺がん、抵抗性転移性前立腺がんに罹患している。いくつかの実施形態では、患者は、頭頸部がん、肺がん、胃がん、結腸がん、膵がん、前立腺がん、乳がん、腎がん、膀胱がん、卵巣がん、子宮頚がん、メラノーマ、神経膠芽腫、骨髄性白血病、骨髄腫、リンパ腫、または白血病に罹患している。いくつかの実施形態では、患者は、腎細胞がん、悪性メラノーマ、非小細胞肺がん(NSCLC)、卵巣がん、ホジキンリンパ腫または有棘細胞がんに罹患している。いくつかの実施形態では、患者は、乳がん、結腸がん、腎がん、肺がん、前立腺がん、メラノーマ、白血病、卵巣がん、胃がん、腎細胞がん、肝臓がん、膵がん、リンパ腫および骨髄腫に罹患する。いくつかの実施形態では、患者は、固形腫瘍または血液がんに罹患している。いくつかの実施形態では、患者は、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、副腎がん、基底および扁平細胞皮膚がん、胆管がん、膀胱がん、骨がん、脳および脊髄腫瘍、乳がん、子宮頚がん、慢性リンパ性白血病(CLL)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性骨髄単球性白血病(CMML)、大腸がん、子宮内膜がん、食道がん、眼がん(眼メラノーマおよびリンパ腫)、胆嚢がん、消化管カルチノイド腫瘍、胃腸間質性腫瘍(GIST)、妊娠性絨毛性疾患、ホジキンリンパ腫、カポジ肉腫、腎がん、喉頭および下咽頭がん、白血病、肝がん、肺がん、肺カルチノイド腫瘍、リンパ腫、悪性中皮腫、メラノーマ皮膚がん、メルケル細胞皮膚がん、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、鼻腔および副鼻腔がん、上咽頭がん、神経芽細胞腫、非ホジキンリンパ腫、非小細胞肺がん、口腔および中咽頭がん、骨肉腫、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液腺がん、皮膚がん、小細胞肺がん、小腸がん、軟部肉腫、胃がん、精巣がん、胸腺がん、甲状腺がん、子宮肉腫、腟がん、外陰がん、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、またはウィルムス腫瘍に罹患している。
いくつかの実施形態は、進行性もしくは転移性乳がんに罹患している対象の化学療法(例えば、ドセタキセル、ゲムシタビン)誘発性血小板減少症の治療であって、血小板減少症(例えば、重度血小板減少症またはグレード3もしくは4血小板減少症)を罹患するリスクがある進行性もしくは転移性乳がん患者を特定することと;プリナブリンの薬剤的効果量を投与することと、を含む、治療に関する。
いくつかの実施形態は、非小細胞肺がんに罹患している対象の化学療法(例えば、ドセタキセル、ゲムシタビン、TAC、またはTC)血小板減少症の治療方法であって、血小板減少症(例えば、重度血小板減少症またはグレード3もしくは4血小板減少症)を罹患するリスクがある非小細胞肺がん患者を特定することと;プリナブリンの薬剤的効果量を投与することと、を含む、方法に関する。
いくつかの実施形態は、ホルモン抵抗性転移性前立腺がんに罹患している対象の化学療法(例えば、ドセタキセル、ゲムシタビン、TAC、またはTC)血小板減少症の治療方法であって、血小板減少症(例えば、重度血小板減少症またはグレード3もしくは4血小板減少症)を罹患するリスクがあるホルモン抵抗性転移性前立腺がん患者を特定することと;プリナブリンの薬剤的効果量を投与することと、を含む、方法に関する。
いくつかの実施形態では、血小板減少症は、グレード3または4の血小板減少症である。いくつかの実施形態では、血小板減少症は、薬剤誘発性血小板減少症である。いくつかの実施形態では、血小板減少症は、化学療法または放射線療法誘発性血小板減少症である。いくつかの実施形態では、血小板減少症は、タキサン誘発性血小板減少症である。いくつかの実施形態では、血小板減少症は、タキサンまたはタキサンを含む化学療法組成物の投与によって誘発されない。いくつかの実施形態では、血小板減少症は、ドセタキセルによって誘発されない。
いくつかの実施形態は、約1mg/m~約50mg/mの範囲の用量でプリナブリンを投与することを含む、血小板生存の刺激方法に関する。いくつかの実施形態では、約20mg/mの用量でプリナブリンを投与する。
いくつかの実施形態では、対象は、グレード1の血小板減少症に罹患している。いくつかの実施形態では、対象は、グレード2の血小板減少症に罹患している。いくつかの実施形態では、対象は、グレード3の血小板減少症に罹患している。いくつかの実施形態では、対象は、グレード4の血小板減少症に罹患している。
いくつかの実施形態では、対象は、150,000/mm未満の血小板数を有する。いくつかの実施形態では、対象は、75,000/mm未満の血小板数を有する。いくつかの実施形態では、対象は、50,000/mm未満の血小板数を有する。いくつかの実施形態では、対象は、25,000/mm未満の血小板数を有する。いくつかの実施形態では、対象は、150,000/mm未満で75,000/mm超の血小板数を有する。いくつかの実施形態では、対象は、75,000/mm未満で50,000/mm超の血小板数を有する。いくつかの実施形態では、対象は、50,000/mm未満で25,000/mm超の血小板数を有する。いくつかの実施形態では、対象は、25,000/mm未満の血小板数を有する。
いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約150,000/mmより多く維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約75,000/mmより多く維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約50,000/mmより多く維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約25,000/mmより多く維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約75,000/mmより多く維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約150,000/mm~約450,000/mmの範囲に維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約100,000/mm~約500,000/mmの範囲に維持することを助ける。いくつかの実施形態では
、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約100,000/mm~約400,000/mmの範囲に維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約70,000/mm~約450,000/mmの範囲に維持することを助ける。いくつかの実施形態では、プリナブリンの投与は、患者の血小板数を約70,000/mm~約400,000/mmの範囲に維持することを助ける。
いくつかの実施形態では、方法は、ゲムシタビンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、1つ以上の追加の化学療法組成物を対象に投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第二化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第三化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第四化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第五化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第六化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第七化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、方法は、第八化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、第一化学療法組成物および追加の化学療法組成物の各々は異なる。いくつかの実施形態では、第一化学療法組成物および追加の化学療法組成物の少なくとも1つは同じである。いくつかの実施形態では、第一化学療法組成物は、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物と同じである。いくつかの実施形態では、第一化学療法組成物は、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物と異なる。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、1つ以上の化学療法組成物を投与することを含むことができる。いくつかの実施形態では、1つ以上の化学療法組成物を、プリナブリン投与後に投与することができる。いくつかの実施形態では、1つ以上の化学療法組成物を、プリナブリン投与前に投与することができる。いくつかの実施形態では、1つ以上の化学療法組成物を、プリナブリンと同時に投与することができる。
いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の化学療法組成物(例えば、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物)は、メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチン、MVAC、ドセタキセル、トラスツズマブ、シクロホスファミド、パクリタキセル、ドーズデンスAC次いでT(すなわち、ドキソルビシン、シクロホスファミド、パクリタキセル)、TAC(ドセタキセル、ドキソルビシン、シクロホスファミド)、フルオロウラシル、ブレオマイシン、エトポシド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン、BEACOPP(ブレオマイシン、エトポシド、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン)、ゲムシタビン、イホスファミド、カルボプラチン、ICE(イホスファミド、カルボプラチン、エトポシド)、リツキシマブ、RICE(リツキシマブ、イホスファミド、カルボプラチン、エトポシド)、CHOP-14(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン)、メスナ、ノバントロン、MINE(メスナ、イホスファミド、ノバントロン、エトポシド)、デキサメタゾン、シタラビン、DHAP(デキサメタゾン、シスプラチン、シタラビン)、メチルプレドニゾロン、ESHAP(エトポシド、メチルプレドニゾロン、シスプラチン、シタラビン)、HyperCVADおよびリツキシマブ(シクロホスファミド、ビンクリスチン、ドキソルビシン、デキサメタゾン、リツキシマブ)、ダカルバジン、ビンブラスチン、ダカルバジン系合剤(ダカルバジン、シスプラチン、ビンブラスチン)、IL-2およびインターフェロンαを含むダカルバジン系合剤(ダカルバジン、シスプラチン、ビンブラスチン、IL-2、インターフェロンα)、トポテカン、MAID(メスナ、ドキソルビシン、イホスファミン、ダカルバジン)、VeIP(ビンブラスチン、イホスファミド、シスプラチン)、VIP(エトポシド、イホスファミド、シスプラチン)、TIP(パクリタキセル、イホスファミド、シスプラチン)、ゲムシタビン、CMFクラシック(シクロホスファミド、メトトレキサート、フ
ルオロウラシル)、AC(ドキソルビシン、シクロホスファミド)、FEC(フルオロウラシル、エピルビシン、シクロホスファミド)、TC(ドセタキセル、シクロホスファミド)、シスプラチン/トポテカン、パクリタキセル/シスプラチン、イリノテカン、FOLFOX(フルオロウラシル、ロイコボリン、オキサリプラチン)、イリノテカン/シスプラチン、エピルビシン/シスプラチン/5-フルオロウラシル、エピルビシン/シスプラチン/カペシタビン、DT-PACE(デキサメタゾン/サリドマイド/シスプラチン/ドキソルビシン/シクロホスファミド/エトポシド)、ET-PACEおよびボルテゾミブ、EPOCH(エトポシド、プレドニゾン、ビンクリスチン、シクロホスファミド、ドキソルビシン)、GDP(ゲムシタビン、デキサメタゾン、シスプラチン)、GDPおよびリツキシマブ、FMR(フルダラビン、ミトキサントロン、リツキシマブ、CHOPおよびリツキシマブ(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン、リツキシマブ)、シスプラチン/パクリタキセル、シスプラチン/ビノレルビン、シスプラチン/ドセタキセル、シスプラチン/エトポシド、カルボプラチン/パクリタキセル、カルボプラチン/ドセタキセル、FOLFIRINOX、カバジタキセル、エトポシド/カルボプラチン、エトポシド/シスプラチンから成る群から選択される1つ以上の薬剤を独立して含むことができる。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の化学療法組成物(例えば、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物)は、メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチン、ドセタキセル、トラスツズマブ、シクロホスファミド、パクリタキセル、フルオロウラシル、ブレオマイシン、エトポシド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン、イホスファミド、カルボプラチン、メスナ、ノバントロン、シタラビン、メチルプレドニゾロン、リツキシマブ、ダカルバジン、ビンブラスチン、トポテカン、ゲムシタビン、イリノテカン、エピルビシン、5-フルオロウラシル、カペシタビン、ボルテゾミブ、およびカバジタキセルから成る群から選択される1つ以上の薬剤を独立して含むことができる。
いくつかの実施形態は、約1mg/m~約50mg/mの範囲の用量でプリナブリンを投与することを含む、血小板生存の刺激方法に関する。いくつかの実施形態では、体表面積に対して約1~50mg/mの範囲の用量でプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、プリナブリンを、約1~2、1~3、1~4、1~5、1~6、1~7、1~8、1~9、1~10、1~11、1~12、1~13、1~13.75、1~14、1~15、1~16、1~17、1~18、1~19、1~20、1~22.5、1~25、1~27.5、1~30、1.5~2、1.5~3、1.5~4、1.5~5、1.5~6、1.5~7、1.5~8、1.5~9、1.5~10、1.5~11、1.5~12、1.5~13、1.5~13.75、1.5~14、1.5~15、1.5~16、1.5~17、1.5~18、1.5~19、1.5~20、1.5~22.5、1.5~25、1.5~27.5、1.5~30、2.5~2、2.5~3、2.5~4、2.5~5、2.5~6、2.5~7、2.5~8、2.5~9、2.5~10、2.5~11、2.5~12、2.5~13、2.5~13.75、2.5~14、2.5~15、2.5~16、2.5~17、2.5~18、2.5~19、2.5~20、2.5~22.5、2.5~25、2.5~27.5、2.5~30、2.5~7.5、3~4、3~5、3~6、3~7、3~8、3~9、3~10、3~11、3~12、3~13、3~13.75、3~14、3~15、3~16、3~17、3~18、3~19、3~20、3~22.5、3~25、3~27.5、3~30、3.5~6.5、3.5~13.75、3.5~15、2.5~17.5、4~5、4~6、4~7、4~8、4~9、4~10、4~11、4~12、4~13、4~13.75、4~14、4~15、4~16、4~17、4~18、4~19、4~20、4~22.5、4~25、4~27.5、4~30、5~6、5~7、5~8、5~9、5~10、5~11、5~12、5~13、5~13.75、5~14、5~15、5~16、5~17、5~18、5~19、5~20、5~22.5、5~25、5~27.5、5~30、6~7、6~8、6~9、6~10、6~11、6~12、6~13、6~13.75、6~14、6~
15、6~16、6~17、6~18、6~19、6~20、6~22.5、6~25、6~27.5、6~30、7~8、7~9、7~10、7~11、7~12、7~13、7~13.75、7~14、7~15、7~16、7~17、7~18、7~19、7~20、7~22.5、7~25、7~27.5、7~30、7.5~12.5、7.5~13.5、7.5~15、8~9、8~10、8~11、8~12、8~13、8~13.75、8~14、8~15、8~16、8~17、8~18、8~19、8~20、8~22.5、8~25、8~27.5、8~30、9~10、9~11、9~12、9~13、9~13.75、9~14、9~15、9~16、9~17、9~18、9~19、9~20、9~22.5、9~25、9~27.5、9~30、10~11、10~12、10~13、10~13.75、10~14、10~15、10~16、10~17、10~18、10~19、10~20、10~22.5、10~25、10~27.5、10~30、11.5~15.5、12.5~14.5、7.5~22.5、8.5~32.5、9.5~15.5、15.5~24.5、5~35、17.5~22.5、22.5~32.5、25~35、25.5~24.5、27.5~32.5、2~20、t2.5~22.5、または9.5~21.5mg/体表面積mの範囲の用量で投与する。いくつかの実施形態では、プリナブリンを、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11、11.5、12、12.5、13、13.5、14、14.5、15、15.5、16、16.5、17、17.5、18、18.5、19、19.5、20、20.5、21、21.5、22、22.5、23、23.5、24、24.5、25、25.5、26、26.5、27、27.5、28、28.5、29、29.5、30、30.5、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40mg/体表面積mの用量で投与する。いくつかの実施形態では、プリナブリンを、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11、11.5、12、12.5、13、13.5、14、14.5、15、15.5、16、16.5、17、17.5、18、18.5、19、19.5、20、20.5、21、21.5、22、22.5、23、23.5、24、24.5、25、25.5、26、26.5、27、27.5、28、28.5、29、29.5、30、30.5、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40mg/体表面積m未満の用量で投与する。いくつかの実施形態では、プリナブリンを、約0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11、11.5、12、12.5、13、13.5、14、14.5、15、15.5、16、16.5、17、17.5、18、18.5、19、19.5、20、20.5、21、21.5、22、22.5、23、23.5、24、24.5、25、25.5、26、26.5、27、27.5、28、28.5、29、29.5、30、30.5、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50mg/体表面積m超の用量で投与する。
いくつかの実施形態では、プリナブリンの用量は、約5mg~300mg、5mg~200mg、7.5mg~200mg、10mg~100mg、15mg~100mg、20mg~100mg、30mg~100mg、40mg~100mg、10mg~80mg、15mg~80mg、20mg~80mg、30mg~80mg、40mg~80mg、10mg~60mg、15mg~60mg、20mg~60mg、30mg~60mg、または約40mg~60mgである。いくつかの実施形態では、投与されるプリナブリンは、約20mg~60mg、27mg~60mg、20mg~45mg、または27mg~45mgである。いくつかの実施形態では、投与されるプリナブリンは、約5mg~7.5mg、5mg~9mg、5mg~10mg、5mg~12mg、5mg~14mg、5mg~15mg、5mg~16mg、5mg~18mg、5mg~20mg、5mg~22mg、5mg~24mg、5mg~26mg、5mg~28mg、5mg~30
mg、5mg~32mg、5mg~34mg、5mg~36mg、5mg~38mg、5mg~40mg、5mg~42mg、5mg~44mg、5mg~46mg、5mg~48mg、5mg~50mg、5mg~52mg、5mg~54mg、5mg~56mg、5mg~58mg、5mg~60mg、7mg~7.7mg、7mg~9mg、7mg~10mg、7mg~12mg、7mg~14mg、7mg~15mg、7mg~16mg、7mg~18mg、7mg~20mg、7mg~22mg、7mg~24mg、7mg~26mg、7mg~28mg、7mg~30mg、7mg~32mg、7mg~34mg、7mg~36mg、7mg~38mg、7mg~40mg、7mg~42mg、7mg~44mg、7mg~46mg、7mg~48mg、7mg~50mg、7mg~52mg、7mg~54mg、7mg~56mg、7mg~58mg、7mg~60mg、9mg~10mg、9mg~12mg、9mg~14mg、9mg~15mg、9mg~16mg、9mg~18mg、9mg~20mg、9mg~22mg、9mg~24mg、9mg~26mg、9mg~28mg、9mg~30mg、9mg~32mg、9mg~34mg、9mg~36mg、9mg~38mg、9mg~40mg、9mg~42mg、9mg~44mg、9mg~46mg、9mg~48mg、9mg~50mg、9mg~52mg、9mg~54mg、9mg~56mg、9mg~58mg、9mg~60mg、10mg~12mg、10mg~14mg、10mg~15mg、10mg~16mg、10mg~18mg、10mg~20mg、10mg~22mg、10mg~24mg、10mg~26mg、10mg~28mg、10mg~30mg、10mg~32mg、10mg~34mg、10mg~36mg、10mg~38mg、10mg~40mg、10mg~42mg、10mg~44mg、10mg~46mg、10mg~48mg、10mg~50mg、10mg~52mg、10mg~54mg、10mg~56mg、10mg~58mg、10mg~60mg、12mg~14mg、12mg~15mg、12mg~16mg、12mg~18mg、12mg~20mg、12mg~22mg、12mg~24mg、12mg~26mg、12mg~28mg、12mg~30mg、12mg~32mg、12mg~34mg、12mg~36mg、12mg~38mg、12mg~40mg、12mg~42mg、12mg~44mg、12mg~46mg、12mg~48mg、12mg~50mg、12mg~52mg、12mg~54mg、12mg~56mg、12mg~58mg、12mg~60mg、15mg~16mg、15mg~18mg、15mg~20mg、15mg~22mg、15mg~24mg、15mg~26mg、15mg~28mg、15mg~30mg、15mg~32mg、15mg~34mg、15mg~36mg、15mg~38mg、15mg~40mg、15mg~42mg、15mg~44mg、15mg~46mg、15mg~48mg、15mg~50mg、15mg~52mg、15mg~54mg、15mg~56mg、15mg~58mg、15mg~60mg、17mg~18mg、17mg~20mg、17mg~22mg、17mg~24mg、17mg~26mg、17mg~28mg、17mg~30mg、17mg~32mg、17mg~34mg、17mg~36mg、17mg~38mg、17mg~40mg、17mg~42mg、17mg~44mg、17mg~46mg、17mg~48mg、17mg~50mg、17mg~52mg、17mg~54mg、17mg~56mg、17mg~58mg、17mg~60mg、20mg~22mg、20mg~24mg、20mg~26mg、20mg~28mg、20mg~30mg、20mg~32mg、20mg~34mg、20mg~36mg、20mg~38mg、20mg~40mg、20mg~42mg、20mg~44mg、20mg~46mg、20mg~48mg、20mg~50mg、20mg~52mg、20mg~54mg、20mg~56mg、20mg~58mg、20mg~60mg、22mg~24mg、22mg~26mg、22mg~28mg、22mg~30mg、22mg~32mg、22mg~34mg、22mg~36mg、22mg~38mg、22mg~40mg、22mg~42mg、22mg~44mg、22mg~46mg、22mg~48mg、22mg~50mg、22mg~52mg、22mg~54mg、22mg~56mg、22mg~58mg、22mg~60mg、25mg~26m
g、25mg~28mg、25mg~30mg、25mg~32mg、25mg~34mg、25mg~36mg、25mg~38mg、25mg~40mg、25mg~42mg、25mg~44mg、25mg~46mg、25mg~48mg、25mg~50mg、25mg~52mg、25mg~54mg、25mg~56mg、25mg~58mg、25mg~60mg、27mg~28mg、27mg~30mg、27mg~32mg、27mg~34mg、27mg~36mg、27mg~38mg、27mg~40mg、27mg~42mg、27mg~44mg、27mg~46mg、27mg~48mg、27mg~50mg、27mg~52mg、27mg~54mg、27mg~56mg、27mg~58mg、27mg~60mg、30mg~32mg、30mg~34mg、30mg~36mg、30mg~38mg、30mg~40mg、30mg~42mg、30mg~44mg、30mg~46mg、30mg~48mg、30mg~50mg、30mg~52mg、30mg~54mg、30mg~56mg、30mg~58mg、30mg~60mg、33mg~34mg、33mg~36mg、33mg~38mg、33mg~40mg、33mg~42mg、33mg~44mg、33mg~46mg、33mg~48mg、33mg~50mg、33mg~52mg、33mg~54mg、33mg~56mg、33mg~58mg、33mg~60mg、36mg~38mg、36mg~40mg、36mg~42mg、36mg~44mg、36mg~46mg、36mg~48mg、36mg~50mg、36mg~52mg、36mg~54mg、36mg~56mg、36mg~58mg、36mg~60mg、40mg~42mg、40mg~44mg、40mg~46mg、40mg~48mg、40mg~50mg、40mg~52mg、40mg~54mg、40mg~56mg、40mg~58mg、40mg~60mg、43mg~46mg、43mg~48mg、43mg~50mg、43mg~52mg、43mg~54mg、43mg~56mg、43mg~58mg、42mg~60mg、45mg~48mg、45mg~50mg、45mg~52mg、45mg~54mg、45mg~56mg、45mg~58mg、45mg~60mg、48mg~50mg、48mg~52mg、48mg~54mg、48mg~56mg、48mg~58mg、48mg~60mg、50mg~52mg、50mg~54mg、50mg~56mg、50mg~58mg、50mg~60mg、52mg~54mg、52mg~56mg、52mg~58mg、または52mg~60mgである。いくつかの実施形態では、プリナブリンの用量は、約5mg、約10mg、約12.5mg、約13.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、約25mg、約27mg、約30mg、約40mg、約50mg、約60mg、約70mg、約80mg、約90mg、約100mg、約125mg、約150mg、または約200mg超である。いくつかの実施形態では、プリナブリンの用量は、約5mg、約10mg、約12.5mg、約13.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、約25mg、約27mg、約30mg、約40mg、約50mg、約60mg、約70mg、約80mg、約90mg、約100mg、約125mg、約150mg、または約200mg未満である。
化学療法組成物または化学療法薬を、治療に適した効果量で投与することができる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、1つ以上の化学療法薬(例えば、ゲムシタビン)を、約40~50mg/kgの範囲の用量で、2~5日間にわたって分割投与で投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、1つ以上の化学療法薬を、サイクル毎に2~5日間にわたって、約10~30、5~100、10~200、10~100、10~90、10~80、10~70、10~60、10~50、10~40、10~30、10~20、20~200、20~100、20~90、20~80、20~70、20~60、20~50、20~40、20~30、30~200、30~100、30~90、30~80、30~70、30~60、30~50、30~40、40~200、40~100、40~90、40~80、40~70、40~60、40~50、50~300、50~200、50~100、50
~90、50~80、50~70、50~60、60~300、60~200、60~100、60~90、60~80、60~70、70~300、70~200、70~100、70~90、70~80、80~300、80~200、80~100、80~90、または90~300、90~200、90~100、100~500、100~400、100~300、または100~200mg/kgの範囲の用量で投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、1つ以上の化学療法薬を、約10~15mg/kgの範囲の用量で、7~10日間にわたって分割投与または3~5mg/kgを週2回投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、1つ以上の化学療法薬を、毎週2回、約10~30、5~100、10~200、10~100、10~90、10~80、10~70、10~60、10~50、10~40、10~30、10~20、20~200、20~100、20~90、20~80、20~70、20~60、20~50、20~40、20~30、30~200、30~100、30~90、30~80、30~70、30~60、30~50、30~40、40~200、40~100、40~90、40~80、40~70、40~60、40~50、50~300、50~200、50~100、50~90、50~80、50~70、50~60、60~300、60~200、60~100、60~90、60~80、60~70、70~300、70~200、70~100、70~90、70~80、80~300、80~200、80~100、80~90、または90~300、90~200、90~100、100~500、100~400、100~300、または100~200mg/kgの範囲の用量で投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、1つ以上の化学療法薬を、初回投与量および維持投与量の両方について、毎日約1~5mg/kgの範囲の用量で投与することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、約500~約1500mg/mの範囲の用量で投与すること(例えば、ゲムシタビン)を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、約900~約1300mg/mの範囲の用量で投与すること(例えば、ゲムシタビン)を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、約500~約1500mg/mの範囲の用量で投与すること(例えば、ゲムシタビン)を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、約1000mg/mの用量で投与すること(例えば、ゲムシタビン)を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、約1250mg/mの用量で投与すること(例えば、ゲムシタビン)を更に含む。いくつかの実施形態では、ゲムシタビンを、各21日サイクルの1日目および8日目に投与する。いくつかの実施形態では、ゲムシタビンを、各21日サイクルの1日目、8日目および15日目に投与する。いくつかの実施形態では、ゲムシタビンを、1週間、毎日投与する。いくつかの実施形態では、ゲムシタビンを、7週間、週1回投与してから、1週間休薬し、それから、3週間、週1回投与する。
いくつかの実施形態では、方法は、サイクル毎に5日間にわたって毎日、約10~30、5~100、10~200、10~100、10~90、10~80、10~70、10~60、10~50、10~40、10~30、10~20、20~200、20~100、20~90、20~80、20~70、20~60、20~50、20~40、20~30、30~200、30~100、30~90、30~80、30~70、30~60、30~50、30~40、40~200、40~100、40~90、40~80、40~70、40~60、40~50、50~300、50~200、50~100、50~90、50~80、50~70、50~60、60~300、60~200、60~100、60~90、60~80、60~70、70~300、70~200、70~100、70~90、70~80、80~300、80~200、80~100、80~90、または90~300、90~200、90~100、100~500、100~400、100~300、または100~200mg/mの範囲の用量で1つ以上の化学療法薬(例えば、ゲムシタビン)を投与することを更に含む。いくつかの実施形態では、
方法は、4週間毎に1回、サイクル当たり5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、210、220、230、240、250、260、270、280、290、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、900または1000mg/mの用量で1つ以上の化学療法薬を投与することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、前の放射線療法の暴露および/または前の化学療法の程度に応じて、3~4週間毎に1回、サイクル当たり、約10~30、5~100、10~200、10~100、10~90、10~80、10~70、10~60、10~50、10~40、10~30、10~20、20~200、20~100、20~90、20~80、20~70、20~60、20~50、20~40、20~30、30~200、30~100、30~90、30~80、30~70、30~60、30~50、30~40、40~200、40~100、40~90、40~80、40~70、40~60、40~50、50~300、50~200、50~100、50~90、50~80、50~70、50~60、60~300、60~200、60~100、60~90、60~80、60~70、70~300、70~200、70~100、70~90、70~80、80~300、80~200、80~100、80~90、または90~300、90~200、90~100、100~500、100~400、100~300、または100~2000mg/mの用量で1つ以上の化学療法薬を投与することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、4週間毎に反復されるサイクル毎に50mg/mの用量で1つ以上の化学療法薬を投与することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、3週間毎または4週間毎にサイクル当たり、約10~30、5~100、10~200、10~100、10~90、10~80、10~70、10~60、10~50、10~40、10~30、10~20、20~200、20~100、20~90、20~80、20~70、20~60、20~50、20~40、20~30、30~200、30~100、30~90、30~80、30~70、30~60、30~50、30~40、40~200、40~100、40~90、40~80、40~70、40~60、40~50、50~300、50~200、50~100、50~90、50~80、50~70、50~60、60~300、60~200、60~100、60~90、60~80、60~70、70~300、70~200、70~100、70~90、70~80、80~300、80~200、80~100、80~90、または90~300、90~200、90~100、100~500、100~400、100~300、または100~2000mg/mの範囲の用量で1つ以上の化学療法薬(例えば、シスプラチン)を投与することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、3週間毎または4週間毎に1回、サイクル当たり、30~70または40~60mg/mの用量で1つ以上の化学療法薬を投与することを更に含む。いくつかの実施形態では、1つより多い化学療法薬を患者に投与する場合、投与される化学療法薬の各々の用量は、本明細書に記載されている用量範囲のいずれか1つから独立して選択され得る。
いくつかの実施形態では、1つ以上の化学療法薬を、用量当たり約10~30、5~100、10~500、10~400、10~300、10~200、10~100、10~90、10~80、10~70、10~60、10~50、10~40、10~30、10~20、20~500、20~400、20~300、20~200、20~100、20~90、20~80、20~70、20~60、20~50、20~40、20~30、30~500、30~400、30~300、30~200、30~100、30~90、30~80、30~70、30~60、30~50、30~40、40~500、40~400、40~300、40~200、40~100、40~90、40~80、40~70、40~60、40~50、50~500、50~400、50~300、50~200、50~100、50~90、50~80、50~70、50~60、60~500、60~400、60~300、60~200、60~100、60~90、6
0~80、60~70、70~500、70~400、70~300、70~200、70~100、70~90、70~80、80~500、80~400、80~300、80~200、80~100、80~90、90~500、90~400、90~300、90~200、90~100、100~500、100~400、100~300、または100~200mgの量で投与する。
いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与前に、プリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与と同時に、プリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、プリナブリンを、化学療法薬の投与後に投与するかまたは化学療法組成物の投与後に投与する。
いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与後約1分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、1時間、1.5時間、2時間、2.5時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、または12時間にプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与後約1分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、1時間、1.5時間、2時間、2.5時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、12時間、13時間、14時間、15時間、16時間、17時間、18時間、19時間、20時間、21時間、22時間、23時間、または24時間未満にプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与後約1分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、1時間、1.5時間、2時間、2.5時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、12時間、13時間、14時間、15時間、16時間、17時間、18時間、19時間、20時間、21時間、22時間、23時間、または24時間超にプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与後約1分~5分、1分~10分、1分~15分、1分~20分、1分~25分、1分~30分、0.25時間~0.5時間、0.25~0.75時間、0.25~1時間,0.5時間~1時間、0.5時間~2時間、0.5時間~2.5時間、1時間~2時間、1時間~3時間、1時間~5時間にプリナブリンを投与する。
いくつかの実施形態では、プリナブリンをまたは化学療法組成物前に投与する場合、化学療法薬または化学療法組成物の投与前約1分~5分、1分~10分、1分~15分、1分~20分、1分~25分、1分~30分、0.25時間~0.5時間、0.25~0.75時間、0.25~1時間,0.5時間~1時間、0.5時間~2時間、0.5時間~2.5時間、1時間~2時間、1時間~3時間、または1時間~5時間にプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与前約1分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、1時間、1.5時間、2時間、2.5時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、または12時間にプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与前約1分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、1時間、1.5時間、2時間、2.5時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、12時間、13時間、14時間、15時間、16時間、17時間、18時間、19時間、20時間、21時間、22時間、23時間、または24時間未満にプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与前約1分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、1時間、1.5時間、2時間、2.5時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間、11時間、12時間、13時間、14時間、15時間、16時間、17時間、18時間、19時間、20時間、21時間、22時間、23時間、または24時間超にプリナブリンを投与する。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物の投与前約30分にプリナブリンを投与する。
いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、各21日サイクルの1日目、8日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、各21日サイクルの1日目、8日目、15日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、各21日サイクルの1日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、各21日サイクルの1日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含み、治療を2サイクル繰り返す。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、各21日サイクルの1日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含み、治療を3サイクル繰り返す。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、各21日サイクルの1日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含み、治療を4サイクル繰り返す。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、各21日サイクルの1日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含み、治療を5サイクル繰り返す。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、3週間毎に1回、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間毎、2週間毎、3週間毎、4週間毎、5週間毎、6週間毎、7週間毎、または8週間毎に1回、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間毎、2週間毎、3週間毎、4週間毎、5週間毎、6週間毎、7週間毎、または8週間毎に2回、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて1週間毎に1回、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて1週間毎に2回、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、21日治療サイクルの1日目、8日目、および15日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとの同時投与は、プリナブリン投与前に化学療法薬を投与することを含む。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとの同時投与は、プリナブリン投与前約30分に化学療法薬または組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとの同時投与は、プリナブリン投与前約30分~1時間に化学療法薬または組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとの同時投与は、プリナブリン投与前約30分~2時間に化学療法薬または組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとの同時投与は、プリナブリン投与後に化学療法薬を投与することを含む。いくつかの実施形態では、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとの同時投与は、プリナブリンと同時に化学療法薬を投与することを含む。本明細書に記載されている化学療法組成物は、独立して、第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物であり得る。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、週の毎日、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、2週間、3週間、または4週間、週の毎日、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目および2日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、
プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目および3日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目および4日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目、4日目および5日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目、4日目、5日目および6日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、3日目および5日目に、化学療法薬または化学療法組成物と、プリナブリンとを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、各投与日に使用される化学療法組成物は、同じでも異なっていてもよい。いくつかの実施形態では、第一投与日に使用される化学療法組成物は、投与日の残りの日に使用される化学療法組成物と異なる。いくつかの実施形態では、第一投与日に使用される化学療法組成物は、第二投与日に使用される化学療法組成物と同じまたは異なる。いくつかの実施形態では、第一投与日に使用される化学療法組成物は、第三投与日に使用される化学療法組成物と同じまたは異なる。いくつかの実施形態では、第一投与日に使用される化学療法組成物は、第四投与日に使用される化学療法組成物と同じまたは異なる。いくつかの実施形態では、第一投与日に使用される化学療法組成物は、第五投与日に使用される化学療法組成物と同じまたは異なる。いくつかの実施形態では、第一投与日に使用される化学療法組成物は、第六投与日に使用される化学療法組成物と同じまたは異なる。いくつかの実施形態では、第一投与日に使用される化学療法組成物は、第七投与日に使用される化学療法組成物と同じまたは異なる。
いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、3週間毎に1回、化学療法薬または化学療法組成物(例えば、第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八)を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間毎、2週間毎、3週間毎、4週間毎、5週間毎、6週間毎、7週間毎、または8週間毎に1回、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間毎、2週間毎、3週間毎、4週間毎、5週間毎、6週間毎、7週間毎、または8週間毎に2回、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて1週間毎に1回、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて1週間毎に2回、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて毎週に3回(例えば、1日目、2日目、3日目、または1日目、3日目、5日目)、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、21日治療サイクルの1日目、8日目、および15日目に、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。本明細書に記載されている化学療法組成物は、独立して、第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物であり得る。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、週の毎日、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、2週間、3週間、または4週間、週の毎日、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目に、化学療法薬または化
学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目および2日目に、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目および3日目に、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、3日目、5日目に、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目および4日目に、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目、4日目および5日目に、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目、4日目、5日目および6日目に、化学療法薬または化学療法組成物を投与することを含む。
いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、3週間毎に1回、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間毎、2週間毎、3週間毎、4週間毎、5週間毎、6週間毎、7週間毎、または8週間毎に1回、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間毎、2週間毎、3週間毎、4週間毎、5週間毎、6週間毎、7週間毎、または8週間毎に2回、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて1週間毎に1回、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて1週間毎に2回、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、または8週間の治療サイクルにおいて毎週に3回(例えば、1日目、2日目、3日目、または1日目、3日目、5日目)、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、21日治療サイクルの1日目、8日目、および15日目に、プリナブリンを投与することを含む。本明細書に記載されている化学療法組成物は、独立して、第一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物であり得る。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、1週間、週の毎日、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、2週間、3週間、または4週間、週の毎日、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目に、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目および2日目に、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目および3日目に、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、3日目および5日目に、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目および4日目に、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目、4日目および5日目に、プリナブリンを投与することを含む。治療スケジュールは、毎週の治療において1日目、2日目、3日目、4日目、5日目および6日目に、プリナブリンを投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療スケジュールは、化学療法薬投与後約30分に、21日治療サイクルにおいて1日目にプリナブリンを投与することを含む。
レジメンが臨床的に許容される限り、治療サイクルを反復することができる。いくつかの実施形態では、化学療法薬およびプリナブリンのための治療サイクルを、n回反復し、nは、2~30の範囲の整数である。いくつかの実施形態では、nは、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である。いくつかの実施形態では、前の治療サイクル完了直
後に新しい治療サイクルを行うことができる。いくつかの実施形態では、前の治療サイクル完了後ある時間後に新しい治療サイクルを行うことができる。いくつかの実施形態では、新しい治療サイクルを、前の治療サイクルの完了後1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、または7週間に行うことができる。
いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率を、少なくとも約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、または100%低減することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率を、少なくとも約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、または100%低減することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率を、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、または100%未満低減することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率を、約5%~40%、10%~40%、12.5%~40%、5%~50%、10%~50%、12.5%~50%、15%~50%、17.5%~50%、20%~50%、25%~50%、27.5%~50%、30%~50%、5%~60%、10%~60%、12.5%~60%、15%~60%、17.5%~60%、20%~60%、25%~60%、27.5%~60%、30%~60%、35%~60%、37.5%~60%、40%~60%、45%~70%、または50%~80%の範囲で低減することができる。
血小板減少症(TP)と、血小板数の≧30%減少との両方は、J Pediatr Hematol Oncol,V33:8(December 2011)(その全文を参照することにより組み入れられる)に記載されているように、死亡率増加、罹患率、および患者の入院期間(LOS)と関連する。プリナブリンは、血小板減少症の罹患率を少なくとも30%低減することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板数が30%超減少することを予防することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板数が30%超減少することを予防することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板数が30%超減少することを予防することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板数が20%超減少することを予防することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板数が40%超減少することを予防することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板数が50%超減少することを予防することができる。
いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率の減少においてペグフィルグラスチムを使用するより、約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%より効果的であり得る。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使
用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率の減少においてペグフィルグラスチムを使用するより、約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、または300%超より効果的であり得る。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率の減少においてペグフィルグラスチムを使用するより、約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、または500%未満より効果的であり得る。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症(例えば、グレード1、2、3または4)の罹患率の減少においてペグフィルグラスチムを使用するより、約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、または500%超より効果的であり得る。
いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症の持続期間を、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍短縮することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症の持続期間を、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍超短縮することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症の持続期間を、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍未満短縮することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、血小板減少症の持続期間を、約5%~15倍、20%~10倍、または50%~500%の範囲で短縮することができる。
ゲムシタビン治療を受ける患者のため、いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、
27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍速く血小板数増加をもたらすことができる。ゲムシタビン治療を受ける患者のため、いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、少なくとも約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍速く血小板数増加をもたらすことができる。ゲムシタビン治療を受ける患者のため、いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍未満血小板数増加をもたらすことができる。ゲムシタビン治療を受ける患者のため、いくつかの実施形態では、プリナブリンの使用は、約5%~15倍、20%~10倍、または50%~500%の範囲で血小板数増加をもたらすことができる。
いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板減少症の持続期間の短縮において、G-CSF(例えば、ペグフィルグラスチムまたはフィルグラスチム)より、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍効果的であり得る。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板減少症の持続期間の短縮において、G-CSF(例えば、ペグフィルグラスチムまたはフィルグラスチム)より、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍超効果的であり得
る。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板減少症の持続期間の短縮において、G-CSF(例えば、ペグフィルグラスチムまたはフィルグラスチム)より、約5%、10%、12.5%、15%、17.5%、20%、22.5%、25%、27.5%、30%、32.5%、35%、37.5%、40%、42.5%、45%、47.5%、50%、52.5%、55%、57.5%、60%、62.5%、65%、67.5%、70%、72.5%、75%、77.5%、80%、82.5%、85%、87.5%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、150%、160%、170%、180%、190%、200%、225%、250%、275%、300%、350%、400%、450%、500%、600%、700%、800%、900%、10倍、11倍、12倍、13倍、14倍、15倍、または16倍未満効果的であり得る。いくつかの実施形態では、プリナブリンは、血小板減少症の持続期間の短縮において、G-CSF(例えば、ペグフィルグラスチムまたはフィルグラスチム)より、約5%~15倍、20%~10倍、または50%~500%の範囲で効果的であり得る。
腫瘍が制御下のままであり、レジメンが臨床的に許容される限り、投与期間は複数週治療サイクルであり得る。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回投与量を、週1回、好ましくは3週間(21日)治療サイクルの1日目および8日目の各々に1回投与することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回投与量を、週1回、週2回、週3回、週4回、週5回、週6回、または1週間、2週間、3週間、4週間、もしくは5週間治療サイクル中毎日投与することができる。投与は、治療サイクルにおいて各週の同日または異なる日に行うことができる。
レジメンが臨床的に許容される限り、治療サイクルを反復することができる。いくつかの実施形態では、治療サイクルを、n回反復し、nは2~30の範囲の整数である。いくつかの実施形態では、nは、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である。いくつかの実施形態では、前の治療サイクル完了直後に新しい治療サイクルを行うことができる。いくつかの実施形態では、前の治療サイクル完了後ある時間後に新しい治療サイクルを行うことができる。
本明細書に記載されている医薬組成物の投与は、これに限定されないが、経口、舌下、口腔内、皮下、静脈内、鼻腔内、局所、経皮、皮内、腹腔内、筋肉内、肺内、腟内、直腸内、または眼内を含む同様な有用性を果たす許容可能な薬剤の投与方法のいずれかを経ることができる。好ましい実施形態の対象である適応症の治療において、経口および非経口投与は通例である。
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を、それを必要とする対象に投与することを含む、対象の血小板減少症の軽減方法に関する。いくつかの実施形態では、血小板減少症は、化学療法誘発性である。いくつかの実施形態では、血小板減少症は、化学療法組成物の投与によって誘発される。化学療法組成物は、1つ以上の化学療法薬を含むことができる。いくつかの実施形態では、化学療法薬は、ヌクレオシド類似体である。いくつかの実施形態では、化学療法薬は、ゲムシタビンである。
いくつかの実施形態では、血小板減少症は、放射線療法によって誘発される。いくつかの実施形態は、それを必要とする対象にプリナブリンを投与することを含む、対象の血小板減少症を発症する可能性を低減すること、または血小板減少症の重症度を低減することを含む。
前述の方法のいくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩および1つ以上の追加の化学療法薬を投与することを含む。様々な実施形態では、追加の化学療法薬は、シクロホスファミド、ドキソルビシン、パクリタキセル、カルボプラチン、
シスプラチン、イリノテカン、トポテカン、およびその薬剤的に許容可能な塩、または前述のものの2つ以上の組合せ、または前述のものの1つ以上およびドセタキセルの組合せから成る群から選択される。1つの実施形態では、プリナブリンおよび1つ以上の追加の化学療法薬を同時に投与する。1つのかかる実施形態では、併用投与を、単回剤形で薬剤を組み合わせることによって行う。別の実施形態では、薬剤を、逐次投与する。1つの実施形態では、薬剤を、経口または静脈内など、同じ経路により投与する。別の実施形態では、薬剤を、1つは経口投与されおよび他方は静脈内投与されるなど、異なる経路により投与する。いくつかの実施形態では、1つ以上の薬剤の投与と同時投与される1つ以上の薬剤の投与との間の時間は、約1時間、2時間、3時間、5時間、8時間、10時間、12時間、15時間、18時間、20時間、24時間、36時間、48時間、3日、4日、5日、6日、7日、10日、14日、21日、28日、または30日であり得る。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の化学療法薬の投与前に、プリナブリンを投与する。他の実施形態では、追加の化学療法薬を、プリナブリンの前に投与する。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、1つ以上の化学療法薬およびプリナブリンを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、2つの化学療法薬およびプリナブリンを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、3つの化学療法薬およびプリナブリンを同時投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、4つの化学療法薬およびプリナブリンを同時投与することを含む。プリナブリンを1つ以上の化学療法薬または化学療法組成物と一緒に投与する実施形態のため、G-CSFを、プリナブリンと組み合わせて患者に投与することもできる。
いくつかの実施形態では、第二および/または第三化学療法薬を第一化学療法薬およびプリナブリンと一緒に投与する場合、第二または第三化学療法薬を、第一化学療法薬およびプリナブリンの同時投与前に、後に、または同時に投与することができる。いくつかの実施形態では、第二または第三化学療法薬の投与スケジュールは、第一化学療法薬と異なっていてもよい。いくつかの実施形態では、第二または第三化学療法薬の投与スケジュールは、第一化学療法薬と同じであってよい。
いくつかの実施形態では、追加の化学療法薬は、ドセタキセルを含まない。いくつかの実施形態では、追加の化学療法薬は、タキサンを含まない。
いくつかの実施形態は、対象への、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩の投与および放射線療法の実施を含む。
いくつかの実施形態は、対象への、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩、G-CSFの投与および放射線療法の実施を含む。いくつかの実施形態では、患者は、血小板輸血も受ける。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、G-CSFを投与することも含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている方法は、G-CSFを投与することを含まない。
いくつかの実施形態は、対象が血小板減少症に罹患していることを特定し、それから、対象にプリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む。他の実施形態は、血小板減少症がその罹患または重症度を検出する前に、対象にプリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む。例えば、いくつかの実施形態は、血小板減少症(例えば、骨髄機能抑制化学療法または放射線療法)を罹患するリスクがあるが、まだ血小板減少症を示していない対象を特定し、それから、対象にプリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を投与することを含む。
いくつかの実施形態では、化学療法薬もしくは化学療法組成物または放射線療法を原因とする血小板減少症を軽減、寛解、または予防するために、G-CSFと一緒にプリナブリンを使用することができる。
前述の方法のいくつかの実施形態では、血小板減少症を軽減する働きをする追加の薬剤も投与する。例えば、いくつかの実施形態では、G-CSF(例えば、ペグフィルグラスチムまたはフィルグラスチム)を投与しないで、方法を実施する。いくつかの実施形態では、上記薬剤より優れた追加の活性薬剤を投与しないで、方法を実施する。
前述の実施形態のいくつかでは、対象はヒトである。
いくつかの実施形態では、上記方法を、これに限定されないが、経口、舌下、口腔内、皮下、静脈内、鼻腔内、局所、経皮、皮内、腹腔内、筋肉内、肺内、腟内、直腸内、または眼内を含む同様な有用性を果たす許容可能な薬剤の投与方法のいずれかにより、プリナブリンおよびいずれかの追加の化学療法薬を投与することによって行うことができる。好ましい実施形態の対象である適応症の治療において、経口および非経口投与は通例である。
投与期間は、複数週の治療サイクルであり得る。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回投与量を、週1回、好ましくは3週間(21日)治療サイクルの1日目および8日目の各々に1回投与することができる。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回投与量を、週1回、週2回、週3回、週4回、週5回、週6回、または1週間、2週間、3週間、4週間、もしくは5週間治療サイクル中毎日投与することができる。投与は、治療サイクルにおいて各週の同日または異なる日に行うことができる。
レジメンが臨床的に許容される限り、治療サイクルを反復することができる。いくつかの実施形態では、治療サイクルを、n回反復し、nは2~30の範囲の整数である。いくつかの実施形態では、nは、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である。いくつかの実施形態では、前の治療サイクル完了直後に新しい治療サイクルを行うことができる。いくつかの実施形態では、前の治療サイクル完了後ある時間後に新しい治療サイクルを行うことができる。
医薬組成物
いくつかの実施形態は、プリナブリンまたはその薬剤的に効果的な塩および追加の化学療法薬を含む医薬組成物を含む。様々な実施形態では、追加の化学療法薬は、メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチン、MVAC(メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシンおよびシスプラチン)、ドセタキセル、トラスツズマブ、シクロホスファミド、パクリタキセル、ドーズデンスAC次いでT(すなわち、ドキソルビシン、シクロホスファミド、パクリタキセル)、TAC(ドセタキセル、ドキソルビシン、シクロホスファミド)、フルオロウラシル、ブレオマイシン、エトポシド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン、BEACOPP(ブレオマイシン、エトポシド、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン)、ゲムシタビン、イホスファミド、カルボプラチン、ICE(イホスファミド、カルボプラチン、エトポシド)、リツキシマブ、RICE(リツキシマブ、イホスファミド、カルボプラチン、エトポシド)、CHOP-14(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン)、メスナ、ノバントロン、MINE(メスナ、イホスファミド、ノバントロン、エトポシド)、デキサメタゾン、シタラビン、DHAP(デキサメタゾン、シスプラチン、シタラビン)、メチルプレドニゾロン、ESHAP(エトポシド、メチルプレドニゾロン、シスプラチン、シタラビン)、HyperCVADお
よびリツキシマブ(シクロホスファミド、ビンクリスチン、ドキソルビシン、デキサメタゾン、リツキシマブ)、ダカルバジン、ビンブラスチン、ダカルバジン系合剤(ダカルバジン、シスプラチン、ビンブラスチン)、IL-2およびインターフェロンαを含むダカルバジン系合剤(ダカルバジン、シスプラチン、ビンブラスチン、IL-2、インターフェロンα)、トポテカン、MAID(メスナ、ドキソルビシン、イホスファミン、ダカルバジン)、VeIP(ビンブラスチン、イホスファミド、シスプラチン)、VIP(エトポシド、イホスファミド、シスプラチン)、TIP(パクリタキセル、イホスファミド、シスプラチン)、ゲムシタビン、CMFクラシック(シクロホスファミド、メトトレキサート、フルオロウラシル)、AC(ドキソルビシン、シクロホスファミド)、FEC(フルオロウラシル、エピルビシン、シクロホスファミド)、TC(ドセタキセル、シクロホスファミド)、シスプラチン/トポテカン、パクリタキセル/シスプラチン、イリノテカン、FOLFOX(フルオロウラシル、ロイコボリン、オキサリプラチン)、イリノテカン/シスプラチン、エピルビシン/シスプラチン/5-フルオロウラシル、エピルビシン/シスプラチン/カペシタビン、DT-PACE(デキサメタゾン/サリドマイド/シスプラチン/ドキソルビシン/シクロホスファミド/エトポシド)、ET-PACEおよびボルテゾミブ、EPOCH(エトポシド、プレドニゾン、ビンクリスチン、シクロホスファミド、ドキソルビシン)、GDP(ゲムシタビン、デキサメタゾン、シスプラチン)、GDPおよびリツキシマブ、FMR(フルダラビン、ミトキサントロン、リツキシマブ、CHOPおよびリツキシマブ(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン、リツキシマブ)、シスプラチン/パクリタキセル、シスプラチン/ビノレルビン、シスプラチン/ドセタキセル、シスプラチン/エトポシド、カルボプラチン/パクリタキセル、カルボプラチン/ドセタキセル、FOLFIRINOX(5-FU/ロイコボリン、イリノテカンおよびオキサリプラチン)、カバジタキセル、エトポシド/カルボプラチン、エトポシド/シスプラチンから成る群から選択される。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の化学療法組成物(例えば、第二、第三、第四、第五、第六、第七、または第八化学療法組成物)は、メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチン、ドセタキセル、トラスツズマブ、シクロホスファミド、パクリタキセル、フルオロウラシル、ブレオマイシン、エトポシド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン、ゲムシタビン、イホスファミド、カルボプラチン、メスナ、ノバントロン、シタラビン、メチルプレドニゾロン、リツキシマブ、ダカルバジン、ビンブラスチン、トポテカン、ゲムシタビン、イリノテカン、エピルビシン、5-フルオロウラシル、カペシタビン、ボルテゾミブ、およびカバジタキセルから成る群から選択される1つ以上の薬剤を独立して含むことができる。
いくつかの実施形態では、第一化学療法組成物は、メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチン、MVAC(メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシンおよびシスプラチン)、トラスツズマブ、シクロホスファミド、ドーズデンスAC次いでT(すなわち、ドキソルビシン、シクロホスファミド、パクリタキセル)、フルオロウラシル、ブレオマイシン、エトポシド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン、BEACOPP(ブレオマイシン、エトポシド、ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン)、ゲムシタビン、イホスファミド、カルボプラチン、ICE(イホスファミド、カルボプラチン、エトポシド)、リツキシマブ、RICE(リツキシマブ、イホスファミド、カルボプラチン、エトポシド)、CHOP-14(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン)、メスナ、ノバントロン、MINE(メスナ、イホスファミド、ノバントロン、エトポシド)、デキサメタゾン、シタラビン、DHAP(デキサメタゾン、シスプラチン、シタラビン)、メチルプレドニゾロン、ESHAP(エトポシド、メチルプレドニゾロン、シスプラチン、シタラビン)、HyperCVADおよびリツキシマブ(シクロホスファミド、ビンクリスチン、ドキソルビシン、デキサメタゾン、リツキシマブ)、ダカルバジン、ビンブラスチン、ダカルバジン系合剤(ダカルバジン、シスプラチン、ビンブラスチ
ン)、IL-2およびインターフェロンαを含むダカルバジン系合剤(ダカルバジン、シスプラチン、ビンブラスチン、IL-2、インターフェロンα)、トポテカン、MAID(メスナ、ドキソルビシン、イホスファミン、ダカルバジン)、VeIP(ビンブラスチン、イホスファミド、シスプラチン)、VIP(エトポシド、イホスファミド、シスプラチン)、TIP(パクリタキセル、イホスファミド、シスプラチン)から成る群から選択される1つ以上の薬剤を含むことができる。いくつかの実施形態では、ゲムシタビン、CMFクラシック(シクロホスファミド、メトトレキサート、フルオロウラシル)、AC(ドキソルビシン、シクロホスファミド)、FEC(フルオロウラシル、エピルビシン、シクロホスファミド)、シスプラチン/トポテカン、パクリタキセル/シスプラチン、イリノテカン、FOLFOX(フルオロウラシル、ロイコボリン、オキサリプラチン)、イリノテカン/シスプラチン、エピルビシン/シスプラチン/5-フルオロウラシル、エピルビシン/シスプラチン/カペシタビン、DT-PACE(デキサメタゾン/サリドマイド/シスプラチン/ドキソルビシン/シクロホスファミド/エトポシド)、ET-PACEおよびボルテゾミブ、EPOCH(エトポシド、プレドニゾン、ビンクリスチン、シクロホスファミド、ドキソルビシン)、GDP(ゲムシタビン、デキサメタゾン、シスプラチン)、GDPおよびリツキシマブ、FMR(フルダラビン、ミトキサントロン、リツキシマブ、CHOPおよびリツキシマブ(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾン、リツキシマブ)、シスプラチン/パクリタキセル、シスプラチン/ビノレルビン、シスプラチン/エトポシド、カルボプラチン/パクリタキセル、FOLFIRINOX(5-FU/ロイコボリン、イリノテカンおよびオキサリプラチン)、カバジタキセル、エトポシド/カルボプラチン、エトポシド/シスプラチン。いくつかの実施形態では、第一化学療法組成物は、メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチン、ドセタキセル、トラスツズマブ、シクロホスファミド、フルオロウラシル、ブレオマイシン、エトポシド、ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン、ゲムシタビン、イホスファミド、カルボプラチン、メスナ、ノバントロン、シタラビン、メチルプレドニゾロン、リツキシマブ、ダカルバジン、ビンブラスチン、トポテカン、ゲムシタビン、イリノテカン、エピルビシン、5-フルオロウラシル、カペシタビン、およびボルテゾミブから成る群から選択される1つ以上の薬剤を含むことができる。
いくつかの実施形態では、上記医薬組成物は、血小板減少症を軽減する働きをする追加の薬剤を含む。例えば、いくつかの実施形態では、医薬組成物は、顆粒球コロニー刺激因子(例えば、ペグフィルグラスチムまたはフィルグラスチム)を含む。顆粒球コロニー刺激因子薬剤の例としては、Neupogen(登録商標)(Amgen)、Tevagrastim(登録商標)(Teva)、Biograstim(登録商標)(CT Arzneimittel)、Ratiograstim(登録商標)(Ratiopharm GmbH))、Zarxio(登録商標)(Sandoz GmbH)、Filgrastim Hexal(登録商標)(Hexal AG)、Neulasta(登録商標)(Amgen)、Granocyte(登録商標)およびNeutrogin(登録商標)(Chugai),およびNeu-up(登録商標)(Kyowa Hakko)、Rolontis(登録商標)(Spectrum、eflapegrastim)、Aiduo(mecapegfilgrastim、Hengrui)が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、上記医薬組成物は、血小板減少症を軽減する働きをする追加の薬剤を含まない。例えば、いくつかの実施形態では、医薬組成物は、顆粒球コロニー刺激因子(例えば、ペグフィルグラスチムまたはフィルグラスチム)を含まない。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、上記組成物中の記載されている薬剤より優れた追加の活性薬剤を含まない。
他の実施形態は、2つ以上の別々の医薬組成物を含み、これらの各々は、プリナブリン
またはその薬剤的に許容可能な塩、および追加化学療法薬を含む1つ以上の他の医薬組成物を含む。様々な実施形態では、追加の化学療法薬は、シクロホスファミド、ドキソルビシン、パクリタキセル、カルボプラチン、シスプラチン、イリノテカン、およびこれらの薬剤的に許容可能な塩から成る群から選択される。
いくつかの実施形態では、上記組成物は、1つ以上の薬剤的に許容可能な希釈剤を更に含むことができる。いくつかの実施形態では、薬剤的に許容可能な希釈剤は、Kolliphor(登録商標)(ポリエチレングリコール(15)-ヒドロキシステアレート)を含むことができる。いくつかの実施形態では、薬剤的に許容可能な希釈剤は、プロピレングリコールを含むことができる。いくつかの実施形態では、薬剤的に許容可能な希釈剤は、Kolliphor(登録商標)およびプロピレングリコールを含むことができる。いくつかの実施形態では、薬剤的に許容可能な希釈剤は、Kolliphor(登録商標)およびプロピレングリコールを含むことができ、希釈剤の総重量に対してKolliphor(登録商標)は約40重量%であり、プロピレングリコールは約60重量%である。いくつかの実施形態では、組成物は、1つ以上の他の薬剤的に許容可能な賦形剤を更に含むことができる。
いくつかの実施形態では、上記組成物は、1つ以上の薬剤的に許容可能な担体または賦形剤を更に含むことができる。用語「薬剤的に許容可能な担体」または「薬剤的に許容可能な賦形剤」は、いずれかおよび全ての溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌剤および抗真菌剤、等張剤および吸収遅延剤などを含む。かかる媒体および薬剤的に活性な物質のための薬剤の使用は、当技術分野において周知である。いずれかの従来媒体が有効成分と不親和性である場合を除いて、治療用組成物におけるその使用は期待される。加えて、当技術分野で通常使用されるような様々なアジュバントを含有してよい。医薬組成物中の様々な成分の含有についての考察は、例えば、Gilman et al.(Eds.)(1990);Goodman and Gilman’s: The Pharmacological Basis of Therapeutics,8th Ed.,Pergamon Press(その全文を参照することにより本明細書に組み入れられる)に記載されている。
薬剤的に許容可能な担体またはその成分の役割をする物質のいくつかの例は、ラクトース、グルコースおよびショ糖などの糖類;トウモロコシデンプンおよびジャガイモデンプンなどのデンプン類;カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース、およびメチルセルロースなどのセルロースおよびその誘導体;トラガント末;麦芽;ゼラチン;タルク;ステアリン酸およびステアリン酸マグネシウムなどの固体潤滑剤;硫酸カルシウム;ピーナッツ油、綿実油、ゴマ油、オリーブ油、トウモロコシ油およびカカオ脂などの植物油;プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、マンニトール、およびポリエチレングリコールなどのポリオール類;アルギン酸;ツイーン(TWEENS)などの乳化剤;ラウリル硫酸ナトリウムなどの湿潤剤;着色料;香料;錠剤化剤、安定化剤;抗酸化剤;防腐剤;発熱性物質除去水;等張食塩水;ならびにリン酸緩衝液である。
本明細書に記載されている組成物を、好ましくは、単位剤形で提供する。本明細書で使用されるとき、「単位剤形」は、適正な医療行為に従って単回投与で動物、好ましくは哺乳類対象への投与に適している化合物または組成物のある量を含む組成物である。しかしながら、単回または単位剤形の製剤は、1日1回または治療過程毎に1回投与することを意味しない。かかる剤形は、1日1回、1日2回、1日3回以上投与すると考えられ、ある時間にわたって(例えば、約30分から約2~6時間まで)点滴で投与してもよく、持続点滴投与してもよく、単回投与は特に排除されないが、治療過程中に1回より多く与えてもよい。製剤は治療の全過程を特に考慮していないことを当業者は認識しているだろうし、かかる製剤よりむしろ治療の当業者はこのような決定を行う。
Remington’s The Science and Practice of
Pharmacy,21st Ed.,Lippincott Williams &
Wilkins(2005)(その全文を参照することにより本明細書に組み入れられる)に開示されているものなど、本明細書に記載されている医薬組成物を製造するために標準的医薬製剤技術を使用することができる。
上記の組成物は、例えば、経口、舌下、口腔内、鼻腔内、直腸内、局所(経皮および皮内を含む)、眼球、脳内、頭蓋内、くも膜下腔内、動脈内、静脈内、筋肉内用投与のための様々な経路、または他の非経口投与経路のための様々な適切な形態のいずれかであってよい。経口および鼻腔用組成物は、吸入により投与され、利用可能な方法を使用して製造される組成物を含むことを当業者は認識するだろう。所望の特定の投与経路に応じて、当技術分野において周知の様々な薬剤的に許容可能な担体を使用してよい。薬剤的に許容可能な担体としては、例えば、固体または液体フィラー、希釈剤、ヒドロトロピー、界面活性剤、およびカプセル化物質が挙げられる。化合物または組成物の活性と実質的に干渉しない薬剤的に活性な物質を必要に応じて含んでよい。化合物または組成物と共に使用される担体量は、化合物の単位投与当たりの投与のための実用量の物質を提供するのに充分である。本明細書に記載されている方法に有用な剤形を製造するための技術および組成物は、次の参考文献(全ては参照により本明細書に組み入れられる)に記載されている:Modern Pharmaceutics,4th Ed.,Chapters 9 and 10(Banker & Rhodes,editors,2002);Lieberman et al.,Pharmaceutical Dosage Forms:Tablets(1989);およびAnsel,Introduction to Pharmaceutical Dosage Forms 8th Edition(2004)。
錠剤、カプセル剤(例えば、液体ゲルカプセルおよび固体ゲルカプセル)、顆粒剤および混合散剤のような固体形態を含む、様々な経口用剤形を使用することができる。錠剤は圧縮錠剤、湿製錠剤、腸溶錠、糖衣錠、フィルムコーティング錠、または適切な結合剤、潤滑剤、希釈剤、崩壊剤、着色料、香料、流動剤、および溶融剤を含む多層錠剤であり得る。液体経口用剤形としては、水性溶液、乳剤、懸濁剤、適切な溶媒、防腐剤、乳化剤、懸濁化剤、希釈剤、甘味料、溶融剤、着色料および香料を含む発泡性顆粒剤から投与前に調製された溶液および/または懸濁剤が挙げられる。
経口用投与のための単位剤形の製剤に適した薬剤的に許容可能な担体は、当技術分野において周知である。錠剤は、通常、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、マンニトール、ラクトースおよびセルロースなどの不活性希釈剤として従来の薬剤的に適合したアジュバント;デンプン、ゼラチンおよびショ糖などの結合剤;デンプン、アルギニン酸およびクロスカルメロースなどの崩壊剤;ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸およびタルクなどの潤滑剤を含む。二酸化ケイ素などの流動促進剤を使用して粉末混合物の流動特性を改善することができる。FD&C染料などの着色料を外観のために添加することができる。アスパルテーム、サッカリン、メントール、ペパーミント、および果実フレーバーなどの甘味料および香料は、咀嚼錠にとって有用なアジュバントである。カプセル剤は、通常、上記開示されている1つ以上の固体希釈剤を含む。担体成分の選択は、あまり重要でない味、費用、保存性などの二次的考察に依存し、当業者により容易に製造することができる。
経口用組成物としては、液剤、乳剤、懸濁剤なども挙げられる。かかる組成物の製剤に適した薬剤的に許容可能な担体は、当技術分野において周知である。シロップ剤、エリキシル剤、乳剤および懸濁剤のための担体の通常成分としては、エタノール、グリセロール
、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、液糖、ソルビトールおよび水が挙げられる。懸濁剤のため、典型的な懸濁化剤としては、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、AVICEL RC-591、トラガントおよびアルギン酸ナトリウムが挙げられ;典型的な湿潤剤としては、レシチンおよびポリソルベート80が挙げられ;典型的防腐剤としてはメチルパラベンおよび安息香酸ナトリウムが挙げられる。経口用液体組成物は、上記開示されている甘味料、香料および着色料などの1つ以上の成分を含んでもよい。
対象の組成物を所望の局所適用の近くの胃腸管内に放出されるように、または様々な時間に所望の作用を延長するように、かかる組成物を、従来方法により典型的にpH依存性または時間依存性コーティングで被覆してもよい。かかる剤形は、典型的には、これに限定されないが、酢酸フタル酸セルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、エチルセルロース、オイドラギットコーティング、ワックスおよびシェラックの1つ以上を含む。
対象の化合物の全身送達を達成するために有用な他の組成物としては、舌下、口腔および経鼻用剤形が挙げられる。かかる組成物は、典型的には、ショ糖、ソルビトールおよびマンニトールなどの可溶性充填物質;ならびにアカシア、微結晶セルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの結合剤の1つ以上を含む。上記開示されている流動促進剤、潤滑剤、甘味料、着色料、抗酸化剤および香料を含んでもよい。
局所的眼科使用のために製剤された液体組成物を、局所的に眼に投与することができるように製剤する。製剤検討(例えば、薬剤安定性)は、決して最適な快適さを必要としないこともあるが、快適さを可能な限り最大限にしてよい。快適さを最大にすることができない場合、局所的眼科使用のために液体を患者に対して許容することができるように、液剤を製剤してよい。加えて、眼科的に許容可能な液剤を単回使用用にパッケージするか、あるいは複数回の使用にわたって不純物を防止するために防腐剤を含んでよい。
眼科用途のため、溶液または薬物を、主媒体として生理食塩水を使用して製剤することが多い。眼科用溶液を、好ましくは、適切な緩衝系を用いて快適なpHに維持してよい。製剤は、従来の薬剤的に許容可能な防腐剤、安定剤および界面活性剤を含んでもよい。
本明細書に開示されている医薬組成物において使用してよい防腐剤としては、塩化ベンザルコニウム、PHMB、クロロブタノール、チメロサール、酢酸フェニル水銀および硝酸フェニル水銀が挙げられるが、これらに限定されない。有用な界面活性剤は、例えば、ツイーン80である。同様に、様々な有用な媒体を、本明細書に開示されている眼科用製剤において使用してよい。これらの媒体としては、ポリビニルアルコール、ポビドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポロキサマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよび精製水が挙げられるが、これらに限定されない。
等張化剤を、必要に応じて、または便宜的に添加してよい。等張化剤としては、塩、特に塩化ナトリウム、塩化カリウム、マンニトールおよびゼラチン、またはいずれかの他の適切な眼科的に許容可能な等張化剤が挙げられるが、これらに限定されない。
得られた製剤が眼科的に許容可能である限り、pHを調節するための様々な緩衝剤および手段を使用してよい。多くの組成物において、pHは4~9であろう。したがって、緩衝剤としては、酢酸緩衝剤、クエン酸緩衝剤、リン酸緩衝剤およびホウ酸緩衝剤が挙げられる。酸または塩基を使用して、必要に応じて、これらの製剤のpHを調節してよい。
眼科的に許容可能な酸化防止剤としては、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、アセチルシステイン、ブチル化ヒドロキシアニソールおよびブチル化ヒドロキシトルエンが挙げられるが、これらに限定されない。
眼科用製剤中に含んでよい他の賦形剤成分は、キレート剤である。他のキレート剤を代わりに使用してもよく、これと組み合わせて使用してもよいが、有用なキレート剤は、エデト酸二ナトリウム(EDTA)である。
局所使用のため、本明細書に開示されている組成物を含むクリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、溶液または懸濁剤、その他を使用する。局所用製剤は、概して、医薬用担体、共溶媒、乳化剤、浸透促進剤、防腐系、および皮膚軟化薬から成り得る。
静脈内投与のため、本明細書に記載されている組成物を、生理食塩水またはデキストロース溶液など薬剤的に許容可能な希釈剤中に溶解または分散してよい。適切な賦形剤を、所望のpHを得るために含んでよく、NaOH、炭酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、HCl、およびクエン酸が挙げられるが、これらに限定されない。様々な実施形態では、最終組成物のpHは、2~8、好ましくは4~7の範囲である。酸化防止剤賦形剤としては、重亜硫酸ナトリウム、アセトン重亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデヒドナトリウム、スルホキシル酸塩、チオ尿素、およびEDTAを挙げることができる。最終静脈内組成物中に見られる適切な賦形剤の他の非限定的例としては、リン酸ナトリウムまたはカリウム、クエン酸、酒石酸、ゼラチン、およびデキストロース、マンニトール、およびデキストランなどの炭水化物を挙げることができる。更なる許容可能な賦形剤は、Powell,et
al.,Compendium of Excipients for Parenteral Formulations,PDA J Pharm Sci and Tech 1998, 52 238-311およびNema et al.,Excipients and Their Role in Approved Injectable Products: Current Usage and Future Directions,PDA J Pharm Sci and Tech 2011,65 287-332(この両方はこれらの全文を参照することにより本明細書に組み入れられる)に記載されている。抗菌剤を静菌性または静真菌性溶液を得るために使用してよく、硝酸フェニル水銀、チメロサール、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、フェノール、クレゾール、およびクロロブタノールが挙げられるが、これらに限定されない。
静脈内投与用組成物を、投与直前に、滅菌水、生理食塩水または水中のデキストロースなどの適切な希釈剤で調製する1つ以上の固体の形態で介護者へ提供してよい。他の実施形態では、組成物を、すぐに非経口投与できる溶液で提供する。さらに他の実施形態では、組成物を、投与前に更に希釈する溶液で提供する。本明細書に記載されている化合物および別の薬剤の組合せを投与することを含む実施形態では、組合せを、混合物として介護者へ提供してもよく、介護者が投与前に2つの薬剤を混合してもよく、2つの薬剤を別々に投与してもよい。
本明細書に記載されている活性化合物の実際の用量は、特定の化合物;および治療しようとする病態に依存し;適切な用量の選択は当業者の知識の充分な範囲内である。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回用量は、体表面積当たり約5mg/m~約150mg/m、体表面積当たり約5mg/m~約100mg/m、体表面積当たり約10mg/m~約100mg/m、体表面積当たり約10mg/m~約80mg/m、体表面積当たり約10mg/m~約50mg/m、体表面積当たり約10mg/m~約40mg/m、体表面積当たり約10mg/m~約30mg/m、体表面積当たり約13.5mg/m~約100mg/m、体表面積当た
り約13.5mg/m~約80mg/m、体表面積当たり約13.5mg/m~約50mg/m、体表面積当たり約13.5mg/m~約40mg/m、体表面積当たり約13.5mg/m~約30mg/m、体表面積当たり約15mg/m~約80mg/m、体表面積当たり約15mg/m~約50mg/m、または体表面積当たり約15mg/m~約30mg/mであってよい。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回用量は、体表面積当たり約13.5mg/m~約30mg/mであってよい。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回用量は、体表面積当たり約5mg/m、約10mg/m、約12.5mg/m、約13.5mg/m、約15mg/m、約17.5mg/m、約20mg/m、約22.5mg/m、約25mg/m、約27.5mg/m、約30mg/m、約40mg/m、約50mg/m、約60mg/m、約70mg/m、約80mg/m、約90mg/m、または約100mg/mであってよい。
いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回用量は、約5mg~約300mg、約5mg~約200mg、約7.5mg~約200mg、約10mg~約100mg、約15mg~約100mg、約20mg~約100mg、約30mg~約100mg、約40mg~約100mg、約10mg~約80mg、約15mg~約80mg、約20mg~約80mg、約30mg~約80mg、約40mg~約80mg、約10mg~約60mg、約15mg~約60mg、約20mg~約60mg、約30mg~約60mg、または約40mg~約60mgであってよい。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回用量は、約20mg~約60mg、約27mg~約60mg、約20mg~約45mg、または約27mg~約45mgであってよい。いくつかの実施形態では、プリナブリンまたは他の治療薬の単回用量は、約5mg、約10mg、約12.5mg、約13.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、約25mg、約27mg、約30mg、約40mg、約50mg、約60mg、約70mg、約80mg、約90mg、約100mg、約125mg、約150mg、または約200mgであってよい。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されている組成物を、放射線療法または生物学的療法と組み合わせて投与または使用することができる。
本発明を更に例証するために、次の実施例を記載する。もちろん、実施例は、本発明を特に限定すると解釈されるべきでない。特許請求の範囲内のこれらの実施例の変化形は当業者の予測の範囲内であり、本明細書に記載、およびクレームされている本発明の範囲内であると考えられる。本開示で武装された技術者および当業者が実施例を網羅することなく本発明を作製および使用することができると読者は認識するだろう。
実施例1
ラットにおいてゲムシタビン投与によって誘発された変化後の血液パラメーターに対するプリナブリンの効果を評価した。4治療群および各群に使用された薬剤を、表1中一覧にしている。7.11%ツイーン80(v/v):25.5%プロピレングリコール(v/v):67.4%D5W(v/v)を使用して、媒体を調製した。D5Wは、注射用5%デキストロース水溶液である。
Figure 0007350015000001
プリナブリンまたはペグフィルグラスチムを、ツイーン80-PG混合物に先ず溶解してから、D5Wで希釈した。試験品目を前日にツイーン80-PG混合物中に溶解し、RFで貯蔵した。D5Wを投与日に添加して製剤を完了した。
動物を、体重および/または好中球絶対数に基づいて無作為化し、群に割り当てた。投与開始前に、試験の使用に適していないと考えられた割り当てられた動物を、同じ出荷から得られ同じ環境条件下で保持された代替の動物と入れ替えた。各動物は、消せないインクを使用して一意的に識別した。動物を実験環境に慣れさせるために動物受入と治療開始の間、5日の最小順応期間とした。
実験室評価のため、動物血液を、頸静脈穿刺によって集めた。サンプル(0.3mL)を、EDTAチューブ中に集めた。許容できるサンプリング頻度および血液量が限度を超えない場合、更に血液サンプルを得てもよい(例えば、非血清サンプルの凝固のため)。収集後、Adviaを使用して血液分析のために臨床検査室にサンプルを移し、結果をProvantis(登録商標)システムに入力した。
誘発剤の投与
1.ゲムシタビン;群1、3および4
投与レジメン:1日目単回投与
5mL/kgの投与量で約1分にわたって静脈内(ボーラス静注)。
群2は媒体を受けた。
2.ペグフィルグラスチム;群2および4
投与レジメン:2日目単回投与、ゲムシタビン後24時間
投与経路:皮下(SC)注射。
投与量:10mL/kg、最近の体重測定に基づいて
3.プリナブリン;群3
投与レジメン:1日目単回投与、ゲムシタビン後1時間
投与経路:腹腔内(IP)注射。
投与量:10mL/kg、最近の体重測定に基づいて
群1は媒体を受けた。
群1~4の投与時点は、-3日目、1日目、2日目、3日目、4日目、5日目、6日目、7日目、8日目、9日目および10日目を含む。許容できるサンプリング頻度および血液量が限度を超えない場合、更に血液サンプルを得てもよい(例えば、非血清サンプルの凝固のため)。収集後、Adviaを使用して血液分析のために臨床検査室にサンプルを
移し、結果をProvantis(登録商標)システムに入力する。
試験結果を図1に示す。プリナブリンは、ゲムシタビン単独で観察された血小板減少症を軽減し、血小板数は常に500×10細胞/μLより高く、プリナブリンが血小板数の速い減少を回避し、重度血小板減少症の罹患を予防することを助けたことを示した。8日目および9日目、血小板数は、ゲムシタビン単独群より、ゲムシタビンおよびプリナブリン群において統計的に高かった。ゲムシタビン誘発血小板減少症からの軽減は、ゲムシタビン単独群より、ゲムシタビンおよびプリナブリン群においてより迅速であった。
実施例2
血小板減少症に対するプリナブリンの効果を、ペグフィルグラスチムと比較して試験する。ドセタキセル骨髄機能抑制化学療法を受けている固形腫瘍患者において、ペグフィルグラスチムに対してプリナブリンを用いて、フェーズ2/3多施設無作為化二重盲検試験を行う。患者は、スクリーニングを含む約5ヶ月の試験、治療、および経過観察に参加する。
試験デザイン:これは、非盲検フェーズ2部分および二重盲検フェーズ3部分を含む多施設無作為化試験である。約190患者を本試験に登録する。全患者は、75mg/mの用量でドセタキセルを受ける。
フェーズ2では、プラチナベース療法に失敗後の進行性または転移性NSCLC患者のみを登録する。フェーズ3では、次の1つを診断された患者を登録した:進行性もしくは転移性乳がん、<5の化学療法の前治療に失敗した患者;進行性もしくは転移性NSCLC、以前にプラチナベース療法を受けて、病状悪化しプラチナベース療法に許容性がないもしくは研究者の意見ではドセタキセル化学療法の効果があるだろう患者;またはホルモン抵抗性(アンドロゲン非依存性)転移性前立腺がん。
28日のスクリーニング期間の間に、全患者の適格性を決定する。
フェーズ2(非盲検):進行性または転移性NSCLCに罹患している約40名の患者を登録する。患者を、各群に登録された約10名の患者に無作為に割り当て、群割り当ておよび計画された処置は以下の通りである:
群1:ドセタキセル(75mg/m)+ペグフィルグラスチム(6mg)
群2:ドセタキセル(75mg/m)+プリナブリン(20mg/m
群3:ドセタキセル(75mg/m)+プリナブリン(10mg/m
群4:ドセタキセル(75mg/m)+プリナブリン(5mg/m
試験はフェーズ2において登録を一時的に締め切り次第、PK/PD分析を行ってRP3Dを決定する。この時点で、独立当事者によってPK/PD分析を行い、フェーズ2の40名の患者は少なくともサイクル1を完了した。
フェーズ3(二重盲検):上記のようにフェーズ2のPK/PD分析に基づいてRP3Dを決定するまで、フェーズ3を開始しない。
フェーズ3の選択規準は、進行性もしくは転移性乳がん、<5の化学療法の前治療に失敗した患者(なお、試験治療は進行性または転移性がんのための第一化学療法治療であってよい);進行性または転移性NSCLC、以前にプラチナベース療法を受けて、病状悪化しプラチナベース療法に許容性がないまたは研究者の意見ではドセタキセル化学療法の効果があるだろう患者;ホルモン抵抗性(アンドロゲン非依存性)転移性前立腺がん(HRPC)を含む。
フェーズ2のPK/PD分析後のRP3Dとして、40mgの固定用量を選択した。約150名の患者は次の診断の1つを有し、フェーズ3において登録される予定である:進行性もしくは転移性乳がん、<5の化学療法の前治療に失敗した患者;進行性もしくは転移性NSCLC、以前にプラチナベース療法を受けて、病状悪化しプラチナベース療法に許容性がないもしくは研究者の意見ではドセタキセル化学療法の効果があるだろう患者;またはホルモン抵抗性(アンドロゲン非依存性)転移性前立腺がん。各適格な患者を、彼または彼女の腫瘍型(乳がん、NSCLCまたはHRPC)および地域(アジア、非アジア)に応じて層別化する。以下の通りの群割り当ておよび計画的介入を用いて、等しい確率(1:1比)または75:75の各層(診断)内に、患者を無作為に割り当てる:群1:ドセタキセル(75mg/m)+ペグフィルグラスチム(6mg)+プリナブリンと合うプラセボ;群2:ドセタキセル(75mg/m)+プリナブリン(40mg)+ペグフィルグラスチムと合うプラセボ。
体液貯留の罹患率および重症度ならびに過敏症反応の重症度を低減するために、ドセタキセル投与前1日から3日間、1日16mg(例えば、8mgを1日2回)のデキサメタゾンなど経口ステロイド薬を、全患者に前投薬しなければならない(タキソテール(登録商標)(処方情報)と呼ぶ)。ホルモン抵抗性転移性前立腺がんのため、プレドニゾンの同時使用をして、推奨される前投薬レジメンは、ドセタキセル点滴前12時間、3時間および1時間において経口デキサメタゾン8mgである。
フェーズ2およびフェーズ3においてRP3Dプリナブリン投与を受ける全患者からのデータは、一次および二次試験エンドポイントのためにプールしないが、別々に解析される。
実施される治療:フェーズ2およびフェーズ3の両方、サイクル1~4、は、21日毎に60分(±5分)にわたって1日目に点滴静注(IV)によって投与されるドセタキセル75mg/mから成る。フェーズ2部分では、各サイクルの1日目、ドセタキセル点滴の開始後1.5時間(±10分)(すなわち、ドセタキセル点滴終了後約30分)に、プリナブリン群(群2~4)に割り当てられた患者は、30分(±5分)にわたってその指定された用量でプリナブリンの単回点滴静注を受ける。したがって、ドセタキセル点滴の終了とプリナブリン点滴の開始との間の待ち時間は、約30分である。各サイクルの2日目、化学療法完了後≧24時間、ペグフィルグラスチム(群1)に割り当てられた患者は、ペグフィルグラスチム(6mg)の単回投与(皮下注射)を受ける。
フェーズ3部分では、各サイクルの1日目、ドセタキセル点滴の開始後1.5時間(±10分)(すなわち、ドセタキセル点滴終了後約30分)に、患者は、30分(±5分)にわたってプリナブリンまたはプラセボを静脈内に単回投与を受ける。各サイクルの2日目、化学療法完了後≧24時間、患者は、ペグフィルグラスチム(6mg)またはプラセボの単回投与(皮下注射)を受ける。
全患者は、治験薬の最後の投与後30日(±2日)、安全性追跡調査訪問を完了する。研究者の意見で、患者がドセタキセルおよび非盲検ペグフィルグラスチムの4サイクルより多くのサイクルから治療効果を得る場合、第五サイクルは、安全性追跡調査訪問を完了するまで開始しない(例えば、安全性追跡調査訪問はサイクル4の21日目である)。追跡調査来院は、進行中治療関連AEをモニターするために必要となろう。治療来院の終了時に≧グレード2の薬剤関連毒性を経験する全患者は、AEが≦グレード1に軽減するまで少なくとも毎月追跡調査すべきであり、この発症は慢性的であると考えられるか、または患者は他の抗がん治療を受ける。追跡調査評価の方法は、研究者の裁量になろう(例えば、患者施設訪問または電話)。治験薬との関連性に関わらず、治験薬投与の30日内に
起こる全ての死亡は直ぐに、そのイベントに気付いて24時間以内にスポンサーに報告されなければならない。
実験室試験結果(血液学および血清化学)は中央検査機関により収集される。安全性実験室試験は各サイクルの1日目の治療前に必要であり、地域の実験室によって収集することができ、計画評価および手順表に従った全ての他の計画された血液サンプルは中央検査機関評価用にも得られなければならない。スクリーニング時のみ、尿検査を行う。CD34+数は、蛍光活性化セルソーティング(FACS)法により確証する。
治療期間:患者は本試験において4サイクルまで治験薬を用いた治療を受け、治療サイクルは21日であり;その後、患者は研究者の裁量でドセタキセルおよびペグフィルグラスチムを受け続けてよい。4サイクル完了後、患者は、治験薬の最後の投与後30日(±2日)、安全性追跡調査訪問を完了した。研究者の意見で、患者がドセタキセルおよび非盲検ペグフィルグラスチムの4サイクルより多くのサイクルから治療効果を得る場合、第五サイクルは、安全性追跡調査訪問を完了するまで開始しないだろう(例えば、安全性追跡調査訪問はサイクル4の21日目である)。
薬物動態:非コンパートメント薬物動態解析を使用して、試験のフェーズ2部分のサイクル1において、5mg/m、10mg/m、および20mg/mの用量に従ったプリナブリンおよびドセタキセルの血漿中濃度を算出する。フェーズ3における患者は、フェーズ2からプリナブリンおよびドセタキセルPKサンプリング計画に従う。
予備結果を図2~4に示す。図2は、6mgのペグフィルグラスチムを投与された群および20mg/mのプリナブリンを投与された群についての1日目~15日目の血小板数変化を示し;図3は、サイクル1~4におけるベースラインから30%超血小板減少した患者のパーセンテージを示す。図4は、6mgのペグフィルグラスチムと比較して、5、10、20mg/mのプリナブリンにおける各グレードの血小板減少症患者のパーセンテージを示し、図5は、20mg/mのプリナブリンを投与された群および6mgのペグフィルグラスチムを投与された群についての各グレードの血小板減少症患者のパーセンテージを示す。
図2では、ペグフィルグラスチム群の血小板パーセンテージ変化はプリナブリン群より大きく、プリナブリンは化学療法を経験している患者の血小板数の維持により効果的であったことを示している。2つの群間の血小板パーセント変化の差も図2に示す。図3は、ペグフィルグラスチム群のほとんど85%の患者は、ベースラインから30%超の血小板減少を経験したが、プリナブリン群は、このような減少を経験する患者のより低いパーセンテージを示したことを示す。図4では、様々な投与量(例えば、5、10および20mg/m)におけるプリナブリン治療は、ペグフィルグラスチム群より血小板減少症発症のより低い罹患率を示した。図5では、プリナブリン群(20mg/m)の患者は血小板減少症を発症しなかったが、ペグフィルグラスチム群の患者の一部は血小板減少症を発症した。試験結果は、プリナブリンは血小板減少症の罹患率を低下させる効果を有することを実証した。

Claims (16)

  1. プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩を含む、ゲムシタビンを投与された対象におけるゲムシタビン誘発性血小板減少症を軽減させるための組成物。
  2. プリナブリン、1mg/m~50mg/mの範囲の用量で投与されるものである、請求項1に記載の組成物。
  3. プリナブリンが、グレード1または2の血小板減少症に罹患している対象に投与されるものである、請求項1または2に記載の組成物。
  4. プリナブリンが、グレード3または4の血小板減少症に罹患している対象に投与されるものである、請求項1または2に記載の組成物。
  5. プリナブリンが、2.5mg/m ~17.5mg/m の範囲の用量で投与されるものである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. プリナブリンが、8.5mg/m ~32.5mg/m の範囲の用量で投与されるものである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  7. プリナブリンが、9.5mg/m ~15.5mg/m の範囲の用量で投与されるものである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  8. プリナブリンが、15.5mg/m ~24.5mg/m の範囲の用量で投与されるものである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  9. プリナブリンが、22.5mg/m ~32.5mg/m の範囲の用量で投与されるものである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記ゲムシタビンが、プリナブリン投与前1時間に投与されるものである、請求項1~9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 血小板減少症の罹患率を、少なくとも10%低減させるために投与されるものである、請求項1~10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 血小板減少症の罹患率を、少なくとも30%低減させるために投与されるものである、請求項1~10のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 血小板減少症の期間を、少なくとも2分の1に低減させるために投与されるものである、請求項1~12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 血小板減少症の期間を、少なくとも30%低減させるために投与されるものである、請求項1~12のいずれか一項に記載の組成物。
  15. ゲムシタビンを投与された対象におけるゲムシタビン誘発性血小板減少症を治療、予防、軽減するための、プリナブリンまたはその薬剤的に許容可能な塩およびゲムシタビンの組み合わせ薬。
  16. ゲムシタビンを投与された対象におけるゲムシタビン誘発性血小板減少症を治療、予防、軽減するための、第一滅菌容器及び第二滅菌容器を含むキットであって、前記第一滅菌容器はゲムシタビンを含み、および前記第二滅菌容器は1mg~100mgのプリナブリンを含む、キット
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