JP7349963B2 - 流量制御弁及び冷凍サイクルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、流量制御弁及び冷凍サイクルシステムに関する。
従来、空気調和機等の冷凍サイクルシステムに設けられる流量制御弁として、例えば、特許文献1には、流入口及び流出口を有した弁本体と、弁本体の内部に設けられて流体の流路を絞る弁口(弁座)と、を備え、弁口と流出口との間に設けられた消音部材(網目構造の部材又は発泡材料からなる部材)に流体(冷媒)を通過させることで、流体通過音(冷媒通過音)の抑制を意図した膨張弁が開示されている。
国際公開第2015/063854号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような従来の流量制御弁では、弁口を通過して流速が高まった流体が消音部材の中央付近に集中し、流速が低下しないままに消音部材を通過するため、流体通過音を必ずしも十分に抑制することができない虞がある。
本発明の目的は、流体通過音の十分な抑制を図ることができる流量制御弁及び冷凍サイクルシステムを提供することである。
本発明の流量制御弁は、弁ハウジングと、前記弁ハウジング内に設けられた主弁ポートと、前記主弁ポートを開閉するとともに流入口及び流出口を有した弁本体と、前記弁本体の内部の軸線上に設けられて流体の流路を絞る弁口と、を備えた流量制御弁であって、前記弁本体は、前記弁口よりも前記流出口側に設けられて前記弁口よりも内径が大きい第2弁口と、前記第2弁口よりも前記流出口側に設けられて前記第2弁口よりもよりも内径が大きい円筒状の第3弁口と、を有し、前記第3弁口には、流体を通過させることで整流する整流部材が設けられ、前記整流部材は、その中心側の前記軸線上前記弁口と対向して設けられた流路抵抗の高い高抵抗部と、前記高抵抗部よりも外側に流路抵抗の低い低抵抗部と、を備え、前記弁口には先端にニードル部を有して軸線方向に移動可能に弁体が挿入され、ニードル部と前記弁口との隙間によって絞り部が構成され、前記絞り部から前記整流部材までの距離である前記第2弁口の軸線方向の長さは、前記第2弁口の内径寸法の1/2以下であることが好ましい。
このような本発明によれば、弁口を通過した流体は、先ず整流部材の中心近傍に向かうものの、流路抵抗の高い高抵抗部は通過しにくいことから、外側の低抵抗部に向かっても流れることになり、流体の流れを中央付近から外側にも分散させてから、整流部材の略全体を流体が通過し、整流部材の略全体によって流体内の気泡を細分化させることで、消音効果を得ることができ、流体通過音の十分な抑制を図ることができる。
この際、前記整流部材の前記高抵抗部は、前記弁口の内径よりも大きい範囲に設けられていることが好ましい。
また、前記整流部材は、前記高抵抗部の方が前記低抵抗部よりも高い濾過密度を有していることが好ましい。
また、前記整流部材は、前記高抵抗部の方が前記低抵抗部よりも大きな厚みに形成されていることが好ましい。
また、前記整流部材の前記高抵抗部は、前記弁口に対向する面が中心側から外側に向かって厚みが小さくなる傾斜面を有して形成されていることが好ましい。
また、前記整流部材の前記弁口に対向する側には、前記高抵抗部に位置する小孔と前記低抵抗部に位置する大孔とを有した板材が設けられていることが好ましい。
また、軸線方向に進退移動することで前記弁口の開口面積を調整する弁体と、前記弁体を進退駆動する駆動部と、をさらに備えることが好ましい。
本発明の冷凍サイクルシステムは、前記流量制御弁を備えることを特徴とする。
このような本発明によれば、上記した流量制御弁のように、流体通過音の十分な抑制を図ることができるので、静音化された冷凍サイクルシステムとすることができる。
本発明の流量制御弁及び冷凍サイクルシステムによれば、流体通過音の十分な抑制を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る流量制御弁を示す縦断面図である。 前記流量制御弁の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る流量制御弁の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る流量制御弁の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係る流量制御弁の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の冷凍サイクルシステムの一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る流量制御弁を示す縦断面図である。 前記流量制御弁の要部を拡大して示す縦断面図である。
本発明の第1実施形態に係る流量制御弁を図1及び図2に基づいて説明する。本実施形態の流量制御弁10Aは、弁ハウジング1と、弁ハウジング1内に形成された主弁ポート14と、主弁ポート14を開閉可能な主弁体2(弁本体)と、主弁体2内の副弁ポート24(弁口)と、副弁ポート24を開閉可能な副弁体3(弁体)と、ステッピングモータ4(駆動部)と、を備えた二段式電動弁である。なお、以下の説明における「上下」の概念は図1の図面における上下に対応する。
弁ハウジング1は、筒状の弁ハウジング部材1Aと、弁ハウジング部材1Aの上端開口部に固定される支持部材1Bと、を有している。弁ハウジング部材1Aは、その内部に円筒状の主弁室1Cが形成され、弁ハウジング部材1Aには、側面側から主弁室1Cに連通して冷媒等の流体が流入される一次継手管11が取り付けられ、底面側から主弁室1Cに連通して流体が流出される二次継手管12が取り付けられている。支持部材1Bは、樹脂成形品であって、金属製の固定部15によって弁ハウジング部材1Aに溶接固定されている。
主弁ポート14は、弁ハウジング部材1Aにおいて、主弁室1Cと二次継手管12とが連通する位置に設けられた主弁座13から二次継手管12側に断面円形状に形成されている。
主弁体2は、主弁ポート14を開閉する部位であって、主弁座13に対して着座または離座する主弁部21(弁座部)を有する弁体主部2Aと、ストッパ部2Bと、副弁座2Cと、を有している。弁体主部2Aは、軸線L方向を軸方向とする円筒部22と、この円筒部22の内部に形成されて流体が流通する副弁室23と、軸線L方向に沿って副弁座2Cを貫通する副弁ポート24と、を有している。円筒部22は、その周面部に複数の連通孔25(流入口)が形成され、その内周面には、軸線L方向に沿った挿通孔26が形成されている。副弁室23は、連通孔25により主弁室1Cに連通されている。ストッパ部2Bは、円環状に形成されて弁体主部2Aの上端部に固定され、その内部にロータ軸46が挿通されており、このロータ軸46の下端に設けられた副弁体3の上昇位置を規制する。副弁座2Cは、副弁室23の二次継手管12側に設けられている。なお、ストッパ部2Bは、その上端部から下方側にかけて段差形状が形成されており、この段差形状と支持部材1Bの天井面との間には、主弁ばね27が配設されている。この主弁ばね27により主弁体2は主弁座13方向(閉方向)に付勢されている。
副弁ポート24は、主弁体2内において、副弁座2Cから二次継手管12側に断面円形状に形成されている。そして、円筒部22の内側において、副弁ポート24の下流側には、この副弁ポート24よりも径方向に拡径された円筒状の拡径部5(第2弁口)と、拡径部5の下流側には、この拡径部5よりも径方向に拡径された円筒状の第1段差部21a(第3弁口)と、この第1段差部21aよりも径方向に拡径された円筒状の第2段差部21bと、が設けられている。そして、第1段差部21a内に、多孔質材や金属メッシュ等で形成された流体を通過させる円柱状の整流部材6が嵌め込まれ、更に環状の保持部21cが第2段差部21b内に嵌め込まれ、整流部材6の下端部外周が保持され、保持部21cの内周面に、流体の流出部211(流出口)が形成されている。
副弁体3は、主弁体2に形成された副弁ポート24の開度を変更する部位である。この副弁体3は、円筒状の副弁基部3Aと、副弁基部3Aから下方に突出する副弁部3Bと、副弁基部3Aの上側に設けられたスラストワッシャ3Cと、副弁基部3Aの内部に設けられた副弁ばね(不図示)と、で構成されている。副弁基部3Aは、主弁体2の挿通孔26に挿通され、軸線L方向に沿った上下方向に進退自在かつ軸線L回りに回転自在に支持されている。副弁部3Bは、ロッド部31と、ロッド部31下端部のニードル部32と、を有している。ニードル部32は、副弁ポート24との隙間によって流体を通過させる絞り部33を構成している。さらに、ニードル部32は、図2に示すように、副弁ポート24に挿入されるとともに、副弁ポート24の出口側に向かって徐々に径が小さくなる流量制御部32aを有する。スラストワッシャ3Cは、副弁基部3Aの上面及びストッパ部2Bの下面に当接可能になっており、その当接面同士の摩擦力が極めて小さくなるようになっている。また、副弁基部3Aの上部には挿通孔が設けられてロータ軸46が挿通され、ロータ軸46の下端部に形成されたフランジ部(不図示)と副弁基部3Aの底部に接合された副弁部3Bの上端部との間に副弁ばねが配設されている。この副弁ばねにより副弁体3はロータ軸46(マグネットロータ44)に対して副弁座2C方向(閉方向)に付勢されている。なお、副弁基部3Aは、ロータ軸46および副弁部3Bと一体に形成されてもよく、その場合には、副弁基部3Aが中実状に形成され、副弁ばねが省略されてもよい。
ステッピングモータ4は、副弁体3の軸線L方向に進退させるとともに、この副弁体3を介して主弁体2も軸線L方向に進退させる部位である。このステッピングモータ4は、マグネットロータ44の回転により副弁体3を進退させるねじ送り機構42と、マグネットロータ44の回転を規制するストッパ機構43と、を備える。ステッピングモータ4は、外周部が多極に着磁されたマグネットロータ44と、キャン18の外周に配設されたステータコイル45と、マグネットロータ44に固定されたロータ軸46と、を備えている。ロータ軸46は、固定部材46aを介してマグネットロータ44に固定されるとともに、軸線L方向に沿って延び、その上端部はストッパ機構43のガイド47に挿入されている。ロータ軸46の中間部には雄ねじ部46bが一体に形成され、この雄ねじ部46bが支持部材1Bの雌ねじ部17に螺合し、これによってねじ送り機構42が構成されている。マグネットロータ44が回転すると、ロータ軸46の雄ねじ部46bが雌ねじ部17に案内されることで、マグネットロータ44およびロータ軸46が軸線L方向に進退移動し、これに伴って副弁体3も軸線Lに沿って上昇または下降する。
ストッパ機構43は、キャン18内の天井部から垂下された円筒状のガイド47と、ガイド47の外周に固定された螺旋状のガイド線体48と、ガイド線体48にガイドされて回転かつ上下動可能な可動スライダ49と、を備えている。可動スライダ49には、径方向外側に突出した爪部49aが設けられ、マグネットロータ44には、上方に延びて爪部49aと当接する延長部44aが設けられている。マグネットロータ44が回転すると、延長部44aが爪部49aを押すことで、可動スライダ49がガイド線体48に倣って回転かつ上下する。ガイド線体48には、マグネットロータ44の最上端位置を規定する上端ストッパ48aと、マグネットロータ44の最下端位置を規定する下端ストッパ48bと、が形成されている。これらの上端ストッパ48aおよび下端ストッパ48bに可動スライダ49が当接することで、可動スライダ49の回転が停止され、これによりマグネットロータ44の回転が規制され、副弁体3の上昇または下降も停止される。
本実施形態では、図2に示すように、整流部材6は、その中心側に流路抵抗の高い高抵抗部61と、高抵抗部61よりも外側に流路抵抗の低い低抵抗部62と、を備えている。そして、整流部材6の高抵抗部61は、整流部材6の中心を跨ぐ範囲に設けられている。また、高抵抗部61は、副弁ポート24の内径よりも大きい範囲に設けられ、更に、整流部材6は、高抵抗部61の方が低抵抗部62よりも高い濾過密度を有している。具体的には、高抵抗部61の濾過密度は、低抵抗部62の濾過密度よりも1.2倍以上高く設定されている。
以上のように構成された流量制御弁10Aは、次のように動作する。まず、流量制御弁10Aが、主弁体2の主弁部21が主弁座13に着座し、主弁ポート14が閉じられた弁閉状態にあるとする。さらに、流量制御弁10Aが、副弁体3が副弁ポート24に最も近づいた位置にあるとき、副弁体3は、副弁座2Cに着座せず、副弁体3のニードル部32の外周面と副弁ポート24の内周面との間隙によって流路が形成されている。従って、一次継手管11から主弁室1Cに流入した流体は、弁体主部2Aの連通孔25を通過し、副弁室23に流入する。副弁室23に流入した流体は、副弁体3のニードル部32の外周面と副弁ポート24との間隙を通って主弁部21の下方に流れ、主弁ポート14から二次継手管12に向かって流出する。すなわち、弁開度がゼロ(副弁部3Bが最下端の位置)であっても微少な流量が生じることとなる。
次に、ステッピングモータ4を駆動してマグネットロータ44を回転させて副弁体3を上昇させることで、副弁体3の副弁部3Bのニードル部32が副弁ポート24の内部を上昇し、副弁部3Bのニードル部32と副弁ポート24との間隙による流路が拡大され、流量が徐々に増加する。この際、主弁体2の主弁部21は主弁座13に着座したままであるため、流量の増加は微少である。このように主弁体2を閉じたまま副弁体3の開度を変更する制御域が小流量制御域である。次に、副弁体3をさらに上昇させると、スラストワッシャ3Cがストッパ部2Bに当接し、副弁体3によって主弁体2が引き上げられ、主弁部21が主弁座13から離座する。このように主弁体2を離座させて主弁ポート14の開度を変更する制御域が大流量制御域であって、この大流量制御域における流量の変化は大きなものとなり、主弁体2が主弁ポート14から最も離れた全開状態において、流量は最大となる。
以上の本実施形態によれば、図2に示すように、副弁ポート24を通過した流体は、先ず整流部材6の中心近傍に向かうものの、流路抵抗の高い高抵抗部61は通過しにくいことから、外側の低抵抗部62に向かっても流れることになり、流体の流れを中央付近から外側にも分散させてから、整流部材6の略全体を流体が通過し、整流部材6の略全体によって流体内の気泡を細分化させることで、特に小流量制御域における消音効果を得ることができ、流体通過音の十分な抑制を図ることができる。
本実施形態では、整流部材6の高抵抗部61は、副弁ポート24の内径よりも大きい範囲に設けられている。このような構成であるため、流速の速い流体が、より多く高抵抗部61に向かうので、より多くの流体が外側の低抵抗部62に向かっても流れることになり、整流部材6による消音効果をより得ることができ、流体通過音のより十分な抑制を図ることができる。
本実施形態では、整流部材6は、高抵抗部61の方が低抵抗部62よりも高い濾過密度を有している。このような構成であるため、異なる濾過密度の部材を繋ぎ合わせるなどして整流部材6を簡易に構成することができる。
次に、図3に基づき、本発明の第2実施形態に係る流量制御弁について説明する。本実施形態の流量制御弁10Bは、第1実施形態の流量制御弁10Aと同様に、弁ハウジング1と、弁ハウジング1内に形成された主弁ポート14と、主弁ポート14を開閉可能な主弁体2(弁本体)と、主弁体2内の副弁ポート24(弁口)と、副弁ポート24を開閉可能な副弁体3(弁体)と、ステッピングモータ4(駆動部)と、を備えた二段式電動弁である。本実施形態の流量制御弁10Bでは、主弁体2の一部構成が第1実施形態の流量制御弁10Aと相違している。以下、相違点について詳しく説明する。
本実施形態の流量制御弁10Bでは、主弁体2に設けられた整流部材6は、高抵抗部61と低抵抗部62の濾過密度は同じで、高抵抗部61の方が低抵抗部62よりも大きな厚みに形成されていることが、第1実施形態の流量制御弁10Aと相違している。なお、具体的には、本実施形態の流量制御弁10Bでは、整流部材6において、高抵抗部61の厚みは、低抵抗部62の厚みの1.2倍以上に設定されている。
以上の本実施形態の流量制御弁10Bでは、整流部材6における高抵抗部61と低抵抗部62との厚みの違いで流路抵抗の違いを出している。従って、本実施形態の流量制御弁10Bによれば、第1実施形態の流量制御弁10Aと略同様の作用効果を奏することができる。
次に、図4に基づき、本発明の第3実施形態に係る流量制御弁について説明する。本実施形態の流量制御弁10Cは、第1実施形態の流量制御弁10Aと同様に、弁ハウジング1と、弁ハウジング1内に形成された主弁ポート14と、主弁ポート14を開閉可能な主弁体2(弁本体)と、主弁体2内の副弁ポート24(弁口)と、副弁ポート24を開閉可能な副弁体3(弁体)と、ステッピングモータ4(駆動部)と、を備えた二段式電動弁である。本実施形態の流量制御弁10Cでは、主弁体2の一部構成が第1実施形態の流量制御弁10Aと相違している。以下、相違点について詳しく説明する。
本実施形態の流量制御弁10Cでは、主弁体2に設けられた整流部材6は、高抵抗部61と低抵抗部62の濾過密度は同じで、高抵抗部61は、副弁ポート24に対向する面が中心側から外側に向かって厚みが小さくなる傾斜面を有する円錐部61aが形成されていることが、第1実施形態の流量制御弁10Aと相違している。なお、具体的には、本実施形態の流量制御弁10Cでは、整流部材6において、円錐部61aを含めた高抵抗部61の平均厚みは、低抵抗部62の厚みの1.2倍以上に設定されている。
以上の本実施形態の流量制御弁10Cでは、整流部材6における高抵抗部61と低抵抗部62との形状の違いで流路抵抗の違いを出している。従って、本実施形態の流量制御弁10Cによれば、第1実施形態の流量制御弁10Aと略同様の作用効果を奏することができる。
次に、図5に基づき、本発明の第4実施形態に係る流量制御弁について説明する。本実施形態の流量制御弁10Dは、第1実施形態の流量制御弁10Aと同様に、弁ハウジング1と、弁ハウジング1内に形成された主弁ポート14と、主弁ポート14を開閉可能な主弁体2(弁本体)と、主弁体2内の副弁ポート24(弁口)と、副弁ポート24を開閉可能な副弁体3(弁体)と、ステッピングモータ4(駆動部)と、を備えた二段式電動弁である。本実施形態の流量制御弁10Dでは、主弁体2の一部構成が第1実施形態の流量制御弁10Aと相違している。以下、相違点について詳しく説明する。
本実施形態の流量制御弁10Dでは、主弁体2に設けられた整流部材6は、高抵抗部61と低抵抗部62の濾過密度は同じで、整流部材6の副弁ポート24に対向する側に、高抵抗部61に位置する小孔7a,・・・と低抵抗部62に位置する大孔7b,・・・とを有した板材7が設けられていることが、第1実施形態の流量制御弁10Aと相違している。なお、具体的には、本実施形態の流量制御弁10Dの板材7における小孔7a,・・・と、大孔7b,・・・とは、平面視で、軸線Lを中心とした円周上に等間隔でそれぞれ設けられている。そして、本実施形態の流量制御弁10Dでは、整流部材6において、板材7の小孔7a,・・・の総開口面積に対して大孔7b,・・・の総開口面積が1.2倍以上に設定されている。また、本実施形態における高抵抗部61の範囲(半径)は、軸芯Lと大孔7bの内径の軸芯L側とを結ぶ範囲である。また、小孔7a,・・・と、大孔7b,・・・とは、これらの個数、大きさ、形状、及び配置等を本発明の性能を発揮する範囲においては、その他様々にしてもよい。すなわち、例えば、小孔7aは、整流部材6の中心に1個だけ設けられていてもよいし、大孔7bは、小孔7aを囲むように環状に連続した形状で1個又は複数個が設けられていてもよい。
以上の本実施形態の流量制御弁10Dでは、整流部材6に小孔7a,・・・と、大孔7b,・・・とを有する板材7を付加部材として設けることで流路抵抗の違いを出している。従って、本実施形態の流量制御弁10Dによれば、第1実施形態の流量制御弁10Aと略同様の作用効果を奏することができる。
次に、本発明の冷凍サイクルシステムを図6に基づいて説明する。図6は、本発明の冷凍サイクルシステムの一例を示す図である。
この図6に示されている冷凍サイクルシステム90は、例えば、家庭用エアコン等の空気調和機に用いられる。上述の実施形態の流量制御弁10(10A,10B,10C,10D)は、空気調和機の第1室内側熱交換器91(除湿時冷却器として作動)と第2室内側熱交換器92(除湿時加熱器として作動)との間に設けられている。流量制御弁10は、圧縮機95、四方弁96、室外側熱交換器94および電子膨張弁93とともに、ヒ-トポンプ式冷凍サイクルを構成している。第1室内側熱交換器91と第2室内側熱交換器92及び二段式電動弁10は室内に設置され、圧縮機95、四方弁96、室外側熱交換器94および電子膨張弁93は室外に設置されていて冷暖房装置を構成している。
除湿弁としての流量制御弁10は、除湿時以外の冷房時または暖房時には主弁体2によって主弁ポート14が全開状態とされて、第1室内側熱交換器91と第2室内側熱交換器92は一つの室内側熱交換器とされる。そして、この一体の室内側熱交換器と室外側熱交換器94は、「蒸発器」及び「凝縮器」として択一的に機能する。すなわち、電子膨張弁93は、蒸発器と凝縮器の間に設けられている。
この冷凍サイクルシステム90によれば、流体の経路上に上述した実施形態の流量制御弁10が設けられているため、特に小流量制御域における流体通過音の抑制を図ることができるので、静音化された冷凍サイクルシステムとすることができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る流量制御弁を図7及び図8に基づいて説明する。本実施形態の流量制御弁10Eは、弁ハウジング111と、弁ハウジング111内に形成された弁ポート140と、弁ポート140を開閉可能な電磁弁用弁体20(弁本体)と、電磁ソレノイド装置40(駆動部)と、を備えた電磁弁である。なお、図7及び図8は、いずれも電磁弁用弁体20を全閉状態としたときの図である。
本実施形態の流量制御弁10Eは、電磁弁用弁体20の下端部に形成された円筒状の凹部内に、円板状の多孔体のフィルタ要素25を嵌め込み、その下流に中心に絞り孔26(弁口)を有する円柱状のオリフィス部材27を嵌め込み、更にその下流に第1実施形態の流量制御弁10Aで用いた整流部材6を嵌め込んだ構成である。
本実施形態の流量制御弁10Eは、電磁弁用弁体20を、電磁ソレノイド装置40により軸線L方向に上下動させ、弁ハウジング111内に形成された弁ポート140との開度を全開状態と全閉状態(絞り状態)とに制御可能な構成である。流量制御弁10Eは、電磁弁用弁体20を全開状態とすると、大流量制御域の弁となり、一次継手管11から流入してきた流体が弁室11C及び弁ポート140を介して、二次継手管12に流入するようになっている。一方、図8に示すように、電磁弁用弁体20を全閉状態とすると、一次継手管11から流入してきた流体が、円筒フィルタ要素32を介して流入孔33(流入口)からフィルタ要素25を通って絞り孔26に流入し、整流部材6を通過してから、凹部の下端部20a(流出口)から二次継手管12に流入するようになっている。なお、整流部材6には、第2実施形態乃至第4実施形態の流量制御弁10B~10Dで用いたいずれの整流部材6を用いてもよい。
本実施形態の流量制御弁10Eでは、例えば、整流部材6の代わりに濾過密度が均一なフィルタ要素を設けた場合に比して、整流部材6の略全体を流体が通過し、整流部材6の略全体によって流体内の気泡を細分化させることで、特に小流量制御域における消音効果を得ることができ、流体通過音の十分な抑制を図ることができる。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を第1実施形態乃至第4実施形態、及び他の実施形態に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記第1実施形態乃至第4実施形態では、高抵抗部61の範囲を、副弁ポート24の内径よりも大きくしたが、これに限定されず、副弁ポート24の内径よりも小さくしてもよい。また、上記第2実施形態及び第3実施形態の整流部材6の高抵抗部61を、上記第1実施形態のように、高抵抗部61の方が低抵抗部62よりも高い濾過密度を有しているようにしてもよい。また、上記第1実施形態乃至第4実施形態では、主弁部21の下端部内に整流部材6を設けたが、これに限定されず、例えば、整流部材6を、弁ハウジング1の主弁ポート14内や二次継手管12内等に設けてもよい。この場合、大流量制御域における消音効果を得ることもできる。
さらに、上記本発明の一例では、流量制御弁10を通常のエアコンに使用したが、これに限定されず、ビル用のマルチエアコンや冷凍機などに使用してもよい。
10,10A~10E 流量制御弁
25 連通孔(流入口)
33 流入孔(流入口)
211 流出部(流出口)
2 主弁体(弁本体)
20 電磁弁用弁体(弁本体)
24 副弁ポート(弁口)
26 絞り孔(弁口)
6 整流部材
61 高抵抗部
61a 円錐部
62 低抵抗部
7 板材
7a 小孔
7b 大孔
21 主弁部(弁座部)
5 拡径部(第2弁口)
21a 第1段差部(第3弁口)
L 軸線
3 副弁体(弁体)
90 冷凍サイクルシステム

Claims (8)

  1. 弁ハウジングと、前記弁ハウジング内に設けられた主弁ポートと、前記主弁ポートを開閉するとともに流入口及び流出口を有した弁本体と、前記弁本体の内部の軸線上に設けられて流体の流路を絞る弁口と、を備えた流量制御弁であって、
    前記弁本体は、前記弁口よりも前記流出口側に設けられて前記弁口よりも内径が大きい第2弁口と、前記第2弁口よりも前記流出口側に設けられて前記第2弁口よりもよりも内径が大きい円筒状の第3弁口と、を有し、
    前記第3弁口には、流体を通過させることで整流する整流部材が設けられ、
    前記整流部材は、その中心側の前記軸線上前記弁口と対向して設けられた流路抵抗の高い高抵抗部と、前記高抵抗部よりも外側に流路抵抗の低い低抵抗部と、を備え
    前記弁口には先端にニードル部を有して軸線方向に移動可能に弁体が挿入され、ニードル部と前記弁口との隙間によって絞り部が構成され、
    前記絞り部から前記整流部材までの距離である前記第2弁口の軸線方向の長さは、前記第2弁口の内径寸法の1/2以下であることを特徴とする流量制御弁。
  2. 前記整流部材の前記高抵抗部は、前記弁口の内径よりも大きい範囲に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  3. 前記整流部材は、前記高抵抗部の方が前記低抵抗部よりも高い濾過密度を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量制御弁。
  4. 前記整流部材は、前記高抵抗部の方が前記低抵抗部よりも大きな厚みに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量制御弁。
  5. 前記整流部材の前記高抵抗部は、前記弁口に対向する面が中心側から外側に向かって厚みが小さくなる傾斜面を有して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量制御弁。
  6. 前記整流部材の前記弁口に対向する側には、前記高抵抗部に位置する小孔と前記低抵抗部に位置する大孔とを有した板材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量制御弁。
  7. 軸線方向に進退移動することで前記弁口の開口面積を調整する弁体と、前記弁体を進退駆動する駆動部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の流量制御弁。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の流量制御弁を備えることを特徴とする冷凍サイクルシステム。
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