JP7344368B2 - 対基板作業機 - Google Patents

対基板作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP7344368B2
JP7344368B2 JP2022507956A JP2022507956A JP7344368B2 JP 7344368 B2 JP7344368 B2 JP 7344368B2 JP 2022507956 A JP2022507956 A JP 2022507956A JP 2022507956 A JP2022507956 A JP 2022507956A JP 7344368 B2 JP7344368 B2 JP 7344368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
holes
pins
component
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022507956A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021186666A1 (ja
Inventor
範明 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2021186666A1 publication Critical patent/JPWO2021186666A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7344368B2 publication Critical patent/JP7344368B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/081Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines
    • H05K13/0812Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines the monitoring devices being integrated in the mounting machine, e.g. for monitoring components, leads, component placement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1679Programme controls characterised by the tasks executed
    • B25J9/1687Assembly, peg and hole, palletising, straight line, weaving pattern movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1694Programme controls characterised by use of sensors other than normal servo-feedback from position, speed or acceleration sensors, perception control, multi-sensor controlled systems, sensor fusion
    • B25J9/1697Vision controlled systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/50Depth or shape recovery
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0061Tools for holding the circuit boards during processing; handling transport of printed circuit boards
    • H05K13/0069Holders for printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/043Feeding one by one by other means than belts
    • H05K13/0443Feeding one by one by other means than belts incorporating means for treating the terminal leads before and after insertion or only after insertion
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/081Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines
    • H05K13/0815Controlling of component placement on the substrate during or after manufacturing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30141Printed circuit board [PCB]

Description

本発明は、基板に形成された複数の貫通穴に、部品の複数の端子を挿入する対基板作業機に関するものである。
下記特許文献には、基板に形成された複数の貫通穴に、部品の複数の端子を挿入する対基板作業機が記載されている。
特開平1-238197号公報
本明細書は、基板に形成された複数の貫通穴に、部品の複数の端子を適切に挿入することを課題とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、複数の貫通穴が形成された基板を位置決めして保持する保持装置と、位置が予め既知である1対のピンを備える部品を保持する部品保持具と、前記部品保持具を水平方向に移動させる水平方向移動装置と前記部品保持具を垂直方向に移動させる垂直方向移動装置とを備え、前記保持装置により位置決めして保持された前記基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴前記水平方向移動装置と前記垂直方向移動装置とを作動させて前記部品保持具が保持した前記部品が備える1対のピンを挿入する挿入装置と、前記1対のピンと前基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴とを同時に撮像する撮像装置とを備え、前記挿入装置を作動させて、前記保持装置により位置決めして保持された前記基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴に前記部品保持具が保持した前記部品が備える1対のピンを挿入した状態で、前記1対の貫通穴と前記1対のピンとを前記撮像装置撮像した画像データに基づいて、前記1対の貫通穴と前記1対のピンとの位置ズレ量を演算する対基板作業機を開示する。
本開示の対基板作業機では、1対のピンの形象と1対の貫通穴とが同時に撮像され、その撮像された画像データに基づいて、1対の貫通穴と1対のピンの形象との位置が演算される。これにより、例えば、1対の貫通穴と1対のピンの形象との位置に基づいて、1対の貫通穴と1対のピンの形象との位置を演算することで、複数の貫通穴に複数の端子を適切に挿入することが可能となる。
部品実装機を示す斜視図である。 部品装着装置を示す斜視図である。 部品保持具を示す図である。 カットアンドクリンチユニットとユニット移動装置とを示す斜視図である。 カットアンドクリンチユニットを示す斜視図である。 リード部品のリードの切断・屈曲時におけるカットアンドクリンチユニットを示す概略図である。 制御装置を示すブロック図である。 ピンが挿入された状態の貫通穴を撮像装置により撮像する際の概略図である。 ピンが挿入された状態の貫通穴の撮像画像である。 ピンが挿入された状態の貫通穴の撮像画像である。 ピンが挿入された状態の貫通穴の撮像画像である。 カットアンドクリンチユニットを示す斜視図である。 カットアンドクリンチユニットを示す斜視図である。 カットアンドクリンチユニットを用いてリード部品のリードを回路基材の貫通穴に挿入する際の概略図である。 ガイドピンが挿入された状態の貫通穴を撮像装置により撮像する際の概略図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
図1に、部品実装機10を示す。部品実装機10は、回路基材12に対する部品の実装作業を実行するための装置である。部品実装機10は、装置本体20、基材搬送保持装置22、部品装着装置24、マークカメラ26、パーツカメラ28、部品供給装置30、ばら部品供給装置32、カットアンドクリンチユニット(図5参照)34、ユニット移動装置(図4参照)36、制御装置(図7参照)38を備えている。なお、回路基材12として、回路基板、三次元構造の基材等が挙げられ、回路基板として、プリント配線板、プリント回路板等が挙げられる。
装置本体20は、フレーム40と、そのフレーム40に上架されたビーム42とによって構成されている。基材搬送保持装置22は、フレーム40の前後方向の中央に配設されており、搬送装置50とクランプ装置52とを有している。搬送装置50は、回路基材12を搬送する装置であり、クランプ装置52は、回路基材12を保持する装置である。これにより、基材搬送保持装置22は、回路基材12を搬送するとともに、所定の位置において、回路基材12を固定的に保持する。なお、以下の説明において、回路基材12の搬送方向をX方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY方向と称し、鉛直方向をZ方向と称する。つまり、部品実装機10の幅方向は、X方向であり、前後方向は、Y方向である。
部品装着装置24は、ビーム42に配設されており、2台の作業ヘッド60,62と作業ヘッド移動装置64とを有している。作業ヘッド移動装置64は、X方向移動装置68とY方向移動装置70とZ方向移動装置72とを有している。そして、X方向移動装置68とY方向移動装置70とによって、2台の作業ヘッド60,62は、一体的にフレーム40上の任意の位置に移動させられる。また、各作業ヘッド60,62は、スライダ74,76に作業者が工具を用いることなく着脱可能に位置決めして装着されており、Z方向移動装置72は、スライダ74,76を個別に上下方向に移動させる。つまり、作業ヘッド60,62は、Z方向移動装置72によって、個別に上下方向に移動させられる。
また、各作業ヘッド60,62の下端面には、図2に示すように、部品保持具77が取り付けられている。部品保持具77は、所謂チャックであり、図3に示すように、本体78と1対の爪79とを含む。1対の爪79は、本体78の下面から下方に延び出すように配設されており、互いに接近・離間するように直線的にスライドする。これにより、部品保持具77は、1対の爪79を接近させることで、1対の爪79によって部品を狭持し、1対の爪79を離間させることで、1対の爪79の間から部品を離脱する。また、各作業ヘッド60,62には、部品保持具77を鉛直軸線回りに自転させる自転装置(図示省略)が設けられており、自転装置の作動により、部品保持具77に保持された部品の姿勢を変更することが可能とされている。
マークカメラ26は、図2に示すように、鉛直線上において下方を向いた状態でスライダ74に取り付けられており、作業ヘッド60とともに、X方向,Y方向およびZ方向に移動させられる。これにより、マークカメラ26は、フレーム40上の任意の位置を撮像する。パーツカメラ28は、図1に示すように、フレーム40上の基材搬送保持装置22と部品供給装置30との間に、鉛直線上において上方を向いた状態で配設されている。これにより、パーツカメラ28は、作業ヘッド60,62の部品保持具77に保持された部品を撮像する。
部品供給装置30は、フレーム40の前後方向での一方側の端部に配設されている。部品供給装置30は、トレイ型部品供給装置86とフィーダ型部品供給装置(図6参照)88とを有している。トレイ型部品供給装置86は、トレイ上に載置された状態の部品を供給する装置である。フィーダ型部品供給装置88は、テープフィーダ、スティックフィーダ(図示省略)によって部品を供給する装置である。
ばら部品供給装置32は、フレーム40の前後方向での他方側の端部に配設されている。ばら部品供給装置32は、ばらばらに散在された状態の複数の部品を整列させて、整列させた状態で部品を供給する装置である。つまり、任意の姿勢の複数の部品を、所定の姿勢に整列させて、所定の姿勢の部品を供給する装置である。
なお、部品供給装置30および、ばら部品供給装置32によって供給される部品として、電子回路部品,太陽電池の構成部品,パワーモジュールの構成部品等が挙げられる。また、電子回路部品には、リードを有する部品,リードを有さない部品等が有る。
カットアンドクリンチユニット34とユニット移動装置36とは、搬送装置50の下方に配設されている。そして、カットアンドクリンチユニット34は、ユニット移動装置36によって搬送装置50の下方において任意の位置に移動可能とされている。カットアンドクリンチユニット34は、回路基材12に形成された貫通穴(図6参照)104に挿入されたリード部品(図6参照)106のリード(図6参照)108を切断するとともに、屈曲させる装置である。カットアンドクリンチユニット34は、図5に示すように、1対のスライド体112を有している。1対のスライド体112は、X方向に延びるように配設されたスライドレール116によって、スライド可能に支持されている。これにより、1対のスライド体112が、X方向において接近・離間する。また、1対のスライド体112の間の距離は、電磁モータ(図7参照)118の駆動により、制御可能に変更される。
また、1対のスライド体112の各々は、固定部120と可動部122とを含み、固定部120において、スライドレール116にスライド可能に保持されている。また、可動部122は固定部120によってX方向にスライド可能に保持されている。そして、可動部122は、電磁モータ(図7参照)128の駆動により、固定部120に対してX方向に制御可能にスライドする。
また、固定部120の上端部は、図6に示すように、先細形状とされており、その上端部を上下方向に貫通するように、第1挿入穴130が形成されている。また、第1挿入穴130の上端面への開口縁は、固定刃131とされている。一方、可動部122の上端部も、先細形状とされており、その上端部には、L字型に屈曲された屈曲部133が形成されている。屈曲部133は、固定部120の上端面の上方に延び出している。また、固定部120の上端面に開口する第1挿入穴130は、屈曲部133によって覆われているが、屈曲部133には、第1挿入穴130と対向するように、第2挿入穴136が形成されている。なお、第2挿入穴136の屈曲部133の下端面への開口縁は、可動刃138とされている。
また、ユニット移動装置36は、図4に示すように、X方向移動装置150とY方向移動装置152とZ方向移動装置154と自転装置156とを有している。X方向移動装置150は、スライドレール160とXスライダ162とを含む。スライドレール160は、X方向に延びるように配設されており、Xスライダ162は、スライドレール160にスライド可能に保持されている。そして、Xスライダ162は、電磁モータ(図7参照)164の駆動により、X方向に移動する。Y方向移動装置152は、スライドレール166とYスライダ168とを含む。スライドレール166は、Y方向に延びるようにXスライダ162に配設されており、Yスライダ168は、スライドレール166にスライド可能に保持されている。そして、Yスライダ168は、電磁モータ(図7参照)170の駆動により、Y方向に移動する。Z方向移動装置154は、スライドレール172とZスライダ174とを含む。スライドレール172は、Z方向に延びるようにYスライダ168に配設されており、Zスライダ174は、スライドレール172にスライド可能に保持されている。そして、Zスライダ174は、電磁モータ(図7参照)176の駆動により、Z方向に移動する。
また、自転装置156は、概して円盤状の回転テーブル178を有している。回転テーブル178は、それの鉛直軸心を中心に回転可能にZスライダ174に支持されており、電磁モータ(図7参照)180の駆動により、回転する。そして、回転テーブル178の上に、カットアンドクリンチユニット34が、作業者が工具を用いることなくワンタッチで着脱可能に位置決めして配設されている。このような構造により、カットアンドクリンチユニット34は、X方向移動装置150、Y方向移動装置152、Z方向移動装置154によって、基材搬送保持装置22が備える回路基材12を搬送する一対の搬送レーンの間において任意の位置に移動するとともに、自転装置156によって、任意の角度に自転する。これにより、カットアンドクリンチユニット34を、クランプ装置52によって保持された回路基材12の下方において、任意の位置に位置決めすることが可能となる。
制御装置38は、図7に示すように、コントローラ190、複数の駆動回路192、画像処理装置196を備えている。複数の駆動回路192は、上記搬送装置50、クランプ装置52、作業ヘッド60,62、作業ヘッド移動装置64、トレイ型部品供給装置86、フィーダ型部品供給装置88、ばら部品供給装置32、電磁モータ118,128,164,170,176,180に接続されている。コントローラ190は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路192に接続されている。これにより、基材搬送保持装置22、部品装着装置24等の作動が、コントローラ190によって制御される。さらに、コントローラ190は、画像処理装置196にも接続されている。画像処理装置196は、マークカメラ26およびパーツカメラ28によって得られた画像データを処理するものであり、コントローラ190は、画像データから各種情報を取得する。
部品実装機10では、上述した構成によって、基材搬送保持装置22に保持された回路基材12に対して部品の装着作業が行われる。部品実装機10では、種々の部品を回路基材12に装着することが可能であるが、リード部品106を回路基材12に装着する場合について、以下に説明する。
具体的には、回路基材12が、基材搬送保持装置22の搬送装置50によって作業位置まで搬送され、その位置において、クランプ装置52によって固定的に保持される。次に、マークカメラ26が、回路基材12の上方に移動し、回路基材12を撮像する。これにより、回路基材12の保持位置等に関する情報が得られる。また、部品供給装置30若しくは、ばら部品供給装置32が、所定の供給位置において、リード部品106を作業ヘッド60,62に供給する。そして、作業ヘッド60,62の何れかが、部品の供給位置の上方に移動し、部品保持具77の1対の爪79によって、リード部品106の部品本体(図6参照)200が把持される。
続いて、リード部品106を保持した作業ヘッド60,62が、パーツカメラ28の上方に移動し、パーツカメラ28によって、部品保持具77の1対の爪79に保持されたリード部品106が撮像される。これにより、部品の保持位置等に関する情報が得られる。続いて、リード部品106を保持した作業ヘッド60,62が、回路基材12の上方に移動し、回路基材12の保持位置の誤差,部品の保持位置の誤差等を補正する。そして、部品保持具77により保持されたリード部品106のリード108が、回路基材12に形成された貫通穴104に挿入される。この際、回路基材12の下方には、カットアンドクリンチユニット34が移動している。
具体的には、カットアンドクリンチユニット34において、1対のスライド体112の第2挿入穴136の間の距離が、回路基材12に形成された2つの貫通穴104の間の距離と同じとなるように、1対のスライド体112の間の距離が、電磁モータ118の作動により移動して位置決めされる。また、回路基材12の2つの貫通穴104の並ぶ方向と、1対のスライド体112の2つの第2挿入穴136の並ぶ方向とが一致するように、自転装置156が作動して位置決めされる。
そして、X方向移動装置150及びY方向移動装置152の作動により、第2挿入穴136のXY方向での座標と、回路基材12の貫通穴104のXY方向での座標とが一致するように、カットアンドクリンチユニット34が移動して位置決めされる。これにより、カットアンドクリンチユニット34が、XY方向に沿って移動することで、スライド体112の第2挿入穴136と、回路基材12の貫通穴104とが上下方向に重なった状態に位置決めされる。
次に、カットアンドクリンチユニット34は、Z方向移動装置154の作動により、可動部122の上面が回路基材12の下面に接触、若しくは、回路基材12の下面より僅か下方に位置するように、上昇して位置決めされる。このように、X方向移動装置150,Y方向移動装置152,Z方向移動装置154,自転装置156の作動が制御されることで、スライド体112の第2挿入穴136と、回路基材12の貫通穴104とが重なった状態で、カットアンドクリンチユニット34が回路基材12の下方に位置決めされる。
そして、部品保持具77により保持されたリード部品106のリード108が、回路基材12の貫通穴104に挿入されると、そのリード108の先端部は、図6に示すように、カットアンドクリンチユニット34の可動部122の第2挿入穴136を経て、固定部120の第1挿入穴130に挿入される。次に、リード108の先端部が、固定部120の第1挿入穴130に挿入されると、1対のスライド体112の可動部122が、電磁モータ128の作動により、離間する方向にスライドする。これにより、リード108が、第1挿入穴130の固定刃131と第2挿入穴136の可動刃138とによって切断される。
また、1対の可動部122は、リード108を切断した後も、さらに離間する方向にスライドする。このため、切断によるリード108の新たな先端部は、可動部122のスライドに伴って屈曲する。これにより、1対のリード108は、互いに離間する方向に屈曲し、リード108の貫通穴104からの抜けが防止された状態で、リード部品106が回路基材12に装着される。
このように、部品実装機10では、回路基材12の貫通穴104にリード部品106のリード108が挿入され、そのリード108の先端が、カットアンドクリンチユニット34により切断され屈曲される。このため、回路基材12の貫通穴104に好適にリード108を挿入することが望まれるが、従来の部品実装機では、挿入精度を向上させる手法が確立されていなかった。そこで、部品実装機10では、ピンが形成された治具を用いて、作業ヘッド60,62に保持された冶具のピンを回路基材12の貫通穴に挿入させ、ピンが挿入された状態の貫通穴の撮像データに基づいて、回路基材の貫通穴へリード部品のリードを挿入する精度の向上が図られている。
具体的には、図8に示すように、治具200は、部品本体202と、1対のピン204とにより構成されている。部品本体202は概してブロック状をなし、1対のピン204は、部品本体202の底面から同じ方向に、直線的かつ垂直に延び出している。1対のピン204は規格化されており、ピン204のピッチ,外径,長さ寸法等が予め設定された寸法とされている。つまり、規格化された1対のピン204は、部品本体202の面から垂直方向に精度良く延び出しており、その精度が担保されている。そして、治具200の部品本体202が、部品保持具77の1対の爪79により挟持されることで、治具200が部品保持具77により保持される。
また、治具200に使用する冶具としての基板220も用意されている。基板220には、図9に示すように、4個の貫通穴222が形成されており、それら4個の貫通穴222は、2行×2列に配列されている。4個の貫通穴222も規格化されており、4個の貫通穴222の互いに隣り合う2個の貫通穴222のピッチ,貫通穴222の内径等が予め設定された寸法に精度良く加工されている。なお、4個の貫通穴222の互いに隣り合う2個の貫通穴222のピッチと、治具200の1対のピン204のピッチとは同じに加工されている。ちなみに、2個の貫通穴222のピッチは、一方の貫通穴222の中心と他方の貫通穴222の中心との間の距離であり、1対のピン204のピッチは、一方のピン204の先端面の中心と他方のピン204の先端面の中心との間の距離である。また、貫通穴222の内径は、ピン204の外径の3倍程度とされている。
このような構造の基板220が搬送装置50により作業位置まで搬送され、クランプ装置52により作業位置においてクランプされる。そして、位置決めして固定された基板220がマークカメラ26により撮像され、その撮像データに基づいて、各々の貫通穴222の位置が演算される。また、部品保持具77により保持された治具200がパーツカメラ28により撮像され、その撮像データに基づいて、1対のピンの位置が演算される。そして、1対のピン204と、4個の貫通穴222のうちの2個の貫通穴222とが上下方向において一致するように、つまり、1対のピン204のXY座標と、2個の貫通穴222のXY座標とが一致するように、作業ヘッド60,62が作業ヘッド移動装置64の作動により移動する。続いて、作業ヘッド60,62が作業ヘッド移動装置64の作動により下降することで、図8に示すように、1対のピン204が2個の貫通穴222に挿入される。この際、ピン204の先端面と基板220の下面とが上下方向において一致するように、つまり、ピン204の先端面と基板220の下面とが面一となるように、作業ヘッド60,62は下降する。
また、基板220の下面側では、ユニット移動装置36の回転テーブル178には、取り付けられていたカットアンドクリンチユニット34の代わりに、ひとつの撮像装置230が取り付けられている。カットアンドクリンチユニット34は、上述したように、回転テーブル178には作業者が工具を用いることなくワンタッチで位置決めして着脱可能とされており、カットアンドクリンチユニット34が取り外された回転テーブル178に、撮像装置230も同様に鉛直線上において上方を向いた状態で位置決めされた状態で着脱可能に取り付けられている。そして、回転テーブル178に取り付けられた撮像装置230が、ユニット移動装置36の作動により、基板220の貫通穴222の下方に移動している。
このため、基板220の2個の貫通穴222に挿入された1対のピン204が、撮像装置230により撮像される。つまり、1対のピン204と、その1対のピンが挿入された状態の2個の貫通穴222とが同時に撮像装置230により撮像される。なお、撮像装置230は、セルが2次元に配列された撮像素子を有する2次元撮像装置であり、3次元の立体物を2次元画像として撮像するものである。このため、撮像装置230の被写界深度は比較的狭い。そこで、上述したように、貫通穴222に挿入されたピン204の下端面と、基板220の下面とを面一とし撮像装置の被写界深度内に位置させることで、ピン204の下端面と、貫通穴222との適切な撮像画像が取得される。
このように、規格化されたピン204が規格化された貫通穴222に挿入される場合に、理想的な挿入状態としては、1対のピン204が2個の貫通穴222の真ん中に挿入される状態である。つまり、上述したように、1対のピン204が挿入された状態の2個の貫通穴222がひとつの撮像装置230により撮像されると、その撮像データでは、図9に示すように、理想的には、1対のピン204の中心と、2個の貫通穴222の中心とがズレることなく一致する。しかしながら、部品実装機毎の僅かな製品精度の相違,部品実装機10の経時的な使用による挿入精度の低下などにより、図10に示すように、1対のピン204の中心と、2個の貫通穴222の中心とにズレが生じる場合がある。
そこで部品実装機毎に、当該制御装置は、1対の貫通穴と1対のピンの形象との位置に基づいて、1対の貫通穴と1対のピンの形象との位置を演算し、回路基材の複数の貫通穴に作業ヘッドが保持した部品の端子を適切に挿入するための補正値を取得し、その取得した補正値に基づいて、複数の貫通穴に複数の端子を適切に挿入することが可能となる。そこで、部品実装機10では、1対のピン204が挿入された状態の2個の貫通穴222の撮像データに基づいて、挿入されたピン204と貫通穴222とのズレ量が演算され、その演算されたズレ量に基づいて、1対のピンを1対の貫通穴に挿入する時の補正値が取得される。つまり、例えば、図10に示すように、1対のピン204a,bの中心と2個の貫通穴222a,bの中心とがズレている場合に、一方のピン204aの中心と一方の貫通穴222aの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX1,ΔY1)と、他方のピン204bの中心と他方の貫通穴222bの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX2,ΔY2)とが演算される。また、一方のピン204aの中心と他方のピン204bの中心とを結ぶ直線と、一方の貫通穴222aの中心と他方の貫通穴222bの中心とを結ぶ直線とのなすズレ角(θ1)も演算される。
続いて、1対のピン204の挿入先の貫通穴222を変更して、別の一対の貫通穴222の撮像が行われる。例えば、治具200を保持する部品保持具77を自転装置により90度自転させる。そして、上述した手順に従って、1対のピン204が2個の貫通穴222に挿入される。自転装置により90度自転させた部品保持具77では、保持した治具200の1対のピン204も90度自転するため、図11に示すように、一方のピン204aが一方の貫通穴222aに挿入され、他方のピン204bが他方の貫通穴222cに挿入される。そして、1対のピン204a,bと、一対のピンが挿入された2個の貫通穴222a,cとがひとつの撮像装置230により同時に撮像され、各々のピン204と貫通穴222とのズレ量が演算される。つまり、一方のピン204aの中心と一方の貫通穴222aの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX3,ΔY3)と、他方のピン204bの中心と他方の貫通穴222cの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX4,ΔY4)とが演算される。また、一対のピン204aの中心とピン204bの中心とを結ぶ直線と、一対の貫通穴222aの中心と貫通穴222cの中心とを結ぶ直線とのなすズレ角(θ2)も演算される。
さらに、1対のピン204の挿入先の貫通穴222を変更して、別の一対の貫通穴222の撮像が行われる。例えば、治具200を保持する部品保持具77を自転装置により、更に90度自転させる。そして、上述した手順に従って、1対のピン204が2個の貫通穴222に挿入される。自転装置により更に90度自転させた部品保持具77では、保持した治具200の1対のピン204も更に90度自転するため、図示は省略するが、一方のピン204aが一方の貫通穴222bに挿入され、他方のピン204bが他方の貫通穴222aに挿入される。そして、1対のピン204a,bと、一対のピンとが挿入された状態の2個の貫通穴222a,cがひとつの撮像装置230により下方から同時に撮像され、各々のピン204と貫通穴222とのズレ量が演算される。つまり、ピン204aの中心と貫通穴222bの中心とのXY方向でのズレ量と、ピン204bの中心と貫通穴222aの中心とのXY方向でのズレ量とが演算される。また同様に、一対のピン204aの中心とピン204bの中心とを結ぶ直線と、一対の貫通穴222aの中心と貫通穴222bの中心とを結ぶ直線とのなす角度も演算される。
そして同様に、挿入されたピン204と貫通穴とのズレ量およびズレ角が演算され、その演算されたズレ量およびズレ角に基づいて、1対のピンを1対の貫通穴に挿入する時の補正値が取得される。この補正値を用いることにより、例えば、1対のピン204a,bを2個の貫通穴222a,bに挿入させる場合に、図9に示すように、1対のピン204a,bを2個の貫通穴222a,bの中心に挿入することが可能となる。つまり、1対のピン204を、ピンのズレ量を0とした状態で、2個の貫通穴222に挿入することが可能となる。これにより、実際の挿入作業、つまり部品実装機は、作業ヘッドが部品本体を保持したリード部品106の一対のリード108を、基板搬送装置の作業位置に位置決めされた回路基材12の一対の貫通穴104に挿入する際の挿入精度を向上させることが可能となる。
なお、一対のピン204が挿入された状態の一対の貫通穴222の撮像,その撮像により取得した撮像データに基づくズレ量やズレ角の演算,その演算されたズレ量やズレ角に基づいて取得される1対のピンを1対の貫通穴に挿入する時の補正値の取得などは、部品実装機10の精度を検査する時やユーザー先へ納入後の部品実装機10をメンテナンスする時や検査する時等に行われる。これにより、部品実装機10の品質の安定化,トラブルの回避,定期的なメンテナンスによる挿入精度の維持などを図ることが可能となる。
また、部品実装機10では、カットアンドクリンチユニット34の代わりに、回路基材の挿入穴に挿入されるリード部品のリードの受取型のカットアンドクリンチユニットをユニット移動装置36の回転テーブル178に着脱可能に位置決めして取り付けることも可能とされている。リードの受取型のカットアンドクリンチユニット300は、既存の装置であるため、簡略的に説明すると、図12及び図13に示すように、カットアンドクリンチユニット300の上端部から制御可能に延び出す4本のガイドピン302を有している。
4本のガイドピン302は鉛直方向に延び出すように配設されており、1直線状に等ピッチで並んでいる。4本のガイドピン302の各々は、その長さが制御可能に伸縮し、最も収縮した状態において、カットアンドクリンチユニット300の内部に収納される。また、カットアンドクリンチユニット300の内部には、リード部品のリードを切断する切断装置(図示省略)と、リードを屈曲する屈曲装置(図示省略)とが内蔵されている。このような構造により、カットアンドクリンチユニット300においても、回路基材12の貫通穴104に挿入されたリード部品のリードを切断するとともに、屈曲することが可能である。
詳しくは、回路基材12の2つの貫通穴104の並ぶ方向と、4本のガイドピン302の並ぶ方向とが一致するように、自転装置156の作動が制御される。そして、X方向移動装置150及びY方向移動装置152の作動により、回路基材12の2個の貫通穴104のXY方向での座標と、4個の貫通穴のうちの2個の貫通穴に挿入する4本のガイドピン302のうちの2本のガイドピン302の先端のXY方向での座標とが一致するように、カットアンドクリンチユニット300が回路基材12の下方において移動し位置決め停止する。これにより、カットアンドクリンチユニット300が、XY方向に沿って移動することで、回路基材12の2個の貫通穴104と、4本のガイドピン302のうちの2本のガイドピン302の先端とが上下方向に重なった状態に位置決めされる。
次に、カットアンドクリンチユニット300は、回路基材の2個の貫通穴104と、4本のガイドピンのうちの2個の貫通穴と上下方向において重なっている状態の2本のガイドピン302を伸長させる。これにより、図14に示すように、それら2本のガイドピン302が2個の貫通穴104を、下方から上方に向って挿通し、2本のガイドピン302の上端が回路基材12の上面から突出する。また、各ガイドピンの上端面には凹部306が形成されており、その凹部306にリード部品106のリード108の下端が挿入されるように、作業ヘッド移動装置64の作動が制御される。つまり、部品保持具77により保持されたリード部品106の1対のリード108の下端のXY方向での座標と、回路基材12の上面に露出している2本のガイドピン302の凹部のXY方向での座標とが一致するように、X方向移動装置68及びY方向移動装置70の作動が制御される。そして、Z方向移動装置72の作動が制御されることで、作業ヘッド60,62が下降し、部品保持具77に保持されたリード部品106の1対のリード108の下端が、回路基材12の上面から突出している2本のガイドピン302の凹部306に挿入される。
続いて、カットアンドクリンチユニット300は、回路基材12の上面から突出して伸長している2本のガイドピン302を収縮させる。この際、ガイドピン302の収縮速度と同じ速度で、作業ヘッド60,62も、Z方向移動装置72の作動により下降する。これにより、1対のリード108の下端が2本のガイドピン302の凹部306に挿入された状態で、2本のガイドピン302が収縮する。そして、ガイドピン302の収縮に伴って、ガイドピン302の上端面、つまり、凹部306が回路基材12の貫通穴104を通過し、カットアンドクリンチユニット300の内部に収納される。この際、凹部306に挿入されている一対のリード108の下端も、回路基材12の一対の貫通穴104を通過し、カットアンドクリンチユニット300の内部に収納される。つまり、リード部品106の一対のリード108の下端が一対のガイドピン302によりガイドされた状態で、回路基材12の一対の貫通穴104に挿入され、一対のリード108の下端がカットアンドクリンチユニット300の内部に収納される。そして、カットアンドクリンチユニット300の内部に収納された1対のリード108の下端が、切断装置により切断されるとともに、屈曲される。これにより、リード108の貫通穴104からの抜けが防止された状態で、リード部品106が回路基材12に装着される。
このように、カットアンドクリンチユニット300では、ガイドピン302が伸長することで、回路基材12の下方から一対の貫通穴104に挿入され、一対のガイドピン302の先端が回路基材12の上面から突出する。そして、そのガイドピン302の先端の凹部306にリード部品106の一対のリード108の下端が挿入された状態で、ガイドピン302が収縮することで、一対のリード108の下端がカットアンドクリンチユニット300の内部に収納され、一対のリードの切断と屈曲とが行われる。このため、回路基材12の貫通穴104に好適にガイドピン302を挿入することが望まれるが、従来の部品実装機では、ガイドピン302の挿入精度を向上させる手法が確立されていなかった。そこで、部品実装機10では、上述したリード108の貫通穴104への挿入精度を向上させる手法と同様に、撮像データを利用して、ガイドピン302の挿入精度の向上が図られている。
具体的には、まず、各作業ヘッド60,62のいずれかの代わりに、作業ヘッド60,62を装着する機構を利用して、ひとつの撮像装置230は作業ヘッドが取り外されたスライダ74,76のいずれかに取り付けられる。各作業ヘッド60,62は、上述したように、スライダ74,76の各々にワンタッチで着脱可能に位置決めして装着されており、作業ヘッド60,62が取り外されたスライダ74,76のいずれかに、撮像装置230が鉛直線上において下方を向いた状態で位置決めして取り付けられる。なお、撮像装置230は、上述したように、回転テーブル178にも着脱可能に位置決めして装着可能とされており、回転テーブル178とスライダ74,76との何れにも互換性良く位置決めして着脱可能に装着されている。
また、治具200の一対のピン204が挿入される基板220と同様に、カットアンドクリンチユニット300の一対のガイドピン302が挿入される基板も用意されている。ここでは、基板220が、治具200だけではなく、カットアンドクリンチユニット300のガイドピン302にも使用されるものとして説明する。つまり、基板220に形成されている4個の貫通穴222の互いに隣り合う2個の貫通穴222のピッチと、カットアンドクリンチユニットが備える4本のガイドピン302の互いに隣り合う2本のガイドピン302のピッチとは同じとされている。ちなみに、2本のガイドピン302のピッチは、一方のガイドピン302の先端の中心と他方のガイドピン302の先端の中心との間の距離である。また、ひとつの貫通穴222の内径は、ひとつのガイドピン302の外径の3倍程度とされている。
このような構造の基板220が搬送装置50により作業位置まで搬送され、クランプ装置52により作業位置においてクランプされる。そして、スライダ74,76に取り付けられた撮像装置230により、基板220が備える互いに隣り合う貫通穴が上方から撮像され、その撮像データに基づいて、4個の貫通穴222のうちの隣り合う2個の貫通穴222のXY方向における座標が演算される。一方、基板220の下方に位置するカットアンドクリンチユニット300は、上述した手順に従って、座標が演算された4個の貫通穴のうちの2個の貫通穴に挿入する4本のガイドピン302のうちの2本のガイドピン302の先端が、演算された基板が備える互いに隣り合う2個の貫通穴222のXY方向での座標と一致するように、カットアンドクリンチユニットが、ユニット移動装置36の作動により移動して位置決めされる。そして、カットアンドクリンチユニット300は、それら2本のガイドピン302を伸長させる。これにより、それら2本のガイドピン302が座標の一致した2個の貫通穴104に、下方から挿入される。この際、カットアンドクリンチユニット300は、図15に示すように、ガイドピン302の上端面と基板220の上面とが上下方向において一致するように、つまり、ガイドピン302の上端面と基板220の上面とが面一となるように、ガイドピン302を伸長させる。
そして、撮像装置の被写界深度内に位置した基板220の2個の貫通穴222に挿入された1対のガイドピン302が、撮像装置230により撮像される。つまり、カットアンドクリンチユニットが備える1対のガイドピン302と、その1対のガイドピン302が挿入された状態の基板が備える2個の貫通穴222とが上方から同時にひとつの撮像装置230により撮像される。なお、撮像装置230は、上述したように、2次元撮像装置であり、撮像装置230の被写界深度は比較的狭い。このため、貫通穴222に挿入されたガイドピン302の上端が、基板220の上面と面一になるように位置決めされることで、ガイドピン302の上端と、貫通穴222との適切な撮像画像が取得される。
そして、1対のガイドピン302が挿入された状態の2個の貫通穴222の撮像データに基づいて、挿入されたガイドピン302と貫通穴222とのズレ量が演算される。つまり、例えば、図10に示すように、一方のガイドピン302aが一方の貫通穴222aに挿入され、他方のガイドピン302bが他方の貫通穴222bに挿入されている場合に、一方のガイドピン302aの中心と一方の貫通穴222aの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX1,ΔY1)と、他方のガイドピン302bの中心と他方の貫通穴222bの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX2,ΔY2)とが演算される。また、一方のガイドピン302aの中心と他方のガイドピン302bの中心とを結ぶ直線と、一方の貫通穴222aの中心と他方の貫通穴222bの中心とを結ぶ直線とのなすズレ角(θ1)も演算される。
続いて、2本のガイドピン302の挿入先の貫通穴222を変更して、別の一対の貫通穴222の撮像が行われる。例えば、ユニット移動装置36の自転装置156の作動により、カットアンドクリンチユニット300を90度自転させる。そして、上述した手順に従って、2本のガイドピン302が2個の貫通穴222に挿入される。この際、図11に示すように、一方のガイドピン302aが一方の貫通穴222aに挿入され、他方のガイドピン302bが他方の貫通穴222cに挿入される。そして、一方のガイドピン302aの中心と一方の貫通穴222aの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX3,ΔY3)と、他方のガイドピン302bの中心と他方の貫通穴222cの中心とのXY方向でのズレ量(ΔX4,ΔY4)とが演算される。また、一方のガイドピン302aの中心と他方のガイドピン302bの中心とを結ぶ直線と、一方の貫通穴222aの中心と他方の貫通穴222cの中心とを結ぶ直線とのなすズレ角(θ2)も演算される。
さらに、2本のガイドピン302の挿入先の貫通穴222を変更して、別の一対の貫通穴222の撮像が行われる。例えば、カットアンドクリンチユニット300を自転装置156により、更に90度自転させる。そして、上述した手順に従って、2本のガイドピン302が2個の貫通穴222に挿入される。この際の図示は省略するが、一方のガイドピン302aが一方の貫通穴222bに挿入され、他方のガイドピン302bが他方の貫通穴222aに挿入される。そして、一方のガイドピン302aの中心と一方の貫通穴222bの中心とのXY方向でのズレ量と、他方のガイドピン302bの中心と他方の貫通穴222aの中心とのXY方向でのズレ量とが演算される。また、一方のガイドピン302aの中心と他方のガイドピン302bの中心とを結ぶ直線と、一方の貫通穴222aの中心と他方の貫通穴222bの中心とを結ぶ直線とのなす角度も演算される。
そして、演算されたズレ量およびズレ角に基づいて、1対のガイドピン302を1対の貫通穴に挿入する時の補正値が取得される。この補正値を用いることにより、例えば、2本のガイドピン302a,bを2個の貫通穴222a,bに挿入させる場合に、図9に示すように、2本のガイドピン302a,bを2個の貫通穴222a,bの中心に挿入することが可能となる。つまり、2本のガイドピン302を、ズレ量およびズレ角を0とした状態で、2個の貫通穴222に挿入することが可能となる。これにより、ガイドピン302を回路基材12の貫通穴104に挿入する際の挿入精度を向上させることが可能となる。
なお、一対のガイドピン302が挿入された状態の一対の貫通穴222の撮像,その撮像により取得した撮像データに基づくズレ量やズレ角の演算,その演算されたズレ量やズレ角に基づいて取得される1対のガイドピンを1対の貫通穴に挿入する時の補正値の取得などは、治具200を用いた補正値の取得と同様に、部品実装機10の精度を検査する時やユーザー先へ納入後の部品実装機10をメンテナンスする時や検査する時等に行われる。これにより、部品実装機10の品質の安定化,トラブルの回避,定期的なメンテナンスによる挿入精度の維持などを図ることが可能となる。
なお、部品実装機10は、対基板作業装置の一例である。回路基材12は、基板の一例である。部品装着装置24は、挿入装置の一例である。クランプ装置52は、保持装置の一例である。貫通穴104は、貫通穴の一例である。リード部品106は、部品の一例である。リード108は、端子の一例である。治具200は、治具の一例である。部品本体202は、本体の一例である。ピン204は、ピンの一例である。基板220は、基板の一例である。貫通穴222は、貫通穴の一例である。撮像装置230は、撮像装置の一例である。カットアンドクリンチユニット300は、挿入装置の一例である。ガイドピン302は、ピンの一例である。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記実施例では、1対のピン204と、その1対のピンが挿入された状態の2個の貫通穴222とが同時にひとつの撮像装置230により鉛直軸線上の下方から撮像される。また、1対のガイドピン302と、その1対のガイドピン302が挿入された状態の2個の貫通穴222とが同時にひとつの撮像装置230により鉛直軸線上の上方から撮像される。一方で、1対のピン204と2個の貫通穴222とが同時に撮像装置230により撮像されれば、一対のピンと一対の貫通穴との相対的な位置や並んだ角度、つまり、位置ズレ量やズレ角を演算することができる。また、1対のガイドピン302と2個の貫通穴222とが同時に撮像装置230により撮像されれば、一対のガイドピンと2個の貫通穴との相対的な位置や並んだ角度、つまり、位置ズレ量やズレ角を演算することができる。つまりは、1対のピン204と、その1対のピンが挿入されていない状態の2個の貫通穴222とを同時に撮像装置230により撮像した画像を取得してもよく、1対のガイドピン302と、その1対のガイドピンが挿入されていない状態の2個の貫通穴222とを同時に撮像装置230により撮像した画像を取得してもよい。ただし、1対のピン204若しくはガイドピン302の先端と、2個の貫通穴222とは、互いに、固定的に配設されたひとつの撮像装置230からの視点において同時に撮像できる状態である必要があり、いずれも隠れていてはいけない。
また、上記実施例では、貫通穴222にピン204を挿入する部品装着装置24と、ピンが挿入された状態の貫通穴222を撮像する撮像装置230とが、基板220を挟んで反対側の位置に配設されている。また、貫通穴222にガイドピン302を挿入するカットアンドクリンチユニット300と、ガイドピンが挿入された状態の貫通穴222を撮像する撮像装置230とが、基板220を挟んで反対側の位置に配設されている。一方、部品装着装置24と撮像装置230との両方が基板220の上方に配設されてもよく、カットアンドクリンチユニット300と撮像装置230との両方が基板220の下方に配設されてもよい。つまり、基板220の上方からピン204が挿入された際に、ピン204が挿入された状態の貫通穴222を基板220の上方であり鉛直軸線から外れた角度で撮像してもよい。また、基板220の下方からガイドピン302が挿入された際に、ガイドピン302が挿入された状態の貫通穴222を基板220の下方であり鉛直軸線から外れた角度で撮像してもよい。
また、上記実施例では、治具200のピン204は、部品本体202から直線的に垂直に延び出しているが、規格化されたピン、つまりはピンの位置が予め既知なものであれば、屈曲していても、部品本体から傾斜した状態で延び出していてもよい。また、上記実施例では、部品保持具77は治具200の部品本体202を把持しているが、ピンを把持してもよい。また部品本体のない治具を採用してもよい。例えば、棒状の部材をコの字型に屈曲し、その部材の両端を1対のピンとして代用し、部品保持具が把持して冶具に利用してもよい。これらのように部品保持具がピンを把持して取得したときの補正値は、部品保持具が部品のピンを把持して、そのピンを回路基板の貫通穴に挿入するときの補正値として利用される。さらに言えば、規格化されていないピンを有する治具を採用してもよい。ただし、規格化されていないピンを有する治具を用いる場合には、ピンを撮像装置により撮像し、そのピンの位置を認識しておく必要がある。つまり、規格化された治具を用いることなく、市販されたリード部品106を治具200として用いることができる。
また、上記実施例において、実体のあるピン204が貫通穴222に挿入された状態で貫通穴222が撮像されているが、実体のないピン、たとえば冶具に印刷されたピンのイラストや、冶具に加工された穴等を冶具のピンの代用として利用してもよい。このような場合には、例えば、治具の部品本体に、ピン,リード等の線状,棒状の形を模したイラスト等を印刷したり治具の部品本体に一対の穴を空けて、そのイラストや穴を貫通穴222とともに同時に撮像し補正値を取得してもよい。つまり、ピンの実体の有無に関わらず、ピンの形がわかるもの、言い換えれば、ピンの形象と貫通穴222とを同時に撮像装置230により撮像すればよい。このように冶具は様々な形状のものを採用することができる。また冶具の形状に応じて部品保持具の種類も本体を吸着する吸着ノズル等、さまざまな種類のものを採用しても良い。
また、上記実施例では、ピン204あるいはガイドピンの中心と貫通穴222の中心とのズレ量が演算されているが、ピン204あるいはガイドピンと貫通穴222との相対的な位置が分かれば中心のズレ量に限定されず、撮像データに基づいた種々の数値が演算されてもよい。例えば、貫通穴222の内壁とピン204の下端面の外形線との間の距離を演算してもよい。なお、ガイドピン302と貫通穴222との相対的な位置に関しても同じである。
また、上記実施例では、ひとつの2次元撮像装置により撮像されたひとつの2次元画像データが用いられているが、別の種類の撮像装置、例えば、ステレオカメラ,ビデオカメラ,3次元カメラや、複数の撮像装置により撮像された撮像データを用いてもよい。また、ステレオカメラ,ビデオカメラ,3次元カメラにより撮像された撮像データを、敢えて2次元撮像データに変換して、その2次元撮像データを用いてもよい。
また、上記実施例では、リード部品106としてラジアル部品の装着作業について説明しているが、アキシャル部品に本発明を適用することは可能である。また、リード部品に限定されず、貫通穴222に挿入される端子を有する部品にも、本発明を適用することは可能である。
10:部品実装機(対基板作業機) 12:回路基材(基板) 24:部品装着装置(挿入装置) 52:クランプ装置(保持装置) 104:貫通穴 106:リード部品(部品) 108:リード(端子) 200:治具 202:部品本体(本体) 204:ピン 220:基板 222:貫通穴 230:撮像装置 300:カットアンドクリンチユニット(挿入装置) 302:ガイドピン(ピン)

Claims (7)

  1. 複数の貫通穴が形成された基板を位置決めして保持する保持装置と、
    位置が予め既知である1対のピンを備える部品を保持する部品保持具と、前記部品保持具を水平方向に移動させる水平方向移動装置と前記部品保持具を垂直方向に移動させる垂直方向移動装置とを備え、前記保持装置により位置決めして保持された前記基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴前記水平方向移動装置と前記垂直方向移動装置とを作動させて前記部品保持具が保持した前記部品が備える1対のピンを挿入する挿入装置と、
    前記1対のピンと前基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴とを同時に撮像する撮像装置と
    を備え、
    前記挿入装置を作動させて、前記保持装置により位置決めして保持された前記基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴に前記部品保持具が保持した前記部品が備える1対のピンを挿入した状態で、前記1対の貫通穴と前記1対のピンとを前記撮像装置撮像した画像データに基づいて、前記1対の貫通穴と前記1対のピンとの位置ズレ量を演算する対基板作業機。
  2. 前記挿入装置が前記部品保持具を垂直軸線回りに自転させる自転装置をも備え、前記保持装置により位置決めして保持された前記基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴に前記水平方向移動装置と前記垂直方向移動装置と前記自転装置とを作動させて前記部品保持具が保持した前記部品が備える1対のピンを挿入するものであり、
    前記挿入装置を作動させて、前記保持装置により位置決めして保持された前記基板の複数の貫通穴のうちの1対の貫通穴に前記部品保持具が保持した前記部品が備える1対のピンを挿入した状態で、前記1対の貫通穴と前記1対のピンとを前記撮像装置が撮像した画像データに基づいて、前記1対の貫通穴と前記1対のピンとの位置ズレ量およびズレ角を演算する請求項1に記載の対基板作業機。
  3. 前記画像データが、2次元画像データである請求項1または請求項2に記載の対基板作業機。
  4. 前記撮像装置が2次元撮像装置であり、同時に撮像する前記基板の下面と前記1対のピンの下端面とが被写界深度内になるように配設された請求項3に記載の対基板作業機。
  5. 前記撮像装置を水平方向に移動させるユニット移動装置を備え、
    前記1対の貫通穴と前記1対のピンとを同時に撮像するときに前記撮像装置は前記ユニット移動装置を作動させて前記1対のピンが挿入される前記1対の貫通穴の下方に移動する請求項4に記載の対基板作業機。
  6. 前記部品が本体と前記1対のピンとを備えた治具であり、それら1対のピンの寸法およびピッチは規格化されている請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の対基板作業機。
  7. 前記1対のピンは、前記本体の面から伸び出したものである請求項6に記載の対基板作業機。
JP2022507956A 2020-03-19 2020-03-19 対基板作業機 Active JP7344368B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/012266 WO2021186666A1 (ja) 2020-03-19 2020-03-19 対基板作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021186666A1 JPWO2021186666A1 (ja) 2021-09-23
JP7344368B2 true JP7344368B2 (ja) 2023-09-13

Family

ID=77771956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022507956A Active JP7344368B2 (ja) 2020-03-19 2020-03-19 対基板作業機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230093351A1 (ja)
EP (1) EP4123689A4 (ja)
JP (1) JP7344368B2 (ja)
CN (1) CN115244675A (ja)
WO (1) WO2021186666A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4111500B2 (ja) 2001-04-06 2008-07-02 リンデ アクチエンゲゼルシヤフト 管路破損安全装置付き真空断熱供給管路
JP4112599B2 (ja) 2007-05-09 2008-07-02 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JP5180780B2 (ja) 2008-11-04 2013-04-10 株式会社岡村製作所 収容什器における扉の施錠装置
WO2017068682A1 (ja) 2015-10-22 2017-04-27 富士機械製造株式会社 対基板作業システム、および挿入方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01238197A (ja) 1988-03-18 1989-09-22 Mitsubishi Electric Corp 電子部品の実装装置
JP2851692B2 (ja) * 1990-08-31 1999-01-27 松下電器産業株式会社 電子部品の自動挿入装置
JPH04111500A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Omron Corp 電子部品の自動実装機
JPH05180780A (ja) * 1991-11-28 1993-07-23 Komatsu Giken Kk 電子部品付設検査方法および検査装置
JPH0694430A (ja) * 1992-04-22 1994-04-05 Nec Corp リード位置検出装置
EP1536677A4 (en) * 2002-07-19 2006-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd PARTSHEAD GEARBOX, PARTSON DEVICE AND PARTS GEARBOX

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4111500B2 (ja) 2001-04-06 2008-07-02 リンデ アクチエンゲゼルシヤフト 管路破損安全装置付き真空断熱供給管路
JP4112599B2 (ja) 2007-05-09 2008-07-02 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JP5180780B2 (ja) 2008-11-04 2013-04-10 株式会社岡村製作所 収容什器における扉の施錠装置
WO2017068682A1 (ja) 2015-10-22 2017-04-27 富士機械製造株式会社 対基板作業システム、および挿入方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN115244675A (zh) 2022-10-25
US20230093351A1 (en) 2023-03-23
JPWO2021186666A1 (ja) 2021-09-23
WO2021186666A1 (ja) 2021-09-23
EP4123689A4 (en) 2023-04-26
EP4123689A1 (en) 2023-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6619019B2 (ja) 対基板作業システム、および挿入方法
US11304350B2 (en) Board work machine and insertion method
CN108029231B (zh) 对基板作业机及识别方法
CN108353528B (zh) 切断/弯折装置
JP6648132B2 (ja) 対基板作業機、および認識方法
JP7242920B2 (ja) 切断・屈曲装置
JP7344368B2 (ja) 対基板作業機
CN109565952B (zh) 对基板作业机
CN108353533B (zh) 弯曲装置
JP7010980B2 (ja) 切断・屈曲方法
JP6851227B2 (ja) 対基板作業機
CN109479391B (zh) 对基板作业机
JP6554389B2 (ja) 対基板作業システム
JP7429701B2 (ja) 作業機、および部品装着方法
JPWO2019069438A1 (ja) 対基板作業システム
JP2018014384A (ja) 対基板作業機
WO2021166248A1 (ja) 保持具
WO2023152984A1 (ja) 対基板作業機、および電気回路基板を生産する方法
JP2022108020A (ja) リード部品フィーダ、対基板作業機、及びリード部品を回路基板に装着する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7344368

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150