JP7340401B2 - 搬送治具 - Google Patents
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Description
た。ユニットの傾きを調整することが可能であるため、例えば、ユニットを手前に傾けることができるため、ユニットの後ろ側にある他のユニットとの接触を減らすことができる。他のユニットとの接触が減るため、他のユニットへ機械的電気的損傷を与える可能性が低減する。損傷を与える可能性が低減するため、搬送対象であるユニットの搬送作業が容易になる。
図1は、基板処理装置の平面図である。図1に示すように、基板処理装置1000は、ロード/アンロードユニット200と、研磨ユニット300と、洗浄ユニット400と、を備える。また、基板処理装置1000は、ロード/アンロードユニット200、研磨ユニット300、及び、洗浄ユニット400、の各種動作を制御するための制御ユニット500を備える。以下、ロード/アンロードユニット200、研磨ユニット300、及び、洗浄ユニット400、について説明する。
ロード/アンロードユニット200は、研磨及び洗浄などの処理が行われる前の基板を研磨ユニット300へ渡すとともに、研磨及び洗浄などの処理が行われた後の基板を洗浄ユニット400から受け取るためのユニットである。ロード/アンロードユニット200は、複数(本実施形態では4台)のフロントロード部220を備える。フロントロード部220にはそれぞれ、基板をストックするためのカセット222が搭載される。
研磨ユニット300は、基板の研磨を行うためのユニットである。研磨ユニット300は、第1研磨ユニット300A、第2研磨ユニット300B、第3研磨ユニット300C、及び、第4研磨ユニット300D、を備える。第1研磨ユニット300A、第2研磨ユニット300B、第3研磨ユニット300C、及び、第4研磨ユニット300D、は、互いに同一の構成を有する。したがって、以下、第1研磨ユニット300Aについてのみ説明する。
テーブル320Aには、研磨パッド310Aが貼り付けられる。トップリング330Aは、基板を保持して研磨パッド310Aに押圧する。トップリング330Aは、図示していない駆動源によって回転駆動される。基板は、トップリング330Aに保持されて研磨パッド310Aに押圧されることによって研磨される。
洗浄ユニット400は、研磨ユニット300によって研磨処理が行われた基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うためのユニットである。洗浄ユニット400は、第1洗浄室410と、第1搬送室420と、第2洗浄室430と、第2搬送室440と、乾燥室450と、を備える。
次に、第1研磨ユニット300Aの詳細について説明する。図2は、第1研磨ユニット300Aの斜視図である。第1研磨ユニット300Aは、研磨パッド310Aに研磨液又はドレッシング液を供給するための研磨液供給ノズル340Aを備える。研磨液は、例えば、スラリである。ドレッシング液は、例えば、純水である。また、第1研磨ユニット300Aは、研磨パッド310Aのコンディショニングを行うためのドレッサ350Aを備える。また、第1研磨ユニット300Aは、液体、又は、液体と気体との混合流体、を研磨パッド310Aに向けて噴射するためのアトマイザ360Aを備える。液体は、例えば、純水である。気体は、例えば、窒素ガスである。
グシャフト332Aの軸心周りに回転するようになっている。研磨テーブル320Aは、テーブルシャフト322Aに支持される。研磨テーブル320Aは、図示していない駆動部によって、矢印ACで示すように、テーブルシャフト322Aの軸心周りに回転するようになっている。
次に、洗浄ユニット400の詳細について説明する。図3Aは洗浄ユニット400の平面図である。図3Bは洗浄ユニット400の側面図である。
次に、搬送治具について説明する。上述のように、基板処理装置1000は、ロード/アンロードユニット200、研磨ユニット300a、研磨ユニット300b、洗浄ユニット400、及び制御ユニット500を備える。これらのユニットはそれぞれ独立して製造され、基板処理装置の設置場所(稼働場所)へ搬送される。基板処理装置1000は、搬送されてきた複数のユニットを組み立てて据え付け作業が行われる。また、基板処理装置1000は、例えばユニットのメンテナンスを行う場合には、複数のユニットが組み立てられたままではメンテナンスを行い難いので、メンテナンス対象のユニットを基板処理装置1000から取り外してメンテナンスを行う。メンテナンス対象のユニットを基板処理装置1000から取り外すために、本実施形態では搬送治具を用いてメンテナンス対象のユニットを引き出し搬送する。
有り、作業性がよくなかった。
、治具本体部112の奥側に位置する部分である。前部と後部という名称は便宜的なものであり、前部と後部という名称の代わりに、治具本体部112の一方の側、他方の側と呼んでもよい。また、前部と後部は、本実施形態では治具本体部112の端部に位置するため、前部と後部は、治具本体部112の一方の端部、他方の端部と呼んでもよい。
116cは必ずしも垂直に配置する必要はない。例えば、後述する図11に示すように洗浄ユニット400を手前側に傾けることが好ましい場合があるからである。傾けることが好ましい場合は、洗浄ユニット400の傾きに合わせて支持部116bと支持部116dは水平から傾けることが好ましく、同様に支持部116cは垂直から傾けることが好ましいからである。支持部116cは、手前側に傾けるときも含めて、洗浄ユニット400が滑ることを防止するストッパとして機能する。3個の部品である支持部116b、116c、116dは、一体化された1個の部品でもよい。
66に対する操作によって高さ調整用つまみ650を介して第2の昇降機構118を操作可能になっている。
降機構116と第2の昇降機構118による昇降によって、接触したのちに、洗浄ユニット400の下面は固定部114に、ボルトとナット等の固定具によって固定される。本実施形態では固定部114は、図6(b)に示すようにボルトが貫通する貫通穴146を有する。洗浄ユニット400は搬送治具700に固定されるため、洗浄ユニット400の脱落が防止され、搬送作業時における洗浄ユニット400の搬送状態の安定性と、搬送作業の人的機械的安全性が向上する。
次に、ユニット搬送方法について説明する。最初に、洗浄ユニット400を他のユニットと結合させているネジを取り外して、洗浄ユニット400を他のユニットから切り離す。洗浄ユニット400を他のユニットと結合させているネジへのアクセスは、洗浄ユニット400の内部から、もしくは洗浄ユニット400の外部から行う。他のユニットと結合させているネジへ洗浄ユニット400の内部からアクセスするための空間は、必要な場合に設けられる。
機構116、及び、第2の昇降機構118を用いて洗浄ユニット400を持ち上げるということである。
以上説明したように、本発明は以下の形態を有する。
形態1
治具本体部と、
前記治具本体部の前部に配置された第1の昇降機構と、
前記治具本体部の後部に配置された第2の昇降機構とを有し、
前記第1の昇降機構は、搬送対象物を支持可能な第1の支持面を有し、前記第1の昇降機構が配置されている前記前部に対する前記第1の支持面の高さである第1の高さを調整可能であり、
前記第2の昇降機構は、前記搬送対象物を支持可能な第2の支持面を有し、前記第2の昇降機構が配置されている前記後部に対する前記第2の支持面の高さである第2の高さを調整可能であり、
前記第1の昇降機構と前記第2の昇降機構は、前記第1の高さと前記第2の高さを互いに独立に調整可能であることを特徴とする搬送治具。
形態2
前記搬送治具は、前記搬送治具を移動可能な移動部を有することを特徴とする形態1記載の搬送治具。
形態3
前記搬送治具は、前記搬送対象物に固定可能な固定部を有することを特徴とする形態1または2記載の搬送治具。
形態4
前記搬送治具は、前記第2の昇降機構に接続された操作部材を有し、前記操作部材は、前記後部から前記前部に延伸しており、
前記操作部材により前記第2の昇降機構を操作して前記第2の高さを調整可能であることを特徴とする形態1ないし3のいずれか1項に記載の搬送治具。
形態5
前記第2の昇降機構は、前記第2の昇降機構に設けられた高さ調整用つまみを有し、
前記操作部材は、
前記高さ調整用つまみに接続されて、該高さ調整用つまみから前記前部まで延伸する延伸部と、
前記延伸部に設けられた操作部とを有し、
前記操作部に対する操作によって前記高さ調整用つまみを介して前記第2の昇降機構を操作可能であることを特徴とする形態4記載の搬送治具。
形態6
前記延伸部は、前記高さ調整用つまみから前記治具本体部に沿って前記前部まで延伸し、かつ、前記第1の昇降機構の下方もしくは側方を通過して前記前部に延伸することを特徴とする形態5記載の搬送治具。
形態7
前記第1の昇降機構は、前記第1の接触面が配置された支持部と、前記支持部と前記前部との間に配置されるボルトとナットとを有し、
前記ボルトと前記ナットのうちの少なくとも一方を回転させて前記第1の高さを調整可能であることを特徴とする形態1ないし6のいずれか1項に記載の搬送治具。
112…治具本体部
112a、112b、112g…前部
112c…中央部
112d…後部
112e…端部
112f…底部
114…固定部
116a…取付部
116…第1の昇降機構
116b、116c、116d…支持部
118…第2の昇降機構
120…第1の支持面
122…第2の支持面
124…アジャスターボルト
126…ボルト
128…ナット
130…距離
132…操作部材
136…貫通孔
138…距離
140…移動部
144…固定部
400…洗浄ユニット
630…昇降装置
664…延伸部
666…操作部
690…床面
700…搬送治具
1000…基板処理装置
Claims (6)
- 治具本体部と、
前記治具本体部の前部に配置された第1の昇降機構と、
前記治具本体部の後部に配置された第2の昇降機構とを有し、
前記第1の昇降機構は、搬送対象物を支持可能な第1の支持面を有し、前記第1の昇降機構が配置されている前記前部に対する前記第1の支持面の高さである第1の高さを調整可能であり、
前記第2の昇降機構は、前記搬送対象物を支持可能な第2の支持面を有し、前記第2の昇降機構が配置されている前記後部に対する前記第2の支持面の高さである第2の高さを調整可能であり、
前記第1の昇降機構と前記第2の昇降機構は、前記第1の高さと前記第2の高さを互いに独立に調整可能であり、
前記搬送治具は、前記第2の昇降機構に接続された操作部材を有し、前記操作部材は、前記後部から前記前部に延伸しており、
前記操作部材により前記第2の昇降機構を操作して前記第2の高さを調整可能であることを特徴とする搬送治具。 - 前記搬送治具は、前記搬送治具を移動可能な移動部を有することを特徴とする請求項1記載の搬送治具。
- 前記搬送治具は、前記搬送対象物に固定可能な固定部を有することを特徴とする請求項1または2記載の搬送治具。
- 前記第2の昇降機構は、前記第2の昇降機構に設けられた高さ調整用つまみを有し、
前記操作部材は、
前記高さ調整用つまみに接続されて、該高さ調整用つまみから前記前部まで延伸する延伸部と、
前記延伸部に設けられた操作部とを有し、
前記操作部に対する操作によって前記高さ調整用つまみを介して前記第2の昇降機構を操作可能であることを特徴とする請求項1記載の搬送治具。 - 前記延伸部は、前記高さ調整用つまみから前記治具本体部に沿って前記前部まで延伸し、かつ、前記第1の昇降機構の下方もしくは側方を通過して前記前部に延伸することを特徴とする請求項4記載の搬送治具。
- 前記第1の昇降機構は、前記第1の接触面が配置された支持部と、前記支持部と前記前部との間に配置されるボルトとナットとを有し、
前記ボルトと前記ナットのうちの少なくとも一方を回転させて前記第1の高さを調整可能であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の搬送治具。
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JP2015209303A (ja) | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 株式会社荏原製作所 | 昇降装置、及び、ユニット搬送方法 |
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