JP6317171B2 - 昇降装置、及び、ユニット搬送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降装置、及び、ユニット搬送方法に関するものである。
近年、半導体ウェハなどの基板の表面を研磨するために、基板処理装置が用いられている。基板処理装置は、例えば、基板の研磨処理を行うための研磨ユニット、基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うための洗浄ユニット、及び基板の搬送処理を行うためのロード/アンロードユニット、などを備えて構成される。基板処理装置は、例えば、ロード/アンロードユニット内に投入された基板を研磨ユニットへ搬送して研磨処理を行い、研磨処理後の基板を洗浄ユニットへ搬送して洗浄及び乾燥処理を行い、乾燥処理が完了した基板をロード/アンロードユニットから基板処理装置外に排出するように構成されている。
基板処理装置は、半導体工場などの稼働場所へ搬入される時には上記の複数のユニットに分割されており、搬入後に各ユニットを組み立てて据え付け作業が行われる。また、基板処理装置は、例えばユニットのメンテナンスを行う場合には、複数のユニットが組み立てられたままではメンテナンスを行い難いので、メンテナンス対象のユニットを基板処理装置から取り外してメンテナンスを行う。
ここで、従来技術では、メンテナンス対象のユニットを基板装置から取り外すために、ユニットの引き出し方向に転動可能なローラを有する長さ調整可能なキャスター脚を用いてユニットを引き出し搬送することが知られている。
特開2012−209589号公報
しかしながら、従来技術は、基板処理装置のユニットの高さ調整を容易に行うことは考慮されていない。
すなわち、従来技術は、ユニットの引き出し搬送を行わない状態では、ユニットの枠体を固定脚によって支持する。一方、従来技術は、ユニットの引き出し搬送時には、キャスター脚の長さを固定脚の長さよりも長く調節することによってユニットの枠体をキャスター脚によって支持する。そして、従来技術は、枠体がキャスター脚によって支持された状態でボールねじ機構を用いてローラを転動させることによってユニットを引き出し搬送する。
従来技術では、ユニットの枠体をキャスター脚によって支持するためにキャスター脚の長さ調整(ユニットの高さ調整)を行う必要があるが、キャスター脚の長さ調整は、作業員がキャスター脚のねじを回すことよって行われる。
ここで、例えば基板処理装置の外周部に相当する位置を支持するキャスター脚については、基板処理装置の外側の作業場所の近くに位置しているので、作業員がアクセスするのが容易である。一方、基板処理装置の内部に相当する位置を支持するキャスター脚については、作業場所から遠い距離に位置しているので、作業員がアクセスするのが困難になる場合がある。特に、キャスター脚に対するアクセスの困難性は、各ユニットのサイズが大
きくなり基板処理装置が大型化するにつれて顕著になる。
そこで本願発明は、基板処理装置のユニットの高さ調整を容易に行うことを課題とする。
本願発明の昇降装置の一形態は、上記課題に鑑みなされたもので、複数のユニットを組み立てて構成される基板処理装置の少なくとも1つのユニットの下面を支持するプレートと、前記基板処理装置を設置する床面と前記プレートとの間に設けられ、前記床面に対する前記少なくとも1つのユニットの高さを調整可能な昇降機構と、前記昇降機構から前記プレートに沿って延伸する延伸部を有し、前記延伸部を介して前記昇降機構を操作可能な調整部材と、を備えることを特徴とする。
また、昇降装置の一形態において、前記昇降機構に設けられた高さ調整用つまみをさらに備え、前記調整部材は、前記高さ調整用つまみに接続される接続部、該接続部から前記プレートに沿って延伸する前記延伸部、及び前記延伸部に設けられた操作部を有し、前記操作部に対する操作によって前記高さ調整用つまみを介して前記昇降機構を操作可能であってもよい。
また、昇降装置の一形態において、前記昇降機構は、前記プレートの一方の端部において前記床面側に設けられ、前記昇降装置は、前記プレートの他方の端部において前記床面側に設けられ、前記床面に対する前記少なくとも1つのユニットの高さを調整可能な高さ調整用アジャスタをさらに備え、前記延伸部は、前記接続部から前記高さ調整用アジャスタの方向に延伸してもよい。
また、昇降装置の一形態において、前記昇降機構は、前記床面と前記プレートとの間に積層され、互いに水平ではない対向面を有する第1部材及び第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間にくさび状に設けられた第3部材と、を備え、前記高さ調整用つまみは、前記第3部材をスライド駆動することによって、前記第1部材と前記第2部材との間の距離を調整可能になっていてもよい。
また、昇降装置の一形態において、前記昇降装置は、台車を用いて前記少なくとも1つのユニットを搬送する際に前記少なくとも1つのユニットを昇降させる治具であってもよい。
また、本願発明のユニット搬送方法は、複数のユニットを組み立てて構成される基板処理装置の少なくとも1つのユニットを請求項1〜4のいずれか1項の昇降装置を用いて持ち上げる工程と、前記持ち上げ工程の後、前記少なくとも1つのユニットの下部空間に台車を挿入する工程と、前記挿入工程の後、前記少なくとも1つのユニットを前記台車に搭載されるまで請求項1〜4のいずれか1項の昇降装置を用いて降ろす工程と、前記台車に搭載された少なくとも1つのユニットを、前記台車を用いて引き出し搬送する工程と、を備えることを特徴とする。
かかる本願発明によれば、基板処理装置のユニットの高さ調整を容易に行うことができる。
図1は、本実施形態の基板処理装置の全体構成を示す平面図である。 図2は、研磨ユニットを模式的に示す斜視図である。 図3(a)は、洗浄ユニットを示す平面図であり、図3(b)は、洗浄ユニットを示す側面図である。 図4は、洗浄ユニット4を引き出し搬送する際の様子を模式的に示す図である。 図5は、本実施形態の昇降装置630の斜視図である。 図6は、本実施形態の昇降装置630の側面図である。 図7は、本実施形態の昇降装置630の斜視図である。 図8は、本実施形態の昇降装置630の一方の端部を拡大した斜視図である。 図9は、本実施形態の昇降装置630の他方の端部を拡大した斜視図である。 図10は、図9の断面αにおける昇降機構の断面図である。 図11は、本実施形態の昇降装置630の動作を説明するための図である。 図12は、台車700の斜視図である。 図13は、台車700の底面図である。 図14は、本実施形態のユニット搬送方法のフローチャートである。
以下、本願発明の一実施形態に係る昇降装置、及び、ユニット搬送方法を図面に基づいて説明する。以下では、基板処理装置の一例として、CMP装置を説明するが、これには限られない。また、以下では、ロード/アンロードユニット2と、研磨ユニット3と、洗浄ユニット4と、制御ユニット5を備える基板処理装置について説明するが、これには限られない。
まず、CMP装置の構成について説明し、その後に昇降装置、及び、ユニット搬送方法について説明する。
<基板処理装置>
図1は本発明の一実施形態に係る基板処理装置の全体構成を示す平面図である。図1に示すように、このCMP装置は、略矩形状のハウジング1を備えており、ハウジング1の内部は隔壁1a,1bによってロード/アンロードユニット2と研磨ユニット3と洗浄ユニット4とに区画されている。ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4は、それぞれ独立に組み立てられ、独立に排気される。また、CMP装置は、CMP装置の各種動作を制御する制御ユニット5を備える。
<ロード/アンロードユニット>
ロード/アンロードユニット2は、多数のウェハ(基板)をストックするウェハカセットが載置される2つ以上(本実施形態では4つ)のフロントロード部20を備えている。これらのフロントロード部20はハウジング1に隣接して配置され、基板処理装置の幅方向(長手方向と垂直な方向)に沿って配列されている。フロントロード部20には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ポッド、またはFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができるようになっている。ここで、SMIF、FOUPは、内部にウェハカセットを収納し、隔壁で覆うことにより、外部空間とは独立した環境を保つことができる密閉容器である。
また、ロード/アンロードユニット2には、フロントロード部20の並びに沿って走行機構21が敷設されており、この走行機構21上にウェハカセットの配列方向に沿って移動可能な2台の搬送ロボット(ローダー、搬送機構)22が設置されている。搬送ロボット22は走行機構21上を移動することによってフロントロード部20に搭載されたウェ
ハカセットにアクセスできるようになっている。各搬送ロボット22は上下に2つのハンドを備えている。上側のハンドは、処理されたウェハをウェハカセットに戻すときに使用される。下側のハンドは、処理前のウェハをウェハカセットから取り出すときに使用される。このように、上下のハンドを使い分けることができるようになっている。さらに、搬送ロボット22の下側のハンドは、その軸心周りに回転することで、ウェハを反転させることができるように構成されている。
ロード/アンロードユニット2は最もクリーンな状態を保つ必要がある領域であるため、ロード/アンロードユニット2の内部は、CMP装置外部、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4のいずれよりも高い圧力に常時維持されている。研磨ユニット3は研磨液としてスラリーを用いるため最もダーティな領域である。したがって、研磨ユニット3の内部には負圧が形成され、その圧力は洗浄ユニット4の内部圧力よりも低く維持されている。ロード/アンロードユニット2には、HEPAフィルタ、ULPAフィルタ、またはケミカルフィルタなどのクリーンエアフィルタを有するフィルタファンユニット(図示せず)が設けられており、このフィルタファンユニットからはパーティクルや有毒蒸気、有毒ガスが除去されたクリーンエアが常時吹き出している。
<研磨ユニット>
研磨ユニット3は、ウェハの研磨(平坦化)が行われる領域であり、第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、第4研磨ユニット3Dを備えている。これらの第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、及び第4研磨ユニット3Dは、図1に示すように、基板処理装置の長手方向に沿って配列されている。
図1に示すように、第1研磨ユニット3Aは、研磨面を有する研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Aと、ウェハを保持しかつウェハを研磨テーブル30A上の研磨パッド10に押圧しながら研磨するためのトップリング31Aと、研磨パッド10に研磨液やドレッシング液(例えば、純水)を供給するための研磨液供給ノズル32Aと、研磨パッド10の研磨面のドレッシングを行うためのドレッサ33Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)を霧状にして研磨面に噴射するアトマイザ34Aとを備えている。
同様に、第2研磨ユニット3Bは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Bと、トップリング31Bと、研磨液供給ノズル32Bと、ドレッサ33Bと、アトマイザ34Bとを備えている。第3研磨ユニット3Cは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Cと、トップリング31Cと、研磨液供給ノズル32Cと、ドレッサ33Cと、アトマイザ34Cとを備えている。第4研磨ユニット3Dは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Dと、トップリング31Dと、研磨液供給ノズル32Dと、ドレッサ33Dと、アトマイザ34Dとを備えている。
第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、及び第4研磨ユニット3Dは、互いに同一の構成を有しているので、以下、第1研磨ユニット31Aについて説明する。
図2は、第1研磨ユニット3Aを模式的に示す斜視図である。トップリング31Aは、トップリングシャフト36に支持されている。研磨テーブル30Aの上面には研磨パッド10が貼付されており、この研磨パッド10の上面はウェハWを研磨する研磨面を構成する。なお、研磨パッド10に代えて固定砥粒を用いることもできる。トップリング31A及び研磨テーブル30Aは、図示していない駆動部によって、矢印で示すように、その軸心周りに回転するように構成されている。このため、研磨パッド10に供給された研磨砥
液を含む気液2相流は、遠心力によって研磨パッド10の外方へ流れる。ウェハWは、トップリング31Aの下面に真空吸着により保持される。研磨時には、研磨液供給ノズル32Aから研磨パッド10の研磨面に研磨液が供給され、研磨対象であるウェハWがトップリング31Aにより研磨面に押圧されて研磨される。
次に、ウェハを搬送するための搬送機構について説明する。図1に示すように、第1研磨ユニット3A及び第2研磨ユニット3Bに隣接して、第1リニアトランスポータ6が配置されている。この第1リニアトランスポータ6は、研磨ユニット3A,3Bが配列する方向に沿った4つの搬送位置(ロード/アンロードユニット側から順番に第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4とする)の間でウェハを搬送する機構である。
また、第3研磨ユニット3C及び第4研磨ユニット3Dに隣接して、第2リニアトランスポータ7が配置されている。この第2リニアトランスポータ7は、研磨ユニット3C,3Dが配列する方向に沿った3つの搬送位置(ロード/アンロードユニット側から順番に第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7とする)の間でウェハを搬送する機構である。
ウェハは、第1リニアトランスポータ6によって研磨ユニット3A,3Bに搬送される。第1研磨ユニット3Aのトップリング31Aは、トップリングヘッドのスイング動作により研磨位置と第2搬送位置TP2との間を移動する。したがって、トップリング31Aへのウェハの受け渡しは第2搬送位置TP2で行われる。同様に、第2研磨ユニット3Bのトップリング31Bは研磨位置と第3搬送位置TP3との間を移動し、トップリング31Bへのウェハの受け渡しは第3搬送位置TP3で行われる。第3研磨ユニット3Cのトップリング31Cは研磨位置と第6搬送位置TP6との間を移動し、トップリング31Cへのウェハの受け渡しは第6搬送位置TP6で行われる。第4研磨ユニット3Dのトップリング31Dは研磨位置と第7搬送位置TP7との間を移動し、トップリング31Dへのウェハの受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。
第1搬送位置TP1には、搬送ロボット22からウェハを受け取るためのリフタ11が配置されている。ウェハはこのリフタ11を介して搬送ロボット22から第1リニアトランスポータ6に渡される。リフタ11と搬送ロボット22との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁1aに設けられており、ウェハの搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット22からリフタ11にウェハが渡されるようになっている。また、第1リニアトランスポータ6と、第2リニアトランスポータ7と、洗浄ユニット4との間にはスイングトランスポータ12が配置されている。このスイングトランスポータ12は、第4搬送位置TP4と第5搬送位置TP5との間を移動可能なハンドを有しており、第1リニアトランスポータ6から第2リニアトランスポータ7へのウェハの受け渡しは、スイングトランスポータ12によって行われる。ウェハは、第2リニアトランスポータ7によって第3研磨ユニット3C及び/または第4研磨ユニット3Dに搬送される。また、研磨ユニット3で研磨されたウェハはスイングトランスポータ12を経由して洗浄ユニット4に搬送される。
<洗浄ユニット>
図3(a)は洗浄ユニット4を示す平面図であり、図3(b)は洗浄ユニット4を示す側面図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、洗浄ユニット4は、第1洗浄室190と、第1搬送室191と、第2洗浄室192と、第2搬送室193と、乾燥室194とに区画されている。第1洗浄室190内には、縦方向に沿って配列された上側一次洗浄モジュール201A及び下側一次洗浄モジュール201Bが配置されている。上側一次洗浄モジュール201Aは下側一次洗浄モジュール201Bの上方に配置されている。同
様に、第2洗浄室192内には、縦方向に沿って配列された上側二次洗浄モジュール202A及び下側二次洗浄モジュール202Bが配置されている。上側二次洗浄モジュール202Aは下側二次洗浄モジュール202Bの上方に配置されている。一次及び二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは、洗浄液を用いてウェハを洗浄する洗浄機である。これらの一次及び二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは垂直方向に沿って配列されているので、フットプリント面積が小さいという利点が得られる。
上側二次洗浄モジュール202Aと下側二次洗浄モジュール202Bとの間には、ウェハの仮置き台203が設けられている。乾燥室194内には、縦方向に沿って配列された上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bが配置されている。これら上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bは互いに隔離されている。上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bの上部には、清浄な空気を乾燥モジュール205A,205B内にそれぞれ供給するフィルタファンユニット207,207が設けられている。上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、及び下側乾燥モジュール205Bは、図示しないフレームにボルトなどを介して固定されている。
第1搬送室191には、上下動可能な第1搬送ロボット(搬送機構)209が配置され、第2搬送室193には、上下動可能な第2搬送ロボット210が配置されている。第1搬送ロボット209及び第2搬送ロボット210は、縦方向に延びる支持軸211,212にそれぞれ移動自在に支持されている。第1搬送ロボット209及び第2搬送ロボット210は、その内部にモータなどの駆動機構を有しており、支持軸211,212に沿って上下に移動自在となっている。第1搬送ロボット209は、搬送ロボット22と同様に、上下二段のハンドを有している。第1搬送ロボット209は、図3(a)の点線が示すように、その下側のハンドが上述した仮置き台180にアクセス可能な位置に配置されている。第1搬送ロボット209の下側のハンドが仮置き台180にアクセスするときには、隔壁1bに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
第1搬送ロボット209は、仮置き台180、上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、仮置き台203、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202Bの間でウェハWを搬送するように動作する。洗浄前のウェハ(スラリーが付着しているウェハ)を搬送するときは、第1搬送ロボット209は、下側のハンドを用い、洗浄後のウェハを搬送するときは上側のハンドを用いる。第2搬送ロボット210は、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、下側乾燥モジュール205Bの間でウェハWを搬送するように動作する。第2搬送ロボット210は、洗浄されたウェハのみを搬送するので、1つのハンドのみを備えている。図1に示す搬送ロボット22は、その上側のハンドを用いて上側乾燥モジュール205Aまたは下側乾燥モジュール205Bからウェハを取り出し、そのウェハをウェハカセットに戻す。搬送ロボット22の上側ハンドが乾燥モジュール205A,205Bにアクセスするときには、隔壁1aに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
<昇降装置>
次に、昇降装置について説明する。上述のように、CMP装置は、ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3a、研磨ユニット3b、洗浄ユニット4、及び制御ユニット5を備える。これらのユニットはそれぞれ独立して製造され、基板処理装置の設置場所(稼働場所)へ搬送される。CMP装置は、搬送されてきた複数のユニットを組み立てて据え付け作業が行われる。また、CMP装置は、例えばユニットのメンテナンスを行う場合
には、複数のユニットが組み立てられたままではメンテナンスを行い難いので、メンテナンス対象のユニットをCMP装置から取り外してメンテナンスを行う。メンテナンス対象のユニットをCMP装置から取り外すために、本実施形態では昇降装置を用いてメンテナンス対象のユニットを引き出し搬送する。
以下、複数のユニットの代表として、洗浄ユニット4に対する引き出し搬送について説明する。図4は、洗浄ユニット4を引き出し搬送する際の様子を模式的に示す図である。
図4に示すように、洗浄ユニット4をメンテナンス等のために引き出し搬送する場合には、洗浄ユニット4(CMP装置)を設置する面である床面690と洗浄ユニット4との間に台車700が設けられ、台車700によって洗浄ユニット4は引き出し搬送される。ここで、洗浄ユニット4を台車700へ載せるためには、洗浄ユニット4を昇降させる必要がある。このため、洗浄ユニット4を引き出し搬送する場合には、床面690と洗浄ユニット4との間に、洗浄ユニット4を昇降させることができる昇降装置630が設けられる。
ところで、図4の領域Aには、洗浄ユニット4に隣接して制御ユニット5が設置される。領域Bには、洗浄ユニット4に隣接して研磨ユニット3a,3bが設置される。領域Cには、洗浄ユニット4に隣接してロード/アンロードユニット2が設置される。したがって、洗浄ユニット4の引き出し搬送を行う際の作業場所は領域Dとなる。作業員は、領域Dの作業場所から昇降装置630を操作して洗浄ユニット4全体を昇降させる必要がある。ここで、領域Dの作業場所に近い箇所は、作業員がアクセスし易い(手が届き易い)。一方、領域Dの作業場所から遠い箇所(洗浄ユニット4の領域Bに隣接する箇所)は、作業員がアクセスし難い(手が届き難い)。また、領域Dの作業場所から遠い箇所(洗浄ユニット4の領域Bに隣接する箇所)に対するアクセスの困難性は、洗浄ユニット4のサイズが大きくなりCMP装置が大型化するにつれて顕著になる。
そこで、本実施形態では、洗浄ユニット4(又は他のユニット)の高さ調整を容易に行うことができる昇降装置630を実現している。以下、昇降装置630について説明する。
図5は、本実施形態の昇降装置630の斜視図である。図6は、本実施形態の昇降装置630の側面図である。図7は、本実施形態の昇降装置630の斜視図である。図8は、本実施形態の昇降装置630の一方の端部を拡大した斜視図である。図9は、本実施形態の昇降装置630の他方の端部を拡大した斜視図である。図10は、図9の断面αにおける昇降機構の断面図である。図11は、本実施形態の昇降装置630の動作を説明するための図である。
図5〜11に示すように、昇降装置630は、洗浄ユニット4の下面を支持するプレート670と、プレート670と床面690との間に設けられ、床面690に対する洗浄ユニット4の高さを調整可能な昇降機構640と、昇降機構640に接続された調整部材660と、を備える。調整部材660は、昇降機構640からプレート670に沿って延伸する延伸部(ロッド)664を有し、延伸部664を介して昇降機構640を操作可能になっている。具体的には、昇降装置630は、昇降機構640に設けられた高さ調整用つまみ650を有し、調整部材660は、高さ調整用つまみ650に接続される。昇降機構640は、プレート670の一方の端部における床面690側に設けられる。また、昇降装置630は、プレート670の他方の端部における床面690側に設けられ、床面690に対する洗浄ユニット4の高さを調整可能な2つの高さ調整用アジャスタ680を備える。
昇降機構640は、図10に示すように、床面690とプレート670との間に積層された第1部材642及び第2部材644を備える。第1部材642及び第2部材644には、互いに水平ではない対向面642a,644aが形成される。対向面642a,644aは、側面視でくさび状になるように形成されている。また、昇降機構640は、第1部材642と第2部材644との間にくさび状に設けられた第3部材646を備える。また、昇降機構640は、第1部材642の上部に設けられた略円形状の第4部材648を備える。昇降機構640は、ボルト649によってプレート670に固定される。
高さ調整用つまみ650は、昇降機構640(第3部材646)を駆動することによって床面690に対する洗浄ユニット4の高さを調整可能な(洗浄ユニット4を持ち上げたり降ろしたりすることが可能な)部材である。具体的には、高さ調整用つまみ650を回転させることにより、高さ調整用つまみ650と連動する図示していないボルトが回転し、ボルトの回転によって第3部材646がスライド駆動される。
調整部材660は、高さ調整用つまみ650に接続される接続部662、接続部662からプレート670に沿って延伸する棒状の延伸部(ロッド)664、及び延伸部664に設けられた操作部666を有する。調整部材660は、操作部666に対する操作によって高さ調整用つまみ650を介して昇降機構640を操作可能になっている。延伸部664は、プレート670の床面690側に固定された2つのサドル682の内部を挿通して、高さ調整用アジャスタ680の方向へ延伸する。サドル682は、昇降装置630がボルト649周りに回転移動するのを規制する。なお、延伸部664は、サドル682には支持されておらず、昇降機構640にのみ支持されている。操作部666にはストッパ684が被せられている。ストッパ684は、ブラケット686によってプレート670の端部の立ち上がり部672と固定されている。ストッパ684とブラケット686は、昇降装置630を用いて洗浄ユニット4の高さを調整する際には、取り外される。なお、本実施形態では、延伸部664の第1の端部に接続部662が設けられ、延伸部664の第2の端部に操作部666が設けられているが、これには限られない。
調整部材660は、操作部666に対する操作によって高さ調整用つまみ650を介して昇降機構640(第3部材646)を駆動可能になっている。具体的には、作業員が工具を用いて操作部666を延伸部664の延伸軸回りに回転させることによって、延伸部664が回転し、これに連動して接続部662及びレベル調整つまみ650が回転する。本実施形態では、作業員が工具を用いて操作部666を回転させる例を示したが、これには限られない。作業員が電動器具等を用いて操作部666を回転させることもできる。
例えば、図11Aに示すように、調整部材660を介して高さ調整用つまみ650を一方向(例えば反時計回り)に回転させると、第3部材646が高さ調整用つまみ650から遠ざかる方向にスライド駆動される。第3部材646が高さ調整用つまみ650から遠ざかる方向にスライド駆動されると、第2部材644が床面690に近づく方向に移動し、第1部材642と第2部材644とが相対的に近づく。これにより、洗浄ユニット4の床面690に対する高さは低くなる。
一方、図11Bに示すように、調整部材660を介して高さ調整用つまみ650を反対方向(例えば時計周り)に回転させると、第3部材646が高さ調整用つまみ650に近づく方向にスライド駆動される。第3部材646が高さ調整用つまみ650に近づく方向にスライド駆動されると、第2部材644が床面690から遠ざかる方向に移動し、第1部材642と第2部材644とが相対的に離れる。これにより、洗浄ユニット4の床面690に対する高さは高くなる。
さらに、図11Cに示すように、調整部材660を介して高さ調整用つまみ650を図
11Bと同様の方向(例えば時計周り)に回転させると、第3部材646が高さ調整用つまみ650に近づく方向にスライド駆動される。第3部材646が高さ調整用つまみ650に近づく方向にスライド駆動されると、第2部材644が床面690からさらに遠ざかる方向に移動し、第1部材642と第2部材644とがさらに相対的に離れる。これにより、洗浄ユニット4の床面690に対する高さはさらに高くなる。
<台車>
次に、台車700について説明する。図12は、台車700の斜視図である。図13は、台車700の底面図である。
図12,図13に示すように、台車700は、平行に延伸する一対のアーム部材710,720と、アーム部材710,720を連結する連結部材730と、アーム部材710,720それぞれの床面690側に設けられた複数のキャスター部材740と、を備える。キャスター部材740は、アーム部材710,720それぞれに3つ設けられる。キャスター部材740は、アーム部材710,720の延伸方向に沿って転動可能な車輪742を備える。
<ユニット搬送方法>
次に、ユニット搬送方法について説明する。図14は、本実施形態のユニット搬送方法のフローチャートである。
図14に示すように、ユニット搬送方法は、まず、洗浄ユニット4の下部空間へ昇降装置630を設置する(ステップS101)。具体的には、作業員は、図4に示すように、洗浄ユニット4の下部空間の2箇所に昇降装置630を設置する。さらに具体的には、領域Dから遠い側(領域Bに近い側)に昇降機構640が配置され、領域Dに近い側に高さ調整用アジャスタ680が配置されるように、昇降装置630を設置する。なお、昇降装置630の設置場所、及び、設置個数は、本実施形態に限らず任意である。
続いて、ユニット搬送方法は、昇降機構640を用いて洗浄ユニット4を持ち上げる(ステップS102)。具体的には、作業員は、工具などを用いて操作部666を例えば時計周りに回転させることによって、洗浄ユニット4を持ち上げる。
続いて、ユニット搬送方法は、高さ調整用アジャスタ680を用いて洗浄ユニット4を持ち上げる(ステップS103)。具体的には、作業員は、2つの高さ調整用アジャスタ680のボルトを例えば時計周りに回転させることによって、洗浄ユニット4を持ち上げる。
続いて、ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車を挿入可能な高さまで持ち上がったか否かを判定する(ステップS104)。ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車を挿入可能な高さまで持ち上がっていないと判定した場合には(ステップS104,No)、ステップS102へ戻る。
言い換えると、ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車を挿入可能な高さまで持ち上がるまで、昇降機構640、及び、高さ調整用アジャスタ680を用いて洗浄ユニット4を持ち上げるということである。なお、ステップS102とステップS103の順序は反対でもよい。
ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車を挿入可能な高さまで持ち上がったと判定した場合には(ステップS104,Yes)、洗浄ユニット4の下部空間へ台車700を挿入する(ステップS105)。具体的には、作業員は、図4に示すように、洗浄ユニッ
ト4の両端部の下部空間に台車700を挿入する。なお、台車700の挿入場所、及び、個数は、本実施形態に限らず任意である。
続いて、ユニット搬送方法は、昇降機構640を用いて洗浄ユニット4を降ろす(ステップS106)。具体的には、作業員は、工具などを用いて操作部666を例えば反時計周りに回転させることによって、洗浄ユニット4を降ろす。
続いて、ユニット搬送方法は、高さ調整用アジャスタ680を用いて洗浄ユニット4を降ろす(ステップS107)。具体的には、作業員は、2つの高さ調整用アジャスタ680のボルトを例えば反時計周りに回転させることによって、洗浄ユニット4を降ろす。
続いて、ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車に搭載されたか否かを判定する(ステップS108)。ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車に搭載されていないと判定した場合には(ステップS108,No)、ステップS106へ戻る。
言い換えると、ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車に搭載されるまで、昇降機構640、及び、高さ調整用アジャスタ680を用いて洗浄ユニット4を降ろすということである。なお、ステップS106とステップS107の順序は反対でもよい。
ユニット搬送方法は、洗浄ユニット4が台車に搭載されたと判定した場合には(ステップS108,Yes)、台車700を用いて洗浄ユニット4を引き出し搬送する(ステップS109)。具体的には、作業員は、台車700を引っ張り、アーム部材710,720の延伸方向に沿って車輪742を転動させることによって、洗浄ユニット4を引き出し搬送する。
以上、本実施形態によれば、調整部材660を設けていることによって、昇降機構640(第3部材646)を駆動するための操作部666が作業員の作業場所、又は作業場所の近くに位置することになる。このため、作業員は、作業場所から遠い場所に位置する昇降機構640に対しても容易にアクセスすることができる。その結果、本実施形態によれば、CMP装置の大きさに関わらず洗浄ユニット4の高さ調整を容易に行うことができ、その結果、洗浄ユニット4を容易に引き出し搬送することができる。また、ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3a、研磨ユニット3b、及び、制御ユニット5についても、洗浄ユニット4と同様に高さ調整を容易に行うことができ、その結果、ユニットを容易に引き出し搬送することができる。
以上説明したように、本発明は以下の形態を有する。
[形態1]
複数のユニットを組み立てて構成される基板処理装置の少なくとも1つのユニットの下面を支持するプレートと、
前記基板処理装置を設置する床面と前記プレートとの間に設けられ、前記床面に対する前記少なくとも1つのユニットの高さを調整可能な昇降機構と、
前記昇降機構から前記プレートに沿って延伸する延伸部を有し、前記延伸部を介して前記昇降機構を操作可能な調整部材と、
を備えた昇降装置。
[形態2]
形態1の昇降装置において、
前記昇降機構に設けられた高さ調整用つまみをさらに備え、
前記調整部材は、前記高さ調整用つまみに接続される接続部、該接続部から前記プレートに沿って延伸する前記延伸部、及び前記延伸部に設けられた操作部を有し、前記操作部に対する操作によって前記高さ調整用つまみを介して前記昇降機構を操作可能である、
ことを特徴とする昇降装置。
[形態3]
形態2の昇降装置において、
前記昇降機構は、前記プレートの一方の端部において前記床面側に設けられ、
前記昇降装置は、前記プレートの他方の端部において前記床面側に設けられ、前記床面に対する前記少なくとも1つのユニットの高さを調整可能な高さ調整用アジャスタをさら
に備え、
前記延伸部は、前記接続部から前記高さ調整用アジャスタの方向に延伸する、
ことを特徴とする昇降装置。
[形態4]
形態1〜3のいずれか1項の昇降装置において、
前記昇降機構は、前記床面と前記プレートとの間に積層され、互いに水平ではない対向面を有する第1部材及び第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間にくさび状に設けられた第3部材と、を備え、
前記高さ調整用つまみは、前記第3部材をスライド駆動することによって、前記第1部材と前記第2部材との間の距離を調整可能になっている、
ことを特徴とする昇降装置。
[形態5]
形態1〜4のいずれか1項の昇降装置において、
前記昇降装置は、台車を用いて前記少なくとも1つのユニットを搬送する際に前記少なくとも1つのユニットを昇降させる治具である、
ことを特徴とする昇降装置。
[形態6]
複数のユニットを組み立てて構成される基板処理装置の少なくとも1つのユニットを形態1〜5のいずれか1項の昇降装置を用いて持ち上げる工程と、
前記持ち上げ工程の後、前記少なくとも1つのユニットの下部空間に台車を挿入する工程と、
前記挿入工程の後、前記少なくとも1つのユニットを前記台車に搭載されるまで形態1〜5のいずれか1項の昇降装置を用いて降ろす工程と、
前記台車に搭載された少なくとも1つのユニットを、前記台車を用いて引き出し搬送する工程と、
を備えることを特徴とするユニット搬送方法。
2 ロード/アンロードユニット
3 研磨ユニット
3a,3b 研磨ユニット
4 洗浄ユニット
5 制御ユニット
630 昇降装置
640 昇降機構
642a,644a 対向面
642 第1部材
644 第2部材
646 第3部材
648 第4部材
660 調整部材
662 接続部
664 延伸部
666 操作部
670 プレート
680 高さ調整用アジャスタ
690 床面
700 台車
710,720 アーム部材
730 連結部材
740 キャスター部材
742 車輪

Claims (4)

  1. 複数のユニットを組み立てて構成される基板処理装置の少なくとも1つのユニットの下面を支持するプレートと、
    前記基板処理装置を設置する床面と前記プレートとの間に設けられ、前記床面に対する前記少なくとも1つのユニットの高さを調整可能な昇降機構と、
    前記昇降機構から前記プレートに沿って延伸する延伸部を有し、前記延伸部を介して前記昇降機構を操作可能な調整部材と、
    を備えた昇降装置であって、
    前記昇降装置は、前記昇降機構に設けられた高さ調整用つまみをさらに備え、
    前記調整部材は、前記高さ調整用つまみに接続される接続部、該接続部から前記プレートに沿って延伸する前記延伸部、及び前記延伸部に設けられた操作部を有し、前記操作部に対する操作によって前記高さ調整用つまみを介して前記昇降機構を操作可能であり、
    前記昇降機構は、前記プレートの一方の端部において前記床面側に設けられ、
    前記昇降装置は、前記プレートの他方の端部において前記床面側に設けられ、前記床面に対する前記少なくとも1つのユニットの高さを調整可能な高さ調整用アジャスタをさらに備え、
    前記延伸部は、前記接続部から前記高さ調整用アジャスタの方向に延伸する、
    ことを特徴とする昇降装置
  2. 請求項1の昇降装置において、
    前記昇降機構は、前記床面と前記プレートとの間に積層され、互いに水平ではない対向面を有する第1部材及び第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間にくさび状に設けられた第3部材と、を備え、
    前記高さ調整用つまみは、前記第3部材をスライド駆動することによって、前記第1部材と前記第2部材との間の距離を調整可能になっている、
    ことを特徴とする昇降装置。
  3. 請求項1または2の昇降装置において、
    前記昇降装置は、台車を用いて前記少なくとも1つのユニットを搬送する際に前記少なくとも1つのユニットを昇降させる治具である、
    ことを特徴とする昇降装置。
  4. 複数のユニットを組み立てて構成される基板処理装置の少なくとも1つのユニットを請求項1〜のいずれか1項の昇降装置を用いて持ち上げる工程と、
    前記持ち上げ工程の後、前記少なくとも1つのユニットの下部空間に台車を挿入する工程と、
    前記挿入工程の後、前記少なくとも1つのユニットを前記台車に搭載されるまで請求項1〜のいずれか1項の昇降装置を用いて降ろす工程と、
    前記台車に搭載された少なくとも1つのユニットを、前記台車を用いて引き出し搬送する工程と、
    を備えることを特徴とするユニット搬送方法。
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