JP7337374B2 - 油煙清浄装置 - Google Patents
油煙清浄装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7337374B2 JP7337374B2 JP2019154173A JP2019154173A JP7337374B2 JP 7337374 B2 JP7337374 B2 JP 7337374B2 JP 2019154173 A JP2019154173 A JP 2019154173A JP 2019154173 A JP2019154173 A JP 2019154173A JP 7337374 B2 JP7337374 B2 JP 7337374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- air
- oil
- exhaust passage
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
以下、図1~図14を参照して、本発明の油煙清浄装置の機械系の構成の実施形態を説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
筐体10は、図1~図5、図8に示すように、正面側に設けられる正面パネル(化粧板に相当)11と、正面側から視て右側に設けられる右側面パネル12と、正面側から視て左側に設けられる左側面パネル13と、背面側に設けられる背面パネル14と、天面に設けられる載置部15と、下面に設けられる下面部16と、正面パネル11のY方向のプラス側に設けられるパネル傾斜部17と、正面パネル11、右側面パネル12、左側面パネル13、背面パネル14、および下面部16の内方に設けられる内面パネル18と、を有する。
整流板20は、正面パネル11の上方であって、右側面パネル12および左側面パネル13の間に設けられる。整流板20は、図9に示すように、側面から視て、略L字状に構成されている。整流板20は、図9に示すように、内面パネル18に対して回動自在に取り付けられる。整流板20は、閉じられた状態で、整流板20および右側面パネル12の間ならびに整流板20および左側面パネル13の間に吸込口としての隙間20Aを形成する。また、整流板20は、整流板20が載置部15に当接するまで回動可能となっている。また、整流板20および正面パネル11の間には隙間20Cが形成される。隙間20Cは、整流板20を回動した際に、正面パネル11と干渉しないためのクリアランスとして機能する。
送風機30は、図6、図8、図10、図11に示すように、筐体10内に配置される。送風機30は、ファン31と、ファンモーター32と、ケーシング33と、を有する。ファン31の風量は空気浄化フィルタ80がフィルタ設置部83に設置されているか否かにかかわらずに、一定の範囲の風量に制御される。また、ファン31の風量は空気浄化フィルタ80がフィルタ設置部83に設置されている場合には、空気浄化フィルタ80の種類(脱煙フィルタ、脱臭フィルタ、除菌フィルタ、集塵フィルタ、または電気集塵フィルタのいずれかまたはこれらの任意の組み合わせ)にかかわらず、一定の範囲の風量に制御される。ファン31の風量はファンモーター32の回転数を制御する第一制御部110によって制御される。
排気通路40は、送風機30により生じる空気流が通過する。排気通路40は、図6に示すように、油捕集フィルタ50からZ方向の下方に設けられる第1排気通路41と、送風機30の外方から下面部16の排出口16Cの間に設けられる第2排気通路42と、を有する。
油捕集フィルタ50は、図6に示すように、送風機30の上方に設けられる。油捕集フィルタ50は、フィルタモーター60の軸に着脱可能に取り付けられる。油捕集フィルタ50は、孔を備える円盤が高速回転することにより、調理場において生じた油煙を含む排空気から油を捕集する。油捕集フィルタ50に設けられる孔の直径は、例えば0.75~5mmである。孔の形状は円形状に限定されず、三角形、正方形、正多角形などの形状であってもよい。
フィルタモーター60は、油捕集フィルタ50を高速回転させる。フィルタモーター60が、油捕集フィルタ50を高速回転させる速度は、例えば230rpm(Rotation Per Minute)以上であることが好ましい。フィルタモーター60には、図13に示すように、油捕集フィルタ50がワンタッチ式の着脱機構60Aによって着脱可能に取り付けられる。フィルタモーター60は、制御部100が備える第二制御部120によってその回転数が制御される。
油回収部70は、油捕集フィルタ50によって捕集された油を回収する。油回収部70は、図12、図13に示すように、オイルガード71と、オイルパネル72と、オイルトレー73と、を有する。
空気浄化フィルタ80は、送風機30の下流(Z方向の下方)のフィルタ設置部83に設けられる。空気浄化フィルタ80は、送風機30から送られ排気通路40を流通する空気を浄化する。本実施形態では、空気浄化フィルタ80として、図6に示すように、脱煙フィルタ81と、脱臭フィルタ82と、を例示しているが、その他、除菌フィルタ、集塵フィルタ、または電気集塵フィルタのいずれかまたはこれらの任意の組み合わせであってもよい。なお、空気浄化フィルタ80を設けない選択もできる。空気浄化フィルタ80を設けなければ、メンテナンスや費用の発生を抑えることができる。
[油煙清浄装置の制御系の構成]
次に、図15~図18を参照して、本発明の油煙清浄装置の制御系の構成の実施形態について説明する。
10 筐体
11A スリット部
15 載置部
16C 排出口
20 整流板
20A、20D、20E 隙間(吸込口)
20B 整流板の低い側の一端
30 送風機
30A 取込口
31 ファン
32 ファンモーター
33 ケーシング
40 排気通路
50 油捕集フィルタ
60 フィルタモーター
70、170 油回収部
80 空気浄化フィルタ
90 脚部
100 制御部
110 第一制御部
112 PWM電力制御部
114 電力制御用データ記憶部
120 第二制御部
Claims (8)
- 飲食店のフロアに配置される油煙清浄装置であって、
空気を取り込む吸込口、空気を排出する排出口、前記吸込口と前記排出口とを連通する排気通路、および前記排気通路を流通する空気を浄化する空気浄化フィルタを設置可能なフィルタ設置部、を備える筐体と、
前記排気通路に設けたファンと、
前記ファンを回転させるファンモーターと、
前記フィルタ設置部および前記ファンよりも上流の前記排気通路に設けられ、前記排気通路を流通する空気から油分を捕集する油捕集フィルタと、
前記油捕集フィルタを回転させるフィルタモーターと、
前記ファンモーターの回転数を制御する第一制御部と、
前記フィルタモーターの回転数を制御する第二制御部と、を有し、
前記第一制御部は、前記フィルタ設置部に複数の前記空気浄化フィルタが設置されているときと、前記フィルタ設置部に一の前記空気浄化フィルタが設置されているときと、前記フィルタ設置部に前記空気浄化フィルタが設置されていないときとのいずれのときにも、前記排気通路を流れる空気の風量が一定の範囲に収まるように、前記ファンモーターの回転数を制御する、油煙清浄装置。 - 前記第一制御部は、前記フィルタ設置部に一の前記空気浄化フィルタが設置されているときには前記空気浄化フィルタの種類にかかわらず、前記排気通路を流れる空気の風量が一定の範囲に収まるように、前記ファンモーターの回転数を制御する、請求項1に記載の油煙清浄装置。
- 前記フィルタ設置部に複数の前記空気浄化フィルタが設置されているときは、異なる種類の前記空気浄化フィルタが設置されているときを含む、請求項1に記載の油煙清浄装置。
- 飲食店のフロアに配置される油煙清浄装置であって、
空気を取り込む吸込口、空気を排出する排出口、前記吸込口と前記排出口とを連通する排気通路、および前記排気通路を流通する空気を浄化する空気浄化フィルタを設置可能なフィルタ設置部、を備える筐体と、
前記排気通路に設けたファンと、
前記ファンを回転させるファンモーターと、
前記フィルタ設置部および前記ファンよりも上流の前記排気通路に設けられ、前記排気通路を流通する空気から油分を捕集する油捕集フィルタと、
前記油捕集フィルタを回転させるフィルタモーターと、
前記ファンモーターの回転数を制御する第一制御部と、
前記フィルタモーターの回転数を制御する第二制御部と、を有し、
前記第一制御部は、前記フィルタ設置部に前記空気浄化フィルタが設置されているか否かにかかわらず、前記排気通路を流れる空気の風量が、前記油捕集フィルタの捕集率が基準捕集率の±5%の範囲となる風量に収まるように、前記ファンモーターの回転数を制御する、油煙清浄装置。 - 前記第一制御部は、前記ファンモーターの回転数の制御を、あらかじめ測定された、前記ファンモーターの回転数と電流との関係の測定結果を用いて行う、請求項1から4のいずれかに記載の油煙清浄装置。
- 前記第一制御部は、前記測定結果を、前記ファンモーターの回転数と電流との関係を示す、関数として、またはテーブルとして保有する、請求項5に記載の油煙清浄装置。
- 前記第二制御部は、前記フィルタモーターを定回転制御する、請求項1から6のいずれかに記載の油煙清浄装置。
- 前記空気浄化フィルタは、脱煙フィルタ、脱臭フィルタ、除菌フィルタ、集塵フィルタ、または電気集塵フィルタのいずれかまたはこれらの任意の組み合わせである、請求項1から7のいずれかに記載の油煙清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019154173A JP7337374B2 (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | 油煙清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019154173A JP7337374B2 (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | 油煙清浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021032503A JP2021032503A (ja) | 2021-03-01 |
JP7337374B2 true JP7337374B2 (ja) | 2023-09-04 |
Family
ID=74675699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019154173A Active JP7337374B2 (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | 油煙清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7337374B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011110483A (ja) | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Panasonic Corp | 空気清浄装置 |
WO2016067552A1 (ja) | 2014-10-28 | 2016-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 換気装置 |
JP2016105027A (ja) | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
JP2017067357A (ja) | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 富士工業株式会社 | レンジフード |
WO2018123512A1 (ja) | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 富士工業株式会社 | レンジフード |
JP2019122901A (ja) | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 関綜エンジニアリング株式会社 | ミストコレクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6354523A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-08 | T V G:Kk | 家庭用油煙除去装置 |
-
2019
- 2019-08-26 JP JP2019154173A patent/JP7337374B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011110483A (ja) | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Panasonic Corp | 空気清浄装置 |
WO2016067552A1 (ja) | 2014-10-28 | 2016-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 換気装置 |
JP2016105027A (ja) | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
JP2017067357A (ja) | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 富士工業株式会社 | レンジフード |
WO2018123512A1 (ja) | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 富士工業株式会社 | レンジフード |
JP2019122901A (ja) | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 関綜エンジニアリング株式会社 | ミストコレクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021032503A (ja) | 2021-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5836549B2 (ja) | 空気清浄機及び空気清浄機の使用方法 | |
US20080216657A1 (en) | Air Purifier for Removing Particles or Contaminants from Air | |
KR20170141577A (ko) | 공기 청정기 | |
JP4451359B2 (ja) | 加熱調理台 | |
KR20070002528A (ko) | 공기청정기 | |
KR20170140578A (ko) | 공기 청정기 | |
JP3854938B2 (ja) | 空気浄化装置を備えた調理器 | |
JP7337374B2 (ja) | 油煙清浄装置 | |
KR20170115672A (ko) | 필터망의 이물질 자동제거 기능을 갖는 주방용 레인지 후드장치 | |
KR20170140583A (ko) | 공기 청정기 | |
JP2013220399A (ja) | 空気調和機 | |
JP6769168B2 (ja) | 便座装置 | |
WO2011074250A1 (ja) | 油煙浄化装置 | |
JP7501886B2 (ja) | 油煙清浄装置 | |
JP7359433B2 (ja) | 油煙清浄装置 | |
JP7423035B2 (ja) | 油煙清浄装置 | |
JP6214374B2 (ja) | レンジフード | |
JP2020002887A (ja) | 送風手段および空気清浄装置 | |
JP4429402B2 (ja) | レンジフード | |
WO2007013187A1 (ja) | レンジフードファン及び調理ガス捕集排気方法 | |
KR101809408B1 (ko) | 공기 청정기 | |
JP2020002944A (ja) | 送風手段および空気清浄装置 | |
KR101924470B1 (ko) | 공기 청정기 | |
KR200267257Y1 (ko) | 주방용 환기 시스템 | |
KR200367508Y1 (ko) | 고기구이기의 제연 정화장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230612 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230816 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7337374 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |