JP7334975B2 - 植物病害抵抗性誘導剤 - Google Patents
植物病害抵抗性誘導剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7334975B2 JP7334975B2 JP2020200981A JP2020200981A JP7334975B2 JP 7334975 B2 JP7334975 B2 JP 7334975B2 JP 2020200981 A JP2020200981 A JP 2020200981A JP 2020200981 A JP2020200981 A JP 2020200981A JP 7334975 B2 JP7334975 B2 JP 7334975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plant
- resistance inducer
- salt
- disease resistance
- salts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
しかしながら、特許文献1には、対象植物がナス科及びアブラナ科であることは記載されているが、前記青枯病抵抗性誘導剤のイチゴ等のバラ科及び茶等のツバキ科の植物に対する効果については一切開示されていない。
項1.
アミノ酸又はその塩を含有する植物病害抵抗性誘導剤であって、
前記植物が、バラ科植物及び/又はツバキ科植物である、植物病害抵抗性誘導剤。
項2.
前記アミノ酸が、リシン、フェニルアラニン、プロリン、及びグルタミン酸からなる群より選ばれる少なくとも1種である、項1に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項3.
前記アミノ酸が、グルタミン酸又はその塩、及びリシン又はその塩である、項1又は2に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項4.
前記植物病害抵抗性誘導剤中に含まれるグルタミン酸又はその塩とリシン又はその塩との配合比が、質量比として、1:0.1~1:10である、項3に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項5.
さらに、フェニルアラニン又はその塩を含有する、項1~4の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項6.
さらに、プロリン又はその塩を含有する、項1~5の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項7.
さらに、界面活性剤を含有する、項1~6の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項8.
前記界面活性剤がノニオン界面活性剤である、項7に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項9.
前記植物病害抵抗性誘導剤中に含まれるアミノ酸又はその塩と界面活性剤との配合比が、質量比として、1:0.05~1:20である、項7又は8に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項10.
炭疽病、もち病、輪斑病、新梢枯死症、及び赤焼病からなる群から選ばれる少なくとも1種の病害を防除するための、項1~9の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
項11.
項1~10の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤を植物又はその周辺に処理することを特徴とする植物の病害抵抗性誘導方法であって、
前記植物がバラ科植物及び/又はツバキ科植物である、植物の病害抵抗性誘導方法。
項12.
項1~10の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤を使用することを特徴とする植物病害の予防方法。
項13.
植物病原菌の感染による病害を予防することを特徴とする項12に記載の植物病害の予防方法。
本発明の植物病害抵抗性誘導剤(以下、「植物抵抗性誘導剤」ということもある。)は、アミノ酸又はその塩を含有している。アミノ酸としては、L-体又はD-体のいずれでもよく、例えば、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、バリン等が挙げられ、リシン、フェニルアラニン、プロリン、及びグルタミン酸が好ましい。中でも、アミノ酸としては、L-体が好ましく、L-アラニン、L-アルギニン、L-アスパラギン、L-アスパラギン酸、L-グルタミン、L-グルタミン酸、L-ヒスチジン、L-イソロイシン、L-ロイシン、L-リシン、L-フェニルアラニン、L-プロリン、L-セリン、L-スレオニン、L-トリプトファン、L-チロシン、L-バリンがより好ましく、L-リシン、L-フェニルアラニン、L-プロリン、及びL-グルタミン酸がさらに好ましい。
中でも、本発明の植物病害抵抗性誘導剤は、リシン、フェニルアラニン、プロリン、及びグルタミン酸からなる群より選ばれる少なくとも1種を有効成分として含有することが好ましい。
(1)少なくともグルタミン酸及びリシンを含有する植物病害抵抗性誘導剤組成物、
(2)少なくともグルタミン酸塩及びリシンを含有する植物病害抵抗性誘導剤組成物、
(3)少なくともグルタミン酸及びリシン塩を含有する植物病害抵抗性誘導剤組成物、
又は
(4)少なくともグルタミン酸塩及びリシン塩を含有する植物病害抵抗性誘導剤組成物である。
なお、リシンは、リジンと言い換えることができる。本発明の植物抵抗性誘導剤組成物は、植物抵抗性増強剤組成物と言い換えることもできる。
本発明の植物病害抵抗性誘導剤又は植物抵抗性誘導剤組成物は、アミノ酸の塩として、グルタミン酸のアルカリ金属塩を含むことが好ましく、グルタミン酸ナトリウムを含むことがより好ましい。
この場合、本発明として、具体的には、
少なくともグルタミン酸又はその塩、リシン又はその塩、及びフェニルアラニン又はその塩を含有する植物病害抵抗性誘導剤組成物;
少なくともグルタミン酸又はその塩、リシン又はその塩、及びプロリン又はその塩を含有する植物病害抵抗性誘導剤組成物;
少なくともグルタミン酸又はその塩、リシン又はその塩、フェニルアラニン又はその塩、及びプロリン又はその塩を含有する植物病害抵抗性誘導剤組成物等が挙げられる。
本発明の植物抵抗性誘導剤又は植物抵抗性誘導剤組成物におけるリシン又はその塩と、界面活性剤との配合比は、質量比として、1:0.001~1:50の範囲、好ましくは1:0.005~1:30、より好ましくは1:0.01~1:10である。
本発明の植物抵抗性誘導剤組成物中にリシン又はその塩、フェニルアラニン又はその塩、プロリン又はその塩、及びグルタミン酸又はその塩が含まれる場合、リシン又はその塩、フェニルアラニン又はその塩、プロリン又はその塩及びグルタミン酸又はその塩の総量と、界面活性剤との配合比は、質量比として、1:0.001~1:50の範囲、好ましくは1:0.005~1:30、より好ましくは1:0.01~1:10である。
本発明の植物抵抗性誘導剤又は植物抵抗性誘導剤組成物を、対象植物に処理することにより、バラ科植物及び/又はツバキ科植物の病害を防除することができる。よって、本発明には、上述した植物抵抗性誘導剤又は植物抵抗性誘導剤組成物を、対象植物(バラ科植物及び/又はツバキ科植物)又はその周辺に処理する、植物の病害抵抗性誘導方法が包含される(以下、「本発明の病害抵抗性誘導方法」ということもある。)。本発明の病害抵抗性誘導方法は、有効成分としてリシン又はその塩、フェニルアラニン又はその塩、プロリン又はその塩、及びグルタミン酸又はその塩からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する本発明の植物抵抗性誘導剤又は植物抵抗性誘導剤組成物を対象植物(バラ科植物及び/又はツバキ科植物)に吸収させることにより行われる。
バラ科(Rosaceae spp.)の植物としては、例えば、イチゴ(学名:Fragaria × ananassa Duchesne ex Rozier、英名:Garden strawberry)、リンゴ(学名:Malus domestica、英名:Apple)、ナシ(和ナシ、日本ナシ、学名:Pyrus pyrifolia var. culta)、中国ナシ(学名:P. bretschneideri)、洋ナシ(西洋ナシ、学名:P. communis, 英名:Pear)、ビワ(学名:Eriobotrya japonica、英名:Loquat)、カリン(学名:Pseudocydonia sinensis、英名:Chinese quince)等の果実類、アンズ(学名:Prunus armeniaca、英名:Apricot)、ウメ(学名:Prunus mume)、サクラ(学名:Prunus spp.、Cerasus spp.)、モモ(学名:Amygdalus persica、英名:Peach)等の花木類;アーモンド(学名:Amygdalus dulcis、英名:Almond)等が挙げられる。
ツバキ科(Theaceae spp.)の植物としては、例えば、ツバキ(学名:Camellia japonica)、サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)、チャ(茶、学名:Camellia sinensis)、ナツツバキ(夏椿、学名:Stewartia pseudocamellia)等が挙げられる。バラ科及びツバキ科の植物は、これらに限定されるものではない。
ニューカルゲン(登録商標)R-100(竹本油脂株式会社製)は、ノニオン界面活性剤(POA(ポリオキシアルキレン)アルキルエーテル)である。
ニューカルゲン(登録商標)EP-70G(竹本油脂株式会社製)は、アニオン界面活性剤(ジアルキルスルホコハク酸塩)である。
オイルQ(日澱化学株式会社製)は、担体(澱粉分解物)である。
セロゲン(登録商標)WS-C(日澱化学株式会社製)は、増粘剤(カルボキシメチルセルロース塩)である。
タンカルAパウダー(ミヨシ油脂株式会社製)は、消泡剤(脂肪酸ナトリウム)である。
有効成分として、リシン塩酸塩:9g、フェニルアラニン:8g、プロリン:12g、及びグルタミン酸ナトリウム一水和物:9gを混合し、任意成分として、ニューカルゲン(登録商標)R-100:9g、ニューカルゲン(登録商標)EP-70G:1g、オイルQ:49.7g、セロゲン(登録商標)WS-C:2g、及びタンカルAパウダー:0.3gをそれぞれ配合し、本発明の植物抵抗性誘導剤1を得た。
比較例1は、無処理区である。
[試験方法]
茶(品種:やぶきた)を用い、植物抵抗性誘導剤1及び水を二番茶0.3葉期、1.3葉期に背負い式電動噴霧器を用いて200L/10a相当量を散布した。2回目散布17日後、2回目散布21日後及び2回目散布25日後に各試験区の発病葉について調査した。試験区全体の発病葉数を計数し、1m2あたりの発病葉数を算出した。
実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、チャ炭疽病に対して、3回調査における累計発病葉数が5.5(枚/m2)であった(図1)。
一方、比較例1(無処理区)は、チャ炭疽病に対して、効果を示さなかった。
[試験方法]
茶(品種:くらさわ)を用い、植物抵抗性誘導剤1及び水を二番茶萌芽期及び1葉期に背負い式電動噴霧器を用いて200L/10a相当量を散布した。2回目散布19日後に各試験区の発病葉について調査した。試験区全体の発病葉数を計数し、1m2あたりの発病葉数を算出した。2回目散布19日後に各試験区の発病葉について、試験区全体の発病葉数を計数し、1m2あたりの発病葉数を算出した。薬害については、調査時に肉眼で観察した。
その結果、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、チャもち病に対して、発病葉数が59.4(枚/m2)であった(図2)。なお、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1は、薬害を示さなかった。
一方、比較例1(無処理区)は、チャもち病に対して、効果を示さなかった。
[試験方法]
茶(品種:やぶきた)を用い、二番茶摘採直後に背負い式電動噴霧器を用いて供試薬剤の所定濃度で各区200L/10a相当量を散布した。散布25日後に各試験区の発病葉について、試験区全体の発病葉数を計数し、1m2あたりの発病葉数を算出した。調査した発病葉は摘み取り除去した。薬害については、調査時に肉眼で観察した。
その結果、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、チャ輪斑病に対して、発病葉数が0.1(枚/区)であった(図3)。
一方、比較例1(無処理区)は、チャ輪斑病に対して、効果を示さなかった。
[試験方法]
茶(品種:やぶきた)を用い、1葉期及び3葉期に背負い式電動噴霧器を用いて供試薬剤の所定濃度で各区200L/10a相当量を散布した。散布41日後に各試験区の発病葉について、試験区全体の全枯死枝数を調査し、1m2あたりの発病葉数を算出した。調査した発病葉は摘み取り除去した。薬害については、調査時に肉眼で観察した。
その結果、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、チャ新梢枯死症に対して、発病枝数が3.3(本/m2)であった(図4)。なお、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1は、薬害を示さなかった。
一方、比較例1(無処理区)は、チャ新梢枯死症に対して、効果を示さなかった。
[試験方法]
茶(品種:やぶきた)を用い、背負い式電動噴霧器を用いて供試薬剤の所定濃度で各区200L/10a相当量を散布した。散布後30日後に各試験区の発病葉について、試験区全体の発病葉数を計数し、1m2あたりの発病葉数を算出した。調査した発病葉は摘み取り除去した。薬害については、調査時に肉眼で観察した。
その結果、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、チャ赤焼病に対して、発病葉数が61.48(枚/m2)であった(図5)なお、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1は、薬害を示さなかった。
一方、比較例1(無処理区)は、チャ赤焼病に対して、効果を示さなかった。
[試験方法]
接種は、イチゴ炭疽病菌(Colletotrichum gloeosporioides)をPS液体培地に移植し、25℃の恒温器内で7日間振とう培養した。その後、2重ガーゼにて濾過し、滅菌水を用いて分生子懸濁液を1.0×107個/mlに調整し、イチゴ苗に接種した。接種苗を透明プラスチックケースに入れ、25℃の恒温器内で48時間管理して接種苗を作成した。1回目散布翌日の8月31日に1トレイ当たり2株ずつトレイの中心に配置し、間接接種した。イチゴ(品種:さちのか)を用い、背負い式電動噴霧器を用いて育苗期後半に3回供試薬剤の所定濃度で各区150~250L/10a(約8,000株/10a)の割合で散布した。最終散布8日後に1区20~22株について発病程度別に調査し、発病株率及び発病度を算出した。薬害については、調査時に肉眼で観察した。
0:病斑を認めない
1:葉又は葉梢に5個未満の病斑が認められる
2:葉又は葉梢に5個以上の病斑又はランナーに病斑が認められる
3:葉梢が折れている又は枯死
4:株全体の萎凋及び枯死
実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、イチゴ炭疽病に対して、発病度11.6%であった(図6)。そして、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1のイチゴ炭疽病に対する防除価は78%であった。なお、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1は、薬害を示さなかった。一方、比較例1(無処理区)は、イチゴ炭疽病に対して、効果を示さなかった。
[試験方法]
ハクサイ(品種:無双)をセルトレイに播種し、2.5葉期に供試薬剤を所定濃度で十分量散布した。処理2日後に病原菌懸濁液を全体に噴霧接種した。散布11日後に発病程度別に調査し、発病度を算出した。
0:発病を認めない
1:病斑面積が葉面積の5%未満を占める
2:病斑面積が葉面積の5%以上25%未満を占める
3:病斑面積が葉面積の25%以上50%未満を占める
4:病斑面積が葉面積の50%以上75%未満を占める
5:病斑面積が葉面積の75%以上を占める
実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、ハクサイ黒斑細菌病に対して、発病度52であった(図7)。そして、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1のハクサイ黒斑細菌病に対する防除価は0%であり、効果は認められなかった。なお、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1は、薬害を示さなかった。
[試験方法]
1区12株、3連制でキュウリ(品種:夏すずみ)を定植し、区境に本病害に感染した株を設置した。背負い式電動噴霧器を用いて3回供試薬剤の所定濃度で各区180~310L/10aの割合で散布した。最終散布7日後に発病程度別に調査し、発病度を算出した。
0:発病を認めない
1:病斑面積が葉面積の5%未満を占める
2:病斑面積が葉面積の5%以上25%未満を占める
3:病斑面積が葉面積の25%以上50%未満を占める
4:病斑面積が葉面積の50%以上を占める
実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1(500倍散布)は、キュウリ斑点細菌病に対して、発病度37.6であった(図8)。そして、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1のキュウリ斑点細菌病に対する防除価は14%であり、効果は低かった。なお、実施例1の植物病害抵抗性誘導剤1は、薬害を示さなかった。
Claims (6)
- アミノ酸又はその塩を含有する植物病害抵抗性誘導剤であって、
前記アミノ酸が、グルタミン酸又はその塩、リシン又はその塩、フェニルアラニン又はその塩、及び、プロリン又はその塩であり、かつ、
前記植物が、バラ科植物及び/又はツバキ科植物である、植物病害抵抗性誘導剤。 - さらに、界面活性剤を含有する、請求項1に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
- 炭疽病、もち病、輪斑病、新梢枯死症、及び赤焼病からなる群から選ばれる少なくとも1種の病害を防除するための、請求項1又は2に記載の植物病害抵抗性誘導剤。
- 請求項1~3の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤を植物又はその周辺に処理することを特徴とする植物の病害抵抗性誘導方法であって、
前記植物がバラ科植物及び/又はツバキ科植物である、植物の病害抵抗性誘導方法。 - 請求項1~4の何れか一項に記載の植物病害抵抗性誘導剤を使用することを特徴とする植物病害の予防方法。
- 植物病原菌の感染による病害を予防することを特徴とする請求項5に記載の植物病害の予防方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020200981A JP7334975B2 (ja) | 2020-12-03 | 2020-12-03 | 植物病害抵抗性誘導剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020200981A JP7334975B2 (ja) | 2020-12-03 | 2020-12-03 | 植物病害抵抗性誘導剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022088871A JP2022088871A (ja) | 2022-06-15 |
JP7334975B2 true JP7334975B2 (ja) | 2023-08-29 |
Family
ID=81988142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020200981A Active JP7334975B2 (ja) | 2020-12-03 | 2020-12-03 | 植物病害抵抗性誘導剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7334975B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240140591A (ko) * | 2023-03-17 | 2024-09-24 | 씨제이제일제당 (주) | 아미노산을 포함하는 식물 생장 촉진용 조성물 및 이의 제조방법 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000095609A (ja) | 1998-09-22 | 2000-04-04 | Hiroshi Kawai | 植物病害の予防用組成物およびその使用方法 |
JP2006172975A (ja) | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形電池 |
JP2012010694A (ja) | 2010-06-01 | 2012-01-19 | Ajinomoto Co Inc | 植物のアレロパシー効果、および/またはファイトアレキシン生産の増強用薬剤 |
JP2012211124A (ja) | 2011-03-24 | 2012-11-01 | National Agriculture & Food Research Organization | 青枯病抵抗性誘導剤及び青枯病防除方法 |
JP2015061826A (ja) | 2013-08-22 | 2015-04-02 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 作物の生長促進を伴う土壌伝染性病害防除法、有用微生物の検定方法、土壌pH矯正物質の検定方法、及び植物病害抵抗性誘導物質の検定方法 |
WO2019172277A1 (ja) | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 味の素株式会社 | 植物の病害抵抗性誘導用または植物の病害防除用の組成物 |
-
2020
- 2020-12-03 JP JP2020200981A patent/JP7334975B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000095609A (ja) | 1998-09-22 | 2000-04-04 | Hiroshi Kawai | 植物病害の予防用組成物およびその使用方法 |
JP2006172975A (ja) | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形電池 |
JP2012010694A (ja) | 2010-06-01 | 2012-01-19 | Ajinomoto Co Inc | 植物のアレロパシー効果、および/またはファイトアレキシン生産の増強用薬剤 |
JP2012211124A (ja) | 2011-03-24 | 2012-11-01 | National Agriculture & Food Research Organization | 青枯病抵抗性誘導剤及び青枯病防除方法 |
JP2015061826A (ja) | 2013-08-22 | 2015-04-02 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 作物の生長促進を伴う土壌伝染性病害防除法、有用微生物の検定方法、土壌pH矯正物質の検定方法、及び植物病害抵抗性誘導物質の検定方法 |
WO2019172277A1 (ja) | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 味の素株式会社 | 植物の病害抵抗性誘導用または植物の病害防除用の組成物 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
園芸学研究 別冊,2010年,第9巻 別冊2,127頁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022088871A (ja) | 2022-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1940230A1 (en) | Fungicidal control of moulds | |
JP7334975B2 (ja) | 植物病害抵抗性誘導剤 | |
KR100426179B1 (ko) | N-(α-시아노-2-테닐)-4-에틸-2-(에틸아미노)-5-티아졸카르복사미드를 함유하는 신규한 살균제 조성물 | |
KR100376181B1 (ko) | 2성분 및 3성분 살진균 혼합물 | |
CN102835403B (zh) | 一种杀菌组合物及其制剂和应用 | |
BG61961B1 (bg) | Бактерициди | |
KR100575464B1 (ko) | N-아세토닐벤즈아미드를 함유하는 살진균 조성물 | |
US3899585A (en) | Fungicidal method for protecting a plant | |
CA3056465A1 (en) | Preparation comprising at least fludioxonil and a mixture comprising aureobasidium pullulans strains | |
US6331505B1 (en) | Method for increasing plant productivity using glutamic acid and glycolic acid | |
CN108812698B (zh) | 一种含井冈霉素的杀菌组合物及其应用 | |
CN107751222A (zh) | 含有硝磺草酮、五氟磺草胺和噁唑酰草胺的除草组合物 | |
JP7082796B2 (ja) | トマトかいよう病抵抗性誘導剤及びトマトかいよう病防除方法 | |
CN107279158A (zh) | 一种稻田除草组合物及其制成的漂浮颗粒制剂 | |
CN106889077B (zh) | 含有吩乙霉素和丙硫菌唑的杀菌组合物及其应用 | |
KR100449464B1 (ko) | 프로클로라즈혼합물 | |
CN118435957A (zh) | 一种除草剂组合物及其应用 | |
JPS5823609A (ja) | 農園芸用殺菌剤組成物 | |
CN115720900A (zh) | 一种含苯唑草酮的三元除草组合物 | |
Bandara et al. | Weed control efficacy of bispyribac sodium+ fenoxaprop-p-ethyl in lowland rice. | |
CN109452299A (zh) | 一种水稻田除草组合物及其应用 | |
JPH0323522B2 (ja) | ||
JPS5877804A (ja) | 除草用組成物 | |
JPS615003A (ja) | 除草剤 | |
JPS608204A (ja) | 除草組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230509 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230518 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7334975 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |