JP7334863B2 - 自律移動体の制御装置および自律移動体 - Google Patents

自律移動体の制御装置および自律移動体 Download PDF

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Description

本開示は、自律移動体の制御装置および自律移動体に関する。
特許文献1は、自律移動体を開示する。当該自律移動体は、前輪と後輪との回転数の差に基づいて乗客コンベアのステップに乗ったことを検知する。
日本特開平5-80840号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自律移動体において、乗客コンベアのステップに乗り込むタイミングが制御されない。このため、自律移動体が乗客コンベアに適切に乗ることができないこともある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップに乗り込ませることができる自律移動体の制御装置および自律移動体を提供することである。
本開示に係る自律移動体の制御装置は、進行方向に対して後方側に駆動輪が設けられ、前方側に被駆動輪が設けられた自律移動体を制御する装置であって、前記駆動輪または前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が乗客コンベアのステップへの移動を開始したことを検知する制御部、を備え、前記制御部は、前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへの移動を開始したことを検知した際に、前記駆動輪を減速させ、その後、前記駆動輪の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへ完全に移動したことを検知する。
また、本開示に係る自律移動体の制御装置は、進行方向に対して後方側に駆動輪が設けられ、前方側に被駆動輪が設けられた自律移動体を制御する装置であって、前記駆動輪または前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が乗客コンベアのステップへの移動を開始したことを検知する制御部、を備え、前記制御部は、前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへの移動を開始したことを検知した際に、前記駆動輪を減速させ、その後、前記駆動輪の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへ完全に移動したことを検知し、その後、前記自律移動体の前記ステップに対する移動方向が前記ステップの移動方向とは逆方向となり、前記自律移動体の移動速度の大きさが前記ステップの移動速度の大きさと一致するように、前記駆動輪を回転させることで、前記自律移動体を前記ステップに対して走行させた後に、規定の条件を満たした際に前記駆動輪を停止させる
また、本開示に係る自律移動体の制御装置は、進行方向に対して前方側に駆動輪が設けられ、後方側に被駆動輪が設けられた自律移動体を制御する装置であって、前記駆動輪または前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が乗客コンベアのステップへの移動を開始したことを検知する制御部、を備え、前記制御部は、前記駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへの移動を開始したことを検知した際に、前記駆動輪を逆方向に回転させる。
本開示に係る自律移動体は、外郭をなす本体と、前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させる駆動輪と、前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させない被駆動輪と、前記本体に設けられ、前記駆動輪を回転させることで、前記本体の移動を制御する前記制御装置と、を備えた。
本開示によれば、制御装置は、自律移動体の駆動輪または被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が乗客コンベアのステップへの移動を開始したことを検知する。このため、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップに乗り込ませることができる。
実施の形態1における自律移動体の側面図である。 実施の形態1における自律移動体の動作を説明するための側面図である。 実施の形態1における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における自律移動体の制御装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2における自律移動体の側面図である。 実施の形態2における自律移動体の動作を説明するための側面図である。 実施の形態2における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3における自律移動体の側面図である。 実施の形態3における自律移動体の動作を説明するための側面図である。 実施の形態3における自律移動体の本体の鉛直方向の振動を示す図である。 実施の形態3における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
実施の形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における自律移動体の側面図である。
図1に示されるように、自律移動体は、本体1と一対の駆動輪2と被駆動輪3と駆動側回転検知装置4と被駆動側回転検知装置5とカメラ6と制御装置7とを備える。
本体1は、自律移動体の外郭をなす。例えば、本体1は、直方体に形成される。
一対の駆動輪2は、本体1の下部の後方側に回転自在に設けられる。一対の駆動輪2は、図示されないモータ等により回転駆動力を発生させ得るように設けられる。被駆動輪3は、本体1の下部の前方側に設けられる。被駆動輪3は、駆動力を発生させ得ないように設けられる。
駆動側回転検知装置4は、本体1の後方側に設けられる。駆動側回転検知装置4は、一対の駆動輪2の少なくとも一方の回転数を検知し得るように設けられる。被駆動側回転検知装置5は、本体1の前方側に設けられる。被駆動側回転検知装置5は、被駆動輪3の回転数を検知し得るように設けられる。
カメラ6は、本体1の上部の前方側に設けられる。カメラ6は、本体1の前方を撮影し得るように設けられる。
制御装置7は、本体1の内部に設けられる。制御装置7は、制御部7aを備える。制御部7aは、駆動側回転検知装置4の検知結果と被駆動側回転検知装置5の検知結果とカメラ6の撮影結果とに基づいて駆動輪2の回転を制御し得るように設けられる。
次に、図2を用いて、自律移動体の動作を説明する。
図2は実施の形態1における自律移動体の動作を説明するための側面図である。
図2に示されるように、制御装置7は、被駆動輪3の側を前方として本体1の速度VAが予め設定された速度となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、被駆動輪3が乗客コンベアのステップ8に乗り込むと、被駆動輪3の速度と一対の駆動輪2の速度とにおいて、差が発生する。
この際、制御装置7は、被駆動輪3がステップ8に乗ったことを検知する。この場合、制御装置7は、自律移動体を徐々に停止させるために一対の駆動輪2を制御する。例えば、制御装置7は、駆動輪2の減速を開始する。例えば、制御装置7は、駆動輪2を逆方向に回転させる。
その後、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んだと判定する。
その後、制御装置7は、自律移動体の速度VAの大きさが乗客コンベアの速度VBの大きさと一致するように一対の駆動輪2を逆方向に回転させる。
その後、制御装置7は、カメラ6の画像に基づいて自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となるように一対の駆動輪2の回転速度を速くしたり遅くしたりする。その後、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となった際、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。
次に、図3を用いて、制御装置7の動作を説明する。
図3は実施の形態1における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、制御装置7は、被駆動輪3の側を前方として自律移動体の速度VAが予め設定された速度となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置7は、ステップS2の動作を行う。ステップS2では、制御装置7は、被駆動輪3の速度と一対の駆動輪2の速度とにおいて、予め設定された差が発生したか否かを判定する。
ステップS2で予め設定された差が発生していない場合、制御装置7は、ステップS2の動作を行う。ステップS2で予め設定された差が発生した場合、制御装置7は、ステップS3の動作を行う。
ステップS3では、制御装置7は、自律移動体を徐々に停止させるために一対の駆動輪2を制御する。その後、制御装置7は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、制御装置7は、被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んだか否かを判定する。
ステップS4で被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んでいない場合、制御装置7は、ステップS4の動作を行う。ステップS4で被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んだ場合、制御装置7は、ステップS5の動作を行う。
ステップS5では、制御装置7は、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となるように一対の駆動輪2の回転を制御する。その後、制御装置7は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、制御装置7は、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となったか否かを判定する。
ステップS6で自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となっていない場合、制御装置7は、ステップS5の動作を行う。ステップS6で自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となっている場合、制御装置7は、ステップS7の動作を行う。
ステップS7では、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置7は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、制御装置7は、自律移動体の被駆動輪3の回転数の変化に基づいて自律移動体が乗客コンベアのステップ8への移動を開始したことを検知する。このため、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップ8に乗り込ませることができる。
また、制御装置7は、被駆動輪3の回転数の変化に基づいて自律移動体が乗客コンベアのステップ8への移動を開始したことを検知した際に、駆動輪2を減速させる。このため、自律移動体をより容易に乗客コンベアのステップ8に乗り込ませることができる。
また、制御装置7は、被駆動輪3の回転数の変化に基づいて自律移動体が乗客コンベアのステップ8への移動を開始したことを検知した際に、駆動輪2を減速させ、その後、駆動輪2の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて自律移動体が乗客コンベアのステップ8へ完全に移動したことを検知する。このため、自律移動体をステップ8に乗り込んだことを確実に検知することができる。
また、制御装置7は、被駆動輪3の回転数の変化に基づいて自律移動体が乗客コンベアのステップ8への移動を開始したことを検知した際に、駆動輪2を減速させ、その後、駆動輪2の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて自律移動体が乗客コンベアのステップ8へ完全に移動したことを検知し、その後、自律移動体の移動方向がステップ8の移動方向とは逆方向となり、自律移動体の移動速度がステップ8の移動速度と一致するように、駆動輪2を回転させることで、自律移動体をステップ8に並走させる。このため、自律移動体の絶対的な位置が変わることを抑制できる。
次に、図4を用いて、制御装置7の例を説明する。
図4は実施の形態1における自律移動体の制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置7の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、制御装置7の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置7の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置7の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置7の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御装置7の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、制御部7aの機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、制御部7aの機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置7の各機能を実現する。
実施の形態2.
図5は実施の形態2における自律移動体の側面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図5に示されるように、自律移動体は、本体1と一対の駆動輪2と被駆動輪3と駆動側回転検知装置4と被駆動側回転検知装置5とカメラ6と制御装置7とを備える。
本体1は、自律移動体の外郭をなす。例えば、本体1は、直方体に形成される。
一対の駆動輪2は、本体1の下部の前方側に回転自在に設けられる。一対の駆動輪2は、図示されないモータ等により回転駆動力を発生させ得るように設けられる。被駆動輪3は、本体1の下部の後方側に設けられる。被駆動輪3は、駆動力を発生させ得ないように設けられる。
駆動側回転検知装置4は、本体1の前方側に設けられる。駆動側回転検知装置4は、一対の駆動輪2の少なくとも一方の回転数を検知し得るように設けられる。被駆動側回転検知装置5は、本体1の後方側に設けられる。被駆動側回転検知装置5は、被駆動輪3の回転数を検知し得るように設けられる。
カメラ6は、本体1の上部の前方側に設けられる。カメラ6は、本体1の前方を撮影し得るように設けられる。
制御装置7は、本体1の内部に設けられる。制御装置7は、制御部7aを備える。制御部7aは、駆動側回転検知装置4の検知結果と被駆動側回転検知装置5の検知結果とカメラ6の撮影結果とに基づいて駆動輪2の回転を制御し得るように設けられる。
次に、図6を用いて、自律移動体の動作を説明する。
図6は実施の形態2における自律移動体の動作を説明するための側面図である。
制御装置7は、一対の駆動輪2の側を前方として自律移動体の速度VAが予め設定された速度となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、一対の駆動輪2が乗客コンベアのステップ8に乗り込むと、被駆動輪3の速度と一対の駆動輪2の速度とにおいて、差が発生する。
この際、制御装置7は、一対の駆動輪2がステップ8に乗ったことを検知する。この場合、制御装置7は、一対の駆動輪2を逆方向に回転させる。その後、制御装置7は、自律移動体の速度VAの大きさが乗客コンベアの速度VBの大きさと一致するように一対の駆動輪2を逆方向に回転させる。
その後、制御装置7は、カメラ6の画像に基づいて本体1の位置がステップ8における予め設定された位置となるように一対の駆動輪2の回転速度を速くしたり遅くしたりする。その後、本体1の位置がステップ8における予め設定された位置となった際、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。
次に、図7を用いて、制御装置7の動作を説明する。
図7は実施の形態2における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS11では、制御装置7は、一対の駆動輪2の側を前方として自律移動体の速度VAが予め設定された速度となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置7は、ステップS12の動作を行う。ステップS12では、制御装置7は、被駆動輪3の速度と一対の駆動輪2の速度とにおいて、予め設定された差が発生したか否かを判定する。
ステップS12で予め設定された差が発生していない場合、制御装置7は、ステップS12の動作を行う。ステップS12で予め設定された差が発生した場合、制御装置7は、ステップS13の動作を行う。
ステップS13では、制御装置7は、一対の駆動輪2を逆方向に回転させる。その後、制御装置7は、ステップS14の動作を行う。ステップS14では、制御装置7は、自律移動体の速度VAの大きさが乗客コンベアの速度VBの大きさと一致するように一対の駆動輪2を逆方向に回転させる。
その後、制御装置7は、ステップS15の動作を行う。ステップS15では、制御装置7は、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となったか否かを判定する。
ステップS15で自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となっていない場合、制御装置7は、ステップS16の動作を行う。ステップS16では、制御装置7は、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となるように一対の駆動輪2の回転を制御する。その後、制御装置7は、ステップS15の動作を行う。
ステップS15で自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となっている場合、制御装置7は、ステップS17の動作を行う。
ステップS17では、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置7は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、制御装置7は、駆動輪2の回転数の変化に基づいてステップ8への移動の開始を検知した際に、駆動輪2を逆方向に回転させる。このため、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップ8に乗り込ませることができる。
また、制御装置7は、駆動輪2の回転数の変化に基づいてステップ8への移動の開始を検知し、その後、自律移動体の移動方向がステップ8の移動方向とは逆方向となり、自律移動体の移動速度がステップ8の移動速度と一致するように、駆動輪2を回転させることで、自律移動体をステップ8に並走させる。このため、自律移動体の絶対的な位置が変わることを抑制できる。
また、制御装置7は、自律移動体がステップ8に並走している際に、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となった際に駆動輪2を停止させる。このため、自律移動体をステップ8の適切な位置に停止させることができる。
実施の形態3.
図8は実施の形態3における自律移動体の側面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図8に示されるように、自律移動体は、本体1と一対の駆動輪2と被駆動輪3と駆動側回転検知装置4と被駆動側回転検知装置5とカメラ6と加速度検知装置9と制御装置7とを備える。
本体1は、自律移動体の外郭をなす。例えば、本体1は、直方体に形成される。
一対の駆動輪2は、本体1の下部の後方側に回転自在に設けられる。一対の駆動輪2は、図示されないモータ等により回転駆動力を発生させ得るように設けられる。被駆動輪3は、本体1の下部の前方側に設けられる。被駆動輪3は、駆動力を発生させ得ないように設けられる。
駆動側回転検知装置4は、本体1の後方側に設けられる。駆動側回転検知装置4は、一対の駆動輪2の少なくとも一方の回転数を検知し得るように設けられる。被駆動側回転検知装置5は、本体1の前方側に設けられる。被駆動側回転検知装置5は、被駆動輪3の回転数を検知し得るように設けられる。
カメラ6は、本体1の上部の前方側に設けられる。カメラ6は、本体1の前方を撮影し得るように設けられる。
加速度検知装置9は、本体1の内部に設けられる。加速度検知装置9は、本体1の加速度を検知し得るように設けられる。
制御装置7は、本体1の内部に設けられる。制御装置7は、駆動側回転検知装置4の検知結果と被駆動側回転検知装置5の検知結果とカメラ6の撮影結果とに基づいて駆動輪2の回転を制御し得るように設けられる。
次に、図9を用いて、自律移動体の動作を説明する。
図9は実施の形態3における自律移動体の動作を説明するための側面図である。
図9に示されるように、制御装置7は、被駆動輪3の側を前方として本体1の速度VAが予め設定された速度となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、被駆動輪3が乗客コンベアのステップ8に乗り込むと、被駆動輪3の速度と一対の駆動輪2の速度とにおいて、差が発生する。
この際、制御装置7は、被駆動輪3がステップ8に乗ったことを検知する。この場合、制御装置7は、自律移動体を徐々に停止させるために一対の駆動輪2を制御する。例えば、制御装置7は、駆動輪2の減速を開始する。例えば、制御装置7は、一対の駆動輪2を逆方向に回転させる。
その後、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んだと判定する。
その後、制御装置7は、本体1の速度VAの大きさが乗客コンベアの速度VBの大きさと一致するように一対の駆動輪2を逆方向に回転させる。
その後、本体1の位置がステップ8における予め設定された位置となるように加速度検知装置9に検知された振動のパターンが予め設定された条件を満たした際、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。
次に、図10を用いて、本体1の鉛直方向の振動を説明する。
図10は実施の形態3における自律移動体の本体の鉛直方向の振動を示す図である。
図10は、被駆動輪3が乗客コンベアのステップ8に乗り込んでいる場合の振動パターンを示す。この場合、隣接したステップ8の隙間が被駆動輪3を通過するたびに、被駆動輪3は、一時的かつ周期的に衝撃を受ける。その結果、図10に示されるように、本体1の振動は、一時的かつ周期的に大きくなる。
次に、図11を用いて、制御装置7の動作を説明する。
図11は実施の形態3における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、制御装置7は、被駆動輪3の側を前方として自律移動体の速度VAが予め設定された速度となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置7は、ステップS22の動作を行う。ステップS22では、制御装置7は、被駆動輪3の速度と一対の駆動輪2の速度とにおいて、予め設定された差が発生したか否かを判定する。
ステップS22で予め設定された差が発生していない場合、制御装置7は、ステップS22の動作を行う。ステップS22で予め設定された差が発生した場合、制御装置7は、ステップS23の動作を行う。
ステップS23では、制御装置7は、自律移動体を徐々に停止させるために一対の駆動輪2を制御する。その後、制御装置7は、ステップS24の動作を行う。ステップS24では、制御装置7は、被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んだか否かを判定する。
ステップS24で被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んでいない場合、制御装置7は、ステップS24の動作を行う。ステップS24で被駆動輪3と一対の駆動輪2とがステップ8に乗り込んだ場合、制御装置7は、ステップS25の動作を行う。
ステップS25では、制御装置7は、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となるように一対の駆動輪2の回転を制御する。その後、制御装置7は、ステップS26の動作を行う。ステップS26では、制御装置7は、自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となったか否かを判定する。
ステップS26で自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となっていない場合、制御装置7は、ステップS25の動作を行う。ステップS26で自律移動体の位置がステップ8における予め設定された位置となっている場合、制御装置7は、ステップS27の動作を行う。
ステップS27では、制御装置7は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置7は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態3によれば、制御装置7は、自律移動体がステップ8に並走している際に、自律移動体の振動のパターンが予め設定されたパターンとなった際に駆動輪2を停止させる。このため、自律移動体をステップ8の適切な位置により正確に停止させることができる。
以上のように、本開示の自律移動体の制御装置および自律移動体は、自律移動体を乗客コンベアに乗り込ませるシステムに利用できる。
1 本体、 2 駆動輪、 3 被駆動輪、 4 駆動側回転検知装置、 5 被駆動側回転検知装置、 6 カメラ、 7 制御装置、 7a 制御部、 8 ステップ、 9 加速度検知装置、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (7)

  1. 進行方向に対して後方側に駆動輪が設けられ、前方側に被駆動輪が設けられた自律移動体を制御する装置であって、
    前記駆動輪または前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が乗客コンベアのステップへの移動を開始したことを検知する制御部、を備え、
    前記制御部は、前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへの移動を開始したことを検知した際に、前記駆動輪を減速させ、その後、前記駆動輪の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへ完全に移動したことを検知する自律移動体の制御装置。
  2. 進行方向に対して後方側に駆動輪が設けられ、前方側に被駆動輪が設けられた自律移動体を制御する装置であって、
    前記駆動輪または前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が乗客コンベアのステップへの移動を開始したことを検知する制御部、を備え、
    前記制御部は、前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへの移動を開始したことを検知した際に、前記駆動輪を減速させ、その後、前記駆動輪の回転数の変化またはトルクの変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへ完全に移動したことを検知し、その後、前記自律移動体の前記ステップに対する移動方向が前記ステップの移動方向とは逆方向となり、前記自律移動体の移動速度の大きさが前記ステップの移動速度の大きさと一致するように、前記駆動輪を回転させることで、前記自律移動体を前記ステップに対して走行させた後に、規定の条件を満たした際に前記駆動輪を停止させる自律移動体の制御装置。
  3. 進行方向に対して前方側に駆動輪が設けられ、後方側に被駆動輪が設けられた自律移動体を制御する装置であって、
    前記駆動輪または前記被駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が乗客コンベアのステップへの移動を開始したことを検知する制御部、を備え、
    前記制御部は、前記駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへの移動を開始したことを検知した際に、前記駆動輪を逆方向に回転させる自律移動体の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記駆動輪の回転数の変化に基づいて前記自律移動体が前記ステップへの移動を開始したことを検知し、その後、前記自律移動体の前記ステップに対する移動方向が前記ステップの移動方向とは逆方向となり、前記自律移動体の移動速度の大きさが前記ステップの移動速度の大きさと一致するように、前記駆動輪を回転させることで、前記自律移動体を前記ステップに対して走行させた後に、規定の条件を満たした際に前記駆動輪を停止させる請求項3に記載の自律移動体の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記自律移動体の前記ステップに対する移動方向が前記ステップの移動方向とは逆方向となり、かつ前記自律移動体の移動速度の大きさが前記ステップの移動速度の大きさと一致するように、前記駆動輪を回転させることで前記自律移動体を前記ステップに対して走行させた後に、前記駆動輪の回転速度を速くしたり遅くしたりすることで前記自律移動体の位置が前記ステップにおける予め設定された位置となった際に前記駆動輪を停止させる請求項4に記載の自律移動体の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記自律移動体の前記ステップに対する移動方向が前記ステップの移動方向とは逆方向となり、かつ前記自律移動体の移動速度の大きさが前記ステップの移動速度の大きさと一致するように、前記駆動輪を回転させることで前記自律移動体を前記ステップに対して走行させた後に、前記自律移動体の振動のパターンが予め設定されたパターンとなった際に前記駆動輪を停止させる請求項2に記載の自律移動体の制御装置。
  7. 外郭をなす本体と、
    前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させる駆動輪と、
    前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させない被駆動輪と、
    前記本体に設けられ、前記駆動輪を回転させることで、前記本体の移動を制御する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の制御装置と、
    を備えた自律移動体。
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