JP2019014433A - 車両の操舵制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバによる操舵入力と外乱による操舵入力とを区別して判定し、異常発生時のドライバの操舵に対する不要なフェールセーフ制御を防止するとともに、外乱入力に対して異常発生時のフェールセーフ制御を実行可能とする。【解決手段】トルクセンサ値の変化率が時間tsで設定値以上となったとき、そのときのトルクセンサ値を閾値TQsとしてラッチする。そして、トルクセンサ値が閾値TQsを設定時間th以上連続して上回った場合、ドライバによる操舵介入と判定して、異常発生時のフェールセーフ制御を禁止し、トルクセンサ値が設定時間th内に閾値TQsより小さくなった場合は、外乱入力と判定して、異常発生時のフェールセーフ制御を許可する。【選択図】図5

Description

本発明は、ドライバによる操舵入力と独立してアクチュエータを介して操舵角を制御可能な車両の操舵制御装置に関する。
自動車等の車両においては、ドライバによる操舵入力と独立してアクチュエータを介して操舵角を制御可能な電動パワーステアリング(EPS;Electric Power Steering)装置等の操舵装置を備え、この操舵装置を介してドライバの操舵操作を支援する操舵支援制御が知られてる。
このような操舵支援制御では、走行中の車両に作用する外乱による車体の挙動変化に対応するための修正操舵が生じるため、この修正操舵の有無に応じて制御状態を変更する必要がある。
例えば、特許文献1には、ドライバによるパルス的な操舵トルク入力によって修正操舵の有無を判断し、不必要な旋回安定性確保のための自動的な制動力の入力を防止する技術が開示されている。
特開2005−8110号公報
最近では、操舵支援制御において、カメラやレーダ装置等によって自車両が進行する目標経路を認識し、この目標経路に沿って走行するよう操舵角を自動的に制御する自動操舵制御システムが開発されている。
この自動操舵制御システムは、通常は、ドライがハンドルを操作することなく、操舵装置のアクチュエータを介して操舵する操舵角が目標経路への目標操舵角に一致するよう制御しており、操舵角を制御するための指示値に異常が発生した場合や、ドライバのハンドル操作による操舵介入があった場合、システムによる制御を中止するようにしている。
このため、ドライバのハンドル操作による操舵入力と外乱による操舵入力とを区別し、操舵角制御の指示値に異常が発生したときには、ドライバによるハンドル操作を妨げないよう、速やかにシステムの制御を停止させる必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示されているような技術では、ドライバのハンドル操作による操舵入力か外乱による操舵入力かを区別することは困難である。このため、異常発生時のドライバによるハンドル操作を外乱による操舵入力と誤判断して、システムによるフェールセーフ制御を介入させてドライバに違和感を与えたり、逆に外乱による操舵入力をドライバの操舵介入と誤判断して、異常発生時のフェールセーフ制御が実行されないといった不具合を生じる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ドライバによる操舵入力と外乱による操舵入力とを区別して判定し、異常発生時のドライバの操舵に対する不要なフェールセーフ制御を防止するとともに、外乱入力に対して異常発生時のフェールセーフ制御を実行可能とすることのできる車両の操舵制御装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様による車両の操舵制御装置は、ドライバによる操舵入力と独立してアクチュエータを介して操舵角を制御可能な車両の操舵制御装置において、前記アクチュエータを駆動して操舵角を目標操舵角に制御するための指示値を生成する指示値生成部と、前記アクチュエータによる操舵角から求めた所定時間毎の舵角速度の移動平均値を算出する移動平均値算出部と、前記舵角速度の移動平均値と異常判定値とを比較し、前記指示値が異常か否かを判定する異常判定部と、前記指示値による操舵角の制御中に、操舵トルクの変化率が設定値以上のときの前記操舵トルクに基づいて閾値を設定し、前記操舵トルクの検出値が前記閾値を上回る状態が設定時間以上継続したとき、前記ドライバによる操舵入力があると判定して前記移動平均値をクリアして前記異常判定部の判定結果に基づくフェールセーフ制御を禁止し、前記操舵トルクの検出値が前記閾値を上回っても設定時間以上継続しないとき、外乱による操舵入力と判定して前記異常判定部の判定結果に基づくフェールセーフ制御を許可するドライバ操舵判定部とを備える。
本発明によれば、ドライバによる操舵入力と外乱による操舵入力とを区別して判定し、異常発生時のドライバの操舵に対する不要なフェールセーフ制御を防止するとともに、外乱入力に対して異常発生時のフェールセーフ制御を実行可能とすることができる。
車両操舵系の構成図 操舵制御系の構成を示すブロック図 舵角変化量の境界ラインを示す説明図 車両のヨーレートF/B制御を示す説明図 トルクセンサ値の変化を示す説明図 ドライバ操舵介入判定処理のフローチャート 異常判定処理のフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1において、符号1は、ドライバによる操舵入力と独立してアクチュエータを介して操舵角を制御可能な操舵装置としての電動パワーステアリング(EPS;Electric Power Steering)装置を示す。このEPS装置1においては、図示しない自動車等の車両の車体フレームに、ステアリング軸2がステアリングコラム3を介して回動自在に支持されている。
ステアリング軸2の一端は運転席側へ延出され、他端がエンジンルーム側へ延出されている。ステアリング軸2の運転席側端部には、ステアリングホイール4が固設され、このステアリングホイール4が結合されるステアリング軸2の外周側に、舵角センサ21が配設されている。
舵角センサ21は、例えば、その内部に検知ギヤに内蔵された磁石の回転を検知する磁気抵抗素子を二組備えて構成されている。この舵角センサ21は、ステアリングホイール4の基準となる回転位置(例えば、車両直進状態におけるステアリングホイール4上部の回転位置)を予め設定しておき、検知ギヤが回転することで生じる磁気変化に基づいて、予め設定した固定の基準位置からの回転角(舵角)及び回転方向(操舵方向)を検出することができる。
また、ステアリング軸2の中途には、トーションバー2aが介装され、エンジンルーム側に延出される端部に、ピニオン軸5が連設されている。トーションバー2aの外周側には、トルクセンサ22が配設されている。トルクセンサ22は、トーションバー2aの捩れによってステアリング軸2の軸周りに生じるステアリングホイール4側とピニオン軸5側との変位を検出することにより、ドライバの操舵による操舵トルクを検出可能となっている。
一方、エンジンルーム内には、車幅方向へ延出するステアリングギヤボックス6が配設されており、このステアリングギヤボックス6にラック軸7が往復移動自在に挿通支持されている。このラック軸7に形成されたラック(図示せず)に、ピニオン軸5に形成されたピニオンが噛合されて、ラックアンドピニオン式のステアリングギヤ機構が形成されている。
また、ラック軸7の左右両端はステアリングギヤボックス6の端部から各々突出されており、その端部に、タイロッド8を介してフロントナックル9が連設されている。このフロントナックル9は、操舵輪としての左右輪10L,10Rを回動自在に支持すると共に、車体フレームに転舵自在に支持されている。ステアリングホイール4を操作し、ステアリング軸2、ピニオン軸5を回転させると、このピニオン軸5の回転によりラック軸7が左右方向へ移動し、その移動によりフロントナックル9がキングピン軸(図示せず)を中心に回動して、左右輪10L,10Rが左右方向へ転舵される。
また、ピニオン軸5に、減速ギヤ機構等からなるアシスト伝達機構11を介して、ドライバの操舵操作に対するアシスト及び自動操舵を可能とするアクチュエータとしての電動パワーステアリングモータ(EPSモータ)12が連設されている。EPSモータ12は、例えばケースに固定されたステータとステータの内部で回転するロータとを有するDCブラシレスモータからなる電動モータであり、この電動モータのロータの回転がアシスト伝達機構11を介してラック軸7の軸方向の動きに変換される。
EPSモータ12には、ロータの回転角を検出する回転角センサ23が内蔵されている。この回転角センサ23は、例えば、ロータリエンコーダ等によって所定の零点位置からのロータの相対的な回転角を検出するセンサであり、回転角センサ23からの信号が操舵制御装置50に入力される。
尚、回転角センサ23は、例えば、イグニッションON時に、舵角センサ21による舵角とアシスト伝達機構11の減速比とに基づいての零点位置が初期設定され、通常、回転角センサ23で検出する回転角と舵角センサ21で検出するステアリングホイール4の回転角とは、同じ舵角(操舵角)として扱うことができる。
操舵制御装置50は、マイクロコンピュータを中心として構成される制御ユニットであり、モータ駆動部20を介してEPSモータ12を駆動制御する。操舵制御装置50には、舵角センサ21、トルクセンサ22、回転角センサ23、その他、車速を検出する車速センサ24、車両の鉛直軸回りの回転速度すなわちヨーレートを検出するヨーレートセンサ25等のセンサ類や図示しないスイッチ類からの信号が入力される。
また、操舵制御装置50は、車内ネットワークを形成する通信バス200に接続されている。通信バス200には、車両挙動を制御するビークルダイナミクス制御装置100、車両の外部環境を認識して走行環境情報を取得する外部環境認識装置150、その他、図示しないエンジン制御装置、変速機制御装置、ブレーキ制御装置等の他の制御装置が接続され、各制御装置が通信バス200を介して互いに制御情報を交換することができる。
ビークルダイナミクス制御装置100には、舵角センサ21、車速センサ24、ヨーレートセンサ25、各車輪の回転速度(車輪速)を検出する車輪速センサ26、車両の横加速度を検出する横加速度センサ27等からの信号が入力される。ビークルダイナミクス制御装置100は、これらの信号に基づいて、エンジン制御装置、変速機制御装置、ブレーキ制御装置等を介して車両の挙動を制御し、旋回時等における車両の姿勢を安定化させる。尚、図1においては、代表して1つの車輪速センサ26を示し、他の車輪速センサは図示を省略している。
外部環境認識装置150は、車載のカメラ、ミリ波レーダ、レーザレーダ等の各種デバイスによる自車両周囲の物体の検出情報、路車間通信や車車間通信等のインフラ通信によって取得した交通情報、GPS衛星等からの信号に基づく自車両位置の測位情報、道路の曲率、車線幅、路肩幅等の道路形状データや、道路方位角、車線区画線の種別、レーン数等の走行制御用データを含む高精細の地図情報等により、自車両周囲の外部環境を認識する。
本実施の形態においては、外部環境認識装置150として、車載のカメラ及び画像認識装置による前方環境の認識を主として説明し、車載のカメラは、同一対象物を異なる視点から撮像する2台のカメラで構成されるステレオカメラとする。尚、ステレオカメラを構成する2台のカメラは、CCDやCMOS等の撮像素子を有するシャッタ同期のカメラであり、例えば、車室内上部のフロントウィンドウ内側のルームミラー近傍に所定の基線長で配置されている。
外部環境認識装置150におけるステレオカメラからの画像データの処理は、例えば以下のように行われる。まず、カメラで撮像した自車両の進行方向の1組のステレオ画像対に対し、対応する位置のずれ量から距離情報を有する距離画像を生成する。
白線等の車線区画線の認識では、車線区画線は道路面と比較して高輝度であるという知得に基づき、道路の幅方向の輝度変化を評価して、画像平面における左右の車線区画線の位置を画像平面上で特定する。この車線区画線の実空間上の位置(x,y,z)は、画像平面上の位置(i,j)とこの位置に関して算出された視差とに基づいて、すなわち、距離情報に基づいて、周知の座標変換式より算出される。
自車両の位置を基準に設定された実空間の座標系は、本実施の形態では、例えば、図3に示すように、カメラの中央真下の道路面を原点として、車幅方向をx軸、車高方向をy軸、車長方向(距離方向)をz軸とする。このとき、x−z平面(y=0)は、道路が平坦な場合、道路面と一致する。道路モデルは、道路上の自車両の走行レーンを距離方向に複数区間に分割し、各区間における左右の車線区画線を所定に近似して連結することによって表現される。
外部環境認識装置150による外部環境の認識結果は、操舵制御装置50や他の制御装置に送信される。操舵制御装置50は、自車両の自動運転やドライバの運転を支援する運転支援制御において、外部環境の認識結果から自車両が走行する目標経路を設定し、この目標経路に追従して走行するよう、EPSモータ12を駆動するモータ駆動部20を介して操舵支援制御を実行し、ドライバのハンドル操作による操舵介入が検知された場合には、EPSモータ12によりドライバの操舵操作をアシストする補助トルクを出力する。
操舵制御装置50の操舵制御における目標経路は、外部環境認識装置150による外部環境の認識結果に基づいて設定される。すなわち、操舵制御装置50は、自車両の追従走行の対象となる目標点の軌跡を算出し、この目標点の軌跡を目標経路として設定する。尚、この目標経路は、操舵制御装置50ではなく、外部環境認識装置150等の他の制御装置で設定するようにしても良い。
例えば、自車両を車線に追従させて車線中央に維持する制御(車線維持制御)では、車線区画線としての左右の白線の道路幅方向の中央位置が追従走行の対象となる目標経路の目標点として設定される。また、自車両前方の先行車両に追従走行する制御(先行車追従制御)では、先行車両の背面領域の車幅方向の中央位置が追従走行の対象となる目標経路の目標点として設定される。
操舵制御装置50は、自車両の車幅方向の中心位置を目標経路上の目標点に一致させる目標操舵角を設定し、操舵制御の舵角が目標操舵角となるよう、EPSモータ12の駆動電流を制御する。この目標操舵角への操舵支援制御においては、外部環境認識装置150の誤認識や不安定化等によってEPSモータ12の駆動電流の指示値が異常となった場合、操舵支援制御を停止し、また、操舵支援制御停止時のヨーレートの影響による車両挙動の不安定化を防止する。
このため、操舵制御装置50は、図2に示すように、指示電流生成部51、アシスト電流生成部52、モータ電流生成部53による主機能部に加えて、異常発生時のフェールセーフ制御に係る機能部として、舵角速度算出部54、移動平均算出部55、異常判定値設定部56、異常判定部57、制御遮断部58、カウンタ電流生成部59、ドライバ操舵判定部60を備えている。
操舵制御装置50は、EPSモータ12の駆動電流の指示値が異常となった場合、ドライバのオーバーライドによる操舵介入がない限り、フェールセーフ制御として、EPSモータ12への指示値による電流を停止し、また、そのときのヨーレート変化率が所定の設定値を超えている場合、EPSモータ12に逆方向の電流を流して車両の動きを抑制する。その際、トルクセンサ22によって検出した操舵トルクの有無によってドライバの操舵介入を検出することができるが、路面等から操舵系に入力される外乱をドライバの操舵介入と誤判定する虞がある。このため、操舵制御装置50は、操舵系に入力される外乱の影響を排除してドライバの操舵介入の有無を正確に判定し、フェールセーフ制御を有効に機能させる。
指示電流生成部51は、EPSモータ12を駆動して操舵角を制御するための指示値を生成する指示値生成部として機能し、詳細には、目標操舵角に対する実操舵角の偏差に基づくフィードバック(F/B)制御を主として、目標操舵角を実現する操舵トルク(目標操舵トルク)をEPSモータ12に発生させる駆動電流の指示値であるEPS電流指示値を生成する。このEPS電流指示値は、例えば、ドライバのハンドル操作によるオーバーライドがない場合、予め実験やシミュレーション等によって最適に設定された比例ゲイン、微分ゲイン、及び積分ゲインによるPID制御によって生成される。
アシスト電流生成部52は、トルクセンサ22によって検出した操舵トルクに基づいて、ドライバの操舵操作をアシストする補助トルクをEPSモータ12に発生させるアシスト電流値を生成する。このアシスト電流値は、例えば、トルクセンサ22によって検知されたステアリングホイール4に加えられたドライバによる操舵トルクの量に応じた操舵トルクをトルク変換処理して生成される。
EPSモータ電流生成部53は、指示電流生成部51から制御遮断部58を介して入力されるEPS電流指示値と、アシスト電流生成部52から入力されるアシスト電流値とを、ドライバの操舵操作の有無に応じて所定の比率で合算してEPSモータ12を駆動するモータ駆動電流値を生成し、モータ駆動部20に出力する。モータ駆動部20は、回転角センサ23で検出されるロータの回転位置に応じてEPSモータ12の電流を制御し、モータ駆動電流値で所定の操舵トルクを発生させる。
本実施の形態においては、ドライバの操舵介入がない場合、アシスト電流値はゼロとされて、EPS電流指示値によってEPSモータ12が駆動される。一方、ドライバの操舵介入があった場合には、EPS電流指示値が制限されて略ゼロに低下し、アシスト電流値によってEPSモータ12が駆動される。
また、以下に説明するように、EPS電流指示値に基づく自動操舵の制御中に異常が発生した場合、指示電流生成部51からのEPS電流指示値は、制御遮断部58によって遮断される。そして、EPSモータ電流生成部53には、後述する条件に応じて、カウンタ電流生成部59からEPS電流指示値とは逆向きの電流であるカウンタ電流値が入力される。
制御遮断部58によるEPS電流指示値の遮断は、舵角速度算出部54、移動平均算出部55、異常判定値設定部56からのデータにより、異常判定部57でEPS電流指示値が異常であると判定されたときに実行される。このEPS電流指示値の異常判定は、EPS電流指示値の急激な変化によって舵角が急激に変化して、自車両が走行車線から逸脱する等の不具合が発生する可能性が有るか否かを判定するものであり、舵角速度の変化状態を捉えた異常判定、具体的には舵角速度の移動平均値を用いた異常判定を行う。
このため、舵角速度算出部54は、回転角センサ23で検出したEPSモータ12の回転角を舵角として、この舵角の時間当たりの変化量である舵角速度を算出する。この舵角速度は、例えば、前回の舵角検出値と今回の舵角検出値との差分を検出周期で除算した値として算出することができ、算出された舵角速度が移動平均算出部55に送られる。尚、舵角速度は、単なる前回と今回の検出値の差分とすることも可能であり、また、最新の3時点以上の検出値に基づいて算出するようにしても良い。
移動平均算出部55は、所定時間T0における舵角速度の時系列データに対して移動平均値を算出する。この移動平均値を算出する所定時間T0は、例えば、異常発生によって自動操舵を停止してからドライバが手動操作によって操舵を引き継ぐまでの時間を想定して設定され、例えば、異常判定後の1秒間を想定して所定の制御周期毎に移動平均値を算出することで、舵角速度の変化状態を把握することができる。
尚、所定時間T0における舵角速度の移動平均は、直近のn個のデータに対して重み付けのない単純移動平均としても良く、或いは、例えば自己回帰移動平均のように、個々のデータに異なる重みを付けて平均する加重移動平均としても良い。
異常判定値設定部56は、所定時間T0分における移動平均値に対して、自車両から車線(白線)までの距離と車速を考慮して、図3に示すように、時間を横軸、舵角速度を縦軸とするデータ平面上で車線逸脱に至る舵角速度の限界のライン(異常判定値ライン)Lを設定する。舵角速度の移動平均値が異常判定値ラインLを超える領域RA,RBは、舵角速度×時間による車線方向への移動量が車線を越えて逸脱する虞のある危険領域、舵角速度の移動平均値が異常判定値ラインL以下の領域RCは、車線逸脱の虞がない安全領域となる。
この場合、単に所定時間T0における舵角速度を用いて、この平均値が異常判定値を超えるか否かによって異常の有無を判定すると、車線逸脱のある危険領域として、図3の領域RAのみしか検出することができず、危険領域RBを検出することはできない。これに対して、所定時間T0分の移動平均で舵角速度の過去の状態と現在の状態との相関を反映することにより、舵角速度が高い状態で推移する等の異常を確実に検出することができ、車線逸脱の虞がある危険領域をもれなく判別することが可能となる。
尚、異常判定値ラインLは、詳細には車速によって特性が異なるが、図3は或る一定の車速で代表して示している。また、図3における領域RDは、ドライバによって操舵がなされ、且つ舵角速度が低速の設定値STv0以下で車線逸脱の可能性が低いと判断される領域であるため、異常判定の対象外となる。
異常判定部57は、移動平均算出部55で算出した舵角速度の移動平均値と異常判定値設定部56で設定した異常判定値(図3の異常判定値ラインL)とを比較し、移動平均値が異常判定値を超えた場合、EPS電流指示値が異常であると判定する。EPS電流指示値が異常であると判定した場合、異常判定部57は、制御遮断部58を介してEPSモータ電流生成部53へのEPS電流指示値を遮断すると共に、カウンタ電流生成部59に異常発生を通知する。
カウンタ電流生成部59は、EPSモータ12をEPS電流指示値と逆方向に制御する逆指示値を生成する逆指示値生成部として機能し、異常判定部57から異常発生を通知されたとき、ヨーレートセンサ25によって検出したヨーレートの変化率が所定の設定値を超えているか否かを調べる。そして、EPS電流指示値が異常となり、且つヨーレート変化率が設定値を超えているとき、カウンタ電流生成部59は、EPS電流指示値とは逆向きのカウンタ電流値を生成してEPSモータ電流生成部53に出力する。
すなわち、EPS電流指示値に対する異常判定で、図3に示す時間T'における比較的速い舵角速度STv1のポイントで異常判定値ラインLを超えた場合には、制御遮断部58を介してEPSモータ電流生成部53へのEPS電流指示値を遮断しても、電流遮断時に残留するヨーレートによっては、車両挙動が不安定になる虞がある。特に、路面摩擦係数μが低い道路では、EPSモータ12への電流を停止しただけでは、車両の回転方向の動きを止めることが困難となる場合がある。
このため、カウンタ電流生成部59は、EPS電流指示値が異常と判定されてEPSモータ12への電流が停止された時点での車両のヨーレートの変化率が設定値を超えている場合、EPSモータ12にEPS電流指示値とは逆向きのカウンタ電流を一定時間流して、車両の回転方向の動きを抑制する。
例えば、図4に示すように、EPS電流指示値を遮断したときに自車両CRがF方向を向いた状態であるとき、異常と判定された時点での自車両CRのヨーレート値に所定の定数αを加えた値となるF’方向に一致するよう、ヨーレートのフィードバック(F/B)制御によってカウンタ電流値を制御する。これにより、仮想的にG方向の自車両CR’を逆方向に操舵したのと同様の効果を得ることができ、図3中に破線で示すように、EPS電流指示値を遮断しただけでカウンタ電流によるEPSモータ12の制御を行わない場合に自車両CRがF方向を超えるスピン傾向の挙動となることを防止することができる。
このカウンタ電流のヨーレートによるF/B制御は、ビークルダイナミクス制御装置100によるアンダーステア/オーバーステアの抑制制御が実行されている場合には、目標値との実ヨーレートとの偏差に対するフィードバックの比率を大きくする方向に強化する。また、このF/B制御は、目標値に達した時点で停止して、ドライバの操舵に対する通常のアシスト制御に移行する。更に、ドライバ操舵判定部60でドライバによる操舵介入有りと判定されたときには、即座にF/B制御を解除する。
ドライバ操舵判定部60は、トルクセンサ22で検出したトルク検出値の時間変化に基づいて、自動操舵中のドライバによる操舵入力と外乱による操舵入力とを区別して、ドライバの操舵介入の有無を判定する。ドライバ操舵判定部60は、自動操舵中にドライバによる操舵介入有りと判定した場合、異常判定部57を介したフェールセーフ制御の介入を禁止し、外乱によるトルク入力と判定した場合、異常判定部57を介したフェールセーフ制御の介入を許可する。
詳細には、ドライバ操舵判定部60でドライバの操舵介入が有ると判定した場合、制御遮断部58を介してEPS電流指示値を遮断するとともに、移動平均値算出部55における舵角速度の移動平均値を0にクリアする。この移動平均値のクリアにより、実質的に異常判定部57の異常判定が停止され、またカウンタ電流生成部59が停止されて、自動操舵中のフェールセーフ制御が禁止される。一方、ドライバの操舵介入ではなく一時的な外乱入力であると判定した場合には、異常判定部57の判定結果に応じて、制御遮断部58を介したEPS電流指示値の遮断、カウンタ電流生成部59からのカウンタ電流によるフェールセーフ制御が許可される。
ドライバの操舵によるトルク入力か外乱によるトルク入力かは、トルクセンサ22によるトルク検出値(トルクセンサ値)が所定の変化率で変化したときを捉えて判定する。具体的には、図5に示すように、トルクセンサ22のトルク検出値(トルクセンサ値)の変化率が或る時間tsで設定値以上となったとき、そのときのトルクセンサ値を閾値TQsとしてレジスタ等にラッチする。そして、その後のトルクセンサ値が閾値TQsを設定時間th以上連続して上回った場合、ドライバのオーバーライドによる操舵介入と判定する。
尚、図5においては、右操舵のトルクセンサ値をプラス、左操舵のトルクセンサ値をマイナスとして、右操舵のトルクセンサ値の変化を図示している。
すなわち、ドライバがハンド操作を行わない自動操舵状態では、通常、トルクセンサ22のトルク検出値は0であるが、路面等からの外乱が入力された場合には、ステアリングホイール4の慣性とトーションバー2aの捩れによってトルクセンサ値が振動的になり、また、人間によるハンドル操作のように一方の方向に操舵され続けることはない。従って、トルクセンサ22によるトルク検出値が所定の変化率で変化し、図5中に破線で示すように、その後のトルク検出値が設定時間th内に閾値TQsより小さくなった場合は、外乱とみなすことができる。
尚、このとき、閾値TQsに所定の定数βを加えた値(TQs+β)を、実際の判定に用いる閾値とするようにしても良い。定数βは、閾値TQsをラッチする際のノイズの影響により、ドライバ操作によるトルク検出値であってもラッチした閾値TQsを下回る可能性があるため、基本的にβ<0に設定される。
次に、操舵制御装置50におけるドライバ操舵介入判定処理及び異常判定処理について、図6,図7のフローチャートを用いて説明する。
図6のドライバ操舵介入判定処理は、操舵制御装置50によるEPS装置1を介した自動操舵の運転中に、ドライバの操舵介入があったか否かを判定する。このため、操舵制御装置50は、先ず、最初のステップS1において、現在、自動操舵制御中であるか否かを調べる。そして、自動操舵制御中でない場合には、本処理を抜け、自動操舵制御中の場合、ステップS2へ進む。
ステップS2では、トルクセンサ22のトルク検出値の変化率を調べ、トルク変化率が設定値以上となったときのトルクセンサ値をレジスタ等にラッチし、ステップS3でトルクセンサ値が閾値を上回っているか否かを調べる。このときの閾値は、前述したように、ラッチしたトルクセンサ値TQsに定数β(β<0)を加えた値とする。
ステップS3でトルクセンサ値が閾値を上回っていない場合、ステップS3からステップS7へ進み、自動操舵制御中のEPS電流指示値の異常判定によるフェールセーフ制御の介入を許可する。ステップS3でトルクセンサ値が閾値を上回っている場合、ステップS3からステップS4へ進み、トルクセンサ値が閾値を上回っている状態が設定時間以上継続しているか否かを調べる。そして、トルクセンサ値が閾値を上回っている状態が設定時間以上継続せず、設定時間内で閾値以下になった場合は、ステップS4からステップS7へ進んで外乱入力と判定し、自動操舵制御中のEPS電流指示値の異常判定によるフェールセーフ制御の介入を許可する。
一方、トルクセンサ値が閾値を上回っている状態が設定時間以上継続している場合は、ステップS4からステップS5へ進む。ステップS5では、ドライバにとる操舵介入と判定して、自動操舵制御中のEPS電流指示値の異常判定によるフェールセーフ制御の介入を禁止し、ステップS6で、通常のアシスト制御に移行する。このアシスト制御では、ドライバの操舵操作をアシストする補助トルクをEPSモータ12に発生させるアシスト電流値を生成し、このアシスト電流値でEPSモータ12を駆動する。
次に、自動操舵制御中にドライバの操舵介入がない場合に、EPS電流指示値の異常を判定する図7の異常判定処理について説明する。この異常判定処理では、操舵制御装置50は、先ず、最初のステップS11において、所定の設定時間毎にEPSモータ12の回転角センサ23の信号から舵角速度を算出し、この舵角速度の移動平均値を算出する。
次に、ステップS12へ進み、操舵制御装置50は、舵角速度の移動平均値が異常判定値を超えているか否かを調べる。舵角速度の移動平均値が異常判定値以下の場合、EPS電流指示値は正常であるとして本処理を抜け、舵角速度の移動平均値が異常判定値を超えた場合、EPS電流指示値は異常であると判定してステップS13へ進む。
ステップS13では、操舵制御装置50は、EPS電流指示値が異常であるとの判定結果を受けて、EPS電流指示値を遮断する。そして、ステップS14へ進み、ヨーレートセンサ25からの信号に基づくヨーレート変化率が所定の設定値を超えているか否かを調べる。
ステップS14において、ヨーレート変化率が設定値以下の場合、ステップS17へジャンプして通常のアシスト制御に移行する。前述したように、アシスト制御では、ドライバの操舵操作をアシストする補助トルクをEPSモータ12に発生させるアシスト電流値でEPSモータ12を駆動する。
一方、ステップS14において、ヨーレート変化率が設定値を超えている場合には、ステップS15へ進み、操舵制御装置50は、EPS電流指示値とは逆向きのカウンタ電流値を生成し、このカウンタ電流値でEPSモータ12を駆動する。このときのカウンタ電流値は、舵角速度の移動平均値が異常判定値を超えたときの実ヨーレートに所定の定数αを加算した値を目標値として、実ヨーレートが目標値に一致するよう、カウンタ電流値が所定のF/Bゲインで制御される。
そして、ステップS16でカウンタ電流のヨーレートF/B制御を終了するか否かを判断する。操舵制御装置50は、カウンタ電流値のF/B制御で実ヨーレートが目標値に達した場合、又は前述した図6のドライバ操舵介入判定処理でドライバの操舵介入があると判定した場合、ヨーレートF/B制御の制御終了と判断し、ステップS17で通常のアシスト制御に移行する。
このように本実施の形態においては、EPSモータ12を介して操舵角を目標操舵角に制御する自動操舵制御の実行中に、トルクセンサ22によるトルク検出値の変化率が設定値以上となったとき、そのときのトルク検出値を閾値TQsとしてラッチする。そして、トルク検出値が閾値TQsを上回る状態が設定時間以上継続するか否かによって、ドライバの操舵入力か外乱による操舵入力かを区別して判定するため、ドライバによる操舵介入と判定した場合には、異常発生時のフェールセーフ制御を禁止して不要な制御介入を防止することで、ドライバに違和感を与えることを回避することができる。一方、外乱による操舵入力と判定した場合には、フェールセーフ制御を許可することで、異常発生に確実に対応することができる。
1 電動パワーステアリング装置
12 電動パワーステアリングモータ
20 モータ駆動部
21 舵角センサ
22 トルクセンサ
23 回転角センサ
24 車速センサ
25 ヨーレートセンサ
50 操舵制御装置
51 指示電流生成部
52 アシスト電流生成部
53 モータ電流生成部
54 舵角速度算出部
55 移動平均算出部
56 異常判定値設定部
57 異常判定部
58 制御遮断部
59 カウンタ電流生成部
60 ドライバ操舵判定部
150 外部環境認識装置

Claims (3)

  1. ドライバによる操舵入力と独立してアクチュエータを介して操舵角を制御可能な車両の操舵制御装置において、
    前記アクチュエータを駆動して操舵角を目標操舵角に制御するための指示値を生成する指示値生成部と、
    前記アクチュエータによる操舵角から求めた所定時間毎の舵角速度の移動平均値を算出する移動平均値算出部と、
    前記舵角速度の移動平均値と異常判定値とを比較し、前記指示値が異常か否かを判定する異常判定部と、
    前記指示値による操舵角の制御中に、操舵トルクの変化率が設定値以上のときの前記操舵トルクに基づいて閾値を設定し、前記操舵トルクの検出値が前記閾値を上回る状態が設定時間以上継続したとき、前記ドライバによる操舵入力があると判定して前記移動平均値をクリアして前記異常判定部の判定結果に基づくフェールセーフ制御を禁止し、前記操舵トルクの検出値が前記閾値を上回っても設定時間以上継続しないとき、外乱による操舵入力と判定して前記異常判定部の判定結果に基づくフェールセーフ制御を許可するドライバ操舵判定部と
    を備えることを特徴とする車両の操舵制御装置。
  2. 前記異常判定部の判定結果に基づくフェールセーフ制御は、前記指示値が異常と判定されたときに、前記アクチュエータへの前記指示値を遮断するとともに、前記アクチュエータを前記指示値と逆方向に制御する逆指示値を出力することを特徴とする請求項1に記載の車両の操舵制御装置。
  3. 前記アクチュエータは、電動パワーステアリング装置の電動モータであり、前記指示値は、前記電動モータの電流指示値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の操舵制御装置。
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