JP7255756B2 - 自律移動体の制御装置および自律移動体 - Google Patents

自律移動体の制御装置および自律移動体 Download PDF

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Description

本開示は、自律移動体の制御装置および自律移動体に関する。
特許文献1は、自律移動体を開示する。当該自律移動体は、前輪と後輪との回転数の差に基づいて乗客コンベアのステップに乗ったことを検知する。
日本特開平5-80840号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自律移動体において、乗客コンベアのステップに乗り込むタイミングが制御されない。このため、自律移動体が乗客コンベアに適切に乗ることができないこともある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップに乗り込ませることができる自律移動体の制御装置および自律移動体を提供することである。
本開示に係る自律移動体の制御装置は、自律移動体が乗客コンベアのステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を停止させ、前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませるタイミングを制御する制御部、を備え、前記制御部は、前記自律移動体が取得した走行面の凹凸に対応した情報のパターンが予め設定されたパターンになった際に前記自律移動体を停止さた後、前記自律移動体が取得した前記ステップの凹凸に対応した情報のパターンに基づいて予め設定されたタイミングで前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませる
また、本開示に係る自律移動体の制御装置は、自律移動体が乗客コンベアのステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を停止させ、前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませるタイミングを制御する制御部、を備え、前記制御部は、前記自律移動体が取得した前記ステップの移動に伴う前記ステップの凹凸に対応した情報の周期を検知し、前記自律移動体の位置と前記ステップの移動に伴う前記ステップの凹凸に対応した情報の周期とから導き出されるタイミングで前記自律移動体が前記ステップに乗り込むタイミングを制御する。
また、本開示に係る自律移動体の制御装置は、自律移動体が乗客コンベアのステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を減速させ、前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませるタイミングを制御する制御部、を備え、前記制御部は、前記自律移動体が乗客コンベアの前記ステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を減速させた後、前記自律移動体が取得した走行面の凹凸に対応した情報のパターンが予め設定されたパターンになった際に前記自律移動体を停止させ、その後、前記自律移動体が取得した前記ステップの凹凸に対応した情報のパターンに基づいて予め設定されたタイミングで前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませる
本開示に係る自律移動体は、外郭をなす本体と、前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させる駆動輪と、前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させない被駆動輪と、前記本体に設けられ、前記駆動輪を回転させることで、前記本体の移動を制御する前記制御装置と、を備えた。
本開示によれば、制御装置は、自律移動体が乗客コンベアのステップから予め設定された位置に到達した際に自律移動体を停止または減速させ、自律移動体をステップに乗り込ませるタイミングを制御する。このため、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップに乗り込ませることができる。
実施の形態1における自律移動体の側面図である。 実施の形態1における自律移動体の被駆動輪の斜視図である。 実施の形態1における自律移動体の動作を説明するための側面図である。 実施の形態1における自律移動体の本体の鉛直方向における加速度の振動を示す図である。 実施の形態1における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における自律移動体の制御装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2における自律移動体の側面図である。 実施の形態2における自律移動体の動作を説明するための側面図である。 実施の形態2における自律移動体の下方に存在する物体までの距離を示す図である。 実施の形態2における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3における自律移動体の側面図である。 実施の形態3における自律移動体の動作を説明するための側面図である。 実施の形態3における自律移動体の接触体の進行方向における加速度の振動を示す図である。 実施の形態3における自律移動体の接触体の鉛直方向における加速度の振動を示す図である。 実施の形態3における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態4における自律移動体の動作を説明するための側面図である。 実施の形態4における自律移動体が乗り込んだステップと前方のステップとの前縁部の見え方を示す図である。 実施の形態5における自律移動体の動作を説明するための側面図である。
実施の形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における自律移動体の側面図である。
図1に示されるように、自律移動体は、本体1と一対の駆動輪2と被駆動輪3と被駆動側回転検知装置4と被駆動側方向検知装置5と加速度検知装置6とカメラ7と制御装置8とを備える。
本体1は、自律移動体の外郭をなす。例えば、本体1は、直方体に形成される。
一対の駆動輪2は、本体1の下部の後方側に回転自在に設けられる。一対の駆動輪2は、図示されないモータ等により回転駆動力を発生させ得るように設けられる。被駆動輪3は、本体1の下部の前方側に設けられる。被駆動輪3は、駆動力を発生させ得ないように設けられる。
被駆動側回転検知装置4は、本体1の前方側に設けられる。被駆動側回転検知装置4は、被駆動輪3の回転数を検知し得るように設けられる。被駆動側方向検知装置5は、本体1の前方側に設けられる。被駆動側方向検知装置5は、被駆動輪3の向きを検知し得るように設けられる。加速度検知装置6は、本体1の加速度を検知し得るように設けられる。
カメラ7は、本体1の上部の前方側に設けられる。カメラ7は、本体1の前方を撮影し得るように設けられる。
制御装置8は、本体1の内部に設けられる。制御装置8は、制御部8aを備える。制御部8aは、被駆動側回転検知装置4の検知結果と被駆動側方向検知装置5の検知結果とカメラ7の撮影結果とに基づいて駆動輪2の回転を制御し得るように設けられる。
次に、図2を用いて、被駆動輪3を説明する。
図2は実施の形態1における自律移動体の被駆動輪の斜視図である。
図2に示されるように、被駆動輪3は、鉛直方向を軸に回転することで向きを変え得るように設けられる。その結果、自律移動体は、円滑に進行方向を変化させ得る。
次に、図3を用いて、自律移動体の動作を説明する。
図3は実施の形態1における自律移動体の動作を説明するための側面図である。
図3に示されるように、被駆動輪3が上昇運転中の乗客コンベアのステップ9に乗り込むと、制御装置8は、被駆動輪3の回転数の変化または向きの変化に基づいて被駆動輪3がステップ9に乗り込んだことを検知する。この際、制御装置8は、図示されないブレーキをかけて自律移動体を停止させる。
その後、制御装置8は、一対の駆動輪2をステップ9に乗り込ませる。例えば、制御装置8は、加速度検知装置6により検知された加速度の情報の振動のパターンに基づいて予め設定されたタイミングで一対の駆動輪2を回転させることで、一対の駆動輪2をステップ9に乗り込ませる。例えば、制御装置8は、一対の駆動輪2の速度と被駆動輪3の速度とが一致するまで、一対の駆動輪2を回転させることで、一対の駆動輪2をステップ9に乗り込ませる。
その後、制御装置8は、カメラ7の画像に基づいて前方のステップ9との距離を判定する。前方のステップ9との距離が許容範囲内である場合、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。前方のステップ9との距離が許容範囲外である場合、制御装置8は、一対の駆動輪2を回転させることで停止位置を調整する。
次に、図4を用いて、本体1の鉛直方向における加速度の振動を説明する。
図4は実施の形態1における自律移動体の本体の鉛直方向における加速度の振動を示す図である。
図4は、被駆動輪3が乗客コンベアのステップ9に乗り込んでいる場合の振動パターンを示す。この場合、隣接したステップ9の隙間が被駆動輪3を通過するたびに、被駆動輪3は、一時的かつ周期的に衝撃を受ける。その結果、図4に示されるように、本体1の振動は、一時的かつ周期的に大きくなる。
次に、図5を用いて、制御装置8の動作を説明する。
図5は実施の形態1における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、制御装置8は、被駆動輪3がステップ9に乗り込んだか否かを判定する。ステップS1で被駆動輪3がステップ9に乗り込んでいない場合、制御装置8は、ステップS1の動作を行う。ステップS1で被駆動輪3がステップ9に乗り込んだ場合、制御装置8は、ステップS2の動作を行う。
ステップS2では、制御装置8は、自律移動体を停止させる。その後、制御装置8は、ステップS3の動作を行う。ステップS3では、制御装置8は、現時点が予め設定されたタイミングであるか否かを判定する。
ステップS3で現時点が予め設定されたタイミングでない場合、制御装置8は、ステップS3の動作を行う。ステップS3で現時点が予め設定されたタイミングである場合、制御装置8は、ステップS4の動作を行う。
ステップS4では、制御装置8は、一対の駆動輪2をステップ9に乗り込ませる。その後、制御装置8は、ステップS5の動作を行う。ステップS5では、制御装置8は、前方のステップ9との距離が許容範囲内であるか否かを判定する。
ステップS5で前方のステップ9との距離が許容範囲内でない場合、制御装置8は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、制御装置8は、前方のステップ9との距離が許容範囲内となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置8は、ステップS5の動作を行う。
ステップS5で前方のステップ9との距離が許容範囲内である場合、制御装置8は、ステップS7の動作を行う。ステップS7では、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置8は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、制御装置8は、自律移動体が乗客コンベアのステップ9から予め設定された位置に到達した際に自律移動体を停止または減速させ、自律移動体をステップ9に乗り込ませるタイミングを制御する。このため、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップ9に乗り込ませることができる。
また、制御装置8は、自律移動体の加速度の情報の振動のパターンが予め設定されたパターンになった際に自律移動体を停止または減速させる。例えば、制御装置8は、自律移動体の進行方向における加速度の振動のパターンが予め設定されたパターンになった際に駆動輪2を停止または減速させる。例えば、制御装置8は、自律移動体の鉛直方向における加速度の振動のパターンが予め設定されたパターンになった際に駆動輪2を停止または減速させる。このため、自律移動体を複雑な構成とすることなく、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップ9に乗り込ませることができる。
また、制御装置8は、被駆動輪3をステップ9に接触させた状態で自律移動体における加速度の情報の振動の周期を検知し、自律移動体の位置と振動の周期とから導き出されるタイミングで自律移動体がステップ9に乗り込むタイミングを制御する。このため、自律移動体をより確実に乗客コンベアのステップ9に乗り込ませることができる。
また、制御装置8は、自律移動体の被駆動輪3の回転数の変化に基づいて乗客コンベアのステップ9から予め設定された位置に到達したことを検知する。このため、自律移動体の位置をより確実に検知することができる。
また、制御装置8は、自律移動体の被駆動輪3の向きの変化に基づいて乗客コンベアのステップ9から予め設定された位置に到達したことを検知する。このため、自律移動体の位置をより確実に検知することができる。
また、制御装置8は、自律移動体が乗客コンベアのステップ9から予め設定された位置に到達した際に自律移動体を停止または減速させた後、予め設定された時間だけ自律移動体を移動させ、その後、自律移動体を停止させる。このため、自律移動体をステップ9の適切な位置に停止させることができる。
また、制御装置8は、自律移動体が乗客コンベアのステップ9から予め設定された位置に到達した際に自律移動体を減速させた後、自律移動体の加速度の情報の振動のパターンが予め設定されたパターンになった際に自律移動体を停止させる。このため、自律移動体をステップ9の適切な位置に停止させることができる。
次に、図6を用いて、制御装置8の例を説明する。
図6は実施の形態1における自律移動体の制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置8の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、制御装置8の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置8の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置8の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置8の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御装置8の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、制御部8aの機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、制御部8aの機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置8の各機能を実現する。
実施の形態2.
図7は実施の形態2における自律移動体の側面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図7に示されるように、自律移動体は、本体1と一対の駆動輪2と被駆動輪3と距離検知装置10とカメラ7と制御装置8とを備える。
本体1は、自律移動体の外郭をなす。例えば、本体1は、直方体に形成される。
一対の駆動輪2は、本体1の下部の前方側に回転自在に設けられる。一対の駆動輪2は、図示されないモータ等により回転駆動力を発生させ得るように設けられる。被駆動輪3は、本体1の下部の後方側に設けられる。被駆動輪3は、駆動力を発生させ得ないように設けられる。
距離検知装置10は、本体1の前方側に設けられる。距離検知装置10は、下方に存在する物体までの距離を検知し得るように設けられる。
カメラ7は、本体1の上部の前方側に設けられる。カメラ7は、本体1の前方を撮影し得るように設けられる。
制御装置8は、本体1の内部に設けられる。制御装置8は、距離検知装置10の検知結果とカメラ7の撮影結果とに基づいて駆動輪2の回転を制御し得るように設けられる。
次に、図8を用いて、自律移動体の動作を説明する。
図8は実施の形態2における自律移動体の動作を説明するための側面図である。
図8に示されるように、一対の駆動輪2が乗客コンベアのステップ9に乗る前に、制御装置8は、距離検知装置10の検知結果に基づいて隣接したステップ9の隙間を検知する。この際、制御装置8は、図示されないブレーキをかけて自律移動体を停止させる。
その後、制御装置8は、隣接したステップ9の隙間を検知してから予め設定されたタイミングで一対の駆動輪2を回転させる。
その後、制御装置8は、一対の駆動輪2を停止させる。例えば、制御装置8は、前方において隣接したステップ9の隙間を検知してから予め設定されたタイミングで一対の駆動輪2を停止させる。例えば、制御装置8は、予め設定された時間だけ一対の駆動輪2を回転させてから停止させる。
その後、制御装置8は、カメラ7の画像に基づいて前方のステップ9との距離を判定する。前方のステップ9との距離が許容範囲内である場合、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。前方のステップ9との距離が許容範囲外である場合、制御装置8は、一対の駆動輪2を回転させることで停止位置を調整する。
次に、図9を用いて、自律移動体の下方に存在する物体までの距離を説明する。
図9は実施の形態2における自律移動体の下方に存在する物体までの距離を示す図である。
図9は、自律移動体が乗客コンベアのステップ9に乗り込む直前の距離検知装置10の検知パターンを示す。この場合、隣接したステップ9の隙間が距離検知装置10の直下を通過するたびに、自律移動体の下方に存在する物体までの距離は、一時的かつ周期的に長くなる。その結果、図9に示されるように、距離検知装置10に検知される距離は、一時的かつ周期的に長くなる。
次に、図10を用いて、制御装置8の動作を説明する。
図10は実施の形態2における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS11では、制御装置8は、隣接したステップ9の隙間が検知されたか否かを判定する。ステップS11で隣接したステップ9の隙間が検知されていない場合、制御装置8は、ステップS11の動作を行う。ステップS11で隣接したステップ9の隙間が検知された場合、制御装置8は、ステップS12の動作を行う。
ステップS12では、制御装置8は、自律移動体を停止させる。その後、制御装置8は、ステップS13の動作を行う。ステップS13では、制御装置8は、現時点が予め設定されたタイミングであるか否かを判定する。
ステップS13で現時点が予め設定されたタイミングでない場合、制御装置8は、ステップS13の動作を行う。ステップS13で現時点が予め設定されたタイミングである場合、制御装置8は、ステップS14の動作を行う。
ステップS14では、制御装置8は、一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置8は、ステップS15の動作を行う。ステップS15では、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置8は、ステップS16の動作を行う。ステップS16では、制御装置8は、前方のステップ9との距離が許容範囲内であるか否かを判定する。
ステップS16で前方のステップ9との距離が許容範囲内でない場合、制御装置8は、ステップS17の動作を行う。ステップS17では、制御装置8は、前方のステップ9との距離が許容範囲内となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置8は、ステップS16の動作を行う。
ステップS16で前方のステップ9との距離が許容範囲内である場合、制御装置8は、ステップS18の動作を行う。ステップS18では、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置8は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、制御装置8は、自律移動体が乗客コンベアのステップ9から予め設定された位置に到達した際に自律移動体を減速させた後、自律移動体の移動距離が予め設定された条件を満たした際に自律移動体を停止させる。このため、自律移動体をステップ9の適切な位置に停止させることができる。
実施の形態3.
図11は実施の形態3における自律移動体の側面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図11に示されるように、自律移動体は、本体1と一対の駆動輪2と被駆動輪3と伸縮体11と接触体12とカメラ7と加速度検知装置6と制御装置8とを備える。
本体1は、自律移動体の外郭をなす。例えば、本体1は、直方体に形成される。
一対の駆動輪2は、本体1の下部の前方側に回転自在に設けられる。一対の駆動輪2は、図示されないモータ等により回転駆動力を発生させ得るように設けられる。被駆動輪3は、本体1の下部の後方側に設けられる。被駆動輪3は、駆動力を発生させ得ないように設けられる。
伸縮体11は、本体1の前方側に設けられる。伸縮体11は、伸縮自在に設けられる。例えば、接触体12は、車輪である。接触体12は、伸縮体11の先端部に設けられる。例えば、接触体12は、図示されないばね等により下方に押し付けられる。
カメラ7は、本体1の上部の前方側に設けられる。カメラ7は、本体1の前方を撮影し得るように設けられる。
加速度検知装置6は、伸縮体11の端部に設けられる。加速度検知装置6は、接触体12の加速度を検知し得るように設けられる。
制御装置8は、本体1の内部に設けられる。制御装置8は、加速度検知装置6の検知結果とカメラ7の撮影結果とに基づいて駆動輪2の回転を制御し得るように設けられる。
次に、図12を用いて、自律移動体の動作を説明する。
図12は実施の形態3における自律移動体の動作を説明するための側面図である。
図12に示されるように、制御装置8は、伸縮体11を伸ばして接触体12を接地させた状態で一対の駆動輪2を回転させる。接触体12が乗客コンベアのステップ9に乗り込むと、制御装置8は、加速度検知装置6により検知されたX方向の加速度の振動の大きさに基づいて接触体12がステップ9に乗り込んだことを検知する。この際、制御装置8は、図示されないブレーキをかけて自律移動体を停止させる。
その後、制御装置8は、一対の駆動輪2と被駆動輪3とをステップ9に乗り込ませる。例えば、制御装置8は、加速度検知装置6の検出結果に基づいて隣接したステップ9の隙間を検知してから予め設定されたタイミングで予め設定された時間だけ一対の駆動輪2を回転させることで、一対の駆動輪2と被駆動輪3とをステップ9に乗り込ませる。例えば、制御装置8は、加速度検知装置6の検出結果に基づいて前方における隣接したステップ9の隙間を検知するまで一対の駆動輪2を回転させることで、一対の駆動輪2と被駆動輪3とをステップ9に乗り込ませる。
その後、制御装置8は、伸縮体11を縮めることで接触体12をステップ9との接触から解放する。
その後、制御装置8は、カメラ7の画像に基づいて前方のステップ9との距離を判定する。前方のステップ9との距離が許容範囲内である場合、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。前方のステップ9との距離が許容範囲外である場合、制御装置8は、一対の駆動輪2を回転させることで停止位置を調整する。
次に、図13を用いて、接触体12の進行方向における加速度の振動を説明する。
図13は実施の形態3における自律移動体の接触体の進行方向における加速度の振動を示す図である。
図13は、接触体12が乗客コンベアのステップ9に乗り込む場合の振動パターンを示す。この場合、接触体12は、移動するステップ9に接触した際に進行方向に引っ張られる。その結果、図13に示されるように、進行方向における加速度の振動が一時的に大きくなる。
次に、図14を用いて、接触体12の鉛直方向における加速度の振動を説明する。
図14は実施の形態3における自律移動体の接触体の鉛直方向における加速度の振動を示す図である。
図14は、接触体12が乗客コンベアのステップ9に乗り込んでいる場合の振動パターンを示す。この場合、隣接したステップ9の隙間が被駆動輪3を通過するたびに、接触体12は、一時的かつ周期的に衝撃を受ける。その結果、図14に示されるように、接触体12における加速度の振動は、一時的かつ周期的に大きくなる。
次に、図15を用いて、制御装置8の動作を説明する。
図15は実施の形態3における自律移動体の制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、制御装置8は、伸縮体11を伸ばして接触体12を接地させた状態で一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置8は、ステップS22の動作を行う。ステップS22では、制御装置8は、接触体12がステップ9に乗り込んだか否かを判定する。
ステップS22で接触体12がステップ9に乗り込んでいない場合、制御装置8は、ステップS22の動作を行う。ステップS22で接触体12がステップ9に乗り込んだ場合、制御装置8は、ステップS23の動作を行う。
ステップS23では、制御装置8は、自律移動体を停止させる。その後、制御装置8は、ステップS24の動作を行う。ステップS24では、制御装置8は、現時点が予め設定されたタイミングであるか否かを判定する。
ステップS24で現時点が予め設定されたタイミングでない場合、制御装置8は、ステップS24の動作を行う。ステップS24で現時点が予め設定されたタイミングである場合、制御装置8は、ステップS25の動作を行う。
ステップS25では、制御装置8は、一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置8は、ステップS26の動作を行う。ステップS26では、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置8は、ステップS27の動作を行う。ステップS27では、制御装置8は、伸縮体11を縮めることで接触体12をステップ9との接触から解放する。その後、制御装置8は、ステップS28の動作を行う。ステップS28では、制御装置8は、前方のステップ9との距離が許容範囲内であるか否かを判定する。
ステップS28で前方のステップ9との距離が許容範囲内でない場合、制御装置8は、ステップS29の動作を行う。ステップS29では、制御装置8は、前方のステップ9との距離が許容範囲内となるように一対の駆動輪2を回転させる。その後、制御装置8は、ステップS28の動作を行う。
ステップS28で前方のステップ9との距離が許容範囲内である場合、制御装置8は、ステップS30の動作を行う。ステップS30では、制御装置8は、一対の駆動輪2の回転を停止させる。その後、制御装置8は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態3によれば、制御装置8は、自律移動体の鉛直方向における加速度の振動のパターンが予め設定されたパターンになった際に駆動輪2を停止または減速させる。このため、自律移動体を複雑な構成とすることなく、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップ9に乗り込ませることができる。
また、制御装置8は、伸縮体11の端部をステップ9に接触させた状態で自律移動体における加速度の振動の周期を検知し、自律移動体の位置と振動の周期とから導き出されるタイミングで自律移動体がステップ9に乗り込むタイミングを制御する。このため、自律移動体をより確実に乗客コンベアのステップ9に乗り込ませることができる。
実施の形態4.
図16は実施の形態4における自律移動体の動作を説明するための側面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態4においては、自律移動体は、下降運転中の乗客コンベアのステップ9に乗り込む。この場合、制御装置8は、カメラ7の画像に基づいて自律移動体が乗り込んだステップ9と前方のステップ9との前縁部の見え方に基づいて停止位置を調整する。
次に、図17を用いて、自律移動体が乗り込んだステップ9と前方のステップ9との前縁部の見え方を説明する。
図17は実施の形態4における自律移動体が乗り込んだステップと前方のステップとの前縁部の見え方を示す図である。
図17に示されるように、乗客コンベアの水平部において、自律移動体が乗り込んだステップ9と前方のステップ9との前縁部の見え方はAとなる。これに対し、乗客コンベアの傾斜部において、自律移動体が乗り込んだステップ9と前方のステップ9との前縁部の見え方はBとなる。
制御装置8は、見え方Aと見え方Bとを考慮して、自律移動体の停止位置を調整する。
以上で説明した実施の形態4によれば、制御装置8は、見え方Aと見え方Bとを考慮して、自律移動体の停止位置を調整する。このため、下降運転中の乗客コンベアに対しても、自律移動体をステップ9の適切な位置に停止させることができる。
実施の形態5.
図18は実施の形態5における自律移動体の動作を説明するための側面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態5においては、制御装置8は、被駆動輪3が乗客コンベアのステップ9に乗り込む前に自律移動体を停止または減速させる。
図18に示されるように、乗客コンベアの乗降口において、カバー13は、マンホールカバー14とランディングプレート15とを備える。
マンホールカバー14は、建築物の床面に隣接して設けられる。ランディングプレート15は、マンホールカバー14に対して建築物の床面とは反対側に設けられる。
コムプレート16は、ランディングプレート15に対してマンホールカバー14とは反対側に設けられる。くし17は、コムプレート16とステップ9との間に設けられる。くし17は、コムプレート16とステップ9とに滑らかにつながるようにすくい角を有する。
自律移動体が建築物の床面とマンホールカバー14とランディングプレート15とコムプレート16とくし17との上を通過してステップ9に乗り込む際、加速度検知装置6は、建築物の床面とマンホールカバー14とランディングプレート15とコムプレート16とくし17の上面に応じた加速度の振動を検知する。
特に、被駆動輪3がくし17にさしかかると、移動体の進行方向の成分は、X軸成分だけでなくZ軸成分も含む。この際、制御装置8は、当該X軸成分と当該Z軸成分を検知した際に被駆動輪3がくし17にさしかかったことを検知する。この場合、制御装置8は、一対の駆動輪2を停止させたり減速させたりする。その後、制御装置8は、自律移動体をステップ9に乗り込ませるタイミングを制御する。
以上で説明した実施の形態5によれば、制御装置8は、被駆動輪3がくし17にさしかかったことを検知する。このため、被駆動輪3が乗客コンベアのステップ9に乗り込む前に自律移動体を停止または減速させることができる。その結果、自律移動体をより安全にステップ9に乗り込ませることができる。
なお、加速度の振動の検知に関しては、3軸方向の振動だけでなく、3軸方向をそれぞれ回転軸とする回転方向の振動も考慮してよい。この場合、自律移動体の状態をより詳細に検知することができる。
また、加速度の振動または距離のパターンを検知する場合、隣接したステップ9の隙間以外のパターンを検知してもよい。例えば、ステップ9に形成された滑り止めのパターンを検知してもよい。例えば、マンホールカバー14とランディングプレート15とコムプレート16とくし17とに形成された模様のパターンを検知してもよい。これらの場合も、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップ9に乗り込ませることができる。
また、振動または距離以外の情報を取得して、自律移動体の走行面の凹凸に対応したパターンを検知してもよい。例えば、走行面の画像の情報の濃淡パターンを自律移動体の走行面の凹凸に対応した情報のパターンとして検知してもよい。この場合も、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップに乗り込ませることができる。
また、振動または距離以外の情報を取得して、ステップ9の移動に伴うステップ9の凹凸に対応した情報の周期を検知してもよい。例えば、ステップの画像の情報の進行方向の濃淡パターンの周期をステップの移動に伴うステップの凹凸に対応した情報の周期として検知してもよい。この場合も、自律移動体を容易に乗客コンベアのステップに乗り込ませることができる。
以上のように、本開示の自律移動体の制御装置および自律移動体は、自律移動体を乗客コンベアに乗り込ませるシステムに利用できる。
1 本体、 2 駆動輪、 3 被駆動輪、 4 被駆動側回転検知装置、 5 被駆動側方向検知装置、 6 加速度検知装置、 7 カメラ、 8 制御装置、 8a 制御部、 9 ステップ、 10 距離検知装置、 11 伸縮体、 12 接触体、 13 カバー、 14 マンホールカバー、 15 ランディングプレート、 16 コムプレート、 17 くし、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (17)

  1. 自律移動体が乗客コンベアのステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を停止させ、前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませるタイミングを制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、前記自律移動体が取得した走行面の凹凸に対応した情報のパターンが予め設定されたパターンになった際に前記自律移動体を停止さた後、
    前記自律移動体が取得した前記ステップの凹凸に対応した情報のパターンに基づいて予め設定されたタイミングで前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませる自律移動体の制御装置。
  2. 前記制御部は、前記自律移動体が取得した加速度の情報の振動のパターンを前記走行面の凹凸に対応した情報のパターンとする請求項1に記載の自律移動体の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記自律移動体の進行方向における加速度の情報の振動のパターンが予め設定されたパターンになった際に前記自律移動体の駆動輪を停止させる請求項2に記載の自律移動体の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記自律移動体の鉛直方向における加速度の情報の振動のパターンが予め設定されたパターンになった際に前記自律移動体の駆動輪を停止させる請求項2または請求項3に記載の自律移動体の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記自律移動体が取得した前記走行面までの距離の情報のパターンを前記走行面の凹凸に対応した情報のパターンとする請求項1に記載の自律移動体の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記自律移動体が取得した前記走行面の画像の情報の濃淡パターンを前記走行面の凹凸に対応した情報のパターンとする請求項1に記載の自律移動体の制御装置。
  7. 自律移動体が乗客コンベアのステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を停止させ、前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませるタイミングを制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、前記自律移動体が取得した前記ステップの移動に伴う前記ステップの凹凸に対応した情報の周期を検知し、前記自律移動体の位置と前記ステップの移動に伴う前記ステップの凹凸に対応した情報の周期とから導き出されるタイミングで前記自律移動体が前記ステップに乗り込むタイミングを制御する自律移動体の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記自律移動体の一部における加速度の情報の振動の周期を前記ステップの移動に伴う前記ステップの凹凸に対応した情報の周期とする請求項7に記載の自律移動体の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記自律移動体の一部として回転駆動力を発生させない被駆動輪を前記ステップに接触させる請求項8に記載の自律移動体の制御装置。
  10. 前記制御部は、前記自律移動体の一部として伸縮自在な伸縮体の端部を前記ステップに接触させる請求項8に記載の自律移動体の制御装置。
  11. 前記制御部は、前記自律移動体から前記ステップまでの距離の情報の周期を前記ステップの移動に伴う前記ステップの凹凸に対応した情報の周期とする請求項7に記載の自律移動体の制御装置。
  12. 前記制御部は、前記ステップの画像の情報の進行方向の濃淡パターンの周期を前記ステップの移動に伴う前記ステップの凹凸に対応した情報の周期とする請求項7に記載の自律移動体の制御装置。
  13. 自律移動体が乗客コンベアのステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を減速させ、前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませるタイミングを制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、前記自律移動体が乗客コンベアの前記ステップから予め設定された位置に到達した際に前記自律移動体を減速させた後、前記自律移動体が取得した走行面の凹凸に対応した情報のパターンが予め設定されたパターンになった際に前記自律移動体を停止させ
    その後、前記自律移動体が取得した前記ステップの凹凸に対応した情報のパターンに基づいて予め設定されたタイミングで前記自律移動体を前記ステップに乗り込ませる自律移動体の制御装置。
  14. 前記制御部は、前記自律移動体が取得した加速度の情報の振動のパターンを前記走行面の凹凸に対応した情報のパターンとする請求項13に記載の自律移動体の制御装置。
  15. 前記制御部は、前記自律移動体が取得した前記走行面までの距離の情報のパターンを前記走行面の凹凸に対応した情報のパターンとする請求項13に記載の自律移動体の制御装置。
  16. 前記制御部は、前記自律移動体が取得した前記走行面の画像の情報の濃淡パターンを前記走行面の凹凸に対応した情報のパターンとする請求項13に記載の自律移動体の制御装置。
  17. 外郭をなす本体と、
    前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させる駆動輪と、
    前記本体に設けられ、回転駆動力を発生させない被駆動輪と、
    前記本体に設けられ、前記駆動輪を回転させることで、前記本体の移動を制御する請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の制御装置と、
    を備えた自律移動体。
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