JP7331724B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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Description
以下、第1実施形態について、図1から図4を参照して説明する。図1において、モータ駆動装置100は、モータ部20及びモータ制御部30を備え、車両電源1から電源線L1,L2を介し給電を受けてモータ部20のモータ21を駆動制御し、駆動力伝達部2を介してSBWシステムを駆動制御している。駆動力伝達部2は、モータ21から出力軸であるシャフト3を介してシフトレンジ切替機構4に伝えられた駆動力,つまり回転力が伝達される。以下、単に「切替機構4」と称する。モータ21は、多相モータの一例である。
エンコーダセンサ22は、モータ21のロータの回転位置を検出するもので、当該センサ22が出力する回転位置信号はモータ制御部30により読込まれる。
また、制御回路40は、モータ21の各相コイル21a~21cに対し同一の通電パターンにより同時に通電を行うことで、ロータを回転させない条件下で、各相コイル21a~21cに通電される電流を略定常的な状態で検出できる。
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。第2実施形態では、図5に示すように、ステップS6,S11においてデューティ比D1,D2を検出するため、各相電流が目標電流に等しくする制御を行う際に、各相電流を、それぞれ複数の検出値を平均した値として求める。
第3実施形態では、図6及び図7に示すように、ステップS10における第1通電パターンのみを実行してOFF固定故障を検出する。図6に示すように、ステップS1~S4に続いてステップS10~S12を実行する。そして、ステップS11で検出したONデューティ比D2と、予め設定した所定の基準値Dcとの差分を計算する(S21)。以降は、第1実施形態と同様にステップS14~S17を実行する。
第4実施形態は、モータ21のロータの回転を抑止するために電流制限抵抗を用いる構成を示す。図8に示すように、電源線L2とグランドとの間に、切替スイッチ51及び電流制限抵抗52を接続する。切替スイッチ51の固定端子の一方を、電流制限抵抗52を介してグランドに接続し、他方を直接グランドに接続する。そして、マイコン41が切替スイッチ51の切替えを制御する。
三相のモータ21を用いたが、4相以上の多相モータにも適用できる。
駆動用スイッチをハイサイド、還流用スイッチをローサイドに配置することもできる。この場合には、コイル21a~21cは、共通に接続した一端側をグランド側に接続すれば良い。
駆動用スイッチ及び還流用スイッチには、MOSトランジスタ以外に例えばIGBTなどのスイッチング素子を用いることができる。
第3実施形態に、第2実施形態を適用しても良い。
第4実施形態において、切替スイッチ及び電流制限抵抗を、電源線L1側に配置しても良い。
マイコン41及び制御IC42により実現される機能は、ハードウェア,ソフトウェアの何れか又はハードウェアとソフトウェアとの協働により実現しても良い。
SBWシステムに限ることなく、その他のシステム等に適用しても良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
Claims (9)
- 多相モータ(21)を駆動するもので、
それぞれ還流用ダイオード(34a~36a)を有する還流用スイッチ(34~36)及び駆動用スイッチの直列回路(31~33)が、各相に対応して前記駆動用電源とグランドとの間に接続され、前記直列回路の共通接続点が前記多相モータの各相コイル(21a~21c)の各相端子にそれぞれ接続される駆動回路(30D)と、
この駆動回路と前記各相コイルとの通電経路に配置され、通電される各相電流を検出する電流検出部(37U~37W)と、
この電流検出部により検出された電流に基づいて、前記駆動回路を構成する各スイッチのON/OFFを制御する制御部(40)とを備え、
前記制御部は、前記多相モータのロータの回転を抑止し、且つ前記コイルに一定の目標電流を通電するように制御しつつ前記駆動用スイッチを交互にON/OFFする際に、少なくとも前記駆動用スイッチをONした場合に出力した駆動信号のONデューティ値に基づいて、前記還流用スイッチのOFF固定故障を検出するモータ駆動装置。 - 前記制御部は、前記駆動信号のONデューティ値を、所定の基準値と比較して前記還流用スイッチのOFF固定故障を検出する請求項1記載のモータ駆動装置。
- 前記制御部は、前記駆動用スイッチをOFFする間に、
前記還流用スイッチをONする第1通電パターンにおいて出力した駆動信号のONデューティ値と、前記還流用スイッチをOFFした場合の第2通電パターンにおいて出力した駆動信号のONデューティ値とを比較した結果に基づいて、前記還流用スイッチのOFF固定故障を検出する請求項1記載のモータ駆動装置。 - 前記制御部は、前記第1通電パターンにおいて出力した駆動信号のONデューティ値と、前記第2通電パターンにおいて出力した駆動信号のONデューティ値との差が所定値未満であれば、前記還流用スイッチのOFF固定故障を検出する請求項3記載のモータ駆動装置。
- 前記制御部は、前記目標電流を通電するための制御を、検出される電流の平均値に基づいて行う請求項1から4の何れか一項に記載のモータ駆動装置。
- 前記制御部は、前記目標電流を通電するための制御を、検出される電流の波高値に基づいて行う請求項1から4の何れか一項に記載のモータ駆動装置。
- 前記制御部は、前記コイルに通電する電流量を制限して前記ロータの回転を抑止する請求項1から6の何れか一項に記載のモータ駆動装置。
- 前記制御部は、前記各相コイルに対して同一の通電パターンにより同時に通電することで前記ロータの回転を抑止する請求項1から6の何れか一項に記載のモータ駆動装置。
- 前記多相モータは、スイッチト・リラクタンス・モータ(SRM)であり、全相のコイルの一端側が共通に駆動用電源の一端子に接続される請求項1から8の何れか一項に記載のモータ駆動装置。
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