JP7331465B2 - 表示装置の制御方法、及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置の制御方法、及び表示装置に関する。
複数の画像を1つの表示領域に表示する表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の表示装置は、第1画像が配置される第1領域と、第2画像が配置される第2領域と、を含む表示画像を生成する生成部と、表示画像を表示面に表示する表示部と、を含む。表示画像は、特定領域を含む。特定領域は、第1領域と第2領域とに分割されている。生成部は、第1画像の形状と第2画像の形状とに基づいて、第1領域と第2領域との境界の位置を決定する。
特開2019-15834号公報
特許文献1に記載の表示装置では、画像が表示される領域(特定領域)のサイズや位置が変化する場合については考慮されていないため、第1領域と第2領域との境界の位置を設定する処理において改善の余地があった。
例えば、画像が表示される領域のアスペクト比が変化した場合には、第1領域と第2領域との境界の位置が適切な位置ではなくなる可能性がある。また、例えば、画像が表示される領域にツールバーが表示されており、ツールバーの表示位置が変化した場合には、第1領域と第2領域との境界の位置が適切な位置ではなくなる可能性がある。
上記課題を解決する一態様は、画像表示領域を第1領域と第2領域とに分割する境界位置を設定し、第1画像を、前記第1領域に表示し、前記第1画像と相違する第2画像を、前記第2領域に表示し、前記画像表示領域のサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、前記境界位置を再設定する、表示装置の制御方法である。
上記表示装置の制御方法において、画像を表示可能な領域を示す表示可能領域の一部を前記画像表示領域に設定する構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記表示可能領域のうち、ツールバーを除く領域を前記画像表示領域に設定する構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記第1領域のサイズと前記第2領域のサイズとが等しくなるように、前記境界位置として第1境界位置を設定する構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記第1領域のサイズが前記第2領域のサイズより大きくなるように、前記境界位置として第2境界位置を設定する構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、ユーザーの第1の操作に応じて、前記境界位置を前記第1境界位置から前記第2境界位置に再設定し、ユーザーの前記第1の操作と異なる第2の操作に応じて、前記境界位置を前記第2境界位置から前記第1境界位置に再設定する構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記第1画像は、第1入力インターフェースから入力され、前記第2画像は、前記第1入力インターフェースと相違する第2入力インターフェースから入力される構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記第1画像のアスペクト比である第1アスペクト比と、前記第2画像のアスペクト比である第2アスペクト比と、に応じて、前記境界位置を調整する構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記第1アスペクト比と、前記第2アスペクト比とに応じて、前記画像表示領域において画像が表示されない領域の面積が減少するように、前記境界位置を調整する構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記境界位置は、前記画像表示領域の短辺方向と平行に配置される構成であってもよい。
上記表示装置の制御方法において、前記画像表示領域を前記第1領域、前記第2領域、第3領域及び第4領域に分割する境界位置を設定し、前記第1画像、及び前記第2画像と相違する第3画像を、前記第3領域に表示し、前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像と相違する第4画像を、前記第4領域に表示し、前記境界位置は、前記画像表示領域の短辺方向と平行に配置される境界位置と、前記画像表示領域の長辺方向と平行に配置される境界位置とを含む構成であってもよい。
上記課題を解決する別の一態様は、画像表示領域を第1領域と第2領域とに分割する境界位置を設定する設定部と、第1画像を前記第1領域に表示し、前記第1画像と相違する第2画像を前記第2領域に表示する表示制御部と、前記画像表示領域のサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、前記境界位置を再設定する再設定部と、を備える、表示装置である。
プロジェクターの構成の一例を示す図。 プロジェクターの制御部の構成の一例を示す図。 画像表示領域のアスペクト比に応じた境界位置の一例を示す図。 ツールバーの表示位置に応じた第1境界位置の一例を示す図。 ツールバーの表示位置に応じた第2境界位置の一例を示す図。 ツールバーの表示位置に応じた第1境界位置の他の一例を示す図。 境界位置の調整処理の一例を示す図。 境界位置の調整処理の他の一例を示す図。 制御部の処理の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[1.プロジェクターの構成]
図1は、プロジェクター100の構成を示す図である。
表示システム1は、プロジェクター100と、画像供給装置200とを備える。プロジェクター100は、「表示装置」の一例に対応する。
プロジェクター100は、投射部110と、投射部110を駆動する駆動部120とを備える。投射部110は、光学的な画像の形成を行い、スクリーン105に画像を投射する。
投射部110は、光源部111、光変調装置112及び投射光学系113を備える。駆動部120は、光源駆動部121及び光変調装置駆動部122を備える。
光源部111は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、又はLED(Light Emitting Diode)やレーザー光源等の固体光源を備える。
また、光源部111は、光源が発した光を光変調装置112に導くリフレクター及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部121は、内部バス107に接続され、同じく内部バス107に接続された制御部150の指示に従って、光源部111の光源を点灯及び消灯させる。
光変調装置112は、例えば、R、G及びBの三原色に対応した3枚の液晶パネル115を備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。すなわち、光変調装置112は、R色光に対応した液晶パネル115と、G色光に対応した液晶パネル115と、B色光に対応した液晶パネル115とを備える。
光源部111が発する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル115に入射される。3枚の液晶パネル115の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル115を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
本実施形態では、光変調装置112が光変調素子として透過型の液晶パネル115を備える場合について説明するが、本実施形態はこれに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルミラーデバイス(Digital Micromirror Device)であってもよい。
光変調装置112は、光変調装置駆動部122によって駆動される。光変調装置駆動部122は、画像処理部145に接続される。
光変調装置駆動部122には、画像処理部145からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部122は、入力された画像データを液晶パネル115の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部122は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル115の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル115に画像を描画する。
投射光学系113は、入射された画像光PLをスクリーン105上に結像させるレンズやミラー等を備える。また、投射光学系113は、スクリーン105に投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
プロジェクター100は、操作部131、リモコン受光部133、入力インターフェース135、記憶部137、画像インターフェース141、フレームメモリー143、画像処理部145及び制御部150を更に備える。入力インターフェース135、記憶部137、画像インターフェース141、画像処理部145及び制御部150は、内部バス107を介して相互にデータ通信可能に接続される。
操作部131は、プロジェクター100の筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備え、これらのボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、操作部131から入力された操作信号を制御部150に出力する。
リモコン受光部133は、リモコン5から送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン受光部133は、生成した操作信号を入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、リモコン受光部133から入力された操作信号を制御部150に出力する。
記憶部137は、例えば、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。記憶部137は、制御部150が実行する制御プログラムや、制御部150が処理したデータ、画像データ等を記憶する。
画像インターフェース141は、コネクター及びインターフェース回路を備え、プロジェクター100に画像データを供給する画像供給装置200に有線接続される。画像供給装置200が供給する画像データは、静止画像データであってもよいし、動画像データであってもよい。また、画像供給装置200は、DVD(Digital Versatile Disk)やブルーレイ(Blu-ray:登録商標)等の光ディスクの再生装置であってもよいし、パーソナルコンピューターであってもよい。
また、本実施形態では、プロジェクター100と画像供給装置200とが有線で接続される場合について説明するが、プロジェクター100と画像供給装置200とが無線で接続されてもよい。
画像供給装置200は、プロジェクター100に接続される。画像供給装置200は、プロジェクター100にHDMI(登録商標:High-Definition Multimedia Interface)信号を供給する。HDMI信号には、画像データや音声データ等が含まれる。画像データは、動画像の画像データであってもよいし、静止画像の画像データであってもよい。また、音声データは、モノラルの音声データであってもよいし、ステレオの音声データであってもよい。また、ステレオよりも多くの音声チャネルを用いるサラウンド方式の音声データであってもよい。
画像供給装置200には、例えばノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PCやタブレット端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等を用いることができる。また、画像供給装置200として、ビデオ再生装置、DVDプレーヤー、ブルーレイディスクプレーヤー、ハードディスクレコーダー、テレビチューナー装置、CATV(Cable television)のセットトップボックス、ビデオゲーム機等を用いてもよい。
画像インターフェース141は、画像供給装置200から画像信号を受信し、受信した画像信号に含まれる画像データ及び同期信号を取り出す。画像データは、複数の画素の各々の階調を色成分毎に示すデータである。また、同期信号は、同期タイミングを示す信号であり、水平同期信号及び垂直同期信号を含む。画像インターフェース141は、画像信号から取り出した同期信号を、制御部150及び画像処理部145に出力し、画像データを画像処理部145に出力する。制御部150は、水平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、処理を実行するタイミングを判定し、判定したタイミングに基づいてプロジェクター100の各部を制御する。画像処理部145は、水平同期信号及び垂直同期信号に同期して画像データに対して画像処理を実行し、画像処理後の画像データを光変調装置駆動部122に出力する。
本実施形態では、画像供給装置200は、第1画像供給装置210、第2画像供給装置220、第3画像供給装置230、及び第4画像供給装置240を備える。第1画像供給装置210は、画像インターフェース141に第1画像P1を示す画像情報を供給し、第2画像供給装置220は、画像インターフェース141に第2画像P2を示す画像情報を供給する。第3画像供給装置230は、画像インターフェース141に第3画像P3を示す画像情報を供給し、第4画像供給装置240は、画像インターフェース141に第4画像P4を示す画像情報を供給する。第1画像P1と第2画像P2と第3画像P3と第4画像P4とは互いに相違する。
制御部150は、メモリー15A及びプロセッサー15Bを備える。
メモリー15Aは、プロセッサー15Bが実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー15Aは、磁気的記憶装置、フラッシュROM等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。また、メモリー15Aは、プロセッサー15Bのワークエリアを構成するRAMを含んでもよい。メモリー15Aは、制御部150により処理されるデータや、プロセッサー15Bが実行する制御プログラムを記憶する。
プロセッサー15Bは、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーがプロセッサー15Bとして機能する構成であってもよい。プロセッサー15Bは、制御プログラムを実行してプロジェクター100の各部を制御する。例えば、プロセッサー15Bは、操作部131やリモコン5により受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部145に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーン105に投射する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。また、プロセッサー15Bは、光源駆動部121を制御して光源部111の点灯と消灯とを制御し、また光源部111の輝度を調整する。
画像処理部145及びフレームメモリー143は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)を含む。PLDには、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部145は、画像インターフェース141から入力された画像データをフレームメモリー143に展開する。フレームメモリー143は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレーム分の画像データを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー143は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部145は、フレームメモリー143に展開した画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。
また、画像処理部145は、フレームレート変換処理を実行する。フレームレート変換処理とは、液晶パネル115に描画する画像データのフレーム周波数を、画像供給装置200から供給された画像データのフレーム周波数とは異なる周波数に変換する処理である。フレーム周波数とは、単位時間である1秒当たりに表示される画像数であり、垂直同期信号の周波数に対応する。画像供給装置200から供給された画像データのフレーム周波数を入力フレーム周波数といい、液晶パネル115に描画する画像データのフレーム周波数を描画周波数という。
画像処理部145は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部145は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部122に出力する。
入力フレーム周波数、すなわち、垂直同期信号の周波数が60Hzである場合には、画像処理部145は、例えば、60Hzを2倍した120Hzの描画周波数、又は60Hzを4倍した240Hzの描画周波数の出力同期信号を生成する。画像処理部145は、フレームメモリー143から読み出した画像データを、生成した出力同期信号と共に光変調装置駆動部122に出力する。光変調装置駆動部122は、入力された出力同期信号に同期して、液晶パネル115に画像を描画する倍速処理を実行する。
また、画像処理部145は、画像データの1フレームから複数のサブフレームを生成する。サブフレームとは、1フレーム分の画像データの表示期間に表示する画像データである。画像処理部145は、フレームメモリー143から同一の画像データを複数回、読み出すことでサブフレームを生成する。また、本実施形態では、画像処理部145は、画像データを複数に分割し、分割した領域ごとにサブフレームを生成する。
[2.プロジェクターの制御部の構成]
図2は、プロジェクター100の制御部150の構成を示す図である。
図2に示すように、プロジェクター100の制御部150は、設定部151と、表示制御部152と、再設定部153と、調整部154とを備える。具体的には、制御部150のプロセッサー15Bが、メモリー15Aに記憶された制御プログラムを実行することによって、設定部151、表示制御部152、再設定部153及び調整部154として機能する。
設定部151は、画像を表示可能な領域を示す表示可能領域RAの一部を画像表示領域RBに設定する。具体的には、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RBに設定する。表示可能領域RA及び画像表示領域RBの各々は矩形状である。ツールバーTBは、ユーザーの操作を受け付ける帯状の領域を示す。ツールバーTBには、アイコンやボタンオブジェクト等が配置される。表示可能領域RAは、液晶パネル115の有する画素に対応し、画像表示領域RBは、液晶パネル115の有する画素のうちツールバーTBが描画されていない画素に対応する。
また、設定部151は、画像表示領域RBを第1領域A1と第2領域A2とに分割する境界位置PBを設定する。例えば、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。また、例えば、設定部151は、第1領域A1のサイズが第2領域A2のサイズより大きくなるように、境界位置PBとして第2境界位置PB2を設定する。また、例えば、設定部151は、第1領域A1のサイズが第2領域A2のサイズより小さくなるように、境界位置PBとして第3境界位置PB3を設定する。
表示制御部152は、第1画像P1を、第1領域A1に表示し、第1画像P1と相違する第2画像P2を、第2領域A2に表示する。具体的には、第1画像P1は、第1入力インターフェースから入力され、第2画像P2は、第1入力インターフェースと相違する第2入力インターフェースから入力される。第1入力インターフェース及び第2入力インターフェースは、図1に示す入力インターフェース135に含まれる。
更に具体的には、第1画像P1は、入力インターフェース135を介して、第1画像供給装置210から供給される。第2画像P2は、入力インターフェース135を介して、第2画像供給装置220から供給される。
また、表示制御部152は、第1画像P1の上端及び下端、若しくは、左端及び右端が第1領域A1の周辺に位置するように第1画像P1を配置する。換言すれば、表示制御部152は、第1画像P1のアスペクト比を保持したまま、可能な限り大きいサイズで第1画像P1を第1領域A1に表示する。
また、表示制御部152は、第2画像P2の上端及び下端、若しくは、左端及び右端が第2領域A2の周辺に位置するように第2画像P2を配置する。換言すれば、表示制御部152は、第2画像P2のアスペクト比を保持したまま、可能な限り大きいサイズで第2画像P2を第2領域A2に表示する。
再設定部153は、画像表示領域RBのサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、境界位置PBを再設定する。
また、設定部151が境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する場合には、再設定部153は、ユーザーの操作に応じて、境界位置PBを第1境界位置PB1から第2境界位置PB2に再設定する。また、境界位置PBを再設定した後に、再設定部153は、ユーザーの操作に応じて、境界位置PBを第2境界位置PB2から第1境界位置PB1に再設定する。境界位置PBを第1境界位置PB1から第2境界位置PB2に再設定するユーザーの操作が「第1の操作」の一例に対応し、境界位置PBを第2境界位置PB2から第1境界位置PB1に再設定するユーザーの操作が「第2の操作」の一例に対応する。ユーザーの操作は、リモコン5又は操作部131を介して受け付けられる。
また、設定部151が境界位置PBとして第2境界位置PB2を設定する場合には、再設定部153は、ユーザーの操作に応じて、境界位置PBを第2境界位置PB2から第3境界位置PB3に再設定する。また、境界位置PBを再設定した後に、再設定部153は、ユーザーの操作に応じて、境界位置PBを第3境界位置PB3から第2境界位置PB2に再設定する。境界位置PBを第2境界位置PB2から第3境界位置PB3に再設定するユーザーの操作が「第1の操作」の一例に対応し、境界位置PBを第3境界位置PB3から第2境界位置PB2に再設定するユーザーの操作が「第2の操作」の一例に対応する。
また、設定部151が境界位置PBとして第3境界位置PB3を設定する場合には、再設定部153は、ユーザーの操作に応じて、境界位置PBを第3境界位置PB3から第1境界位置PB1に再設定する。また、境界位置PBを再設定した後に、再設定部153は、ユーザーの操作に応じて、境界位置PBを第1境界位置PB1から第3境界位置PB3に再設定する。境界位置PBを第3境界位置PB3から第1境界位置PB1に再設定するユーザーの操作が「第1の操作」の一例に対応し、境界位置PBを第1境界位置PB1から第3境界位置PB3に再設定するユーザーの操作が「第2の操作」の一例に対応する。
調整部154は、第1画像P1のアスペクト比である第1アスペクト比と、第2画像P2のアスペクト比である第2アスペクト比と、に応じて、境界位置PBを調整する。
具体的には、調整部154は、第1アスペクト比と第2アスペクト比とに応じて、画像表示領域RBにおいて画像が表示されない領域の面積が減少するように、境界位置PBを調整する。
[3.プロジェクターの制御部の処理の具体例]
次に、図3~図8を参照して、プロジェクター100の制御部150の処理の具体例について説明する。
[3-1.画像表示領域のアスペクト比の影響]
図3は、画像表示領域RBのアスペクト比に応じた境界位置PBの一例を示す図である。本実施形態では、表示可能領域RAのアスペクト比が、16:10である場合について説明する。また、本実施形態では、表示可能領域RAは、スクリーン105の表示面に対応する。また、図3では、ツールバーTBが表示されていない場合について説明する。
図3の上段に示す図では、画像表示領域RB1のアスペクト比が表示可能領域RAのアスペクト比と同一であるため、画像表示領域RB1が表示可能領域RAと一致している。すなわち、画像表示領域RB1のアスペクト比は、16:10である。画像表示領域RB1は、画像表示領域RBの一例を示す。
設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB1の短辺方向と平行な方向を示す。
図3の中段に示す図では、画像表示領域RB2は、表示可能領域RAよりも横長であるため、表示可能領域RAの上下に非投射領域RCが配置される。非投射領域RCは、表示可能領域RAにおいて画像光PLが投射されない領域に対応する。換言すれば、非投射領域RCは、表示可能領域RAにおいて画像表示領域RB2の外側の領域を示す。
具体的には、画像表示領域RB2のアスペクト比は、例えば16:6である。画像表示領域RB2は、画像表示領域RBの一例を示す。
設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB2の短辺方向と平行な方向を示す。
図3の下段に示す図では、画像表示領域RB3は、表示可能領域RAよりも縦長であるため、表示可能領域RAの左右に非投射領域RCが配置される。非投射領域RCは、表示可能領域RAにおいて画像光PLが投射されない領域に対応する。換言すれば、非投射領域RCは、表示可能領域RAにおいて画像表示領域RB3の外側の領域を示す。
具体的には、画像表示領域RB3のアスペクト比は、例えば4:3である。画像表示領域RB3は、画像表示領域RBの一例を示す。
設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB3の短辺方向と平行な方向を示す。
図3を参照して説明したように、画像表示領域RBのアスペクト比に応じて、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB1を設定できる。
[3-2.ツールバーの表示位置の影響]
図4は、ツールバーTBの表示位置に応じた第1境界位置PB1の一例を示す図である。図4では、表示可能領域RAのアスペクト比が、16:10であって、表示可能領域RAが非投射領域RCを含まない場合について説明する。すなわち、表示可能領域RAが、ツールバーTBの領域と、画像表示領域RBとで構成される場合について説明する。
図4の上段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの下端に表示可能領域RAの長辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB41に設定する。その結果、画像表示領域RB41は、表示可能領域RAよりも横長である。画像表示領域RB41は、画像表示領域RBの一例を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB41の短辺方向と平行な方向を示す。
図4の中段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの左端に表示可能領域RAの短辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB42に設定する。その結果、画像表示領域RB42は、表示可能領域RAよりも縦長である。画像表示領域RB42は、画像表示領域RBの一例を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB42の短辺方向と平行な方向を示す。
図4の下段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの右端に表示可能領域RAの短辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB43に設定する。その結果、画像表示領域RB43は、表示可能領域RAよりも縦長である。画像表示領域RB43は、画像表示領域RBの一例を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB43の短辺方向と平行な方向を示す。
図4を参照して説明したように、ツールバーTBが表示可能領域RAに配置される場合に、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB1を設定できる。
図5は、ツールバーTBの表示位置に応じた第2境界位置PB2の一例を示す図である。図5では、表示可能領域RAのアスペクト比が、16:10であって、表示可能領域RAが非投射領域RCを含まない場合について説明する。すなわち、表示可能領域RAが、ツールバーTBの領域と、画像表示領域RBとで構成される場合について説明する。
図5の上段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの下端に表示可能領域RAの長辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB41に設定する。その結果、画像表示領域RB41は、表示可能領域RAよりも横長である。画像表示領域RB41は、画像表示領域RBの一例を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズが、第2領域A2のサイズより大きくなるように、境界位置PBとして第2境界位置PB2を設定する。すなわち、第2境界位置PB2は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRより長くなるように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB41の短辺方向と平行な方向を示す。
例えば、サイズLLは、サイズLRの3倍である。
図5の中段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの左端に表示可能領域RAの短辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB42に設定する。その結果、画像表示領域RB42は、表示可能領域RAよりも縦長である。画像表示領域RB42は、画像表示領域RBの一例を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズが、第2領域A2のサイズより大きくなるように、境界位置PBとして第2境界位置PB2を設定する。すなわち、第2境界位置PB2は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが第2領域A2の左右方向のサイズLRより長くなるように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB42の短辺方向と平行な方向を示す。
例えば、サイズLLは、サイズLRの3倍である。
図5の下段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの右端に表示可能領域RAの短辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB43に設定する。その結果、画像表示領域RB43は、表示可能領域RAよりも縦長である。画像表示領域RB43は、画像表示領域RBの一例を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズが、第2領域A2のサイズより大きくなるように、境界位置PBとして第2境界位置PB2を設定する。すなわち、第2境界位置PB2は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが第2領域A2の左右方向のサイズLRより長くなるように、上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB43の短辺方向と平行な方向を示す。
例えば、サイズLLは、サイズLRの3倍である。
図5を参照して説明したように、第1領域A1のサイズが第2領域A2のサイズより大きくなるように、第2境界位置PB2を設定できる。同様にして、第2領域A2のサイズが第1領域A1のサイズより大きくなるように、第3境界位置PB3を設定できる。
[3-3.4分割の場合の境界位置]
図6は、ツールバーTBの表示位置に応じた第1境界位置PB1及び第1境界位置PB4の一例を示す図である。
図6に示すように、設定部151は、画像表示領域RBを第1領域A1と第2領域A2と第3領域A3と第4領域A4とに分割する境界位置PBを設定する。例えば、設定部151は、第1領域A1のサイズ、第2領域A2のサイズ、第3領域A3のサイズ、及び第4領域A4のサイズが互いに等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1及び第1境界位置PB4を設定する。
第1境界位置PB1は、画像表示領域RBの短辺方向に沿って直線状に配置され、第1境界位置PB4は、画像表示領域RBの長辺方向に沿って直線状に配置される。
図6の上段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの下端に表示可能領域RAの長辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB41に設定する。その結果、画像表示領域RB41は、表示可能領域RAよりも横長である。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB41の短辺方向と平行な方向を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第3領域A3のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB4を設定する。すなわち、第1境界位置PB4は、第1領域A1の上下方向のサイズLUが、第3領域A3の上下方向のサイズLDと一致するように左右方向に沿って直線状に配置される。左右方向は、画像表示領域RB41の長辺方向と平行な方向を示す。
図6の中段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの左端に表示可能領域RAの短辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB42に設定する。その結果、画像表示領域RB42は、表示可能領域RAよりも縦長である。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB42の短辺方向と平行な方向を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第3領域A3のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB4を設定する。すなわち、第1境界位置PB4は、第1領域A1の上下方向のサイズLUが、第3領域A3の上下方向のサイズLDと一致するように左右方向に沿って直線状に配置される。左右方向は、画像表示領域RB42の長辺方向と平行な方向を示す。
図6の下段に示す図では、ツールバーTBが、表示可能領域RAの右端に表示可能領域RAの短辺に沿って配置される。
この場合には、設定部151は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RB43に設定する。その結果、画像表示領域RB43は、表示可能領域RAよりも縦長である。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB1を設定する。すなわち、第1境界位置PB1は、第1領域A1の左右方向のサイズLLが、第2領域A2の左右方向のサイズLRと一致するように上下方向に沿って直線状に配置される。上下方向は、画像表示領域RB43の短辺方向と平行な方向を示す。
また、設定部151は、第1領域A1のサイズと第3領域A3のサイズとが等しくなるように、第1境界位置PB4を設定する。すなわち、第1境界位置PB4は、第1領域A1の上下方向のサイズLUが、第3領域A3の上下方向のサイズLDと一致するように左右方向に沿って直線状に配置される。左右方向は、画像表示領域RB43の長辺方向と平行な方向を示す。
図6を参照して説明したように、ツールバーTBの表示位置に応じて、第1領域A1~第4領域A4の各々のサイズが同一になるように、第1境界位置PB1及び第1境界位置PB4を設定できる。
[3-4.境界位置の調整処理]
図7は、調整部154による境界位置PBの調整処理の一例を示す図である。
図7の上段に示す図は、設定部151が第1境界位置PB1を設定し、表示制御部152が、第1画像P1を、第1領域A1に表示し、第1画像P1と相違する第2画像P2を、第2領域A2に表示した場合の画像図の一例である。
第1画像P1は、第1領域A1よりも縦長の画像であり、第2画像P2は、第2領域A2よりも横長の画像である。
調整部154は、第1画像P1のアスペクト比である第1アスペクト比と、第2画像P2のアスペクト比である第2アスペクト比と、に応じて、第1境界位置PB1を調整する。
具体的には、調整部154は、第1アスペクト比と第2アスペクト比とに応じて、画像表示領域RBにおいて非表示領域RDの面積が減少するように、境界位置PBを調整する。非表示領域RDは、画像が表示されない領域を示す。
更に具体的には、第1領域A1には、第1画像P1の右側及び左側の各々に、非表示領域RD1が配置され、第2領域A2には、第2画像P2の上側及び下側の各々に、非表示領域RD2が配置される。非表示領域RD1及び非表示領域RD2の各々は、非表示領域RDの一例に対応する。
この場合には、図7の下段の図に示すように、調整部154は、境界位置PBを第1境界位置PB1から境界位置PBAに調整する。具体的には、調整部154は、第1境界位置PB1を左方向に距離DR1だけ移動することによって、境界位置PBを第1境界位置PB1から境界位置PBAに調整する。
その結果、第1領域A1の左右方向のサイズは距離DR1だけ減少し、第2領域A2の左右方向のサイズは距離DR1だけ増加する。
そして、表示制御部152は、第2領域A2において左右方向の非表示領域RDが発生しないように、アスペクト比を第2アスペクト比に保持して第2画像P2を拡大した第2画像P2Aを第2領域A2に表示する。
図7を参照して説明したように、非表示領域RDの面積が減少するように、境界位置PBを調整することによって、第1画像P1を縮小することなく第2画像P2を拡大できる。
なお、図7における第1アスペクト比と第2アスペクト比とが逆である場合には、非表示領域RDの面積が減少するように、境界位置PBを調整することによって、第2画像P2を縮小することなく第1画像P1を拡大できる。
図8は、調整部154による境界位置PBの調整処理の他の一例を示す図である。図8は、図7と比較して、ツールバーTBが表示されている点で相違する。
図8の上段に示す図は、設定部151が第1境界位置PB1を設定し、表示制御部152が、第1画像P1を、第1領域A1に表示し、第1画像P1と相違する第2画像P2を、第2領域A2に表示した場合の画像図の一例である。
第1画像P1は、第1領域A1よりも縦長の画像であり、第2画像P2は、第2領域A2よりも横長の画像である。
調整部154は、第1画像P1のアスペクト比である第1アスペクト比と、第2画像P2のアスペクト比である第2アスペクト比と、に応じて、第1境界位置PB1を調整する。
具体的には、調整部154は、第1アスペクト比と第2アスペクト比とに応じて、画像表示領域RBにおいて非表示領域RDの面積が減少するように、境界位置PBを調整する。非表示領域RDは、画像が表示されない領域を示す。
更に具体的には、第1領域A1には、第1画像P1の右側及び左側の各々に、非表示領域RD1が配置され、第2領域A2には、第2画像P2の上側及び下側の各々に、非表示領域RD2が配置される。非表示領域RD1及び非表示領域RD2の各々は、非表示領域RDの一例に対応する。
この場合には、図8の下段の図に示すように、調整部154は、境界位置PBを第1境界位置PB1から境界位置PBBに調整する。具体的には、調整部154は、第1境界位置PB1を左方向に距離DR2だけ移動することによって、境界位置PBを第1境界位置PB1から境界位置PBBに調整する。
その結果、第1領域A1の左右方向のサイズは距離DR2だけ減少し、第2領域A2の左右方向のサイズは距離DR2だけ増加する。距離DR2は、図7に示す距離DR1より長い。
そして、表示制御部152は、第2領域A2において左右方向の非表示領域RDが発生しないように、アスペクト比を第2アスペクト比に保持して第2画像P2を拡大した第2画像P2Bを第2領域A2に表示する。
図8を参照して説明したように、ツールバーTBが表示されている場合にも、非表示領域RDの面積が減少するように、境界位置PBを調整することによって、第1画像P1を縮小することなく第2画像P2を拡大できる。
なお、図8における第1アスペクト比と第2アスペクト比とが逆である場合には、非表示領域RDの面積が減少するように、境界位置PBを調整することによって、第2画像P2を縮小することなく第1画像P1を拡大できる。
図7及び図8を参照して説明したように、下記の3つの条件(条件A~条件C)を満たす場合には、第1画像P1を縮小することなく第2画像P2を拡大できるか、又は、第2画像P2を縮小することなく第1画像P1を拡大できる。
条件A:設定部151が、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。
条件B:第1画像P1及び第2画像P2の一方が、第1領域A1よりも縦長の画像である。
条件C:第1画像P1及び第2画像P2の他方が、第1領域A1よりも横長の画像である。
[4.制御部の処理]
図9は、制御部150の処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図9では、設定部151が、画像表示領域RBを第1領域A1と第2領域A2とに分割する境界位置PBを設定する場合について説明する。
また、図9では、便宜上、境界位置PBの再設定を指示するユーザーの操作が行われない場合について説明する。境界位置PBの再設定を指示するユーザーの操作とは、例えば、境界位置PBを第1境界位置PB1から第2境界位置PB2に再設定することを指示する操作である。
図9に示すように、まず、ステップS101において、設定部151は、画像を表示可能な領域を示す表示可能領域RAの一部を画像表示領域RBに設定する。具体的には、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RBに設定する。
次に、ステップS103において、設定部151は、画像表示領域RBを第1領域A1と第2領域A2とに分割する境界位置PBを設定する。例えば、設定部151は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。
次に、ステップS105において、表示制御部152は、第1画像P1を、第1領域A1に表示する。具体的には、表示制御部152は、第1画像P1のアスペクト比を保持したまま、可能な限り大きいサイズで第1画像P1を第1領域A1に表示する。
次に、ステップS107において、表示制御部152は、第2画像P2を、第2領域A2に表示する。具体的には、表示制御部152は、第2画像P2のアスペクト比を保持したまま、可能な限り大きいサイズで第2画像P2を第2領域A2に表示する。
次に、ステップS109において、調整部154は、第1画像P1のアスペクト比である第1アスペクト比と、第2画像P2のアスペクト比である第2アスペクト比とを取得する。
次に、ステップS111において、調整部154は、第1アスペクト比と第2アスペクト比とに応じて、画像表示領域RBにおいて非表示領域RDの面積が減少するように、境界位置PBを調整する。
次に、ステップS113において、再設定部153は、画像表示領域RBのサイズが変化したか否かを判定する。
画像表示領域RBのサイズが変化したと再設定部153が判定した場合(ステップS113;YES)には、処理がステップS101に戻る。そして、ステップS101において、再設定部153は、画像を表示可能な領域を示す表示可能領域RAの一部を画像表示領域RBに再設定し、ステップS103において、再設定部153は、境界位置PBを再設定する。その後、ステップS105以降の処理が実行される。
画像表示領域RBのサイズが変化していないと再設定部153が判定した場合(ステップS113;NO)には、処理がステップS115に進む。
そして、ステップS115において、再設定部153は、画像表示領域RBの位置が変化したか否かを判定する。
画像表示領域RBの位置が変化したと再設定部153が判定した場合(ステップS115;YES)には、処理がステップS101に戻る。そして、ステップS101において、再設定部153は、画像を表示可能な領域を示す表示可能領域RAの一部を画像表示領域RBに再設定し、ステップS103において、再設定部153は、境界位置PBを再設定する。その後、ステップS105以降の処理が実行される。
画像表示領域RBの位置が変化していないと再設定部153が判定した場合(ステップS115;NO)には、処理がステップS117に進む。
そして、ステップS117において、表示制御部152は、第1画像P1の第1領域A1への表示が終了したか否かを判定する。
第1画像P1の第1領域A1への表示が終了したと表示制御部152が判定した場合(ステップS117;YES)には、制御部150の処理が終了する。第1画像P1の第1領域A1への表示が終了していないと表示制御部152が判定した場合(ステップS117;NO)には、処理がステップS119に進む。
そして、ステップS119において、表示制御部152は、第2画像P2の第2領域A2への表示が終了したか否かを判定する。
第2画像P2の第2領域A2への表示が終了していないと表示制御部152が判定した場合(ステップS119;NO)には、処理がステップS113に戻る。第2画像P2の第2領域A2への表示が終了したと表示制御部152が判定した場合(ステップS119でYES)には、制御部150の処理が終了する。
[5.本実施形態作用効果]
以上、図1~図9を参照して説明したように、本実施形態に係るプロジェクター100の制御方法は、画像表示領域RBを第1領域A1と第2領域A2とに分割する境界位置PBを設定し、第1画像P1を、第1領域A1に表示し、第1画像P1と相違する第2画像P2を、第2領域A2に表示し、画像表示領域RBのサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、境界位置PBを再設定する。
よって、画像表示領域RBのサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、境界位置PBを再設定するため、適正な境界位置PBに再設定できる。したがって、境界位置PBを適正に設定できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、画像を表示可能な領域を示す表示可能領域RAの一部を画像表示領域RBに設定する。
したがって、画像表示領域RBを適正に設定できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、表示可能領域RAのうち、ツールバーTBを除く領域を画像表示領域RBに設定する。
したがって、画像表示領域RBを適正に設定できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、第1領域A1のサイズと第2領域A2のサイズとが等しくなるように、境界位置PBとして第1境界位置PB1を設定する。
よって、境界位置PBとしてユーザーの所望する第1境界位置PB1を設定できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、第1領域A1のサイズが第2領域A2のサイズより大きくなるように、境界位置PBとして第2境界位置PB2を設定する。
よって、境界位置PBとしてユーザーの所望する第2境界位置PB2を設定できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、ユーザーの第1の操作に応じて、境界位置PBを第1境界位置PB1から第2境界位置PB2に再設定し、ユーザーの前記第1の操作と異なる第2の操作に応じて、境界位置PBを第2境界位置PB2から第1境界位置PB1に再設定する。
よって、ユーザーの第1の操作に応じて、境界位置PBを第1境界位置PB1から第2境界位置PB2に再設定し、ユーザーの前記第1の操作と異なる第2の操作に応じて、境界位置PBを第2境界位置PB2から第1境界位置PB1に再設定できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、プロジェクター100の制御方法において、第1画像P1は、第1入力インターフェースから入力され、第2画像P2は、第1入力インターフェースと相違する第2入力インターフェースから入力される。
したがって、簡素な構成で第1画像P1及び第2画像P2の各々を表示できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、第1画像P1のアスペクト比である第1アスペクト比と、第2画像P2のアスペクト比である第2アスペクト比と、に応じて、境界位置PBを調整する。
したがって、第1アスペクト比と第2アスペクト比とに応じて、境界位置PBを調整するため、境界位置PBを適正に調整できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、第1アスペクト比と、第2アスペクト比とに応じて、画像表示領域RBにおいて画像が表示されない領域の面積が減少するように、境界位置PBを調整する。
したがって、画像表示領域RBにおいて画像が表示されない領域の面積が減少するように、境界位置PBを調整するため、境界位置PBを適正に調整できる。
また、プロジェクター100の制御方法において、境界位置PBは、画像表示領域RBの短辺方向と平行に配置される。
したがって、境界位置PBは、画像表示領域RBの短辺方向と平行に配置されるため、境界位置PBを適正に設定できる。
また、プロジェクター100の制御方法は、画像表示領域RBを第1領域A1、第2領域A2、第3領域A3及び第4領域A4に分割する境界位置PBを設定し、第1画像P1、及び第2画像P2と相違する第3画像P3を、第3領域A3に表示し、第1画像P1、第2画像P2、及び第3画像P3と相違する第4画像P4を、第4領域A4に表示し、境界位置PBは、画像表示領域RBの短辺方向と平行に配置される境界位置と、画像表示領域RBの長辺方向と平行に配置される境界位置とを含む。
したがって、境界位置PBは、画像表示領域RBの短辺方向と平行に配置される境界位置と、画像表示領域RBの長辺方向と平行に配置される境界位置とを含むため、画像表示領域RBを第1領域A1、第2領域A2、第3領域A3及び第4領域A4に分割する境界位置PBを設定できる。
また、本実施形態に係るプロジェクター100は、画像表示領域RBを第1領域A1と第2領域A2とに分割する境界位置PBを設定する設定部151と、第1画像P1を第1領域A1に表示し、第1画像P1と相違する第2画像P2を第2領域A2に表示する表示制御部152と、画像表示領域RBのサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、境界位置PBを再設定する再設定部153と、を備える。
よって、画像表示領域RBのサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、再設定部153が境界位置PBを再設定するため、適正な境界位置PBに再設定できる。したがって、境界位置PBを適正に設定できる。
[6.他の実施形態]
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、画像表示領域RBを2つの領域に分割する場合、及び、画像表示領域RBを4つの領域に分割する場合について説明したが、本発明の実施形態はこれらに限定されない。画像表示領域RBを3つの領域に分割する形態でもよいし、画像表示領域RBを5つ以上の領域に分割する形態でもよい。
また、本実施形態では、表示可能領域RAに1つのツールバーTBが表示される場合について説明したが、本発明の実施形態はこれに限定されない。表示可能領域RAに2つ以上のツールバーTBが表示される形態でもよい。
また、本実施形態では、第2画像P2が第1画像と相違する場合について説明したが、第2画像P2が第1画像と同一の画像であってもよい。
また、図1及び図2に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター100の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図9に示すフローチャートの処理単位は、プロジェクター100の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図9のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、プロジェクター100の制御方法は、プロジェクター100が備えるプロセッサー15Bに、プロジェクター100の制御方法に対応したプログラムを実行させることで実現できる。また、このプログラムは、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、プロジェクター100が備える内部記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。また、プロジェクター100の制御方法に対応したプログラムをサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター100に、プログラムをダウンロードすることでプロジェクター100の制御方法を実現することもできる。
1…表示システム、100…プロジェクター(表示装置)、105…スクリーン、110…投射部、111…光源部、112…光変調装置、113…投射光学系、115…液晶パネル、120…駆動部、121…光源駆動部、122…光変調装置駆動部、131…操作部、135…入力インターフェース、141…画像インターフェース、145…画像処理部、150…第1制御部、151…設定部、152…表示制御部、153…再設定部、15A…メモリー、15B…プロセッサー、200、210、220、230、240…画像供給装置、A1…第1領域、A2…第2領域、A3…第3領域、A4…第4領域、DR1、DR2…距離、LL、LR、LU、LD…サイズ、P1…第1画像、P2…第2画像、PB、PBA、PBB…境界位置、PB1、PB4…第1境界位置、PB2…第2境界位置、PB3…第3境界位置、RA…表示可能領域、RB、RB1、RB2、RB3、RB41、RB42、RB43…画像表示領域、RD、RD1、RD2…非表示領域、TB…ツールバー。

Claims (9)

  1. 画像表示領域を第1領域と第2領域とに分割する境界位置を設定し、
    第1画像を、前記第1領域に表示し、
    前記第1画像と相違する第2画像を、前記第2領域に表示し、
    画像を表示可能な領域を示す表示可能領域のうち、ツールバーを除く領域を前記画像表示領域に設定し、前記表示可能領域における前記ツールバーの位置が変化することによって、前記画像表示領域のサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、前記表示可能領域における前記ツールバーの位置に応じて、前記境界位置を再設定
    前記ツールバーの位置は、前記表示可能領域の下端の位置、前記表示可能領域の左端の位置、及び前記表示可能領域の右端の位置、の3つの位置を含み、
    前記ツールバーの位置は、前記3つの位置のいずれか1つの位置から、前記3つの位置の他のいずれか1つの位置に変化する、表示装置の制御方法。
  2. 前記画像表示領域のサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、前記第1領域のサイズと前記第2領域のサイズとが等しくなるように、前記境界位置として第1境界位置を設定する、請求項1に記載の表示装置の制御方法。
  3. ユーザーの第1の操作に応じて、前記第1領域のサイズが前記第2領域のサイズより大きくなるように、前記境界位置として第2境界位置を設定し、
    ユーザーの前記第1の操作と異なる第2の操作に応じて、前記境界位置を前記第2境界位置から前記第1境界位置に再設定する、請求項2に記載の表示装置の制御方法。
  4. 前記第1画像は、第1入力インターフェースから入力され、
    前記第2画像は、前記第1入力インターフェースと相違する第2入力インターフェースから入力される、請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  5. 前記第1画像のアスペクト比である第1アスペクト比と、前記第2画像のアスペクト比である第2アスペクト比と、に応じて、前記境界位置を調整する、請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  6. 前記第1アスペクト比と、前記第2アスペクト比とに応じて、前記画像表示領域において画像が表示されない領域の面積が減少するように、前記境界位置を調整する、請求項5に記載の表示装置の制御方法。
  7. 前記境界位置は、前記画像表示領域の短辺方向と平行に配置される、請求項6に記載の表示装置の制御方法。
  8. 前記画像表示領域を前記第1領域、前記第2領域、第3領域及び第4領域に分割する境界位置を設定し、
    前記第1画像、及び前記第2画像と相違する第3画像を、前記第3領域に表示し、
    前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像と相違する第4画像を、前記第4領域に表示し、
    前記境界位置は、前記画像表示領域の短辺方向と平行に配置される境界位置と、前記画像表示領域の長辺方向と平行に配置される境界位置とを含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  9. 画像表示領域を第1領域と第2領域とに分割する境界位置を設定する設定部と、
    第1画像を前記第1領域に表示し、前記第1画像と相違する第2画像を前記第2領域に表示する表示制御部と、
    を備え、
    前記設定部は、画像を表示可能な領域を示す表示可能領域のうち、ツールバーを除く領域を前記画像表示領域に設定し、前記表示可能領域における前記ツールバーの位置が変化することによって、前記画像表示領域のサイズ及び位置の少なくとも一方が変化した場合に、前記表示可能領域における前記ツールバーの位置に応じて、前記境界位置を再設定
    前記ツールバーの位置は、前記表示可能領域の下端の位置、前記表示可能領域の左端の位置、及び前記表示可能領域の右端の位置、の3つの位置を含み、
    前記ツールバーの位置は、前記3つの位置のいずれか1つの位置から、前記3つの位置の他のいずれか1つの位置に変化する、表示装置。
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