JP7327025B2 - 画像形成ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents
画像形成ユニットおよび画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7327025B2 JP7327025B2 JP2019166805A JP2019166805A JP7327025B2 JP 7327025 B2 JP7327025 B2 JP 7327025B2 JP 2019166805 A JP2019166805 A JP 2019166805A JP 2019166805 A JP2019166805 A JP 2019166805A JP 7327025 B2 JP7327025 B2 JP 7327025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- duct
- photoreceptor
- ozone
- lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真式の画像形成装置であって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を重ね合わせてフルカラーの画像を形成可能なタンデム方式のカラー画像形成装置である。
画像形成装置1は、手差しトレイ5と、自動原稿送り装置21と、操作表示部22と、給紙部23と、画像形成部24と、中間転写ベルト25と、二次転写ローラ27と、定着部28と、排紙トレイ29と、を備えている。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える画像形成ユニットの構成について図2を用いて説明する。なお、上述した4つの画像形成ユニット26Y,26M,26C,26Kはそれぞれ同様の構成を有するため、図2ではトナー像の色を表すY,M,C,Kの添え字を省略し、いずれか一色に対応する画像形成ユニット26の構成を示している。以降の説明では、各々の画像形成ユニット26をトナー像の色で区別する必要がある場合を除き、Y,M,C,Kの添え字を省略する。
図3~図5に示すように、感光体ドラム31の下方にはケーシング部材71が配置されている。ケーシング部材71は、画像形成ユニット26のケーシングの一部として構成されるもので、画像形成ユニット26の底部に露出して配置される。ケーシング部材71は、上述したクリーニング装置41および滑剤塗布装置43を介して感光体ドラム31の下方に配置されている。ケーシング部材71は、クリーニング装置41や滑剤塗布装置43が配置される側のケーシング面をケーシング内側面72とし、それと反対側のケーシング面をケーシング外側面75としている。クリーニング装置41および滑剤塗布装置43を介して感光体ドラム31と対向する位置では、ケーシング内側面72がケーシング部材71の上面側に配置されるとともに、ケーシング外側面75がケーシング部材71の下面側に配置されている。
なお、画像形成ユニット26Yを構成する機器には、図2に示す感光体ドラム31、帯電器33、現像器37、トナー除電器39、クリーニング装置41、滑剤塗布装置43などが含まれる。この点は、他の画像形成ユニット26M,26C,26Kについても同様である。
本発明の実施形態においては、トナー除電器39によって発生するオゾンを吸引して排出するためのオゾン吸引ダクト51を、滑剤塗布装置43を迂回するように、ファン61から滑剤塗布装置43の下方を通してトナー除電器39へと延在するように配置している。これにより、既存のプロセス機器(帯電器、露光器、現像器、転写器、クリーニング装置など)の配置によってスペースの制約が大きい感光体ドラム31の周辺部であっても、トナー除電器39とオゾン吸引ダクト51に加えて滑剤塗布装置43を設けることができる。
特に、本実施形態で採用している縦型タンデム方式の画像形成装置1においては、中間転写ベルト25と感光体ドラム31とによって形成されるくさび状の狭い空間にトナー除電器39が配置せざるを得ないため、感光体ドラム31の上方からトナー除電器39に向けてオゾン吸引ダクト51を延ばそうとしても、中間転写ベルト25や一次転写ローラ45との干渉によってオゾン吸引ダクト51を配置することができない。
これに対し、ファン61から滑剤塗布装置43の下方を通してオゾン吸引ダクト51をトナー除電器39に向けて延ばすようにすれば、中間転写ベルト25や一次転写ローラ45との干渉を避けてオゾン吸引ダクト51を配置することができる。
一方で、感光体軸方向Xの両端部には、塗布ブラシ49を回転させるための駆動系を配置するためのスペースや、他の駆動系を配置するためのスペース、さらには感光体ドラム31にバイアス電位を印加するためのスペースなどを確保する必要があるため、スペース的な余裕がない。このような制約条件のもとでも、上述のように滑剤塗布装置43を迂回するようにオゾン吸引ダクト51を配置すれば、画像形成ユニット26の配置や機能を制限することなく、感光体ドラム31の周辺部に滑剤塗布装置43とオゾン吸引ダクト51の両方を設けることができる。
本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
Claims (10)
- 感光体上に残留するトナーを除電するトナー除電器と、
前記トナー除電器によって発生するオゾンをファンにより吸引して排出するためのオゾン吸引ダクトと、
前記感光体の下方に配置されて前記感光体に滑剤を塗布する滑剤塗布装置と、
を備え、
前記オゾン吸引ダクトは、前記滑剤塗布装置を迂回するように、前記ファンから前記滑剤塗布装置の下方を通して前記トナー除電器へと延在し、
前記オゾン吸引ダクトの一部を形成するために、前記感光体の下方に前記滑剤塗布装置を介して配置されたケーシング部材をさらに備え、
前記ケーシング部材の上面側に、前記滑剤塗布装置によって前記感光体に塗布されずに落下した滑剤を貯留するための滑剤貯留部が形成されている
画像形成ユニット。 - 前記ケーシング部材は、ケーシング外側面に凹凸を有し、
前記オゾン吸引ダクトの一部は、前記凹凸を有する前記ケーシング外側面上にシート状部材を貼り付けることにより形成されている
請求項1に記載の画像形成ユニット。 - 前記ケーシング部材は、前記ケーシング外側面から外側に突出する複数のリブを有し、
前記シート状部材は、前記複数のリブを覆うように前記ケーシング外側面上に貼り付けられている
請求項2に記載の画像形成ユニット。 - 前記オゾン吸引ダクトの一部は、前記感光体の中心軸方向において前記滑剤貯留部と隣り合う位置にダクト通気路を形成している
請求項1に記載の画像形成ユニット。 - 前記オゾン吸引ダクトは、前記トナー除電器によって発生するオゾンを吸引するための第1ダクト部分と、前記感光体の表面を帯電させる帯電器によって発生するオゾンを吸引するための第2ダクト部分と、前記第1ダクト部分と前記第2ダクト部分とが合流する合流部分と、前記合流部分から延在し、前記第1ダクト部分および前記第2ダクト部分によって吸引されたオゾンを排出するための第3ダクト部分と、を含む
請求項1~4のいずれか一項に記載の画像形成ユニット。 - 前記オゾン吸引ダクトは、オゾンを吸引するための吸引口を有するとともに、前記吸引口が前記感光体の中心軸方向において画像形成領域の全域にわたって開口する状態に形成されている
請求項1~5のいずれか一項に記載の画像形成ユニット。 - 請求項1~6のいずれか一項に記載の画像形成ユニットを複数備え、
前記複数の画像形成ユニットは、互いに上下方向で隣り合うように配置されている
画像形成装置。 - 前記オゾン吸引ダクトは、前記画像形成ユニットごとに設けられている
請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記複数の画像形成ユニットのうち、第1の画像形成ユニットが備える前記オゾン吸引ダクトは、前記第1の画像形成ユニットが備える前記滑剤塗布装置と、前記第1の画像形成ユニットの下方に隣り合う第2の画像形成ユニットとの間に配置されている
請求項7または8に記載の画像形成装置。 - 前記オゾン吸引ダクトは、それぞれに対応する前記画像形成ユニットと一体に、前記感光体の中心軸方向に引き出し可能に構成されている
請求項8に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019166805A JP7327025B2 (ja) | 2019-09-13 | 2019-09-13 | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019166805A JP7327025B2 (ja) | 2019-09-13 | 2019-09-13 | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021043390A JP2021043390A (ja) | 2021-03-18 |
JP7327025B2 true JP7327025B2 (ja) | 2023-08-16 |
Family
ID=74863986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019166805A Active JP7327025B2 (ja) | 2019-09-13 | 2019-09-13 | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7327025B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004109537A (ja) | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成装置で用いられるファンの駆動設定方法 |
JP2012003010A (ja) | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 清掃構造、画像形成装置 |
JP2015022271A (ja) | 2013-07-23 | 2015-02-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および潤滑剤塗布方法 |
JP2015081933A (ja) | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 吸気管、吸気装置及び画像形成装置 |
JP2018077410A (ja) | 2016-11-11 | 2018-05-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019101172A (ja) | 2017-11-30 | 2019-06-24 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2543308Y2 (ja) * | 1990-07-21 | 1997-08-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 多色画像形成装置 |
JP3309636B2 (ja) * | 1995-04-13 | 2002-07-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
2019
- 2019-09-13 JP JP2019166805A patent/JP7327025B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004109537A (ja) | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成装置で用いられるファンの駆動設定方法 |
JP2012003010A (ja) | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 清掃構造、画像形成装置 |
JP2015022271A (ja) | 2013-07-23 | 2015-02-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および潤滑剤塗布方法 |
JP2015081933A (ja) | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 吸気管、吸気装置及び画像形成装置 |
JP2018077410A (ja) | 2016-11-11 | 2018-05-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019101172A (ja) | 2017-11-30 | 2019-06-24 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021043390A (ja) | 2021-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9658576B2 (en) | Developing device, and process cartridge and image forming apparatus incorporating same | |
JP2018049118A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
US9261816B2 (en) | Developer amount detector, developing device, process unit, and image forming apparatus | |
US9229372B2 (en) | Developing device, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP2008089842A (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP5004604B2 (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP2015040951A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
KR101580841B1 (ko) | 현상기 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치 | |
JP7327025B2 (ja) | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2014106414A (ja) | トナー回収装置およびこれを有する画像形成装置 | |
JP4998245B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014091606A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6206061B2 (ja) | 除去機構、画像形成装置 | |
JP2006078853A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP2018025684A (ja) | 画像形成装置 | |
US20140369710A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP6551781B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP5822093B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7293776B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2011112760A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
US10394166B2 (en) | Image forming apparatus having a cleaning device for a transfer belt and a pre-cleaning brush | |
JP2017223790A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2003066800A (ja) | トナー搬送機能付きトナー回収容器および前記トナー回収容器を備えた画像形成装置 | |
JP6891471B2 (ja) | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 | |
JP6579832B2 (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7327025 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |