JP7324952B2 - 投薬器 - Google Patents

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Description

本開示は、例えば、粉体状の薬剤(薬粉)を肺や気管支に投与するのに用いて好適な投薬器に関する。
粉体状の薬剤(薬粉)を肺や気管支に投与する治療方法には、薬粉が充填されたカプセルを投薬器にセットし、このカプセル内の薬粉を空気と一緒に吸入して肺等に投与する治療方法が用いられている。
薬粉を空気と一緒に吸入する治療方法に用いられる投薬器は、薬粉が充填されたカプセルを収容するカプセル収容室を有する本体と、本体に設けられたマウスピースと、本体に設けられ、上流側が外部に開口し、下流側がカプセル収容室のカプセル内を通ってマウスピース内に開口した通気路と、本体に設けられ、カプセル収容室に収容されたカプセルに通気路に連通する穴を開ける穴開け部材と、を備えている。また、本体には、通気路と独立した経路で、マウスピース内に向けて空気を流通させる補助通路が設けられている(特許文献1)。
この投薬器を用いた薬粉の投薬手順は、本体のカプセル収容室にカプセルをセットし、セットしたカプセルに穴開け部材によって穴を開ける。カプセルに穴を開けたら、患者は、マウスピースをくわえて息を吸い込む。これにより、患者は、空気と一緒にカプセル内の薬粉を吸入して肺等に投与することができる。このときに、補助通路は、患者の吸引力(肺活量)に応じて空気をマウスピース内に送り込むことにより、息苦しさを解消している。
特開平9-253210号公報
特許文献1の投薬器は、通気路と独立した経路で補助通路を設ける構成としている。この構成では、通気路からは薬粉を含んだ空気が流出し、補助通路からは空気だけが流出する。従って、マウスピース内および患者の口腔内には、通気路から流出して薬粉を多く含んだ層(薬粉の濃度が濃い層)と、補助通路から流出した空気だけの層(薬粉の濃度が薄い層)とが形成されてしまう。これにより、特許文献1の投薬器は、吸込む空気の全体に薬粉が分散しないため、規定量の薬粉を患部に安定的に投与できないという問題がある。
また、特許文献1の投薬器は、通気路を通じてカプセル内の薬粉をマウスピース内に流出させているだけであるから、薬粉を微粒化することができない。この場合には、薬粉を患部となる肺や気管支まで供給することができず、これによっても、特許文献1の投薬器は、規定量の薬粉を投与できないという問題がある。
本発明の一実施形態の目的は、吸込む薬粉を空気中に均一に分散させると共に、薬粉を微粒化することにより、患部に規定量の薬粉を投与できるようにした投薬器を提供することにある。
本発明の一実施形態は、本体と、前記本体に設けられ、薬粉が充填されたカプセルを収容するカプセル収容室と、前記本体に設けられたマウスピースと、前記マウスピースと反対側となる前記カプセル収容室の上流側に連通して設けられ、前記カプセル収容室に向けて空気が流通する空気流入通路と、前記マウスピース側となる前記カプセル収容室の下流側に連通して設けられ、前記カプセル収容室から前記マウスピースに向けて前記薬粉を含んだ空気が流通する空気流出通路と、前記本体に設けられ、前記カプセル収容室に収容された前記カプセルに前記空気流入通路に連通する流入穴と前記空気流出通路に連通する流出穴とを開ける穴開け部材と、を備えてなる投薬器において、前記カプセル収容室には、前記流入穴から前記流出穴に向かう前記カプセル内の薬粉通路とは別個に、前記空気流入通路から前記空気流出通路に向けて空気が流通するバイパス通路が設けられ、前記カプセル収容室は、前記本体の上面に開口して設けられ、前記本体には、前記カプセル収容室を開放する開位置と前記カプセル収容室を閉塞する閉位置との間で開閉される蓋体が設けられ、前記蓋体には、前記閉位置で前記カプセル収容室を前記空気流入通路側の流入空間と前記空気流出通路側の流出空間とに仕切る仕切部材が設けられ、前記バイパス通路は、前記カプセル収容室と前記仕切部材との間に前記流入空間と前記流出空間とを連通するように設けられていることを特徴とする。

本発明の一実施形態によれば、吸込む薬粉を空気中に均一に分散させることができる上に、薬粉を微粒化することができ、患部に規定量の薬粉を投与することができる。
本発明の実施形態による投薬器を示す斜視図である。 蓋体が開位置に配置された状態の投薬器を示す斜視図である。 投薬器の平面図である。 図3中の矢示IV-IV方向から見た投薬器の断面図である。 図4中の矢示V-V方向から見た投薬器の断面図である。 図5中の第1投薬器を拡大して示す断面図である。 図4中の矢示VII-VII方向から見た投薬器の断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る投薬器を、図1ないし図7に従って詳細に説明する。
図1、図2において、本実施形態による投薬器1は、例えば、粉体状の薬剤(薬粉)を肺や気管支に投与するものであり、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、ウイルス性疾患等の治療に用いられる。投薬器1は、息を吸い込むことでカプセル22に充填された薬粉を空気と一緒に吸入する吸入式の投薬器として構成されている。また、投薬器1は、2個のカプセル22から連続して薬粉を吸入できるように、対称的に配置された第1投薬器1Aと第2投薬器1Bとからなる。
そして、投薬器1は、後述の本体2、カプセル収容室3,4、蓋体5、仕切部材6,7、マウスピース8,9、空気流入通路10A,10B,11A,11B、空気流出通路12A,12B,13A,13B、補助空気通路14A,14B,15A,15B、薬粉供給通路16,17、穴開け部材18,19、バイパス通路20A,20B,21A,21Bを備えている。
本体2は、上下方向に扁平な直方体状に形成されている。具体的には、図3、図4に示すように、本体2は、正面側(吸入時に患者と対面する側)の前面部2A、背面側の後面部2B、左面部2C、右面部2D、上面部2Eおよび下面部2Fを有している。なお、実施形態の本体2は、軽量化や材料費の削減を図るために複数個の部品によって形成しているが、単一の部材として形成することもできる。
本体2の前面部2Aには、左右方向に間隔をもって2個のマウスピース8,9が設けられている。図5に示すように、左面部2Cには、穴開け部材18用の取付開口2Gが設けられている。また、右面部2Dには、穴開け部材19用の取付開口2Hが設けられている。図2、図4に示すように、上面部2Eには、長方形状の蓋体収容部2Jが設けられている。蓋体収容部2Jは、カプセル収容室3,4よりも広範囲を一段下げることで形成されている。また、上面部2Eには、左右方向に間隔をもって2個のカプセル収容室3,4が設けられている。さらに、下面部2Fには、カプセル収容室3,4に外部の空気を取り入れるために空気流入通路10A,10B,11A,11Bが開口している。
カプセル収容室3とカプセル収容室4は、左右方向に間隔をもって配置され、本体2の上面部2Eに開口して設けられている(図2、図4、図5参照)。カプセル収容室3とカプセル収容室4は、前後方向に延びた長円状の凹陥部として形成されている。具体的には、図4に示すように、カプセル収容室3は、カプセル22よりも僅かに大きな半長円状の凹部からなり、カプセル22の下半分が嵌るカプセル嵌合部3Aと、カプセル嵌合部3Aの上部から水平方向に延びた長円環状の環状底部3Bと、環状底部3Bの周縁から上向きに延びた長円筒状の周壁部3Cとにより構成されている。
カプセル嵌合部3Aには、マウスピース8と反対側となる後側に位置して空気流入通路10Aと空気流入通路10Bが連通している。また、カプセル嵌合部3Aには、マウスピース8側となる前側に位置して空気流出通路12Aと空気流出通路12Bが連通している。この構成は、カプセル収容室4(カプセル嵌合部4A、環状底部4B、周壁部4C)も同様であるので、カプセル収容室4の説明を省略する。
蓋体5は、本体2の上面部2Eに設けられている。蓋体5は、蓋体収容部2Jに僅かな隙間をもって収まる長方形状の板体として形成されている。蓋体5は、後側の端部が本体2に対して回動可能に取付けられている。これにより、蓋体5は、カプセル収容室3,4を開放する開位置(図2に示す位置)と、カプセル収容室3,4を閉塞する閉位置(図1、図3、図4に示す位置)との間で開閉することができる。なお、蓋体5は、全体またはカプセル収容室3,4の上側に位置する部分が透明に形成されている。これにより、蓋体5を閉じた状態でも、カプセル収容室3,4にカプセル22が収容されているか否かを外部から確認することができる。
図2、図4、図7に示すように、仕切部材6は、カプセル収容室3と対面する蓋体5の下面5A側に設けられている。仕切部材7は、カプセル収容室4と対面する蓋体5の下面5A側に設けられている。カプセル収容室3側、即ち、第1投薬器1A側の仕切部材6は、蓋体5の閉位置でカプセル収容室3を空気流入通路10A,10B側(後側)の流入空間Aと空気流出通路12A,12B側(前側)の流出空間Bとに仕切ることができる(図4参照)。
仕切部材6は、蓋体5の下面5Aから下向きに延び、下端がカプセル収容室3の環状底部3Bとの間に所定の隙間を形成している。また、仕切部材6は、蓋体5が閉位置に配置されたときに、カプセル収容室3に収容されたカプセル22の胴部(長さ方向の中間部分)に嵌合する半円状の凹部6Aを有している。さらに、仕切部材6の幅寸法(左右方向寸法)は、カプセル収容室3の周壁部3Cの内幅寸法(左右方向寸法)よりも僅かに小さな寸法に設定されている。
これにより、蓋体5を閉じた状態では、仕切部材6は、カプセル収容室3を流入空間Aと流出空間Bとに仕切ることができる。また、仕切部材6は、下端と環状底部3Bとの間の隙間に後述のバイパス通路20A,20Bを形成することができる。なお、仕切部材6の凹部6Aは、カプセル22の胴部に嵌合することにより、カプセル22をカプセル収容室3の所定位置(正しい位置)に位置決めすることができる。これらの構成は、カプセル収容室4側の仕切部材7(凹部7A)も同様であるので、仕切部材7の説明を省略する。
マウスピース8とマウスピース9は、本体2の前面部2Aに左右方向に間隔をもって、第1投薬器1A、第2投薬器1B毎に独立して設けられている。マウスピース8,9は、前面部2Aから前側に向けて突出している。マウスピース8,9は、大きく口を開くことなく容易にくわえることができ、かつ、通路面積を大きく形成できるように、例えば、左右方向に長尺な楕円筒状に形成されている。マウスピース8の内周側は、上流側(カプセル収容室3側)が小径通路8Aとなり、下流側(患者側)が大径通路8Bとなっている。マウスピース9の内周側も、上流側が小径通路9Aとなり、下流側が大径通路9Bとなっている。
空気流入通路10Aと空気流入通路10Bは、第1投薬器1A側のカプセル収容室3に連通するように本体2の後側に設けられている。空気流入通路10A,10Bは、一端が本体2の外部に開口し、他端がマウスピース8と反対側となるカプセル収容室3の上流位置(後側位置)に連通している。これにより、空気流入通路10A,10Bでは、カプセル収容室3の流入空間Aに向けて空気が流通する。
空気流入通路10A,10Bは、カプセル22の径方向に開けられた2個の流入穴22Aに連通するように2本設けられている。具体的には、空気流入通路10A,10Bは、カプセル収容室3を挟んで左右方向に同軸に延び、カプセル嵌合部3Aに開口している。空気流入通路10A,10Bは、後述する穴開け部材18の後側の針18Bが挿通される針挿通穴を兼ねている。
ここで、穴開け部材18側の空気流入通路10Aには、針18Bの先端が配置されている。このため、空気流入通路10Aは、通路面積の大部分が空気流入通路10Aによって閉塞されている。そこで、空気流入通路10Aには、空気を流通させるための切欠部(図示せず)が設けられている。一方、穴開け部材18と反対側の空気流入通路10Bは、閉塞されることなく大きく開口している。従って、空気流入通路10Bの通路面積は、空気流入通路10Aの通路面積よりも大きく設定されている。これにより、空気流入通路10A,10Bは、通路面積が異なるから、カプセル22に向けて供給される空気の流通量に差をもたせることができる。
即ち、通路面積の小さな空気流入通路10Aは、カプセル22内に向けて小量の空気流を流入させる。一方、通路面積の大きな空気流入通路10Bは、カプセル22内に向けて大量の空気流を流入させる。この結果、カプセル22内では、不均一で乱雑な空気の流れ(乱流)を形成することができ、乱流によって薬粉を積極的に撹拌することができる。
また、空気流入通路10A,10Bの合計の通路面積は、後述する空気流出通路12A,12Bの合計の通路面積よりも大きな面積に設定されている。これにより、空気流入通路10A,10Bは、流通抵抗を小さく抑えることができるから、カプセル22内に多くの空気を積極的に流入させることができる。
これらの構成は、第2投薬器1B側の空気流入通路11A,11Bも同様であるので、空気流入通路11A,11Bの説明を省略する。また、空気流入通路10A,10B,11A,11Bは、外部の空気を吸込む上流端が、例えば、本体2の下面部2Fに開口している。
空気流出通路12Aと空気流出通路12Bは、第1投薬器1A側のカプセル収容室3の下流側に連通するように本体2の前側に設けられている。空気流出通路12A,12Bは、一端がマウスピース8側となるカプセル収容室3の下流位置(前側位置)に連通している。空気流出通路12A,12Bは、カプセル22の径方向に開けられた2個の流出穴22Bに連通するように2本設けられている。具体的には、空気流出通路12A,12Bは、カプセル収容室3を挟んで左右方向に同軸に延び、カプセル嵌合部3Aに開口している。空気流出通路12A,12Bは、後述する穴開け部材18の前側の針18Cが挿通される針挿通穴を兼ねている。そして、空気流出通路12A,12Bは、カプセル収容室3からマウスピース8に向けて薬粉を含んだ空気が流通するものである。これらの構成は、第2投薬器1B側の空気流出通路13A,13Bも同様であるので、空気流出通路13A,13Bの説明を省略する。
図5、図6に示すように、補助空気通路14Aと補助空気通路14Bは、第1投薬器1A側の空気流出通路12A,12Bに連通するように本体2に設けられている。補助空気通路14A,14Bは、マウスピース8をくわえて息を吸込んだときに、図6中に点線矢印で示すように、外部の空気を空気流出通路12A,12Bに流入させる。この場合、補助空気通路14A,14Bの穴径(通路面積)は、空気流入通路10A,10B,11A,11Bおよび後述するバイパス通路20A,20B,21A,21Bの通路面積に比較して小さい値となっている。従って、補助空気通路14A,14Bを通じて空気流出通路12A,12Bに流入する空気の流量は、僅かな流量に制限することができる。
これにより、補助空気通路14Aと補助空気通路14Bは、カプセル22内の薬粉を吸込むための空気の流れを邪魔することなく、空気流出通路12A,12Bに小量の空気を流入させる。これにより、空気流出通路12A,12Bに薬粉が滞留するのを防止することができる。これらの構成は、第2投薬器1B側の補助空気通路15A,15Bも同様であるので、補助空気通路15A,15Bの説明を省略する。
薬粉供給通路16は、本体2の第1投薬器1A側に設けられている。薬粉供給通路16は、カプセル22から空気流出通路12A,12Bに流出した薬粉を含んだ空気がマウスピース8に向けて流通する。薬粉供給通路16は、空気流出通路12Aからマウスピース8に向けて真っ直ぐ前側に延びた直線通路部16Aと、空気流出通路12Bからマウスピース8に向けて真っ直ぐ前側に延びた直線通路部16Bと、直線通路部16A,16Bの下流部とマウスピース8の小径通路8Aとを接続した接続通路部16Cと、を含んで構成されている。
薬粉供給通路16には、直線通路部16Aの下流端に、マウスピース8の後端面を利用して衝突壁16Dが設けられ、直線通路部16Bの下流端に、マウスピース8の後端面を利用して衝突壁16Eが設けられている。衝突壁16D,16Eは、図6中に実線矢印で示すように、直線通路部16A,16Bを流通する空気を衝突させることにより、この空気に含まれる薬粉を分散して微粒化することができる。また、衝突壁16D,16Eは、空気流を衝突させることで、この空気の流れをマウスピース8の小径通路8Aに向くように変えることができる。これらの構成は、第2投薬器1B側の薬粉供給通路17(直線通路部17A,17B、接続通路部17C、衝突壁17D,17E)も同様であるので、薬粉供給通路17の説明を省略する。
穴開け部材18と穴開け部材19は、本体2に設けられている。穴開け部材18は、カプセル収容室3に収容されたカプセル22に流入穴22A、流出穴22Bを開ける。穴開け部材19は、カプセル収容室4に収容されたカプセル22に流入穴22A、流出穴22Bを開ける。第1投薬器1A側の穴開け部材18は、本体2の取付開口2Gに左右方向に移動可能に設けられた支持部18Aと、基端側が支持部18Aに取付けられ、鋭利な先端側がカプセル収容室3に向けて延びた後側の針18Bおよび前側の針18Cと、を備えている。後側の針18Bの先端側は、空気流入通路10Aに配置されている。前側の針18Cの先端側は、空気流出通路12Aに配置されている。これらの構成は、第2投薬器1B側の穴開け部材19(支持部19A、針19B,19C)も同様であるので、穴開け部材19の説明を省略する。
そして、穴開け部材18による穴開け動作は、カプセル収容室3にカプセル22を収容した状態で、支持部18Aを本体2内に押し込む。これにより、針18B,18Cがカプセル収容室3内のカプセル22を径方向に貫通し、カプセル22には、流入穴22Aと流出穴22Bを開けることができる。同様に、穴開け部材19による穴開け動作は、カプセル収容室4にカプセル22を収容した状態で、支持部19Aを本体2内に押し込む。これにより、針19B,19Cがカプセル収容室4内のカプセル22を径方向に貫通し、カプセル22には、流入穴22Aと流出穴22Bを開けることができる。
次に、本実施形態の特徴部分となるバイパス通路20A,20B,21A,21Bの構成と機能(効果)について述べる。
バイパス通路20A,20Bは、第1投薬器1A側のカプセル収容室3に設けられている。換言すると、バイパス通路20A,20Bは、カプセル収容室3と仕切部材6との間に位置して流入空間Aと流出空間Bとを連通するように設けられている。バイパス通路20A,20Bは、カプセル22の流入穴22Aから流出穴22Bに向かうカプセル22内の薬粉通路22Cとは別個に、空気流入通路10Aから空気流出通路12Aに向け、また、空気流入通路10Bから空気流出通路12Bに向けて空気を流通させる。
図7に示すように、バイパス通路20A,20Bは、蓋体5が閉位置に配置された状態で、カプセル収容室3の環状底部3Bと仕切部材6の下端との隙間部分を利用して形成されている。従って、バイパス通路20A,20Bは、環状底部3Bと仕切部材6との隙間の大きさや形状を変えることで、流通する空気の流量、流れ方を容易に変更(調整)することができる。
図5、図6に示すように、バイパス通路20Aは、カプセル収容室3のカプセル嵌合部3Aから離間した周壁部3C側に位置して、空気流入通路10Aと空気流出通路12Aとを接続する直線通路として形成されている。また、バイパス通路20Bは、カプセル嵌合部3Aから離間した周壁部3C側に位置して、空気流入通路10Bと空気流出通路12Bとを接続する直線通路として形成されている。
バイパス通路20Aは、空気流入通路10Aをカプセル22に向けて流れる空気の一部を分岐して空気流出通路12Aに向けて流通させる。また、バイパス通路20Bは、空気流入通路10Bをカプセル22に向けて流れる空気の一部を分岐して空気流出通路12Bに向けて流通させる。この場合、カプセル22から空気流出通路12A,12Bを通って流出する薬粉を含んだ空気の流れ(図6中に実線矢印で示す左右方向の流れ)とバイパス通路20A,20Bから流出する空気の流れ(図6中に点線矢印で示す前後方向の流れ)とが衝突する。これにより、バイパス通路20A,20Bは、薬粉に空気を衝突させて分散(微粒化)することができる。
また、バイパス通路20A,20Bは、カプセル22内の薬粉通路22Cとは別個の通路として形成されている。従って、バイパス通路20A,20Bは、空気を補助的にマウスピース8に向けて供給することができ、吸入時の息苦しさを解消することができる。しかも、バイパス通路20A,20Bによって供給される補助的な空気流は、空気流出通路12A,12Bおよび薬粉供給通路16で薬粉を含んだ空気流と混ぜ合わされる。これにより、マウスピース8から吸込む空気の全体に薬粉を分散させることができる。これらの構成および機能は、カプセル収容室4(第2投薬器1B)側のバイパス通路21A,21Bも同様であるので、バイパス通路21A,21Bの説明を省略する。
カプセル22は、円筒状の胴部の両端を半球面部で閉塞することにより形成されている。このカプセル22内には、粉体状の薬剤(薬粉)が充填されている。また、図6に示すように、カプセル22には、穴開け部材18,19によって流入穴22A、流出穴22Bを開けることができる。流入穴22Aと流出穴22Bは、カプセル22の長さ方向と直交する径方向に貫通してそれぞれ2個設けられている。これにより、カプセル22内には、流入穴22Aから流出穴22Bに向けて薬粉通路22Cが形成される。
本実施形態による投薬器1は、上述の如き構成を有するもので、次に、カプセル22に充填された薬粉を吸入するときの動作について述べる。
カプセル収容室3とカプセル収容室4にカプセル22を投入し、蓋体5を閉じる。この状態で、穴開け部材18の支持部18Aを押し込んで、針18B,18Cをカプセル収容室3内のカプセル22に突き刺すことにより、カプセル22に流入穴22Aと流出穴22Bを開ける(図6)。同様に、穴開け部材19の支持部19Aを押し込んで、針19B,19Cをカプセル収容室4内のカプセル22に突き刺すことにより、カプセル22に流入穴22Aと流出穴22Bを開ける。
次に、カプセル収容室3のカプセル22に充填された薬粉を吸入するときの動作では、マウスピース8をくわえて息を吸込む。このときには、外部の空気が空気流入通路10A,10Bを通って流入穴22Aからカプセル22内に流入する。カプセル22内に流入した空気は、薬粉通路22Cで薬粉を拡散しつつ、この薬粉を含んだ状態で流出穴22Bから空気流出通路12A,12Bに流出する。
一方で、バイパス通路20Aは、空気流入通路10Aから空気流出通路12Aに向けて空気を流通させ、バイパス通路20Bは、空気流入通路10Bから空気流出通路12Bに向けて空気を流通させる。これにより、バイパス通路20A,20Bは、カプセル22から空気流出通路12A,12Bを通って流出する薬粉を含んだ空気の流れに別の空気の流れを衝突させることにより、薬粉を分散(微粒化)することができる。また、薬粉供給通路16では、直線通路部16Aを流通する空気を衝突壁16Dに衝突させ、直線通路部16Bを流通する空気を衝突壁16Eに衝突させることにより、この空気に含まれる薬粉を分散して微粒化することができる。
これにより、カプセル22から流出した薬粉は、マウスピース8内を通って患者に吸込まれる。続けて、マウスピース9をくわえて息を吸込むことにより、カプセル収容室4のカプセル22に充填された薬粉も連続して患者に吸込まれる。
かくして、本実施形態によれば、薬粉が充填されたカプセル22を収容するカプセル収容室3には、流入穴22Aから流出穴22Bに向かうカプセル22内の薬粉通路22Cとは別個に、カプセル収容室3に向けて空気が流通する空気流入通路10A,10Bからマウスピース8に向けて薬粉を含んだ空気が流通する空気流出通路12A,12Bに向けて空気が流通するバイパス通路20A,20Bが設けられている。また、薬粉が充填されたカプセル22を収容するカプセル収容室4には、流入穴22Aから流出穴22Bに向かうカプセル22内の薬粉通路22Cとは別個に、カプセル収容室4に向けて空気が流通する空気流入通路11A,11Bからマウスピース9に向けて薬粉を含んだ空気が流通する空気流出通路13A,13Bに向けて空気が流通するバイパス通路21A,21Bが設けられている。
従って、バイパス通路20Aは、空気流入通路10Aから分岐した空気流を、カプセル22から空気流出通路12Aに流出した薬粉を含んだ空気流に衝突させることができる。バイパス通路20Bは、空気流入通路10Bから分岐した空気流を、カプセル22から空気流出通路12Bに流出した薬粉を含んだ空気流に衝突させることができる。一方、バイパス通路21Aは、空気流入通路11Aから分岐した空気流を、カプセル22から空気流出通路13Aに流出した薬粉を含んだ空気流に衝突させることができる。バイパス通路21Bは、空気流入通路11Bから分岐した空気流を、カプセル22から空気流出通路13Bに流出した薬粉を含んだ空気流に衝突させることができる。これにより、マウスピース8,9に向けて供給される薬粉を微粒化することができる。この結果、マウスピース8,9内に達するときには、吸込む薬粉を空気中に均一に分散させることができる上に、薬粉を微粒化することができるから、患部に規定量の薬粉を投与することができる。
また、バイパス通路20A,20B,21A,21Bは、カプセル22内の薬粉通路22Cとは別個の通路として形成されている。このため、バイパス通路20A,20B,21A,21Bは、吸い込まれる空気量を増大することができ、吸入時の息苦しさを解消することができる。しかも、バイパス通路20A,20B,21A,21Bによって供給される空気流は、薬粉を含んだ空気流と混ぜ合わせることができるから、吸込む空気の全体に薬粉を分散させることができる。
カプセル収容室3とカプセル収容室4は、本体2の上面部2Eに開口して設けられている。また、本体2には、カプセル収容室3,4を開放する開位置とカプセル収容室3,4を閉塞する閉位置との間で開閉される蓋体5が設けられている。さらに、蓋体5には、閉位置で、カプセル収容室3を空気流入通路10A,10B側の流入空間Aと空気流出通路12A,12B側の流出空間Bとに仕切る仕切部材6と、カプセル収容室4を空気流入通路11A,11B側の流入空間と空気流出通路13A,13B側の流出空間とに仕切る仕切部材7と、が設けられている。この上で、バイパス通路20A,20Bは、カプセル収容室3と仕切部材6との間に位置して流入空間Aと流出空間Bとを連通するように設けられ、バイパス通路21A,21Bは、カプセル収容室4と仕切部材7との間に位置して流入空間と流出空間とを連通するように設けられている。これにより、バイパス通路20A,20B,21A,21Bは、通路面積の大きさや形状を変えることで、流通する空気の流量、流れ方を容易に変更(調整)することができる。
カプセル22の流入穴22Aは、カプセル22の長さ方向と直交する径方向に貫通して2個設けられている。空気流入通路10A,10B,11A,11Bは、2個の流入穴22Aに連通するように2本設けられている。2本の空気流入通路10A,10Bは、空気の流通量に差をもたせるために通路面積を異ならせている。また、2本の空気流入通路11A,11Bは、空気の流通量に差をもたせるために通路面積を異ならせている。これにより、カプセル22内では、異なる空気流によって不均一で乱雑な空気の流れ(乱流)を形成することができ、薬粉を積極的に撹拌して微粒化することができる。
また、本体2には、空気流出通路12A,12Bに外部から空気を流入させる補助空気通路14A,14Bが設けられ、空気流出通路13A,13Bに外部から空気を流入させる補助空気通路15A,15Bが設けられている。従って、補助空気通路14A,14Bは、空気流出通路12A,12Bに小量の空気を流入させることにより、空気流出通路12A,12Bに薬粉が滞留するのを防止することができる。さらに、補助空気通路15A,15Bは、空気流出通路13A,13Bに小量の空気を流入させることにより、空気流出通路13A,13Bに薬粉が滞留するのを防止することができる。これにより、患部に規定量の薬粉を投与することができる上に、清掃作業を簡略化することができる。
本体2には、空気流出通路12A,12Bからマウスピース8に向けて薬粉を含んだ空気が流通する薬粉供給通路16が設けられ、薬粉供給通路16には、薬粉を含んだ空気が衝突する衝突壁16D,16Eが設けられている。また、本体2には、空気流出通路13A,13Bからマウスピース9に向けて薬粉を含んだ空気が流通する薬粉供給通路17が設けられ、薬粉供給通路17には、薬粉を含んだ空気が衝突する衝突壁17D,17Eが設けられている。これにより、薬粉供給通路16を流通する空気を衝突壁16D,16Eに衝突させ、薬粉供給通路17を流通する空気を衝突壁17D,17Eに衝突させることにより、この空気に含まれる薬粉を分散して微粒化することができる。
なお、実施形態では、投薬器1は、対称的に配置された第1投薬器1Aと第2投薬器1Bとによって構成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、1個の投薬器に適用する構成としてもよい。
以上説明した実施形態に基づく投薬器として、例えば、以下に述べる態様のものが考えられる。
投薬器の第1の態様としては、本体と、前記本体に設けられ、薬粉が充填されたカプセルを収容するカプセル収容室と、前記本体に設けられたマウスピースと、前記マウスピースと反対側となる前記カプセル収容室の上流側に連通して設けられ、前記カプセル収容室に向けて空気が流通する空気流入通路と、前記マウスピース側となる前記カプセル収容室の下流側に連通して設けられ、前記カプセル収容室から前記マウスピースに向けて前記薬粉を含んだ空気が流通する空気流出通路と、前記本体に設けられ、前記カプセル収容室に収容された前記カプセルに前記空気流入通路に連通する流入穴と前記空気流出通路に連通する流出穴とを開ける穴開け部材と、を備えてなる投薬器において、前記カプセル収容室には、前記流入穴から前記流出穴に向かう前記カプセル内の薬粉通路とは別個に、前記空気流入通路から前記空気流出通路に向けて空気が流通するバイパス通路が設けられていることを特徴としている。これにより、薬粉を微粒化しつつ、薬粉を空気中に均一に分散させることができ、患部に規定量の薬粉を投与することができる。
投薬器の第2の態様としては、前記第1の態様において、前記カプセル収容室は、前記本体の上面に開口して設けられ、前記本体には、前記カプセル収容室を開放する開位置と前記カプセル収容室を閉塞する閉位置との間で開閉される蓋体が設けられ、前記蓋体には、前記閉位置で前記カプセル収容室を前記空気流入通路側の流入空間と前記空気流出通路側の流出空間とに仕切る仕切部材が設けられ、前記バイパス通路は、前記カプセル収容室と前記仕切部材との間に前記流入空間と前記流出空間とを連通するように設けられていることを特徴としている。これにより、バイパス通路の大きさや形状を容易に変えることができる。
投薬器の第3の態様としては、前記第1の態様において、前記カプセルの前記流入穴は、前記カプセルの長さ方向と直交する径方向に貫通して2個設けられ、前記空気流入通路は、前記2個の流入穴に連通するように2本設けられ、前記2本の空気流入通路は、空気の流通量に差をもたせるために通路面積を異ならせていることを特徴としている。これにより、カプセル内の薬粉を不均一で乱雑な空気の流れによって積極的に撹拌することができる。
投薬器の第4の態様としては、前記第1の態様において、前記本体には、前記空気流出通路に外部から空気を流入させる補助空気通路が設けられていることを特徴としている。これにより、空気流出通路に薬粉が滞留するのを防止することができる。
投薬器の第5の態様としては、前記第1の態様において、前記本体には、前記空気流出通路から前記マウスピースに向けて前記薬粉を含んだ空気が流通する薬粉供給通路が設けられ、前記薬粉供給通路には、前記薬粉を含んだ空気が衝突する衝突壁が設けられていることを特徴としている。これにより、薬粉供給通路を流通する空気を衝突壁に衝突させることにより、空気に含まれる薬粉を分散して微粒化することができる。
1 投薬器
2 本体
2E 上面部(上面)
3,4 カプセル収容室
5 蓋体
6,7 仕切部材
8,9 マウスピース
10A,10B,11A,11B 空気流入通路
12A,12B,13A,13B 空気流出通路
14A,14B,15A,15B 補助空気通路
16,17 薬粉供給通路
16D,16E,17D,17E 衝突壁
18,19 穴開け部材
20A,20B,21A,21B バイパス通路
22 カプセル
22A 流入穴
22B 流出穴
22C 薬粉通路
A 流入空間
B 流出空間

Claims (4)

  1. 本体と、
    前記本体に設けられ、薬粉が充填されたカプセルを収容するカプセル収容室と、
    前記本体に設けられたマウスピースと、
    前記マウスピースと反対側となる前記カプセル収容室の上流側に連通して設けられ、前記カプセル収容室に向けて空気が流通する空気流入通路と、
    前記マウスピース側となる前記カプセル収容室の下流側に連通して設けられ、前記カプセル収容室から前記マウスピースに向けて前記薬粉を含んだ空気が流通する空気流出通路と、
    前記本体に設けられ、前記カプセル収容室に収容された前記カプセルに前記空気流入通路に連通する流入穴と前記空気流出通路に連通する流出穴とを開ける穴開け部材と、
    を備えてなる投薬器において、
    前記カプセル収容室には、前記流入穴から前記流出穴に向かう前記カプセル内の薬粉通路とは別個に、前記空気流入通路から前記空気流出通路に向けて空気が流通するバイパス通路が設けられ、
    前記カプセル収容室は、前記本体の上面に開口して設けられ、
    前記本体には、前記カプセル収容室を開放する開位置と前記カプセル収容室を閉塞する閉位置との間で開閉される蓋体が設けられ、
    前記蓋体には、前記閉位置で前記カプセル収容室を前記空気流入通路側の流入空間と前記空気流出通路側の流出空間とに仕切る仕切部材が設けられ、
    前記バイパス通路は、前記カプセル収容室と前記仕切部材との間に前記流入空間と前記流出空間とを連通するように設けられていることを特徴とする投薬器。
  2. 請求項1に記載の投薬器であって、
    前記カプセルの前記流入穴は、前記カプセルの長さ方向と直交する径方向に貫通して2個設けられ、
    前記空気流入通路は、前記2個の流入穴に連通するように2本設けられ、
    前記2本の空気流入通路は、空気の流通量に差をもたせるために通路面積を異ならせていることを特徴とする投薬器。
  3. 請求項1に記載の投薬器であって、
    前記本体には、前記空気流出通路に外部から空気を流入させる補助空気通路が設けられていることを特徴とする投薬器。
  4. 請求項1に記載の投薬器であって、
    前記本体には、前記空気流出通路から前記マウスピースに向けて前記薬粉を含んだ空気が流通する薬粉供給通路が設けられ、
    前記薬粉供給通路には、前記薬粉を含んだ空気が衝突する衝突壁が設けられていることを特徴とする投薬器。
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