JP7323650B2 - 梱包された品物をストラップで固定するための機器および方法 - Google Patents

梱包された品物をストラップで固定するための機器および方法 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも1つのストラップバンドで梱包された品物をストラップで留めるための機器に関し、ストラップバンドを案内するバンドガイド手段と、バンドガイド手段を展開および格納するための搬送装置と、公称展開長さだけ該バンドガイド手段と連結し、偏向点まで展開可能であるガイドキャリッジと、ガイドキャリッジに接続され、ガイドキャリッジによって抽出可能である長さ制限バンドと、ガイドキャリッジの該偏向点まで、公称展開長さを調整するための調整装置とを具備し、ガイドキャリッジは、偏向点においてバンドガイド手段を偏向させることが可能な偏向部を有する。
本発明は、さらに、少なくとも1つのストラップバンドで梱包された品物をストラップで留める方法に関し、ストラップバンドがバンドガイド手段に設けられ、それによってバンドガイド手段が搬送装置によって展開され、バンドガイド手段に着脱自在に接続されたガイドキャリッジが、バンドガイド手段と結合して、偏向点まで展開され、それによって、ガイドキャリッジ上に設けられた長さ制限バンドが、ガイドキャリッジによって抽出され、それによって、長さ制限バンドの抽出可能な長さが調節されるように、偏向点までのガイドキャリッジの公称展開長が調整されることを含む。
一般的なタイプの機器は、EP 1053 941 B1から知られている。更なる公知の機器に関しては、更に、DE 10 2012 217 805 A1、DE 103 15 530 A1、及びDE 10 2010 029 992 A1を参照する。
梱包された物品、特に輸送されるか、または例えば小包の形式で保管されるべき物品は、一般に、物品の損傷を伴わない安全な輸送または対応する保管を確実にするために、本明細書ではストラップバンドと呼ばれる包装バンドを用いてパレット上に固定される。
梱包された品物、特に単品品物をストラップバンドでパレット上に置く場合、梱包された品物と梱包された品物が置かれている床との間の隙間を通してストラップバンドが案内されることが必要である。
ストラップバンドは、典型的には、ロープの様式で動作を示す、すなわち、剛性ではないので、ストラップバンドの案内は、特に比較的長いパレットの場合には、しばしば問題となる。
従って、比較的大型の梱包された品物の場合、例えば荷物又は単品品物の場合には、ストラッピングは補助手段を用いてのみ可能である。
従って、先行技術から公知のものは、EP 1053 941 B1に記載されているように、パレットに載せられた荷重をストラップで留めたり包んだりするための装置であり、この装置は、バンドガイド手段と、バンドガイド手段の前端にストラップバンドの先端部をクランプするための少なくとも1つのクランプ装置とを有する。
ここでのバンドガイド手段は、剛体スパインを有するチェーンとして構成されており、ガイドキャリッジは、このチェーンの前端部に取り外し可能に取り付けられている。キャリッジは、剛体スパインチェーンと、それに取り付けられたストラップバンドとを、床に沿って、パレットの下にガイドする。ここでのキャリッジは、パレットの横方向の木材など、表面の小さな凹凸を補うことができる。
ユーザが、床面から案内されたストラップバンドを、労力をかけて拾う必要がないように、キャリッジは、剛体スパインチェーン用の偏向部を有する。
キャリッジは、剛体スパインチェーンから解放可能なように構成され、該チェーンと共同して、長さ制限バンドによって予め規定された距離を床に沿って移動する。
所定の位置(偏向点)では、キャリッジは、長さ制限バンドによって保持され、前進運動における剛体スパインチェーンから分離され、さらに展開される。
キャリッジの偏向部による剛体スパインチェーンは、好ましくは約90度偏向され、従って、ほぼ垂直な態様で上方に移動される。
チェーンとして構成されたバンドガイドの傾斜は、チェーンが剛体スパインチェーンとして構成され、従って、梱包される品物に向かう方向にのみ傾斜することができるという点で防止される。
梱包されるべき品物に向かっての方向への傾斜は、チェーン内のストラップバンドが配置され、前記ストラップバンドが展開移動中に剛体スパインチェーンを緊張状態に保つように抑制される。
このテンションは、展開の動きが一旦中断されると一旦解除され、その自重によって剛体スパインチェーンは、梱包される品物上に所望の方法で傾き、展開の動きが継続した後、梱包される品物の上側のほぼ水平な経路で、ユーザに向かう方向に供給されることができる。
ユーザがストラップバンドを回収したら、または、ストラッピング手順が完了した後に、剛体スパインチェーンを再び引っ込めることができ、ここで、その引っ込み動作における該チェーンは、展開されたキャリッジを再び巻き込み、巻き込み動作におけるキャリッジに接続される。
先行技術から知られている機器は、実際には成功を収めていることが証明されており、事業者がこの端部まで折り曲げる必要なく、梱包された品物、特にパレット上に配置された梱包された品物を、梱包された品物の高さとはほとんど無関係に、簡単かつ迅速な方法で、ストラップ留めすることが可能である。
EP 1053 941 B1から公知のパレットに載せられた荷物をストラップで留める機器は、堅牢であり、欠陥の影響を受けにくく、操作が簡単であり、日常の用途に関してユーザに特に関連していることが証明されている。
先行技術から知られているストラップで留めるための機器の重要な特徴の1つは、既に述べた長さ制限バンドである。長さ制限バンドの前端部は、ガイドキャリッジ上に設けられ、従って、ガイドキャリッジによって取り出される。
調整装置として、ユーザは、長さ制限バンド、従ってガイドキャリッジをどこまで展開することができるかを調整することができる。その結果、偏向点を定義できる。
この偏向点は、一般に、ガイドキャリッジを梱包品の下方にガイドすることができ、ガイドキャリッジが入口側とは反対を向いている側で再びパレットの下方から移動するような方法で選択される。
迂回点、すなわち公称の展開長に達すると、バンドガイド手段は、次に、偏向部によって偏向、特に、床面に対して垂直になるように上向きに整列される。
EP 1053 941 B1によれば、長さ制限バンドの抽出可能な長さは、長さ制限バンドの端部に構成される回り止めと、好ましくは機器の筐体に取り付けられる調節可能なカウンタ回り止めと、好ましくはスタッドまたはブラケットとによって区切られることが規定されている。
調節可能なカウンタ戻り止めは、カウンタ戻り止めが長さ制限バンドの戻り止めの変位経路内に位置するように位置決めされる。
長さ制限バンドを展開することができる長さは、スタッドが装置の筐体に挿入される位置に応じて変化する。このために、従来技術では20cmのピッチが設けられている。より小さなピッチは、実際には容易に実現することができない。
なぜならば、スタッドは、構築モードのために、長さ制限バンドの戻り止めの変位経路内の全ての位置に挿入することができないからである。
先行技術から知られている解決策のさらなる欠点は、長さ制限バンド上に構成された戻り止めが、選択された、理想的には高い、展開速度でスタッドに衝撃を与え、結果として機器に機械的応力がかかることにある。
従来技術では、搬送装置がバンドガイド手段、従ってガイドキャリッジを展開する速度に関して妥協がなされなければならない。迅速なストラッピング手順を実施することができるようにするためには、速い展開速度が望ましい。
しかし、ガイドキャリッジは、硬い衝撃をもたらし、機器が損傷する危険性をもたらす。高速展開速度でのガイドキャリッジの展開移動は、対応して急激に終了する。これは、一方では、対応するノイズにつながり、他方では、ガイドキャリッジの偏向部が急激に又は厳密に偏向されることにつながる。
EP 1053 941 B1に記載されているように、偏向部は、偏向部をガイド部のスラスト部分に接続するピボットアクスル(旋回軸)の対応する処理によって、バンドガイド手段がさらに展開されると、上方に(好ましくは90度だけ)偏向されるが、偏向部の動きに関して、ガイドキャリッジは停止される。
ガイドキャリッジを停止させる際に生じる影響を減衰させるために、長さ制限バンドおよび/またはスタッドの回り止めを減衰(ダンピング)させることが考えられる。さらに、衝撃時に搬送装置のギア機構にかかる応力を低減するために、バンドガイド手段を駆動するギアホイールも減衰させることが考えられる。
これらの手段の結果として、より速い展開速度を実現することができるが、それにもかかわらず、速度をさらに増加させ、偏向点に到達した時点で機器にかかるストレスを低減させることが望ましい。
本発明は、先行技術から知られているストラップで留めるための機器を更に改良することを目的としており、特に、ストラップで留める時の理想的な高速を達成することと、理想的には機器上の微小な応力とを達成することを目的としている。
本発明は、更に、先行技術から知られているストラップで留めるための方法を更に改善することを目的としており、特に、機器の部品に同時に小さな応力でストラップ留めする場合に理想的に高速を実現できるようにすることを目的としている。
機器に関しては、この目的は、請求項1による発明に従い、また、請求項16によって達成される方法に関して達成される。有利な制御装置は、請求項17から導出され、コンピュータプログラム製品は、請求項18から導出される。
少なくとも1つのストラップバンドで梱包された品物をストラップで留めるための本発明に係る機器は、ストラップバンドを案内するバンドガイド手段と、バンドガイド手段を展開および後退させるための搬送装置と、公称展開長さによってバンドガイド手段と共同してバンドガイド手段を偏向点まで展開可能であるガイドキャリッジと、ガイドキャリッジに接続され、ガイドキャリッジによって抽出可能である長さ制限バンドと、ガイドキャリッジの公称展開長さを偏向点まで調整するための調整装置とを具備する。ここでのガイドキャリッジには、偏向点においてバンドガイド手段を偏向させることができる偏向部が設けられている。
本発明によれば、調整装置は、ガイドキャリッジの実際の展開長を判定するために、また、ガイドキャリッジの公称展開長に応じて、長さ制限バンドの抽出移動を停止する固定装置を制御するために規定される。
本発明による調整装置の結果として、ガイドキャリッジの実際の展開長を判定する種々の利点が導かれる。
ガイドキャリッジの実際の展開長さの判定は、固定装置を使用することを可能にし、この固定装置は、ガイドキャリッジが公称の展開長、すなわち偏向点に達したときに、長さ制限バンドが停止されるように、目的の方法で作動されることによって、作動される。
従来技術では、長さ制限バンドの端部の回り止めは、調節可能なピンと共に、長さ制限バンドの抽出移動を停止する機能(「固定装置」)と同様に、抽出長さを確立する機能(「調節装置」)を仮定していた。
これまで分離可能であった機能、すなわち、公称展開長が調整され、実際の展開長が調整装置によって決定される結果として、固定装置は抽出移動の停止を扱うが、両方の装置は、それぞれのタスクを扱うために最適化された方法で構成することができる。
また、本発明による解決策は、固定装置を、特に装置の一定点上、または装置の筐体上に構成することを可能にする。筐体の異なる位置に公称展開長を調整するための固定装置を設ける必要はない。
調整装置によるガイドキャリッジの実際の展開長の判定は、バンドガイド手段の展開速度を特に有利な方法で最適化することを可能にする。
ガイドキャリッジが公称の展開長、または、偏向点に到達するときに、ガイドキャリッジの実際の展開長の判定の結果が知られると、公称の展開長の最後の部分において、または好ましくは公称の展開長、または偏向点に到達する直前に、バンドガイド手段の展開速度を低減することができる。
これに加えて、又はこれに代えて、バンドガイド手段の展開速度を、偏向点に到達したとき、又は偏向部がバンドガイドを偏向したときに、さらに増加させることができる。
この測度の結果として、この場合に低減されるバンドガイド手段の展開速度によって、偏向点に到達したときに機器が、より少ない程度、又は少ししか応力を受けないことを確実にすることができるように、ストラッピング処理を大幅に加速することができ、同時に、機器を保証することができる。
その結果、過去に迷惑をかけていた騒音の発生も減少する。これは、有利には、また、ギアホイール負荷が分配されることができるギアホイールの減衰をもたらすことができ、このギアホイールは、バンドガイド手段を駆動することが好ましい。
その結果、ギアホイールは、一方では製造が容易であり、バンドガイド手段におけるギアホイールの係合は、他方では、減衰機構が分配されることによって、より正確または精密な方法で行われ得る。
本発明は提供される制御装置に対して有利であり、この制御装置は、公称展開長の最後の部分の前の展開速度に比べて、偏向点に到達する前のガイドキャリッジの公称展開長の最後の部分におけるバンドガイド手段の展開速度が減少するように、および/または、偏向点に到達する前のガイドキャリッジの公称展開長の最後の部分におけるバンドガイド手段の展開速度に比べて、偏向点に到達したときのバンドガイド手段の展開速度が増加するように、運搬装置を作動させるように指定されることが好適である。
このようにして、この端部が好ましくは調整装置のデータ、特に実際の展開長にアクセスする制御装置によって展開速度を制御することは、特に成功を収めていることが証明されている。
調整装置によるガイドキャリッジの実際の展開長の判定は、直接的または間接的な測定によって行うことができる。例えば、測定されるべき長さ制限バンドの展開長およびそこから判定されるべきガイドキャリッジの実際の展開長に対して可能である。
さらに、バンドガイド手段の展開長さを直接または間接的に測定し、ガイドキャリッジの実際の展開長さをそこから判定することも可能である。
更に、代替的に、ガイドキャリッジ自体の実際の展開長を直接判定又は測定することもできる。
搬送装置は電動モータを備え、調整装置は電動モータの回転数によってガイドキャリッジの実際の展開長を電子的に判定するのが好適である。
バンドガイド手段を展開および後退させるようにバンドガイド手段を好ましく駆動する電動モータの回転を検出または測定することによって、ガイドキャリッジの実際の展開長を判定することが、特に適していることが証明されている。
用語「電動モータの回転を検出又は測定する」には、電動モータの部分回転の検出又は測定を含めることもできる。
電動モータがインクリメンタルエンコーダを備えることは有利である。
インクリメンタルエンコーダを使用しながら、電動モータの回転数または電動モータのデータによってガイドキャリッジの実際の展開長を判定することが、特に適していることが証明されている。
本発明によれば、調整装置は、調整装置が実際の展開長を比較するように指定することができ、実際の展開長は、特にインクリメンタルエンコーダによって、電動モータの回転数によって検出されることが好ましく、公称の展開長と比較し、それに応じて固定装置を作動させる。
キャリッジガイドの公称展開長の調整は、好ましくは、調整装置の対応する入力パネルによって電子的に行うことができ、調整装置は、制御装置の一部として潜在的に構成される。
本発明によれば、調整装置は、搬送装置がガイドキャリッジを基準位置に再位置決めするように、スイッチを入れるとき及び/又は必要に応じて、搬送装置を作動させるために指定されることができる。
搬送装置を作動させる調整装置の結果、スイッチを入れるとき、及び/又は必要に応じて、搬送装置がガイドキャリッジを基準位置に再位置決めするように、ガイドキャリッジの実際の展開長さの測定が誤りなく行われることを簡単な方法で確実にすることができる。
本発明によれば、調整装置は、ガイドキャリッジが最初に戻されるか、戻り止めまで引き戻され、その後、規定された基準位置まで再び展開されるように、搬送装置を作動させることができる。
このようにして、電動モータのインクリメンタルエンコーダを簡単な方法で較正することもできる。
本発明に係る装置上、又は本発明に係る装置の筐体上に固定装置が固定され、長さ制限バンド、又は長さ制限バンドに接続され、この文脈において長さ制限バンドの一部とみなされる装置が、公称展開長及び判定された実際の展開長のパラメータに従って、固定装置が次いで必要に応じて係合するように構成された戻り止め要素を有することを提供することができる。
長さ制限バンドを固定するための固定装置は、長さ制限バンドに対してフォームフィッティング(嵌め合わせ)および/またはフォースフィッティング(力嵌め)方式で作用するように構成されることが好都合である。
固定装置が、長さ制限バンドの抽出移動を停止させるために、長さ制限バンドにフォームフィッティング及び/又はフォースフィッティングの方法で作用するような、固定装置の構成が、特に適していることが証明されている。
本発明によれば、更に、長さ制限バンドが、長さ制限バンドの長手方向に連続して配置された回り止め要素を有することができる。
このタイプの設計実施形態は、固定装置が装置または筐体上に静止するように構成され、それにもかかわらず、ガイドキャリッジの異なる公称展開長を簡単な方法で調整することができるように構成されるために、特に適していることが証明されている。
本発明によれば、さらに、回り止め要素が、長さ制限バンドの少なくとも1つの部分に沿って、規則的なピッチで配置されることを提供することができる。
回り止め要素が規則的なピッチで配置されることが有利であることが証明されている。好ましくは、2~20cm、好ましくは5~15cm、さらに好ましくは10cm +/- 2cm、最も好ましくは10cmのピッチをここで選択することができる。
ここでの公称展開長の入力は、好ましくは、対応するオペレータパネルによって行われ、調整可能な公称展開長は、特に、オペレータパネル内に予め定義されていることが好ましい。
調整装置が、特に、固定装置が、長さ制限バンド、または長さ制限バンドの回り止め要素にフォームフィッティング方式で作用する場合、調整装置が、ガイドキャリッジが公称の展開長に達する前に、固定装置を作動させること、特に、固定装置が、一旦、回り止め要素が、フォームフィッティング接続が確立されることになる長さ制限バンドの回り止め要素を導く固定装置を通過させた後に作動させるような方法で、指定されることが好都合であり得る。
この測度の結果として、固定装置は、選択された展開速度とは無関係に、長さ制限バンドにおいてフォームフィッティング方式で係合するか、又は長さ制限バンドの選択された戻り止め要素と相互作用することが保証される。
本発明によれば、さらに、戻り止め要素が、長さ制限バンド内の凹部及び/又は突出部として構成されることを提供することができる。
回り止め要素の凹部及び/又は長さ制限バンド内の突出部としての構成は、特に適切であることが証明されている。長さ制限バンド内の凹部がスロットとして、又は長方形の凹部として構成されることが特に有利である。
凹部は、長方形の2つのより長い側面が長さ制限バンドの長手方向に延びる長方形の形状を有し、その結果、固定装置が特に有利な態様で凹部内に係合することができるように、長方形の凹部の主軸が長さ制限バンドの長手軸に平行に延びるようにすることが特にここに設けられる。
長さ制限バンドは、好ましくは、プラスチック-材料バンドとして構成することができる。
固定装置には、長さ制限バンドの取り出し移動を制限するために、固定要素を長さ制限バンドの回り止め要素の1つにフォームフィット方式で係合させる作動部が有利である。
このタイプの設計実施形態は、長さ制限バンドの抽出移動が停止されることを確実に保証するために、特に適切であることが証明されている。
本発明によれば、固定装置は、固定要素が、長さ制限バンドの選択された回り止め要素の変位経路、すなわち抽出経路に位置するように、固定要素を移動させることが好ましい。
固定要素が、長さ制限バンドの抽出移動を減衰させた方法で停止するように、減衰要素と相互作用することは有利である。
これに代えて又は付加的に、調整装置のデータによる制御装置は、いったん偏向点に到達するとバンドガイド手段の展開速度が減少するように制御されることが提供されるが、それは、固定要素が減衰するように構成されることが好適であり、その結果、生じる力、又は固定要素の回り止め要素における係合から生じる影響が減衰又は減少される。
減衰要素が、バネとして、または弾性減衰要素として、例えばゴム要素として構成されることが特に有利に提供され得る。減衰要素は、バンドガイド手段の展開方向において前側に位置する固定要素の前側に支持することができるので、固定要素が係合する長さ制限バンドの戻り止め要素によって長さ制限バンドが展開方向に対応する力に衝突されるときに、固定要素が減衰される。
本発明によれば、さらに、調整装置は、固定要素および/または作動部の位置を検出するために指定されることができる。
固定要素の位置および/または作動部の位置を検出する調整装置の結果として、ユーザは、長さ制限バンド、したがってガイドキャリッジもロックされるか、または自由に移動可能かを有利に確立することができる。
また、ここでの調整装置は、好ましくは、固定要素の(不定の)位置および/または作動部の(不定の)位置を検出し、前記(不定の)位置は、ロック解除位置とロック位置との間に存在する。
特に、調整装置によって制御される作動部が、固定要素によって長さ制限バンドを固定しようとするが、長さ制限バンドは、固定要素が戻り止め要素、例えば、凹部に係合できる位置にまだ存在しない。
前記固定要素は、前記長さ制限バンドに向かう方向にプレテンションされていることが好ましい。この設計実施形態は、長さ制限バンド内の戻り止め要素が凹部として構成される場合に特に好適である。
この場合、次いで、固定要素は、特に有利な方法で凹部に侵入することができる。作動装置が既に長さ制限バンドに向かう方向に固定要素、又は固定要素の戻り止め要素を作動させる場合、長さ制限バンドの回り止め要素がそれに対応して位置決めされる前に、長さ制限バンドによるプレテンションによって固定要素を長さ制限バンドから離れる方向に押し戻すか、又は、対応する戻り止め要素が、固定要素がプレテンションによって容易になるように位置決めされるまで長さ制限バンドに沿ってこすり付けるように走行し、それに対応して凹部に侵入することができる。
固定要素および/または作動部が、作動部の非励起状態の固定要素がバネ力によって戻り止め要素の1つにロックされるように構成されることが好都合である。
このタイプの設計実施形態の結果として、長さ制限バンド、すなわちガイドキャリッジは、非励起状態で自由に移動可能でないことが保証される。
本発明によれば、さらに、作動部がリフティングマグネットとして構成され、および/または固定要素がラッチとして構成されることを提供することができる。
作動装置がリフティングマグネットとして構成されることは有利であることが証明されている。
固定要素は、固定要素と連結した容器が、リフティングマグネットによって、例えば、持ち上げられたり、下げられたりすることができるように、関節式又は枢動可能な方法で確立された容器内に配置することが好ましい。
ここでの減衰要素は、好ましくは、容器内に配置することもでき、減衰要素は、長さ制限バンドの抽出移動が、固定要素が、特に凹部の長さ制限バンドの戻り止め要素の1つとフォームフィッティング形式で係合させられるとき、減衰形式で停止される方法で、固定要素と相互作用する。
既に説明したように、固定要素は、好ましくは、弾性設計の実施形態または弾性要素によって、長さ制限バンドに向かう方向にプレテンションされる。
このタイプの設計実施形態は、特に、容器内の固定要素の適切な位置決め、および、長さ制限バンドから離れて対向するその側の固定要素に作用するバネ要素または弾性要素によって実施することができる。
固定要素がラッチまたは戻り止めカムとして構成されることは有利である。ここでのラッチまたは戻り止めカムは、説明したように、減衰要素によって減衰させることができ、さらに、長さ制限バンドに向かう方向に予張力を加えることができ、好ましくは、容器内に配置される。
バンドガイド手段がガイドチェーンとして構成され、搬送装置がガイドチェーンを引き込んで展開するために、ガイドチェーンに係合する少なくとも1つのギアホイールを有することが好適である。
ガイドチェーンとしてのバンドガイド手段の実施例、特に剛体スパインガイドチェーンとしての実施例は、特に成功を収めていることが証明されている。
この詳細末端を参照するために、EP 1053 941 B1の説明を参照する。好ましくは設けられ、ガイドチェーンを引っ込めて展開するためにガイドチェーンに係合するギアホイールは、減衰要素なしに構成されることが好ましい。
ただし、減衰要素は原則として設けることができる。ギアホイールは、減衰要素がガイドチェーンに理想的には小さな公差で係合するように設計され、ガイドチェーンをできるだけ少ない遊びで引っ込めて展開できるようにすることが好ましい。
ガイドチェーンは、好ましくは、前進方向に対して横方向に走行するピンまたは横方向ウェブを備えることができ、ギアホイールは、それに対応して、前記ピンまたは横方向ウェブに係合する。
少なくとも1つのストラップバンドで梱包された品物をストラップで留める本発明に係る方法は、前記ストラップバンドがバンドガイド手段上に形成されることを提供し、それによって前記バンドガイド手段が搬送装置によって展開され、前記バンドガイド手段に取り外し可能に接続されたガイドキャリッジが、前記バンドガイド手段と共同して前記梱包された品物の下方に案内され、偏向点まで展開され、それによって前記ガイドキャリッジ上に確立された長さ制限バンドが前記ガイドキャリッジによって抽出され、それによって、前記偏向点までの前記ガイドキャリッジの公称展開長が、前記長さ制限バンドの取り出し可能長さが調整される。
本発明によれば、ガイドキャリッジの展開中に、ガイドキャリッジの実際の展開長が判定され、それによって、長さ制限バンドの抽出移動は、ガイドキャリッジの公称の展開長に到達した時点で停止され、それによって、公称の展開長の最後の部分に到達する前に、偏向点に到達する前のガイドキャリッジの公称の展開長の最後の部分におけるバンドガイド手段の展開速度は、公称の展開長の最後の部分に到達する前の展開速度と比較して減少され、および/または、ガイドキャリッジの公称の展開長の最後の部分におけるバンドガイド手段の展開速度と比較して、偏向点に到達した時点での帯域ガイド手段の展開速度が増加されることが提供される。
ガイドキャリッジの実際の展開長が判定された結果、ガイドキャリッジの公称展開長に達したときに、目的とする方法で、長さ制限バンドの抽出移動を停止させることができる。
実際の展開長に関する知識の結果として、バンドガイド手段の展開速度は、一方では高いストラッピング速度を実現し、他方では、偏向点における機械的な応力を低減することができるように、既に説明したように、有利に制御することができる。
本発明による機器の文脈で既に説明されている特徴も、もちろん、本発明による方法を視野に入れて有利に実施することができ、またその逆も可能である。さらに、本発明による機器の文脈において既に言及されている利点も、本発明による方法に関連するものと理解することができ、またその逆もまた同様である。
本発明は、更に、本発明による方法で展開速度を制御するための制御装置に関する。
展開速度を制御するための制御装置、特に、公称展開長の最後の部分に到達する前のガイドキャリッジの公称展開長の最後の部分におけるバンドガイド手段の展開速度が、公称展開長の最後の部分に到達する前の展開速度に比べて減少するような方法、および/または、偏向点に到達する前のガイドキャリッジの公称展開長の最後の部分におけるバンドガイド手段の展開速度に比べて、偏向点に到達したときのバンドガイド手段の展開速度が増加するような方法が、特に好適である。
本発明は、さらに、梱包された品物をストラップで留めるための機器の制御装置上でプログラムが実行される場合に、本発明に係る方法を実行するためのプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム製品に関する。
図は、各場合において、本発明の個々の特徴が互いに組み合わされたときに図示される好ましい例示的な実施形態を示す。また、1つの例示的な実施形態の特徴は、同じ例示的な実施形態の他の特徴とは独立して実施されてもよく、それに応じて、当業者は、さらなる便宜的な組み合わせを形成するように、他の例示的な実施形態の特徴と組み合わせることができる。
先行技術から知られているように、ストラップで留めるための機器を示す。 偏向点に到達する前のガイドキャリッジの通常位置において、梱包された品物をストラップ留めするための本発明による機器を通る部分の斜視図を示す。 偏向点に到達する前の通常の位置で、さらなる断面図においてストラップを掛けるための本発明による機器を示す。 図3に示すように、ガイドキャリッジが偏向点に達し、ガイドキャリッジの偏向ユニットが約90度上方に偏向されている図である。 1つの潜在的な実施形態における長さ制限バンドの平面図を示す。 長さ制限バンドの抽出移動を停止させるための固定装置の固定要素の潜在的な設計実施形態を示す。 リフティングマグネットとラッチとを有する設計実施形態における、長さ制限バンドの抽出移動を停止させるための固定装置の潜在的な設計実施形態を示す図である。
先行技術から知られているストラッピング(ストラップで留める)用の機器を図1に示す。
この図1によって、このようなストラッピング用の機器の一般的な機能モードを本願明細書において説明する。この詳細末端を参照するには、EP 1 053 941 B1も参照する。
図2、図3および図4は、本発明に係る機器において、特に先行技術から知られているストラップピング用の機器が改良された方法によるストラッピング、調整装置および固定装置のための機器を示している。
長さ制限バンド、または固定装置の潜在的に有利な設計の実施形態を、図5~7に示す。
図1(先行技術)及び図2~図7の実施形態の同一の特徴には、同一の参照符号が設けられている。
図1は、梱包された品物2、特に小包または小物をストラップで留めるための機器1を示す。
図1から分かるように、梱包された品物2は、例えば、パレット3または類似のものの上に置くことができ、運搬のために、または保管のために、ストラップバンド4の助けを借りてパレット3に接続することができる。
図1の機器1は、ストラップバンド4を案内するバンドガイド手段5を有しており、前記バンドガイド手段5は、特に、ガイドチェーン5として構成されている。バンドガイド手段5は、ガイドチェーンとして構成されることが好ましいが、例示的な実施形態はこれに限定されない。
ガイドチェーン5は、好ましくは、例えば、より詳細には言及されないピンによって互いに接続される複数のリンク6を有する。
ガイドチェーン5またはそのリンク6は、好ましくはプラスチック材料から構成される/である。
ガイドチェーン5を展開退避させる搬送装置7が設けられている。例示的な実施形態において、ガイドチェーン5が機器1のハウジング8から展開されるか、または、前記ハウジング8内に引き込まれるために、搬送装置7がガイドチェーン5に係合するように設けられている。
ストラップバンド4用の供給ロール(図示せず)も、ここで筐体8上に設けることができる。ストラップバンド4は、好ましくは、ガイドチェーン5によってストラップバンド4を展開することができるように、ガイドチェーン5の前端部に設けることができる。
搬送装置7は、バンドガイド手段5を引き込んで展開するために、ギアホイール9の歯を介してガイドチェーン5、または、リンク6に係合するギアホイール9を有するのが好ましい。
ここで、歯車9は、その歯によって、ガイドチェーン5の展開運動に対して横方向に走行するリンク6の横方向のウェブに係合するように設けることができる。
あるいは、ギアホイール9又は搬送装置7は、ガイドチェーンが引き込まれて展開されるために、ガイドチェーン5を別の方法で作動させることもできる。
搬送装置7は、手で駆動することもできるし、図2~図7のように例示的な実施形態において好ましくは設けられているように、電動モータ10によって駆動することもできる。
電動モータ10は、図3及び図4において破線で示されている。
ガイドチェーン5の引込み及び展開運動は、電動モータ10によって、又は、クランクによって発生させることができる。
図1から分かるように、この機器1は、好ましくは偏向部12とスラスト部13とを有するガイドキャリッジ11を有する。図1(および図4も)のガイドキャリッジ11は、公称展開長まで、または、たわみ点まで展開される。
図1(及び図4)のガイドキャリッジ11は、その通常位置に対する偏向部12がピボット軸14、すなわちピンを中心として約90度旋回される偏向位置に図示されている。
ピボット軸14は、偏向ユニット12の枢動移動のための枢動点を形成し、この端部には、後退移動の方向(参照符号15によって識別される矢印)および展開移動の方向(参照符号16によって識別される矢印)が横方向に配置されている。
ピボット軸14は、ガイドキャリッジ11の偏向部12とガイドキャリッジ11のスラスト部13との間のフォームフィッティングおよび回転可能な連結を形成する。
偏向部12によるガイドチェーン5は、図1及び図4に示すように、機器1が載置された床面から前進する前記ガイドチェーン5が上方に偏向されるように偏向される。
ガイドキャリッジ11の構成は、特に、偏向部12及び/又はスラスト部13を有しており、図1に例示されているように、適説であることが証明されている。しかしながら、本発明の基本機能モードに関しては、偏向点におけるガイドチェーン5の任意の他のタイプの偏向も設けることができる。
例示的な実施形態において、ガイドキャリッジ11は、ガイドチェーン5と共同して、公称展開長が偏向点まで展開されることによって、ガイドチェーン5が、偏向点で、それに応じて偏向ユニット12によって偏向されることが提供される。
ここでガイドキャリッジ11は、搬送装置7によって対応して駆動されるガイドチェーン5によって展開される。ここでガイドキャリッジ11及びガイドチェーン5は、梱包品2の下方に案内されており、例示的な実施形態では、パレット3の下方にも案内されている。
例示的な実施形態における公称展開長は、偏向点が、ガイドキャリッジ11が再びパレット3の下から出る位置に配置されるような寸法にされる。これは、これに対応して図1に示されている。
例示的な実施形態において、ストラッピング手順の開始前に、ストラップバンド4がガイドチェーン5に固定される方法によって、クランプ装置17がガイドチェーン5の前端部に配置される。
クランプ装置17は、例えば、自己クランプ偏心ピンとして具現化することができ、後者は、ピン18を介して回転可能に取付けられる。さらに、この端部に設けられたガイドチェーン5は、ガイドチェーン5に固定的に連結されたリリースカム19と、ガイドチェーン5に設けられたスロット20とを有することができる。
リリースカム19及びスロット20は、ガイドキャリッジ11をガイドチェーン5に取り外し可能に連結する役割を果たす。
なお、ストラップバンド4の締結の仕方、またはクランプ装置17、さらにはガイドキャリッジ11をガイドチェーン5に接続する仕方は、複数の潜在的な設計実施形態、例示的な実施形態、または本発明のうちの1つのみを表しているが、これに限定されるものではないことを指摘する。
それにもかかわらず、上述の設計実施形態および本願明細書の下では、特に有利であることが証明されている。
さらに、図1に示されているのは、長さ制限バンド21であり、一端がガイドキャリッジ11のスラスト部13に締結されることが好ましく、他端が長さ制限バンド21に締結された端部回り止め22を介して、機器1に固定されるか、ハウジング8の固定部に固定されることができる。
図1に示す従来技術の機器1においてガイドキャリッジ11によって移動可能な距離は、図1において移動可能な端部回り止め22及びカウンタ回り止め23の助けを借りて調整することができる。
本発明による機器1においても同様に、図2~図7に示すように、長さ制限バンド21が設けられる。しかしながら、本発明に係る機器1は、図2~図7に示すように、図1の図示から逸脱した長さ制限バンド21の調整を開示しており、これを図2~図7によってより詳細に説明する。
また、図2~図7によれば、長さ制限バンドが端部戻り止め22を有することも任意に設けることができ、特に端部戻り止め22によって、長さ制限バンド21が機器1から、またはハウジング8内で完全に取り出されることが回避されることが指摘される。
次いで、完全な抽出が回避されるような方法でターミナル回り止め22と相互作用するカウンタ回り止め23をこのコンテクストにおいて設けることもできる。
しかし、この例におけるカウンタ回り止め23は、もはや移動可能に接続されないが、ハウジング8、特にハウジング8のプレートに固定的に接続されることが好ましい。これを図3、4に模式的に示す。
図1~7のような例示的な実施形態では、長さ制限バンド21がガイドキャリッジ11に接続され、ガイドキャリッジ11によって取り出せることが提供される。しかしながら、図1から逸脱して、案内キャリッジ11の公称展開長を偏向点まで調整するための調整装置24が、図2~7に設けられている。
調整装置24の機能モードおよび調整装置24の設計実施形態は、図2~図7によって、本明細書においてより詳細に示される。
まず、本発明に係る機器の基本的な機能原理を、図1によって再度説明する。
しかしながら、図1による説明は、本発明に係る機器1の機能原理を示すためのものに過ぎず、機器1が適していることが証明されていることを改めて指摘しなければならない。しかしながら、本発明に係る解決策の実施は、図1に示す特定の設計実施形態に限定されるものではない。
この範囲において、図1に示される全ての特徴は、任意であるとみなされる。
図1から分かるように、特別なロック機構25を介してガイドチェーン5を以下のようにガイドキャリッジ11に取り外し可能に連結することができる。
ロック機構25は、回転可能に取り付けられたレバー26を有し、レバー26はピン(参照符号を備えていない)を介して回転可能に取り付けられている。
図1に示す実施例による連結ガイドキャリッジ11によるガイドチェーン5の連結された前方に向けられた展開運動16は、例えば、長さ制限バンド21の助けを借りてガイドキャリッジ11がその位置で停止されるまで、すなわち、端部戻り止め22が可動カウンタ回り止め23に衝突するまで、行われる。
ここでガイドキャリッジ11によって移動する距離は、端部回り止め22を介して可変的に調節することができる。
しかしながら、ガイドチェーン5、及び、この時点でギアホイール9の助けを借りてガイドチェーン5にロックされているガイドキャリッジ11の偏向部12は、展開運動16の方向に搬送され続け、その結果、前の位置に対する偏向部12は、前記偏向部12がスラスト部品13に取り付けられた回り止め13aに載置されるまで、約90度偏向される。
(偏向部12がまだ90度旋回されていない)偏向部12の通常の位置では、キャリッジ11の端面上のロックピンが支持ブロック27上に担持されるので、支持ブロック27は、ガイドキャリッジ11に接続されたロックピン(図示せず)がスロット20から飛び出すのを防止する。
偏向部12を旋回させることにより、このロックピンがレバー26の助けを借りて解除され、その結果、偏向部12と剛体スパインガイドチェーン5との連結が解除される。同時に、飛び出したロックピン、または、レバーが、レバーのほぼ垂直位置に偏向部12を固定する。
前述の設計実施形態も、EP 1 053 941 B1に詳細に図示されており、ここではこれを参照する。前述の設計実施形態は、本発明の文脈において任意であるが、有利であり得る。
また、床面に対して略垂直に偏向部12を通過する際にガイドチェーン5として具現化されたバンドガイド手段は、梱包対象の梱包品2の側壁に沿って上方に搬送され続ける。梱包されるべき梱包品2から離れるガイドチェーン5の傾斜は、剛体スパインを有する前記ガイドチェーン5の実施形態の結果として抑制される。
さらに、好ましくはガイドチェーン5のスパイン上に案内されるストラップバンド4は、梱包されるべき梱包品2に向かって傾くことも防止されるように、ガイドチェーン5のプレテンションを維持する。
しかしながら、ストラップバンド4の張力は、例えば、展開移動の短時間の中断の結果として解放することができ、その結果、ガイドチェーン5が梱包されるべき梱包された品物2の上縁部を越えてある程度突出するときに、ガイドチェーン5を、次いで、所望に応じて、荷物2上に折り畳むことができる。
そこから、梱包対象の梱包品2上のガイドチェーン5は、機器1に向かう方向に戻って搬送される。前述の動作シーケンスは有利であることが証明されているが、本発明を実施するためには任意である。
このようにして、ユーザは、実用上の点で動かさなくても、今や、ストラップバンド4を握ることができる。また、クランプ装置17は、ガイドチェーン5が後退する際に解除されるが、これは、ストラップバンド4を強固に保持した結果であるのが好ましい。
ガイドチェーン5は、再び装置内に搬送されることができ、ここで、リリースカム19およびレバー26の助けを借りて復帰運動(矢印15)において偏向ユニット12が、再び、ガイドチェーン5の自由端部に連結される。
偏向ユニット12のロック機構は、同時に解除され、偏向ユニット12を再び通常位置に回動させることができる。この目的のために、リリースカム19は、レバー26の前方の曲がった端部を剛体スパインガイドチェーン5から押し離し、その結果、レバー26の他方の端部に位置するロックピンが、再びガイドチェーン5のスロット20を通して同時に再び挿入され、所望の結合が達成される。
最後に、ガイドチェーン5は、再結合されたガイドキャリッジ11を機器1内に引き戻す。
先行技術による装置の機能原理に関するさらなる詳細は、特許文献EP 1 053 941 B1から導き出すことができ、基準はここに明示的になされる。
特にロック機構25及びピン18又はリリースカム19及びスロット20を有する設計実施例に関して図1の文脈で図示された設計実施例は、しかしながら有利であることが証明され得る任意の設計であることを再度指摘する必要がある。
本発明は、先行技術とは異なり、ガイドキャリッジ11の公称展開長は調整装置24によって調整可能であり、調整装置24はガイドキャリッジ11の実際の展開長を決定するために指定され、好ましくはガイドキャリッジ11が展開されている間は連続的であり、長さ制限バンド21の抽出移動を停止する固定装置28は、公称展開長の機能として調整装置24によって制御される。
これは、図2~図7に対応して示されている。図1による図示から逸脱して、長さ制限バンド21の可変展開長は、このようにして、端部回り止め22及びカウンタ回り止め23によって調整されなくなり、カウンタ回り止め23は、ハウジング8上に可変方式で締結することができるが、調整装置24、又は、それに対応して制御される固定装置28によって、これをここでより詳細に図示することができる。
図2~図7のような例示的な実施形態において、搬送装置7が、好ましくは図示のギアホイール9を介して、ガイドチェーン5を後退させ、展開させる電動モータ10を備えることが好ましい。
ここでの調整装置24は、ガイドチェーン5が電動モータ10のデータによって、特に電動モータ10の回転によって、ガイドキャリッジ11の実際の展開長を電子的に決定するように規定されており、ここでの調整装置24は、電動モータ10の部分的な回転も決定する。
例示的な実施形態における電動モータ10は、電動モータ10の回転の補助として、インクリメンタルエンコーダ29を有し、または、ガイドキャリッジ11の角度位置、従って実際の展開長さが、ガイドチェーン5の展開長さによって決定される/であることが好ましい。
調整装置24は、スイッチを入れると、及び/又は必要に応じて、搬送装置7がガイドキャリッジ11を基準位置に再位置決めするように、搬送装置7を作動させることができるように規定されることが好ましい。
ここで、搬送装置7は、ガイドキャリッジ11を回り止め部22まで機器1内、すなわちハウジング8内に退避させることが好ましい。ここでの最大引き込み位置は、基準位置を表すことができる。
しかしながら、基準位置がガイドキャリッジ11の最大後退位置から逸脱すること、すなわち、ガイドキャリッジ11が最大後退位置から再び矢印16の方向にいくらか展開され、この場合において対応して近づく位置が基準位置であることが好ましい。
次いで、インクリメンタルエンコーダ29を、例えば基準位置によって較正することができる。
例示的な実施形態において、固定装置28は、(例えば、爪をクランプすることによって)嵌め合わせ(フォームフィッティング)および/または力嵌め(フォースフィッティング)の方法で、またはそれに対応して前記長さ制限バンド21に作用するように、長さ制限バンド21を固定するように構成されることが提供される。
固定装置28と長さ制限バンド21との間の、嵌め合わせ接続が、例示的な実施形態において図示されている。このために、長さ制限バンド21は、長さ制限バンド21の長手方向に連続して配置される回り止め要素30を有する。
この回り止め要素30は、図5に例示的な方法で示されており、回り止め要素30は、好ましくは、長さ制限バンド21の少なくとも1つの部分に沿って延在している。回り止め要素30は、好ましくは、長さ制限バンド21の固定又は停止が、好ましくは5~15cm、特に好ましくは10cmの規則的なピッチで行われることができるように、部分に沿って規則的なピッチで延びている。
例示的な実施形態において、戻り止め要素30は、特にスロットの形態の凹部として、長さ制限バンド21内に構成されることが提供される。あるいは、回り止め要素30が、固定装置28に対応して設計された要素との、嵌め合わせ接続を確立するように突起として構成されていることを提供することもできる。
図3、図4、図6及び図7から特に分かるように、固定装置28は、長さ制限バンド21の抽出移動を区切るために固定要素32を、長さ制限バンド21の戻り止め要素の1つ(図5)と嵌め合わせで係合させる作動部31を有し、前記戻り止め要素は、凹部30として構成されることが、例示的な実施形態において提供される。
例示的な実施形態における作動装置31は、リフティングマグネットとして構成され、固定要素32は、ラッチとして構成される。ここでのラッチ32は、平坦な筐体のように構成することができる容器33内に配置される。
容器33は、好ましくは回転可能な締結軸34によって、ハウジング8の固定された部分、好ましくはハウジング8の2つの固定された板の間に確立される。ここでの容器33は、リフティングマグネット31が対応して作動されるときに、締結軸34の周りで枢動可能である。
容器33はさらにカラー35を有し、その上にリフティングマグネット31が対応する方法で係合することができる。これは、図6及び図7に対応して示されている。
したがって、リフティングマグネット31は、必要に応じてラッチ32を長さ制限バンド21の凹部30の1つと係合させることができるように、特に容器33、従ってラッチ32を締結軸34の周りで旋回させることができる。
ここでは、リフティングマグネット31の、または固定装置28の制御は、調整装置24のデータによって、特にガイドキャリッジ11の決定された実際の展開長およびガイドキャリッジ11の想定される公称展開長の手段によって行われる。
固定要素、特にラッチ32が、長さ制限バンド21の抽出移動を減衰させた方法で停止するように減衰要素36と相互作用するように、例示的な実施形態において設けられることが好ましい。
減衰要素36は図6に破線で示されており、減衰要素36は、ラッチ32が減衰要素36に向かう方向の力で衝突されたときに、ラッチ32が凹部30と係合するようにもたらされた結果として、減衰要素36が、突然ではなくむしろ減衰された方法で長さ制限バンド21を停止させるという効果を有し、これは、前記減衰要素36によって可能にされたラッチ32の回避運動によって行われる。
減衰要素36は、バネ、例えば、好ましくは弾性要素、例えばゴム要素、又はそれに対応して適切なエラストマであり得る。
ラッチ32、またはラッチ32が配置された容器33、および/またはリフティングマグネット31は、好ましくは、ばね力(図示せず)の結果として、リフティングマグネット31の非励起状態のラッチ32が、1つの凹部30がラッチ32と連通する位置になるとすぐに、長さ制限バンド21の凹部30のうちの1つとロックするように構成される。
この結果、昇降用磁石31の非励起状態のガイドキャリッジ11は、任意の態様で移動することができず、固定されることとなるが、遅くとも、長さ制限バンド21の一方の凹部30がラッチ32と連通する位置になるようにガイドキャリッジ11が変位する際には固定される。
このようにリフティングマグネット31の非励起状態では、ガイドキャリッジ11はピッチの寸法によって最大で変位させることができる。
カラー35は、軸受35a、または任意の締結点を有し、その上にリフティングマグネット31の可動エレメント31aが係合して容器33を移動させることができることが、図6および図7に示されている。
ばね力によるラッチ32が、長さ制限バンド21に向かう方向に予張力をかけられることが、例示的な実施形態ではより詳細に図示されていない方法で提供されることが好ましい。
例示的な実施形態において、ラッチ32が移動する凹部30に到達する直前の位置でラッチ32を対応して移動させるために、調整装置24が固定装置28を開始させることが好ましい。
ラッチ32と長さ制限バンド21との間の多くの摩擦を避けるために、位置に凹部30がまだ存在しない間に、バネの力に対抗して、ラッチ32が後方に向かって、すなわち長さ制限バンド21から離れて押し戻されるようにすることが有利である。
また、これは、ラッチ32が特定の確実な方法で凹部30を貫通するというバネ力の結果として達成される。
図2~図7のような例示的な実施形態において、制御装置37によって搬送装置7が、調整装置24から対応するデータを得るこの端部までの制御装置37は、公称展開長の最後の部分の前の展開速度に比べて、偏向点に到達する前のガイドキャリッジ11の公称展開長の最後の部分におけるガイドチェーン5の展開速度が減少されるように作動されることが提供される。
その結果、ガイドキャリッジ11を比較的迅速に展開することができ、ガイドキャリッジ11の速度を、好ましくは、偏向点に到達する直前に、できれば著しく低下させることができる。
更に好ましくは、偏向点に到達したとき、すなわち偏向部12がガイドチェーン5をたわませたときのガイドチェーン5の展開速度が、偏向点に到達する前に、ガイドキャリッジ11の公称展開長の最後の部分におけるガイドチェーン5の展開速度と比較して増加されることが提供される。
ガイドチェーン5の高い展開速度は、特に、偏向点の後、ストラッピング手順の全持続時間を著しく減少させることができることが実証されている。
調整装置24が制御装置37の一部として構成されていることを提供することができる。
本発明による機器1は、より詳細には図示されていないディスプレイを有することが好ましく、このディスプレイでは、複数の公称展開長が予め設定されており、ユーザが選択することができる。
更に、長さ制限バンド21、又はガイドキャリッジ11がロックされているか、ロック解除されているか、又は不定の状態にあるかをディスプレイに表示することが更に好ましい。
長さ制限バンド21は、図5に例示的な方法で示され、ここで、端部回り止め22もまた、任意に設けられ、その結果、長さ制限バンド21は、好ましくは、機器1から、又はハウジング8から、完全に取り出すことができない。
ガイドキャリッジ11上に長さ制限バンド21を確立する役割を果たす締結点38は、図5のターミナル回り止め22とは反対を向いている長さ制限バンド21のその端部上にさらに図示されている。
調整装置24及び電動モータ10、又はインクリメンタルエンコーダ29、並びに固定装置28と相互作用する制御装置37は、図3及び図4において例示的な方法のみで図示されている。
ガイドキャリッジ11の前端のスキッド部39が図2~図4に図示されており、該スキッド部39の端部は床面から離れた方向を向いており、その結果、ガイドキャリッジ11は、特に簡単な方法で、パレットの横方向の木材のような、いかなる小さな床面の凹凸も補償することができる。
スキッド部39は、原理的には、前記スキッド部39が、ガイドキャリッジ11の移動(退避移動15及び展開移動16)の両方向に任意の凹凸を補償できるように、両端に上向きの端部を有するように設計することもできる。
図2~図7に示される装置を制御するための特に有利な方法は、請求項16から導出される。

Claims (17)

  1. 少なくとも1つのストラップバンド(4)で梱包された品物(2)をストラップで留めるための機器(1)であって、
    前記ストラップバンド(4)を案内するバンドガイド手段(5)と、
    前記バンドガイド手段(5)を展開および格納するための搬送装置(7)と、
    公称展開長さだけ前記バンドガイド手段(5)と連結し、偏向点まで展開可能であるガイドキャリッジ(11)と、
    前記ガイドキャリッジ(11)に接続され、前記ガイドキャリッジ(11)によって引き出せる長さ制限バンド(21)と、
    前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長さを、前記偏向点まで調整する調整装置(24)と
    を具備し、
    前記ガイドキャリッジ(11)は、前記偏向点において前記バンドガイド手段(5)を偏向可能な偏向部(12)を有し、
    前記調整装置(24)は、前記ガイドキャリッジ(11)の実際の展開長を判定するために、かつ、前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長に応じて規定され、前記長さ制限バンド(21)の抽出移動を停止させる固定装置(28)を制御するためのものである
    機器。
  2. 請求項1に記載の機器であって、
    前記搬送装置(7)は、電気モータ(10)を備え、前記調整装置(24)は、前記電気モータ(10)の回転数により、前記ガイドキャリッジ(11)の実際の展開長さを電子的に決定する
    機器。
  3. 請求項2に記載の機器であって、
    前記電気モータ(10)は、インクリメンタルエンコーダ(29)を備える
    機器。
  4. 請求項1、2又は3に記載の機器であって、
    前記調整装置(24)は、前記搬送装置(7)が、前記ガイドキャリッジ(11)を基準位置に再配置するように、スイッチオン時及び/又は必要な場合に、前記搬送装置(7)を作動させるために規定される
    機器。
  5. 請求項1~4のうちの1項に記載の機器であって、
    前記長さ制限バンド(21)を固定するための前記固定装置(28)が、前記長さ制限バンド(21)に嵌め合わせ及び/又は力嵌めの方法で作用するように構成される
    機器。
  6. 請求項1~5のうちの1項に記載の機器であって、
    前記長さ制限バンド(21)は、前記長さ制限バンド(21)の長手方向に連続して配置された回り止め要素(30)を有する
    機器。
  7. 請求項6に記載の機器であって、
    前記回り止め要素(30)は、前記長さ制限バンド(21)の少なくとも1つの部分に沿って規則的なピッチで配置される
    機器。
  8. 請求項6又は7に記載の機器であって、
    前記回り止め要素(30)は、前記長さ制限バンド(21)の凹部及び/又は突出部として構成される
    機器。
  9. 請求項6、7又は8のいずれかに記載の機器であって、
    前記固定装置(28)は、前記長さ制限バンド(21)の抽出移動を制限するために、固定要素(32)を前記長さ制限バンド(21)の回り止め要素(30)の1つと嵌め合わせ方式で係合させる作動ユニット(31)を有する
    機器。
  10. 請求項9に記載の機器であって、
    前記固定要素(32)は、前記長さ制限バンド(21)の抽出移動を減衰させた方法で停止するように、減衰要素(36)と相互作用する
    機器。
  11. 請求項9又は10に記載の機器であって、
    前記調整装置(24)は、前記固定要素(32)及び/又は前記作動ユニット(31)の位置を検出するために規定される
    機器。
  12. 請求項9、10又は11のいずれか1項に記載の機器であって、
    前記固定要素(32)及び/又は前記作動ユニット(31)は、前記作動ユニット(31)の非通電状態の前記固定要素(32)が、スプリング力によって前記回り止め要素(30)のうちの1つにロックされるように構成される
    機器。
  13. 請求項9~12のいずれか1項に記載の機器であって、
    前記作動ユニット(31)は、リフティングマグネットとして構成され、かつ/又は、前記固定要素(32)は、ラッチとして構成される
    機器。
  14. 請求項1~13のいずれか1項に記載の機器であって、
    前記バンドガイド手段(5)は、ガイドチェーンとして構成され、前記搬送装置(7)は、前記バンドガイド手段(5)を退避展開させる少なくとも1つのギアホイール(9)が前記バンドガイド手段(5)に係合する
    機器。
  15. 請求項1~14のいずれか1項に記載の機器であって、
    制御装置(37)を備え、前記制御装置(37)は、
    公称展開長の最後の部分の前の展開速度に比べて、前記偏向点に到達する前の前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長の最後の部分における前記バンドガイド手段(5)の展開速度が減少され、かつ/または、
    前記偏向点に到達したとき、前記バンドガイド手段(5)の展開速度が、前記偏向点に到達する前に、前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長の最後の部分における前記バンドガイド手段(5)の展開速度と比較して増加されるように、
    前記搬送装置(7)を作動させるために規定される
    機器。
  16. 少なくとも1つのストラップバンド(4)で梱包された品物(2)をストラップで留めるための方法であって、
    前記ストラップバンド(4)がバンドガイド手段(5)に案内され、
    前記バンドガイド手段(5)が運搬装置(7)によって展開され、
    前記バンドガイド手段(5)に解放可能に連結されたガイドキャリッジ(11)が、前記バンドガイド手段(5)と連結して、梱包された品物(2)の下に案内され、偏向点まで展開され、
    前記ガイドキャリッジ(11)上に設けられた長さ制限バンド(21)が、前記ガイドキャリッジ(11)によって引き出され、かつ、
    前記長さ制限バンド(21)の抽出可能な長さが調整されるように、前記偏向点までの前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長が調整される、
    ことを含み、
    前記ガイドキャリッジ(11)の実際の展開長さは、前記ガイドキャリッジ(11)の展開中に判定され、
    前記長さ制限バンド(21)の抽出動作は、前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長に達すると停止され、
    公称展開長の最後の部分に到達する前の展開速度に比べて、前記偏向点に到達する前の前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長の最後の部分における前記バンドガイド手段(5)の展開速度が減少され、かつ/または、
    前記偏向点に到達したとき、前記バンドガイド手段(5)の展開速度が、前記ガイドキャリッジ(11)の公称展開長の最後の部分における前記バンドガイド手段(5)の展開速度と比較して増加される
    方法。
  17. 梱包された品物(2)をストラップで留めるための、請求項1に記載の装置(1)の制御装置(37)上でプログラムが実行されるときに、請求項16に記載の方法を実行するためのプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム製品。
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