JP7318741B2 - 接合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、接合方法に関する。
金属部材同士を重ね合わせて形成された内隅部を溶接して重ね継手を形成する方法として、アーク溶接、レーザー溶接、ハイブリッド溶接等が知られている。アーク溶接は、溶加材を供給しながら溶接するので溶接部の隙間や溶接狙い位置の位置ずれの余度が大きいというメリットがある。一方、アーク溶接は、溶接速度が遅く、溶け込み深さが浅いというデメリットがある。アーク溶接において、溶接速度を速く設定すると内隅部の溶接金属(のど厚)が不足して、継手強度が低下するというデメリットがある。
レーザー溶接は、アーク溶接と比較して溶接速度を上げることができるというメリットがある。一方、レーザー溶接は溶加材を添加しないので、溶接部の隙間や溶接狙い位置の位置ずれに対する余度が極めて小さいというデメリットがある。
ハイブリッド溶接は、先行するレーザー溶接部及び後続するアーク溶接部を備えるハイブリッド溶接機を用いて溶接を行う(特許文献1参照)。図13は、従来のハイブリッド溶接を示す模式断面図である。当該ハイブリッド溶接では、第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の端面2aとで形成された内隅部Uを溶接している。当該ハイブリッド溶接では、先行するレーザービームLB及び後続するMIGアーク33の各溶接狙い位置は、ともに第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の端面2aとが交わる角部Pに設定している。
特開2016-30289号公報
前記したハイブリッド溶接によれば、レーザー溶接及びアーク溶接の各デメリットを補って溶接を行うことができる。しかし、ハイブリッド溶接で溶接速度を速く設定すると内隅部の溶接金属(のど厚)が不足するという事象は依然として発生するため、重ね継手の継手強度が低下するとともに、隙間や溶接狙い位置の位置ずれを許容するロバスト性が低下するという問題がある。昨今、溶接対象物の大型化に伴い、溶接長が長くなっていることから、溶接速度の高速化とロバスト性の向上が望まれている。
このような観点から、本発明は、溶接速度の高速化を図ることができるとともに、金属部材同士の隙間や溶接狙い位置の位置ずれを許容するロバスト性を高めることができる接合方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、第一金属部材の表面と第二金属部材の裏面とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、先行するレーザー溶接部及び後続するアーク溶接部を備えるハイブリッド溶接機を用いて、前記第一金属部材と前記第二金属部材とをハイブリッド溶接する溶接工程と、を含み、前記溶接工程では、前記第一金属部材の表面と前記第二金属部材の端面とで形成される内隅部に設定される設定移動ルートに沿って、前記内隅部に対してレーザービームを照射してレーザー溶接を行うとともにアーク溶接を行い、前記設定移動ルートに対して前記レーザービームが交差するように前記レーザービームを振幅させ、前記設定移動ルートは、前記第二金属部材の端面と平行にしつつ、前記第一金属部材の表面と前記第二金属部材の端面とが交わる角部に対して前記第二金属部材から離間する側にオフセットした位置であって、当該端面と直交する方向に-0.5mm以上の範囲に設定する、ことを特徴とする。
かかる接合方法によれば、レーザービームを振幅させることで、溶け込み幅を大きくすることができるとともに、内隅部の溶接金属(のど厚)を大きくことができる。これにより、溶接速度の高速化と継手強度の向上の両立を図ることができる。また、溶接金属(のど厚)を大きくすることができるため、金属部材同士の隙間や溶接狙い位置の位置ずれを許容するロバスト性を高めることができる。
また、前記第一金属部材と前記第二金属部材との隙間を0~1mmに設定することが好ましい。
また、前記ハイブリッド溶接機は、前記アーク溶接部が、先行する前記レーザー溶接部の後方のみに配置されることが好ましい。
また、前記溶接工程によって前記内隅部に形成される溶接金属ののど厚が1~5mmであることが好ましい。
また、前記第一金属部材がアルミニウム又はアルミニウム合金製であり、前記第二金属部材がアルミニウム又はアルミニウム合金製であることが好ましい。
かかる接合方法によれば、より好適に接合することができる。
本発明に係る接合方法によれば、溶接速度の高速化を図ることができるとともに、金属部材同士の隙間や溶接狙い位置の位置ずれを許容するロバスト性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る接合方法の重ね合わせ工程を示す斜視図である。 本実施形態に係る接合方法の溶接工程を示す側面図である。 本実施形態に係る接合方法の溶接工程のレーザー溶接を示す断面図である。 本実施形態に係る接合方法の溶接工程のレーザー溶接の振幅状況を示す斜視図である。 本実施形態に係る接合方法の溶接工程のMIG溶接を示す断面図である。 本実施形態に係る接合方法の溶接工程後の状態を示す断面図である。 本実施形態に係る接合方法の溶接工程を側方から見た模式図である。 継手強度試験における比較例及び実施例の溶接条件を示す表である。 継手強度試験における比較例の実験結果を示す表であって、各試験片のマクロ断面である。 継手強度試験における実施例の実験結果を示す表であって、各試験片のマクロ断面である。 継手強度試験における試験結果を工法別で対比したグラフである。 継手強度試験におけるのど厚と継手強度との関係を示すグラフである。 従来のハイブリッド溶接を示す模式断面図である。
本発明の実施形態に係る接合方法について図面を参照して詳細に説明する。本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではない。また、実施形態における構成要素は、一部又は全部を適宜組み合わせることができる。図1に示すように、本実施形態に係る接合方法では、第一金属部材1と第二金属部材2とを重ね合わせた後に溶接で接合し、重ね継手を形成する。本実施形態に係る接合方法では、重ね合わせ工程と、溶接工程と、を行う。なお、説明における「表面」とは、「裏面」の反対側の面を意味する。なお、本明細書において、記号「~」を用いて下限値と上限値により数値範囲を表記する場合、その下限値及び上限値の両方を包含するものとする。
重ね合わせ工程は、図1に示すように、第一金属部材1と第二金属部材2とを重ね合わせる工程である。第一金属部材1及び第二金属部材2は、どのような形状でもよいが、本実施形態ではいずれも板状を呈する。第一金属部材1及び第二金属部材2は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、チタン合金、鉄鋼、ステンレス鋼等の溶接可能な金属から適宜選択される。中でも、第一金属部材1及び第二金属部材2としては、アルミニウム又はアルミニウム合金が好適に用いられる。すなわち、第一金属部材1はアルミニウム又はアルミニウム合金製であることが好ましい。また、第二金属部材2はアルミニウム又はアルミニウム合金製であることが好ましい。本実施形態では、第一金属部材1及び第二金属部材2が、アルミニウム合金である場合を例示する。
重ね合わせ工程では、第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の裏面2cとを重ね合わせる。第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の端面2aとで内隅部Uが形成される。内隅部Uにレーザー溶接及びアーク溶接の溶接狙い位置となる「設定移動ルートL1」を設定する。より具体的には、第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の端面2aとが交わってできる線分を「設定移動ルートL1」に設定する。また、第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の端面2aとが交わる角を角部Pとする。すなわち、内隅部Uの角部Pに設定移動ルートL1を設定する。なお、第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の裏面2cとの間に隙間があり、第一金属部材1と第二金属部材2とが離隔している場合には、第二金属部材2の裏面2cにおける端面2a側の下端部から第一金属部材1の表面1bに向けて下ろした垂線と、第一金属部材1の表面1bとの交点を角部Pとする。
設定移動ルートL1は、端面2aと平行としつつ、角部Pに対して第二金属部材2側にオフセットした位置に設定することもできるし、角部Pに対して第二金属部材2から離間する側にオフセットした位置に設定することもできる。例えば、設定移動ルートL1は、第二金属部材2の端面2aと平行にしつつ、角部Pに対して、端面2aと直交する方向に-0.5~1.0mmの範囲に設定することができる。設定移動ルートL1は、角部Pに対して、-0.5~0.5mmの範囲に設定することが好ましい。なお、角部Pから第二金属部材2に近づく方向をプラス、第二金属部材2から遠ざかる方向をマイナスとする。
溶接工程は、図2に示すように、ハイブリッド溶接機10を用いて、第一金属部材1と第二金属部材2とが重ね合わされて形成される内隅部Uを溶接する工程である。溶接工程では、第一金属部材1と第二金属部材2とを、レーザー溶接とアーク溶接によるレーザー・アークハイブリッド溶接により溶接する。図2では、ハイブリッド溶接機10はレーザー溶接部20が先行するように右側から左側へ移動する。なお、アーク溶接としては、例えば、MIG溶接、MAG溶接、炭酸ガスアーク溶接、TIG溶接等のガスシールドアーク溶接を適用することができる。これらのうち、ロボットアームを利用した自動化に適しており、シールドガスに起因する被接合部材の酸化が生じにくいとの理由から、MIG溶接を用いることが好ましい。本実施形態では、アーク溶接として、MIG溶接を適用する場合を例示して説明する。
ハイブリッド溶接機10は、接続部11と、レーザー溶接部20と、アーク溶接部30とを含んで構成されている。接続部11は、例えば、アームロボットの先端に取り付けられている。レーザー溶接部20は、レーザーヘッド21を備えており、接続部11の一端に形成されている。レーザーヘッド21からレーザービームLBが照射される。なお、上述の通り本実施形態ではアーク溶接としてMIG溶接を行ことから、以降、「アーク溶接部30」を「MIG溶接部30」として説明する。
MIG溶接部30は、アークトーチ31を備えており、接続部11の他端に形成されている。アークトーチ31から溶加材32が供給されるとともに、先端側にMIGアーク33(図7参照)が発生する。
図2に示すように、レーザーヘッド21の軸部の前進角θ1は、例えば10°に設定されている。前進角とは、ハイブリッド溶接機10を溶接進行方向に対して側面から見た場合の鉛直軸に対するレーザーヘッド21の軸部の傾斜角度である。前進角θ1は、鉛直軸に対して-10~10°の間で適宜設定すればよい。図3に示すように、レーザーヘッド21の軸部の狙い角θ3は、例えば45°に設定されている。狙い角θ3とは、溶接進行方向から見た場合の第一金属部材1の表面1bからレーザーヘッド21の軸部までの開き角度である。狙い角θ3は、例えば、30~60°の間で適宜設定すればよい。
図4に示すように、溶接工程では、レーザービームLBを振幅(オシレーション)させて溶接を行う。なお、図4では、説明の便宜上、MIG溶接部30の描画を省略している。溶接工程では、設定移動ルートL1に沿ってレーザー溶接部20を移動させつつ、レーザービームLBが設定移動ルートL1を交差するように振幅させる。つまり、設定移動ルートL1に沿ってレーザー溶接部20を移動させつつ、レーザービームLBの振幅の中心(溶接狙い位置Q1:図3)が、設定移動ルートL1となるように設定する。言い換えれば、アーク溶接による溶接進行ルートと交差するようにレーザービームLBを振幅させる。レーザービームLBの振幅幅は、適宜設定すればよいが、例えば、0.3~10mmとすることができる。レーザービームLBの振幅幅は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.8mm以上、さらに好ましくは1mm以上であり、好ましくは5mm以下、より好ましくは4mm以下、さらに好ましく3mm以下である。レーザービームLBの振幅幅が上記範囲の下限値以上であることで、溶接幅が広がり、継手強度が増加する傾向にある。レーザービームLBの振幅幅が上記範囲の上限値以下であることで、レーザービームの照射範囲をアーク溶接による熱伝導が及ぶ範囲に留めて、レーザービームによる溶け込みを担保することにより、継手強度を実効的に向上させやすくなる。なお、本明細書において、レーザービームLBの振幅幅は、照射位置における一方の最端から他方の最端までの長さをいうものとする。また、レーザービームLBの振幅幅は、レーザービームLBの振幅の中心軸と直交する平面状における長さをいうものとする。また、周波数は250~800Hz、好ましくは270~700Hzとすることができる。また、レーザー溶接によって形成されるキーホールKH(図7参照)が第一金属部材1に形成される程度にレーザービームLBの出力を設定することが好ましい。
なお、本実施形態では、レーザービームLBが設定移動ルートL1に対して直線状に往復することで、溶接進行方向に向けてジグザグになるように振幅させるが、これに限定されるものではない。例えば、レーザービームLBが、設定移動ルートL1に交差するように波型、円、楕円、多角形等、またはこれらを組み合わせた軌跡を描くように振幅させてもよい。
図2に示すように、アークトーチ31の軸部の前進角θ2は、例えば、30°に設定されている。前進角θ2は、10~50°の間で適宜設定すればよい。図5に示すように、アークトーチ31の軸部の狙い角θ4は、例えば、45°に設定されている。狙い角θ4とは、溶接進行方向から見た場合の第一金属部材1の表面1bからアークトーチ31の軸部までの開き角度である。狙い角θ4は、30~80°の範囲で適宜設定すればよい。アークトーチ31から発生するMIGアーク33(図7参照)の溶接狙い位置Q2は、設定移動ルートL1となるように設定する。
溶接工程では、図3に示すように、先行するレーザーヘッド21から照射されるレーザービームLBによってレーザー溶接が行われる。レーザービームLBの溶接狙い位置Q1は設定移動ルートL1に設定し、設定移動ルートL1を交差するようにレーザービームLBを振幅させながら溶接を行う。レーザービームLBを振幅させるため、振幅させない場合に比べて角部Pの周囲が大きく溶融する。
溶接工程では、図5に示すように、レーザーヘッド21に後続するアークトーチ31によってMIG溶接が行われる。アークトーチ31の溶接狙い位置Q2は設定移動ルートL1と重なるように設定している。溶接狙い位置Q1と溶接狙い位置Q2の距離は、例えば、0~5mm以内で適宜設定することができる。図7に示すように、レーザー溶接によって発生する陰極点(レーザービームLBの先端側に発生するレーザー誘起プラズマLP)に、後続するMIGアーク33が誘導される。MIGアーク33によって形成された溶融池WP(図5参照)とレーザービームLBによって溶融された部分とが融合し、図6に示すように内隅部Uに溶接金属(溶接ビード)Wが形成される。
溶接工程では、内隅部の溶接を行い得るような条件となるように溶接速度を適宜設定すればよいが、溶接速度を2~10m/minに設定することが好ましい。溶接速度は、より好ましくは3m/min以上、さらに好ましくは4m/min以上、より好ましくは8m/min以下、さらに好ましくは6m/min以下である。溶接速度が上記範囲の下限値以上であることで、溶接を高速化して溶接長の長い溶接対象物に対しても短時間で溶接を行いやすくなる。溶接速度が上記範囲の上限値以下であることで、溶接金属Wに十分なのど厚が得られて、接合強度の低下を抑えやすくなる。
溶接工程において内隅部Uに形成される溶接金属Wののど厚は、内隅部Uに形成される溶接金属Wにより継手強度が十分に得られるように、第一金属部材1と第二金属部材2との板厚に応じて適宜設定すればよいが、好ましくは1mm以上、より好ましくは1.5mm以上、さらに好ましくは1.8mm以上、特に好ましくは2mm以上であり、好ましくは5mm以下、より好ましくは4mm以下、さらに好ましくは3mm以下、特に好ましくは2.5mm以上である。溶接金属Wののど厚を上記範囲の下限値以上とすることで、継手強度が向上する傾向にある。本明細書において、のど厚とは、溶接進行方向と直交する断面において、ルート部から溶接金属Wの上部表面までの長さが最小となる部分の厚さ(実際のど厚)を意味するものとする。
ここで、従来のハイブリッド溶接によれば、溶接速度が比較的に低い場合には、アーク溶接による広い溶接幅と、レーザー溶接による深い溶け込み深さとの両方の長所を複合化することができる。しかしながら、溶接速度を上昇させた場合には、アーク溶接による溶接幅が狭くなるとともに、先行するレーザービームの照射範囲が狭いため、角部P周りの溶け込み幅が小さくなり、溶接金属も小さくなってしまうというデメリットがあった。すなわち、図13に示すように、内隅部に対して行う従来のハイブリッド溶接では、高速溶接の場合に溶接金属ののど厚が減少し、継手強度が低下するものであった。また、溶接金属が小さくなってしまうために、金属部材同士の隙間や溶接狙い位置の位置ずれを許容するロバスト性が低いという問題があった。
これに対し、本実施形態に係る接合方法によれば、設定移動ルートL1に沿ってレーザー溶接部20を移動させつつ、設定移動ルートL1を交差するようにレーザービームLBを振幅させるため、角部Pの周囲の溶け込み幅を大きくすることができる。これにより、先行するレーザービームLBで溶融された角部Pの周囲の金属が、後続するMIG溶接の溶接金属となるため、溶加材32とも相まって内隅部Uの溶接金属Wを大きくすることができるとともに、のど厚も大きくすることができる。これにより、溶接速度の高速化を図ることができるとともに、継手強度の低下を抑えて維持することができる。また、レーザービームLBを振幅させることで溶接金属Wを大きくすることができるとともに、金属部材同士の隙間や溶接狙い位置の位置ずれを許容するロバスト性を高めることができる。
また、本実施形態の溶接工程のように、先行するレーザービームLBの溶接狙い位置Q1と後続するMIGアーク33の溶接狙い位置Q2との距離は0~5mmに設定することが好ましい。溶接狙い位置Q1と溶接狙い位置Q2との距離が上記範囲の下限値以上に設定されることで、アーク溶接がレーザー溶接に先行することを防ぐとともに、レーザーヘッド21とアークトーチ31との距離を保って接合を行いやすくなる。また、溶接狙い位置Q1と溶接狙い位置Q2との距離が上記範囲の上限値以下に設定されることで、レーザー溶接の陰極点によるMIGアーク33の誘導作用が好適に発揮され、溶着ビード(溶接金属W)を蛇行させずに、溶接を高速化しやすくなる。
また、重ね合わせ工程では、第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の裏面2cとの隙間を0~1mmに設定することが好ましい。隙間が1mmを超えると継手強度が低下するおそれがある。
次に、本発明に係る実施例について説明する。ここでは、ハイブリッド溶接機10を用いて第一金属部材1と第二金属部材2とを接合して重ね継手を形成した試験片を得た。さらに、各試験片から引張試験片と断面観察試験片を作成し、当該重ね継手について継手強度試験(引張試験)を行うとともに、マクロ断面を観察した。比較例ではレーザービームLBを振幅させずにハイブリッド溶接を行い、実施例では前記した実施形態のようにレーザービームLBを振幅させてハイブリッド溶接を行った。
比較例及び実施例ともに、第一金属部材1はアルミニウム合金A5052、厚みt=2mm、幅150mm、長さ300mmを用いた。比較例及び実施例ともに、第二金属部材2はアルミニウム合金A6061、厚みt=3mm、幅150mm、長さ300mmを用いた。第一金属部材1と第二金属部材2との重ね代は、幅方向に60mmに設定した。重ね合わせた第一金属部材1と第二金属部材2とを溶接して試験片を作成した後、試験片の平面視で設定移動ルートL1と直交する方向の全長240mmを長さとし、幅を20mmとする平面視長方形状の引張試験片を切り出して、引張試験に供した。また、角部Pから第二金属部材2側に向けた15mm分と、角部Pから第二金属部材2から離間する側へ向けた30mm分との合計45mmを長さとし、幅を20mmとする平面視長方形状の断面観察試験片を切り出して、断面観察に供した。
図8に示すように、比較例及び実施例の溶接速度は5.0(m/min)に設定した。レーザー出力は、比較例では2.5(kW)に設定し、実施例では4.5(kW)に設定した。MIGアークの設定溶接電流は、比較例では228(A)に設定し、実施例では230(A)に設定した。実施例のレーザービームLBの振幅幅は3.2mmに設定し、周波数は335Hzに設定した。
また、図8に示すように、比較例及び実施例のレーザーヘッド21の前進角θ1は共に10°に設定し、アークトーチ31の前進角θ2は共に30°に設定した。比較例及び実施例において、のレーザーヘッド21の狙い角θ3は45°に設定し、MIGアーク33の狙い角θ4は45°に設定した。その他の条件は図8示す通りである。
比較例及び実施例では、第一金属部材1の表面1bと第二金属部材2の端面2aとが交って形成される内隅部Uの角部Pに設定移動ルートを設定するとともに、角部Pからオフセットした位置に設定移動ルートを設定した。言い換えれば、レーザービームLBの溶接狙い位置Q1及びMIGアーク33の溶接狙い位置Q2を角部Pと直交する方向にオフセット(位置X1,X2,X3)させて各条件の接合状況を確認した。具体的には、図1に示すように、位置X1は設定移動ルートL1と重なる位置(オフセット距離=0)とした。位置X2は設定移動ルートL1から+0.5mm(第二金属部材2側へ0.5mm)の位置とした。位置X3は設定移動ルートL1から-0.5mm(第二金属部材2から離間する側へ0.5mm)の位置とした。
また、比較例及び実施例ともに、前記のオフセット距離(-0.5mm、0mm、0.5mm)に対し、第一金属部材1と第二金属部材2の隙間を0mm、0.5mm、1.0mmの3種類に設定した。これにより、比較例ではNO.1~9の試験片が得られ、実施例ではNO.10~18の試験片が得られた。
また、比較例及び実施例とも、各引張試験片に対して、幅方向の両端二箇所を保持して互いに離間する方向に引っ張る引張試験を行うことで最大試験力F(N)を測定した。また、各引張試験片に含まれる溶接金属Wについて、引張試験片の幅方向(溶接進行方向)の長さにあたる、溶接部の長さLL(mm)を測定した。そして、下記の式(1)を用いて継手強度を算出して、2回分の引張試験片からの得られる継手強度の平均値を取った。継手強度が200N/mmを超え、かつ、のど厚(実際のど厚)が1.5mmを超えたものを「良好」とした。
継手強度(N/mm)=最大試験力F(N)/溶接部の長さLL(mm) 式(1)
また、比較例及び実施例とも、各断面観察試験片に対して、エメリー研磨紙にて研磨し、タッカー氏液にてエッチングした後に、光学顕微鏡を使用して断面を観察した。
断面観察により、内隅部Uに形成された溶接金属Wののど厚を計測した。溶接金属Wののど厚は、ルート部から溶接金属Wの上部表面までの長さが最小となる部分の厚さを計測することで得た。具体的には、溶接金属Wの下部と第一金属部材1の表面1bとの交点のうち第二金属部材2に近い側の交点から溶接金属Wの上部表面までの長さが最小となる部分の厚さ(第一最小のど厚)と、溶接金属Wの下部と第二金属部材2の裏面2cとの交点から溶接金属Wの上部表面までの長さが最小となる部分の厚さ(第二最小のど厚)とのうち、小さい方の最小のど厚を溶接金属Wののど厚として得た。
図9に示すように、比較例の溶接金属Wは内隅部Uに向けて凹となるように減肉する傾向があることがわかった。一方、図10に示すように、実施例の溶接金属Wは内隅部Uから離間する方向に凸となるように形成される傾向があることがわかった。
また、図9及び図10に示すように、実施例ののど厚は、比較例ののど厚よりも概ね大きくなることがわかった。具体的には、比較例ののど厚は0.9~1.9mmであったのに対し、実施例ののど厚は1.8~2.2mmであった。試験片NO.1を除き、隙間及びオフセットが同条件であれば、比較例よりも実施例ののど厚の方が大きくなることがわかった。
また、比較例の継手強度は141~299(N/mm)であったのに対し、実施例の継手強度は213~348(N/mm)であった。図11に示すように、隙間及びオフセットが同条件であれば、実施例の継手強度は比較例の継手強度よりすべての試験片で上回ることがわかった。
また、図12で示すように、実施例では、すべての試験片で継手強度が200N/mmを超え、かつ、のど厚が1.5mmを超えて良好となることがわかった。一方、比較例では、前記の基準を満たした試験片は一つだけ(試験片NO.1)であった。
また、図12に示すように、比較例の継手強度及びのど厚(白抜きマーク)は、条件ごとのばらつきが大きいのに対し、実施例の継手強度及びのど厚(黒塗りマーク)は、条件ごとのばらつきが小さく、接合品質が安定していることがわかった。
また、実施例では、第一金属部材1と第二金属部材2との隙間が小さい(無い)方が、継手強度及びのど厚が大きくなることがわかった。また、実施例では、第一金属部材1と第二金属部材2との隙間が0.5mm、1.0mmの場合は、オフセット量が-0.5、0、+0.5の順で継手強度が大きくなることがわかった。
以上のように、実施例によれば、比較例よりも継手強度を高めることができる。また、実施例によれば、溶接金属Wののど厚を大きくすることができるため、溶接速度の高速化を図ることができるとともに、金属部材同士の隙間や溶接狙い位置の位置ずれを許容するロバスト性を高めることができる。
1 第一金属部材
2 第二金属部材
10 ハイブリッド溶接機
20 レーザー溶接部
21 レーザーヘッド
30 MIG溶接部
31 アークトーチ
32 溶加材
33 MIGアーク
LB レーザービーム
U 内隅部
W 溶接金属
θ1 レーザーヘッドの前進角
θ2 アークトーチの前進角
θ3 レーザーヘッドの狙い角
θ4 アークトーチの狙い角

Claims (5)

  1. 第一金属部材の表面と第二金属部材の裏面とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
    先行するレーザー溶接部及び後続するアーク溶接部を備えるハイブリッド溶接機を用いて、前記第一金属部材と前記第二金属部材とをハイブリッド溶接する溶接工程と、を含み、
    前記溶接工程では、前記第一金属部材の表面と前記第二金属部材の端面とで形成される内隅部に設定される設定移動ルートに沿って、前記内隅部に対してレーザービームを照射してレーザー溶接を行うとともにアーク溶接を行い、前記設定移動ルートに対して前記レーザービームが交差するように前記レーザービームを振幅させ、
    前記設定移動ルートは、前記第二金属部材の端面と平行にしつつ、前記第一金属部材の表面と前記第二金属部材の端面とが交わる角部に対して前記第二金属部材から離間する側にオフセットした位置であって、当該端面と直交する方向に-0.5mm以上の範囲に設定する、ことを特徴とする接合方法。
  2. 前記第一金属部材と前記第二金属部材との隙間を0~1mmに設定する、請求項1に記載の接合方法。
  3. 前記ハイブリッド溶接機は、前記アーク溶接部が、先行する前記レーザー溶接部の後方のみに配置される、請求項1又は2に記載の接合方法。
  4. 前記溶接工程によって前記内隅部に形成される溶接金属ののど厚が1~5mmである、請求項1に記載の接合方法。
  5. 前記第一金属部材がアルミニウム又はアルミニウム合金製であり、前記第二金属部材がアルミニウム又はアルミニウム合金製である、請求項1に記載の接合方法。
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