JP7314644B2 - 害虫検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、害虫検出装置に関する。
害虫は農作物へ被害を与え、農産物の減収や品質の低下を招く。害虫を駆除するために、農薬の散布が行われる。しかし、農薬を過剰に散布した場合、害虫に耐性ができることや、不必要な散布によりコストが上昇することや、生態系へ影響が生じることなどの問題が生じるおそれがある。そのため、農薬の散布は、害虫の発生状況に応じて行われることが好ましい。
例えば、特許文献1には、投光手段、画像撮像手段、画像処理手段、捕獲手段としてロール状に巻かれた粘着剤等を塗布した帯状の粘着シートと、該粘着シートの巻き取り機構を装備し、粘着シートに付着した害虫を撮像して画像を取得し、画像処理手段により公知の画像計数処理を施して害虫を計数する害虫計数装置が開示されている。
特開2003-304788号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、粘着シートの使用時間の経過に伴って、粘着シートの付着面が害虫により覆われて、害虫が付着しにくくなる。これにより、粘着シートを繰り返し使用することができないため、粘着シートを定期的に交換する作業が必要となる。そのため、粘着シートの交換作業が負担となって、使い勝手が良くないという問題があった。
なお、粘着シートの交換時期を長くすることで、粘着シートの交換作業を軽減することが可能となる。しかし、粘着シートの交換時期を長くするために、粘着シートの長さを延長した場合、装置が大きくなるため、設置場所が制限されるという問題点があった。
本発明の目的は、粘着シートを使用せずに害虫の発生状況を判別可能な害虫検出装置を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明における害虫検出装置は、
第1電極と、
前記第1電極に対向配置される第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
を備え
前記第1電極は回転可能に配置され、
前記第1電極の回転方向において、前記撮像部よりも上流側に前記第2電極が配置されている。
また、本発明における害虫検出装置は、
第1電極と、
前記第1電極に対向配置される第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
を備え、
前記第1電極は回転可能に配置され、
前記隙間である害虫が侵入可能な誘引エリアは、前記第1電極の回転方向の上流側から前記回転方向の下流側へ向かって狭くなる。
また、本発明における害虫検出装置は、
第1電極と、
前記第1電極に対向配置される第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
を備え、
前記第1電極は、前記害虫が付着し得る表面側から前記表面側と反対の裏面側へ光を通す透光性を有し、
前記撮像部は、前記裏面側に配置される。
また、本発明における害虫検出装置は、
第1電極と、
前記第1電極に対向配置される第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
前記第1電極を清掃する清掃部と、
を備え、
前記第1電極は、平板形状を有し、
前記第2電極は、平板形状を有し、前記第1電極に対向配置され、
前記撮像部および前記清掃部は、前記隙間である害虫が侵入可能な誘引エリアを移動する。
また、本発明における害虫検出装置は、
第1電極と、
前記第1電極に対向配置される第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
前記害虫を前記第1電極へ案内するガイド部材と、
を備え、
前記ガイド部材は、前記第2電極の側から前記第1電極へ近接するように延在する。
また、本発明における害虫検出装置は、
第1電極と、
前記第1電極に対向配置される第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
少なくとも前記第1電極および前記第2電極を収容する収容部と、
前記収容部の内部の空気環境を調整する空気環境調整部と、
をさらに備える。

本発明における害虫検出装置よれば、粘着シートを使用せずに害虫の発生状況を判別することができる。
本実施の形態に係る害虫検出装置の使用状態の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 制御部の構成の一例を示すブロック図である。 図2のA-A線断面図である。 本実施の形態の変形例1に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例2に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例3に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 図7において第1電極を右方向から見た場合の矢視図である。 本実施の形態の変形例4に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例5に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例6に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例6に係る害虫検出装置の構成の他の例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例6に係る害虫検出装置の構成のさらに他の例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例7に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例8に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例9に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態の変形例10に係る害虫検出装置の構成の一例を概略的に示す図である。 実施例および比較例における飛翔物体の計数値を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る害虫検出装置100の使用状態の一例を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。なお、図2には、X軸、Y軸およびZ軸が描かれている。以下の説明において、図1における左右方向を水平方向又はX方向といい、右方向を「+X方向」又は「右側」、左方向を「-X方向」又は「左側」という。また、図1における上下方向をY方向又は高さ方向といい、上方向を「+Y方向」又は上側、下方向を「-Y方向」又は下側という。また、図1の紙面に直交する方向をX方向又は奥行き方向といい、手前方向を「+Z方向」、「奥方向」を「-Z方向」という。
図1に示すように、害虫検出装置100は、吊り木1にワイヤー2で吊り下げられた状態で使用される。
図1および図2に示すように、害虫検出装置100は、収容部110、対向電極120、電圧印加部128(本発明の「電界発生部」に対応、図3を参照)、撮像部130、照明部140、清掃部150および制御部200を備えている。
収容部110は、底壁部111a、周壁部111bおよび天井壁部111cを有する。収容部110内部は、これらの壁部111a,111b,111cによって、外部から閉じられた空間になっている。天井壁部111cには屋根112が載せられている。左側の周壁部111bの上部には、入口部114が設けられている。入口部114は、第1電極122(後述する)に対しておよそ10時の方向に設けられている。入口部114は、収容部110の内部と外部とを連通している。
対向電極120は、収容部110の内部に配置されている。対向電極120は、第1電極122と第2電極124とを有している。
第1電極122は、φ30mmの円筒形状の電極である。第1電極122は、Z軸回りの回転可能に配置されている。モーター126(図3を参照)は、第1電極122を図1における反時計回り方向に予め定められた回転速度で回転する。例えば、第1電極の回転速度は1.5mm/sである。バッテリー127(図4を参照)は、モーター126に電力を供給する。以下の説明で、第1電極122の回転方向(反時計回り方向)を、単に「回転方向」という。
第2電極124は、第1電極122の下方向(-Y方向)かつ左方向(-X方向)に位置している。第2電極124は、第1電極122に対向配置される。第1電極122と第2電極124との間の隙間には、害虫3の誘引エリアAが形成されている。第2電極124は、φ30mmで、4半分円筒形(扇形)の電極(90°の電極)である。
誘引エリアAは、第1電極122の回転方向で、第1電極122に対しておよそ6時の方向からおよそ9時の方向までの範囲に設けられる。
誘引エリアAにおける回転方向の上流側端(第1電極122に対しておよそ9時の方向)の隙間G1(第1電極122の径方向の長さ)は、収容部110の左側の周壁部111bの上部(第1電極122に対しておよそ10時の方向)に設けられた入口部114に通じている。これにより、害虫3を入口部114から誘引エリアAに誘引されやすい。誘引エリアAにおける回転方向の下流側の隙間G2は、回転方向の上流側の隙間G1よりも狭い。隙間G2を狭くすることで、誘引エリアA内の害虫と電極との間の距離は短くなる。ところで、電極が誘引エリアA内の害虫を吸引する引力は、害虫と電極との間の距離の2乗に反比例する。これにより、隙間G2において、害虫と電極との間の距離が短くなるに応じて、電極が害虫を吸引する引力は強まる。その結果、隙間G1より隙間G2において、害虫をより電極に付着しやすくできる。
電圧印加部128は、第1電極122と第2電極124との間に電圧を印加する。これにより、第1電極122および第2電極124の一方が陽極となり、第1電極122および第2電極124の他方が陰極となって、誘引エリアAに電界が発生する。電界が発生した誘引エリアA内の害虫3は分極する。分極した害虫3は、静電気力によって、第1電極122および第2電極124のそれぞれに吸引される。なお、上記したように、害虫と電極との間の距離が短くなるに応じて、電極が害虫を吸引する引力は強まる。これにより、害虫3は、遠い方の電極よりも近い方の電極に付着しやすくなる。本実施の形態では、電圧印加部128は、第1電極122を接地し、第2電極124に直流電圧20kVを印加する。
撮像部130は、第1電極122の回転方向において、第2電極124の下流側に配置される。撮像部130は、第1電極122の表面の画像を撮像する。撮像部130は、例えば、赤外波長領域の光を撮像する。撮像部130は、例えば、ラインCCDセンサーであって、レンズなどの光学系と、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子とを有する。光学系は、被写体(第1電極122の表面)からの光線を撮像素子の受光平面に結像する。撮像素子は、受光平面における光による明暗を電荷量に光電変換する。撮像素子から出力された画像信号は、公知の補正及び変換が施されて、制御部200内の記憶部230(図3を参照)に付帯情報(撮影時刻)と関連付けられて記憶される。
撮像部130は、第1電極122の回転に応じて、第1電極122の表面の画像を撮像する。例えば、撮像部130は、第1電極122の1回転につき、予め定められた枚数の画像を撮像する。第1電極122の1回転につき撮像される画像の枚数は、例えば、第1電極122の周長(回転方向の長さ)および撮像部130の撮像範囲などに基づいて定められる。
照明部140は、第1電極122の表面に光を照射する。照明部140は、例えば、赤外波長領域を含む光を照射するLED(Light Emitting Diode)ライトを有する。照明部140が光照射する方向の撮像部130の撮像方向(Y方向)に対する角度は、45度である。
図4は、図2のA-A線断面図である。清掃部150は、図2および図4に示すように、第1電極122の回転方向において、撮像部130の下流側(第1電極122に対しておよそ5時の方向)に配置されている。清掃部150は、第1電極122の表面を清掃する。清掃部150は、清掃ケース151と、クリーニングブレード152と、搬送スクリュー154と、回収部155と、アクチュエーター(不図示)とを有している。
清掃ケース151は、U字状の横断面形状を有し、Z方向に延在している。清掃ケース151は、第1電極122の表面に向かって開かれた開口部を有している。また、清掃ケース151は、側壁部および底壁部を有している。側壁部および底壁部により、害虫を収容する収容部が形成される。
クリーニングブレード152は、清掃ケース151の開口部の側縁に沿うように配置されている。クリーニングブレード152は、第1電極122の表面に当接して、第1電極122の表面から害虫を除去する。
搬送スクリュー154は、清掃ケース151の収容部に配置される。搬送スクリュー154は、回転軸回りに回転可能に構成される。搬送スクリュー154の回転軸は、第1電極122の回転軸と平行な方向(Z方向)に延在している。搬送スクリュー154のZ方向一端側には、回収部155が配置されている。搬送スクリュー154は、回転することにより、害虫を回収部155に移送する。
アクチュエーターは、搬送スクリュー154を回転させる。アクチュエーターには、モーターなどの公知の手段が用いられる。アクチュエーターは、搬送スクリュー154を連続的に所定速度で回転させる。なお、アクチュエーターは、搬送スクリュー154を間欠的に回転させてもよい。また、アクチュエーターは、対象害虫の計数値(後述する)に基づいて、回転させてもよい。
図3は、制御部200の構成の一例を示すブロック図である。制御部200は、画像処理部210、計数部220(本発明の「判別部」に対応)、および、記憶部230を有している。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。CPUは、ROMから処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働して害虫検出装置100の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部230に格納されている各種データが参照される。記憶部230は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部200は、第1電極122が所定速度で回転するように、バッテリー127からモーター126(第1電極122を回転するモーター)に供給される電力を制御する。また、制御部200は、第1電極122と第2電極124との間に所定の直流電圧が印加されるように電圧印加部128を制御する。また、制御部200は、第1電極122の表面の画像が第1電極122の回転に応じて撮像されるように撮像部130を制御する。また、制御部200は、光(ここでは、赤外波長領域を含む光)が撮像部130の撮像に応じて第1電極122の表面に照射されるように照明部140を制御する。
画像処理部210は、記憶部230から読み出した撮像画像(多値画像)に、例えば、2値画像を生成する2値化処理などの公知の画像処理を行う。これにより、虫等と背景とが分離された2値画像が得られる。
計数部220は、撮像画像に基づいて、計数目標とする害虫(対象害虫)を計数する。つまり、計数部220は、害虫を種類毎に計数する。具体的には、計数部220は、虫等と背景と分離された2値画像から公知の手段を用いて対象害虫を判別して、判別した対象害虫を計数する。例えば、計数部220は、2値画像から画素の連続情報により得られた図形の面積並びに図形に対する濃淡画像の評価値を算出する。そして、計数部220は、面積並びに評価値を予め定められた既定値と比較して、既定値未満、既定値を超える図形を削除することで、対象害虫とそれ以外とを判別して、判別した対象害虫を計数する。記憶部230は、撮像画像毎に対象害虫の種類、および、計数された対象害虫の計数値を、各撮影画像の撮影時刻と関連付けて記憶する。
計数部220は、所定時間における対象害虫の計数値を合算する。これにより、所定時間内に計数された対象害虫の総数をユーザーに知らせることが可能となる。また、計数部220は、単位時間毎に対象害虫の計数値の変化量を計算する。これにより、対象害虫の計数値の時間的な変化をユーザーに知らせることが可能となる。
上記実施の形態に係る害虫検出装置100によれば、第1電極122と、第1電極122に対向配置される第2電極124と、第1電極122と第2電極124との間の隙間である害虫が侵入可能な誘引エリアAに電界を発生させる電圧印加部128と、少なくとも第1電極122の表面の画像を撮像する撮像部130と、撮像部130により撮像された画像に基づいて対象害虫を計数する計数部220と、を備える。これにより、粘着シートを使用せずに、第1電極122に付着し得る対象害虫の付着状況(発生状況)を判別することが可能となる。また、第1電極122の交換作業を必要としないために、使い勝手が良く、また、交換作業の軽減を目的として、第1電極122を大きくする必要がないために、設置場所が比較的制限されない。
<変形例1>
次に、本実施の形態の変形例1について図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態の変形例1に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
変形例1に係る第1電極122Aは、上記実施の形態に係る第1電極122と異なる。第1電極122Aは、シームレスベルト1221と、駆動ローラー1222と、従動ローラー1223と、アクチュエーター(不図示)とを有する。シームレスベルト1221は、水平方向(X方向)を長軸とする楕円形状に配置されている。なお、変形例1では、シームレスベルト1221の周長は、例えば、100mmである。なお、シームレスベルト1221の周長は、上記実施の形態に係る第1電極122の周長(π×30mm)と同じであってもよい。また、シームレスベルト1221の周速度は、第1電極122の周速度(1.5mm/s)と同じであってもよい。
駆動ローラー1222は、従動ローラー1223に対して+X方向に離間した位置に配置されている。駆動ローラー1222と従動ローラー1223とには、シームレスベルト1221が巻き回されている。駆動ローラー1222は、反時計回りの方向に回転することで、シームレスベルト1221を反時計回りの方向に回転する。アクチュエーターは、駆動ローラーを回転する公知の手段(例えば、モーター)を有する。
変形例1によれば、シームレスベルト1221は、水平方向を長軸とする楕円形状に配置されているため、上記実施の形態に係る円筒形状の第1電極122と比較して、害虫検出装置の高さを抑えることが可能となる。
<変形例2>
次に、本実施の形態の変形例2について図6を参照して説明する。図6は、本実施の形態の変形例2に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
変形例2においては、誘引エリアAにおける回転方向の上流側の隙間G1(第1電極122の径方向の長さ)は、4.0mmである。誘引エリアAにおける回転方向の下流側の隙間G2は、誘引エリア内の対象害虫を吸引する引力の大きさ(電極間の印加電圧の高さ)に対応して設定される。変形例2では、隙間G2は2.0mmである。また、第1電極122は、φ30mmの円筒形状の電極である。また、第2電極124は、φ40mmで、4半分円筒形(扇形)の電極(90°の電極)である。
変形例2によれば、隙間G2を2.0mmとしたことで、誘引エリアAにおける回転方向下流端において、対象害虫と電極との距離は最大でも1.0mmとなるため、対象害虫が静電気力を強く受ける。これにより、第1電極122および第2電極124のうちのいずれかの一方の電極に吸引されて付着するようになる。その結果、実施例2に係る害虫検出装置によれば、発生する対象害虫をさらに十分に補集することが可能となる。
<変形例3>
次に、本実施の形態の変形例3について図7および図8を参照して説明する。図7は、本実施の形態の変形例3に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。図8は、図7において第1電極122を右方向(+X方向)から見た場合の矢視図である。
変形例3においては、第1電極122は、透光性を有する透明電極である。撮像部130は、第1電極122の内部に配置される。つまり、撮像部130は、第1電極122の表面(害虫が付着する面)とは反対の面側に配置される。撮像部130は、固定部材300を介して収容部110に固定される。撮像部130は、第1電極122を介して、第1電極122の表面の画像を撮像する。
第1電極122は回転可能に配置される。具体的には、図8に示すように、第1電極122は、固定部材300の回転軸310に回転可能に支持されている。以上から、変形例3では、対象害虫を補集する第1電極122のみが回転する。
変形例3によれば、第1電極122の内部に撮像部130を配置したので、撮像部130が取り付けられるスペースを、収容部110内であって、第1電極122の外部に設ける必要がないため、装置の小型化を図ることができる。また、撮像部130が汚染されることを防止することが可能となる。
<変形例4>
次に、本実施の形態の変形例4について図9を参照して説明する。図9は、本実施の形態の変形例4に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
変形例4においては、第1電極122Bは収容部110に固定される。第1電極122Bは平板形状を有する。第1電極122Bは、底壁部111aと平行な方向に(X方向)に配置される。なお、変形例4では、左方向(-X方向)を上流側、右方向(+X方向)を下流側という。
第2電極124Bは、第1電極122Bの上方向(+Y方向)に配置される。第1電極122Bと第2電極124Bとの間には、隙間(例えば、2.0cm)が形成される。この隙間が誘引エリアAとなる。第2電極124Bは、Z方向に延在する複数のワイヤーを有する。複数のワイヤーは、所定の間隔(例えば3.0cm)でX方向に配置される。所定の間隔は、対象害虫よりも大きい大型の昆虫が誘引エリアAへ侵入するのを防止可能な距離に設定される。
撮像部130は、誘引エリアAに配置される。つまり、撮像部130の下方向(-Y方向)に第1電極122Bが位置する。撮像部130の上方向(+Y方向)に第2電極124Bが位置する。撮像部130の撮像方向は下方向(-Y方向)である。照明部140が光を照射する方向の撮像方向に対する角度θは45度である。
撮像部130は、第1電極122Bの下流側端と上流側端との間をX方向に往復移動可能に配置される。撮像部130は、アクチュエーター(例えば、モーター)などの公知の手段によりX方向に移動する。
清掃部150Aは、撮像部130の下流側に配置される。清掃部150Aは、撮像部130と共にX方向に移動する。つまり、変形例4では、撮像部130と清掃部150とは、ユニットとして構成される。清掃部150Aは、X方向に移動しながら第1電極122の表面を清掃する。清掃部150Bは、第1電極122Bの下方向(-Y方向)に配置されている。清掃部150Bは、清掃部150Aが表面を清掃することによって、表面から除去された害虫を回収する。
変形例4によれば、撮像部130を例えば-X方向(第1電極122Bの下流側端から上流側端)に移動することで、第1電極122Bの表面全体の画像を撮像することができるため、簡単な構成で、害虫の発生状況を判別することが可能となる。また、撮像部130をX方向に往復移動することで、ほぼ同時期に、第1電極122Bの表面全体の二枚の画像を撮像することが可能となるため、二枚の画像を照合する場合、害虫の発生状況をより正確に判別することが可能となる。
<変形例5>
次に、本実施の形態の変形例5について図10を参照して説明する。図10は、本実施の形態の変形例5に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
変形例5に係る害虫検出装置100は、図10に示すように、計数部220により判別された害虫の発生状況を示すデータ(害虫発生状況データ)を送信する通信部400を有している。発生状況データは、対象害虫の計数値および撮像画像を含む。制御部200は、通信部400を介して、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えば、パーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。
制御部200は、例えば、外部の装置から送信された、害虫発生状況データの送信指示を受信し、この指示に基づいて、害虫発生状況データを通信部400に送信させる。通信部400は、例えば、LANカード等の通信制御カードで構成される。
変形例5では、害虫発生状況データが害虫検出装置100から外部の装置へ送信されるため、害虫の発生状況を容易に監視可能となる。
<変形例6>
次に、本実施の形態の変形例6について図11から図13を参照して説明する。図11は、本実施の形態の変形例6に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。図12は、本実施の形態の変形例6に係る害虫検出装置100の構成の他の例を概略的に示す図である。図13は、本実施の形態の変形例6に係る害虫検出装置100の構成のさらに他の例を概略的に示す図である。
一般的に、害虫発生の可能性を有する区域が広い場合、その区域に複数の害虫検出装置100が設置される。例えば、害虫の発生状況(例えば、対象害虫の計数値)が閾値を超えことを示す情報が害虫検出装置100から送信された場合、ユーザーは、その害虫検出装置100を広い領域の中から特定することは困難である。そこで、変形例6に係る害虫検出装置100は、自身の位置を示す位置情報を出力する報知部500を有している。制御部200は、例えば、対象害虫の計数値が閾値を超えた場合、自身の位置情報を出力するように報知部500を制御する。
報知部500としては、例えば、図11に示すように、旗510が上方位置と下方位置との間を回動可能に配置された旗510と、旗510を回動するアクチュエーター(例えば、モーター)などの公知の手段とを備えた装置であってもよい。制御部200は、害虫の発生状況(例えば、対象害虫の計数値)が閾値を超えていない場合、旗510が下方位置に位置するようにアクチュエーターを制御する。また、制御部200は、対象害虫の計数値が閾値を超えている場合、旗510が上方位置に位置するようにアクチュエーターを制御する。ユーザーは、旗510が上方位置にある位置していることを視認することで、対象害虫の計数値が閾値を超えている害虫検出装置100の位置を特定することができる。
また、報知部500としては、図12に示すように、発光部520であってもよい。発光部520は、例えば、赤色などの可視光を発する発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)である。制御部200は、害虫の発生状況(例えば、対象害虫の計数値)が閾値を超えている場合、自身の位置情報を示す光情報が出力されるように発光部520を制御する。これにより、ユーザーは、発光部520から発せられた光を視認することで、対象害虫の計数値が閾値を超えている害虫検出装置100の位置を特定することができる。また、害虫検出装置100が暗所に設置される場合であっても、また、夜であっても、害虫検出装置100の位置を特定することができる。
また、報知部500としては、例えば、図13に示すように、音声を出力するスピーカー530であってもよい。制御部200は、害虫の発生状況(例えば、対象害虫の計数値)が閾値を超えている場合、自身の位置情報を示す音声情報が出力されるようにスピーカー530を制御する。これにより、ユーザーは、スピーカーの音声を聞くことで、対象害虫の計数値が閾値を超えている害虫検出装置100の位置を特定することができる。また、害虫検出装置100が暗所に設置される場合であっても、また、夜であっても、害虫検出装置100の位置を特定することができる。
なお、報知部500としては、害虫の発生状況(例えば、対象害虫の計数値)が閾値を超えていることを示す情報を外部に知らせる装置(例えば、電光掲示板)でもよい。
<変形例7>
次に、本実施の形態の変形例7について図14を参照して説明する。図14は、本実施の形態の変形例7に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
上記の実施の形態および変形例1,2,3,5,6においては、例えば、害虫が誘引エリアAに入りやすくするために、誘引エリアAにおける回転方向の上流側端の隙間G1は、回転方向の下流側端の隙間G2より広めに設定されている。例えば、変形例2では、隙間G1は4.0mmであり、隙間G2は2.0mmである。しかし、隙間G1においては、害虫と第1電極122との間の距離が害虫と第2電極124との間の距離とほぼ同じ場合、つまり、害虫が隙間G1のほぼ中央に位置する場合、いずれの電極(第1電極122、第2電極124)にも害虫を吸引する引力が弱く、害虫をいずれの電極にも付着できない場合がある。
そこで、変形例7では、誘引エリアAにおける回転方向の上流側端開口にガイド部材600が配置される。ガイド部材600は、第2電極124における回転方向の上流側端側から第1電極122に近接するように延在している。具体的には、ガイド部材600は、第2電極124が対象害虫を吸引する引力よりも、第1電極122が対象害虫を吸引する引力が大きい位置へ延在している。
より具体的には、第1電極122とガイド部材600と間の隙間G11は、およそ2.0mmに設定される。隙間G11を2.0mmに設定したことで、害虫が隙間G11の中央に位置する場合であっても、害虫を電極(第1電極122、第2電極124)に吸引する引力が弱まることがなく、害虫をいずれかの電極(第1電極122、第2電極124)に確実に付着させることができる。
また、変形例7では、天井壁部111cと第1電極122との間の隙間を、入口部114側から塞ぐ閉塞部材650が配置される。これにより、害虫が侵入する経路が誘引エリアAに限定するため、入口部114から収容部110内に侵入する害虫を効率的に電極に付着させることができる。
<変形例8>
次に、本実施の形態の変形例8について図15を参照して説明する。図15は、本実施の形態の変形例8に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
変形例8に係る害虫検出装置100は、通過防除部700を備えている。通過防除部700は、入口部114を塞ぐように配置されている。通過防除部700は、所定の大きさ以上の虫などの侵入を防止する。通過防除部700は、例えば、予め定められた大きさ(ここでは、対象害虫の最大値以下)の網目を有している。これにより、通過防除部700は、対象害虫を超える大きさを有する対象外である異物の通過を防止する。
変形例8では、対象害虫より大きい昆虫等の侵入を防止することが可能となる。これにより、誘引エリアAを、対象害虫を補集可能な状態に維持することが可能となる。
<変形例9>
次に、本実施の形態の変形例9について図16を参照して説明する。図16は、本実施の形態の変形例9に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
変形例9に係る害虫検出装置100は、空気環境調整部800を備えている。空気環境調整部800は、右側周壁部111b(入口部114が設けられた左側周壁部111bとは反対の周壁部)に配置されている。
空気環境調整部800は、収容部110内部の温度および湿度を調整する。ここで、空気環境調整部800には、例えば、外気調整窓としての20mmの小型DCファンが用いられる。ここでのDCファンの動作電圧は、例えば5Vであり、電流は例えば0.04Aである。空気環境調整部800は、収容部110内部に外気を取り入れる量を調整することで、収容部110内部の温度および湿度を調整する。例えば、空気環境調整部800は、収容部110の内部を温度20°および湿度50%に調整する。これにより、第1電極122および第2電極124に結露が発生することを防止することができる。なお、空気環境調整部800は、温度および湿度のうちの少なくとも一方を調整してもよい。
変形例9では、第1電極122および第2電極124に結露が発生することを防止することができるため、結果的に、誘引エリアA内の害虫が分極しにくくなることを防ぐことが可能となる。
<変形例10>
次に、本実施の形態の変形例10について図17を参照して説明する。図17は、本実施の形態の変形例10に係る害虫検出装置100の構成の一例を概略的に示す図である。
変形例10に係る害虫検出装置100は、塗布部900を備えている。塗布部900は、第1電極122に対しておよそ1時の方向に配置されている。
塗布部900は、塗布ローラー910と、タンク920とを有している。タンク920は、害虫を誘引する性質を有する物質(誘引物質、フェロモン)を貯留する。塗布ローラー910は、多孔質かつ柔軟性を有する物質(例えばスポンジ)により製造される、例えば、10mmの外径を有する、スポンジローラーである。なお、塗布ローラー910は、外周に合成繊維が用いられるローラーブラシでもよい。塗布ローラー910の周面はタンク920の内部に入り込んでいる。これにより、タンク920内の誘引物質が塗布ローラー910の周面に移る。また、塗布ローラー910は、第1電極122に接しながら回転可能に配置される。これにより、第1電極122の表面に誘引物質が塗布される。以上により、第1電極122に害虫3を付着しやすくなる。
変形例10では、第1電極122に害虫を付着しやすくすることで、第1電極122の表面画像に基づいて害虫の発生状況を判別する度を上げることが可能となる。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明の実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(実施例)
次に、実施例について説明する。
以下に、実施例1から実施例3において使用した害虫検出装置の仕様を示す。
実施例1:
第1電極をφ30mmの円筒形状の電極とした。第1電極の回転速度を1.5mm/sとした。第2電極を、φ40mmで、4半分円筒形(扇形)の電極(90°の電極)とした。第1電極と第2電極との間の隙間を2.0mmとした。第1電極を接地(GND)し、第2電極に直流電圧20kVを印加した。撮像部として、ラインCCDセンサーを用いた。照明部として、LEDライトを用いた。クリーニングブレードを第1電極の表面に当接させた。搬送スクリューを所定速度で回転した。収容部の内部の空気環境を、温度20°および湿度50%とした。さらに、誘引エリアの一端開口(害虫が侵入する側開口)にガイド部材を配置した。ガイド部材を樹脂材又は碍子で作成した。
実施例2:
上記実施例1の害虫検出装置では、撮像部を第1電極の外部に配置したのに対し、実施例2の害虫検出装置では、撮像部を第1電極の内部に配置した(変形例3を参照)。それ以外の仕様は、実施例1と同じであった。
実施例3:
上記実施例1の害虫検出装置では、第1電極を円筒形状とし、回転可能に構成したのに対し、実施例3の害虫検出装置では、第1電極を平板形状とし、収容部に固定した。また、ワイヤーである複数の第2電極を水平方向に所定間隔で配置した(変形例4を参照)。それ以外の仕様は、実施例1と同じであった。
実施例1,2,3および比較例においては、害虫に見立てた飛翔物体として、0.5mmから2.0mm片のポリエチレンシートを使用した。1回につき、20個の飛翔物体を害虫検出装置の上方100mmの高さから散布した。散布回数を6回とした。
比較例:
これに対して、比較例においては、粘着シートを使用した。1回につき、20個の飛翔物体を害虫検出装置の上方100mmの高さから散布した。散布回数を6回とした。粘着シートに付着した飛翔物体を目視により計数した。
図18は、実施例における飛翔物体の計数値を示す図である。実施例1における飛翔物体の計数値は、図18に示すように、1回目が10個、2回目が22個、3回目が33個、4回目が46個、5回目が57個、6回目が66個であった。飛翔物体の計数結果から、1回から6回までの各回において、散布された20個の飛翔物体のうちおよそ半分(10個)が計数されることがわかった。なお、そのような計数結果となった理由は、残りのおよそ半分が第2電極に付着されたためであると考えられる。以上により、実施例1に係る害虫検出装置によれば、計数回数が増加した場合にも、電極の付着状態が悪化することがなく、対象害虫を安定的に計数することができることがわかった。
実施例2における飛翔物体の計数値は、図18に示すように、1回目が8個、2回目が17個、3回目が29個、4回目が39個、5回目が50個、6回目が62個であった。飛翔物体の計数結果から、1回から6回までの各回において、散布された20個の飛翔物体のうちおよそ半分(10個)が計数されることがわかった。計数結果は、上記実施例1と同様であった。そのような計数結果になった理由も、上記実施例1と同じ理由であると考えられる。以上により、実施例2に係る害虫検出装置によれば、計数回数が増加した場合にも、電極が良好な付着状態を維持するため、対象害虫を安定的に計数することができることがわかった。
実施例3における飛翔物体の計数値は、図18に示すように、1回目が19個、2回目が36個、3回目が54個、4回目が70個、5回目が87個、6回目が102個であった。飛翔物体の計数結果から、1回から6回までの各回において、散布された20個の飛翔物体のうちおよそ90%が計数されることがわかった。そのような計数結果となった理由は、実施例1や実施例2と異なり、実施例3では、20個の飛翔物体のうちの多数の飛翔物体が互いに隣接する第2電極(ワイヤー)間の隙間を通って、第1電極に落下したため、大多数の飛翔物体が第1電極に付着したためであると考えられる。以上により、計数回数が増加した場合にも、付着状態が悪化するなどの原因によって対象害虫の付着数が減少することがなく、対象害虫を安定的に計数することができることがわかった。
比較例では、粘着シートに付着した飛翔物体を目視により計数した。比較例における飛翔物体の計数値は、図18に示すように、1回目が18個、2回目が35個、3回目が50個、4回目が62個、5回目が67個、6回目が69個であった。以上から次のことがわかった。連続回間の飛翔物体の個数差は、1-2回間が17個、2-3回間が15個、3-4回間が12個、4-5回間が5個、5-6回間が2個であった。このように、連続回間の飛翔物体の個数差が散布する回数に応じて減少した理由は、散布回数に応じて、粘着シートの付着面がポリエチレンシートにより覆われて、付着しにくくなったためであると考えられる。以上により、比較例に係る害虫検出装置によれば、計数回数が増加した場合、粘着シートの付着状態が悪化するなどの原因によって対象害虫の付着数が減少したため、対象害虫を安定的に計数することができないことがわかった。
1 吊り木
2 ワイヤー
3 害虫
100 害虫検出装置
110 収容部
111a 底壁部
111b 周壁部
111c 天井壁部
112 屋根
114 入口部
120 対向電極
122,122A,122B 第1電極
124、124B 第2電極
126 モーター
127 バッテリー
128 電圧印加部
130 撮像部
140 照明部
150,150A,150B 清掃部
151 清掃ケース
152 クリーニングブレード
154 搬送スクリュー
155 回収部
200 制御部
210 画像処理部
220 計数部
230 記憶部
300 固定部材
400 通信部
500 報知部
600 ガイド部材
650 閉塞部材
700 通過防除部
800 空気環境調整部
900 塗布部
910 塗布ローラー
920 タンク

Claims (17)

  1. 第1電極と、
    前記第1電極に対向配置される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
    少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
    を備え、
    前記第1電極は回転可能に配置され、
    前記第1電極の回転方向において、前記撮像部よりも上流側に前記第2電極が配置されている、
    害虫検出装置。
  2. 前記第1電極を清掃する清掃部をさらに備える、
    請求項1に記載の害虫検出装置。
  3. 前記清掃部は、前記撮像部よりも下流側に配置される、
    請求項2に記載の害虫検出装置。
  4. 第1電極と、
    前記第1電極に対向配置される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
    少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
    を備え、
    前記第1電極は回転可能に配置され、
    前記隙間である害虫が侵入可能な誘引エリアは、前記第1電極の回転方向の上流側から前記回転方向の下流側へ向かって狭くなる、
    虫検出装置。
  5. 第1電極と、
    前記第1電極に対向配置される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
    少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
    を備え、
    前記第1電極は、前記害虫が付着し得る表面側から前記表面側と反対の裏面側へ光を通す透光性を有し、
    前記撮像部は、前記裏面側に配置される、
    虫検出装置。
  6. 第1電極と、
    前記第1電極に対向配置される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
    少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
    前記第1電極を清掃する清掃部と、
    を備え、
    前記第1電極は、平板形状を有し、
    前記第2電極は、平板形状を有し、前記第1電極に対向配置され、
    前記撮像部および前記清掃部は、前記隙間である害虫が侵入可能な誘引エリアを移動する、
    虫検出装置。
  7. 前記第1電極に光を照射する照明部をさらに備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の害虫検出装置。
  8. 前記判別部は、前記害虫の付着状況として、害虫の発生数および種類の少なくとも一方を判別する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の害虫検出装置。
  9. 前記害虫の付着状況を示す情報を外部に送信する送信部をさらに備える、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の害虫検出装置。
  10. 害虫検出装置自身の位置を示す位置情報を出力する報知部と、
    前記害虫の発生数が閾値を超えた場合、前記位置情報が出力されるように前記報知部を制御する制御部と、
    をさらに備える、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の害虫検出装置。
  11. 前記害虫を前記第1電極へ案内するガイド部材をさらに備える、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の害虫検出装置。
  12. 第1電極と、
    前記第1電極に対向配置される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
    少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
    前記害虫を前記第1電極へ案内するガイド部材と、
    を備え、
    前記ガイド部材は、前記第2電極の側から前記第1電極へ近接するように延在する
    虫検出装置。
  13. 前記ガイド部材は、前記隙間である害虫が侵入可能な誘引エリアにおいて、前記第2電極側が害虫を吸引する引力よりも第1電極が害虫を吸引する引力が大きい位置へ延在している、
    請求項12に記載の害虫検出装置。
  14. 前記第1電極および前記第2電極を収容し、入口部を有する収容部と、
    入口部に配置され、予め定められた大きさ以上の害虫が前記収容部の内部に侵入することを防止する通過防除部と、
    をさらに備える、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の害虫検出装置。
  15. 前記通過防除部は、予め定められた大きさの網目を有し、前記入口部を塞ぐように配置される、
    請求項14に記載の害虫検出装置。
  16. 第1電極と、
    前記第1電極に対向配置される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の隙間に電界を発生させる電界発生部と、
    少なくとも前記第1電極の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記第1電極に付着し得る害虫の付着状況を判別する判別部と、
    少なくとも前記第1電極および前記第2電極を収容する収容部と、
    前記収容部の内部の空気環境を調整する空気環境調整部と、
    をさらに備える、
    虫検出装置。
  17. 害虫を誘引する性質を有する物質を前記第1電極に塗布する塗布部をさらに備える、
    請求項1から16のいずれか一項に記載の害虫検出装置。
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