JP2002000160A - ネズミ等の小動物捕獲装置 - Google Patents

ネズミ等の小動物捕獲装置

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JP2002000160A
JP2002000160A JP2000183347A JP2000183347A JP2002000160A JP 2002000160 A JP2002000160 A JP 2002000160A JP 2000183347 A JP2000183347 A JP 2000183347A JP 2000183347 A JP2000183347 A JP 2000183347A JP 2002000160 A JP2002000160 A JP 2002000160A
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Yoshio Sagawa
嘉男 佐川
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NIPPON KANKYO BIKA KYOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネズミを機械的に捕獲する機械式捕獲方法
と、トンネル状の紙箱内に粘着材を設けてネズミを粘着
捕獲する方法があるが、前者は、機械装置が複雑であり
コストが高く、また取り扱い者が手を誤って挟まれる虞
があり使用上問題があり、後者は、捕獲された状態でネ
ズミと一緒に紙箱を捨てる方式でありその処理が問題で
ある。更に、両者とも業務用倉庫などのように多くのネ
ズミの捕獲には不向きである。本発明は、使用上の安全
性を考慮した上で再利用ができ、業務用倉庫などのよう
に多くのネズミの捕獲に適した捕獲装置の提供である。 【解決手段】 ネズミ等の小動物誘い込み用誘引物を置
く誘引物置き場と、前記誘引物置き場へ続く前記小動物
が移動可能な通路と、前記通路を通る前記小動物の存在
を検出する検出部と、前記検出部の動作に基づいて前記
通路を通る前記小動物へ高電圧を印加する高電圧印加部
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネズミ等の小動物
の捕獲装置に関し、特に、高電圧の印加によってそれを
達成するものである。
【0002】
【従来の技術】ネズミの捕獲装置としては、ネズミの侵
入によって機械装置のロックが外れてネズミを機械的に
捕獲する機械式捕獲方法と、これに代わってトンネル状
の紙箱内に粘着材を設けこの部分へネズミが侵入したと
きに捕獲する粘着捕獲方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記において、前者の
方法は、機械装置が複雑でありコストが高く、また取り
扱い者が手を誤って挟まれる虞があり使用上問題があ
る。また、後者の方法ではそれがないが、捕獲された状
態でネズミと一緒に紙箱を捨てる使い捨てであり、新し
い紙箱を設置する必要があり、紙箱の再利用というもの
ではない。更に、両者とも業務用倉庫などのように多く
のネズミの捕獲には不向きである。
【0004】これに対し本発明は、使用上でも安全であ
り、再利用ができ、業務用倉庫などのように多くのネズ
ミの捕獲に適した捕獲装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明は、ネズミ等の小動物誘い込み用誘引物を置く誘引
物置き場と、前記誘引物置き場へ続く前記小動物が移動
可能な通路と、前記通路を通る前記小動物の存在を検出
する検出部と、前記検出部の動作に基づいて前記通路を
通る前記小動物へ高電圧を印加する高電圧印加部を設け
て、再利用ができ、業務用倉庫などのように多くのネズ
ミの捕獲に適し、取り扱いが便利な捕獲装置となる技術
手段である。
【0006】また、本願の第2の発明は、ネズミ等の小
動物が出入り可能な出入り口を有した行き止まり通路
と、この通路の奥部に設けた前記小動物誘い込み用誘引
物を置く誘引物置き場と、前記出入り口と前記誘引物置
き場との間にあって前記通路を通る前記小動物の存在を
検出する検出部と、前記検出部の動作に基づいて前記通
路を通る前記小動物へ高電圧を印加する高電圧印加部を
設け、再利用ができ、業務用倉庫などのように多くのネ
ズミの捕獲に適し、捕獲装置の外観部をアース電極とす
る安全構造にし易い技術手段である。
【0007】また、本願の第3の発明は、本体と、この
本体に取り外し可能に組み合わせたカバーを有し、前記
本体に前記カバーが組み合わされた状態において、前記
本体上に一端側がネズミ等の小動物の出入り口で他端側
が行き止まりとなった前記小動物が移動可能な通路が形
成され、前記通路の奥部には前記小動物誘い込み用誘引
物を置く誘引物置き場を設け、前記出入り口と前記誘引
物置き場との間には前記通路を通る前記小動物の存在を
検出する検出部と、前記検出部の動作に基づいて前記小
動物へ高電圧を印加する高電圧印加部を設け、カバーを
本体に対して取り外し可能として、捕獲したネズミ等の
取り除きと内部の清掃等が容易となる技術手段である。
【0008】また、本願の第4の発明は、前記高電圧印
加部は、ネズミ等の小動物によって短絡される一対の電
極を配置し、前記電極に跨った小動物へ高電圧が印加さ
れることによって、捕獲が正確となる技術手段である。
【0009】また、本願の第5の発明は、前記検出部
は、小動物の侵入と退出に伴って順次検出動作をして前
記侵入と退出を検出する第1、第2検出部を設けて、所
定時間内での前記検出部による検出回数が所定数に達し
たとき前記高電圧印加部へ高電圧を印加することによっ
て、学習機能付きの捕獲装置が提供できる技術手段であ
る。
【0010】また、本願の第6の発明は、前記誘引物置
き場は、前記本体の外方へ引き出し可能なトレイで構成
し、カバーを開けることなく誘引物の交換ができる技術
手段である。
【0011】また、本願の第7の発明は、前記出入り口
から前記誘引物置き場に至る通路を前記本体に平板状に
形成し、この平板状通路を一方の電極とし、前記誘引物
置き場に近い位置において前記平板状通路に絶縁シート
を介して平板状の他方の電極を配置し、通路構成と電極
構成の簡素化をはかり、本体をしてアースを取り易くし
た安全構造の技術手段である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本願発明のネズミ等の有害
小動物捕獲装置の実施の形態について説明する。図1乃
至図3は本発明の一つの実施形態を示す。図1は本発明
の捕獲装置の斜視図、図2は本発明の捕獲装置の内部構
成の説明図、図3は本発明の捕獲装置の誘引物入れ容器
側部分の外面斜視図、図4はコーナ型捕獲装置の説明
図、図5は四方型捕獲装置の説明図、図6は放射状型捕
獲装置の説明図である。
【0013】以下、捕獲対象の小動物をネズミを例にと
って、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。本発
明のネズミ等の小動物捕獲装置1は、ネズミ等の小動物
誘い込み用誘引物を置く誘引物置き場と、前記誘引物置
き場へ続く前記小動物が移動可能な通路と、前記通路を
通る前記小動物の存在を検出する検出部と、前記検出部
の動作に基づいて前記通路を通る前記小動物へ高電圧を
印加する高電圧印加部を設けてなるネズミ等の小動物捕
獲装置であり、その一つの構成は、一方に小動物が出入
り可能な出入り口4を有し他方が行き止まり5の通路7
と、この通路7の奥部に設けたネズミ等の小動物誘い込
み用誘引物を置く誘引物置き場8と、前記出入り口4と
誘引物置き場8との間にあって前記通路7を通る小動物
の存在を検出する検出部9と、この検出部9の動作に基
づいて小動物へ高電圧を印加する高電圧印加部10を設
けたものである。更に詳しくは、本体2と、この本体2
に取り外し可能に組み合わせたカバー3とで機体を構成
し、本体2にカバー3が組み合わされた状態において、
本体2上には、一端側がネズミの出入り口4となり他端
側が隔壁6によって行き止まり部5となるように構成さ
れたネズミが移動可能な通路7が形成され、通路7の奥
部には誘引物置き場8を設け、出入り口4と誘引物置き
場8との間には通路7を通るネズミの存在を検出する検
出部9と、検出部9の動作に基づいてネズミへ高電圧を
印加する高電圧印加部10を設けた構成であり、この高
電圧印加部10は一対の電極構成であって、通路7を一
方の電極とし、誘引物置き場8に近い位置において通路
7に絶縁シート11を介して平板状の他方の電極14を
形成した構成である。
【0014】次に、高電圧印加部10は、図において、
右端側の出入り口4から左端側の誘引物置き場8に至る
通路7が、本体2のベース板7Aを構成するように平板
状に形成され、この平板状通路7を一方の電極とし、誘
引物置き場8に近い位置において平板状通路7に絶縁シ
ート11を介して他方の電極を配置した構成である。こ
の具体的な構成について説明すると、本体2が伝導性を
有するようにステンレス等の金属で形成され、高電圧を
印加する通電ライン13を平板状通路7の両側に設けた
側壁12へ接続して平板状通路7を一方の電極としてい
る。また、他方の電極14は、本体2から電気的絶縁状
態になるように通路7に接着材で接着された絶縁シート
11上に設けられ、ステンレス等の金属で平板状に形成
されており、隅部に高電圧を印加する通電ライン15を
接続している。この電極板14は絶縁シート11上に電
気伝導性の接着材で接着されている。この捕獲装置1の
使用時には、本体を地面に置くだけでアースが取れる
が、安全を見越して、本体2からアース線を地中に接続
する方法をとることができる。この場合、本体2をマイ
ナス電極とし、電極14をプラス電極として高電圧を印
加する方式とすれば、本体をアース側とすることが容易
となる。
【0015】電極14と一方の電極(通路7)は、ネズ
ミが通路7を移動するとき、ネズミの体の一部によって
両電極14、7が短絡される間隔になるように絶縁シー
ト11によって絶縁された配置である。そして電極14
と一方の電極(通路7)との間に約6000V(ボル
ト)、2A(アンペア)の高電圧を周波数約50Hz
(ヘルツ)で所定時間印加するように、後述の高電圧発
生部20から通電ライン13、15を通してこの高圧が
通電される。この高圧は、約1乃至5A、6000V乃
至20000Vを約50Hzで発信するパルスとして加
える電力であり、印加時間は約5秒乃至180秒であ
る。このため、この高圧及び印加時間は、ネズミが両電
極14、7に跨った状態において、この高圧を印加する
ことによってネズミが先ずショックを受けて動けなくな
り、その状態でこの高圧の印加時間中に窒息などによっ
て死に至ることができるものである。このため、ネズミ
が焼けこげる状態ではなく、人体への悪影響がない範囲
である。その場所で捕れるネズミの大きさに応じて電
圧、電流を設定することによって、捕獲の確実性が得ら
れ、また電力の無駄が省ける。このようにして捕獲され
たネズミの捕獲状態は、発光素子や発音装置などの報知
装置によって報知することによって、ネズミの捕獲状態
を知ることができる。
【0016】検出部9は、ネズミの存在を光センサ方式
によって検出するシステムであり、図では二組の検出部
9A、9Bを設けた構成を示している。検出部9Aは発
光部16と受光部17とで構成され、検出部9Bは発光
部18と受光部19とで構成されている。検出部9Aの
動作は、発光部16から受光部17へ達する光が侵入し
たネズミによって実質的に遮断されたとき、ネズミの存
在を検出したことになる。検出部9Bの動作も同様であ
る。ネズミの存在、不存在の判断は、受光部17、19
へ達する光の量によって変化する電圧又は電流を検出部
9A、9Bに接続した制御回路(図示せず)によって検
出して判断し、ネズミの存在を検出したとき前記高電圧
発生部20によって高電圧印加部10へ前記高圧を印加
する。
【0017】実施形態において検出部9に二組の検出部
9A、9Bを設けたのは、ネズミの侵入と退出を検出す
るためのものである。即ち、検出部9Aが検出動作をし
た後に検出部9Bが検出動作をした場合は侵入と判断
し、検出部9Bが検出動作をした後に検出部9Aが検出
動作をした場合は退出と判断する判定と、この侵入と退
出が所定回数に達した状態において検出部9Aが再びネ
ズミの侵入を検出する検出とを行う制御回路(図示せ
ず)の動作によって、前記高電圧発生部20が動作して
高電圧印加部10へ前記高圧を印加する方式である。こ
のようにネズミの侵入と退出の回数を計数する方式とし
たことは、複数のネズミが侵入、退出する学習機能を有
するものであり、ネズミに一種の安心感を与えて継続し
たネズミ捕獲を可能とするものである。
【0018】検出部9は一組の検出部でもってネズミの
一回目の侵入を検出して高電圧発生部20によって高電
圧印加部10へ前記高圧を印加する方式でもよい。ま
た、検出部9は一組の検出部でもってネズミの侵入及び
退出の複数回を検出した後の再度の侵入によって高電圧
発生部20によって高電圧印加部10へ前記高圧を印加
する方式でもよい。これは、検出部9に接続された制御
回路の構成によっていずれの方式を選択するかを決めれ
ばよい。
【0019】誘引物置き場8は、隔壁6の外方において
本体2の外方(図では左方)へ引き出し可能な誘引物容
器(トレイ)21で構成している。具体的には、誘引物
8Aを入れるトレイ21は、ベース板7Aの両側に形成
した側壁12、12によって左右方向が制限された状態
で、側壁23に設けた取っ手22によって隔壁6の下方
でベース板7A上を図で左右方向へスライド可能であ
る。隔壁6の下端とベース板7Aとの間にはトレイ21
が引き出し移動できる隙間が存在するが、この隙間はネ
ズミの通過には困難な大きさであるが、念のため、この
隙間からネズミが逃げることがないようにするために、
トレイ21が規定位置へ収納されることによって、側壁
23が隔壁6に近接又は接触して、隔壁6の下方の隙間
を塞ぐ。24は、隔壁6に形成した通風孔であり、ネズ
ミは通過できないが誘引物8Aの臭い等が捕獲装置1の
周辺へ届き易くしてネズミの誘引効果を高めるためのも
のである。トレイ21の左右側壁には、本体2の規定位
置まで収納した状態で本体2の左右部(図では隔壁6の
周縁に形成したフランジ25の左右部)に取り付けた板
バネ40の下方突出部42がはまりこむ窪み41を形成
している。これによって、トレイ21は板バネ40に抗
して引き出し挿入が自在であり、また本体2の規定位置
への保持が確保される。誘引物8Aは臭いを発するもの
の他に、光を発するもの、音を発するもの、又は実際の
餌等が用いられる。
【0020】28は、検出部9から延びて前記制御回路
へ接続されるためのリード線と高電圧発生部20の電源
ラインに接続したコネクタであり、隔壁6の周縁に形成
したフランジ25の上辺部に上方へ突出するように取り
付けている。高電圧発生部20は、複数の電気部品を取
り付けたプリント基板36を電気絶縁材26を介してス
テンレス等の金属製基板27に取り付けた状態で、この
基板27をフランジ25の一部に固定している。37は
高電圧発生部20を覆って基板27にネジにて取り外し
可能に取り付けられるステンレス等の金属製の電装カバ
ーである。コネクタ28に着脱自在に接続されるコネク
タ38は、高電圧発生部20への電源供給や、前記制御
回路と検出部9との信号ラインの接続用である。高圧発
生回路20の電源は、商用電源AC100Vから降圧さ
れた電源でもよいが、一次電池又は再充電可能な二次電
池とすることができる。この電池電源の場合は、単二乾
電池4個を直列接続して構成でき、取り扱い上も便利で
且つ安全である。また前記制御回路の電源も同様に、商
用電源AC100Vから降圧された電源でもよいが、一
次電池又は再充電可能な二次電池とすることができる。
このように、電源を電池とし、前記制御回路と共に一つ
のボックスへ収納し、このボックスと本体2とをコネク
タ28と38で着脱自在に接続することによって、この
ボックスと、本体2及びカバー3とを別々につくること
ができ製造もし易くなる。また、壊れた場合の本体2の
交換やこのボックスの交換において、一方のみの交換で
済むことになり、その場合の費用も安くなる。
【0021】本体2とカバー3とは、本体2の左右側壁
12、12に水平方向に突出するように左右対称位置に
複数設けた係止ピン29と、この係止ピン29に対応し
た位置でカバー3の側壁に形成した逆L字状の係止溝3
0との係合によって、両者の結合が達成される。即ち、
カバー3を本体2に対して、係止溝30の縦溝部30A
が係止ピン29にはまり合った状態から係止溝30の横
溝部30Bが係止ピン29にはまり合う状態へ移動する
ことによって、両者の組み合わせが達成される。この場
合、コネクタ28に対応するカバー3の逃げ部分とし
て、上壁の左端には切り欠き31が形成されている。こ
れによって、本体2に対してカバー3は着脱自在であ
り、この組み合わせによって、両者間にはネズミが侵
入、退出できるトンネル状の通路空間が形成される。
【0022】本体2とカバー3は合成樹脂製とすること
ができ、双方を合成樹脂製とすることによって、電気絶
縁が向上し、取り扱い上の安全性が向上する。
【0023】本発明の捕獲装置1は、倉庫、ホテル、事
務所、家庭等の部屋等の空間部に置くことにより、ネズ
ミ等の小動物の捕獲に適するが、ネズミが部屋の隅や配
管を伝って移動する等の習性を利用することが捕獲効果
を上げる。上記の実施形態では、通路7が出入り口4を
一つとした行き止まり構成としたが、隔壁6を取り除い
た左右両側が出入り口とした構成でもよい。その場合は
検出部9を高圧印加部10の両側に配置すればよい。
【0024】本発明の捕獲装置1の更に他の実施形態を
図4乃至図6に示す。図4はネズミが部屋の隅を壁に沿
って移動する習性を利用するために、L字状に通路7を
構成し、コーナ部に誘引物置き場8を設け、その両側に
高圧印加部10の電極を設ける。また図5は、四方に延
びる通路7を形成した実施形態である。更に4個以上の
通路7を形成できる構成として図6を示す。図6は、中
央部に誘引物置き場8を設け、これを取り囲んで高圧印
加部10の電極を配置したものである。
【0025】本発明は、上記実施形態に限定されず、本
発明の技術的範囲を逸脱しないかぎり種種の変更が考え
られ、それに係る種種の実施形態を包含するものであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、再利用ができ、業務用
倉庫などのように多くのネズミの捕獲に適し、取り扱い
が便利な捕獲装置となる技術手段である。
【0027】また、第2の本発明によって、再利用がで
き、業務用倉庫などのように多くのネズミの捕獲に適し
た捕獲装置を提供するものである。また捕獲装置の外観
部をアース電極とする構成が容易となり、安全構造にし
易い。
【0028】また、第3の本発明のようにカバーを本体
に対して取り外し可能とすることによって、捕獲したネ
ズミ等の取り除きと内部の清掃等が容易となる。
【0029】また、第3の本発明によって、カバーを本
体に対して取り外し可能として、捕獲したネズミ等の取
り除きと内部の清掃等が容易となる。
【0030】また、第4の本発明によって、高電圧印加
部は、電極に跨った小動物へ高電圧が印加されることに
よって、捕獲が正確となる。
【0031】また、第5の本発明によって、ネズミ等の
学習機能によって、捕獲効果の向上が図れる。
【0032】また、第6の本発明によって、誘引物の補
充交換がカバーを開けることなく行い得るので、作業が
容易となる。
【0033】また、第7の本発明によって、通路構成と
電極構成が簡単になり、構造上の簡素化が図れる。そし
て、本体をしてアースを取り易くすることができ、安全
構造の捕獲器の提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の捕獲装置全体の斜視図である。
【図2】本発明の捕獲装置の内部構成の説明図である。
【図3】本発明の捕獲装置の誘引物入れ容器側部分の外
面斜視図である。
【図4】本発明のコーナ型捕獲装置の説明図である。
【図5】本発明の四方型捕獲装置の説明図である。
【図6】本発明の放射状型捕獲装置の説明図である。
【符号の説明】
1……捕獲装置 2……本体 3……カバー 4……出入り口 5……行き止まり部 6……隔壁 7……通路 8……誘引物置き場 9……検出部 10…高電圧印加部 11…絶縁シート 12…側壁 13…通電ライン 14…プラス電極 15…通電ライン 16、18…発光部 17、19…受光部 20…高電圧発生部 21…誘引物入れ容器(トレイ) 22…取っ手 23…側壁 24…通風孔 25…フランジ 26…電気絶縁材 27…基板 28、38…コネクタ 29…係止ピン 30…係止溝 31…切り欠き 36…プリント基板 37…電装カバー 40…板バネ 41…窪み

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネズミ等の小動物誘い込み用誘引物を置
    く誘引物置き場と、前記誘引物置き場へ続く前記小動物
    が移動可能な通路と、前記通路を通る前記小動物の存在
    を検出する検出部と、前記検出部の動作に基づいて前記
    通路を通る前記小動物へ高電圧を印加する高電圧印加部
    を設けてなるネズミ等の小動物捕獲装置。
  2. 【請求項2】 ネズミ等の小動物が出入り可能な出入り
    口を有した行き止まり通路と、この通路の奥部に設けた
    前記小動物誘い込み用誘引物を置く誘引物置き場と、前
    記出入り口と前記誘引物置き場との間にあって前記通路
    を通る前記小動物の存在を検出する検出部と、前記検出
    部の動作に基づいて前記通路を通る前記小動物へ高電圧
    を印加する高電圧印加部を設けてなるネズミ等の小動物
    捕獲装置。
  3. 【請求項3】 本体と、この本体に取り外し可能に組み
    合わせたカバーを有し、前記本体に前記カバーが組み合
    わされた状態において、前記本体上に一端側がネズミ等
    の小動物の出入り口で他端側が行き止まりとなった前記
    小動物が移動可能な通路が形成され、前記通路の奥部に
    は前記小動物誘い込み用誘引物を置く誘引物置き場を設
    け、前記出入り口と前記誘引物置き場との間には前記通
    路を通る前記小動物の存在を検出する検出部と、前記検
    出部の動作に基づいて前記小動物へ高電圧を印加する高
    電圧印加部を設けてなるネズミ等の小動物捕獲装置。
  4. 【請求項4】 前記高電圧印加部は、ネズミ等の小動物
    によって短絡される一対の電極を配置し、前記電極に跨
    った小動物へ高電圧が印加されることを特徴とする請求
    項1乃至3に記載のネズミ等の小動物捕獲装置。
  5. 【請求項5】 前記検出部は、小動物の侵入と退出に伴
    って順次検出動作をして前記侵入と退出を検出する第
    1、第2検出部を設けてなる請求項1乃至3に記載のネ
    ズミ等の小動物捕獲装置。
  6. 【請求項6】 前記誘引物置き場は、前記本体の外方へ
    引き出し可能なトレイで構成したことを特徴とする請求
    項3に記載のネズミ等の小動物捕獲装置。
  7. 【請求項7】 前記出入り口から前記誘引物置き場に至
    る通路を前記本体に平板状に形成し、この平板状通路を
    一方の電極とし、前記誘引物置き場に近い位置において
    前記平板状通路に絶縁シートを介して平板状の他方の電
    極を配置したことを特徴とする請求項4に記載のネズミ
    等の小動物捕獲装置。
JP2000183347A 2000-06-19 2000-06-19 ネズミ等の小動物捕獲装置 Pending JP2002000160A (ja)

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