JP3798576B2 - 昆虫捕殺装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、昆虫や小動物(以下、昆虫等という)を捕殺するための装置(以下、昆虫捕殺装置という)に関する。
【0002】
【従来の技術】
農作物にとって有害な昆虫等が大量発生すると農作物に大きな被害が生じる。これを防止するために、従来より大量の農薬を散布する等の対策が講じられている。また、これに併せて、害虫の発生を早期に発見するための調査や、害虫対策の効果を確認するための調査も行われている。
【0003】
昆虫等の発生状況や根絶過程を把握するための調査には、特定の昆虫等を誘引できるフェロモン等の誘引物質で昆虫等を誘引して捕獲する装置(フェロモントラップ)を用いることが多い。すなわち、調査場所に所定期間フェロモントラップを設置しておき、これに捕獲された昆虫等の数を定期的に調べることにより、昆虫等の発生状況や、それに対して採られた対策の効果を確認するのである。しかし、この方法では、フェロモントラップに捕獲された昆虫等の数を計数する作業に多大な時間と労力が費やされるという問題がある。また、一般に捕獲数の集計は24時間単位で行う必要がある。そのため、従来は、人力で24時間毎に捕獲された昆虫等を回収していたが、この回収作業にも多くの時間と労力が費やされる。
【0004】
上記問題に鑑みて、本願出願人は、昆虫等の誘引、捕殺及び計数を自動的に行う装置を特願平10−343666号にて提案した。この装置は、フェロモン等の誘引手段により誘引された特定の昆虫等を、高電圧の印加された一対の電極間へ誘導し、その電極間に昆虫等が到達したときにその昆虫等を媒体として発生する放電を数えることによって捕獲された昆虫等の数を得る、という構成を有するものである。なお、1回計数された昆虫等を完全に捕獲することなく逃がしてしまうと、その昆虫等が再度計数されてしまう恐れがあり、計数精度の低下を招く。これを防止するため、上記装置では、計数された昆虫等が完全に捕獲・殺傷されるように上記電極に高電圧を印加するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記装置では、上記電極間の距離及びその電極間に印加する電圧を適切に設定しなければ、様々な問題が生じる。例えば、電圧を高くし過ぎると、放電により殺傷された昆虫等の死骸が電極に静電吸着されやすくなるという問題が生じる。また、電圧を高くすればするほど電源の確保が困難になるという問題もある(例えば、太陽電池が利用できなくなる)。また、そもそも電圧を高くすればするほど人体に対する危険性が高まるという問題がある。一方、電圧を低くし過ぎると、殺傷能力が不十分となり、上述したように同一の昆虫等を複数回計数するという問題が生じる。電極間の距離を小さくすれば比較的低い電圧でも十分に強力な放電を発生させることが可能となるが、このようにすると、大きな昆虫等が電極間に詰まってしまうという問題がある。
【0006】
例えば、捕殺しようとする昆虫等が羽を有するもの(例えば、蛾)であるとき、上記問題が特に顕著に現れる。つまり、昆虫等の羽は、その体に比べて電気抵抗が大きいため、放電が羽を経由した場合、昆虫等を殺傷するのに十分な電流がその体に流れないことがある。これを防止する方法としては、電極間隔を小さくして放電が確実に昆虫等の体を経由して発生するようにする方法と、羽を経由しても昆虫等を殺傷できるように電極への電圧を十分に高くする方法が考えられるが、前者の方法では羽を広げた昆虫等が電極間に詰まるおそれがあり、後者の方法では静電吸着が生じるおそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題に鑑みて成された本発明に係る昆虫捕殺装置は、
放電を発生させるための、互いに平行に配置された一対のローラ電極と、
所定の電圧を該ローラ電極間に印加するための電圧印加手段と、
電極間の放電が検出された際に各ローラ電極をその中心軸のまわりに回転させるための電極駆動機構とを備え、
前記電極駆動機構により前記一対のローラ電極を互いに逆方向に回転させると電極間に存在する昆虫等が該電極間から排出されることを特徴とする。
また、本発明の第一の参考例である昆虫捕殺装置は、
放電を発生させるための少なくとも一対の電極と、
所定の電圧を該電極間に印加するための電圧印加手段と、
前記一対の電極の少なくとも一方を動かすことにより該昆虫等を電極間から排出する排出機構と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の第二の参考例である昆虫捕殺装置は、殺傷しようとする昆虫等の大きさに応じて決定された間隔を以て平行に配置された一対のローラと、前記一対のローラの間へ昆虫等を誘導するための誘導手段と、各ローラを中心軸のまわりに回転させるためのローラ駆動機構とを備え、
前記ローラ駆動機構により前記一対のローラを互いに逆方向に回転させると前記昆虫等が該一対のローラ間に引き込まれて押し潰されること、
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態及び発明の効果】
第一の参考例の昆虫捕殺装置では、少なくとも一の電極が可動に構成されており、この電極をモータ等の駆動装置を用いて動かすと、電極間に存在する昆虫等がそこから排出される。電極を動かすことにより昆虫等を電極間から排出する方法は、電極の配置や形状などを考慮して適宜決定する。例えば、上記一対の電極が互いに平行に配置された一対の円柱状電極である場合、その電極の一方又は両方を円柱の中心軸のまわりに回転させることにより、電極間に存在する昆虫等を摩擦力で排出するという方法が考えられる。また、上記一対の電極が互いに対向して配置された一対の板状電極である場合、一方の電極を他方に対して平行移動することにより、電極間に存在する昆虫等を摩擦力で排出するという方法も考えられる。また、電極間隔を一時的に大きくすることにより、電極間に存在する昆虫等を重力で落下させるという方法も考えられる。このような排出機構を設ければ、昆虫等の体の大きさ(ただし、羽のような柔らかい部分を除いた大きさ)とほぼ同じ程度に電極間隔を小さくしても、その昆虫等を確実に排出できるため、電極間に昆虫等が詰まるという問題が生じない。
【0010】
このように、第一の参考例の昆虫捕殺装置では、電極間における昆虫等の詰まりの問題に配慮することなく電極間隔を小さくすることができる。このようにすれば、比較的低い電圧でも強い放電を発生させることができる。また、電極間隔を小さくすると、電極が昆虫等の体に確実に接触するようになるため、より確実に昆虫等を殺傷することができる。また、上記のように電圧を低くすれば、静電吸着の問題が生じにくくなる、使用者への危険度が低くなる、といった効果が得られる。また、高電圧を発生する必要がなくなれば、電源系を簡略化することができ低コスト化を図ることができる。
【0011】
第一の参考例の昆虫捕殺装置に、更に前記電極間において放電が発生した回数を計測する放電検出手段を設ければ、昆虫等の捕殺及び計数を自動的に行う昆虫計数殺傷装置が得られる。このように第一の昆虫捕殺装置を利用して構成された昆虫計数殺傷装置では、上述の通り昆虫等の殺傷が確実に行われるため、同一の昆虫等を複数回計数するという問題が発生せず、高い計数精度が得られる。また、上記各昆虫捕殺装置又は昆虫計数殺傷装置に、更に特定の昆虫等を誘引する誘引手段(例えば、誘引物質を用いたもの)を設けるようにすれば、特定の昆虫等のみの捕殺及び/又は計数を自動的に行う装置が得られる。
【0012】
第二の参考例の昆虫捕殺装置は、昆虫等の大きさよりもやや小さい間隔をおいて平行に配置された一対のローラの間へ昆虫等を誘導し、前記一対のローラを互いに逆方向に回転させると、昆虫等がローラにより両側から押し潰されるようにしたものである。このように、機械的に昆虫等を殺傷する第二の昆虫捕殺装置では、放電で昆虫等を殺傷するための電極はもはや必要ないため、上記のような問題が生じることはない。また、電気系については、例えば各ローラを回転させるモータを駆動するための簡単なものでよいから、低コストでこれを構成することができるだけでなく、高電圧を発生させる必要がないため、使用者への危険度も低い。
【0013】
なお、第二の参考例の昆虫捕殺装置において、昆虫等が到来したことを検知するための検知手段を更に設け、この検知手段により昆虫等が検知されたときにローラ駆動機構がローラを回転させるようにすれば、電力消費量が少なくなり、好ましい。なお、検知手段としては、例えば、誘導通路の所定箇所に配置された一対の電極間に昆虫等が侵入したときに発生する放電を検知するもの、誘導通路の所定箇所に配置された光センサや音センサの出力信号に基づいて昆虫等の到来を検知するもの等が挙げられる。また、このような検知手段を利用して昆虫等の計数を行うようにしてもよい。
【0014】
【実施例】
図1は第一の参考例である昆虫捕殺装置1を斜め上から見た垂直断面図である。この昆虫捕殺装置1は、昆虫等を誘引及び殺傷するための上部構造体10及び殺傷された昆虫等を計数及び排出するための下部構造体20から主として成る。以下、各部の構成について説明する。
【0015】
上部構造体10は、電源や制御装置等(図示せず)を収納した電気系収納部11、装置各部に雨が入ることを防止する傘部12、電気系収納部11の側面に摺動自在に取り付けられた円筒状の入口調節リング13等を含む。電気系収納部11の底面中央には誘引物質保持体14が着脱自在に取り付けられている。また、誘引物質保持体14のまわりには、n本の陽極151及びn本の陰極152を含む2×n本(ただし、nは正の整数)の針状電極群(以下、まとめて電極15とよぶ)が、陽極151と陰極152とが一定の間隔で交互に現れるように配置されている。n本の陽極151とn本の陰極152との間には上記電源から所定の電圧が印加されている。すなわち、隣接するいずれの針状電極を対と成しても、その対は陽極151及び陰極152から成り、その間には前記電圧が印加されている。
【0016】
下部構造体20は、接続金具16で電気系収納部11の底面に取り付けられた漏斗状の外側電極21を備えており、該外側電極21は接続金具16を通じて電気系収納部11内の電源と電気的に接続されている。外側電極21の上端と電気系収納部11の下端との間の隙間は昆虫等を進入させるための入口17であり、その幅は入口調節リング13を摺動させることにより調節できる。
【0017】
外側電極21の直下には梁22が一対の吊持棒23により水平に吊持されている。梁22の中心には軸受保持口221が設けられており、これにより絶縁体から成る円筒状の軸受24が保持されている。軸受24の上部及び下部には導電性材料から成る電極支持軸25及び剛性を有する適宜材料から成る駆動軸26が回動自在に保持されている。前記2本の軸は絶縁体から成る継手27により連結されている。軸受24の側面には給電用の穴241が設けられており、ここに給電線18の一端が挿入されている。給電線18の前記一端は軸受24内で電極支持軸25の側面に電気的に接触しており、他端は電気系収納部11内で電源に接続されている。電極支持軸25は軸受24から上方へ突出しており、その先端には中心電極28が固定されている。図2は中心電極28の形状を示す図であって、(A)は側面図、(B)は平面図である。中心電極28は、円筒状の基部281と円錐状の先端部282を有する導電性部品であり、その側面には、先端部282の頂点から螺旋状の山283が形成されている。中心電極28は外側電極21の下端開口に挿入されている。以下、外側電極21と中心電極28をまとめて殺傷計数部29とよぶ。
【0018】
再び図1において、駆動軸26は軸受24から下方へ突出しており、その先端にはホイールギヤ30が固定されている。ホイールギヤ30は、モータ31の回転軸に固定された駆動ギヤ311と噛み合っている。モータ31へは、電気系収納部11内の電源から図示せぬ配線を通じて電力が供給される。
【0019】
以上のように構成された昆虫捕殺装置1では次のように昆虫等の殺傷及び計数が行われる。まず、誘引物質保持体14に保持された誘引物質により誘引された昆虫等は、入口17から装置内へ進入し、誘引物質に向かって移動する。この移動中に、昆虫等は、誘引物質保持体14を囲繞するように配置されたいずれかの針状電極対(陽極151と陰極152)付近を通過し、該電極対からの電撃(放電)を受けて気絶又は麻痺し、自由に動けなくなって、外側電極21内を落下し、殺傷計数部29へ到達する。殺傷計数部29では外側電極21と中心電極28との間に電圧が印加されており、ここを昆虫等が通過する際にその昆虫等を媒体として2回目の放電が生じる。この放電により、昆虫等は確実に殺傷される。制御装置はこの放電を検知し、その累積回数を昆虫等の数としてメモリに記憶する。なお、上述したように電極支持軸25と駆動軸26との間に絶縁体の継手27を介在させているため、上記のように電極に電圧を印加しても駆動軸26から漏電することはない。
【0020】
また、殺傷計数部29で放電が検知されたら、制御装置は電源からモータ31に通電する。すると、中心電極28が回転を始める。このように中心電極28を回転させると、たとえ昆虫等が外側電極21と中心電極28との間に詰まっても、該昆虫等は回転する中心電極28の側面に形成された山283により下方に送り出され、殺傷計数部29から強制排出されるのである。なお、図1に示すように外側電極21の下部内壁面に多数の筋状隆起を形成すれば、外側電極21の内壁面上での昆虫等の滑りが防止され、より迅速且つ確実に昆虫等が排出されるようになる。昆虫等が完全に排出されると、放電が止まる。放電の停止を検知したら、制御装置はモータ31への通電を止める。
【0021】
上記昆虫捕殺装置1では、電極15に印加する電圧が高すぎると、昆虫等を殺傷する際に該昆虫等が静電気により針状電極に付着することがある。一方、印加電圧が低すぎると、十分な殺傷力が得られない。そこで、低電圧でも十分な殺傷力が得られるように、針状電極の配置間隔は小さく、例えば5mm程度とする。この程度に針状電極の間隔を小さくすると、1000〜3000V程度の電圧でも強い放電が発生し、十分な殺傷力が得られる。なお、上記昆虫捕殺装置1で、昆虫等が電極15から殺傷計数部29まで落下する経路上に障害物が存在すると、そこに静電気が蓄積され、昆虫等が付着してしまうことがあるが、上記昆虫捕殺装置1ではそのような障害物がないため、そのような問題は生じない。
【0022】
本発明の実施例である昆虫捕殺装置について図3〜図6を参照しながら説明する。図3は実施例の昆虫捕殺装置2を示す平面図、図4は同底面図、図5は図3のV−V線における断面図、図6は図4のVI−VI線における断面図である。
【0023】
昆虫捕殺装置2は、下端に開口(排出口)51を有する逆四角錐状の捕集部50、捕集部50の下部に取り付けられた殺傷排出部60、及び図示せぬ制御部(電源を含む)から主として構成されている。以下、殺傷排出部60の詳細な構成について説明する。
【0024】
殺傷排出部60は、矩形状の枠体64と、ネジ65により枠体64に取り付けられた一対のローラユニット66及び67とを備える。枠体64に対する各ローラユニットの位置は、ネジ65を緩めることにより、図4及び図6のA−A方向に変更可能である。ローラユニット66は隔壁661及び662によりギヤ室68、ローラ空間69及び配線室70に3分割されている。ローラ空間69には導電性材料から成る回転軸611を備えるローラ電極61が配置されている。前記回転軸611は隔壁661及び662により回動自在に保持されている。また、ローラ空間69には、ローラ電極61の側面に軽く接触するか又は僅かな隙間を空けて近接するエッジを有する板状のスクレーパ75が備えられている。一方、ギヤ室68内では樹脂製のホイールギヤ71が回転軸611の先端に固定されている。ホイールギヤ71の上部はギヤ室68の上壁面に設けられた開口681を通じて外部に露出している。配線室70では給電線72が床面を通じて引き込まれている。給電線72の先端は回転軸611の後端部の側面に電気的に接触している。給電線72の他端は図示せぬ電源に接続されている。なお、回転軸621を有するローラ電極62、回転軸621に固定されたホイールギヤ74等を備える他方のローラユニット67も上記と同様に構成されている。
【0025】
モータ63は枠体64により回動自在に支持された回転軸631を有する。回転軸631には、巻き方向が逆になった一対のネジ山731及び732を側面に有するウォームギヤ73が固定されている。ウォームギヤ73のネジ山731及び732はホイールギヤ71及び74とそれぞれ噛み合っている。
【0026】
上記昆虫捕殺装置2を使用する場合、まず、ローラ電極61及び62の間隔が捕殺の対象とする昆虫等の大きさに合ったものとなるように、ローラユニット66及び67の位置を調節する。また、捕集部50の近傍又は内部の適宜位置に誘引物質を配置する。このように準備された昆虫捕殺装置2を所定の場所(昆虫等の数を調査する場所)に配置し、電源を入れる。すると、給電線72、回転軸611及び621を通じてローラ電極61及び62に電圧が印加される。なお、ホイールギヤ71及び74を樹脂製としたため、上述のように電圧を印加しても回転軸611及び621から漏電することはない。
【0027】
誘引物質により誘引された昆虫等が捕集部50に侵入し、排出口51に到達すると、その昆虫等を媒体としてローラ電極61及び62の間に放電が発生し、昆虫等は殺傷される。制御部はこの放電を検知し、その累積回数を昆虫等の数としてメモリに保存する。また、放電が検出されると同時に、制御部はモータ63に通電する。すると、ローラ電極61及び62が内転し、排出口51に存在する昆虫等がローラ電極61及び62の間へ引き込まれ、最後に下方に排出される。このとき、静電吸着のために昆虫等の死骸(又はその一部)がローラ電極61又は62の側面に付着しても、その死骸はスクレーパ75により確実に掻き落とされるため、その後の計数及び排出の動作に支障を来すことはない。
【0028】
上記昆虫捕殺装置2では、ローラ電極61及び62の間隔を捕殺すべき昆虫等の体の大きさよりも小さくすれば、ローラ電極61及び62に印加する電圧を低くすることができる。すなわち、ローラ電極61及び62の間隔を十分に小さくすれば、それにより昆虫等が押し潰されて確実に殺傷される。このようにすると、強い放電で昆虫等を殺傷する必要はなくなるから、ローラ電極61及び62には昆虫等を気絶させる程度の弱い放電を発生させるような低電圧を印加するだけでよいのである。なお、このようにローラ電極61及び62の間隔を小さくする場合、捕殺すべき昆虫等よりも大きくしかも体の固い昆虫等がローラ電極61及び62の間に詰まってしまうおそれがある。このようなことを考慮し、捕集部50の上部に入口の大きさを制限する機構(例えば、第一の実施例の装置で用いた入口調節リング13に類するもの)を設けたり、捕集部50の上部開口又はその内部にメッシュ状のゲートを配置したり、捕殺すべき昆虫等のみを誘引するような誘引物質を用いることが望ましい。なお、前記のような誘引物質の使用は、捕殺すべきでない益虫を誤って殺傷したりすることを防ぐ上でも好ましい。
【0029】
なお、上記昆虫捕殺装置2では、昆虫等の排出のためのローラを放電用の電極としても利用したが、放電用の電極を捕集部50内の適宜箇所(例えば、排出口51の直上)に別途設け、ローラは主として昆虫等の排出のために用いるようにしてもよい。
【0030】
図7はローラ電極61又は62の好ましい形態を示す図であって、(A)は正面図、(B)は側面図である。図5に示したようにローラ電極61及び62の側面に凹凸を設ければ、昆虫等をより確実に把捉できるようになるため、排出の確実性が高まる。また、上記のようにローラ電極61及び62で昆虫等を押し潰す場合、ローラの側面に上記凹凸を設けることにより殺傷力が高まる。
【0031】
図8は本発明の第二の参考例である昆虫捕殺装置3を示す垂直断面図である。この昆虫捕殺装置3は、第一の参考例の昆虫捕殺装置1で用いられていた上部構造体10とほぼ同様に構成された上部構造体10Aと、実施例の昆虫捕殺装置2の捕集部50及び殺傷排出部60とほぼ同様に構成された捕集部50A及び殺傷排出部60Aとを備える。この昆虫捕殺装置3では、殺傷排出部60Aに含まれるローラ81及び82は放電用電極としては用いられず、主として昆虫等を機械的に押し潰しつつ下方へ排出するために用いられる。なお、ローラ81及び82の間隔は、殺傷しようとする昆虫等の体の大きさ(ただし、羽のように柔らかい部分を除く大きさ)よりもやや小さく設定してある。
【0032】
上記のように構成された昆虫捕殺装置3では、次のようにして昆虫の捕殺が行われる。まず、誘引物質保持体14に保持された誘引物質により誘引された昆虫等は、入口17から装置内へ進入し、誘引物質に向かって移動する。この移動中に、昆虫等は、誘引物質保持体14を囲繞するように配置された電極15のいずれかの針状電極対付近を通過し、該電極対からの電撃(放電)を受ける。この放電の発生により、上部構造体10の電気系収納部11に収納された制御装置101が昆虫等の到来を検知し、モータ63への通電を開始する。すると、モータ63の回転軸631が所定方向に回転し、ローラ81及び82は、その間に存在する物体を下方へ引き込むような方向にそれぞれ回転する。一方、放電を受けた昆虫等は気絶又は麻痺し、自由に動けない状態となって捕集部50A内を落下し、ローラ81及び82の間の空間に到達する。このとき、上述のようにローラ81及び82が回転しているため、昆虫等はローラ81及び82の間に引き込まれ、両側から押し潰されて殺傷される。昆虫等を完全に排出するのに十分な時間が経過したら、制御装置101はモータ63への通電を停止する。
【0033】
なお、上記説明では、昆虫等を媒体として放電が発生したときにのみ制御装置101がモータ63へ通電するようにしたが、電源の消耗が問題にならない場合、制御装置101がモータ63へ常時通電するようにしてもよい。このようにすると、放電の監視及び放電検知に基づく制御のための回路を省略することができるため、装置の製造コストが抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の参考例の昆虫捕殺装置を斜め上から見た垂直断面図。
【図2】 図1の中心電極の形状を示す図であって、(A)は側面図、(B)は平面図。
【図3】 本発明の実施例の昆虫捕殺装置を示す平面図。
【図4】 本発明の実施例の昆虫捕殺装置を示す底面図。
【図5】 図3のV−V線における断面図。
【図6】 図4のVI−VI線における断面図。
【図7】 ローラ電極の好ましい形態を示す図であって、(A)は正面図、(B)は側面図。
【図8】 第二の参考例の昆虫捕殺装置を示す垂直断面図。
【符号の説明】
1、2、3…昆虫捕殺装置
15…電極
17…入口
18、72…給電線
21…外側電極
28…中心電極
31、63…モータ
50、50A…捕集部
60、60A…殺傷排出部
61、62…ローラ電極
81、82…ローラ
Claims (1)
- 放電を発生させるための、互いに平行に配置された一対のローラ電極と、
所定の電圧を該ローラ電極間に印加するための電圧印加手段と、
電極間の放電が検出された際に各ローラ電極をその中心軸のまわりに回転させるための電極駆動機構とを備え、
前記電極駆動機構により前記一対のローラ電極を互いに逆方向に回転させると電極間に存在する昆虫等が該電極間から排出されること、
を特徴とする昆虫捕殺装置。
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