JP7304068B2 - カードケース - Google Patents

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本発明は、方形且つ透明な硬質樹脂シートと、同じく方形の軟質樹脂シートとでケース面を構成されたカードケースに関する。
図7に示す通り、硬質樹脂シート同士を接着し、裏面に粘着層を設け、上方からカードを挿入可能で、対象物300に粘着可能な硬質カードケース400、軟質樹脂シート同士を接着し、裏面に粘着層を設け、上方からカードを挿入可能で、対象物300に粘着可能な軟質カードケース500が一般的に提供されている。特殊例としては、軟質樹脂シートと硬質樹脂シートを接着した特許文献1が提案されている。この発明は、粘着層がないが、カードケースを成形するに際しては、軟質樹脂フィルムの開放辺を補強する加熱圧着工程と、硬質樹脂シートと軟質樹脂フィルムの各開放辺を除いた各周縁部を加熱接着する工程とを、一つの工程で行なえるようにすることを目的として提供されたものである。この発明は、一方のケース面を形成する方形且つ透明な硬質樹脂シート2と他方のケース面を形成する軟質樹脂フィルム4の各周縁部6a、6bを開放辺8a、8bを除いて加熱接着して構成されたカードケースであり、軟質樹脂フィルム4の開放辺8を延設して延設片10を形成し、該延設片10の内面全体に前記硬質樹脂シート2とほぼ同じ肉厚を有する帯状の硬質樹脂シートから成る補強片12を加熱接着して構成したことを特徴としている。
特開昭61-177297号公報
しかしながら、上記3つの種類の従来のカードケースは次の課題がある。(1)粘着層付きの軟質カードケースであると、丸めることができるが、シートがへたったり、弛む。一方、粘着層付きの硬質カードケースは丈夫ではあるが、曲げることがむつかしい。(2)従来のカードケースは、縦横のサイズが決まっていて、切断して使用することが困難で、寸法の汎用性が低い。(3)商品管理、流通管理等において、アングルを備えたスチール棚等が用いられ、スチール棚の棚の上に商品を保管し、当該棚の対応する側面にカードケースを貼り付け、これに当該商品の種類等を記載してあるカードを差し込むようになっている。棚の商品レイアウトの変更を行うと、カードケースの位置の変更は、カードケースを剥がして移動させるのに、大変な手間がかかるといった問題があった。
そこで、本発明者は、上記課題を解決するため、格別の構造を見出し、本発明に至った。
本発明は、長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有する、曲げ弾性率または引張弾性率が700MPaより大きい硬質熱可塑性樹脂の透光性の第1シートと、長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有し、前記第1シートと重ねられる、曲げ弾性率または引張弾性率が70MPaより小さい軟質熱可塑性樹脂の第2シートと、前記第1シートの第2面と、前記第2シートの第1面とを溶着させることにより設けられる、長手方向に配置され、凹部を有するとともに、前記第1シートと第2シートの間に溶融ビード層を有する底部溶着部と、前記第2シートの第2面に設ける粘着層と、該粘着層に接着する剥離層と、を有し、前記溶融ビード層は、圧潰された溶融ビードによって構成される偏平な層であり、前記溶融ビード層の接着力と前記第1シートの弾性力により、前記第1シートが前記第2シートに当接し、前記第1シートと第2シートの上端面、左端面及び右端面がカードの差し込み開口となることを特徴とするカードケースである。
「表面」とは、カードケースを対象物に貼り付けた状態から見て表となる面をいい、「裏面」とは同じく裏となる面をいう。
「長尺状」とは、カードケースの規格(A4等)以外の寸法で、横長形状であるものをいう。
熱可塑性樹脂は、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げられる。
「硬質」、「軟質」は、JIS S 6051 : 1985のプラスチック製カードケースとして定義された区別に従うものである。
「透光性」は半透光性も含む。
「溶融ビード層」は溶着成形の際に、溶融ビードが当て物の圧力で引き延ばされたものである。「粘着層」は、アクリル系樹脂等を塗布したもの、又は両面接着テープが好ましい。「剥離層」は、一般的なものでよい。「弾性力」とは、使用時に、第1シートを開いて、力を解放したときに、第1シートが第2シートに当接した当初の状態になるように、戻り力を生じるものである。
第1シート、第2シートとも透光性樹脂によって構成されることが好ましいが、第2シートは、非透光性の材質でもよい。第1シート及び第2シートは第1面、第2面のほかに、厚み方向に側面を有している。
基材は矩形が基本形ではあるが、形状は用途に応じて適宜変更が可能である。
カードケースの溶着は、高周波ウェルディングが好ましいが、超音波、熱プレス等でもよい。全体寸法の大きさは、長尺であれば、適宜設定され得る。
前記第1シート及び第2シートの厚みの合計に対する、前記凹部の深さの比率が0.5~0.9である。
前記底部溶着部が高周波ウェルディングによる溶着層である。
前記第1シートに短手方向に切れ目がある。
本発明は、長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有する、曲げ弾性率または引張弾性率が700MPaより大きい硬質熱可塑性樹脂の透光性の第1シートを準備する工程と、長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有し、前記第1シートと重ねられる、曲げ弾性率または引張弾性率が70MPaより小さい軟質熱可塑性樹脂の透光性の第2シートと、該第2シートの第2面に設ける粘着層と、該粘着層に接着する剥離層と、を有する複層シートを準備する工程と、前記第1シートの第2面と、前記第2シートの第1面とを溶着させることにより設けられる、長手方向に配置され、凹部を有するとともに、前記第1シートと第2シートの間に溶融ビード層を有する底部溶着部を形成する工程と、を備え、前記底部溶着部を形成する工程において、溶融ビードを偏平に圧潰することによって前記溶融ビード層を形成し、前記溶融ビード層の接着力と前記第1シートの弾性力により、前記第1シートが前記第2シートに当接し、前記第1シートと第2シートの上端面、左端面及び右端面がカードの差し込み開口となることを特徴とするカードケースの製造方法である。
請求項1、5の発明のカードケースによれば、(1)カードケースを丸めることができ、例えば、ロールのように巻き取ることもできるので、輸送や保管が容易である。シートがへたったり、弛むことを防止できる。(2)カードケースの縦横のサイズに拘束されず、任意の幅で裁断し、使うことができ、スパンの長い棚板に対応できる等、寸法の汎用性が高い。(3)商品レイアウト等の変更があっても、レイアウト変更があったとしても、カードの位置をずらすだけでよく、迅速に対応できる。カードケースの糊を剥がしたり、マグネットの場合は取り外して、移動させる等の労力を低減できる。(4)溶融ビード層の接着力と第1シートの弾性力により、第1シートを第2シートに当接させることでクリップ力が発生し、カードの脱落を防止でき、差し込みと抜き取りが簡単で、使い勝手が良い。
請求項2の発明のカードケースによれば、溶着された部分以外の前記第1シート及び第2シートの厚みの合計に対する、前記凹部の深さの比率が0.5~0.9であるので、溶着時間が短縮化できる。
請求項3の発明のカードケースによれば、底部溶着部が高周波ウェルディング層であるので、製造が容易であり、品質も向上する。
請求項4の発明のカードケースによれば、前記第1シートに短手方向に切れ目があるので、折りたたんだ状態で保管や輸送ができる。
本発明実施形態1のカードケースの正面図(円内は矢視拡大図)である。 図1のA-A断面図である。 図1の分解斜視図である。 (a)は図1の円内をさらに拡大した図、(b)は(a)のB-B断面図である。 (a)は本発明実施形態1のカードケースの高周波ウェルディングの工程、(b)は比較例のカードケースの高周波ウェルディングの工程である。 本発明実施形態2のカードケースの正面図(円内は矢視拡大図)である。 従来技術のカードケースを示す正面図である。
本発明の実施形態1のカードケース1について、図1~図6を参照して説明する。
このカードケース1は、図1~図3に示す通り、長尺状であって、表面をなす第1面2aと、裏面をなす第2面2bとを有する、硬質塩化ビニル樹脂の透光性の矩形の第1シート2と、長尺状であって、表面をなす第1面3aと、裏面をなす第2面3bとを有し、第1シート2と重ねられる、軟質塩化ビニル樹脂の矩形の第2シート3と、第1シート2の第2面2bと、第2シート3の第1面3aとを溶着させることにより設けられる、長手方向に配置され、凹部4aを有するとともに、第1シート2と第2シート3の間に溶融ビード層4bを有する底部溶着部4と、第2シート3の第2面3bに設ける粘着層5と、粘着層5に接着する矩形の剥離層6と、を有する。溶融ビード層4bの接着力と第1シート2の弾性力により、第1シート2を第2シート3に当接させ、第1シート2と第2シート3の上端面、左端面及び右端面がカード7の差し込み開口8となる。第1シート2に短手方向に切れ目9がある。以下、各要素を説明する。
カードケース1の寸法は、厚みは0.31mm~3.2mm、幅900~1800mm、高さ10~100mmが例示されるが、限定されるわけではない。
第1シート2、第2シート3は表面、裏面、4つの側面から構成される。
第1シート2の厚みは0.2~1mm、第2シート3の厚みは、0.1~2mmの範囲で適宜設定が可能である。
実施形態で1は、表面側を硬質の第1シート2とし、裏側を軟質の第2シート3とするが、これを逆にする場合には、表面側に配置された軟質樹脂シートがたれたり、へたったりするおそれがある。また、表面側と裏側の両方を硬質のシートとすると、巻取りやカットが難しくなる。また、実施形態で1は、軟質の第2シート3に粘着層5を貼り付ける。第2シートの裏面の糊引きは、剥がれやすく、従来難しかったが、本実施形態では技術的に解決され、実施可能となり、利便性がある。
底部溶着部4が高周波ウェルディング層である。溶着された部分以外の第1シートと第2シートの厚みの合計に対する凹部4aの深さの比率が0.5~0.9、例えば、0.7である。溶融ビード層4bは、後述のように、内側に生じた溶融ビードが当て物101によって圧し潰されることで内側の辺に沿って設けられる部位であり、外側の辺に沿って生じた溶融ビードは当て物101によって圧し潰されないため、溶融ビードのままで、溶融ビード4cとなる。
粘着層5は、一般的なものでよい。例えば、粘着剤を糊引きした層又は両面テープであることが好ましい。糊は、ゴム系の粘着剤でも、アクリル系の粘着剤でもよい。
剥離層6の厚さは0.01~0.2mmが例示される。剥離層の材質は紙又はプラスチックが好ましい。
本発明実施形態のカードケース1の使用方法を説明する。保管・輸送については、カードケース1をロール状で丸めた状態、或いは、折り畳み状態のいずれでも適用できる。カードケース1の使用時には、これを適切な幅に切断し、剥離層6を剥がし、例えば、スチール棚の棚板の側面(図示略)等に貼り付ける。カード7をカードケース1に取り付けるときには、上面、又は左右側面から差し込む。カード7が厚いなど、差し込みがしにくい時には、第1シート2の上を指でつまんで開き、カード7を入れ、指を離すと、第1シート2が弾性力で元の状態に戻り、カード7を第1シート2と第2シート3の間に挟むことができる。カード7を外すときには、カード7の上部を摘まんで引き抜く。カード7を移動するときには、カード7を横方向にスライドさせて、異なる位置に変更できる。
カードケース1の製造方法を説明する。
(工程1)
前述した通りの第1シート2を準備する。
(工程2)
前述した通り、第2シート3と、第2シート3の第2面3bに設ける粘着層5と、粘着層5に接着する剥離層6と、を有する複層シートを準備する。粘着層5は、アクリル系樹脂又は両面テープ等である。ゴム系接着剤でもよいが、なるべく、糊残りのしない接着材がよい。棚用のカードケースの寸法は棚に対応する寸法とするが、長さ900~1800mm、高さ10~100mmが例示される。第2シートの高さを第1シートよりも高くすると、カード7を取り出し易くなる。
(工程3)
第1シート2の第2面2bと、第2シート3の第1面3aとを溶着させることにより設けられる、長手方向に配置され、凹部4aを有するとともに、第1シート2と第2シート3の間に溶融ビード層4bを有する底部溶着部4を形成する。
図5(a)に示す通り、重ね合わせて高周波ウェルディング装置(図示略)にセットし、第1シート2の底辺部に、金型100と当て物101を隣接させて両者を固定した状態で載置する。金型100の底面には凹部4aを形成するための凸部(図示略)を断続的に設けてある。当て物101には、例えば、5mmの厚みのプラスチック材料、例えば、プラスチック段ボール等を用いる。金型100を加熱すると、最初に第2シート3が溶け、次に第1シート2が溶けて溶着する。
当て物101(プラダン)を使用するのは、金型100及び当て物101が同時に下降することで、溶着の際に金型100の周囲に肉球状態ではみ出す溶融ビードを圧潰するためである。当て物101の範囲にある溶融ビードを、圧し潰して、第1シート2にクセをつけてから固め、溶融ビード層4bとする。これにより、図5(b)の比較例に示すような、第1シート102が硬質であるが故の跳ね上がりが抑えられ、第1シート2は、クセをつけられたまま溶融ビード層4bに接着される。このビード層4bの接着力と、第1シート2の弾性力により、第1シート2は第2シート3に当接させられることになる。溶融ビード層4bは当て物101が当たる部位に生じ、当て物101が当たらない部位は、圧潰されないので、溶融ビード4cとなる。
前記凸部により凹部4aを設けるのは、金型100のプレス圧力を大きくして、強制的な溶着を促進させて、溶着時間を短縮するためである。原材料の厚みを1とすると、厚みの圧縮率は0.7である。この圧縮率は、溶着された部分以外の第1シート2及び第2シート3の厚みの合計に対する、凹部4aの深さの比率である。
第2シート3が最初に溶け、つぎに第1シート2が溶ける。溶ける量は第2シート3の方が第1シート2よりも多い。
このようにして、溶融ビード層4bの接着力と第1シート2の弾性力により、第1シート2を第2シート3に当接させる力が働き、これが、カードを挟むクリップ力となる。第1シート2と第2シート3の上端面、左端面及び右端面がカードの差し込み開口8となる。
以上説明した通り、本実施形態のカードケース1によれば、以下の効果がある。
カードケース1を丸めることができる。例えば、ロールのように巻き取ることもできるので、輸送や保管が容易である。
第1シート2は硬質であるので、シートがへたったり、弛むことを防止できる。
カードケースの縦横のサイズに拘束されず、カードケース1を任意の幅で裁断し、使うことができ、スパンの長い棚板に対応できる等、寸法の汎用性が高い。
商品レイアウト等の変更があっても、カード7の位置をずらしたり、或いは、引き抜いて他の場所に差すだけでよく、レイアウト変更作業を迅速に行うことができる。
溶融ビード層4bの接着力と第1シート2の弾性力により、クリップ力が発生し、カード7の脱落を防止でき、差し込みと抜き取りが簡単で、使い勝手が良い。
凹部4aにより溶着時間が短縮化できる。
底部溶着部4が高周波ウェルディング層であるので、製造が容易であり、品質も向上する。
第1シート2に縦方向に切れ目9があるので、折りたたんだ状態で保管や輸送ができる。
近年、自動倉庫化が進んでいるが、対応が容易である。QRコード(登録商標)、ICタグ等の技術への対応を促進できる。
本発明実施形態2のカードケース201は、図6に示す通り、基本的には実施形態1と同様であるので、番号は200番台とし、説明は援用する。相違点としては、底部溶着部204は、実施形態1では不連続であるが、これを連続とするものである。底部溶着部204の接着力は実施形態1よりも高くなるが、実施形態1の方が意匠性に優れ、また、底部溶着部4の位置を一目で確認できる。
本発明は、いわゆる商品管理、商品流通等に適用することで、商品の管理効率の向上に貢献することが出来る。
1,201・・・カードケース
2・・・第1シート
2a・・・第1面
2b・・・第2面
3・・・第2シート
3a・・・第1面
3b・・・第2面
4・・・底部溶着部
4a・・・凹部
4b・・・溶融ビード層
4c・・・溶融ビード
5・・・粘着層
6・・・剥離層
7・・・カード
8・・・差し込み開口
9・・・切れ目

Claims (5)

  1. 長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有する、曲げ弾性率または引張弾性率が700MPaより大きい硬質熱可塑性樹脂の透光性の第1シートと、
    長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有し、前記第1シートと重ねられる、曲げ弾性率または引張弾性率が70MPaより小さい軟質熱可塑性樹脂の第2シートと、
    前記第1シートの第2面と、前記第2シートの第1面とを溶着させることにより設けられる、長手方向に配置され、凹部を有するとともに、前記第1シートと第2シートの間に溶融ビード層を有する底部溶着部と、
    前記第2シートの第2面に設ける粘着層と、
    該粘着層に接着する剥離層と、を有し、
    前記溶融ビード層は、圧潰された溶融ビードによって構成される偏平な層であり、前記溶融ビード層の接着力と前記第1シートの弾性力により、前記第1シートが前記第2シートに当接し、
    前記第1シートと第2シートの上端面、左端面及び右端面がカードの差し込み開口となることを特徴とするカードケース。
  2. 溶着された部分以外の前記第1シート及び第2シートの厚みの合計に対する、前記凹部の深さの比率が0.5~0.9である請求項1のカードケース。
  3. 前記底部溶着部が高周波ウェルディングによる溶着層である請求項1又は2のカードケース。
  4. 前記第1シートに短手方向に切れ目がある請求項1ないし3のいずれかのカードケース。
  5. 長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有する、曲げ弾性率または引張弾性率が700MPaより大きい硬質熱可塑性樹脂の透光性の第1シートを準備する工程と、
    長尺状であって、表面をなす第1面と、裏面をなす第2面とを有し、前記第1シートと重ねられる、曲げ弾性率または引張弾性率が70MPaより小さい軟質熱可塑性樹脂の透光性の第2シートと、該第2シートの第2面に設ける粘着層と、該粘着層に接着する剥離層と、を有する複層シートを準備する工程と、
    前記第1シートの第2面と、前記第2シートの第1面とを溶着させることにより設けられる、長手方向に配置され、凹部を有するとともに、前記第1シートと第2シートの間に溶融ビード層を有する底部溶着部を形成する工程と、を備え、
    前記底部溶着部を形成する工程において、溶融ビードを偏平に圧潰することによって前記溶融ビード層を形成し、前記溶融ビード層の接着力と前記第1シートの弾性力により、前記第1シートが前記第2シートに当接し、
    前記第1シートと第2シートの上端面、左端面及び右端面がカードの差し込み開口となることを特徴とするカードケースの製造方法。
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