JP7303735B2 - ドレン中和器 - Google Patents
ドレン中和器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7303735B2 JP7303735B2 JP2019223777A JP2019223777A JP7303735B2 JP 7303735 B2 JP7303735 B2 JP 7303735B2 JP 2019223777 A JP2019223777 A JP 2019223777A JP 2019223777 A JP2019223777 A JP 2019223777A JP 7303735 B2 JP7303735 B2 JP 7303735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- full
- water
- electrode
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
このドレン中和器では、容器内に中和剤を備え、この中和剤の中をドレンが通過することで中和され安全に排水できる。(例えば、特許文献1参照)
この時、前記満水電極と前記金属製の留め具が接触し短絡してしまうと、誤作動を起こすなどの満水電極の作動が安定しない問題となる。
1は本実施形態の潜熱回収型熱源機としての潜熱回収型給湯機、2は石油等の燃料を燃焼させるバーナ、3はバーナ2に燃焼用の空気を供給する送風機、4はバーナ2の上方に備えられた燃焼室、5は燃焼室4内に収容された熱交換部である。
また、12はドレン受け11で回収されたドレンをドレン中和器13に導くドレン導入管である。
この満水電極18はドレン導入口17に近い第1満水電極19と、第1満水電極19よりも遠い第2満水電極20を、上面14aに略垂直に貫通して容器14内に延設することで、容器14内のドレンの水位を検知し、ドレンが所定の水位に到達したときに容器14から溢れること防止するために潜熱回収型給湯機1を停止する。
クイックファスナなどの金属製の留め具100は、ドレン導入口17とドレン導入管12との接続位置に上面14aの面に対して水平方向に差し込んで固定する。
具体的には、ドレン導入口17の上端にフランジ部を、ドレン導入管12の端部付近に鍔部をそれぞれ設けてあり、フランジ部の下側と鍔部の上側とを留め具100で押えて軸方向への抜けを防止する。
第1満水電極19は、ねじ頭部19bとねじ形状のねじ部19cを有する電極部19aと、リード線被覆部19eと金属製のリード線端子部19fを有するリード線部19dとを備え、ねじ部19cを上面14aの外側から内側へねじ込み固定する。
第2満水電極20についても第1満水電極19に準じた構成となる。
第1満水電極19を上面14aへ固定すると、金属部分であるリード線端子部19fの位置は、電極部19aを締めきった位置で決定される。
また、第1起立壁91の長さは、ねじ部19cの軸中心から、リード線被覆部19eとリード線端子部19fの境目までの長さの倍程度の長さを有している。
また、第2起立壁92の長さは、第1起立壁91の長さに準じた長さとしている。
このため、ドレン中和器13を交換する場合で、第1満水電極19および第2満水電極20を容器14に固定する際に、第1満水電極19のリード線端子部と第2満水電極20のリード線端子部との接触を防止でき、従ってこれらの接触による誤作動を防止することができ、メンテナンス性を向上させることができる。
このタイマ46が所定積算時間をカウントすることで、中和剤15が消耗して無くなる前に表示部44に中和剤15の交換または補充を促す表示を実施する。
リモコン41の運転スイッチ42がオン状態のときに、所定箇所に設けられた給湯栓(図示せず)が開栓され、流量センサ38が最低作動流量以上の流量を検出して燃焼要求が発生したと制御手段45が判断すると、送風機3および燃料ポンプ(図示せず)を駆動させバーナ2での燃焼を開始させるものである。
また、給水源から供給された水は、給水管33から供給され、給水管33から二次受熱管8に導かれ、二次受熱管8から一次受熱管6へと順に流通して、二次熱交換器9および一次熱交換器7にて燃焼ガスとの熱交換により加熱される。
そして、一次受熱管6から給湯管34へ導かれ、混合弁36の開度調整によって給湯設定温度に温調された湯が最終的に給湯栓から給湯される。
ドレンはドレン導入口17から容器14内に落下し、容器14内に備える中和剤15によって中和され、容器14の側壁23に有するドレン排出口31からドレン中和器13外に排出され、所定箇所の下水に排水される。
また、ドレン中和器13の中和剤15はドレンの通過量に応じて徐々にドレンと反応して減少する。中和剤15は給湯機1の使用状態によって数年から10数年かけて減少し、無くなる前に中和剤15を補給するかドレン中和器13自体を交換するものである。
しかし、ドレンには燃焼空気に含まれる不純物が混入するため、長年にわたり給湯機1が使用されることで、前記不純物の堆積等のゴミ29がドレン排出口31を塞いだときには、ドレンの水位が上昇する。ドレンの水位が上昇して満水電極18まで到達した後、制御手段45は第1満水電極19と第2満水電極20の間の抵抗値が所定値以下を検出すると給湯機1の運転を停止すると共に、表示部44にドレン中和器13の異常で満水が発生していることを表示する。
ドレン中和器13に充填される中和剤15の充填量は予め決められており、その充填量に対して中和可能な総ドレン量も中和剤(炭酸カルシウム)と水(ドレン)との化学反応式から容易に導出できる。
本実施形態では、タイマ46が所定積算時間(給湯機の運転積算時間)をカウントすることで、中和剤15が消耗して無くなる前に表示部44に中和剤15の交換または補充、あるいはドレン中和器13自体の交換といったドレン中和器13のメンテナンス時期が到来したと判断し、その旨を報知するものである。
13 ドレン中和器
14 容器
14a 上面
15 中和剤
17 ドレン導入口
19 第1満水電極
20 第2満水電極
23 側壁
31 ドレン排出口
50 中和室
91 第1起立壁
92 第2起立壁
100 留め具
Claims (2)
- ドレン導入管を固定するための金属製の留め具と、
前記留め具が固定可能であるドレン導入口と第1満水電極と第2満水電極を容器の上面に有し、ドレン排出口を前記容器の側壁に有したドレン中和器において、
前記ドレン導入口、前記第1満水電極、前記第2満水電極の順で、これらを一方向に並べて配置し、
前記第1満水電極と前記留め具は互いの金属部分が接触する距離にあり、
前記ドレン導入口の下方には中和室と、該中和室内に中和剤とを備え、
前記ドレン導入口と前記第1満水電極の間に前記容器の外方向に向けて起立する第1起立壁を設け、
前記容器の上面を基点にした前記第1起立壁の外方向への高さは、前記ドレン導入口と前記第1満水電極のいずれの高さより高くしたことを特徴とするドレン中和器。 - 前記第1満水電極と前記第2満水電極の間に前記容器の外方向に向けて起立する第2起立壁を備え、
前記容器の上面を基点にした前記第2起立壁の外方向への高さは、前記第1満水電極と前記第2満水電極のいずれの高さより高くしたことを特徴とする請求項1に記載のドレン中和器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223777A JP7303735B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | ドレン中和器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223777A JP7303735B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | ドレン中和器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021090922A JP2021090922A (ja) | 2021-06-17 |
JP7303735B2 true JP7303735B2 (ja) | 2023-07-05 |
Family
ID=76311505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019223777A Active JP7303735B2 (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | ドレン中和器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7303735B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175301A (ja) | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Noritz Corp | 凝縮水中和器およびこれを備えた給湯装置 |
JP2011046568A (ja) | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Toyota Motor Corp | 単結晶引上げ方法 |
JP2012005980A (ja) | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Takagi Ind Co Ltd | 中和器及び熱源装置 |
JP2012137249A (ja) | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Rinnai Corp | ドレン中和器 |
JP2013071114A (ja) | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Noritz Corp | 中和装置、並びに、燃焼装置 |
-
2019
- 2019-12-11 JP JP2019223777A patent/JP7303735B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175301A (ja) | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Noritz Corp | 凝縮水中和器およびこれを備えた給湯装置 |
JP2011046568A (ja) | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Toyota Motor Corp | 単結晶引上げ方法 |
JP2012005980A (ja) | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Takagi Ind Co Ltd | 中和器及び熱源装置 |
JP2012137249A (ja) | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Rinnai Corp | ドレン中和器 |
JP2013071114A (ja) | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Noritz Corp | 中和装置、並びに、燃焼装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021090922A (ja) | 2021-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011106761A (ja) | 中和装置及びこれを備えた潜熱回収型給湯器 | |
JP2009150576A (ja) | 中和器を備えた温水装置 | |
US10480822B2 (en) | Condensate neutralizer device | |
US11079138B2 (en) | Combustion apparatus | |
JP7303735B2 (ja) | ドレン中和器 | |
US10794792B2 (en) | Leak detection system | |
JP5367603B2 (ja) | 潜熱回収型給湯機 | |
JP5778597B2 (ja) | 中和装置およびこれを有する給湯装置 | |
JP2009074777A (ja) | ドレン中和槽を有した給湯装置 | |
JP5600616B2 (ja) | 潜熱回収型給湯機 | |
JP7191721B2 (ja) | ドレン中和器 | |
JP2010169293A (ja) | 潜熱回収型給湯機 | |
JP5758319B2 (ja) | 中和装置およびこれを有する給湯装置 | |
JP5778614B2 (ja) | 中和装置およびこれを有する給湯装置 | |
JP7280176B2 (ja) | ドレン中和器 | |
JP7160713B2 (ja) | ドレン中和器 | |
JP7169901B2 (ja) | ドレン中和器 | |
JP5598698B2 (ja) | 風呂装置 | |
JP2013150942A (ja) | 中和装置およびこれを有する給湯装置 | |
KR101071290B1 (ko) | 식기세척기용 가스부스터 | |
JP5819208B2 (ja) | 中和装置およびこれを有する給湯装置 | |
JP7389946B2 (ja) | 貯湯給湯装置 | |
JP2024007779A (ja) | 潜熱回収型燃焼装置 | |
US11137316B2 (en) | Leak detection system | |
JP2024009638A (ja) | 潜熱回収型燃焼装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230620 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230623 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7303735 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |