JP5819208B2 - 中和装置およびこれを有する給湯装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ドレンが左右方向に蛇行しながら流通する蛇行状の中和流路が形成された中和装置およびこの中和装置を有する給湯装置に関するものである。
従来の給湯装置では、燃焼ガスが熱交換器による熱交換で露点以下の温度になることにより生成されるドレンを中和する、図7に示すような中和装置101を有したものがあり、この中和装置101は、中和剤102を収容する容器103と、中和剤102が充填された中和部104と、中和部104上部に中和部104内にドレンを流入させるドレン流入口105と、中和部104下部に中和部104内から中和処理後のドレンを中和装置101外に排出させる排出口106と、中和部104内に設けられ、中和部104の内部を仕切って、ドレン流入口105から排出口106までの中和流路107を蛇行状に形成する仕切壁108とを備え、ドレンが中和流路107を左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流れるようにして中和処理されるものがあった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2010−169293号公報
ところで、従来の中和装置101の容器103をブロー成型によって成型した場合、仕切壁108はブロー成型時に形成され、成型された容器103から金型を抜くための抜き勾配を得るために、図8に示すように、仕切壁108は、仕切壁108の長手方向の中心軸上にある溝部に向かって下り勾配がつくものである。
そうすると、中和部104で中和処理が行われている時、仕切壁108上のドレンは、図9に示すように、仕切壁108の前記溝部付近に集まって流れてしまい、仕切壁108の単位長さ当たりのドレンと中和剤102との接触面積が少なく、ドレンを中和する能力を確保するためには、ドレンと中和剤102との接触面積を増やさなければならず、中和部104ひいては中和装置101の大型化を招いてしまうという問題を生じるものであった。
さらに、仕切壁108上では、仕切壁108の前記溝部付近の中和剤102だけがドレンと接触し、仕切壁108の短手方向(幅方向)の両端にある中和剤102はドレンと接触せず、仕切壁108上の一部でしかドレンと中和剤102が接触しないため、中和剤102の消耗が片寄ってしまって中和剤102を均一に減らすことができず、ドレンを中和する能力が低下するおそれがあるものであった。
この発明は上記課題を解決するために、特に請求項1ではその構成を、燃焼ガスが露点以下の温度となることにより生成されるドレンを、中和剤が充填された容器内を流通させることで中和するものであって、前記容器の内部は、前記容器内に設けられた複数の仕切壁によって複数の領域に仕切られ、前記仕切壁の先端側に隣り合う前記領域を連通する連通部を互い違いに形成して、前記ドレンが左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流通する蛇行状の中和流路が形成された中和装置において、前記領域のほぼ全域に粒体からなる中和剤が充填された前記容器をブロー成型によって成型し、該ブロー成型によって、前記仕切壁を形成すると共に前記仕切壁の先端または先端近傍に上方向に突出する上凸部を形成し、前記仕切壁は、略水平方向に伸設され、前記ドレンの進行方向と直交する短手方向の両側から前記ドレンの進行方向である長手方向の中心軸上に向かって下り勾配が付され、前記上凸部の上端は、前記仕切壁の前記下り勾配のうちで最も高い位置よりも高いところに位置するものとした。
また、請求項2では、燃焼部と、該燃焼部の燃焼により発生した燃焼ガスと熱交換する熱交換器と、該熱交換器での熱交換によって生成されたドレンを中和する中和装置とを有する給湯装置であって、前記中和装置として、請求項1記載の中和装置を用いるものとした。
この発明の請求項1によれば、容器の内部は、容器内に設けられた複数の仕切壁によって複数の領域に仕切られ、仕切壁の先端側に隣り合う領域を連通する連通部を互い違いに形成して、ドレンが左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流通する蛇行状の中和流路が形成された中和装置において、領域のほぼ全域に粒体からなる中和剤が充填された容器をブロー成型によって成型し、ブロー成型によって、仕切壁を形成すると共に仕切壁の先端または先端近傍に上方向に突出する上凸部を形成したことで、仕切壁上にドレンが貯溜する構造となり、新たに流入してくる強酸性のドレンが、仕切壁上の多少なりとも中和されたドレンと混ざりあって希釈され、ドレンの中和が促進されるものである。
さらに、仕切壁の先端または先端近傍に上凸部を形成したことで、仕切壁上にはドレンが少量貯溜する構造となり、仕切壁の単位長さ当たりのドレンと中和剤との接触面積が増えるので、ドレンを中和する能力が向上し、中和部ひいては中和装置をコンパクトにすることができるものである。
その上、仕切壁の先端に上凸部を形成し、仕切壁は、略水平方向に伸設され、ドレンの進行方向と直交する短手方向の両側からドレンの進行方向である長手方向の中心軸上に向かって下り勾配が付され、上凸部の上端は、仕切壁の下り勾配のうちで最も高い位置よりも高いところに位置するようにしたことで、仕切壁上にはドレンが少量貯溜する構造となり、仕切壁の短手方向の両側にある中和剤までドレンが接触し、仕切壁上の略全域でドレンと粒体からなる中和剤が接触するので、中和剤の消耗が片寄ることなく中和剤を均一に減らすことができ、ドレンを中和する能力が低下するおそれがないものである。
また、請求項2によれば、燃焼部と、該燃焼部の燃焼により発生した燃焼ガスと熱交換する熱交換器と、該熱交換器での熱交換によって生成されたドレンを中和する中和装置とを有する給湯装置であって、前記中和装置として、請求項1記載の中和装置を用いたことで、上述の効果を奏する中和装置を有した給湯装置を提供することができるものである。
この発明の一実施形態の中和装置を有する給湯装置を示す概略構成図。 同一実施形態の中和装置の分解斜視図。 同一実施形態の中和装置の横断面概略図。 同一実施形態の中和装置の中和部における縦断面概略図。 同一実施形態の中和装置におけるドレンの流れを説明する要部拡大図。 同一実施形態の中和装置におけるドレンの状態を説明する縦断面概略図。 従来の中和装置の横断面概略図。 従来の中和装置の縦断面概略図。 従来の中和装置におけるドレンの状態を説明する縦断面概略図。
次に、この発明の一実施形態の給湯装置を図1〜図4に基づき説明する。
1は本実施形態の潜熱回収型の気化式石油給湯装置、2は石油等の燃油を気化する気化器、3は気化器2に備えられ燃油を気化可能な温度まで加熱する気化ヒータ、4は気化器2の温度を検出する気化温度センサ、5は気化器2と連通し気化器2で気化された気化ガスと一次空気とを予混合する混合室、6は混合室5底部に設けられ混合室5を加熱する混合室ヒータ、7は混合室の温度を検出する混合室温度センサ、8は混合室と連通し混合室6で予混合された予混合ガスを燃焼させる燃焼部としてのバーナ、9は気化器2の背面でバーナ8上に突出された複数個の吸熱フィンで、燃焼熱を気化器2にフィードバックして、気化ヒータ3および混合室ヒータ6の通電量を極力抑えるものである。
10は気化器2に燃油を噴霧するノズル、11はノズル10に送油管12を介して燃油を圧送する電磁ポンプ、13は燃焼ファンで送風路14を介して気化器2の入口及びバーナ8とカバー枠15との間の空気室16とに連通し、吸込口17より吸引した燃焼空気を気化器2には予混合用の一次空気として供給し、空気室16には気化器2側方を通り混合室5の下方からバーナ3で燃焼される二次空気として供給するものである。
18は燃焼室19内に収容された熱交換器で、この熱交換器18は、バーナ8の燃焼により発生した燃焼ガスから顕熱を回収し一次受熱管20を流通する水を加熱するフィンチューブ式の一次熱交換器21と、一次熱交換器21を通過した後の燃焼ガスから潜熱を回収し二次受熱管22を流通する水を加熱する二次熱交換器23から構成され、バーナ8の上方に一次熱交換器21が配置され、一次熱交換器21の上方に二次熱交換器22が配置されているものであり、一次熱交換器21、二次熱交換器23の順に通過した燃焼ガスは排気口24より給湯装置1外に排気されるものである。
25は燃焼ガス中の水蒸気が二次熱交換器23の二次受熱管22を流通する水と熱交換して露点以下の温度となることにより生成されるドレンを回収するドレン受けで、ドレン受け25は、一次熱交換器21の上方且つ二次熱交換器23の下方に配置されているものであり、ここでは、二次熱交換器23を構成する耐食性を有する筐体(図示せず)の底板がドレン受け25となっているものである。また、26はドレン受け25で回収されたドレンを中和装置27に導くドレン配管である。
28は給水源から供給される水を熱交換器18に流通させる給水管、29は熱交換器18で加熱された湯を流通させ、所定箇所に設けられた給湯栓(図示せず)に湯を供給する給湯管、30は給水管28から分岐した給水バイパス管であり、一次受熱管20と二次受熱管22と給水管28と給湯管29と給水バイパス管30とで水が流通する給湯回路を構成するものである。
31は給湯管29と給水バイパス管30との接続部に設けられ、給湯管29からの湯と給水バイパス管30からの水とを混合し、その混合比を可変できる混合弁、32は給水管28に設けられ給水温度を検出する給水温度センサ、33は給水管28に設けられ流量を検出する流量センサ、34は給湯管29に設けられ熱交換器18で加熱された湯の温度を検出する熱交出口温度センサ、35は給湯管29に設けられ混合弁31で混合された湯の温度を検出する給湯温度センサである。
36は潜熱回収型気化式石油給湯装置1内に内蔵され、マイクロコンピュータを主体としてこの潜熱回収型気化式石油給湯装置1の各センサの信号を受け、気化器ヒータ3や混合室ヒータ6や燃焼ファン13等の各アクチュエータの駆動を制御する制御手段である。
37は前記制御手段36と通信可能に接続され、潜熱回収型気化式石油給湯装置1の遠隔操作を行うリモコンで、リモコン37は潜熱回収型気化式石油給湯装置1の運転のオンオフを指示する運転スイッチ38や、給湯温度を設定するための給湯温度設定スイッチなどからなる操作部39を備えているものである。
次に、前記中和装置27について、図2〜図4を用いて説明すると、40は箱形の容器で、合成樹脂製のブロー成型品であり、上壁部40a、底壁部40b、複数の側壁部40c〜40fを備えており、容器40内部は容器40の底壁部40bから容器40の上壁部40aに向かって垂直に伸設される起立壁41によって、起立壁41より上流側の水封部42と、起立壁41より下流側の中和部43との2つに大別され、水封部42側の上壁部40aにドレン配管26からのドレンを中和装置27内に導入する導入口44が設けられ、中和部43側の側壁部40d下部にドレンを中和装置27外に排出する排出口45が設けられているものである。
前記水封部42は、水封部42の天面の上壁部40aから水封部42の底面の底壁部40bに向かって垂下壁46が垂直に伸設され、この垂下壁46によって、水封部42が垂下壁46より上流側の第1水封室47と垂下壁46より下流側の第2水封室48とに仕切られるものであり、垂下壁46の下端側には第1水封室47と第2水封室48とを連通させる水封連通部49が形成されるものである。また、第1水封室47の最上流側は導入口44と連通しているものである。
50は水封部42側の底壁部40bに設けられ、凍結防止等のために水封部42に溜まったドレンを排水する水抜口、51は通常時に水抜口50を閉口しておくための水抜栓である。
52は起立壁41の上端側で水封部42と中和部43とを連通し水封部42からのドレンを中和部43上部から中和部43内に流入させるドレン流入口であり、このドレン流入口52は、水封部42の垂下壁46の下端よりも上側に位置しているものである。
前記中和部43は、ドレン流入口52から流入してきたドレンを中和するための炭酸カルシウム等の粒体からなる中和剤53が充填されており、中和部43の内部は、中和部43内の一側壁から他側壁側および他側壁から一側壁側に向かって略水平方向に設けられた複数の仕切壁54、55によって複数の領域s1〜s3に仕切られ、仕切壁54、55の先端側に、上下に隣り合う領域を連通する連通部56、57を互い違いに形成して、ドレンが左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流通するドレン流入口52から排出口45までの蛇行状の中和流路58を形成するものである。なお、中和部43内はほぼ全域にわたり中和剤53が充填されているものであるが、図3中では符号を強調するため一部省略している。
前記仕切壁54、55は、中和部43の一側壁としての起立壁41上部から中和部43の他側壁としての側壁部40d側に向かって略水平方向に伸設された第1仕切壁54と、第1仕切壁54よりも下方位置で中和部43の他側壁としての側壁部40d下部から中和部43の一側壁としての起立壁41側に向かって略水平方向に伸設された第2仕切壁55とからなり、また、前記領域s1〜s3は、第1仕切壁54と中和部43天面の上壁部40aとの間に形成され、ドレン流入口52と連通する第1中和領域s1と、第1仕切壁54と第2仕切壁55との間に形成され、第1仕切壁54の先端側の第1連通部56を介して第1中和領域s1と連通する第2中和領域s2と、第2仕切壁55と中和部43底面の底壁部40bとの間に形成され、第2仕切壁55の先端側の第2連通部57を介して第2中和領域s2と連通する第3中和領域s3とからなるものであり、第1中和領域s1および第2中和領域s2および第3中和領域s3は、その容積を比較すると、第1中和領域s1>第2中和領域s2>第3中和領域s3の関係性を有するものである。
また、前記第3中和領域s3の最下流側は排出口45と連通しているものであり、排出口45には、第3中和領域s3から中和剤53の流出を防止するための中和剤流出防止部材(図示せず)が設けられていてもよいものである。
さらに、前記第1仕切壁54の先端には、第1仕切壁54の上方向に突出する第1上凸部59が一体的に形成され、第1上凸部59があることによりドレンが第1仕切壁54上に少量溜められる構造となっているものである。また、前記第1仕切壁54の先端には、第1仕切壁54の下方向に突出する第1下凸部60が一体的に形成され、第1下凸部60があることによりドレンが第1仕切壁54の裏面へ回り込むのを防止する構造となっているものである。
上記の第1仕切壁54と同様に、前記第2仕切壁55の先端には、第2仕切壁55の上方向に突出する第2上凸部61が一体的に形成され、第2上凸部61があることによりドレンが第2仕切壁55上に少量溜められる構造となっているものである。また、前記第2仕切壁55の先端には、第2仕切壁55の下方向に突出する第2下凸部62が一体的に形成され、第2下凸部62があることによりドレンが第2仕切壁55の裏面へ回り込むのを防止する構造となっているものである。
ここで、第1仕切壁54、第2仕切壁55、第1上凸部59、第1下凸部60、第2上凸部61、第2下凸部62は、容器40のブロー成型時に形成されるものであり、ブロー成型された容器40から金型を抜くための抜き勾配を得るために、図4に示すように、第1仕切壁54は、第1仕切壁54の長手方向の中心軸上にある溝部に向かって下り勾配がつき、第1仕切壁54の裏面は、第1仕切壁54裏面の長手方向の中心軸上にある峰部に向かって上り勾配がつくものである。また、第1仕切壁54と同様に、第2仕切壁55は、第2仕切壁55の長手方向の中心軸上にある溝部に向かって下り勾配がつき、第2仕切壁55の裏面は、第2仕切壁55裏面の長手方向の中心軸上にある峰部に向かって上り勾配がつくものである。なお、図4中では符号を強調するため中和剤53を一部省略している。
また、第1上凸部59の上端は、図4に示すように、少なくとも第1仕切壁54の前記下り勾配のうち最も高い位置よりも高いところに、第1中和領域s1の幅方向を横断するように位置しており、第1仕切壁54の溝部と同軸上にある溝部に向かって下り勾配がついているものである。また、第2上凸部61の上端は、少なくとも第2仕切壁55の前記下り勾配のうち最も高い位置よりも高いところに、第2中和領域s2の幅方向を横断するように位置しているものであり、第2仕切壁55の溝部と同軸上にある溝部に向かって下り勾配がついているものである。
さらに、第1下凸部60の下端は、図4に示すように、第1仕切壁54の裏面の前記上り勾配のうち最も低い位置よりも低いところに、第2中和領域s2の幅方向を横断するように位置しており、第1仕切壁54の裏面の峰部と同軸上にある峰部に向かって上り勾配がついているものである。ここで、第1仕切壁54上のドレンは主として第1上凸部59の前記溝部付近を乗り越えて流下するので、ドレンのショートカットを防止するために、前記第1下凸部60は第1仕切壁54の先端において、少なくとも第1上凸部59の溝部に対応する第1仕切壁54の裏面の前記峰部の周辺に形成する必要があるものである。また、第2下凸部62の下端は、第2仕切壁55の裏面の前記上り勾配のうち最も低い位置よりも低いところに、第3中和領域s3の幅方向を横断するように位置しており、第2仕切壁55の裏面の峰部と同軸上にある峰部に向かって上り勾配がついているものである。ここで、第2仕切壁55上のドレンは主として第2上凸部61の前記溝部付近を乗り越えて流下するので、ドレンのショートカットを防止するために、前記第2下凸部62は第2仕切壁55の先端において、少なくとも第2上凸部61の溝部に対応する第1仕切壁54の裏面の前記峰部の周辺に形成する必要があるものである。
次に、63は中和部43の天面の上壁部40aに形成され中和剤53を投入するための中和剤投入口、64は中和部43に中和剤53が充填される前に第1中和領域s1のドレン流入口52の近傍に配設され、水封部42側への中和剤53の侵入を防止する耐食性を有する中和剤止め部材であり、ドレン流入口52から第1中和領域s1に流入したドレンは中和剤止め部材64の両脇を通過していくものである。
65は導入口44が設けられた上壁部40a以外の上壁部40a上に載置される蓋体で、蓋体65によって中和剤投入口63を塞ぐ構成としている。また、この蓋体65は金属製で導電性を有するものである。
66は第1水封室47に設けられ、水封部42内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する一対の電極からなる水位検知手段としての水封電極で、一対の水封電極66はほぼ同じ長さで第1水封室47の天面の上壁部40aから下方に向かって垂下し、その下端は垂下壁46の下端よりも上側に位置しており、水封電極66が液体の水位を検知した時は、水封連通部49が水封部42内に貯溜された液体によって封止された状態となっている時であり、水封電極66は中和装置27から燃焼ガスが漏洩しない状態、すなわち中和装置27が水封状態となったことを検知できるものである。
前記一対の水封電極66の上部側には、水封電極66に電圧を印加するための一対の配線(図示せず)が接続されており、一対の配線に電圧が印加されたときに一対の水封電極66の先端部分が水封部42内の液体に没していれば、水封電極66間が導通して電流が流れ、中和装置27が水封状態であることを検知し、一対の配線に電圧が印加されたときに一対の水封電極66の先端部分が水封部42内の液体に没していなければ、電流が流れず、中和装置27が水封状態でない異常状態であることを検知するものである。
67は第1水封室47に設けられ、第1水封室47内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する水位検知手段としての第1異常水位検知電極で、第1異常水位検知電極67の下端は水封電極66の下端よりも高く、第1水封室47の天面の上壁部40a付近に位置し、第1異常水位検知電極67は、中和装置27内でゴミなどによる詰まりが生じた時に、中和装置27内のドレン水位の上昇によって排出口45以外からドレンが溢れ出るのを防止するために、ドレンの異常水位を検知するものである。
68は第2水封室48に設けられ、第2水封室48内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する水位検知手段としての第2異常水位検知電極で、第2異常水位検知電極68の下端は起立壁41の上端よりも高く、第2水封室48の天面の上壁部40a付近に位置し、第2異常水位検知電極68は、中和装置27内でゴミなどによる詰まりが生じた時に、中和装置27内のドレン水位の上昇によって排出口45以外からドレンが溢れ出るのを防止するために、ドレンの異常水位を検知するものである。
69は中和部43の第1中和領域s1に設けられ、中和部43内のドレン等の液体の水位が所定水位まで上がってきた時にこれを検知する水位検知手段としての第3異常水位検知電極で、第3異常水位検知電極69の下端は起立壁41の上端よりも高く、中和部43の天面の上壁部40a付近に位置し、第3異常水位検知電極69は、中和装置27内でゴミなどによる詰まりが生じた時に、中和装置27内のドレン水位の上昇によって排出口45以外からドレンが溢れ出るのを防止するために、ドレンの異常水位を検知するものである。
前記第1異常水位検知電極67および前記第2異常水位検知電極68および前記第3異常水位検知電極69の各々は、耐食性を有するステンレス製のネジ部材で構成され、蓋体65および容器40の上壁部40aの所定箇所に形成された孔にねじ込んで取り付けることで、蓋体65を容器40の上壁部40a上に固定できるものである。
また、前記第1異常水位検知電極67および前記第2異常水位検知電極68および前記第3異常水位検知電極69の何れか1つの上部側には、電圧を印加するための配線(図示せず)が接続されており、ここで、第1異常水位検知電極67に前記配線が接続されているものとし、配線に電圧が印加されると、第1異常水位検知電極67のみならず、導電性を有する蓋体65を介して第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69にも電圧が印加される。ここでは、水封電極66の陰極をグラウンド電極としており、第1異常水位検知電極67および第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69の全てが陽極となる。そして、配線に電圧が印加されたときに、第1異常水位検知電極67および第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69の少なくとも何れか1つの電極の先端部分が液体に没していれば、電極間が導通して電流が流れ、中和装置27内の液体の水位が異常に上昇した状態であることを検知し、第1異常水位検知電極67および第2異常水位検知電極68および第3異常水位検知電極69の何れの電極も液体に没していなければ、電流が流れず、中和装置27内の液体の水位は正常の状態であることを検知するものである。
次に、この一実施形態の潜熱回収型気化式石油給湯装置1の動作について説明する。
前記リモコン37の運転スイッチ38がオンされると、前記制御手段36は、気化温度センサ4の検出する温度に基づき気化器ヒータ3を制御すると共に、混合室温度センサ7の検出する温度に基づき混合室ヒータ6を制御し、気化器2および混合室5の予熱を行い、気化器2が燃油を気化可能な温度、例えば気化器2の温度が220℃〜225℃に維持され、混合室5の温度が125℃〜130℃に維持されるスタンバイ状態となる。このスタンバイ状態では、燃焼要求が発生した場合には素早くバーナを着火でき、必要最低限の温度を維持することでスタンバイ時の消費電力を低減することができるものである。
前記スタンバイ状態において、給湯栓が開栓され、流量センサ33が最低作動流量以上の流量を検出して燃焼要求が発生したと前記制御手段36が判断すると、気化器ヒータ3および混合室ヒータ6を強制的にオンして着火性を良くし、電磁ポンプ11および燃焼ファン13を駆動させて、気化器2で気化された気化ガスと一次空気とを混合室5で予混合し、予混合ガスをバーナ8より噴出して燃焼を開始させるものである。
前記バーナの燃焼により発生した燃焼ガスは、一次熱交換器21を流通し、一次熱交換器21を通過した後、二次熱交換器23を流通し、二次熱交換器23を通過した後、排気口24から潜熱回収型気化式石油給湯装置1外へ排出されるものである。また、給水源から供給された水は、給水管28から二次受熱管22に導びかれ、二次受熱管22から一次受熱管20へ順に流通して、ここで燃焼ガスとの熱交換により加熱され、そして、一次受熱管20から給湯管29へ導かれ、混合弁31の開度調整によって給湯設定温度に温調された湯が最終的に給湯栓から給湯されるものである。
この時、二次熱交換器23において、二次受熱管22を流通する水と燃焼ガスとが熱交換され、燃焼ガス中の水蒸気が露点以下となることにより生成されたドレンは、ドレン受け25で回収され、ドレン配管26を介して導入口44から中和装置27内に流れ込むものである。
そして、前記導入口44から中和装置27内に流れ込んだドレンは、水封部42の第1水封室47から第2水封室48を通過して、水封部42と中和部43を連通する中和部43上部のドレン流入口52から中和剤53が充填された中和部43に流入し、左右方向に蛇行しながら上から下に向かう中和流路58を流通する過程で中和剤53により中和された後、排出口45から中和装置27外に排出され、所定箇所の下水に排水されるものである。なお、潜熱回収型気化式石油給湯装置1を屋内に設置する場合、燃焼ガスが屋内に排出されないように、潜熱回収型気化式石油給湯装置1の初めての運転を開始する前に、水封電極66が水封状態を検知するまで水封部42に給水し、中和装置27を予め水封状態にしておくものである。
次に、中和部43内のドレンの流れおよびドレンの状態を、図5および図6を用いて詳細に説明するが、図5中および図6中では、ドレンの流れ、ドレンの状態、符号を強調するため中和剤53を省略するものとする。前記起立壁41を乗り越えてドレン流入口52から中和部43の第1中和領域s1内に流入したドレンは、第1仕切壁54上に貯溜していき、第1中和領域s1の主に第1仕切壁54上で中和剤53と接して中和されるものであるが、ここで、第1仕切壁54の先端に第1上凸部59を設けたことで、第1仕切壁54上にはドレンが少量貯溜する構造となり、第1仕切壁54上には多少なりとも中和されたドレンが貯溜しており、ドレン流入口52から新たに第1仕切壁54上に流入してくる強酸性のドレンは、第1仕切壁54上に貯溜された多少なりとも中和されたドレンと混ざりあって希釈され、ドレンの中和が促進されるものである。
さらに、第1仕切壁54の先端に第1上凸部59を設けたことで、第1仕切壁54上にはドレンが少量貯溜する構造となり、第1仕切壁54の単位長さ当たりのドレンと中和剤53との接触面積が増えるので、ドレンを中和する能力が向上し、中和部43ひいては中和装置27をコンパクトにすることができるものである。
その上、第1仕切壁54の先端に第1上凸部59を設けたことで、第1仕切壁54上にはドレンが少量貯溜する構造となり、図6に示すように、第1中和領域s1の幅方向の両端、すなわち第1仕切壁54の短手方向の両端にある中和剤53までドレンが接触し、第1仕切壁54上の略全域でドレンと中和剤53が接触するので、中和剤53の消耗が片寄ることなく第1中和領域s1の中和剤53を均一に減らすことができ、ドレンを中和する能力が低下するおそれがないものである。
そして、第1仕切壁54の先端側の第1上凸部59の高さ以上にドレンが貯溜すると、ドレンは第1上凸部59を乗り越えて、第2仕切壁55上に流下するものであるが、ここで、第1仕切壁54の先端に第1下凸部60を設けたことで、図5に示すように、ドレンは図中の黒矢印のように流れるので、ドレンが第1仕切壁54の裏面へ回り込むのを防いで中和流路58でのドレンのショートカットを防止でき、中和処理時間が減少することなく十分な中和処理がなされるものである。
また、第1仕切壁54と同様に、第2仕切壁55の先端側にも第2上凸部61が設けられており、それにより、第2仕切壁55上にはドレンが少量貯溜する構造となり、第2仕切壁55上には多少なりとも中和されたドレンが貯溜しており、第1連通部56を新たに通過してくるドレンは、第2仕切壁55上に貯溜された多少なりとも中和されたドレンと混ざりあって希釈され、ドレンの中和が促進されるものであり、さらに、第2仕切壁55の単位長さ当たりのドレンと中和剤53との接触面積が増えるので、ドレンを中和する能力が向上し、中和部43ひいては中和装置27をコンパクトにすることができるものであり、その上、第2中和領域s2の幅方向の両端、すなわち第2仕切壁55の短手方向の両端にある中和剤53までドレンが接触し、第2仕切壁55上の略全域でドレンと中和剤53が接触するので、中和剤53の消耗が片寄ることなく第2中和領域s2の中和剤53を均一に減らすことができ、ドレンを中和する能力が低下するおそれがないものである。また、第2仕切壁55にも第2下凸部62が設けられており、それによりドレンが第2仕切壁55の裏面へ回り込むのを防いで中和流路58でのドレンのショートカットを防止でき、中和処理時間が減少することなく十分な中和処理がなされるものである。
なお、本発明は先に説明した一実施形態に限定されるものではなく、本実施形態では、第1仕切壁54の先端は、第1上凸部59および第1下凸部60が形成されているものであるが、第1仕切壁54の先端は第1下凸部60のみが形成されているものであってもよく、その構成のものであっても、ドレンが第1仕切壁54の裏面へ回り込むのを防いで中和流路58でのドレンのショートカットを防止でき、中和処理時間が減少することなく十分な中和処理がなされるものである。
また、本実施形態では、第2仕切壁55の先端は、第2上凸部61および第2下凸部62が形成されているものであるが、第2仕切壁55の先端は第2下凸部62のみが形成されたものであってもよく、その構成のものであっても、ドレンが第2仕切壁55の裏面へ回り込むのを防いで中和流路58でのドレンのショートカットを防止でき、中和処理時間が減少することなく十分な中和処理がなされるものである。
また、本実施形態では、第1上凸部59および第1下凸部60は第1仕切壁54の先端に形成されているが、第1上凸部59および第1下凸部60は第1仕切壁54の先端近傍に形成されていてもよいものであり、また、第1上凸部59は真上に突出したものだけでなく、斜め上方向に突出したものであってもよく、第1仕切壁54上にドレンを貯溜できる構造であればよく、また、第1下凸部60は真下に突出したものだけでなく、斜め下方向に突出したものであってもよく、第1仕切壁54の裏面にドレンが回り込むのを防げる構造であればよいものであり、さらに、第1上凸部59および第1下凸部60の形状は、丸みを帯びていても、角張っていてもどのような形状でもよいものである。
また、本実施形態では、第2上凸部61および第2下凸部62は第2仕切壁55の先端に形成されているが、第2上凸部61および第2下凸部62は第2仕切壁55の先端近傍に形成されていてもよいものであり、また、第2上凸部61は真上に突出したものだけでなく、斜め上方向に突出したものであってもよく、第2仕切壁55上にドレンを貯溜できる構造であればよく、また、第2下凸部62は真下に突出したものだけでなく、斜め下方向に突出したものであってもよく、第2仕切壁55の裏面にドレンが回り込むのを防げる構造であればよいものであり、さらに、第2上凸部61および第2下凸部62の形状は、丸みを帯びていても、角張っていてもどのような形状でもよいものである。
8 バーナ
18 熱交換器
27 中和装置
40 容器
43 中和部
53 中和剤
54 第1仕切壁
55 第2仕切壁
56 第1連通部
57 第2連通部
58 中和流路
59 第1上凸部
60 第1下凸部
61 第2上凸部
62 第2下凸部
s1 第1中和領域
s2 第2中和領域
s3 第3中和領域

Claims (2)

  1. 燃焼ガスが露点以下の温度となることにより生成されるドレンを、中和剤が充填された容器内を流通させることで中和するものであって、前記容器の内部は、前記容器内に設けられた複数の仕切壁によって複数の領域に仕切られ、前記仕切壁の先端側に隣り合う前記領域を連通する連通部を互い違いに形成して、前記ドレンが左右方向に蛇行しながら上から下に向かって流通する蛇行状の中和流路が形成された中和装置において、前記領域のほぼ全域に粒体からなる中和剤が充填された前記容器をブロー成型によって成型し、該ブロー成型によって、前記仕切壁を形成すると共に前記仕切壁の先端または先端近傍に上方向に突出する上凸部を形成し、前記仕切壁は、略水平方向に伸設され、前記ドレンの進行方向と直交する短手方向の両側から前記ドレンの進行方向である長手方向の中心軸上に向かって下り勾配が付され、前記上凸部の上端は、前記仕切壁の前記下り勾配のうちで最も高い位置よりも高いところに位置するようにしたことを特徴とする中和装置。
  2. 燃焼部と、該燃焼部の燃焼により発生した燃焼ガスと熱交換する熱交換器と、該熱交換器での熱交換によって生成されたドレンを中和する中和装置とを有する給湯装置であって、前記中和装置として、請求項1記載の中和装置を用いたことを特徴とする給湯装置。
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